でかいの日記帳

2006/1/1 Sunday

東京ゾンビ

Filed under: - dekaino @ 20:20 このエントリをはてなブックマークに追加 延根障潟のはてなBookmark被リンク数

東京ゾンビを観ました。花くまゆうさく原作の問題作です!
もちろんこんな単館上映系どまんなかのカルト映画をTOHOシネマズでやってるわけがないので、今回もフリーパスポートは使えません。橋本MOVIXで1000円で観ました(月の最初の日は毎月1000円)。1000円とはいえ金払って映画を観るのは半月ぶりだ。
原作のアフロ原作のハゲ
原作のアフロとハゲが映画ではこんな感じに
浅野忠信のアフロ哀川翔のハゲ
浅野忠信のアフロはかなり原作に近い雰囲気なのだが、哀川翔のハゲはちょっと眼力が強すぎ。原作のハゲはもっと何も将来考えてないような、1分後にいきなり死んでも不思議じゃないような、気弱さとつまんないことですぐ怒る小市民さが漂うキャラなのだ。哀川翔だから根性キャラになってしまうのはしょうがないよなぁ。哀川翔のハゲもまぁ悪くはないです。

映画は第一部と第二部に分かれてて、第一部は比較的原作に忠実なストーリー、そして第二部は第一部の5年後のゾンビバトル編で原作とはかなり違う世界観。第一部と第二部はレイズナーの前半と後半ぐらい全然違うのだ。なんたって第二部ではアフロに妻子がいて妻は稼ぎが悪いと不平をいい、娘は心に傷を負っていて小学生ぐらいの年になっても言葉がまだ出ないという、花くまゆうさくワールドではありえないシビアな設定だ。
第一部と第二部の間のアニメパートもなかなか面白いっす。

既存のゾンビ映画に対するリスペクトが強く感じられ単なるゾンビ映画のパロディにはなってないです。もちろん完全なコメディでホラー的要素は皆無なんですけど、やっぱりゾンビはこうじゃなくっちゃってツボを押さえています。

P.S.花くまゆうさくワールドでアフロとハゲに次いで3番目によく出てくるキャラのグラサン警官は本作では出てこない。すこし残念。

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