でかいの日記帳

2009/9/28 Monday

築城せよ!

Filed under: - dekaino @ 22:49 このエントリをはてなブックマークに追加 膀!のはてなBookmark被リンク数

小田原映画祭の企画、小田原城銅門(あかがねもん)野外上映会で、築城せよ!を観ました。

小田原城銅門の前で行列をしている様子。
小田原城銅門 門前

小田原城銅門野外上映会 会場
会場の様子

小田原城銅門野外上映会 映写機
映写機。ビデオ/HDDプロジェクタではなくてフイルム映写なのです。

開場は17時から。上映前にゲストとして呼ばれた阿藤快(主人公の父)、藤田朋子(主人公が通う大学の教員)、古波津陽(監督)の3人のトークショーがありました。日が沈み暗くなった頃合、18時半頃に上映が開始されました。

築城せよ! のストーリーは、戦国時代に自分の城を持つ未練を持ったまま非業の死を迎えた領主と家来2人が、無能な役人(豆腐屋の息子)と大工の棟梁とホームレスに憑依して、現代の世で城を築こうとするというもの。本作の見所はCGではないホンモノの城を作ってしまうところです。ホンモノといっても材料はダンボール。ホームレスのダンボールハウスのごとく器用にダンボールを使って城を築き上げてしまうのです。
ダンボールといっても高さ25mもある本格的な城で見事な造形です。ぜひ大きい画面で見てほしい。

主役の女学生(海老瀬ハナ)がかなりいいです。主役っぽく印象に残ります。比較的無名な役者ばかり使っているのに、その他の脇役も含めて印象に残るキャラが多く、素晴らしいキャスティングです。
恋愛要素がありそうでまったくないのも楽しい。ウェディングトレスを着て恋愛が絡まない映画ってかなりレアなんじゃないだろうか?

城の庭で城を作る映画を観るという貴重な体験ができました。

2009/9/27 Sunday

空気人形

Filed under: - dekaino @ 11:49 このエントリをはてなブックマークに追加 腥堺篋阪就のはてなBookmark被リンク数

空気人形を観ました。
業田良家の短編マンガが原作の映画です。
心を持ってしまったダッチワイフ(ただし知恵の方はちょった足りないかも)の日々の生活を淡々と描写するSFタッチ+エロ+哲学などの要素を盛り込んだファンタジー物語です。
空気人形

一言でいうと豪華キャストで日活ロマンポルノをやってみた作品です。
主役のペドゥナの演技はすごいです。露出もすごいが片言の日本語もまたいい味出しています。
他の脇役も名のある役者ばかりで不安なところはまったくありません。

逆に言うととにかくキャスティング優先な企画に思えます。
作品自体は決して悪くはないのですが、できることならもっと新人とか下積みが長い無名の役者などを抜擢することはできなかったのか、そこが残念です。もちろん目玉として少数の有名役者を起用することは否定しないのですが、監督から役者、スタッフまで過去に十分に実績がある者ばかり集めているのが鼻につきます。今の時代らしいキャストさえそろえば企画に資金がつくみたいな風潮が見え隠れしていて萎えてしまう。
主役は無名のグラビアアイドルとかAV女優だけど演技に花があるような人を起用した方がよりよかったんじゃないかと思います。企画が冒険なのにキャスティングだけ守りに入っていてチグハグな印象がぬぐいきれません。

本作品の製作会社はテレビマンユニオンというテレビ番組製作を主にやっているプロダクションです。簡単に言うとテレビ屋。つまり、いかにもテレビ屋の企画ということか。本作品のプロモーションもテレビ屋的で、作られたブームというか、ブームを仕掛けている側の意図が透けてみえるような陳腐なプロモーション戦略です。メディアミクス展開もバブル臭い小学館の臭いもしてかなりダメダメっぽい。

前評判を真に受けるといい意味でも悪い意味でもサプライズな作品です。

2009/9/26 Saturday

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

Filed under: - dekaino @ 19:31 このエントリをはてなブックマークに追加 眼<:X-MEN ZEROのはてなBookmark被リンク数

ウルヴァリン:X-MEN ZEROを観ました。X-MENシリーズで一番人気があるキャラクター、自慢の爪で何でも切り刻むマッチョ男のウルヴァリンの出生の秘密のお話です。
原作を詳しく読んだことがないので知らなかったのですが、カナダ出身で元々不老不死の能力を持つミュータントがアダマンタイト骨格の移植を受けてさらに超人化したという、ドラゴンボールみたいなインフレ能力戦士だったようです。
とにかくウルヴァリンは渋い。そして原作とは違って決して黄色いパジャマを着ない。何があってもそれだけはしない。だって、カナディアン山男を地で行く漢なのだから。
しかし、なぜか幼少の頃はいいとこのお坊ちゃまとして育っているのが意外でした。それに対してサイクロプスの方は予想通りのオタッキーな高校生で笑えました。

血のつながった兄との因縁をメインの軸にして、ミュータント能力を利用しようとする組織の陰謀などが絡んでなかなか面白くみられるアクション映画に仕上がっています。最後に記憶を失うあたりがご都合主義でよろしい。

スペシャルゲストキャラとしてハゲ艦長ハゲ教授役のパトリック=スチュワートが登場! しかも少ないですがセリフ付です。うれしいサプライズでした。まだこの頃のプロフェッサーXは車椅子ではなくて歩けるという設定のようです。

X-MENファンなら必見のアクション映画。X-MENについて何の知識もない人でも楽しめます。

2009/9/21 Monday

カムイ外伝

Filed under: - dekaino @ 20:02 このエントリをはてなブックマークに追加 ゅ篌のはてなBookmark被リンク数

劇場版カムイ外伝を観ました。
超有名な忍者マンガの原作を元に宮藤官九郎が脚本、崔洋一が監督した映画です。

重要な事前情報として、本作は木下工務店が出資していることが挙げられます。
参考 映画界に進出する謎の企業:木下工務店
キノシタ出資+クドカン脚本なのでもっとおちゃらけたB級テイストの作品かと思ったのですが、以外にマトモ。王道のA級映画に仕上がっています。初めてアタリをひけたかキノシタコーポレーション!

ストーリーはカムイ外伝おなじみの抜け忍カムイが追忍に追われて諸国を流浪する逃走劇。原作にあるスガルの島編に大幅に脚色を加えてあります。
ワイヤーアクションを駆使したアクションが素晴らしいです。漁師が住む島が主な舞台になるため、海のシーンがたくさん出てきます。これがまた美しい海原の風景です。
このあたり興行の視点で見ると、中国市場を本気で取りに行ったかと思わせます。中国人は海とワイヤーアクション大好きだし。国内で中ヒットレベルだとしても、アジア市場で大きく当てて元を取る作戦かもしれません。

宮藤官九郎の脚本は巧みにカムイ外伝の世界を再現していると思います。カムイ伝ではなくてあくまでもカムイ外伝であるところがミソ。登場人物に根っからの悪人はいません。みなそれぞれの掟や価値観に基づき行動しているだけで、人を殺めるのも手段であって目的ではない。
カムイ本人は当然として、独裁的な藩主である軍兵衛も幕藩体制の大名当主としては立派な人物。目的意識を正しく家臣に伝え、きっちりと遂行する能力の高さ、決して家臣団に丸め込まれず自分の意思で決断を行い、たとえ家臣を打ち首にしてもそれは家中の掟に従った結果であるため、家臣の反抗心を煽ることはありません。はっきりいって家臣の中精度は高く、むしろ名君といえる人物。ただし残念なことに領民の立場からみたら残虐な殿様であるだけなのです。
伊賀の大頭だって忍者の厳しい掟にしたがって抜け忍狩りをしているだけで、決して趣味で殺しているわけではなく、漁師の半兵衛もその妻も娘も、フカ狩のワタリ衆もそれぞれの信念や正義に従った結果、他者を傷つけることはあっても悪人ではない、そういう世界観です。
そして多くの人が死ぬのに、何も状況が変わらず、カムイは抜け忍として逃げ続け、追忍は追い続ける。この虚無さが正にカムイ外伝の真髄であり、それの表現に成功しているといえます。

各キャストもビッグネームだけ集めたわけではなく、名前に見合うだけの演技を見せてくれます。大後寿々花はやっぱり素晴らしいし、小雪もアクションをがんばっている。やられ役の元仲間のくノ一の芦名星はちょっとよくわからなかったけど。

ここ数年の忍者モノ映画の中ではピカイチの出来。

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗

Filed under: - dekaino @ 9:19 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛器腟腴鐚 若のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年< 最終章> ぼくらの旗を観ました。
なんかだかんだいって完結しました。話は壊れたまま強引に決着をつけた感じ。
殺人ウイルスは潜伏期間が24時間のはずなのに、ウイルスが街中に噴霧された途端にバタバタと吐血して倒れる群衆。たった数時間の間も整合性を保てないくらい話が壊れています。トモダチが誰かなんともはやどうでもいい勢い。
正直原作ファン以外はトモダチの正体に興味なんてわかないでしょう。単純に狂った悪いヤツ以上でも以下でもない「わるもん」です

いろいろとシナリオを練るのに苦労したのでしょう。結局、トモダチの正体探りのストーリーはメインからはずし、旧万博会場でのケンジのライブコンサートを最後のクライマックスにしています。トモダチの正体や過去の経緯に興味がない人はライブ映像をバックに流されるエンディングクレジットの間に退席できるようになっている親切なつくり。
映画館ではクレジットの後にも話が続くから帰るなって注意書きがあったけど、余計なお世話です。ここで帰りたい人はさっさと帰った方が幸福になれます。

クレジット後に流されるトモダチの正体の過去編も微妙な感じ。
バーチャルリアリティ装置ははっきりいって禁止した方がよかった。過去を体験できるけど、ここで何かをしたからって現実世界には何の影響もないというバーチャル世界。これのせいで緊張感も何もないまったくつまらない話になってしまった。最後の最後までダメっぽいのが本作らしいです。

そして、平愛梨は本作シリーズに出演したことが芸歴にプラスだったのかマイナスになったのか。
これもかなり微妙です。

結局、原作マンガのキャラにどれだけ似せてくるかだけが見所の作品でした。完結おめでとう。

2009/9/20 Sunday

ベアシクルGT670キャノンボール

Filed under: - dekaino @ 9:04 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪激GT670c潟若のはてなBookmark被リンク数

ハマの蛙男祭り-蛙男商会5年間の軌跡 頑張れオレ!- 赤の蛙男/青の蛙男 緑の蛙男/黄色い蛙男を観たときの半券を専用応募ハガキに貼って、応募したところ当選しました!

レオナルド博士セット
これが送られてきたセットの全容

ベアシクルGT670キャノンボール 前から
これがベアシクルGT670キャノンボールだ!

ベアシクルGT670キャノンボール 横から
博士の頭の上にはリーゼント風ウンコもといウンコ風リーゼントが!

デコシール
ドレスアップ用のデコ・シールも完備です。

博士の免許証
うれしいオマケのなめ猫風博士の免許証。生意気にもゴールド免許だ。
しかし、昭和42年生まれだったのか。博士ってけっこう年配の熊だったのね。

2009/9/13 Sunday

BALLAD 名もなき恋のうた

Filed under: - dekaino @ 11:05 このエントリをはてなブックマークに追加 BALLAD のはてなBookmark被リンク数

BALLAD 名もなき恋のうたを観ました。
三丁目の夕日続・三丁目の夕日でヒットを飛ばした山崎貴が映画版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦を翻案して実写映画にしたのが本作です。

正直、原作のクレしん映画に負けてます。ダラダラと遅い展開が退屈だし、しんちゃんに比べて子役のキャラが全然立っていません。特にしゃんちゃんのパパはカッコよさと哀愁が両立する名ワキ役なのに、父役の筒井道隆は全然ダメです。カメラマンが過去にタイムスリップしたのにのほほーんと過ごして、カメラを他人に貸してしまうなんて、不自然すぎ。脚本も役者もかなりダメダメ。

歴史考証もかなりゆるく、三丁目の夕日みたいにリアルな風景と風俗の再現でシニア層に受けるという要素も欠落しています。侍や浪人は出てくるけど庶民、特に農民の描写も皆無で、尺が長い割には穴だらけです。戦になったら田畑が荒らされるなんて定番の話もまったく出てこないところが寂しい。

主演の新垣結衣のファンならは観る価値あり、というかそこにしか価値はない映画です。

2009/9/9 Wednesday

総統の夢.jp 怪人コンプリート

Filed under: - dekaino @ 21:01 このエントリをはてなブックマークに追加 膩靚宴紊.jp 篋冴潟潟若のはてなBookmark被リンク数

JPRSがjpドメインの宣伝として鷹の爪キャラが出てくるフラッシュゲームを公開してます。
総統の夢.jp
ただひたすらに実在するjpドメイン名を入力して、怪人を合成していくというゲームです。
とにかく数を入力して、世界征服ゲージを上げ、すべてのムービーを閲覧すれば、怪人55人すべてをコンプリートできるはず。ただしちょっと時間がかかりますので、途中で強制的に挿入されるJPRSのドメイン事業告知CMムービーに耐える必要があります。

レア怪人・上京してきたお袋
これはレア怪人 上京してきたお袋

55人コンプリートすると、最後の決着ムービーを観ることができるようになります。
衝撃の決着! それはみてのお楽しみ!!

2009/9/6 Sunday

サブウェイ123激突

Filed under: - dekaino @ 21:27 このエントリをはてなブックマークに追加 泣с123羶腦のはてなBookmark被リンク数

サブウェイ123激突を観ました。
原題はTHE TAKING OF PELHAM123です。PELHAM123は乗っ取られたNY地下鉄の編成番号。PELHAM駅を1:23PMに出発する列車だかららしい。

かなりテンポがよいアクション映画。ニューヨークの地下鉄がジャックされるストーリーで、24のように実時間と上映時間が同期している感じ。本作の上映時間は105分なので、105分の間に事件が発生して決着がつくという具合。
とにかく余計な要素を織り込まずシンプルに徹しているのでわかりやすいです。近年の流行のリアリティ番組調というわけでもなく、変にグラグラ揺れるハンドカメラで撮ったような絵はなく、きっちりかっこいい構図の絵が楽しめます。

今は使われていない古い駅施設やらなにやらニューヨーク地下鉄のいろいろな部分がみられるので、アメリカにも鉄道マニアがいるなら大喜び間違いなし。24時間終日運行しているので、こういうイレギュラーな事件が起きると大変なんだろうなと余計なことまで考えてしまいます。

主犯が何を目的としてこんな事件を起こしたのかいまひとつハッキリしないところが、またリアルといえばリアルなのでしょうか? アクション映画としてはよく出来た作品。

女の子ものがたり

Filed under: - dekaino @ 17:59 このエントリをはてなブックマークに追加 絅潟絖のはてなBookmark被リンク数

女の子ものがたりを観ました。西原理恵子の漫画の映画化作品です。

この映画、宣伝が下手過ぎ、全然なってません。
女の子ものがたり 宣材
これがチラシやパンフレットなのですが、深津絵里だけをババーン出しているだけ。
年甲斐もなくはにかんでるオバさんが独りだけ出てても、アラフォー女しか反応しないでしょ。あまりにもひどい宣伝です。

実際には深津絵里は大して重要な役割ではありません。出番も少ない。
最後のまとめには出てきますが、演じるのが深津絵里である必然性が感じられないです。

本作では3つの時代が語られます。小学生時代と高校生時代と現代。
小学生時代
これが小学生時代のキャスト。左から、三吉彩花、佐藤初、森迫永依。
右の子が後に深津絵里となる主人公。実写版ちびまる子ちゃんで有名な子役です。

高校生時代
そして特に出番が多い高校生時代は、左から波瑠大後寿々花高山侑子と豪華キャストが演じます。真ん中の大後寿々花が後に深津絵里になる主人公。
こんな贅沢なガールズストーリー映画はそうそうありません。つまり、深津絵里のポスターに騙されてはいけないのです。本作は大後寿々花が主演なのです。波瑠と高山侑子が助演で、深津絵里は友情出演レベル。

小学生・高校生時代の舞台は愛媛県大洲。風光明媚で自然あふれる風景はこころが洗われます。高知県とはまた違った感じです。
バイオレンスばりばりでさすが西原理恵子原作という感じ、容赦ありません。でも面白い作品です。

2009/9/5 Saturday

南極料理人

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 罐究篋困里呂討Bookmark被リンク数

南極料理人を観ました。
実際に南極観測隊に参加していた料理人が書いたエッセイ本を映画化したものです。
海保で料理を作る任務(昔でいえば海軍主計兵に当たるのかな?)をしていた主人公が業務命令で南極観測隊に同行させられるという話です。それも昭和基地ではなくて、さらに奥地のドームふじ基地。人口はたった8人の基地生活を淡々と描写します。

料理人の視点から見た極地観測隊の生活エピソードを積み重ねていくほのぼの系演出。なぜか軽薄なコメディタッチですが、家族愛のようなものも描かれます。

きたろうが演じる隊長がラーメン大好き。
ラーメン大好き きたろうさん
この映画を観るとなぜかラーメンが食べたくなります。

特に盛り上がりもなく淡々とした映画ですが、観終わった後はなぜかちょっと幸福な気分になっている不思議な作品です。

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