でかいの日記帳

2006/4/30 Sunday

トムヤムクン!

Filed under: - dekaino @ 8:03 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ!のはてなBookmark被リンク数

トムヤムクン!を観ました。

マッハ!と同じプラッチャヤー=ピンゲーオ監督、トニー=ジャー主演の体当たりアクション映画です。とにかくアクションがすごい。
舞台はタイだけにとどまらず、オーストラリアまで広がりますが、スケールがでかいというのとはちょっと違う感じ。太陽にほえろの特番で香港が舞台なったときのようなお祭りサービスみたいなノリです。最後の敵がチャイニーズマフィアってとこがいかにもそれらしい。
動物を特に象を大事にするタイ人と、四本足のものは机以外何でもペロリと食べてしまう中国人との文明の衝突のようなストーリー。ボスキャラは東方不敗(Gガンじゃなくて金雇の方)ごときタマ抜きの麗人。ふざけた映画タイトル。ツッコミどころ満載です。

しかしアクションは本物。マッハ!が好きな人は必見です。

V for ヴェンデッタ

Filed under: - dekaino @ 7:45 このエントリをはてなブックマークに追加 V for 眼с潟燭里呂討Bookmark被リンク数

V for ヴェンデッタを観ました。無理に訳せば「復讐に生きるV」あたりになるでしょうか。マトリックスで有名なウォシャウスキー兄弟がプロデュースと脚本を手がけてます。

近未来の独裁体制のイギリスを舞台に、イギリス初の国王爆殺自爆テロ(未遂)の実行犯ガイ=フォークの仮面をかぶった謎の男がテロ行為を繰り返し革命をもくろむという話です。
アメコミが原作らしいのですが読んだことがないので、原作のままなのか映画化にあたり演出が入っているのかわかりません。なんていうかすごく押井守くさい世界観です。
ただ、押井世界の革命家のように複数のメンバーがよりあつまって傷を舐め合う馴れ合いはしません。Vはあくまでも単独として、そして動機もV個人の復讐であり、理想論に走った独善論ではありません。もちろん最後には失敗する負け犬革命家ではないのです。

見所はナタリー=ポートマンが政府の大物に取り入るために着るロリロリ服と、囚人となった後の坊主頭(これは予告編で印象的だった)。それからV役のヒューゴ=ウィーヴィングが最後まで顔見せしません。ロボコップピーター=ウェラーですら顔を見せたというのに、ハリウッド映画の主役が最後まで顔を出さないのは前代未聞ではないでしょうか?

交通博物館・万世橋駅遺構

Filed under: - dekaino @ 7:32 このエントリをはてなブックマークに追加 篋ら蕕私筝罘薈堺のはてなBookmark被リンク数

4月21日に交通博物館の万世橋駅遺構を見学してきました。

もうすぐ閉館する秋葉原の交通博物館
交通博物館外観

入口の横にはD51と0系もいます
交通博物館外観

今年閉館した後、来年さいたまで鉄道博物館として復活するそうです。
閉館イベントとしてこの建物の元となった旧万世橋駅の遺構見学会をやってます。

遺構にある駅名標識
駅名標識

廃駅ホームからみた肉の万世ビル
肉の万世

移転後の建物と駅遺構の扱いについては未定だそうです。なんとか保存してほしいものです。

2006/4/21 Friday

ファイヤーウォール(映画)

Filed under: - dekaino @ 9:55 このエントリをはてなブックマークに追加 <ゃゃ若若()のはてなBookmark被リンク数

ファイヤーウォールを観ました。

ハリソン=フォード演じるある銀行のネットワークセキュリティ担当役員が家族を誘拐した犯人の脅迫され、事件に巻き込まれていくというアクションものです。
タイトルにファイヤーウォールとありますが、ファイヤーウォールは出てきません! 最近はネットバンキングが流行ってるねみたいなフリが序盤に出てくるだけです。基本的には行内システムの内部端末を使った不正操作だけです。
リアリティを重んじたせいなのか、それとも映画とはいえ外部から負性送金ができるシーンをみせてしまうと銀行業界のイメージが下がってしまうのを恐れたせいなのか、とにかくファイヤーウォールはでてきません。

TWENTY-FOURのクロエ(CTUのしかめっ面分析担当員)役をやってるメアリー=リン=ライスカブがジャック、ジャック連呼するせいもあって、本当にtwenty-fourみたいな雰囲気です。特に、キャラ達の行動が浅はかというか考えが足りないというか「何でソコでそういうコトするかね!」の連続でどんどん状況が悪化していくところがまさにtwenty-fourです。
しかも、家族の安全のためならどんな反社会的な命令にも従うってところが納得いきません。アメリカ人的倫理観だと家族を人質にとられた銀行員が勝手に顧客の金を動かすってのはOKなんですかね? 少なくとも同情の余地がある? 金融のプロとして失格だとしか思えないんだが… テロリストの要求には従わないってのが強いアメリカなんじゃないの?

アクションは結構楽しめるけどコンピュータネットワーク系のネタは皆無。1980年代でも普通に成立するストーリーの映画です。

プロデューサーズ

Filed under: - dekaino @ 9:45 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若泣若困里呂討Bookmark被リンク数

プロデューサーズを観ました。
いかにもニューヨークらしい国籍・人種ごったまぜのショウビジネス業界を舞台にしたミュージカル仕立てのコメディです。
ナチスドイツのパロディで笑いをとってます。ゲイのヒトラーが出てくるとか。なんだかんだいってナチスって様式美があってパロディにして絵になります。

タイトルが単数ではなく複数形になってるのがミソです。
プロードウェイのミュージカルが好きな人ならかなり楽しめると思います。

2006/4/15 Saturday

仏果山

Filed under: - dekaino @ 23:09 このエントリをはてなブックマークに追加 篁絮韻里呂討Bookmark被リンク数

仏果山に登ってきました。
宮が瀬湖畔の仏果山登山口から宮が瀬越えまで1時間弱
宮が瀬越えから見た仏果山山頂
宮が瀬越えから見た仏果山山頂まだ桜が咲いています。

宮が瀬越えから尾根づたいに20分くらい歩くと仏果山山頂です。
仏果山展望台から見た東京方面
仏果山展望台から見た東京方面。田代の運動公園が見えます。残念ながらガスが出ていて遠くが見えません。晴れていると新宿の高層ビル群から高尾山まで見えます。

仏果山展望台から見下ろした山頂の桜
仏果山展望台から見下ろした山頂の桜。山頂は温度が低いせいか、4月中旬が桜の見頃です。

仏果山展望台から見る宮が瀬ダム湖
仏果山展望台から見る宮が瀬ダム湖

仏果山展望台から見る丹沢1
仏果山展望台から見る丹沢1

仏果山展望台から見る丹沢2
仏果山展望台から見る丹沢2

仏果山山頂の標識
仏果山山頂の標識

日帰りハイキングに向いてる山です。山頂展望台からの景色は絶景。

2006/4/8 Saturday

サウンド・オブ・サンダー

Filed under: - dekaino @ 18:10 このエントリをはてなブックマークに追加 泣潟祉祉泣潟爾里呂討Bookmark被リンク数

サウンド・オブ・サンダーを観ました。
レイ=ブラッドベリの短編が原作のタイムパラドックスものです。ストーリーは古典SFなのでシンプルそのもの。
一部でCGがチャチという評価がされていますが、本作はCGよりもミニチュアセットが素晴らしいです。クラシックな特撮技術がなかなかいい感じに使われていて古い特撮ファンにはクラクラきます。そもそもブラッドベリなんて古典を原作にしたところで老いたSFファンにターゲットを絞っているようなものだから、これはこれでアリなのだと思います。ビルのミニチュアセットの窓に鏡を入れて室内の様子を合成する技(平成ガメラでも使われてました)など、見所ですぞ。

作中で「新大陸を発見したコロンブス、初めて月に行ったアームストロング、初めて火星に行ったブルベイカー、あなたは彼らに匹敵する探険家になるのです」という、中生代の恐竜狩りツアーの勧誘文句が何度も出てきます。ただし日本語字幕ではブルベイカーのくだりは完全に省略されてます。前ふたりはいいとして、ブルベイカーって誰なのよって思って調べてみました。
最初はブラッドベリの火星年代記に出てくる人物なのかなと思いましたが該当者なし。実は本作の監督であるピーター=ハイアムズ関連でした。ハイアムズの不朽のSF名作カプリコン・ワンの艦長の名前がチャールズ=ブルベイカーというのを発見。うーむ、カプリコン・ワンは封切り時に劇場で見たんだけど固有名詞までは覚えてなかったですよ。
つまり本作の歴史ではブルベイカーの火星探検は偽装じゃなくて事実だった(またはバレなかった)ということなのでしょう。奥が深いぜ!

古風なSFが好きな方におすすめ。今風のCGしか知らない人でも楽しめると思います。

2006/4/3 Monday

シリアナ

Filed under: - dekaino @ 8:34 このエントリをはてなブックマークに追加 激≪のはてなBookmark被リンク数

シリアナを観ました。
トラフィックのスタッフが、元CIA諜報員が書いたノンフィクションのCIAは何をしていた?を脚色して作った社会派映画。
演出的にはトラフィックほどケレンに走ってないオーソドックスなものですが、非常に複雑な人間模様や並行的に進行するドラマが最後にバチっと合うところが見事です。かなり難解なので二度三度見ても楽しめると思います。

霍元甲/SPIRIT

Filed under: - dekaino @ 0:46 このエントリをはてなブックマークに追加 /SPIRITのはてなBookmark被リンク数

霍元甲/SPIRITを観ました。
ちょうど100年前の20世紀初頭に上海に実在した武術家 霍元甲の一代記です。ポスターとかではジェット=リーがハゲのようにみえますが弁髪です。最初は自分の力に溺れて不要な恨みを買い妻子を暗殺されるという過酷な経験を経て、立派な人格者となっていくストーリーが感動的です。特に田んぼで風の音に耳を傾けるシーンが印象的です。

ただ100%実話ではありません。本当の坂本竜馬と司馬遼太郎の描く坂本竜馬の差くらいは美化されています。特に最後に霍元甲が毒殺されるという話は非常に有名で、中国人でも毒殺は実話と思っている人が多いのですが、これは小説家の作ったフィクションで実は霍元甲はもともと肺を患っていたというのが真相のようです。

そういえばブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳も霍元甲が出てくる話ですね。中国の近代武侠ものでは人気のある題材のようです。

27 queries. 0.494 seconds. Powered by WordPress ME
For questions or comments, please send mail to: webmaster@dekaino.net