でかいの日記帳

2013/1/20 Sunday

龍門飛甲

Filed under: - dekaino @ 1:25 このエントリをはてなブックマークに追加 蘊蕋欧里呂討Bookmark被リンク数

龍門飛甲を観ました。邦題は「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」。直訳+ストーリー粗筋って感じの邦題ですが、まぁ誤解を招くことはないタイトルです。

あのツイハーク(徐克)監督、ジェットリー(李連杰)主演の3D武侠映画です。私はツイハーク大好きなんですよね。香港映画を知らぬガンダムオタク向けに言説明するなら、Gガンダムの無茶なノリがツイハーク節なんですよ。勢いで駆け抜けてしまう感覚がよい。

時代は明末。横暴を重ねる宦官や皇帝の子を孕んだばかりに殺されそうになった下級女官、砂漠の砂の下の西夏の遺跡が60年に1度に姿を現すという伝説やら、いろいろごちゃまぜのアクションストーリーです。
アクションだけではなく人間ドラマも入れこまれた大作です。登場人物が多かったり、ソックリさんという設定の一人二役もあったりして、なかなか複雑な話ですがそこは勢いで流してしまう、香港時代のツイハークらしさが出た作品です。ハリウッド進出の頃とはまた違った味付けです。

今回の3Dにおいて、アクションもかなり変わってます。とくに砂嵐の中の空中戦は一見の価値ありです。

ただ、字幕は人物名や地名が北京音のカタカナ表記で漢字じゃないのが残念。カタカナだと文字数ばかり長くなって情報量がスカスカになってしまうんだな。ユーじゃなくて雨、ジャオじゃなくて趙って書いた方がいいよね。リンは凌、スーは素。
下手に吹替えされなかったのは正解だったかも。

2013/1/14 Monday

青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版

Filed under: - dekaino @ 10:03 このエントリをはてなブックマークに追加 腑薛絽(純激鴻) 雁のはてなBookmark被リンク数

青の祓魔師(エクソシスト)劇場版を観ました。ガンダムAGEとかやってたTBS日曜17時枠でやってたテレビアニメの劇場版だそうですが、原作の漫画もテレビシリーズも未見です。

舞台設定の説明はまったくないので、登場人物や敵味方の構造がわからないままですが、まぁまぁアクションシーンが派手に動くので楽しめました。敵は悪魔で、進撃の巨人の巨人が悪魔になったような話なのかなと思いました。人類最後の砦みたいな城塞都市? でも中国にも人類は生き残っているようだ。

また、主人公が双子の兄の方で、弟の方が優等生で上官というのは鋼の錬金術師の流れなんだろうか?
ふつま(祓魔?)をする職に就く職業訓練校に通ってるみたいらしい。
主人公にしっぽが生えてても誰も気にしないのは、ドラゴンボール的な亜人とか獣人とか三つ目人がいても普通な世界観なのだろうか? よくわからぬ。

劇場版っぽく本編にはないお祭りの話ようです。中国から来た人ってのがゲストキャラなのかな? よくわからないけど、記憶を操る悪魔というのが地味に怖いです。
お祭りシーンはお金かかってるなーって感じ。陰陽道とか道教ではなくて密教系の呪い体系のようですね。梵字や仏経典だらけ。でも主人公の回想の死んだ父はキリスト教の修道僧みたいな恰好だったな。いろいろチャンポンしてるらしい。神道系も交じってるし。

まぁ動けばいいやという気分でだいぶ楽しめました。

後日、マンガ喫茶で原作の1巻だけ読んだら、だいたいの構造はわかったけど、一般人には悪魔は見えない設定だったんで… えーそうなの? 2巻以降で状況が修正されたのかな?

2013/1/11 Friday

今週のゴラク

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 篁宴眼のはてなBookmark被リンク数

おそらく年末進行の頃に描かれたと思うネタ
漫画ゴラク 2013/1/11発売号
これが載った号は1/11発売なのだが、2日前の1/9に漫画サンデーの休刊が発表されていたのでした。シャレにならん。合掌

昔のゴラクは盆も正月も関係なしに律儀に毎週出してた気がするが、最近は印刷所の都合もあって年末進行ありなんだな。まさか正月早々逝ってしまうとは思ってなかっんだろう。

2013/1/4 Friday

フランケンウィニー

Filed under: - dekaino @ 14:58 このエントリをはてなブックマークに追加 潟宴潟c爾里呂討Bookmark被リンク数

フランケンウィニーを観ました。ティム=バートンの自作短編のセルフリメイクです。
まさにバートンの原点ともいえるストップモーション風CGアニメです。
3Dなのに白黒というアナクロさが突き抜けてて良い。白黒だから見難いということはなく、すっきり楽しめます。本当はどんな色なんだろうと想像で補って味わうのがよいでしょう。

フランケンさんちの隣がヴァンヘルシングさんって狙ったような住宅街のニューオランダが舞台です。住民はみんなオランダ系移民なのかな? ヘルシングはアムステルダム大学の教授だからオランダ系であってるけど、たしか本作主人公と同名のフランケンシュタインの怪物を作ったヴィクター=フランケンシュタインはスイス人だったよな…??
オランダ系に対する先入観のギャグなんだろうか? 日本人にはよくわかりません。

「科学は善にも悪にもなる。この国(USA)は科学を大切にしない。ただ科学の力を利用したいだけなのだ」理科の先生ジクルスキーのセリフが心に染みます。この先生がスラブ/ロシア系っぽいのも何らかの含みがあるんでしょうね。ハリウッド人の職人age、経営者/銀行家/政治家sageはある種の伝統ですね。

最初から最後まできっちり白黒。クライマックスでカラーになったりはしません。
単色だとコーデックによっては圧縮率がかなり良くなるんだろうか?

ティムバートン好きなら必見。そうでなくてもホラー度は低くファミリーで楽しめる作品です。

2013/1/2 Wednesday

ホビット 思いがけない冒険

Filed under: - dekaino @ 15:47 このエントリをはてなブックマークに追加  困里呂討Bookmark被リンク数

ホビット 思いがけない冒険を観ました。指輪物語の前のお話です。監督は指輪物語と同じピーター=ジャクソン。

今回も三部作で、本作はその1作目にあたるらしい。
有名なゴクリの指輪をビルボが入手するシーンも出てきます。
それにしてもドワーフばっかり出てきてまったく色気がありません。でてくる♀キャラはせいぜいガラドリエルくらいなもの。若い♀は皆無です。ここは指輪物語と比べてかなり厳しい。
そしてドワーフも数が多すぎて、誰が誰やらよくわからんです。
ドワーフの中で一番偉そうにしてるトーリンはゲルマン神話の主神トール由来の名前なんでしょうか?このトーリン、ドワーフにしては髪の毛ふさふさすぎ。エルロンド卿へのあてつけと思うくらいです。

トロールやオーク、ゴブリンなどのモンスターはとてもよく表現できています。もちろんゴクリも相変わらず。屋外セットも素晴らしい出来です。
とはいえ、1作目はよいとして、2作目以降も色気がないままだとかなり厳しいと思います。
原作に手を入れてちょっとは華やかにしてくるんでしょうか?

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