でかいの日記帳

2011/12/29 Thursday

風雲児まどか☆マギカ

Filed under: - dekaino @ 0:00 このエントリをはてなブックマークに追加 蘂峨障のはてなBookmark被リンク数

知る人ぞ知る巨匠みなもと太郎。こつこつと描き続ける風雲児たちは手塚の火の鳥にも匹敵するライフワーク作品と言われております。
現在はリード社の月刊誌コミック乱(過去の掲載誌の中では最も部数が多いのではないかな?)で幕末編を連載中であります。

みなもと太郎先生、もともと作画グループのメンバだけあってSF方面にも詳しいのだろうとは思ってましたが、いきなり某文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞受賞作品のネタがひょっこりと。

みなもと太郎 風雲児たち幕末編1
リイド社コミック乱2012年2月号より引用
もともと妙に顔が四角いキャラなので、意外とみなもと太郎のタッチと相性がいい気がする

みなもと太郎 風雲児たち幕末編2
リイド社コミック乱2012年2月号より引用

このキャラ(作者アバター?)もこの程度のダメージでは決して滅びぬ不死身キャラ。やっぱり新しいのが残骸を食べちゃうのかなぁ??
ちなみに武士風の人たちは桜田門外の変の実行犯達で、事前に襲撃の計画を練っている場面 …なんて説明は要らんですね。
何をやっても許される域に達すればこそ巨匠と呼ばれるのです。さすがです。

2011/12/28 Wednesday

リアル・スティール

Filed under: - dekaino @ 23:42 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪祉鴻c若のはてなBookmark被リンク数

リアル・スティールを観ました。
本作は予告編の出来が非常に良かったんだけど、本編は予告編そのまんまですね。何も隠してない。最近のジブリ作品の予告編と本編みたいな感じです。
生身の人間が戦うボクシングは廃れ(少なくともショウビジネスとしては成立しない)、ロボットがなぐり合うショウが人気を得ている時代、主人公親子がゴミ捨て場から掘り出した旧式ロボット(文字通りの掘り出し物)を駆使して勝ち抜いていくというストーリー。
これがロッキーなら特訓シーンがあるんでしょうけどロボットは特訓しません。せいぜい改良するくらいか?
どうやら大事なのはユーザーインターフェースらしい。つまり、操縦桿で操るνガンダムよりモーションコントロール式のGガンダムが強いんだぜってこと。機体の性能の差が絶対的戦力差ではないことを教えられました。

なんか家族愛をからめてダメな父親が父性愛に目覚めていくみたいな美談にまとめようとしてますが、子供は11歳だよ?! 釣りキチ三平でもおなじみの「学校はどうした」問題は完全無視みたいです。言い訳として夏休み中ってことにしたいんだろうけど、あの様子じゃ10月になっても絶対学校に行かないと断言できます。いいのかそれで?

あまり深く考えずロボット肉弾バトルを楽しむのがおすすめの作品

2011/12/24 Saturday

源氏物語 千年の謎

Filed under: - dekaino @ 17:27 このエントリをはてなブックマークに追加 羣羂茯 綛眼茗、里呂討Bookmark被リンク数

源氏物語 千年の謎を観ました。
原作は高山由紀子の小説。高山は小説家ではなく脚本家なので小説の映画化というよりはオリジナル脚本と言った方が正確か? もちろん本作の脚本にも高山がクレジットされています。

いきなり冒頭から紫式部が藤原道長にアオ姦されるシーンから始まってドン引き。さすが愛ルケの鶴橋康夫監督です。本作はR指定ないんだけど大丈夫なのか? もうとにかく平安時代の恋愛はレイプが基本なのかってくらい光源氏は鬼畜、その元ネタの道長も鬼畜ってことでしょうか?

多部未華子の葵上
どの登場人物も性愛にいじきたいない(六条御息所風に言えば、あさましき)中、葵上だけはまぁまともで不幸なだけなのか? 多部ちゃん(葵上役)可愛いのに光の君はなんで他の女に手を出すのかね? しかも同時進行で葵上とも子供作るようなこともしてるし。そりゃ田中麗奈(御息所役)も怨霊化するよね。

紫式部が御息所に自分の内面のドロドロとした負の意識を仮託してる表現があり、現実シーンでも中谷美紀(式部役)が怨霊化して安倍晴明と戦うのかと期待したんだけど、残念ながらそうはならないようです。田中と中谷の対比で、物語世界では美しい生霊も現実世界ではあさましい姿って表現できそうだったのに。

限られた映画の尺では源氏物語すべてをやるわけにもいかず、桐壺帝が崩御し藤壺が出家するあたりで幕となります。
衣装とかお金はすごくかけていて豪華絢爛な平安時代の京の街が表現されています。それをみるだけでも一見の価値あり。

2011/12/23 Friday

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX

Filed under: - dekaino @ 18:54 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ 若&若 MOVIE紊ф MEGA MAXのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAXを観ました。タイトル長いね!
MOVIE大戦はひとつ前のライダー編と現行ライダーが協力して黒幕的なライダー全体の敵と戦うというのが基本ライン。しかし本作ではさらにスケールアップして、タイトルにあるオーズ(ひとつ前)とフォーゼ(現行)だけでなく、昭和の伝説ライダー7人や2つ前の仮面ライダーWまで登場するサービス満点の豪勢な作りになっています。

基本的な脚本はフォーゼのメインライターの中島かずき。中島らしいベタベタな設定のもとキャラ魅力で話を進める舞台演劇らしいストーリーとなっています。いまどき空から謎の美少女が降ってくるなんてベタすぎてすかすがしいくらいです。21世紀に入ってもう干支一回りしようとしているのにスゴいぜ!
ただしオーズ編についてはオーズや電王のメインライターだった小林靖子が書いており、オーズテレビシリーズの後日談として電王テイストで未来からライダーが来るというお話になってます。これはこれで正統なオーズ外伝になっていて面白い。アラサー独身女でオヤッサンポジション担当の知世子さん(甲斐まり恵)も相変わらず。誰得な謎キャラ知世子さんが正統ヒロイン比奈ちゃん(高田里穂)とともに乙姫コスプレしたりして、本当に誰得! 目じりのカラスの足跡が光ってます。

仮面ライダーダブルは主人公ふたりだけが参戦。探偵長の亜樹子(山本ひかる)が出てこないのは残念。

タブルは二人がかりだし、オーズはオーズ以外にバース型が2人も出てくるのに、フォーゼは一人だけで奮戦。まぁまだ現行シリーズ半ばで2人目のライダーが出てきてないからしょうがないのですが、やはりそこは現行の強みで一番おいしいところはフォーゼが持っていきます。
最後の最後に謎の新ライダーの影と言うのもライダー映画のお約束。

アクションもキレがよく、とても楽しめるライダー映画です。

2011/12/18 Sunday

24 完了

Filed under: - dekaino @ 10:54 このエントリをはてなブックマークに追加 24 絎篋のはてなBookmark被リンク数

CSのFOXチャンネルで放送されていた24(twenty-four)最終シーズンのシーズン8を最後まで観ました。
シーズンが進むたびにどんどんと汚れていくジャック=バウアー。とうとうシーズン8初頭ではCTU捜査員ではないどころか、国外逃亡して家族にまで偽名を使ってメキシコに潜伏している始末。
それがますます汚れていく。ジャックに残された正義は家族愛とアメリカ国家に対する忠誠のみ。もう何が正義なのか? なまじ人気シリーズだけにずるずると続いてどんどんドツボにはまってしまった気がします。

Season8の最終回を観た感想は、とりあえずご苦労様 と言いたい。スタッフにも役者にも。24に出演して一番得したのはクロエ=オブライエン役のMary Lynn Rajskubだろうなぁ。実は北米ではお笑い女芸人としても有名な彼女。シリアスな役どころにも才能を見せて一気にブレイクしました。

テレビシリーズはこれで終わりですが、劇場版の企画があるようなんで、期待して待ってましょう。

バッテリー上がる

Filed under: - dekaino @ 2:06 このエントリをはてなブックマークに追加 寂のはてなBookmark被リンク数

土曜の朝にクルマで出かけようと思ったら、ドアが開かない。リモコンでなく鍵でドアを開けるも、エンジンかからない。
どうやら室内灯をつけっぱなしでバッテリが上がってしまったらしい。
しょうがないのでJAFを呼んだら、すぐエンジンをかけてくれた。そのままメーカーの工場に持ち込んでバッテリを交換した。

無用な出費だったが、少しは景気回復に貢献したのかな?

トワノクオン 第6章 永久(とわ)の久遠(くおん)

Filed under: - dekaino @ 1:15 このエントリをはてなブックマークに追加  膃6腴 羂娯()箙()のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第6章 永久(とわ)の久遠(くおん)を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の最終章です。→第1章 第2章 第3章 第4章 第5章

最終回らしくド派手なアクションシーンの連続です。
広げに広げた風呂敷も何とかたためたと言えるのか? 主要キャラクターそれぞれがそれぞれの決着をつけ、それなりの大団円を迎えたようです。
ただ、第1章のヒロインのキリは思わせぶりのまま最後までたいした活躍することもなく出番なし。時間が足りなかったのか伏線を回収することはできなかったようです。結局、彼女は主要キャラではなかったということかも知れません。

確かによく動くし脚本も出来がいいのですが、終盤になるにつれ明るい感じの(悪く言えば甘ったるい)飯田馬之介テイストは薄れてしまったような印象です。まぁしょうがないのでしょうけど。タイドライン・ブルーみたいな感じでTVシリーズ展開ができればよかったのに残念です。

スペシャルドラマCD(非売品)
6章すべてのチケット半券を揃えるともらえるオマケのCDは、いわゆるドラマCDでした。30分弱の外伝エピソード。

2011/12/17 Saturday

TINTINの冒険/ユニコーン号の秘密

Filed under: - dekaino @ 17:26 このエントリをはてなブックマークに追加 TINTIN/潟若喝垩腱絲のはてなBookmark被リンク数

TINTINの冒険/ユニコーン号の秘密を観ました。それも字幕版。もうティンティンティンティン言いまくりで男子大喜びです。
なぜか吹替版や字幕ではタンタンって表記されますが、TINTINはふつーティンティン以外に読めないよねえ
タンタンは強引にもTINTINをフランス語読みした発音、そのせいでCapt.Haddockもハドックじゃなくてアドク船長と巻き添えでフランス語読みにされてます。
ベルギーの人気漫画をスピルバーグがモーションキャプチャーの3D CGを駆使して映画化した本作は、いかにもな20世紀初頭の冒険物語です。インディージョーンズ シリーズに時代も世界各地を股にかけた冒険活劇というジャンルもかぶります。

しかし、本作は超常現象とかオカルトとか近未来技術とかは出てこない、王道の冒険活劇なのです。怪力乱神を語らずを地で行くクラシックな冒険は決して退屈ではなく、むしろ最近の超能力バトルになりがちなCG演出過剰な作品よりずっとリアリティな冒険を感じられる活劇作品となっています。

ストーリー展開の鍵はティンティンの愛犬スノーウィ。ヤツの演技は本物の犬では手間がかかって大変そう。CGアニメだからこその演出が素晴らしいです。霊能犬ゼロなみの活躍をするスノーウィだけは超常現象的かも?
ハドック船長も21世紀的倫理観だとかなりダメ人間ですが100年前なら普通の荒くれ男の範囲内だったんでしょう。ラム酒漬けだった海賊達から現代のハイテク船を操るスマートな船員の間を結ぶミッシングリンクみたいな海の男です。

いくらでも続編が作れそうなオチがつきこの後の展開が期待できます。というか現に原作にはたくさん続編があるのだが…

小学生男子を連れて行くならぜひ字幕版へ。ティンティン連呼に大興奮することでしょう。それを除いてもワクワクすること間違いなしの良質な冒険活劇映画です。

ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊

Filed under: - dekaino @ 17:15 このエントリをはてなブックマークに追加 若c若2 荼潟潟鴻ャ守のはてなBookmark被リンク数

ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊を観ました。
前作ハッピーフィートの主役とヒロインとの間にできた息子ペンギン マンブルが今回の主役です。

本作も前作同様ミュージカル風の演出です。皇帝ペンギン、アデリーペンギンだけでなく、ゾウアザラシその他の種族を超えた愛と友情の物語、そして少し地球温暖化ネタも出てきているような出てないような…

日本語吹替え版もがんばってミュージカルしてますが、できれば原語版の方がおすすめかも。

2011/12/10 Saturday

地球防衛ガールズ P9

Filed under: - dekaino @ 17:41 このエントリをはてなブックマークに追加 亥画若 P9のはてなBookmark被リンク数

地球防衛ガールズ P9を観ました。→公式サイト
もう東京の公開は終わってしまいました。今日から大阪、新年からは名古屋だそうです。

地球防衛少女イコちゃんの正統な後継作品(と言えるのか?) あの河崎実監督の久しぶりの劇場公開作品です。
なんと本作は9人もの少女がでてきて、地球防衛少女シリーズ歴代最多人数です。
地球防衛ガールズ P9
劇場版の割に渋く地味なストーリー、まるでウルトラマンの予算が尽きた頃の回のような知恵と工夫で低予算をカバーしてるのが目に浮かぶような作風。だからといってつまらないわけではなく、人間の内的宇宙を舞台に戦うという設定(なのか??)
うちわ受けが多く、芯から河崎実ファンも大満足でしょう。ライトな昭和特撮ファンも十分楽しめると思います。21世紀のライダーしか知らない人もAKBオタだったら全然OKです。子役マニアにもたまらないキャストでしょう。B級お笑い芸人フェチにも大サービスであります。

決して一般人にはすすめられない、といってコアなサブカルと言うほどでもない、河崎実作品が好きな方にだけおすすめ。
今回は日光江戸村とタイアップしてなかったのは残念です。

2011/12/3 Saturday

マネーボール

Filed under: - dekaino @ 16:01 このエントリをはてなブックマークに追加 若若のはてなBookmark被リンク数

映画マネーボールを観ました。
私はメジャーリーグも日本のプロ野球も興味ないんですが、とりあえず観ました。
正直日本でオークランド・アスレチックスのファンってかなり稀有だと思われ、主演がブラピ以外に売りがなさそうな映画ですが、結構客が入ってました。
貧乏プロ球団のGM(General Manager)が金がないなりに頑張って優勝を目指す実話に基づいたストーリーです。日本の某金持ち球団のGMはオーナーに逆らったら大騒ぎになって解任されてしまいますが、メジャーリーグのGMは自分の権限内のことについてはオーナーの意見すらはねつけます。
アメリカ映画らしく、GMの仕事以外に私生活の特に家族関係の話も絡めており、それなりに美談っぽくまとめられてます。

ちょっと盛り上がりに欠けてハリウッドらしくない感じの淡々と哀愁ただよう作品です。ブラピ目当ての女子がみて面白いかどうかちょっと疑問。

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