でかいの日記帳

2011/7/31 Sunday

カーズ2

Filed under: - dekaino @ 15:43 このエントリをはてなブックマークに追加 若2のはてなBookmark被リンク数

カーズ2を観ました。
PIXARのカーズの続編です。正確にはボルトの前座にやったショートムービーメーターの東京レースの発展系かな?
主役はレーサー車のスピード=マックィーンではなくてレッカー車のメーターです。原語クレジットではもちろんメーターが筆頭にでてきます。
なぜか日本語版製作のクレジットはマックィーンが1番でメーターが2番… 謎です。

いわゆるDVD売りがメインの中編作品を箔付けのための劇場公開したというディズニーの販売戦略でよくあるシリーズ2番手のものではなく、正真正銘の大作長編です。舞台も日本の東京、イタリアのポルト・コルサ、英国のロンドンと盛りだくさん。某英国諜報組織MI6の某有名スパイみたいなクルマも登場します。
(関係ないけど、某スパイ映画は制作会社がつぶれかけててなかなか続編でないんですよね。せっかくボンド俳優になれたダニエル=クレイグもたった2作だけでかわいそう。)

いろいろな有名な人物がクルマで表現されているのがまた面白い。女王陛下とかいかにもな英国製高級車! しかし隣にいる孫、こないだ結婚してなかった? キャサリン妃はどこよ!? 作り込むの間に合わなかったのかなぁ? できれば情報局の女性上司のMをクルマで表現してほしかった。

CG技術もすごいです。東京やポルト・コルサでは従来の3Dアニメ背景ですが、クライマックスの舞台のロンドンはなんと背景が実写。それも静止画じゃなくて動画の実写ですよ。遠くでクルマとかバスとか普通に動いている動画を背景につかってます。結構時間かけてロケしたんだろうか?
それともハリー=ポッターシリーズの特撮のために撮り貯めたデータをILMからわけてもらったのか? いま仮想空間用データの量ではロンドンが一番豊富な都市かもしれません。

前作はアメリカのカントリー文化がメインだったのに対し、本作はアメリカ国外の非アメリカ文化が主題となっていて、これはこれで面白いです。
日本語版のセリフも前作のような苦しいダジャレの珍訳はなく、普通の洋画吹替えレベルになってます。つまり、ジミヘンとか知らないお子様でも楽しめます。でも今のお子様は007を知らないか? うーむ困りましたね。

ボリュームたっぷりのPIXAR大作作品。

2011/7/29 Friday

小川の辺

Filed under: - dekaino @ 13:00 このエントリをはてなブックマークに追加 絨鎴莨困里呂討Bookmark被リンク数

小川の辺を観ました。藤沢周平の短編が原作の時代劇映画です。
原作が短編なだけにあっさりしたストーリー。筋よりも道中の自然の描写がメインの映画?
出羽か奥羽にある設定の架空の海坂藩から関東の行徳宿までゆっくりと歩いて旅する武士二人連れを淡々と描きます。

最後の方でやっと脱藩した夫婦が潜伏する小屋を見つけるが、そこが小川の辺(ほとり)にあるという…タイトルのつけ方も単純。
しかし、小川の辺と言ってもあまりにも川に近すぎ。あれじゃ雨が降ったら小屋ごと流される。いくらなんでも石ころがゴロゴロしてる河原に小屋は建てないだろうと。もうちょっと考えてセット作ればいいのに。
あと菊池凜子がゴツいですね。武家の娘で剣をたしなむ設定だからゴツいのが正確な描写なのかもしれないが、一応作品のヒロインなんだからもうちょっと何とかならないのかなと。

娯楽作としてはサービス精神が欠けています。そこまでして表現したかったものは何かと考えたらウーンと唸るしかない作品。

2011/7/24 Sunday

I AM NUMBER FOUR

Filed under: - dekaino @ 11:13 このエントリをはてなブックマークに追加 I AM NUMBER FOURのはてなBookmark被リンク数

I AM NUMBER FOURを観ました。邦題は片仮名にしただけのアイ・アム・ナンバー4。
私はフォウといっても、フォウ=ムラサメの話ではありません。いやでも性別が男って以外は結構同じ話かも? 強化人間か異星人かの違いだけ。

マイケル=ベイがプロデュースだそうですが、確かにそんな感じのおバカな作品です。
派手な特撮は使ってますが、ストーリーは昔からある陳腐な話で、特にびっくりさせられることもなし。この薄さはテレビドラマシリーズのパイロットフイルムみたいな感じ。
決着のつけ方のあたりからして、明らかにテレビドラマへのスピンオフを狙っています。ただこれはSciFiドラマとしてもあまり面白くしようがないんじゃないかなぁ。ヒネリが全然足りません。

ただ劇場作品としてきっちり予算かけた特撮だけは見ておく価値あり。クラシックな古臭い超能力バトルに最新のSFXを使うとこうなるよって教材的な意味が強い作品です。

コクリコ坂から

Filed under: - dekaino @ 10:26 このエントリをはてなブックマークに追加 潟喝のはてなBookmark被リンク数

コクリコ坂からを観ました。言わずと知れたジブリ最新作、宮崎吾郎第二回監督作品ですよ。
コクリコ坂から イメージボード (宮崎駿画)
脚本は借りぐらしのアリエッティと同じく、宮崎駿と丹羽圭子の共著。共著と言っても宮崎駿はアイデアや構想を出すだけで、テキストのほとんどは丹羽圭子が書いているのでしょう。

で作品なんですけど、商業的にみて、アリエッティよりずっといい作品に仕上がってます。普通に面白いしわかりやすいし、でもネタにして語るぐらいには劇中で説明されてない裏設定があるし、プログラムピクチャーとしての出来はかなりいいですよ。しかもこれ尺がたったの95分。カルチェラタンの取り壊しの話と、風間の出生の秘密という2つの話を混ぜて同時進行するアメリカドラマでは定石の手法で意外とボリュームがある話を詰め込んであるのに、たった95分とは宮崎吾郎はプログラムピクチャーの監督としては間違いなくそれなりの才能がありますね。作家方向ではなくてマネージャ方向の監督の才能。

ただ宮崎監督の意図を推測すると、これ本当は高畑勲に監督させるつもりの企画だったんじゃないかと私は邪推します。この手の淡々とした群像劇を作らせたら高畑勲は本当に巧いですからね。しかも短く安く作るのも得意。そういう意味で宮崎吾郎は父の駿ではなく高畑勲の方向を目指してたんじゃないかと思います。ただ、その視点で本作を見直すと巨匠高畑勲と比較するのも酷なんですが、いろいろアラも見えてくるんですよ。
まず高畑なら動物をもっと効果的につかったろうなということ。コクリコ荘の住民のだれかがペットを飼っててもいいし、カルチェラタンに誰が飼ってるかははっきりしないマスコットみたいな動物がいてもいい。だいたい港と船乗りの話なのにカモメもウミネコも飛んでない海ばかりって、演出以前に作画的にもジブリらしくないです。このあたりはどうにも高畑勲の足元にも及んでいない。動物のほかに幼児とか小学生も出てこないし、観客層設定を考えればそれもありなんでしょうけど、夏休み映画ならもうちょっと子供が見て感情移入できる何かがほしいところです。

宮崎駿の影響なんですけど、設定の黒い部分にいろいろでてますね。時代設定を原作よりずっと古い東京オリンピック前年にしたあたり。その頃の高校生って要は終戦直後に生まれた世代。主人公の親ははっきり言われてないけどばりばり海軍さん。海の父は軍医にならずに海軍士官になったから勘当されたわけですね。そして朝鮮戦争にも掃海や物資輸送で戦争に参加して戦死したんだけど、当時日本は戦争に参加してない建前だから、国からは何の補償もなくて残された妻子は苦労したと。もし戦死しなかったら海上保安官か海上自衛官になったのだろうか?

ツッコミどころは多いけど今年の夏休み映画の中では上の方だと思います。

2011/7/18 Monday

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

Filed under: - dekaino @ 8:52 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若罩祉腱絎 PART2のはてなBookmark被リンク数

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2を観ました。PART1の続編、長かったハリーポッターサーガの完結編です。
PART1はいきなり3D版がキャンセルされたり尻切れトンボでPART2が製作されることになったりさんざんでした。完結編の本作はがんばって作ってあります。
3Dだし、学園シーンもたくさんあるし、クリーチャーのCGもたくさんでてきます。まさに完結編にふさわしい豪華さ。
ストーリーは原作本とは違った流れになったようです。原作者J=K=ローリングも最初のうちは改変を認めないみたいなこと言ってたようですが、結局一般うけする決着に改変することに同意したようです。恐るべきは金の魔力。金はトルネコの杖よりも強いようです。

さんざん言ってた、トルネコの杖とか透明マントとか秘法を集めると世界を支配できるって設定は結局深く説明されることなく流されました。
ダンブルドア校長は前作で死んでしまったけど、吹替え版では永井一郎の声がたっぷり楽しめます。

2011/7/16 Saturday

アンダルシア 女神の報復

Filed under: - dekaino @ 14:44 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟激 絅括怨奨のはてなBookmark被リンク数

アンダルシア 女神の報復を観ました。アマルフィ 女神の報酬の続編です。
実はあまり観に行くモチベーションがなかったのですが、公開してしばらくたってからクチコミで意外と悪くないとの評がたってたもので、ものは試しと観に行きました。
前作アマルフィはフジテレビ映画にしてはよく出来ているレベルなのに対し、本作アンダルシアはフジテレビ映画なのによく出来ているレベルで、以外にも以外で確かに面白いんですよ。
前作できっちり反省会やって悪いところをすべてピックアップして、律儀にそのすべてについてちゃんと直してきたみたいな作品です。脚本(クレジット名なし あまりにひどいので表記を拒否)ダメ、ヒロイン(天海祐希)ダメ、脇の戸田はよかったねって反省点に対し、練った脚本、ヒロインは黒木メイサ、戸田は続けて起用と完璧な対応。
無意味に派手なアクションをやらずに渋く抑えた演出がこれまたいい感じ、コーヒー飲めない黒田、そしてバルセロナのタクシーの運ちゃんの不運とかシリアルなのにこつこつ繰り返すギャグが冴えています。

ただまた季節がずれてますね。なんで冬の話を夏に公開するのかまったく理解できません。資金回収を冬まで待てない事情があるんですかね。製作会社の資金繰りが苦しいに違いない。

騙されたと思ってみると意外な拾い物的映画です。

2011/7/13 Wednesday

マイティ・ソー

Filed under: - dekaino @ 21:18 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃc祉純爾里呂討Bookmark被リンク数

マイティ・ソーを観ました。ゲルマン神話のトール神がヒーローのアメコミの映画化です。
各方面で言われてますが、なんでソーなの? せめてトールってすればいいのに。日本語の響きとしてソーは強く聞こえないしヒーローっぽくないよね。
字幕をみる限り、英語訛りに執着しているわけではなく他の固有名詞はエッダ詩の発音に沿った表記。ただTHOR本人だけがトールではなくソーとかたくなに表記されます。
権利関係に厳格なマーベル作品のことだから、これは日本国内でトールって商標をとれなかったから、マイティ・ソーをごり押ししているんではないだろうか? そんな問題でソーって呼ばれちゃうトール神かわいそう。マイティ・ソーより、鉄槌トールとか雷神トールの方が絶対いいよね。

作品としては、いかにもアメコミなマッチョヒーロー。しかもなぜかニューメキシコ州の砂漠に落ちてくるところがアメコミ風。
ゲルマン神話ってアメリカではある程度はメジャーなんでしょうか? 劇中で木曜日ThursdayはThorの日が語源って出てましたが、水曜日WednesdayはThorの怖いお父ちゃんOdinの日って意味だよ。
本作はあくまでも自分たちの家族内のケンカで地球に迷惑かけるだけの話で、全然地球の危機をすくようなヒーローらしい行動はしません。結局アベンジャーな取り込まれてしまうみたいなんで、小粒な神様ではあります。雷を使いこなすからか、一応ローマ神話の主神ユピテルやギリシャ神話の主神デウスと同一視されているのね。

マッチョ好きな人にお勧め。あんまり頭を使わずに楽しめるアクション映画です。

2011/7/10 Sunday

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

Filed under: - dekaino @ 15:59 このエントリをはてなブックマークに追加 若茵絽 筝()のはてなBookmark被リンク数

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星を観ました。外伝ストーリーなので主役はエルリック兄弟というよりはゲストキャラのアシュレイとジュリアの兄妹の方でしょう。
ストーリーはよくできています。シナリオや設定もよく文芸面ではハリウッド作品と言ってもいいくらいの高品質な出来。
その反面、演出して映像化する部分が劇場版とは思えないほど不出来なのが残念。確かにアクションシーンはばんばん動きまくって派手で手間がかかっていますが、演出ってそれだけじゃないでしょうと。ストーリーボード、シナリオにある深さの映像化に失敗しています。
たとえば、主な舞台となるミロスの民が住む谷底の集落。二つの大国に挟まれた不遇の民族が谷底に追いやられて貧民街をつくっており、上からは廃棄物などが捨てられるばかりか、崖にとりついて登ろうとすると問答無用で撃たれるという、ハガレン世界観にあったシビアな設定。このシビアさが全然映像化できてないです。冒頭でエドがハエの大群に襲われるとかセリフで「臭いとか」言うだけで、不衛生さとか貧しさがまったく映像に出ていない。
服装が小奇麗だし贅沢じゃないけど自然志向のむしろ結構いい生活してるようにしか見えない。
どことなくジブリっぽい演出が入っているのが鼻につきますが、ジブリ作品なら宮崎監督はマンガ的にツギアテの入ったボロ服着せて貧しさを表現するだろうし、高畑監督ならもっと写実的にエゲつなく貧しさを表現しますよ。あれだけハエだらけって設定なんだから生活空間にハエ取り紙をぶら下げておくとか、食事シーンでハエ除けの網のカバーを出すとか、簡単な演出でいいのに。セリフで説明するにしても火葬シーンで「土葬にしたらハエが大発生するからやむなく火葬にするしかない」って言わせるとか、もうちょっと効果的な演出があるでしょうに。製作スタッフは不潔な環境や貧困生活を実体験したことがない人ばかりなんだろうか?

どうも文芸にばかり力を注いで、作画演出の準備時間がまったく足りてない印象が強いが、とはいえ、アクションだけ楽しみたいならまぁ悪くはないクオリティではあります。

2011/7/9 Saturday

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

Filed under: - dekaino @ 1:31 このエントリをはてなブックマークに追加 眼若ゃ吾c 眼祉ゃ吾c 鴻若惹199若弱ぇ羆堺Δ里呂討Bookmark被リンク数

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦を観ました。
もっと早い時期に公開予定だったのに震災の影響で遅くなってしまったのがちょっと残念。
歴代スーパーヒーローとそれ以外のマニアックなキャラ達が全員集合して闘うオールスター的な作品です。
もともとTVシリーズのゴーカイジャーがオールスター的コンセプトなんですけど、映画なのでさらにお祭りムード満開。

ただし前作のゴセイジャーも出てくるいつもの春の「前作vs新作」Vシネマと同じノリです。
しかもゴセイジャーは金色がついた最終形態なのに対し、ゴーカイジャーはまだ初期スタイルなのに加えて6人目がまだ顔出しだけ!(春公開予定だったしね)
明らかにゴセイジャーにパワー負けしてます。

夏の海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船では本気を出してくれると期待します。バトルフィーバーJも出てくれるとうれしいな

SUPER8

Filed under: - dekaino @ 1:09 このエントリをはてなブックマークに追加 SUPER8のはてなBookmark被リンク数

SUPER8を観ました。スピルバーグとJJエイブラムスの夢のタッグです。

とにかく子役がみんな巧い。アメリカの俳優層は本当に厚いです。過去のスピルバーグ監督作品のオマージュ的表現がたくさんあって昔の映画ファンにとっても楽しい作品です。

怪獣も売りの一つですがそれだけじゃない子供たちの冒険ドラマが素晴らしい。
特に脇キャラがみな光ってていい。特にチャールズ(太った監督役の子)は明らかに若かりし頃のJJですね。島本和彦が炎尾燃は自分とは別人格だといくら言っても同人格とみなされるように、本人が難と言おうとチャールズは少年時代のJJです。粉かけた女をイケメンスタッフにかっさらわれる哀しさがリアルです。

あと子供たちがみんな行儀がいいですね。大人に対してみんな Sirづけで対応する。80年代のアメリカの田舎町ってみんなこうだったのだろうか? 保安官/保安官代理の権力の強さと連邦/軍への反骨心も古き良きアメリカ人っぽいです。今は失われてしまった精神なんでしょう。今の米連邦は愛国愛国って煽り過ぎ、ハリウッドもそれに便乗しすぎ。

間違いなく超A級のアクション冒険映画です。

2011/7/3 Sunday

スカイライン-征服-

Filed under: - dekaino @ 1:22 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃゃ-緇-のはてなBookmark被リンク数

スカイライン-征服-を観ました。
宇宙から怪物襲ってキターって災害モノ映画です。
襲われるのは人類全体のようですが、本作で描写される襲われる人達は西海岸のお金持ち達。日本で言う六本木ヒルズ族みたいな感じの人生の春を謳歌してる人達。
日本人が企画した映画なら金持ちの善人面が剥げ落ちて醜い争いを繰り広げるってなりそうですが、アメリカ文化では金持ちは基本的に尊敬されるべき人なんでそこまでは行かず、普通に家族愛を持ち普通にパニクる人たちってあっさりした描写です。

クリーチャーの造形や動きがとにかくよくて、中でも素早く人型二足歩行するヤツがかっこいい。
オチは不動明がデビルマンになって対抗する系の終わり方ですが、美樹が人類にクビはねられてウワーみたいなのはなく、あくまでも人類は完全な被害者だってスタンスです。
正直オチなんかどうでもよく、ネタバレなんかしても本作を鑑賞するのにまったくダメージないです。ただ人類と敵のバトルを見て感じる。ただそれでよい。
そんな作品です。

2011/7/2 Saturday

カレル=ゼマン展

Filed under: - dekaino @ 8:59 このエントリをはてなブックマークに追加 =若喝のはてなBookmark被リンク数

なんん渋谷区立松涛美術館で開催されているカレル=ゼマン展にいきました。

チェコスロバキアの人形アニメ・特撮映画・切り紙アニメの監督、カレル=ゼマン(故人)の企画展です。



カレルゼマンの特撮作品「ほら男爵の冒険」と「悪魔の発明」日本公開企画の予告編
(今回の企画展とは無関係)

youtube.com/v/JE_zjmVO90w?version=3″>

チェコの伝統芸のガラス細工を使った人形アニメ。Inspirace(1948)
当初の志しは高かったものの壊れやすいガラス細工を使った製作は困難を極め、完成の暁にはゼマンは「ガラス壊れ過ぎ!」との言葉を残し、ガラス細工アニメはこれ1本きりとなったそうです。



ゼマン特撮の代表作、ジュール=ヴェルヌSF小説を映像化した映画 悪魔の発明(1958)
手間暇かけた光学合成の映像がすごい。背景やメカがすべて原作小説の挿絵とおなじ銅版画調(OReillyの表紙みたいなの)の背景書割や、メカの切り紙アニメがあり、独特の雰囲気を出している。劇中には潜水服を着た男と大ダコが闘うシーンもあり海底二万海里からの着想が含まれる。冒頭には宇宙ロケットが飛ぶシーンもあってなかなかのSFマインドを感じさせる。ゼマンはヴェルヌの大ファンだったとのこと。

youtube.com/v/7ELdvDOBhNU?version=3″>

晩年は切り紙アニメ作品を数多く製作した。Krabat(1977)
切り紙アニメは人形アニメや光学合成特撮ほどの手間暇はかからない。いま見ても全然古びておらず、むしろ現代風な雰囲気。現代の視点だと出来のいいフラッシュアニメのように見えます。

映像作品そのものはいつでもどこでもYouTubeで見ることができるいい時代になりましたが、これらの作品を作った貴重な小道具や絵コンテなどが松涛美術館で展示されています。作品も毎日2本上映されています。大人300円でこのサービス さすが区立美術館は太っ腹。

トワノクオン 第1章 泡沫の花弁

Filed under: - dekaino @ 8:54 このエントリをはてなブックマークに追加  膃1腴 羈≧黄怨のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第1章 泡沫の花弁を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全5章の第一弾です。
基本は超能力を持つ小集団が反体制派となり体制側と戦うというアリガチな世界観。X-MENとかHEROES的ですね。
主人公のクオンがミステリアスで見た目より年寄りっぽくてストイックなあたり、地球へ…のソルジャーブルーに似てるかもしれません。
超能力バトルといっても、かなり痛みを感じさせるバトルシーンで、力を使うには大きな代償が必要らしいことを暗示しています。

第一章では明らかにされませんが、たぶん体制側の戦闘員のα〜εも能力者なんだろうなと思われます。
飯田馬之介監督作品は未完のものが少なくないですが、本作はちゃんと最後までやりそうなんで安心です。
ちゃんと完結してるのってタイドラインブルーとかCBキャラ永井豪ワールドくらいか? 08小隊は途中からだしね。

上映館が関東だと新宿バルト9だけなのがつらい。もうちょっと上映館を増やしてほしいものです。
次回の第2章は7月中旬から上映予定。

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