でかいの日記帳

2006/11/30 Thursday

実相寺監督 死去

Filed under: - dekaino @ 22:42 このエントリをはてなブックマークに追加 絎後榊g 罩糸サのはてなBookmark被リンク数

昨日実相寺昭雄監督が亡くなりました。癌だそうです。
つい最近まで精力的に作品を撮っていたのに驚きです。
昨年観た姑獲鳥の夏が最後の長編映画となってしまいました。残念です。

合掌

2006/11/26 Sunday

こたつ

Filed under: - dekaino @ 10:17 このエントリをはてなブックマークに追加 い里呂討Bookmark被リンク数

こたつ出したぜ ぬくぬくー
今年は11月に出してしまった。軟弱になったものよのう…
しかしこたつは幸せだ 抜け出せない魅力を持つ魔物だ

2006/11/23 Thursday

Children of Men

Filed under: - dekaino @ 12:36 このエントリをはてなブックマークに追加 Children of MenのはてなBookmark被リンク数

Children of Menを観ました。原作は同名のSF小説。ハヤカワから「人類の子供たち」という題名で和訳本が出ています。

劇場版の公開時邦題は「トゥモロー・ワールド」。はっきりいってダサ過ぎます。もうちょっと考えてほしい。字幕も戸田奈津子大先生なので専門用語やダジャレ系にかなり難あり。まぁストーリー上重要なダジャレはないから問題は少ないのですが、戸田女史の偏執狂的なダジャレ嫌いは何とかならんもんでしょうか?

日本の配給会社(東宝東和)の事情はともかく、映画の方はカナリいい出来です。古くて新しい感じがします。従来のハリウッド映画ではありえないリアリティがあります。
特に市街戦のシーンは熱い! まさに従軍報道カメラが身体を張って撮影してるノリがすごい。美術・音楽もヒッピー文化や20世紀のモダンアートまで取り入れててかなり面白い。
そしてストーリー展開がすごい。ハリウッド展開に慣れているとかなり驚きます。

なんていうか、富野由悠季がこの映画みたら、先を越されたって悔しがると思います。人類の未来、赤子、戦争をやめられない愚かさ、などトミノ臭いテーマのオンパレードです。女の方が男より元気そうなところもトミノ臭い。

SF的なセンスオブワンダー感はほとんどありませんが、奇妙なほどリアルあふれた映画です。そしてハッピーエンドのように思えて、よく考えてみれば何も解決しておらず、相変わらず未来は暗いままというあたりがVガンダムに通じるトミノ節っぽさを感じます。

P.S. ABC殺人事件のBの街だったBEXHILLって地名が出てきてなんか懐かしかった。確かに海に面した街だった

2006/11/19 Sunday

ナチョ・リブレ 覆面の神様

Filed under: - dekaino @ 9:53 このエントリをはてなブックマークに追加 с祉 荀≪腑罕のはてなBookmark被リンク数

ナチョ・リブレ 覆面の神様を観ました。

メキシコの修道院で育って今は食事係をやっているナチョ(本名イグナシオ)がこっそりプロレスラー(ルチャドール)として試合に出て、ファイトマネーを孤児たちの食事代にするという話。ストーリー展開は香港カンフー映画そのまんまです。なぞの特訓シーンもあるし。木人の代わりに牛が相手だけど…
メキシコという設定だけどアメリカ映画だからみんな英語を話します。スペイン語が話される頻度は蒼天の拳で出てくる中国語(にいいちんすら)と同程度で、ほとんど出ません。

メキシコプロレスが好きな人にはたまらない映画です。

2006/11/14 Tuesday

父親たちの星条旗

Filed under: - dekaino @ 12:34 このエントリをはてなブックマークに追加 区Κ<≧のはてなBookmark被リンク数

父親たちの星条旗を観ました。クリント=イーストウッド監督の硫黄島プロジェクト第一弾です。
デーモンたちの星条旗

有名な硫黄島に星条旗を立てる兵士達の写真。
20世紀前半のラジオと新聞と固定電話があるが、テレビも携帯電話もインターネットもなかった時代、戦意高揚のために行われたメディア戦略が面白いです。
ナチスがドイツ国民に熱狂的支持されたのも、ラジオ放送と新聞によるプロパガンダの賜物と言われているし、なかなか興味深い現象です。
現代の米国の戦意高揚キャンペーンを冷ややかに皮肉っている意図も感じられますが、基本的にはドキュメンタリータッチでラッキーかつアンラッキーな写真に写った兵士達の半生を描いた映画です。完全に米国視点で描写されていますが、米国賛美ではありません。

衛生兵の息子がストーリーテラーとして出てくるのですが、彼は続編の硫黄島からの手紙にも出てくるのかな? 戦場で失踪したイギーの件などいろいろ伏線もありそうです。硫黄島からの手紙もぜひ観たくなりました。

2006/11/12 Sunday

デスノート the Last name

Filed under: - dekaino @ 21:48 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若 the Last nameのはてなBookmark被リンク数

デスノート the Last nameを観ました。もちろんデスノート前編の続編で完結編です。

原作では終盤グスグスになるのですが、きっちり話の決着をつけてくれます。つっこみ所はいろいろあるのでしょうが、原作よりよくできているのは間違いありません。

つっこみ所その1としては、ミサミサの記憶力がしっかりしててLの本名を覚えていればまったく問題なかったはずなんだけどね。つーか知り合ったばかりの彼氏の交友関係についてなんて、興味津々なのが女の本能だと思うのだかどうだろうか? しかも名乗りと本名が一致してなきゃ絶対覚えてるだろ!
まぁこの点は頭の良さと容姿は反比例するの法則を適用すればOKかもしれない。

その2は、デスノートの贋作をそんな短期間に作れるのかという問題。そりゃ無理だろ。手に触れるペーパーアイテムってホンの些細な差でもすぐわかるものだ。もしこんなことができる技術があるなら偽札作れます。

それから死神はノートで人を殺すことにより、他の人の寿命を延ばしてしまうと砂になって死んでしまうという後付設定。これじゃ死神はおいそれと人を殺せなくなってしまうよね。将来に渡ってただ一人の他人の寿命を縮めていない人間などいるのだろうか? 死ぬ直前の人間くらいしかいなさそう。でもそれじゃたいした寿命が吸い取れないし、どうなっているのかね??

いろんな論理的ほころびが見え隠れしてはいるのだが、それでも楽しめると思います。
ちなみにレムが女性型って設定はなかったことになってます。

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