でかいの日記帳

2012/5/4 Friday

武侠

Filed under: - dekaino @ 1:20 このエントリをはてなブックマークに追加 罩箴のはてなBookmark被リンク数

陳可辛(Peter Chan)監督の武侠を観ました。香港映画です。英題はWu Xia(音訳)またはSwordsmen(意訳)。なぜか邦題は捜査官X。英題も邦題もダサいことこの上なし。

1917年民国の時代、雲南省奥地にある製紙業が盛んで、一族ほとんどが劉姓という典型的な田舎の村で起きた強盗事件。よそから流れてきて村の女 阿玉(アユー)と結婚し劉姓を賜った男、劉金喜(リウ=ジンシー)。阿玉との間に子供もでき幸福に村で過ごしていた男が、偶然にもお尋ね者だった強盗2人を殺してしまい、村の英雄だと祭り上げられます。しかし県(地方役所)から送られてきた捜査官 徐百九(シュウ=バイジュウ)は、実は劉金喜は武芸の達人で、身分を隠して逃亡しているお尋ね者ではないかと疑います。

民国時代(日本では大正)と、ちょっと時代が下りすぎてタイトルの武侠にそぐわない気が最初していました。案のじょう、前半は徐の脳内にしか武芸は出てこず、ただの武侠オタクの脳からあふれた妄想に振り回される純朴な村人の話かと思わされます。中盤以降、ところがどっこい実は西夏族の殺し屋集団の頭目の息子 唐竜(タン=ロン)でした(ΩΩΩ<ナンダッテー)みたいなウルトラ展開が続き、本格的以上の武侠ドラマが繰り広げられます。

雲南の寒村の日常の風景描写がエキゾチックで美しく、それにも増して格闘シーンがド派手で、緩急きっちり押えた映像は見事です。
徐の訳で金城武が出演するせいで、日本でも全国公開されるみたいでラッキー。
中華武侠映画が好きな人は見逃せない作品です。

2012/5/3 Thursday

ももへの手紙

Filed under: - dekaino @ 19:15 このエントリをはてなブックマークに追加 吾膣のはてなBookmark被リンク数

ももへの手紙を観ました。
ももへの手紙
正直、初めて本作のポスターをみたときは、江口寿史のイラスト風の少女といがらしみきお風の男達というビジュアルに、コレ何? どんな層がターゲット? と思いました。Production I.G. どこに行くのー? って。

実は男たちは妖怪で人間ではないんですね。

目指す方向は最近のジブリ的な日本の田舎を舞台にした異形が出てくるファンタジーで、テーマは家族愛というところ。特に原作はなく完全オリジナルで、きっちり過去にヒットしたジブリ作品や他社の作品のヒット要因をマーケティング的に分析してすべて詰め込んだ理詰めの脚本になってます。ちょっとイヤらしい言い方だけど、作家性や芸術性は追求せずひたすら売れ線をねらった志向です。

それに反して作画はこれでもかと頑張り過ぎな絵作り。ここ数年の長編アニメではトップレベルではないんでしょうか? 止め絵もキレイでアクションもキレがよく、CGも違和感ありません。

声の演技もみんなうまい。優香は夫を亡くした母を違和感なく演じます。
ただ公開時期がちょっと微妙かな? お盆のころだったらどんぴしゃの企画だったと思います。

今年のゴールデンウィークアニメの中ではトップクラスの作品。

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

Filed under: - dekaino @ 17:58 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀鴻若惹 鴻若若若弱ぇΔ里呂討Bookmark被リンク数

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦を観ました。
超電王シリーズのように放送中の現役シリーズとは別の流れの大ショッカーシリーズです。過去の全ライダーと全スーパー戦隊が戦うという「おらすげえワクワクしてきたぁ」ってストーリー。鍵となるのは仮面ライダーディケイドとゴーカイジャーのキャプテン・マーベラスという過去の全シリーズを操るチートヒーローの二大巨頭。

古き70年代の永井豪の○○vs△△シリーズにあるように東映のヒーロー対決シリーズはガチの対決せずに、なぜか共通の敵相手に共闘してしまいます。本作もその例に反することなく、キリコ=キュービーばりに実は悪に染まったふりをしてたんだぜ的燃える展開があります。
正直、数あるお約束に縛られて、ストーリー展開はほぼ自由度がないので、バラエティあふれる味方と敵を楽しむのが正しい本作の鑑賞法。とにかく物量で押せ押せとたーくさん出てきます。特撮で食ってる若者を救済する企画でもあるのでしょう。

それにしても現役のフォーゼとゴーバスターズの影の薄いこと。一応顔出しはしますがただそれだけ。つーかフォーゼは先輩たちがまだ卒業してないし、撮影時はゴールデンウィークではなくて春休みに公開する予定だったのだろうか?

とにかく物量で押せ押せとバブル臭い絵作りに抵抗がない方に向いた作品。

2012/4/30 Monday

劇場版テルマエ・ロマエ

Filed under: - dekaino @ 8:44 このエントリをはてなブックマークに追加 雁祉┐里呂討Bookmark被リンク数

劇場版テルマエ・ロマエを観ました。コミックビーム連載のビーム史上トップの大ヒット作品テルマエ・ロマエ(THERMAE ROMAE)の映画化です。
原作は古代ローマ時代の風俗の豆知識を披露しながらすすめられるコメディ仕立てのSF風呂マンガ、それをうまく映画化してます。特に前半は原作にほぼ近いストーリー展開で、後半から映画にだけでてくるデビューを目指す漫画家のタマゴ真美(上戸彩)が絡んで原作とは違うストーリーになっていきます。
劇場版テルマエ・ロマエ
一般的には映画ってそれなりの製作費があるので、マンガ原作より緻密で時代考証もきっちりなされるものです。しかし、本作に限ってはむしろ映画の方がゆるい。とてつもなくゆるいです。別にケチっているわけではなく、ちゃんとかけるべきところには予算を使っているのですが、要らないところには徹底的に安く上げる「ゆるぎなきユルさ(ちょっと自己矛盾)」が画面に満ち溢れています。そしてそのゆるさがいい感じにギャグになっています。

原作はそれなりに時代考証に気を使った作品でそれが面白さのコアとなっていますが、映画版はストレートに和風で古代ローマにはありえないデタラメだらけ。なぜなら原作同等の考証レベルを目指して原作と同レベルの小道具・大道具を用意していたら、いくらお金があっても足りないからでしょう。ここは割切りが肝心。

少なくともヴェスヴッイオ火山の壁画はモザイク壁画にしたいのでしょうが、そこはぐっと我慢です。この手の時代劇映画は馬がたくさん出して豪華さを演出するもの、戦闘シーンも馬車とか騎兵とかがんがん出したいところでしょうが、本作でお出ましになるのはロバ一頭だけ。おかげで皇帝自ら乗り出した親征だというのにあまりにしょぼい、フラッシュアニメ版を上回るユルーい剣劇シーンになってしまいましたが、そこもぐっと我慢です。
キリストのキも知らないルシウスが何気なく西暦を使っていても(当時はキリスト教徒ですらキリスト歴は使ってなかったと思う)それだってぐっと我慢。皇帝の手紙のラテン文が当時ありえない中世教会ラテン語だとしても、とにかくぐっと我慢(そもそも当時のラテン文は空白で単語を分かち書きする風習すらなかった)。

この我慢の積み重ねのユルさが笑いを産むのです。クライマックスの温泉施設が文字通りの掘立て柱を使った掘立小屋なのもご愛嬌。ローマ人なら石積みで作れよとか言わない。それでこそ、阿部寛の裸一貫の怪演技が生きてくるというものです。

鑑賞特典オマケの小冊子に書き下ろし漫画が載っててちょっと得した気分になれます。漫画誌ってこの手の小冊子特典がホント好きだよね。

日本映画の中で特筆すべきユルさと豪華さを兼ね備えたコメディ作品。意外と上戸彩が巨乳なのも再確認できます。入浴シーンもあるよ!

2012/4/28 Saturday

ジョン・カーター

Filed under: - dekaino @ 3:11 このエントリをはてなブックマークに追加 吾с潟祉若帥 のはてなBookmark被リンク数

ジョン・カーターを観ました。バローズの火星シリーズの第一弾「火星のプリンセス」の映画化です。
バローズって名探偵コナンとは関係なく(それはバーロー)、いまから20世紀前半に積極的に活動したSFや冒険ものを得意とする作家。ターザンシリーズの作者と言えば通りがいいでしょうか? 本作はいわゆる火星シリーズと呼ばれる中編連作の第一作を原作としています。バローズ本人が父が南北戦争の南軍に従軍していた職業軍人という世代であり、タイトルにもなっている本作の主人公ジョン=カーターも南軍の騎兵という設定になっています。

異世界冒険ものの古典なんですが、そんなに古びていないです。むしろ変にこっているエラゴンなんかより全然面白いです。A級作品として予算もふんだんに使っていて見ごたえがあります。
主人公の特殊能力(?)が高くジャンプできるだけとかちょっと怪力ってだけなのがシンプルで新鮮です。昔の空を飛べなかった頃のスーパーマンみたい。空を飛べない初代ガンダムの方が大気圏中でぶんぶん空を飛んじゃうVガンダムより殺陣が面白いというのに通じます。

ただヒロインの火星のプリンセスが美女かどうかはちょっと怪しいですけど。まぁレイア姫よりは間違いなく美人でしょう。

まだまだ原作に続きがあるので、いくらでも続編が作れるのがいいですね。まぁ映画じゃなくてTVシリーズとしてスビンオフした方が商業的には目があるかも? ターミネーターのサラコナークロニクルズよりは面白く作れそうです。

Black & White

Filed under: - dekaino @ 2:42 このエントリをはてなブックマークに追加 Black & WhiteのはてなBookmark被リンク数

Black & Whiteを観ました。原題はTHIS MEANS WARです。
この邦題は全くの謎。黒人男と白人男が女を取り合うって話なら納得いきますが、本作は白人男2人が金髪女を取り合う話なので違います。いったいどこからこんなタイトルを思いついたのか見当もつきません。
Black&White

この金髪女がもうビッチとしか表現しようがないビッチ女。2chで袋叩きになるの間違いないビッチ脳の女が二人の男を天秤にかけます。でも市販品の品質評価をする会社で主任やっていて、仕事はできるらしい。アメリカでは仕事さえできればビッチが許されるのだろうか!?
男はいくら仕事ができてもセクハラ種馬男は非難されるのになー

もうとにかく韓流ドラマか昼ドラかってくらいビッチ ビッチ チャプチャプ らんらんらん♪状態で男を振り回しまくる映画です。でも振り回される男たちのアクションシーンだけはハリウッドらしくバリバリにかっこいいのがギャップがあって面白い。
オマイらイケメンで腕っぷしも立つんだから、こんなビッチ相手にしなくてもいいだろうに。

仕事は充実してるけど結婚に縁がない女性向けのファンタジー作品。

2012/4/21 Saturday

バトルシップ

Filed under: - dekaino @ 21:14 このエントリをはてなブックマークに追加 激のはてなBookmark被リンク数

バトルシップを観ました。
うーん数ある敵対的な異星人とのファーストコンタクトものとしては、かなりおバカな部類。
何も考えずに、来タ 戦ッタ 勝ッタって具合で地球人側の都合だけでストーリーが進みます。

しかも勝った要因が単なるラッキー的要素だからなー
たまたま敵の通信線が壊れた
たまたま大規模海戦演習(リンパック)をやってた
たまたま古い戦艦が動態保存してあった

もうちょっと、こんなこともあろうかとって設定にしないと燃えませんよ。
つーか、敵のテクノロジーでなぜかレーダーが使えず、ミノフスキー粒子下の有視界戦闘みたいなバトルになってますが、そういう条件だったら水上艦より断然潜水艦の出番でしょ? リンパックに潜水艦が参加してないわけないし。なんで駆逐艦で潜水艦同士のボードゲームみたいなことやってるのか謎です。
敵の通信の阻止だって、地球の通信衛星を止めるなり動かすなりすればいいだけでしょ。なんで自分の地上局をぶっ壊さないといけないのか?
ま、そういう理屈を考えずに、CGみてわーすげー かっこいー と楽しむべきものなのでしょう。

乱暴にまとめれば、ニートに余計な夢を与える映画です。ニート率が高い国ではヒットするかも?

妄想1「いつか僕も脱ニートして地球を救った英雄になるんだ!
妄想2「そのためにすぐそこのコンビニからチキンブリトーを奪取する準備もできている。
妄想3「後はチキンブリトーを所望するかわいい娘さえいれば…

2012/4/14 Saturday

ヒューゴの不思議な発明

Filed under: - dekaino @ 12:23 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若眼筝茘違堺、里呂討Bookmark被リンク数

ヒューゴの不思議な発明を観ました。ベストセラー児童文学のThe Invention of Hugo Cabretを映画化した作品です。
フランスのパリの鉄道網の中心リヨン駅に隠れ住む少年の物語。物語の舞台はパリですが、原作小説の作者はアメリカ人で、原著も英語で書かれています。
邦訳版は人名地名はフランス語読みとなっており、タイトルも「ユゴーの不思議な発明」となってます。北欧(古ゲルマン)神話のオーディンの家来の鴉 Hugin(フギン)が由来の伝統的名前で、フランスではユゴー、英語ではヒューゴーと読みます。

映画はもちろん登場人物は英語を話し固有名詞も英語読みです。映画の邦題もどういうわけか小説の邦訳のタイトルのユゴーは採用せず、ヒューゴの不思議な発明となっています。
だからと言ってフランスに愛がないわけではなく、フランス文化、特にフランス発祥の映画文化へのリスペクトが強く感じられるお話です。

予告編では現代より昔の時代のヨーロッパの駅に住む機械好きな少年と知り合いの少女が冒険する映画だよってメッセージしか伝えていなくて、ありがちなアクション映画かと思っていました。まさかリュミエール兄弟とかジョルジュ=メリエスが出てくる話だったなんて予告編からじゃ全然わからない。もし知っていればもっと早く観にいったはず。予告編の作り方間違っている。19世紀〜20世紀初頭の職人の手先の匠の技術からなる工芸品が大きいテーマとなっており、自動書記する機械人形も物語で大きな役割を果たします。
きめ細かい時代考証がなされており、映画後半はさながらNHKだかナショナルジオグラフィックが製作したメリエスの伝記番組のようなリアリティあふれる再現映像が楽しめます。これがまたいいんだよね。

月世界旅行(メリエス)

ハリウッド作品らしくリュミエール兄弟やメリエスを持ち上げる反面エジソンのエも出てこないあたり、本当にエジソン的なものが嫌いなんだろうなと思わされます。でもできればメリエスが落ちぶれていく原因となったライバルの映像作家(たとえばフライシャー兄弟)やビジネス上の敵(たとえば邪悪なエジソン!)についても公平な視点で描写して欲しかったと思います。戦争だけが原因ではないんだよね。そこをぼやかして仕上げているあたり児童文学の限界なのかも知れません。

フライシャー兄弟が道化師ココ(インク壺小僧)でやっていたように、メリエスも劇場でフイルムを使ったトリックで手品興行していたことは間違いないわけで、資料が散逸しているのはわかるけど、そこを想像力で補って再現してほしかった。今の映画とも昔の無声映画とも違う、生パフォーマンスとフイルム上映のコラボって今でもすごく魅力的だと思うのです。

映画史初期の熱い空気を感じられる良作。アクション映画でもファンタジー映画でもなく、ノンフィクション作品として楽しんでほしい作品です。

2012/4/8 Sunday

ALWAYS 三丁目の夕日’64

Filed under: - dekaino @ 0:43 このエントリをはてなブックマークに追加 ALWAYS 筝筝紊'64のはてなBookmark被リンク数

ALWAYS 三丁目の夕日’64を観ました。ALWAYS 三丁目の夕日ALWAYS 続・三丁目の夕日に続く第三弾です。
シリーズ初の3D化らしいのですが、私が劇場に行った頃には2D版しか上映してませんでした。3Dって高い上に目が疲れるだけなので主要ターゲット層である高齢者にはハードル高いのかもしれません。2D版で細々とロングラン上映という戦略のようです。

昭和39年東京オリンピックの年、もう昭和30年代も最後の最後となってしまいました。東海道新幹線も開業しています。
第一作目から原作にかなりの脚色が入っていましたが、本作に至ってもう原作の成分はほとんど消え失せ、100% 山崎貴ワールドとなっています。時代的にももう化け猫や化けタヌキが出てきそうもなく、原作独特のユルユルな感じが皆無です。

テレビ局プロデュースの映画にありがちな主要キャラ女性化という原作ハックの犠牲となった六ちゃんですが、本作でめでたく結婚することになったようです。また山崎監督の思い入れがある茶川先生の家庭事情ネタもしつこくしつこく続けられます。今回の最大の原作ハックの犠牲者は茶川先生。ここまでダメダメな作家じゃないのにひどい扱い。劇中でも言ってたけどヒロミさんのヒモになってます。
ただ、鈴木オートのとこの一平が半端にエレキギターやってるところだけは笑えました。

もはや当時の風景をCGで再現というのもインパクトが薄く凡庸な出来で、3D撮影のための制限や撮影コストアップなども考えると、興行的には厳しい感じです。ROBOTのドル箱シリーズもそろそろ終焉を迎えるのだろうか?

最後の新婚旅行に出発した時の空から見た夕日のシーン。明らかに富士山よりずっと右側(北側)に日が沈んでいきます。
あの角度は間違いなく真夏の夕日で季節的におかしい。調べてみると都内では11月〜2月は富士山より左側(南側)に日が沈むはず。オリンピック以後で一平がまだ卒業する3月より前なのだから、間違いなく矛盾します。昭和39年をリアルに再現というのを売りにしている割に、季節感というリアルな要素に無頓着なのが残念でした。

昭和30年代に思い入れがある人には安心してすすめられます。次回はアポロ11号? それとも大阪万博か?

2012/4/1 Sunday

CCTV大富

Filed under: - dekaino @ 2:55 このエントリをはてなブックマークに追加 CCTV紊уのはてなBookmark被リンク数

2012年4月1日からスカパーのまるごとパックにCCTV大富が入りました。
中国のテレビチャンネルです。前までは中文のみの放送でしたが、まるごとパック入りしてからは字幕または日本語吹替えが入るようです。
ニュース番組にも同時通訳が入ります。中国のニュースはなかなか興味深いものだらけ。北朝鮮のロケット発射騒ぎも日本とはだいぶ温度差があるようです。台湾国会の騒ぎも日本ではほとんど報道されませんが中国大陸の人たちはかなり関心を持っている様子。

中華ドラマも帯番組でガンガン放送されるようなので期待します。
4月に放送されるドラマは搭錯車という歌姫とその父の物語。搭錯車とは父の生業の廃品回収に使う大八車みたいなものらしい。検索すると結構ヒットするので有名な作品なのかな?

2012/3/31 Saturday

ドリームワークスの長ぐつをはいたネコ

Filed under: - dekaino @ 12:50 このエントリをはてなブックマークに追加 若若鴻激ゃ海里呂討Bookmark被リンク数

ドリームワークスの長ぐつをはいたネコを観ました。東映動画の長編じゃなくて、シュレックにでてくる長ぐつをはいたネコのスピンオフ作品です。

舞台はスペイン。長ぐつをはいたオス猫プスと、すりが得意な爪のないメス猫キティ、プスの幼馴染で頭脳担当のタマゴ人間ハンプティ=ダンプティの3人(匹?)組の珍道中の物語です。スペイン語ってアメリカ人にとって一番身近な外国語なんでしょうね。特に西海岸だとそうっぽい。

主役の長ぐつネコにプスという名前がつきました。この名前は本作からなのかな? プッシーからきた愛称かと思いますが日本語版にするときにもう少し工夫すればよかったかも。もともと長くつネコって頭脳担当のキャラだったと思いますが、さすがに頭脳担当が主役だとアクション作品として話が進まないので、剣とダンスの達人で、裏技として愛くるしい子猫のまなざしを駆使するキャラ設定としたみたいです。日本語吹替はシュレックから引き続き竹中直人が演じます。やっぱ竹中直人は演技うまい、素晴らしいですね。
プスとハンプティダンプティ
テーマは親友との友情、そして裏切りと和解ってところでしょうか? 不二子っぽい役のメス猫キティは男勝りで活発な娘だがいまいち他の2匹に比べて単なるきれいどころの扱いで影がない薄い感じで残念。もし続編が作られるなら彼女が中心の物語となるのかもしれません。
それにしてもハンプティ=ダンプティって何者なんだろう? マザーグースの歌とは違って結構丈夫で、高い所から落ちても割れたりしないみたいだし。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

Filed under: - dekaino @ 11:58 このエントリをはてなブックマークに追加 祉菴のはてなBookmark被リンク数

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いを観ました。
予告編の出来かかなりよく、予告編だけで言えばここ数年でトップクラスだと思います。予告編だけよくて本編がダメとか、予告編だけ見れば十分で本編は冗長なだけという映画はよくありますが、本作はそういうことはなく、本編も大変見ごたえがある作品でした。

予告編でわかる通り、911で父を失ったアスペルガーの気がある少年が、父の残した謎を追う小冒険を通じて、父の死を受容するまでの心の癒しのプロセスの物語なのですが、本編はもっと複雑かつ想像よりももっと暖かいストーリーです。
ニューヨークという移民の街と住民たちとの交流、母親は息子に無関心で放置していると思っているのは当の息子だけ。なかなかによく練られたシナリオで、しかもお涙ちょうだい風に泣かせるぞと気負っていない演出が好感もてます。

そして主人公の祖父も両親(高祖父)を米軍のドレスデン爆撃でなくして心に傷を負っているという設定のあたりはいかにもハリウッドらしい。正義とか悪とは愛国心的なものから距離をおき、このような紛争そのものが悲しく憎むべきという姿勢を打ち出しています。

911事件後10年という区切りにふさわしい作品だと思います。

2012/3/18 Sunday

ライアーゲーム -再生-

Filed under: - dekaino @ 17:12 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ≪若蚊若 --のはてなBookmark被リンク数

ライアーゲーム -再生-を観ました。ヤングジャンプ連載の人気漫画が原作で、TVドラマと映画もつくられており、本作は映画版ライアーゲーム ザ・ファイナルステージの続編にあたるらしいです。

私はまったく原作もドラマも前作の映画版も見ておらずまったく予備知識がありませんでした。その意味で多部未華子が演じる篠宮優(しのみやゆう)とまったく同じ視点でみることができました。いきなり1億円の札束を送りつけられてなぜか2億円の負債を背負うというまったく理不尽かつリアリティも説得力もないストーリー展開にちょっとげんなりしましたが、いわゆるライアーゲームというゲームの仕組みはまぁまぁ面白かったです。といっても、きれいごとだけで回る心理戦がカイジやらアカギの福本伸行作品とは全然違ってぬるいですね。
そもそもせっかく1億円の現ナマもらっててそれを全く活用しないのは理解できないし、若い女は色仕掛けとかすればいいのに、ただ配布された20枚のコインだけで駆け引きってのが現実離れしてますね。最後のオチもキレイ事すぎてあーあという感じ。

主役の篠宮(多部未華子)だけがキレイ事をいうのなら、まぁそういうキャラってことで納得もできますが、すべての登場人物がコイン以外の駆け引きをしないのがなんだかなぁと思いました。
それでも、篠宮が最初から最後まできったり優等生を貫き、多部未華子のイメージダウンにつながるような要素が皆無なのには感心しました。異性関係すらまったくでてこないのがすごい。
また、篠宮の卒業後の進路がどうなっているのかまったく出てこないのはどういうことなんだろう? いきなり拉致予告されたらまず就職予定の会社に相談したり知らせたりするんじゃないのか? 帝都大の卒業式で卒業生総代として答辞するくらいの優等生なら、立派な企業に就職内定しているはず。それを描写することで就職活動に苦労している若年層の反感を感じさせるのを避けるため、あえて卒業後の進路をぼやけさせているのだろうか?

フランス映画ではホームドラマが成立しないって話を聞いたことがあります。王も貴族もいない市民みな平等なフランス共和国という建前とは裏腹に元貴族と元平民とではものすごい格差があるため、市民みなが納得する平均的生活というものが表現しようがない。それでフランス映画には質の高い恋愛映画はあってもホームドラマはないんだという話です。
大学卒業後社会人1年生の平均的姿を描写しない本作をみると、日本もだんだんフランスみたいな平均的イメージが存在しない格差社会になりつつあるのかなと思わされます。

なんか全然関係ない話になりましたが、多部未華子の優等生っぷりを堪能する娯楽作品としてはよくできているおすすめ映画です。

2012/3/11 Sunday

TIME/タイム

Filed under: - dekaino @ 3:08 このエントリをはてなブックマークに追加 TIME/帥ゃのはてなBookmark被リンク数

映画タイムを観ました。原題はIN TIME。さすがにTIMEだと商標とれないし検索できないしつらすぎます。
予告編はとってもかっこいいアクション+ハードなSF設定の硬派な作品っぽいのですが、そこはハリウッド仕様にて非常に軟派なおバカなお色気アクションに仕上がっています。

時間が通貨として扱われる格差社会というアイデアは資本主義批判にありがちなネタではあるのですが、本作ではそのレベルに至りません。
というか、設定そのものがちゃんと説明されないので、主人公たちが何と戦っているのかボケボケです。資本家と戦い貧困層を助ける義賊ってことなの??
時間が切れると誰でも即死って設定は、まぁそういうテクノロジーがあるんだよねで誤魔化すにしても、時間が消費される描写ばかりで生産されるシーンがまったく出てこないので、何が何だかわかりません。

とにかく資本家は人民から時間を搾取してる搾取してるとか言ってるけど、逆に労働の対価として時間を支給したり、時間をローン貸ししたり、搾取どころかむしろ供給してるんじゃないかと思えます。出生時にみんな50年ずつ(自然の寿命が25+50の75年として)巻き上げられて、それを流通してるなんて設定があるならまだ理解できるんだけど。でもそうだったら主人公たちは産院とかに殴り込みにいくのか? それはそれで映画として面白いのか疑問だ。

劇中で100万年の時間がすごいプレミア的に表現されてますが、冷静に考えるとこんなのニューヨーク市800万人が1.5ヶ月も生きてたら消費されて消えちゃう程度の些細な量なんだよね。時間の生産の仕組みがわからないから何がどうすごいのかわからない。例のパパさんも時間ローンの利子とギャンブルで稼いだだけで、時間を生産しているようには思えないし。だいたい時間ローン事業って元が取れるんだろうか? だって借り手が死んじゃったらほぼ100%回収不能だからリスク高すぎだよね。年利30%なんてむしろ慈善事業に近い安さ。これで利益が出るとは思えない。

とにかくすべてのキャラが25歳かそれ以下の少年少女で、暴力あり、エロあり、カーチェースありと、最後に安っぽい世直し宣言(宣言だけ)って、ある意味ですごい作品です。

2012/3/9 Friday

friends もののけ島のナキ

Filed under: - dekaino @ 1:41 このエントリをはてなブックマークに追加 friends 絣吟のはてなBookmark被リンク数

friends もののけ島のナキを観ました。
有名な児童文学「泣いた赤鬼」を翻案した3D CGアニメです。3Dと言っても多分に2Dアニメートされまくりで手作り感あふれる映像です。
ストーリーはベタベタなお涙ちょうだいモノです。原作通り真の主役は青鬼(グンジョー)、声を演ずる山寺宏一やっぱり巧いね。悪役トリオはFROGMANが演じます。これは鷹の爪での恩返し的友情出演なのだろうか?
青鬼(グンジョー)
キノコが美味しそう。放射能が蓄積してるとおどされても食べたくなってしまうキノコ映画でもあります。キノコ万歳。

2012/2/18 Saturday

ロボジー

Filed under: - dekaino @ 23:32 このエントリをはてなブックマークに追加 吾爾里呂討Bookmark被リンク数

ロボジーを観ました。矢口史靖監督の老人とロボットを題材にした軽いコメディタッチの作品です。
主演はミッキー=カーチス、ただしクレジットは五十嵐信次郎名義。独居老人なのですが、生活とか人間関係の描写がものすごくリアルですごい。娘夫婦と孫との間に流れる微妙な空気とか、病院での老人仲間に対して見栄はったりのくだりが絶妙にリアルです。それに対し、ロボットを開発したという弱小メーカー木村電器って設定があまりにもリアリティがない。そもそも白物家電専業メーカーって何よ。そんなの21世紀の日本に生き残ってるわけないでしょうに。こういうバカバカしい嘘で話が動く作品は、嘘以外の部分ののリアリティが大事なんですよ。リアルな設定の中で堂々と嘘をつくからこそ本当に思えてしまうのがミソなのに、白物家電専業メーカーってだけで胡散臭すぎてダメです。ニュー潮風って名前にしたいって理由だけでそうしたのなら悲しいです。

そして吉高由里子が素晴らしい。はーいステップジュンがそのまま大きくなったような理系女性。メガネかけてないのがちょっと残念ですが、いい表情でロボ萌えを表現します。
ロボット好きには物足りないかもしれませんが、リケジョ好きにはたまらない映画??

ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵

Filed under: - dekaino @ 16:49 このエントリをはてなブックマークに追加 祉 藥篁gI 荀気里呂討Bookmark被リンク数

ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵を観ました。STUDIO4℃製作の長期シリーズ企画 第一弾です。

決して子供に見せてはいけない残虐表現アニメと言われてますが、確かに血しぶきがすごいけれども、イデオン発動編に比べたらそんな過激でもない気はします。エロ度もそんなでもないし。
本作は、原作のヤング編の最初からグリフィスがお姫様と仲よくなるあたりまで、本当に序盤の序盤だけのアニメ化。それでもゾッドが出てきたりそれなりの見どころはあります。
自作は4ヶ月後の6月公開予定。ガンダムUCみたいに数か月ごとに新作を公開していく21世紀式プログラムピクチャー企画のようです。しかしこのペースじゃ12作くらいやっても連載中のタイムラインに追いつかない気がします。

とにかく人手をかけてうねうね動くアニメ映画です。劇中に出てくる敵キャラも怖いですが、エンディングの延々と続くハンドル名はちょっと怖かった。そんな作品。

2012/2/12 Sunday

劇場版宇宙刑事ギャバン

Filed under: - dekaino @ 8:11 このエントリをはてなブックマークに追加 雁絎絎篋c海里呂討Bookmark被リンク数

劇場版宇宙刑事ギャバン もとい 海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIEを観ました。
ギャバンいいよね ギャバン。本放送当時も衝撃的だったけど21世紀でも衝撃です。大葉健二 元気すぎる、アツ過ぎる、若さって若さって何だ!的過ぎます
昭和のメタルヒーローの原点のギャバンを知らない人も見て損はないです。

ただし ミミー(叶貴和子)は出ない。残念。

2012/1/16 Monday

アクエリオンEVOL

Filed under: - dekaino @ 23:43 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪EVOLのはてなBookmark被リンク数

アクエリオンEVOL第3話 どげせん!!

2012/1/9 Monday

ワイルド7

Filed under: - dekaino @ 17:27 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ7のはてなBookmark被リンク数

ワイルド7を観ました。往年の名作マンガの映画化です。
かなり現代風にアレンジされていますが、バイクと銃器のアクションという基本ははずしません。キャラクターも原作からだいぶ変更されています。
カーアクションとかバイクでノーヘルとか日本映画の限界に挑戦している点は評価できますが、ハリウッドを超えるほどではない。まぁ挑むことに意義があるということか。でっかいトレーラーとかはいい味出してると思います。

今の若者ってバイクに興味なさそうだからなぁ… もっと昔のファン世代に向けた宣伝をすれば売れそうな潜在力はあると思います。

2012/1/4 Wednesday

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

Filed under: - dekaino @ 14:23 このエントリをはてなブックマークに追加 激с:ゃ潟激/眼若鴻祉潟のはてなBookmark被リンク数

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルを観ました。M:i:IIIの直接の続編にあたります。
Bad Robot Production作品で、プロデューサー名にJJエイブラムスの名がありますが、本作の脚本・監督にJJの名はありません。本作の監督は、あのアイアンジャイアントMr.インクレディブルレミーのおいしいレストランで有名なブラッド=バードが、実写作品の監督に初挑戦しています。たしかにちょっとアニメっぽい表現がありますが、テンポがよいアクション映画として巧くまとめています。

話の設定もよく出来ており、アメリカ政府の支援を全く受けられない困難な状況、チームが限られたリソースの中で全力を尽くすというマンネリ要素を排除したいかにも劇場版らしいストーリー。いつもの変装ギミックもこの理由で使えないって言い訳することで、トムクルーズ出ずっぱりが可能となりました。変装できちゃうと変装中は別の役者になっちゃうもんね。

予告編でいきなりクレムリン宮殿が爆破され、ドバイの高いビルの外壁でロープを使ったアクションシーンが出てきますが、こんなのはごく一部、アクションシーンは盛りだくさんです。クルマを使ったアクションもたくさんあって、惜しげもなくぶっ壊します。
ブラッド=バード監督は人妻をヒロインにすることが多いことで有名(?)ですが、本作も恋愛要素のヒロインは主人公イーサンの妻! とにかく独身女性には萌えない体質のようです。

私は本作を1月1日の午後、海老名市で観たのですが、ちょうどクライマックス ミサイルが打ちあがった頃に鳥島が震源の地震が発生! 震度3〜4で揺れました。最初のうちはすごい臨場感だなと思っていたらどんどん揺れが大きくなって、これマジ地震だ!と気づいたころにはもうどうでもいいやって気分でした。上映も何事もなく続行してたし。珍しい経験をしました。

観光名所を案内するトラベルムービーとしてもよくできていると思います。おすすめのアクション映画。

2011/12/28 Wednesday

リアル・スティール

Filed under: - dekaino @ 23:42 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪祉鴻c若のはてなBookmark被リンク数

リアル・スティールを観ました。
本作は予告編の出来が非常に良かったんだけど、本編は予告編そのまんまですね。何も隠してない。最近のジブリ作品の予告編と本編みたいな感じです。
生身の人間が戦うボクシングは廃れ(少なくともショウビジネスとしては成立しない)、ロボットがなぐり合うショウが人気を得ている時代、主人公親子がゴミ捨て場から掘り出した旧式ロボット(文字通りの掘り出し物)を駆使して勝ち抜いていくというストーリー。
これがロッキーなら特訓シーンがあるんでしょうけどロボットは特訓しません。せいぜい改良するくらいか?
どうやら大事なのはユーザーインターフェースらしい。つまり、操縦桿で操るνガンダムよりモーションコントロール式のGガンダムが強いんだぜってこと。機体の性能の差が絶対的戦力差ではないことを教えられました。

なんか家族愛をからめてダメな父親が父性愛に目覚めていくみたいな美談にまとめようとしてますが、子供は11歳だよ?! 釣りキチ三平でもおなじみの「学校はどうした」問題は完全無視みたいです。言い訳として夏休み中ってことにしたいんだろうけど、あの様子じゃ10月になっても絶対学校に行かないと断言できます。いいのかそれで?

あまり深く考えずロボット肉弾バトルを楽しむのがおすすめの作品

2011/12/24 Saturday

源氏物語 千年の謎

Filed under: - dekaino @ 17:27 このエントリをはてなブックマークに追加 羣羂茯 綛眼茗、里呂討Bookmark被リンク数

源氏物語 千年の謎を観ました。
原作は高山由紀子の小説。高山は小説家ではなく脚本家なので小説の映画化というよりはオリジナル脚本と言った方が正確か? もちろん本作の脚本にも高山がクレジットされています。

いきなり冒頭から紫式部が藤原道長にアオ姦されるシーンから始まってドン引き。さすが愛ルケの鶴橋康夫監督です。本作はR指定ないんだけど大丈夫なのか? もうとにかく平安時代の恋愛はレイプが基本なのかってくらい光源氏は鬼畜、その元ネタの道長も鬼畜ってことでしょうか?

多部未華子の葵上
どの登場人物も性愛にいじきたいない(六条御息所風に言えば、あさましき)中、葵上だけはまぁまともで不幸なだけなのか? 多部ちゃん(葵上役)可愛いのに光の君はなんで他の女に手を出すのかね? しかも同時進行で葵上とも子供作るようなこともしてるし。そりゃ田中麗奈(御息所役)も怨霊化するよね。

紫式部が御息所に自分の内面のドロドロとした負の意識を仮託してる表現があり、現実シーンでも中谷美紀(式部役)が怨霊化して安倍晴明と戦うのかと期待したんだけど、残念ながらそうはならないようです。田中と中谷の対比で、物語世界では美しい生霊も現実世界ではあさましい姿って表現できそうだったのに。

限られた映画の尺では源氏物語すべてをやるわけにもいかず、桐壺帝が崩御し藤壺が出家するあたりで幕となります。
衣装とかお金はすごくかけていて豪華絢爛な平安時代の京の街が表現されています。それをみるだけでも一見の価値あり。

2011/12/23 Friday

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX

Filed under: - dekaino @ 18:54 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ 若&若 MOVIE紊ф MEGA MAXのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAXを観ました。タイトル長いね!
MOVIE大戦はひとつ前のライダー編と現行ライダーが協力して黒幕的なライダー全体の敵と戦うというのが基本ライン。しかし本作ではさらにスケールアップして、タイトルにあるオーズ(ひとつ前)とフォーゼ(現行)だけでなく、昭和の伝説ライダー7人や2つ前の仮面ライダーWまで登場するサービス満点の豪勢な作りになっています。

基本的な脚本はフォーゼのメインライターの中島かずき。中島らしいベタベタな設定のもとキャラ魅力で話を進める舞台演劇らしいストーリーとなっています。いまどき空から謎の美少女が降ってくるなんてベタすぎてすかすがしいくらいです。21世紀に入ってもう干支一回りしようとしているのにスゴいぜ!
ただしオーズ編についてはオーズや電王のメインライターだった小林靖子が書いており、オーズテレビシリーズの後日談として電王テイストで未来からライダーが来るというお話になってます。これはこれで正統なオーズ外伝になっていて面白い。アラサー独身女でオヤッサンポジション担当の知世子さん(甲斐まり恵)も相変わらず。誰得な謎キャラ知世子さんが正統ヒロイン比奈ちゃん(高田里穂)とともに乙姫コスプレしたりして、本当に誰得! 目じりのカラスの足跡が光ってます。

仮面ライダーダブルは主人公ふたりだけが参戦。探偵長の亜樹子(山本ひかる)が出てこないのは残念。

タブルは二人がかりだし、オーズはオーズ以外にバース型が2人も出てくるのに、フォーゼは一人だけで奮戦。まぁまだ現行シリーズ半ばで2人目のライダーが出てきてないからしょうがないのですが、やはりそこは現行の強みで一番おいしいところはフォーゼが持っていきます。
最後の最後に謎の新ライダーの影と言うのもライダー映画のお約束。

アクションもキレがよく、とても楽しめるライダー映画です。

2011/12/18 Sunday

24 完了

Filed under: - dekaino @ 10:54 このエントリをはてなブックマークに追加 24 絎篋のはてなBookmark被リンク数

CSのFOXチャンネルで放送されていた24(twenty-four)最終シーズンのシーズン8を最後まで観ました。
シーズンが進むたびにどんどんと汚れていくジャック=バウアー。とうとうシーズン8初頭ではCTU捜査員ではないどころか、国外逃亡して家族にまで偽名を使ってメキシコに潜伏している始末。
それがますます汚れていく。ジャックに残された正義は家族愛とアメリカ国家に対する忠誠のみ。もう何が正義なのか? なまじ人気シリーズだけにずるずると続いてどんどんドツボにはまってしまった気がします。

Season8の最終回を観た感想は、とりあえずご苦労様 と言いたい。スタッフにも役者にも。24に出演して一番得したのはクロエ=オブライエン役のMary Lynn Rajskubだろうなぁ。実は北米ではお笑い女芸人としても有名な彼女。シリアスな役どころにも才能を見せて一気にブレイクしました。

テレビシリーズはこれで終わりですが、劇場版の企画があるようなんで、期待して待ってましょう。

トワノクオン 第6章 永久(とわ)の久遠(くおん)

Filed under: - dekaino @ 1:15 このエントリをはてなブックマークに追加  膃6腴 羂娯()箙()のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第6章 永久(とわ)の久遠(くおん)を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の最終章です。→第1章 第2章 第3章 第4章 第5章

最終回らしくド派手なアクションシーンの連続です。
広げに広げた風呂敷も何とかたためたと言えるのか? 主要キャラクターそれぞれがそれぞれの決着をつけ、それなりの大団円を迎えたようです。
ただ、第1章のヒロインのキリは思わせぶりのまま最後までたいした活躍することもなく出番なし。時間が足りなかったのか伏線を回収することはできなかったようです。結局、彼女は主要キャラではなかったということかも知れません。

確かによく動くし脚本も出来がいいのですが、終盤になるにつれ明るい感じの(悪く言えば甘ったるい)飯田馬之介テイストは薄れてしまったような印象です。まぁしょうがないのでしょうけど。タイドライン・ブルーみたいな感じでTVシリーズ展開ができればよかったのに残念です。

スペシャルドラマCD(非売品)
6章すべてのチケット半券を揃えるともらえるオマケのCDは、いわゆるドラマCDでした。30分弱の外伝エピソード。

2011/12/17 Saturday

TINTINの冒険/ユニコーン号の秘密

Filed under: - dekaino @ 17:26 このエントリをはてなブックマークに追加 TINTIN/潟若喝垩腱絲のはてなBookmark被リンク数

TINTINの冒険/ユニコーン号の秘密を観ました。それも字幕版。もうティンティンティンティン言いまくりで男子大喜びです。
なぜか吹替版や字幕ではタンタンって表記されますが、TINTINはふつーティンティン以外に読めないよねえ
タンタンは強引にもTINTINをフランス語読みした発音、そのせいでCapt.Haddockもハドックじゃなくてアドク船長と巻き添えでフランス語読みにされてます。
ベルギーの人気漫画をスピルバーグがモーションキャプチャーの3D CGを駆使して映画化した本作は、いかにもな20世紀初頭の冒険物語です。インディージョーンズ シリーズに時代も世界各地を股にかけた冒険活劇というジャンルもかぶります。

しかし、本作は超常現象とかオカルトとか近未来技術とかは出てこない、王道の冒険活劇なのです。怪力乱神を語らずを地で行くクラシックな冒険は決して退屈ではなく、むしろ最近の超能力バトルになりがちなCG演出過剰な作品よりずっとリアリティな冒険を感じられる活劇作品となっています。

ストーリー展開の鍵はティンティンの愛犬スノーウィ。ヤツの演技は本物の犬では手間がかかって大変そう。CGアニメだからこその演出が素晴らしいです。霊能犬ゼロなみの活躍をするスノーウィだけは超常現象的かも?
ハドック船長も21世紀的倫理観だとかなりダメ人間ですが100年前なら普通の荒くれ男の範囲内だったんでしょう。ラム酒漬けだった海賊達から現代のハイテク船を操るスマートな船員の間を結ぶミッシングリンクみたいな海の男です。

いくらでも続編が作れそうなオチがつきこの後の展開が期待できます。というか現に原作にはたくさん続編があるのだが…

小学生男子を連れて行くならぜひ字幕版へ。ティンティン連呼に大興奮することでしょう。それを除いてもワクワクすること間違いなしの良質な冒険活劇映画です。

ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊

Filed under: - dekaino @ 17:15 このエントリをはてなブックマークに追加 若c若2 荼潟潟鴻ャ守のはてなBookmark被リンク数

ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊を観ました。
前作ハッピーフィートの主役とヒロインとの間にできた息子ペンギン マンブルが今回の主役です。

本作も前作同様ミュージカル風の演出です。皇帝ペンギン、アデリーペンギンだけでなく、ゾウアザラシその他の種族を超えた愛と友情の物語、そして少し地球温暖化ネタも出てきているような出てないような…

日本語吹替え版もがんばってミュージカルしてますが、できれば原語版の方がおすすめかも。

2011/12/10 Saturday

地球防衛ガールズ P9

Filed under: - dekaino @ 17:41 このエントリをはてなブックマークに追加 亥画若 P9のはてなBookmark被リンク数

地球防衛ガールズ P9を観ました。→公式サイト
もう東京の公開は終わってしまいました。今日から大阪、新年からは名古屋だそうです。

地球防衛少女イコちゃんの正統な後継作品(と言えるのか?) あの河崎実監督の久しぶりの劇場公開作品です。
なんと本作は9人もの少女がでてきて、地球防衛少女シリーズ歴代最多人数です。
地球防衛ガールズ P9
劇場版の割に渋く地味なストーリー、まるでウルトラマンの予算が尽きた頃の回のような知恵と工夫で低予算をカバーしてるのが目に浮かぶような作風。だからといってつまらないわけではなく、人間の内的宇宙を舞台に戦うという設定(なのか??)
うちわ受けが多く、芯から河崎実ファンも大満足でしょう。ライトな昭和特撮ファンも十分楽しめると思います。21世紀のライダーしか知らない人もAKBオタだったら全然OKです。子役マニアにもたまらないキャストでしょう。B級お笑い芸人フェチにも大サービスであります。

決して一般人にはすすめられない、といってコアなサブカルと言うほどでもない、河崎実作品が好きな方にだけおすすめ。
今回は日光江戸村とタイアップしてなかったのは残念です。

2011/12/3 Saturday

マネーボール

Filed under: - dekaino @ 16:01 このエントリをはてなブックマークに追加 若若のはてなBookmark被リンク数

映画マネーボールを観ました。
私はメジャーリーグも日本のプロ野球も興味ないんですが、とりあえず観ました。
正直日本でオークランド・アスレチックスのファンってかなり稀有だと思われ、主演がブラピ以外に売りがなさそうな映画ですが、結構客が入ってました。
貧乏プロ球団のGM(General Manager)が金がないなりに頑張って優勝を目指す実話に基づいたストーリーです。日本の某金持ち球団のGMはオーナーに逆らったら大騒ぎになって解任されてしまいますが、メジャーリーグのGMは自分の権限内のことについてはオーナーの意見すらはねつけます。
アメリカ映画らしく、GMの仕事以外に私生活の特に家族関係の話も絡めており、それなりに美談っぽくまとめられてます。

ちょっと盛り上がりに欠けてハリウッドらしくない感じの淡々と哀愁ただよう作品です。ブラピ目当ての女子がみて面白いかどうかちょっと疑問。

2011/11/26 Saturday

辛亥革命/1911

Filed under: - dekaino @ 12:35 このエントリをはてなブックマークに追加 莨篋ラ/1911のはてなBookmark被リンク数

辛亥革命/1911を観ました。邦題は「1911」だけです。辛亥は干支で1911年のこと。

本作は今から100年前の1911年に清帝国が倒され中華民国が建国された辛亥革命を主題にした群像劇です。太陰暦(旧暦)の辛亥年に始まり年内のうちに決着がついたことから辛亥革命と呼ばれます。

本作はガンダムの一年戦争サーガのような、敵味方両方からみた戦争・革命を巡る群像劇となっています。もちろん孫文(孫中山)が率いる革命派びいきにはなっていますが。
基本的に歴史的事実に沿ったストーリーとなっており、明らかに史実に反する演出は少ないです。まぁジャッキーチェン(成龍)が演じる黄興がカンフーアクションで孫文を救うのはちょっとやり過ぎかも? 恋愛ドラマも多く散りばめられてます。

革命100周年記念事業として北京政府主導で作成された割には、歴史上唯一の選挙で選出された元首などという、現北京政府の現状を揶揄するようにもとれる表現があふれており、中国映画界の太っ腹と言うか余裕を感じさせられます。建前上では一党独裁している中国共産党の「時機が来れば公選制による民主化をする方針」に揺るぎはないということなんでしょうかね。

それとは対照的に日本語版は政治的思惑たっぷりの超訳がそこかしこにあるようです。
封建帝制を帝を抜いて封建制と訳されてます。ここは封建帝制のままか、せめて封建君主制にすべきところ。廃帝とか廃元号みたいな表現は全削除のようです。また最後に「孫中山先生の魂は中国共産党に引き継がれている云々」という中文字幕が出るのに、共産党のくだりは完全無視の訳になっているのは自粛を通り過ぎて失礼なんではないかとさえ思います。いったいどちら方面に気を使っているんだろうか? 中国映画界の太っ腹さと対照的に日本映画界の器の狭量さが際立ちました。冒頭のレッドクリフみたいな、とってつけた当時の状況説明パートもなんか出来わるかったし、カネと気を使うところを間違えてるとしか思えません。

今からたった100年前なのに日本ではあまり知られていない辛亥革命について詳しく知る教科書的にも使える映画です。

2011/11/20 Sunday

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 4 重力の井戸の底で

Filed under: - dekaino @ 22:04 このエントリをはてなブックマークに追加 罘紕潟UC(潟若)/episode 4 篋吾綺Г里呂討Bookmark被リンク数

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 4 重力の井戸の底でを観ました。
地球の重力の井戸の底に落ちたバナージ。ユニコーンサーガはじめての地上戦メインの話です。
0083の地上戦はモビルスーツがジャンプするだけで自由自在に飛んだりしないので面白かったのですが、逆シャアより後の時代設定のユニコーンだと、地上でもVガンや∀のマヒローみたいに飛び回ってしまうので、あんまり新鮮味がありません。大火力の表現に頼った演出はいまひとつ食傷気味です。その手はヤマトの波動砲以来使い古され過ぎ。
たしかに作画はきめ細やかですが、どうもチャレンジ精神を感じません。まぁ原作が福井晴敏だしなぁ…

ものすごい引きで幕を閉じるのですが、episode5は半年以上先らしいです。
商売上手ですねえ。

トワノクオン 第5章 双絶の来復

Filed under: - dekaino @ 21:53 このエントリをはてなブックマークに追加  膃5腴 腟吟ュ奨のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第5章 双絶の来復を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の第5作目です。→第1章 第2章 第3章 第4章

ますます話が煮詰まってまいりました。話が終息するどころかどんどん思いもしない方向に発散していきます。出てくるキャラほとんどが能力者かサイボーグ。もう普通の人間の出る幕はないようです。
残り1話で本当に風呂敷をたためるのかとても心配です。HEROESのサイラーみたいなストーリーを破壊するほどの能力者が出てきて大変なことになっております。

最終話は今月末26日から公開開始らしいです。

2011/11/18 Friday

サラリーマンNEO 劇場版(笑)

Filed under: - dekaino @ 23:50 このエントリをはてなブックマークに追加 泣若NEO 雁(膃) のはてなBookmark被リンク数

サラリーマンNEO 劇場版(笑)を観ました。
NHKのコメディ番組がなぜか劇場版に! いつものレギュラー陣に加え小池徹平と篠田麻里子などを加えた豪華キャスト。みたいな映画ですが、ちょっと斜めから見ると大人の事情が見え隠れする作品です。

はっきりいって本作はNHKエンタープライズが作成したVシネマです。そしてVシネマのプロモーションとして単館系劇場で公開しとくかと思ったら、なぜか悪乗りが過ぎて全国ロードショーになってしまった、さすがNHKだぜー って映画です。
画質はもちろんVシネマらしくDVD画質。大きい画面で見てもうれしくはありません。部屋のテレビで見るのが最適な絵作り。ブレてません。

テレビシリーズのキャストや人気コーナーやセクスィー部長をうまく拾いながら、メインストーリーと島耕作みたいなサラリーマン人生もの。そつなく作ってあります。サラリーマン体操の面々もコンテンポラリ踊りながら登場です。
本編未収録の「世界の社食から」を映像特典としてつけたDVDが店に並ぶのが目に浮かぶようです。

NHKらいく、あからさまな企業タイアップはしてないが、なぜかサントリーが黒幕にいたりして、サントリーの「はちみつレモン」の頃のどろどろの怨念が見え隠れする作品です。

2011/11/10 Thursday

カイジ2〜人生奪回ゲーム〜

Filed under: - dekaino @ 0:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ2篋榊絅蚊若のはてなBookmark被リンク数

カイジ2〜人生奪回ゲーム〜を観ました。
大ヒットした前作の続きです。
メディアミックスでアニメのテレビシリーズも放送されてました。本作はTVアニメ版とは粗筋こそ同じですが、基本的に別作品と思ってよいです。

とにかく冒頭から笑えます。開始30秒で地下チンチロシーンでシゴロ賽発覚、即座にハンチョー退場。いきなりこんな贅沢なスタートはスゴい。モモタロスも驚きの初めからクライマックスのノリ。怒涛のカイジワールドです。

さて今回気になるのが吉高由里子が演じる裕美。映画版オリジナルキャラです。カイジの世界には女は不要。唯一許される♀は美心(みここ)だけと言われてたのに、いきなりきれいどころ投入です。まぁだからといってカイジがモテるわけでもほだされて付き合うことになるわけでもないのですが、やはりなんかちょっと浮いている感じなのは否めません。
大人の事情として映画の製作費を出す金主の不安を和らげるためだけに若い女優を起用しなければならないのも理解はできるのですが、やはりここは禁欲的に男だけの世界にしてほしかったなぁ。カイジに美女は似合わない。

本作のオリジナルギャンブル「姫と奴隷」も、利根川のローズ(通し)ネタは面白かったものの、ゲーム自体は単なる三択ギャンブルで、言葉による心理戦も子供のババ抜きレベル。痛いのを通り越して悲しさを感じてしまいました。

見どころは沼ですね。実際に板金加工して作り上げた一品物のパチンコ台 沼がすごい。本当に重厚で存在感バッチリ。
頭の中で想像するのと、実際にモノを作るのでは全然違うのがよくわかりました。パチンコ玉が貯まって貯まってあふれていく表現もリアルでいい。映画版を観てしまうとアニメの演出は嘘っぽく軽く感じられます。そらそうだ、圧搾空気ごときでパチンコ玉は宙を舞わないよなぁ。

ギャンブルに勝った後の最後のオチはよく出来てます。ここは感心しました。まさにカイジっぽい終わり方。利根川の老練さとカイジの青臭さの対比が素晴らしい。

前作では強調されていた死の危険とか生理的苦痛という要素は、本作ではきれいに取り除かれており、娯楽作としての完成度、一般受け指数はだいぶ高くなっています。
文句なく楽しめる娯楽映画。

2011/11/9 Wednesday

フェア・ゲーム

Filed under: - dekaino @ 23:32 このエントリをはてなブックマークに追加 с≪祉蚊若 のはてなBookmark被リンク数

映画フェア・ゲームを観ました。
イラク戦争時のブッシュJr.政権で世間を騒がしたCIA絡みのスキャンダル事件(実話)ベースに映画化した作品です。
アメリカでは有名な「ブレイム事件」(ブレイムは人名)ですが、日本ではあまり報道されませんでした。アメリカ連邦政府は大統領が代わると政府高官も総取替えされますが、軍や外交官や諜報機関などの特殊技能色が濃いポストは政権党が変わってもそのまま続投することが多いです。
この事件は、任命した大統領が去った後も別政策をもつ次期大統領に宮仕えし続けるという構造が生んだスキャンダルとも言えます。この事件以降、大統領府/連邦議会とCIAの関係はかなり冷え込みました。

オーソドックスないわゆる再現ドラマ風の演出ですが、特にマスコミの偏向報道や身勝手な世論などに注目した演出がいかにもハリウッドっぽい感覚です。また夫婦の関係や家族愛も重要なテーマとなっているところもハリウッドっぽいですね。

いくら当時から政権党が変わった時代とはいえ、メジャー作品として受容されるのがアメリカ映画の懐の深さです。日本映画ではこの手のマスコミ叩きや世論を叩く作品は単館系でそれなりにあるけれど、注目するのは右翼くらいで彼らがわざわざ劇場に街宣抗議した結果、ニュースになって一般大衆が「へえこんな映画やってるんだ」って知ることができるくらいマイナー路線だもんなぁ。

あまり派手なアクションシーンはありません。でも、この事件のせいで米国外の協力者達ががんがん巻き添えで死んでいくのを淡々と描写するあたりはある意味で派手です。

リアルを追求したスパイ映画。主役のナオミ=ワッツも好演してます。

2011/11/4 Friday

ステキな金縛り

Filed under: - dekaino @ 19:15 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻膰のはてなBookmark被リンク数

三谷幸喜監督・脚本の喜劇映画 ステキな金縛りを観ました。
落ち武者の六兵衛は西田敏行のハマリ役。その他の脇も有名どころの役者がたくさん出ていて大変贅沢な作りになっています。
ただ、従来の三谷作品に比べて長回しは控え目で、カット割りを多用しています。つまりあまりお金と時間をかけてない作り。これも時代なのでしょうか? でも客の入りは大入りのようで、次回作も作れそうです。

ストーリーとしては笑いあり涙ありをねらってるんでしょうが、泣き所はさらっとしててあまり泣けません。つーか父役の草薙クンが出てくるところ、どうして早死にした母親と一緒に出てこないのか? あえて話を重くしないように演出しているのか? いまひとつ意味不明です。

法廷画家ギャグというのはドリフの昔からあるのだけれど、本作が一番面白い。そんな作品です。

2011/10/26 Wednesday

カウボーイ&エイリアン

Filed under: - dekaino @ 5:37 このエントリをはてなブックマークに追加 若&ゃ≪海里呂討Bookmark被リンク数

カウボーイ&エイリアンを観ました。原題はCOWBOYS & ALIENS。そう どちらも複数形です。
本作は複数のカウボーイたち、そしてアウトローの荒くれ者が、異星からきたエイリアンたちと戦うという話です。もちろんインディアンも出てきます。

主人公は最近の007シリーズの若いボンド役をやっているダニエル=クレイグが演じます。せっかくボンド役になったのに、不況のせいか007新作がいつまでたっても製作されない不遇なクレイグが一花咲かせられるか? 役者人生崖っぷちな感じの真剣演技がいいです。
またもう一人の主役としてハリソン=フォードが老体にムチ打ってこれまた西部劇にありがちな牧場主という役柄で出てきます。さすがに巧いですね。

本作はいわゆる西部劇のお約束をちゃんと守っていて、その点でニヤリとさせられることが多いです。なぜかわからないけどなぜか町の名士である牧場主の息子はロクデナシのドラ息子だし、親友は医者だし、主人公は盗賊の頭目崩れの犯罪者だがなぜか憎めないヒーロー気質だし。

見どころは圧倒的な火力と飛行マシンを駆使するエイリアン達に、ライフルですらない旧式銃(マスケット銃?)を手に馬に乗ってほとんど自爆テロ的な特攻で立ち向かう地球人たちの戦闘アクションシーンです。とにかく軍事力的には圧倒的に不利なのにクソ度胸だけで何とか戦う、いわばスターウォーズ帝国の逆襲で帝国軍の巨大四脚マシンのスノーフォーカーをワイヤーだけで倒すみたいな爽快さがあります。

見方によっては、石油を取りに来た圧倒的火力を持つ米軍に対し、知恵と勇気と信仰で立ち向かう反米ゲリラを賛美してる気もしますが、考えすぎでしょう。

ストーリーが浅いという批判の声もありますが、この浅さこそ往年の西部劇映画の味というものです。SFアクションと西部劇のお約束のいい感じのごった煮が素敵な映画です。

2011/10/21 Friday

電人ザボーガー

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 私査吟若爾里呂討Bookmark被リンク数

ピープロの人気特撮テレビシリーズ電人ザボーガがなんと映画化されました。
さっそく公開された最初の週末に劇場版電人ザボーガーを見に行きました。
劇場版電人ザボーガー

テレビ放送の時代が舞台の青年期編と、現代が舞台の熟年期編の2本立て構成になっているのですが、予想した以上に青年期編が長いです。たっぷり懐かしいピープロ魂のつまったザボーガーワールドが楽しめます。原作へのリスペクトと言うか愛を感じる金のかけっぷりとチープなデザインが泣けます。そして熟年期編は原作にはないifストーリーになっていくのですが、これはこれで面白いです。いい意味で真面目に頭が悪い作品だ。
ザボーガーに空中戦させるだけの予算があるのに、なぜかセーラー服は場末のイメクラの衣装みたいなテラテラの生地というのが、軽くドラマ要素を入れたアダルトビデオっぽい感じがして、これまたチープです。

なんか女子攻兵をパクったような敵キャラも老人Zをバクったようなラストの落ちも全く気にせずお祭り気分で流してほしい。

旧作ファンも全く旧作を知らない人も間違いなく楽しめる良質な特撮等身大ロボット映画です。

ツレがうつになりまして。

Filed under: - dekaino @ 22:58 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ障のはてなBookmark被リンク数

劇場版「ツレがうつになりまして。」を観ました。
コミックBirz(懐かしい名前!)連載の人気マンガの映画化らしい。作者の実体験がベースとなった作品で劇中にもコミックBirz誌が出てきます。なんか若い女性が読むマンガ誌みたいな説明されてて、いつのまにそんな風になっちゃったのかちょっとビックリしたぜ。昔は男性青年誌でちょいエロ誌だったのに…

マンガ家の旦那が欝になって通院して紆余曲折しながら回復していく様子をコメディタッチに描写していくストーリーで、見どころは宮崎あおいと堺雅人の夫婦役の演技です。
神様のカルテで宮崎あおいが演じていた妻は古風な良妻と写真家という芸術家を兼ねた上品な女性という印象でしたが、本作の妻はかなり怠け癖があってずばり悪妻系。マンガ描きという芸術系の職ですがあくまでも食うために描いている正しい意味でのプロ漫画家です。
夫役の堺雅人の欝の演技は巧いのか下手なのか私には区別がつきませんが、まぁこの程度なら周りの人は迷惑じゃないかもと言う穏やかなもの。かなり美化されているのかも?

終盤クライマックスでヘタウマ系の作者の絵がなんと3D CGとして立体化されぐるぐると回転しながら画面を飛び回ります。あの絵を立体化できるなんて日本の映像技術はスゴいと思いました。東京ムービー新社のCG部門はいい仕事してます。

客の入りはかなりよかったので、興行収入も結構な額になりそう。原作者夫婦は一生遊んで暮らせるくらい貯金できるといいですね。

2011/10/14 Friday

日輪の遺産

Filed under: - dekaino @ 10:47 このエントリをはてなブックマークに追加 ヨ耳榊のはてなBookmark被リンク数

日輪の遺産を観ました。浅田次郎原作の終戦間際の物語です。
浅田次郎文学によくある劇中の人物に過去を回想して語らせるという構造をそのまま映像化してあります。本作においては大正解の演出です。
カドカワブランドに恥じぬ子役女子のキラメキ具合がすごい。20名のローティーン少女の説得力といったら、よくもまぁこれだけ上手い子役たちを集めてきたもんだと思います。

ただ大人たちはちょっといけませんね。想定した観客層である老人にコビているのかも知れませんが、こんな綺麗ごとで済ましちゃいけない話なんだと思います。
マッカーサーもひどい。弱腰すぎる。大統領の座をねらう野心すらあったとされるマッカーサーが胃酸を手つかずで残すなんてありえないでしょう。

昭和天皇も役者の配役はなく玉音放送のいつものNHK音源の声だけの登場なんて、制作サイドはちょっと腰が引け過ぎじゃないかと。大人の事情気を使いすぎて作品をどんどんつまらなくしている感があります。

とはいっても大人や老人とは無縁の少女たちの演技は素晴らしい。本作の価値はそこにあります。

猿の惑星:創世記

Filed under: - dekaino @ 10:20 このエントリをはてなブックマークに追加 帥:灸荐のはてなBookmark被リンク数

猿の惑星:創世記(ジェネシス)を観ました。読みがな付の邦題ってちょっとかっこ悪いですね。原題は"RISE OF THE PLANET OF THE APES” 猿の惑星サーガの発端みたいな意味合いでしょうか?

もはや伝説とも言っていいSF映画猿の惑星(1968年版)から連なる様々な派生作品の一つとも言えますが、基本は第一作の設定だけを活かして続編その他はほぼ無視しています(主人公のシーザーと言う名前は続編に関連してますが)。バットマンサーガにおけるビギンズからダークナイトへの流れのような作品とでもいえばいいのでしょうか?
とにかく旧作へのリスペクトがすごい。そしていまやちょっと古臭くなってしまったSF考証部分に、遺伝子工学による創薬産業という新しいギミックを取り入れて見事に今風のSFとしています。
ところどころに有人火星探査ロケット打ち上げとか、ロケットが行方不明になったとか、第一作へ回帰する伏線を忍ばせているところも憎いです。ということは作品世界はコールドスリープが実現化された技術レベルの世界ってことなんだよなぁ… うーむ。

旧作は、人種差別やイデオロギーの違いによる対立、核ミサイルを向け合った冷戦体制の愚かさをえぐるような話でした。本作は、自分だけが儲かればよいとするエゴイズム、つまり利益至上主義の愚かさや、異文化への無理解な態度などの現代アメリカで問題になっている部分が、人類を滅ぼすんだという主題となっています。よく考えると、アメリカ以外の国はいいとばっちりじゃないか?

このまま第一作につながるとすると核戦争でニューヨークは砂漠にならないといけませんが、そのあたりはまったく表現されていません。もしかしたらダークナイトにたいするダークナイトライジングみたいな、本作の続編企画があるのかも?

映像技術や演出は全く問題なし。サルは着ぐるみではなくて指輪物語のゴクリのような役者のモーションキャプチャ+CG合成で作られています。ちなみに主役チンパンジーのシーザー役は指輪のゴクリ役をやってた俳優です。

旧作を知ってる人も知らない人もぜひ観てほしい作品。

2011/10/8 Saturday

牙狼GARO MAKAISENKI

Filed under: - dekaino @ 8:00 このエントリをはてなブックマークに追加 GARO MAKAISENKIのはてなBookmark被リンク数

新テレビシリーズ 牙狼GARO MAKAISENKIの放送が始まった。
旧シリーズのレギュラーが勢揃いのキャスティング。さすがパチンコマネーはぱねぇっす。アクエリオンすら新テレビシリーズ作っちゃうもんなぁ。日本のエンタテインメントシーンを語るのにもはやパチスロ業界を抜きには語れない!

牙狼GARO MAKAISENKI 制作発表

さとうやすえ(旧名 佐藤康恵)すら出すのか。再現度高い! でもマーク武蔵だけいないのが残念。せめてゲストとして出てきてほしいけど無理かなぁ?

2011/10/6 Thursday

トワノクオン 第4章 紅蓮の焦心

Filed under: - dekaino @ 0:42 このエントリをはてなブックマークに追加  膃4腴 膣綽のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第4章 紅蓮の焦心を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の第4作目です。→第1章 第2章 第3章

話が佳境に入ってきました。テレビシリーズなら最終回の2つ前くらいの回か? もはや初期設定の舞台は取り返しがつかないレベルまで破壊され、決着まで一気に突っ走るしかない状況になりました。

主役のクオンは致命的ダメージを受けますが、さすがにここで主役退場はないとは思います。
敵のサイボーグ部隊は全員元能力者かと思っていたら、一人だけ選定ミスで紛れ込んでしまったって話だったようで、それはそれで新鮮な設定かも。人間との合体に成功したデーモン達の中に稀に人間の心を残したままのデビルマンがいるみたいな話かな?

今回ちょっとだけ第1章のヒロインのキリの出番あり。でも影が薄いのは相変わらず。
残り2話でどこまで風呂敷がたためるのか。期待大です。

とある飛空士への追憶

Filed under: - dekaino @ 0:17 このエントリをはてなブックマークに追加 蕋腥阪吾菴醇兇里呂討Bookmark被リンク数

とある飛空士への追憶を観ました。人気ライトノベルが原作だそうです。
予告編だけ見たらありがちな太平洋戦争を題材にした架空戦記モノなのかと思ってましたが、まったくの架空世界のお話だったんですね。ライトノベルの文法がよくわかってませんでした。

なんだかよくわからないけど、おフランス風っぽい大国と大日本帝国風な大国が戦争してる世界観で、12000キロ(!)を単機で敵の制空権を抜けてお姫様を運べってミッションに挑むパイロットのお話らしいです。科学技術にもよくわからない設定が入っているので、どっちかっていうと魔法世界のファンタジー的な設定なのかも?

12000キロってリンドバーグの大西洋横断の往復よりも長いですよ。現実世界の東京→メキシコシティぐらいの距離感。なんかスゴい。
しかもレーダーがない目視だけが頼りのガンダム世界のような設定なのに、なんであえて夜休んで昼間飛ぶのか意味わかりません。ふつー逆だろ?
設定のアラはいくらでも見つけられるのですが、ファンタジーと思えば問題なしです。

声優はジブリ風に専業アニメ声優を排除して俳優を使ってます。主役の神木隆之介は巧いですけど、ヒロインの竹富聖花は何か棒読みです。なんで女性誌モデルをわざわざ起用するのか? 原作ラノベファンのストライクゾーンってココなの? いろいろ大人の事情をうかがわせるキャスティングです。下手したらBluRay化の時に音声リマスターと称して別人で再アフレコしちゃうレベルか?

原作を知ってる人も知らない人もちょっと残念な作品です。
途中で力尽きる滅びの美学的な決着ならば松本零士の戦記漫画っぽくてよかったかもなぁ。最後に勇士を追悼するモノローグが入るか、風の大地のよくわからん詩が入る感じで。

2011/9/25 Sunday

スマーフ

Filed under: - dekaino @ 21:56 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若のはてなBookmark被リンク数

3D映画スマーフを観ました。
むかし雪印チーズのマスコットにもなっていた青い妖精(?)スマーフ
スマーフ
ベルギーのマンガが原作で、ハンナバーバラがテレビアニメ化していてアメリカでも有名なキャラです。
この青い小人たちが3D映画化されました。

悪い魔法使いと一緒にニューヨークに瞬間移動して大騒動。3D CGと実写を合成する形式の映像です。
尺が102分と子供向け作品としてはやや長め。というか本作は子供向けというよりむしろ大人向けの作品です。
特に新米パパに向けてのメッセージが強く込められています。

私は原作をよく知らなかったのですが、原作の世界観をちゃんと反映させたストーリーになっているようです。
一人だけいる女性型スマーフにも原作仮面ライダーみたいなドロドロとした出生の秘密があったりして面白い。

子供が見ても大人が見ても楽しめる親子向け3D映画です。

ラビット・ホラー3D

Filed under: - dekaino @ 8:39 このエントリをはてなブックマークに追加 祉3DのはてなBookmark被リンク数

ラビット・ホラー3Dを観ました。清水崇監督の3D最新作です。
本作は厳密にいうとホラーではありません。内的世界、精神と狂気の物語。だけどホラーって言わないと企画が通らなかったのでしょう。逆にいうと清水崇のホラーとさえ言えば金が湧いて出る。ブランドとはこういうものか…

プロットそのものはエコエコアザラクテレビシリーズの1エピソードに収まる程度の単純な話ですが、実験的とまで言える3D演出を施した意欲作です。
テレビシリーズっぽいチープ感がまたいい味を出しています。
メインの遊園地のシーンは本当にチープで実際に金もかかってなさそうですが、劇中劇で映画館で3D映画を見てるシーンなどは製作費がかなりかかってそう。
ただちょっと3D効果がどぎついのでかなり目が疲れます。途中で気持ち悪くならないように注意。

本作は役者がみんな巧い。満嶋ひかりだけでなく子役の澁谷武尊も巧い。学校シーンの脇役の子役たちも芸達者ぞろいです。もちろん香川照之に狂人をやらせたらハズレなし。小道具はチープだけどキャスティングは豪華です。

ホラー映画としては怖くはないが幻想文学の映像化という意味ではよく出来ている作品です。

2011/9/23 Friday

世界侵略:ロサンゼルス決戦

Filed under: - dekaino @ 20:35 このエントリをはてなブックマークに追加 筝箴窮:泣潟若号浦Δ里呂討Bookmark被リンク数

世界侵略:ロサンゼルス決戦を観ました。

水資源を奪うため地球に侵略してきた異星人軍と戦う防衛戦争の話。1960〜70年代のSFストーリーを現代のSFX技術で再現してみたような映画です。

一応SF的な文法は成立しています。しかもハリウッド作品らしからぬ地球側が絶望的な状況。ヤマトの地球よりも厳しいよ、これは。
地球の沿岸部にある大都市が軒並み先制攻撃で潰されてしまいます。この時点でどの国も核攻撃してないあたり、地上の核ミサイルサイロも海中の原子力潜水艦も短期に全滅しているっぼい。24時間たたないうちに海面平均水位が下がってるものがわかるくらいリアルタイムに水が奪われていってるしもう何やってもダメっぽい状況。
海水面が10mも下がったら、現行の港湾施設は軒並み使用不能だろうし、パナマもスエズも通行不能だろうなぁ。海軍アウトだわ、これ。

映画に出てくるのは海兵隊の小隊と、途中で合流する数人の陸軍や空軍の士官が、民間人を救出し、敵軍と戦い、ある程度の戦術級勝利を得るまでの話となり、いくらでも続編やらテレビシリーズへのスピンオフができそうな感じだけど、もうちょっと設定を甘くしないと人類敗北が目に見えてるのが悲しいところ。
しかし映画としてはちゃんとクライマックスシーンで感動して楽しめる出来になっています。

先のことは考えず刹那的に生きるアメリカ人向けらしい作品。

2011/9/18 Sunday

くまのプーさん(2011年版)

Filed under: - dekaino @ 13:04 このエントリをはてなブックマークに追加 障若(2011綛雁)のはてなBookmark被リンク数

くまのプーさん(2011年版)を観ました。
久々のディズニー手描きアニメです。残念ながら長編ではなくて中編ですけど。
昔からディズニーのくまのプーさんは原作レイプだという声が大きかったものですが、今回はそれを反省したのか、メチャクチャ原作をリスペクトした内容になってます。
原作のクリストファーロビンが幼いゆえに醸し出す頭が足りないキャラ満載のプーワールドがそのまま再現。石井桃子の訳もきっちり採用して日本の原作ファンも納得の出来です。

まぁその分、作画の方はかなりさびしい出来上がり。テレビシリーズのパイロット版のような品質になってます。まぁでも、グネグネうねうね動く黄色いクマなんか誰も見たくないよね? だからこれでいいんでしょう。

SILLY OLD BEAR バカなくまさん
まさにこの言葉通りのバカばっかワールドが展開する本作は、子供向けというよりは大人向けの作品なのでしょう。あー子供ってこんなバカなことするよねってアルアルネタの宝庫です。

2011/9/3 Saturday

実相寺昭雄展

Filed under: - dekaino @ 8:36 このエントリをはてなブックマークに追加 絎後堺絮のはてなBookmark被リンク数

いまどき川崎のミュージアムの話だったら、藤子不二雄ミュージアムが旬でしょうが、あえて川崎市民ミュージアムで2011年9月4日まで開催されている実相寺昭雄展に行きました。
実相寺昭雄展

川崎市民ミュージアムは等々力緑地の中にあり、武蔵小杉からバスで10分くらいです。

多摩川中域の南岸にある等々力緑地はその名の通り緑がいっぱい。
等々力緑地の蝉
等々力緑地にいたミンミンゼミ

ウルトラマンその他の特撮テレビシリーズや今や古典となってしまった劇場版帝都物語で有名な実相寺昭雄監督の作品と生涯の紹介、遺品のおたくコレクションなども展示されていました。大量の絵手紙風の色紙が面白かったです。
ウルトラマンの頃からぜんぜん外観が変わらず年を取らない印象があったまま急逝してしまった実相寺監督。もっと長生きしていろいろ作品を作ってほしかったです。

2011/8/28 Sunday

神様のカルテ

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 腑罕のはてなBookmark被リンク数

神様のカルテを観ました。
宣伝とかポスターは宮崎あおいイチ押しでしたが、実際は櫻井翔の方が出番が多い。櫻井:宮崎で8:2くらいの比率かな。観客は櫻井翔めあての若い女性ばっかりでした。

同名の小説が原作。原作を書いた夏川草介は33歳の現役医師だそうです。本作はもっと年がいった定年間近の人が書いたみたいな脚本になってます。
とにかく出てくるキャラがすべて枯れているというか老成されたというか、年寄りくさい言動しかしません。演ずる役者は若いのに言うこと為すこといちいち年寄りくさい。御嶽荘という下宿屋みたいな元旅館も年寄りくさい。夢破れて田舎に帰って畑仕事ってリアリティのなさがまたすごい。平成の世ではむしろ田舎の方が仕事ないよ。
ちょっと若さが感じられるのは要潤がやってる外科医くらいか? 朝倉あきが演じる新人ナースですら言動が年寄りくさいのは、脚本が悪いのか演出が悪いのか?

病院の描写はすごく現代的なのに、なぜかカルテは手書きなのも謎なところ。

一番わからないのはすべての登場人物がすべてお金持ちなんですよね。生活のために働く、食うに困るみたいなことはまったくなく、仕事は100%自己実現の手段となっている。医師が書いた小説らしいといえばらしい話です。
宮崎あおいが演じる妻の榛名は写真家をやってるんですが、明らかに100%持ち出しの趣味レベルの職業になっている。自宅の暗室でカラー写真を印画紙に焼き付けたりするシーンをあげるまでもなく、リアリティ皆無なところが、むしろすがすがしいくらいです。

ところで、櫻井くんと宮崎あおいは夫婦って設定なのに、キスどころか手もつなぐシーンすらありません。会話は敬語だし。まるで枯れた老夫婦みたい。メイン客層の櫻井翔くんファンがヘソを曲げないための演出なんでしょうか?

とても老人受けしそうな演出と櫻井翔ファンとのミスマッチがある意味面白い作品です。

2011/8/26 Friday

イースターラビットのキャンディ工場

Filed under: - dekaino @ 23:27 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若鴻帥若c潟e轡瓦里呂討Bookmark被リンク数

イースターラビットのキャンディ工場を観ました。
予告編やポスターからは怪盗グルーの月泥棒のような3Dデジタルアニメだと思ってたら、実はロジャーラビットのような実写とアニメキャラの合成映画でした。
ハリウッドが舞台の作品で、有名な芸能人が実名で出てくるのが面白いところ。
たとえば、プレイボーイ誌のオーナーHugh Hefnerとか、ナイトライダーのマイケル=ナイト役のDavid Hasselhoff等。日本語版ではHasselhoffの声をささきいさおがやっているってところが憎い。たぶん日本語版声優の中で一番ギャラが高いに違いない。でもささきいさおじゃないとダメだよなー。

ストーリーは基本ドタバタコメディでちょっと家族愛のテイスト込み。時代でしょうか、若者の就職難とか就職活動がネタにされてます。

劇中で「イースターは4000年の歴史がある」なんて言ってるけどいいのかな? キリスト教より古い異教のお祭りになっちゃうんだけど。モーゼの出エジプトを起源とする過ぎ越し祭までさかのぼるってこと??

アメリカの文化やテレビに詳しいとより楽しめる作品。

2011/8/24 Wednesday

カンフー・パンダ2

Filed under: - dekaino @ 22:51 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若祉潟2のはてなBookmark被リンク数

カンフー・パンダ2を観ました。2008年のカンフー・パンダの続編です。
前作では未解明だった出生の秘密が本作で解き明かされます。
本作の導入部は中国影絵劇(皮影戯)風の2Dアニメで、これが素晴らしく良い出来です。どことなくカレル=ゼマンの切り紙アニメを想わせる、手で操作してるアナログ感が香る動き、とても手間がかかってます。

今度はパンダのポーは最初からカンフーの達人です。さらに奥義まで習得してしまいどんどん強くなります。それよりも目立つのが本作のラスボス、孔雀のシェン公。火薬を使った新兵器はカンフーの達人でもかないません。さらにシェン自身のカンフー技も大したもの。メタボのパンダがどうやって勝つのか!? 本作の見どころです。

声優は英語版の方が豪華、アンジェリーナ=ジョリーとかダスティン=ホフマンやらイタチ顔のルーシー=リュー、とどめにジェッキー=チェンまでが前作から引き続き出演しています。すごいメンツですぞ! これに比べると日本語版の山口達也や木村佳乃やMEGUMIは見劣りします。MEGUMIってまだ芸能界にいたの?って感じ。まぁでもジェッキー=チェンがやってる猿を石丸博也がやってるのはいい配役です。日本語版でviperをヘビって訳すのはちょっと迫力ダウンでかわいそう。せめてドクジャなりマムシなりにしてあげて!!

笑いあり泣きありでベタなストーリーですが、映像演出の質の高さもあってとってもよい子供向け3Dアニメ映画に仕上がっています。夏休み映画としておすすめ。

2011/8/20 Saturday

トワノクオン 第3章 夢幻の連座

Filed under: - dekaino @ 0:30 このエントリをはてなブックマークに追加  膃3腴 紊√校e婚のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第3章 夢幻の連座を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の第3作目です。→第1章 第2章

今回は精神世界 インナーワールドの話です。主人公の過去の話もだんだん明らかになってきました。
それにしても第1章では完全にヒロインの立ち位置にいたキリ(歌う少女)の出番がかなり減り、影が薄くなってまいりました。お祖母さんはまだ生きてるのかな?? なんか電王の大人の方のハナみたいな感じで消えつつある印象。なんとかして出番を増やしてあげてほしい。

敵のイプシロンの過去もある程度でてきましたが、思ったほどは明かされなかったようで。まだまだ秘密が多いみたい。ここまででやっと半分。残り3章も早く観たいものです。

THE MECHANIC

Filed under: - dekaino @ 0:14 このエントリをはてなブックマークに追加 THE MECHANICのはてなBookmark被リンク数

THE MECHANICを観ました。
メカニックとはゴルゴ13みたいに請け負ってターゲットを殺す職人のこと。組織で行動したり、営業や実行犯とか分業されているんで、必殺仕事人の方が近いかな? しかもただ殺すんじゃなくて自然死に見える形で殺す。いわば有料のデスノートみたいなシステムです。

で、組織内に裏切り者が出て、主人公と親交が深かった幹部級の人を別の幹部の依頼で殺すわけです。そして親友を殺したことを隠して、親友の息子を弟子として指導するみたいな流れで話が始まります。いかにも必殺仕事人風なベタベタなストーリー。

自然死を装う殺し屋って設定なのに、なぜかガンアクションやカーチェースシーンがものすごく多く、しかもそれがかっこいい。ゴルゴ13ばりに場末の娼婦とのエッチシーンもばっちり。さすがR15指定だ。そういやデューク東郷は最近齢のせいかあまり娼婦と寝ませんなぁ

とにかく派手なアクションと職人気質な主人公が小気味よく活躍します。みてて気持ちいい。どっちかっていうと老人が喜ぶようなストーリー展開は、ビッグコミック読者層向けかも知れません。

年寄りも若者も楽しめる作品。

2011/8/19 Friday

イオンカードセレクトの罠

Filed under: - dekaino @ 23:54 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟若祉臀のはてなBookmark被リンク数

今月からワーナーマイカルシネマズのチケットをイオンカードセレクトでカード払いすると正規料金より500円引きのサービスが始まりました。セレクト以外のイオンカードでも300円引き。
ただし、イオンカードセレクトはカード払いの引き落とし口座がイオン銀行しか選択できない制約があります。美味しい話には必ず裏がある。

とはいえ、ワーナーマイカル海老名の正規料金は1700円なので、平日の昼間でも1200円でOKということです。これは美味しいということで、さっそくイオンカードセレクトに入会しました。我ながらイオングループにいいように操られてます。

そしてワーナーマイカルシネマズでイオンカードセレクトで支払したところ、何ということでしょう!! 300円しか割り引かれていないではないですか!
その場でクレームつけたら、奥から偉い人が出てきて詫びの言葉をいただき、いったん返金処理をしてそれから再度500円引きのチケットを発行するという手続きをしてもらいました。

実はイオンカードセレクトのカード表面は一般のイオンカードとほとんど同じなんですよね。どこにもセレクトなんて書いてない。
定義としてはWAONマークとイオン銀行マークがついてるイオンカードがイオンカードセレクトということらしい。
しかも発券システムで割引チェックしてるわけでもなく、まず売り場のお姉さんが目でカードを確認して割引額を機械に入力して、それからカード支払い処理する流れらしい。まだイオンカードセレクトはあまり数が出てないらしく、ミスしたお姉さんも初めてイオンカードセレクトを見たようでした。
カードを機械に読ませたら自動的に割引額を判定するようなシステム作ればいいのに。

大事なことは、一瞥だけでは区別がつかないイオンカードセレクトを使うときは、これはセレクトだよってきっちりアピールすることです。そうしないと一般イオンカードと勘違いされてしまいます。ご用心ご用心。

2011/8/14 Sunday

劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル

Filed under: - dekaino @ 0:24 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 篁≪ゃ若若 WONDERFUL 絨荵21潟≪<のはてなBookmark被リンク数

劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダルを観ました。
前宣伝でバンバンでてた暴れん坊将軍(松平健)の共演ですが、予想以上にストーリーに絡むというか、これはもう劇場版 暴れん坊将軍でオーズが友情出演と言っていいくらいの話です。謎の貧乏旗本 徳田さんかっけー
とはいいつつ、オーズの世界観も崩すことなくうまく話をまとめたもんだなぁと思います。
いまテレビシリーズでは決着寸前の佳境に入ってますが、本作では中盤の時間軸らしく、まだアンクも普通だし他グリード達も健在でした。まぁいつものパラレル世界エピソードと考えてもいいんでしょうけど、そんなに矛盾はありません。

仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼でもバイクではなく馬に騎乗するライダーが出てましたが、今回みたいにバイクと馬の併走ってのはライダー映画史上初かも? 意外と絵になっているかも?

酒井美紀が演じるラスボスがキャラがたっててよかったです。酒井美紀もオバさんキャラをキッチリ演じられる女優になったんだなぁとしみじみ。
高岡早紀より若い頃とのギャップが大きいかも?

恒例の次作ライダーの顔出しもありました。仮面ライダーフォーゼ?? ライダー初の学園ものらしいです。ヒーロー特撮の学園ものと言えばビーファイターカブトが真っ先に思い浮かびますが、個人的にはヒーロー特撮の学園ものの最高峰は円谷プロのグリッドマンだと思ってます。ああいうノリが出せればヒットするかも? ただ主役の人がリーゼントなんだけど身長も高いんだよね。高身長であの髪型だと日本の電車とかバスに乗るの不便だろうなぁって余計な心配をしてしまいます。これがでかいの一族クオリティ。

話が脱線してしまいましたが、ライダー映画としても暴れん坊将軍映画として非常に良い出来です。立ち回りとかサイコー。東映の映画史に残るかもしれない奇作。

海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船

Filed under: - dekaino @ 0:12 このエントリをはてなブックマークに追加 羌決眼若ゃ吾c THE MOVIE 腥咲九構垢里呂討Bookmark被リンク数

海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船を観ました。
タイトルはたぶん石森章太郎原作の東映動画劇場中編アニメ「空飛ぶゆうれい船」のオマージュだろうか? ゆうれい船はSFでオカルト要素なしですが、本作の幽霊船は特に説明もない真の幽霊船。しかもむやみにでかい。ゴーカイジャーの海賊船の1000倍はありそう。
中には石森章太郎というよりは永井豪的なエロ幽霊までいます。

単体劇場版のゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦に比べると、仮面ライダーオーズの同時上映短編だけあって尺も短くだいぶアッサリ味ですが、それでもバトルフィーバーJが出てきたりそれなりの見どころはあります。永井一郎が声をやる野球仮面も懐かし面白ネタとしてよかった。でも野球仮面ならNinja of Ninjaのシュリケンジャー(ハリケンジャーの6人目)に相手してほしかったかも。

2011/8/11 Thursday

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

Filed under: - dekaino @ 0:25 このエントリをはてなブックマークに追加 潟鴻若/若泣ゃ祉若海里呂討Bookmark被リンク数

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーンを観ました。
マイケルベイの自信作らしいです。確かに3D CGがすごい。お金かかってる。本作の特撮に注ぎ込んだリソースはアバター級でしょう。

でも尺が無駄に長いんだよね。話はつまらなくはないし原作好きなら楽しめるところも多いんだけど、とにかくダラダラしていて散漫な印象です。
人間の主人公のサム=ウィットウィッキーが無職のヒモ生活まで落ちぶれてる導入部とかギャグのつもりだろうけど、2011年の世界経済状況を考えると、ちょっと笑えないでしょ。

タカラは、本作の製作費の1分あたりでいいから日本のテレビ特撮番組制作にまわしてほしいものです。

とにかく長くてツラい映画。

2011/8/3 Wednesday

トワノクオン 第2章 混沌の蘭舞

Filed under: - dekaino @ 10:07 このエントリをはてなブックマークに追加  膃2腴 羞傑のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第2章 混沌の蘭舞を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全6章の第2作目です。
今回はあまり話が進まず、各勢力の活動の理由を説明して、世界観を明らかにします。。親玉同士の対決も装備の準備ができてないとか理由をつけて回避します。敵が撤退する理由付けが巧くいっている感じ。もし本シリーズがテレビシリーズだったら普段のレギュラー回にあたる話なのでしょう。

第1章の感想では、体制側の戦闘部隊は能力者と予測しましたが、単なる能力者ではなくてかなりのサイボーグ手術を受けている様子。少なくともコードウェイナー=スミスのスキャナーに生きがいはないに出てくるヘイバーマンのように感覚の遮断ができるみたいですね。

第3章ではどうなるのでしょうか?

2011/7/31 Sunday

カーズ2

Filed under: - dekaino @ 15:43 このエントリをはてなブックマークに追加 若2のはてなBookmark被リンク数

カーズ2を観ました。
PIXARのカーズの続編です。正確にはボルトの前座にやったショートムービーメーターの東京レースの発展系かな?
主役はレーサー車のスピード=マックィーンではなくてレッカー車のメーターです。原語クレジットではもちろんメーターが筆頭にでてきます。
なぜか日本語版製作のクレジットはマックィーンが1番でメーターが2番… 謎です。

いわゆるDVD売りがメインの中編作品を箔付けのための劇場公開したというディズニーの販売戦略でよくあるシリーズ2番手のものではなく、正真正銘の大作長編です。舞台も日本の東京、イタリアのポルト・コルサ、英国のロンドンと盛りだくさん。某英国諜報組織MI6の某有名スパイみたいなクルマも登場します。
(関係ないけど、某スパイ映画は制作会社がつぶれかけててなかなか続編でないんですよね。せっかくボンド俳優になれたダニエル=クレイグもたった2作だけでかわいそう。)

いろいろな有名な人物がクルマで表現されているのがまた面白い。女王陛下とかいかにもな英国製高級車! しかし隣にいる孫、こないだ結婚してなかった? キャサリン妃はどこよ!? 作り込むの間に合わなかったのかなぁ? できれば情報局の女性上司のMをクルマで表現してほしかった。

CG技術もすごいです。東京やポルト・コルサでは従来の3Dアニメ背景ですが、クライマックスの舞台のロンドンはなんと背景が実写。それも静止画じゃなくて動画の実写ですよ。遠くでクルマとかバスとか普通に動いている動画を背景につかってます。結構時間かけてロケしたんだろうか?
それともハリー=ポッターシリーズの特撮のために撮り貯めたデータをILMからわけてもらったのか? いま仮想空間用データの量ではロンドンが一番豊富な都市かもしれません。

前作はアメリカのカントリー文化がメインだったのに対し、本作はアメリカ国外の非アメリカ文化が主題となっていて、これはこれで面白いです。
日本語版のセリフも前作のような苦しいダジャレの珍訳はなく、普通の洋画吹替えレベルになってます。つまり、ジミヘンとか知らないお子様でも楽しめます。でも今のお子様は007を知らないか? うーむ困りましたね。

ボリュームたっぷりのPIXAR大作作品。

2011/7/29 Friday

小川の辺

Filed under: - dekaino @ 13:00 このエントリをはてなブックマークに追加 絨鎴莨困里呂討Bookmark被リンク数

小川の辺を観ました。藤沢周平の短編が原作の時代劇映画です。
原作が短編なだけにあっさりしたストーリー。筋よりも道中の自然の描写がメインの映画?
出羽か奥羽にある設定の架空の海坂藩から関東の行徳宿までゆっくりと歩いて旅する武士二人連れを淡々と描きます。

最後の方でやっと脱藩した夫婦が潜伏する小屋を見つけるが、そこが小川の辺(ほとり)にあるという…タイトルのつけ方も単純。
しかし、小川の辺と言ってもあまりにも川に近すぎ。あれじゃ雨が降ったら小屋ごと流される。いくらなんでも石ころがゴロゴロしてる河原に小屋は建てないだろうと。もうちょっと考えてセット作ればいいのに。
あと菊池凜子がゴツいですね。武家の娘で剣をたしなむ設定だからゴツいのが正確な描写なのかもしれないが、一応作品のヒロインなんだからもうちょっと何とかならないのかなと。

娯楽作としてはサービス精神が欠けています。そこまでして表現したかったものは何かと考えたらウーンと唸るしかない作品。

2011/7/24 Sunday

I AM NUMBER FOUR

Filed under: - dekaino @ 11:13 このエントリをはてなブックマークに追加 I AM NUMBER FOURのはてなBookmark被リンク数

I AM NUMBER FOURを観ました。邦題は片仮名にしただけのアイ・アム・ナンバー4。
私はフォウといっても、フォウ=ムラサメの話ではありません。いやでも性別が男って以外は結構同じ話かも? 強化人間か異星人かの違いだけ。

マイケル=ベイがプロデュースだそうですが、確かにそんな感じのおバカな作品です。
派手な特撮は使ってますが、ストーリーは昔からある陳腐な話で、特にびっくりさせられることもなし。この薄さはテレビドラマシリーズのパイロットフイルムみたいな感じ。
決着のつけ方のあたりからして、明らかにテレビドラマへのスピンオフを狙っています。ただこれはSciFiドラマとしてもあまり面白くしようがないんじゃないかなぁ。ヒネリが全然足りません。

ただ劇場作品としてきっちり予算かけた特撮だけは見ておく価値あり。クラシックな古臭い超能力バトルに最新のSFXを使うとこうなるよって教材的な意味が強い作品です。

コクリコ坂から

Filed under: - dekaino @ 10:26 このエントリをはてなブックマークに追加 潟喝のはてなBookmark被リンク数

コクリコ坂からを観ました。言わずと知れたジブリ最新作、宮崎吾郎第二回監督作品ですよ。
コクリコ坂から イメージボード (宮崎駿画)
脚本は借りぐらしのアリエッティと同じく、宮崎駿と丹羽圭子の共著。共著と言っても宮崎駿はアイデアや構想を出すだけで、テキストのほとんどは丹羽圭子が書いているのでしょう。

で作品なんですけど、商業的にみて、アリエッティよりずっといい作品に仕上がってます。普通に面白いしわかりやすいし、でもネタにして語るぐらいには劇中で説明されてない裏設定があるし、プログラムピクチャーとしての出来はかなりいいですよ。しかもこれ尺がたったの95分。カルチェラタンの取り壊しの話と、風間の出生の秘密という2つの話を混ぜて同時進行するアメリカドラマでは定石の手法で意外とボリュームがある話を詰め込んであるのに、たった95分とは宮崎吾郎はプログラムピクチャーの監督としては間違いなくそれなりの才能がありますね。作家方向ではなくてマネージャ方向の監督の才能。

ただ宮崎監督の意図を推測すると、これ本当は高畑勲に監督させるつもりの企画だったんじゃないかと私は邪推します。この手の淡々とした群像劇を作らせたら高畑勲は本当に巧いですからね。しかも短く安く作るのも得意。そういう意味で宮崎吾郎は父の駿ではなく高畑勲の方向を目指してたんじゃないかと思います。ただ、その視点で本作を見直すと巨匠高畑勲と比較するのも酷なんですが、いろいろアラも見えてくるんですよ。
まず高畑なら動物をもっと効果的につかったろうなということ。コクリコ荘の住民のだれかがペットを飼っててもいいし、カルチェラタンに誰が飼ってるかははっきりしないマスコットみたいな動物がいてもいい。だいたい港と船乗りの話なのにカモメもウミネコも飛んでない海ばかりって、演出以前に作画的にもジブリらしくないです。このあたりはどうにも高畑勲の足元にも及んでいない。動物のほかに幼児とか小学生も出てこないし、観客層設定を考えればそれもありなんでしょうけど、夏休み映画ならもうちょっと子供が見て感情移入できる何かがほしいところです。

宮崎駿の影響なんですけど、設定の黒い部分にいろいろでてますね。時代設定を原作よりずっと古い東京オリンピック前年にしたあたり。その頃の高校生って要は終戦直後に生まれた世代。主人公の親ははっきり言われてないけどばりばり海軍さん。海の父は軍医にならずに海軍士官になったから勘当されたわけですね。そして朝鮮戦争にも掃海や物資輸送で戦争に参加して戦死したんだけど、当時日本は戦争に参加してない建前だから、国からは何の補償もなくて残された妻子は苦労したと。もし戦死しなかったら海上保安官か海上自衛官になったのだろうか?

ツッコミどころは多いけど今年の夏休み映画の中では上の方だと思います。

2011/7/18 Monday

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

Filed under: - dekaino @ 8:52 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若罩祉腱絎 PART2のはてなBookmark被リンク数

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2を観ました。PART1の続編、長かったハリーポッターサーガの完結編です。
PART1はいきなり3D版がキャンセルされたり尻切れトンボでPART2が製作されることになったりさんざんでした。完結編の本作はがんばって作ってあります。
3Dだし、学園シーンもたくさんあるし、クリーチャーのCGもたくさんでてきます。まさに完結編にふさわしい豪華さ。
ストーリーは原作本とは違った流れになったようです。原作者J=K=ローリングも最初のうちは改変を認めないみたいなこと言ってたようですが、結局一般うけする決着に改変することに同意したようです。恐るべきは金の魔力。金はトルネコの杖よりも強いようです。

さんざん言ってた、トルネコの杖とか透明マントとか秘法を集めると世界を支配できるって設定は結局深く説明されることなく流されました。
ダンブルドア校長は前作で死んでしまったけど、吹替え版では永井一郎の声がたっぷり楽しめます。

2011/7/16 Saturday

アンダルシア 女神の報復

Filed under: - dekaino @ 14:44 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟激 絅括怨奨のはてなBookmark被リンク数

アンダルシア 女神の報復を観ました。アマルフィ 女神の報酬の続編です。
実はあまり観に行くモチベーションがなかったのですが、公開してしばらくたってからクチコミで意外と悪くないとの評がたってたもので、ものは試しと観に行きました。
前作アマルフィはフジテレビ映画にしてはよく出来ているレベルなのに対し、本作アンダルシアはフジテレビ映画なのによく出来ているレベルで、以外にも以外で確かに面白いんですよ。
前作できっちり反省会やって悪いところをすべてピックアップして、律儀にそのすべてについてちゃんと直してきたみたいな作品です。脚本(クレジット名なし あまりにひどいので表記を拒否)ダメ、ヒロイン(天海祐希)ダメ、脇の戸田はよかったねって反省点に対し、練った脚本、ヒロインは黒木メイサ、戸田は続けて起用と完璧な対応。
無意味に派手なアクションをやらずに渋く抑えた演出がこれまたいい感じ、コーヒー飲めない黒田、そしてバルセロナのタクシーの運ちゃんの不運とかシリアルなのにこつこつ繰り返すギャグが冴えています。

ただまた季節がずれてますね。なんで冬の話を夏に公開するのかまったく理解できません。資金回収を冬まで待てない事情があるんですかね。製作会社の資金繰りが苦しいに違いない。

騙されたと思ってみると意外な拾い物的映画です。

2011/7/13 Wednesday

マイティ・ソー

Filed under: - dekaino @ 21:18 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃc祉純爾里呂討Bookmark被リンク数

マイティ・ソーを観ました。ゲルマン神話のトール神がヒーローのアメコミの映画化です。
各方面で言われてますが、なんでソーなの? せめてトールってすればいいのに。日本語の響きとしてソーは強く聞こえないしヒーローっぽくないよね。
字幕をみる限り、英語訛りに執着しているわけではなく他の固有名詞はエッダ詩の発音に沿った表記。ただTHOR本人だけがトールではなくソーとかたくなに表記されます。
権利関係に厳格なマーベル作品のことだから、これは日本国内でトールって商標をとれなかったから、マイティ・ソーをごり押ししているんではないだろうか? そんな問題でソーって呼ばれちゃうトール神かわいそう。マイティ・ソーより、鉄槌トールとか雷神トールの方が絶対いいよね。

作品としては、いかにもアメコミなマッチョヒーロー。しかもなぜかニューメキシコ州の砂漠に落ちてくるところがアメコミ風。
ゲルマン神話ってアメリカではある程度はメジャーなんでしょうか? 劇中で木曜日ThursdayはThorの日が語源って出てましたが、水曜日WednesdayはThorの怖いお父ちゃんOdinの日って意味だよ。
本作はあくまでも自分たちの家族内のケンカで地球に迷惑かけるだけの話で、全然地球の危機をすくようなヒーローらしい行動はしません。結局アベンジャーな取り込まれてしまうみたいなんで、小粒な神様ではあります。雷を使いこなすからか、一応ローマ神話の主神ユピテルやギリシャ神話の主神デウスと同一視されているのね。

マッチョ好きな人にお勧め。あんまり頭を使わずに楽しめるアクション映画です。

2011/7/10 Sunday

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

Filed under: - dekaino @ 15:59 このエントリをはてなブックマークに追加 若茵絽 筝()のはてなBookmark被リンク数

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星を観ました。外伝ストーリーなので主役はエルリック兄弟というよりはゲストキャラのアシュレイとジュリアの兄妹の方でしょう。
ストーリーはよくできています。シナリオや設定もよく文芸面ではハリウッド作品と言ってもいいくらいの高品質な出来。
その反面、演出して映像化する部分が劇場版とは思えないほど不出来なのが残念。確かにアクションシーンはばんばん動きまくって派手で手間がかかっていますが、演出ってそれだけじゃないでしょうと。ストーリーボード、シナリオにある深さの映像化に失敗しています。
たとえば、主な舞台となるミロスの民が住む谷底の集落。二つの大国に挟まれた不遇の民族が谷底に追いやられて貧民街をつくっており、上からは廃棄物などが捨てられるばかりか、崖にとりついて登ろうとすると問答無用で撃たれるという、ハガレン世界観にあったシビアな設定。このシビアさが全然映像化できてないです。冒頭でエドがハエの大群に襲われるとかセリフで「臭いとか」言うだけで、不衛生さとか貧しさがまったく映像に出ていない。
服装が小奇麗だし贅沢じゃないけど自然志向のむしろ結構いい生活してるようにしか見えない。
どことなくジブリっぽい演出が入っているのが鼻につきますが、ジブリ作品なら宮崎監督はマンガ的にツギアテの入ったボロ服着せて貧しさを表現するだろうし、高畑監督ならもっと写実的にエゲつなく貧しさを表現しますよ。あれだけハエだらけって設定なんだから生活空間にハエ取り紙をぶら下げておくとか、食事シーンでハエ除けの網のカバーを出すとか、簡単な演出でいいのに。セリフで説明するにしても火葬シーンで「土葬にしたらハエが大発生するからやむなく火葬にするしかない」って言わせるとか、もうちょっと効果的な演出があるでしょうに。製作スタッフは不潔な環境や貧困生活を実体験したことがない人ばかりなんだろうか?

どうも文芸にばかり力を注いで、作画演出の準備時間がまったく足りてない印象が強いが、とはいえ、アクションだけ楽しみたいならまぁ悪くはないクオリティではあります。

2011/7/9 Saturday

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

Filed under: - dekaino @ 1:31 このエントリをはてなブックマークに追加 眼若ゃ吾c 眼祉ゃ吾c 鴻若惹199若弱ぇ羆堺Δ里呂討Bookmark被リンク数

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦を観ました。
もっと早い時期に公開予定だったのに震災の影響で遅くなってしまったのがちょっと残念。
歴代スーパーヒーローとそれ以外のマニアックなキャラ達が全員集合して闘うオールスター的な作品です。
もともとTVシリーズのゴーカイジャーがオールスター的コンセプトなんですけど、映画なのでさらにお祭りムード満開。

ただし前作のゴセイジャーも出てくるいつもの春の「前作vs新作」Vシネマと同じノリです。
しかもゴセイジャーは金色がついた最終形態なのに対し、ゴーカイジャーはまだ初期スタイルなのに加えて6人目がまだ顔出しだけ!(春公開予定だったしね)
明らかにゴセイジャーにパワー負けしてます。

夏の海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船では本気を出してくれると期待します。バトルフィーバーJも出てくれるとうれしいな

SUPER8

Filed under: - dekaino @ 1:09 このエントリをはてなブックマークに追加 SUPER8のはてなBookmark被リンク数

SUPER8を観ました。スピルバーグとJJエイブラムスの夢のタッグです。

とにかく子役がみんな巧い。アメリカの俳優層は本当に厚いです。過去のスピルバーグ監督作品のオマージュ的表現がたくさんあって昔の映画ファンにとっても楽しい作品です。

怪獣も売りの一つですがそれだけじゃない子供たちの冒険ドラマが素晴らしい。
特に脇キャラがみな光ってていい。特にチャールズ(太った監督役の子)は明らかに若かりし頃のJJですね。島本和彦が炎尾燃は自分とは別人格だといくら言っても同人格とみなされるように、本人が難と言おうとチャールズは少年時代のJJです。粉かけた女をイケメンスタッフにかっさらわれる哀しさがリアルです。

あと子供たちがみんな行儀がいいですね。大人に対してみんな Sirづけで対応する。80年代のアメリカの田舎町ってみんなこうだったのだろうか? 保安官/保安官代理の権力の強さと連邦/軍への反骨心も古き良きアメリカ人っぽいです。今は失われてしまった精神なんでしょう。今の米連邦は愛国愛国って煽り過ぎ、ハリウッドもそれに便乗しすぎ。

間違いなく超A級のアクション冒険映画です。

2011/7/3 Sunday

スカイライン-征服-

Filed under: - dekaino @ 1:22 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃゃ-緇-のはてなBookmark被リンク数

スカイライン-征服-を観ました。
宇宙から怪物襲ってキターって災害モノ映画です。
襲われるのは人類全体のようですが、本作で描写される襲われる人達は西海岸のお金持ち達。日本で言う六本木ヒルズ族みたいな感じの人生の春を謳歌してる人達。
日本人が企画した映画なら金持ちの善人面が剥げ落ちて醜い争いを繰り広げるってなりそうですが、アメリカ文化では金持ちは基本的に尊敬されるべき人なんでそこまでは行かず、普通に家族愛を持ち普通にパニクる人たちってあっさりした描写です。

クリーチャーの造形や動きがとにかくよくて、中でも素早く人型二足歩行するヤツがかっこいい。
オチは不動明がデビルマンになって対抗する系の終わり方ですが、美樹が人類にクビはねられてウワーみたいなのはなく、あくまでも人類は完全な被害者だってスタンスです。
正直オチなんかどうでもよく、ネタバレなんかしても本作を鑑賞するのにまったくダメージないです。ただ人類と敵のバトルを見て感じる。ただそれでよい。
そんな作品です。

2011/7/2 Saturday

カレル=ゼマン展

Filed under: - dekaino @ 8:59 このエントリをはてなブックマークに追加 =若喝のはてなBookmark被リンク数

なんん渋谷区立松涛美術館で開催されているカレル=ゼマン展にいきました。

チェコスロバキアの人形アニメ・特撮映画・切り紙アニメの監督、カレル=ゼマン(故人)の企画展です。



カレルゼマンの特撮作品「ほら男爵の冒険」と「悪魔の発明」日本公開企画の予告編
(今回の企画展とは無関係)

youtube.com/v/JE_zjmVO90w?version=3″>

チェコの伝統芸のガラス細工を使った人形アニメ。Inspirace(1948)
当初の志しは高かったものの壊れやすいガラス細工を使った製作は困難を極め、完成の暁にはゼマンは「ガラス壊れ過ぎ!」との言葉を残し、ガラス細工アニメはこれ1本きりとなったそうです。



ゼマン特撮の代表作、ジュール=ヴェルヌSF小説を映像化した映画 悪魔の発明(1958)
手間暇かけた光学合成の映像がすごい。背景やメカがすべて原作小説の挿絵とおなじ銅版画調(OReillyの表紙みたいなの)の背景書割や、メカの切り紙アニメがあり、独特の雰囲気を出している。劇中には潜水服を着た男と大ダコが闘うシーンもあり海底二万海里からの着想が含まれる。冒頭には宇宙ロケットが飛ぶシーンもあってなかなかのSFマインドを感じさせる。ゼマンはヴェルヌの大ファンだったとのこと。

youtube.com/v/7ELdvDOBhNU?version=3″>

晩年は切り紙アニメ作品を数多く製作した。Krabat(1977)
切り紙アニメは人形アニメや光学合成特撮ほどの手間暇はかからない。いま見ても全然古びておらず、むしろ現代風な雰囲気。現代の視点だと出来のいいフラッシュアニメのように見えます。

映像作品そのものはいつでもどこでもYouTubeで見ることができるいい時代になりましたが、これらの作品を作った貴重な小道具や絵コンテなどが松涛美術館で展示されています。作品も毎日2本上映されています。大人300円でこのサービス さすが区立美術館は太っ腹。

トワノクオン 第1章 泡沫の花弁

Filed under: - dekaino @ 8:54 このエントリをはてなブックマークに追加  膃1腴 羈≧黄怨のはてなBookmark被リンク数

トワノクオン 第1章 泡沫の花弁を観ました。2010年に逝去した飯田馬之介の遺作トワノクオン全5章の第一弾です。
基本は超能力を持つ小集団が反体制派となり体制側と戦うというアリガチな世界観。X-MENとかHEROES的ですね。
主人公のクオンがミステリアスで見た目より年寄りっぽくてストイックなあたり、地球へ…のソルジャーブルーに似てるかもしれません。
超能力バトルといっても、かなり痛みを感じさせるバトルシーンで、力を使うには大きな代償が必要らしいことを暗示しています。

第一章では明らかにされませんが、たぶん体制側の戦闘員のα〜εも能力者なんだろうなと思われます。
飯田馬之介監督作品は未完のものが少なくないですが、本作はちゃんと最後までやりそうなんで安心です。
ちゃんと完結してるのってタイドラインブルーとかCBキャラ永井豪ワールドくらいか? 08小隊は途中からだしね。

上映館が関東だと新宿バルト9だけなのがつらい。もうちょっと上映館を増やしてほしいものです。
次回の第2章は7月中旬から上映予定。

2011/6/26 Sunday

100,000年後の安全

Filed under: - dekaino @ 21:33 このエントリをはてなブックマークに追加 100,000綛翫絎┐里呂討Bookmark被リンク数

例年6月はあまり大した映画が公開されない梅雨枯れの月間なのですが、今年は大作話題作が集中しています。
それと言うのも、3月11日の震災によって公開が延期された作品や新たに公開が決まった作品の、もともと公開スケジュールがスカスカだった6月に押し込まれたからです。

今回観た100,000年後の安全もそのような震災企画のひとつ。
フィンランドに建設中の高放射能廃棄物の永年処理場オンカロのドキュメンタリー映画です。
施設の設計耐用年数は10万年。おそらく10万年後には現文明は影も形もないはず。事情を知らない未来人が掘り起こしたりしないのだろうか?
素朴な疑問をもってこの一大プロジェクトの関係者にインタビューします。

出来るだけ中立的な立場で制作するように努められた作品です。ただ、日本語版はちょっと危険厨に偏ってる感じ。だいたい原題の"INTO ETERNITY"に比べて邦題のキャッチーなことと言ったら。字幕もかなり意訳されて危険厨よりなセリフになってます。

たぶんこの手の設備は忘れ去られてしまえば勝ちで、一番の脅威は、施設の目的も構造も分かったうえで、プルトニウムなど有用な物質を得るために採掘しようとする企てでしょう。エジプトの大ピラミッドの化粧石だって後世のファラオたちが自分の墓の飾りにするためにどんどん剥ぎ取ってしまって、今はゴツゴツした基岩丸出しの丸裸状態になっているわけです。

BSとかで夜中に放送されてそうな作品。

2011/6/19 Sunday

映画ヤバい経済学

Filed under: - dekaino @ 21:16 このエントリをはてなブックマークに追加 祉ゃ腟羝絖Δ里呂討Bookmark被リンク数

映画ヤバい経済学を観ました。
同名のノンフィクションベストセラーの映画化です。原題はFREAKONOMICS。
雑多なテーマで短編と中編が複数あるオムニバス形式。中編は全部で4つ。1「子供の命名問題、名前は人生にどのように影響するか?」、2「神話の堕落、大相撲の八百長問題」、3「全米犯罪発生率減少の本当の要因は?」、4「高校一年生にアメを与えたら成績が上がる?」

経済学ってうさんくさい印象がありますが、それは未来を予測するとか金儲けをするとかを目的として場合の話で、過去の事象を統計データから説明したり、実験を行って仮説を検証したりする分には非常に為になる面白い学問なのです。本作でも豊富な統計データと、綿密な実験で得られたデータからくる、非常に意外な結論なのにものすごい説得力のある話に強引にへーと思わされてしまいます。

1は日本でも最近増えてきたいわゆるキラキラネーム(?)とかDQNネーム、震災被害報道でNHKのアナウンサーが読めない名前のような話がアメリカでもあるそうで、名前で富裕度や人種がなんとなくわかってしまうらしいです。追跡調査や、偽名を使って求職票を出す実験なので、きっちり検証していきます。

2は日本の大相撲の八百長の話。これも関係者にきっちり取材して検証します。もう有無も言わさない結論、間違いなく黒! が導き出されます。曙や小錦も取材を受けてます(やつら英語話せるしね)。

3はアメリカ社会のタブーみたいな話ですね。データは明らかな相関を示唆しているのにキリスト教をペースとする社会では受容しがたい結論「中絶合法化により望まれない出産が抑制されたことによる」がはっきりと証明されます。産めや殖やせやは、犯罪を助長する、つまり聖書の教えの中に原罪が刷り込まれているということ?

4はアメリカ人の高校生気質がわかる話。日本だとまた全然違った話になると思います。教育予算の効率のいい使い方とは何かと考えさせられます。

その他、細かい短編ネタも興味深いものが山盛り。たっぷり1時間半のボリュームまったく飽きずに楽しめます。

2011/6/18 Saturday

プリンセス トヨトミ

Filed under: - dekaino @ 0:21 このエントリをはてなブックマークに追加 潟祉 のはてなBookmark被リンク数

劇場版プリンセストヨトミを観ました。原作は万城目学の同名小説ですが、未読です。
大阪にある、とある財団法人OJOに会計検査院の実地検査が入るところから話が始まり、豊臣家の末裔が健在だとか、大阪国だとか、万城目らしい大風呂敷を広げた大ホラストーリーです。ただ、最後に浪花節的父子愛で誤魔化され、国の補助金の不正使用を認めてしまうところはまったくもってとんでもない話です。

いくら明治維新の時に資金援助を受けたからって延々と毎年5億を出さなきゃいけないってのはおかしい。腹黒い金貸しか?! 法定金利で引き直して再計算したらとっくに元本返済済みの過払い状態なんじゃないの? だいたいたった5億円くらい自分らで工面しろよと。財団法人じゃなくて社団法人にして会員から会費集めればよい。大阪国民がざっと1万人いたとして一人当たり5万円/年くらい都合つくでしょう。

「徳川はひどい。太閤さんかわいそう」とか言ってるけど、秀吉だって残虐非道の限りを尽くしています。石山本願寺を長期にわたり兵糧攻めにして、門徒の心が折れるまですりつぶして、和議を飲ませて追い出した、本願寺跡にぶっ建てたのが秀吉大阪城。大阪近隣の一向宗門徒からはものすごい恨みを買っており、少なくとも大阪冬の陣、夏の陣の敗因のひとつとなってるはず。徳川が大阪城を再建したぐらい何てことはないのですよ。

それより国からの補助金をまるで既得権益のようにしがみつく態度が、父子愛では誤魔化せないほどに見苦しい。本作にシンパシーを感じる人が多いということは、地方の財団法人ってどこも、補助金は空から降ってくるくらいの意識なんでしょうか? 国民が自腹を切らない国ってろくでもないよ。

話は変わって豊臣家の末裔(家督?)が女系相続になってるのはなぜなんでしょう? 本人には知らせないシステムだから、確実に子孫であることを証明できる母→娘という受け継ぎ方をするようになったんだろうか?? ここらへんまったく説明不足な気がします。

なんだかんだいって、本作見どころは、綾瀬はるかの大食いと乳揺れくらいなものらしい。

2011/6/12 Sunday

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

Filed under: - dekaino @ 17:20 このエントリをはてなブックマークに追加 X-MEN:<若鴻祉吾с若激с のはてなBookmark被リンク数

X-MEN:ファースト・ジェネレーションを観ました。
X-MENの結成の秘密の話です。バットマンビギンズみたいに、人気シリーズの誕生秘話ものは、だいたい面白いんですが、本作はかなりいけてます。
おなじみのキャラが若かった頃がかなり違った印象なのがよいです。
ビーストはやはり若い頃はオタクっぽかったし、プロフェッサーには髪の毛が生えていた!!! (当然か?
とにかくプロフェッサーの頭髪ネタはこれでもかこれでもかと何回も念を押されます。X-MENファンにとってここんとこ重要なんでしょうね。

マグニートとプロフェッサーって戦前生まれって設定、じゃ21世紀には80近いのか? ゴルゴ13みたいな時間が止まった系の設定です。まぁミュータントなんだから老化しないって設定にするだけでいいんだけど。
キューバ危機と絡ませているところもいいですね。でもそうなるとベトナム戦争ではミュータントたちはどう関わってたんだろう? 人類は確かに愚かだけど、X-MEN達もそんな賢いわけでもないようです。

噂ではFOXは、本作を1作目とする三部作構想があるらしいです。しかしこの手の人気シリーズの知られざる過去ストーリーは結果がわかってるだけあって、後になればなるほど辛いんだ。スターウォーズEpi3とかがんばってたけど、本当に辛かったもんね。

それよりはやくX-MEN:ファイナルディシジョンの続編作ってほしいです。サイクロプスもう要らないでしょ!!

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉

Filed under: - dekaino @ 16:54 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若祉祉≪/()羈のはてなBookmark被リンク数

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉を観ました。
言わずと知れたカリブ海の海賊シリーズの第4作。4作目はちょっと外伝的扱いです。
ジョニー=デップが演じるジャック=スパローが相変わらず出てきますが、今回は船長ではありません。船もクルーもいません。あくまでも他人の船やクルーと絡んだ冒険。本作ではバルボッサとその娘アンジェリカが主役でスパローは狂言回しの立ち位置です。
アクションは今回も派手で面白く、あまり整合性を考えないゆるい設定も含めて、シリーズの世界観を壊すことがなく、シリーズ作品としてはよくできています。
ゾンビの魔法が使えるなら不老不死なんて要らないよね、とかツッコんではいけないのです。

あくまでも外伝なので、まだまだいくらでもシリーズが続けられそう。
しかしさすがにジョニー=デップの年なので、あのハイテンションで子供じみたジャック=スパローを演ずるのはキツいんじゃないだろうか。
そろそろ役者の代替わりを考える頃合いかも?

今の時期に公開するにはもったいない、なんでゴールデンウィークか夏休みに公開にしなかったのか、謎なくらいよくできた娯楽作です。

2011/6/5 Sunday

アジャストメント

Filed under: - dekaino @ 0:15 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪吾c鴻<潟のはてなBookmark被リンク数

アジャストメントを観ました。原題はTHE ADJUSTMENT BUREAU。直訳すると調整局? 原作はフィリップKディックの短編小説Adjustment team(邦訳では調整班)で、初出は1954年という古い作品です(米国内ではもうパブリックドメインとなってるくらい古い)。

映画の方はTEAMからBUREAUに格上げになっているように、謎の組織のスケールが大きくなっています。キリスト教の一大命題「自由意志とは?」に絡む話なので当然のようにキリスト教くさい組織で、なんかコードウェイナースミスの人類補完機構のような怪しい組織っぽい描写です。
ストーリーそのものは単純でまさに短編なのですが、演出的に、電王みたいにドアを開けると違う空間につながってる映像表現を使ってて飽きが来ません。なぜこのようなことができるのかは全く種明かし無し、または組織のオーナーは全知全能だからって当然の答えがあるのみ。

初期の作品なのでまだドラッグネタも薄く、ライトなSFとして楽しめる作品になっています。
原作では、戦時下の統制経済にあったアメリカが、戦後に自由主義を突っ走る(反共バリバリ)になっていく時代の空気を、再び世界は自由意志に委ねられたって表現したのでしょうが、21世紀の今となってはどう解釈すればよいものやら?

ディック原作にしては、単純な娯楽作としてシンプルに楽しめる一品。

2011/5/29 Sunday

手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

Filed under: - dekaino @ 22:28 このエントリをはてなブックマークに追加 紂羃肢 莎ゃ羲!臂のはてなBookmark被リンク数

手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しくを観ました。プロモーション担当の弱気さが透けて見えるようなタイトルの長さ。いくらなんでもやり過ぎだろう。ブッダでいいじゃん、ブッダで。
最初から三部作を想定した一作目という宣伝をしてますが、20世紀少年のようにグダグダになりそうな雰囲気ありありの本作。
お金をかけた分、作画はきれいですがドラマ的には原作のエピソードを表面的に拾っただけの出来の悪い総集編みたいなストーリーです。

一作目はシッダルタの誕生から出家までの話。それだけじゃ話にならないので、奴隷身分出身から成り上がったチャプラをゲスト主人公的扱いに祭り上げてお涙ちょうだい浪花節的オチをつけて何とかごまかしてます。
はっきりいって面白さで言えば幸福の科学の永遠の法に劣ります。クレーム対策のためか宗教的要素が徹底的に排除されておりネタにすらなりません。
本編のハイライト部分は予告編やテレビCMですべて流されています。あのままの展開で終わり。長いタイトルの赤い砂漠がなんのことかまったくわからないまま終わります。

えらそうな聖者アシタを演ずる永井一郎の声が聞けることだけが唯一の価値の作品。

2011/5/23 Monday

Mr. Nobody

Filed under: - dekaino @ 0:02 このエントリをはてなブックマークに追加 Mr. NobodyのはてなBookmark被リンク数

Mr. Nobodyを観ました。
2092年、不死化技術が人類全体に普及した世界の中、最後に一人残された不死でない死すべき男が117歳の誕生日を迎えた、という導入で始まるSF仕立ての話です。彼の記憶は混乱しており、「自分は34才で今は2009年」と話すように、すでに見当識を失っている状態。最後の「人の死」というイベントを世界中の不死者が注目しているという世界が舞台です。
ハードSFというよりは、一個人の内的世界を描写した幻想文学的、たとえるならティム=バートンのビッグ・フィッシュや今敏の千年女優のような作品です。

人生のifの分岐をすべてトレースして可能性をすべて確認したような時系列を無視した映像の洪水がポップな感じで娯楽作というより芸術作品の香りがします。人生の伴侶も、母の再婚相手の連れ子(クリームレモンの亜美?)の官能的で15才からエロエロのアンナや、メンヘル系でトラブルメーカーだが、子供に恵まれあたたかい家庭の母となるエリース、女としても母としても非常につまらないが金銭的には成功するジーンの3人の可能性をいったりきたり。もちろん結婚しない可能性もあり。すべての可能性を網羅した人生スゴロクをいったりきたりする描写は、わかりやすいヒントがちりばめられているため、すんなり理解でき、決して難解な映画ではありません。

主人公のニモが、THE GOLDEN MANのような予知能力を持つ超人で最良の選択肢の結果、最後の死すべき人間になるまで生きながらえたのか、それとも本人の独白の通りすべては単なる少年の妄想に過ぎないのか、はたまた死に瀕した老人の脳内が生んだ記憶の混乱なのか、どれが正解かはわかりませんが人ひとりの人生にはそれなりの重さがあるという、老人が喜びそうな作品ではあります。

それにしても1975年生まれで機械式タイプライターってのはちょっと懐古趣味に過ぎるんじゃないかなぁ。もうちょっとearly digitalなガジェットを出した方がポップ感が増したような気がします。
15歳のアンナ役を演じたジュノー=テンプルが健康的にエロチック感バリバリとてもいいです。

日本では単館系の上映しかしてませんが、もっと全国展開してもよかったと思うくらいには面白くわかりやすい作品でした。

2011/5/21 Saturday

少年マイロの火星冒険記

Filed under: - dekaino @ 17:42 このエントリをはてなブックマークに追加 絨綛眼ゃ肴 のはてなBookmark被リンク数

少年マイロの火星冒険記を観ました。
地球の少年の母親が火星人にさらわれるという事件から始まる少年の冒険活劇の物語です。
すべての画像がモーションキャプチャによる3D CGで作られており3D対応です。

意外とちゃんとしたSF仕立てになっていて一般の火星人は英語(地球語)を話さない。子供向け映画でこれをやるのはけっこう冒険だったのではないかな? スピルバーグのET程度にはSF的です。ETというか80年代の日本のアニメ的SF考証、要はスタジオぬえ的です。乱暴に要約すると、マクロスのメルトランディが火星に住んでて、失われた文化だか親子愛だかを取り戻すみたいなストーリー。

モーションキャプチャーなのですべてのキャラの動きは役者をトレースしたもの。モブシーンであってもエキストラをたくさん呼んで作ってるようです。舞台演劇的な大げさな動きがうまく本作にマッチしています。アメリカならいくらでも舞台俳優いそうだし。

火星までワープ? だかワームホール通っていくので、本当の火星かどうかは不明。わざわざ火星という設定にしなくてはならない事情があったのだろうか? アバターみたいに遠くの星の話にしても問題ないのに。

ディズニー作品としてそれなりに冒険して作られているが、結果としていかにもディズニーらしいファミリーものに仕上がった作品。

2011/5/17 Tuesday

岳 -ガク-

Filed under: - dekaino @ 22:06 このエントリをはてなブックマークに追加 絏 --のはてなBookmark被リンク数

岳 -ガク-を観ました。
ビッグコミックオリジナルの連載マンガが原作です。原作は掲載誌からもわかるようにリタイア世代が主ターゲットですが、映画化された本作は、小栗旬&長澤まさみというキャスティングからわかるようにもっと若い世代向けに作られています。

浜ちゃんが釣りバカであるように、主人公の三歩は山バカだと原作では描写されますが、まだマンガなのですこしはシリアスな雰囲気もただよいます。しかし、実写で小栗旬が演じる三歩は真のバカ。ものすごいバカ。上野樹里演じるのだめよりバカに見えてしまいます。赤塚不二夫もビックリのバカっぷりは、ある意味で突き抜けていてスゴいです。

一応、山岳ロケによるリアルが風景をウリにしているようですが、残念ながら主役の2人を長期間拘束することはできなかったらしく、季節感がまったくありません。山のシーンはいつも同じ風景。ストーリー的には夏山のはずでも雪ががんがん残ってるし(日本には万年雪も氷河もありません。富士山ですら夏は雪ない)、厳しい冬のはずなのに黒い岩肌が見えてたりして、リアリティはまったくありません。劔岳 点の記の本気の山岳ロケシーンとは全然違います。、
売れっ子の小栗旬と長澤まさみにここまで危険なロケさせたボクちゃんスゴいって自画自賛臭しかしない山岳ロケシーンなら、むしろ全編CGにした方がマシだったかもしれない。

本作に心あたたまる感動などを期待してはいけません。ギャグ作品として豪華キャストを楽しむというのが本作の正しい見方です。

2011/5/7 Saturday

これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫

Filed under: - dekaino @ 14:04 このエントリをはてなブックマークに追加 с!! 獅莎ゅ筝篋紊のはてなBookmark被リンク数

これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫を観ました。
小学館少年サンデーで赤塚不二夫の担当をしていた編集者武居氏の伝記を原作としたドキュメンタリー風映画です。
原作というよりは原案といった感じで、もちろん史実からかなり外れた設定となっています。だって原作者の武居の役を堀北真希が演ずるという性転換配役です。性転換キャストは地上波テレビドラマに多い現象ですが、本作はテレビドラマというより、舞台演劇の香りが非常に強い異色作です。

昭和40年代、学生運動真っ盛りの東京を舞台にギャグ漫画家赤塚不二夫の担当にされてしまった新入社員武居の運命は如何に!? みたいな導入で、ゆるゆると、おそ松くん、もーれつア太郎、レッツラゴンと少年サンデー連載作の移り変わりに沿って、鬼才赤塚不二夫のハッチャけた日常が大げさに(そして上映できるレベルにマイルド化されて)描写されます。

演じてる浅野忠信が本当に楽しんでやってるのがわかります。この手の舞台演劇ノリが好きなんだろうな。堀北真希もノリノリ。まぁでも一般受けするかというと、ちょっとなというのも事実。実際本作のプロモーションでウリになるのはキャストが豪華だってところだけだし。
赤塚作品も一緒に出てきますが、やはりサンデー連載の各作品に比べてマガジン連載の天才バカボンのメジャーさと普遍性には敵わない。ア太郎は面白いと思うけど、股旅モノのフォーマット(木枯し紋次郎とか)を知らない現代の子供には理解できないと思うし、レッツラゴンはマニアックすぎる。チビ太とニャロメ、ケムンパスとベシぐらいか、今でも通じるのは。

似たような路線で永井豪もやってほしい。まだ生きてるけどね。成人指定しないと無理かな?

鑑賞後に「たりらりらーん、これでいいのだ」と思えたら勝ちな作品。

2011/5/5 Thursday

豆富小僧

Filed under: - dekaino @ 16:52 このエントリをはてなブックマークに追加 莟絲絨Г里呂討Bookmark被リンク数

豆富小僧を観ました。豆腐じゃなくて豆です。京極夏彦の豆腐小僧双六道中ふりだしが原作ですが未読。

200年間封印されていた豆富小僧と達磨センセイが現代の東京に出てきてひと騒動みたいなストーリー。原作通りなのか脚色入っているのかよくわかりませんが、子供向けのわかりやすい筋になっています。ちょっと京極風味の駄洒落ネタがありますが特にきになりません。
豆富小僧の声を演じる深田恭子はいつものアニメ声でこれはこれでいいんじゃないかと思います。同性の反感を気にせずロリ声に徹する開き直りにプロ魂を感じます。
達磨センセイの武田鉄矢もいい爺ちゃんキャラで子供向けらしく好感もてます。
無駄にぷるんぷるん動く豆富
CGは正直言って安っぽい気がします。特に人間の群集キャラのデザインが手抜き過ぎててかえって素敵。劇場作品なのにここまで手抜いていいのか? そして無駄にプルンプルンする豆富のCGは地味ながら結構な資金と労力を注ぎ込んでいると思われます。頑張る方向がまちがってる?!
このマニアックな絵作りとベタなストーリーが相まって、不思議なほのぼの感を生んでいます。

子供に見せるなら鬼神伝より本作の方が絶対におすすめです。

2011/5/4 Wednesday

鬼神伝

Filed under: - dekaino @ 0:24 このエントリをはてなブックマークに追加 薔主篌のはてなBookmark被リンク数

鬼神伝を観ました。オニガミデンと読みます。キジンデンではありません。
児童向け文学のアニメ映画化企画ですが、宣伝がオロチのコンセプトデザインを大友克洋がやったとか、かなりヤバイ匂いがするプロモーション戦略です。

実際観たところ確かにヤバイ。少なくとも商業作品として誰をターゲットにしているのかよくわからない作品です。上映館をこんなに多いのが不思議。ゴーカイジャーの映画が震災で遅れなきゃGW週間上映作品としてここまで幅を利かせられなかったんじゃないかな。そういう意味でラッキー(客としてはアンラッキー?)
最近の流行りかもしれませんが、主人公が特殊能力を備えている理由がただ「血統」だけ。努力も悩みも葛藤もせず、ただその星の元に生まれたからチカラがあるというのはドラマに欠けます。設定も妙にこっているようで全然薄っぺら。天皇も皇族もでてこない平安京創設の秘密の物語っておかしすぎでしょ? 各方面に気を使って無毒化した結果、本当につまらない超能力バトルアニメに堕してしまったようです。

ストーリーはダメダメですが、アクションシーンはさすがに金をかけた分は動きます。キャラクターデザインがちぐはぐなのも気にせず、昭和50年代の東映動画中編アニメなノリで楽しむのがいいでしょう。石原さとみの声の演技は可もなく不可もなし。
尺が短く、アクションシーンの描き込みがすごいのに、なんかスカスカな印象を与えるのが不思議な作品です。

2011/4/24 Sunday

ガリバー旅行記

Filed under: - dekaino @ 22:23 このエントリをはてなブックマークに追加 惹茵荐のはてなBookmark被リンク数

ガリバー旅行記を観ました。
完全に子供向け、ナイトミュージアムのターゲットと同じところを狙った作品です。いかにも小学生男子が喜びそうなベタなギャグが連発。

そんな作品なのに、主人公が30代草食系男子(もちろん童貞)ってのはどうなの?
うだつの上がらない冴えない男で、後から入社してきた平成生まれの若造が昇進して上司になっちゃう悲哀みたいな演出されてる。子供向け映画がそんなのが主人公でいいの?

だがちょっと考え直してみる。あれだけ映画、小説、マンガ、ゲーム、音楽に通じてて、ギター弾けるし踊れるし、10年も定職について安定してる上、勤務時間中にちょっと休憩してギター弾いて遊んでも問題にならない職場って、コレ日本だったらリア充そのものでしょ。何不自由ない夢の準公務員待遇の生活じゃん。親に寄生せず自立した一人暮らしで毎日会社に通勤してるんだから、日本なら善良な市民扱い間違いなし。
ただ、ちょっと女性に奥手でなかなかデートに誘えない。野心に欠けて新しい職種に挑戦しようとしない、ただそれだけでダメ男扱いって、USAの社会人価値基準おかしくない? 草食系は社会的に抹殺すべき完全悪なのか?

本作は、草食系気味の多才な30代男子(童貞)が冒険活劇を経験することで、肉食の味を覚え見事にヒロインを食って脱童貞したというサクセスストーリーです。ホントに子供向け?
3D版もありますが、べつに2D版みとけばいいんじゃない程度の出来。300円の価値はないと思います。

2011/4/21 Thursday

Sucker Punch(エンジェル ウォーズ)

Filed under: - dekaino @ 23:08 このエントリをはてなブックマークに追加 Sucker Punch(潟吾с 若)のはてなBookmark被リンク数

Sucker Punchを観ました。
Sucker Punchは不意打ちのパンチって意味です。なぜか邦題はエンジェル ウォーズ、まったく意味不明な邦題です。

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2005)の長女役を演じたエミリー=ブラウニング(当時16歳)が主演。
エミリー=ブラウニング
当時はいかにも日本人ウケのいい美少女で、2chにもスレが乱立していました。

そして22歳になってもヘソ出しセーラー服with日本刀が似合うのです。
エミリー=ブラウニング 22歳
現実と妄想の世界を行き来する世界観がいかにも押井守っぽくて、日本のアニオタに受けそうなストーリーです。
配給のソニーピクチャーもそこはわかっていて、あえてアニメ声優ユニットのスフィアに吹替えさせて公開する戦略に出ています。
でもせっかくやるんだったら、ディズニーの日本語版みたいにもっと金と時間をかけて、劇中歌も吹替えさせるべきでしょう。
本作はセリフが少ないのでなおさらです。つまんない邦題といい、ソニーピクチャーはアニオタを舐めてるんじゃないのかね?

ハリウッドらしからぬ難解な奇作。でも押井守作品が理解できる人ならたぶん楽しめるはず。

2011/4/20 Wednesday

ザ・ライト -エクソシストの真実-

Filed under: - dekaino @ 14:18 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉ゃ -純激鴻絎-のはてなBookmark被リンク数

ザ・ライト -エクソシストの真実-を観ました。
アメリカ合衆国内にはたった14人しかいないというエクソシストのひとりについて、どのようにエクソシストになったのか、実際のエピソードに基づいて描かれた再現ドラマ的映画です。
プロテスタントが建国した国アメリカは今でもカトリック教会の影響は弱く、設定された教区の中には司祭が空席のところが多くあるらしい。
そのようなカトリックがマイナーな社会の中で、カトリック世界の中でもさらにマイナーな悪魔祓い師エクソシストが14人しかいないというよりは14人もいる!といった方がいいのかもしれません。

いわゆるホラー映画ではなく、超自然現象を煽るように表現したりはしません。悪魔つきの人間は出てきますが、精神病患者との区別ははっきりとはつきません。ただ悪魔に取りつかれた演技は素晴らしく、役者としては演じ甲斐のある役どころです。
正直、エクソシストは西洋医学に対する針灸整体師のようなもので、現代医学の精神科医師に対する中世の宗教的民間療法師に過ぎないという見方も十分可能です。

悪魔が実在するか否かはこの映画では示されませんが、はっきり言えることはエクソシスト達は確かに神と悪魔の存在を信じる信仰心を持っているということです。
アメリカにおけるカトリックの微妙な立ち位置もうかがえるドキュメンタリーです。

2011/4/6 Wednesday

逆境無頼カイジ破戒録篇

Filed under: - dekaino @ 23:19 このエントリをはてなブックマークに追加 紜♂若ゃ悟贋牙のはてなBookmark被リンク数

2011年4月からカイジTVシリーズ第二期 破戒録篇がスタート。
今回もエンディング後に箴言ガールが登場。第一期は阪本麻美だったのだが、今回は久保ユリカ
いまいち色気に欠ける彼女だが前にどこかで見たことがあるような…
そうそう、満腹少女ドラゴネットのピンクだよ。茶髪だと印象がかなり違う。
久保ユリカ
やはりニコラの読者モデル(ニコモ)出身だけあって、女子ウケの方がよさげな彼女。♂キャラしか出ない深夜アニメの視聴者層に果たして受け入れられるのだろうか?
ドラゴネットでも思いっきり鹿谷弥生(ミスマガジン2007グランプリ)に美味しいところさらわれてたかも。なんかオーラの出方が違うのか?

2011/4/5 Tuesday

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

Filed under: - dekaino @ 0:17 このエントリをはてなブックマークに追加 若冴脂紫祉若ゃ 眼寂皿≪ゃ爾里呂討Bookmark被リンク数

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダーを観ました。
オールライダーの名に恥じず、各作品の主役ライダーだけではなく、2人目以降のライダーも登場。それどころか石森章太郎&東映のヒーローがすべて登場する勢いです。と言ってもバッテンロボ丸とかTVオバケてれもんじゃまでは出てきませんが。また、電王に限っては良太郎もTVシリーズの電王も出てきません。孫のNEW電王しか出てこない。残念。その代わり子供に大人気の4馬鹿イマジン、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスは登場します。

とにかく旧作と平成ライダーに対する愛がすごい。そしてショッカーの皆さんがノリノリで動いててすごい。敵となる悪の秘密結社も勢揃い!!
タイムパラドックスSFとしてもお約束も守っていて、かなり完成度が高いです。

ショッカー怪人バッタ男と化した仮面ライダー1号2号の悪辣ぶりも見どころ。少年仮面ライダー隊の半ズボンと紅一点のプリーツスカートにも注目。

昭和テイスト満点で子供にも大人にも見ごたえがあるライダー映画です。

それにしてもアマゾンは21世紀になっても独特でキャラが立ってる素晴らしい造形だと思う。現在の特撮技術を駆使してアマゾン主役の映画って作れないものかなぁ?

THE TOURIST

Filed under: - dekaino @ 0:05 このエントリをはてなブックマークに追加 THE TOURIST のはてなBookmark被リンク数

THE TOURISTを観ました。アンジェリーナ=ジョリーとジョニー=デップの大物二人が出てくる映画です。
予告編をみる限り、いかにもありがちな各地の観光地を巡るロードムービーで、恋愛ドラマもアクションもてんこもりって感じかなと思っていました。でも実は意外と淡泊。舞台はパリとベネチアとその間を移動するユーロスター特急車両だけ。あまり移動しません。
アクションもあるにはあるのですが、アンジェリーナ=ジョリーを起用してる割にはこれまた淡泊でもったいない感じ。
ラブストーリーもなんかあまり盛り上がらない雰囲気でした。一応どんでん返し的なオチが用意されてるのですが、そんな驚くようなものでもなかった。
全般に薄味な出来上がりの映画です。

つーか、高級ホテルに泊まって風呂入らずに寝てしまうのがまったく理解できない。ドラえもん映画ですら入浴シーンをサービスするのにどうなってんのよと言いたい。

2011/3/22 Tuesday

塔の上のラプンツェル

Filed under: - dekaino @ 20:54 このエントリをはてなブックマークに追加 紂筝潟сのはてなBookmark被リンク数

塔の上のラプンツェルを観ました。
ディズニーの3Dアニメ映画です。グリム童話の髪長姫を題材に、大胆な脚色を加えた純愛ラブストーリー。

ミュージカル仕立てで伝統的なディズニー映画のお約束をちゃんと守っています。
主人公のラブンツェル姫の声は日本語版ではしょこたんこと中川翔子が演じますが、ミュージカルパートの歌は小此木麻里が歌います。ディズニーのキャスティングは厳しく、知名度だけでOKとはしないらしい。

キャラクターがかなり単純化されているので、大人が見ても楽しめるかどうかというと微妙かもしれませんが、子供向け映画としては大変良くできている映画です。

2011/3/17 Thursday

テレビ神奈川のCM

Filed under: - dekaino @ 9:29 このエントリをはてなブックマークに追加 腑絅綏CMのはてなBookmark被リンク数

テレビ神奈川tvkはCMが公共広告機構ACばかりじゃんなく、普段通りの地元企業のCMをたくさん流していて癒される。
ACのCMってなんか薄ら寒いんだよなぁ…

2011/3/6 Sunday

劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜

Filed under: - dekaino @ 18:05 このエントリをはてなブックマークに追加 雁F泣泣のはてなBookmark被リンク数

劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜を観ました。前作の続きで完結編です。前作はテレビ版の粗筋に近いストーリーでしたか、本作はテレビ版とはかなり違う完全新作です。
SF的にはどこかで聞いたことがあるようなネタを集めてきた感じで、決してセンスオブワンダー成分はないのですが、いかにして「歌で戦争する」という設定の裏付けにするかという点において、トンチに近い綿密な作業がされていて感心します。これがマクロスです。
アクションシーンはさすがにお金がかけてあってド派手。
パチンコマネーをふんだんに使った贅沢な作品です。

2011/3/5 Saturday

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

Filed under: - dekaino @ 12:28 このエントリをはてなブックマークに追加 √順茯/膃3腴:≪鴻括薛羈絣兇里呂討Bookmark被リンク数

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島を観ました。
古典ファンタジー ナルニア国物語の第三巻の映画化です。
さすがに良くできたストーリーで優れた児童文学で非の打ち所がありません。
あえていうなら、第一作では末っ子の妹だったルーシーが一作目では美少女だったのに、本作では育ってしまって微妙な感じに。でもそのために、姉のような要望になりたいなんて煩悩がリアルになるメリットもあったりして。

ヒロイン分がちょっと物足りないファンタジー大作でした。

あしたのジョー

Filed under: - dekaino @ 12:12 このエントリをはてなブックマークに追加 吾с爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版実写あしたのジョーを観ました。
山谷のドヤ街を屋外セットで再現。映画らしくお金がかかってます。
しかし少年院から豚にまたがって脱走のシーンはなし。金のかけ所がわかってません。
豚なして矢吹丈の少年院時代は語れないだろ! 西の鼻ウドンなんかどうでもいいんだよ。

香川照之の丹下のおっさんが面白かった。なんだかんだいって香川照之は娯楽作向きだ。
力石戦で終わりなので、ホセ=メンドーサも燃え尽きたジョーも出てきません。

2011/2/16 Wednesday

RED/レッド

Filed under: - dekaino @ 21:58 このエントリをはてなブックマークに追加 RED/のはてなBookmark被リンク数

RED/レッドを観ました。
ブルース=ウィリス主演。豪華キャスト共演の、黄昏流星群とスパイアクションを融合させた老人向けアクション映画です。

いきなり冒頭から、年金ぐらいのハゲオヤジ(ブルース=ウィリス)が年金会社の電話オペレータのアラフォーおばさんを口説くという、黄昏流星群ど真ん中の導入部。じいさんの妄想夢は東西で変わらないんだなぁと実感しました。
girl friendならぬlady friendって言葉この映画ではじめて知りました。さすがにアラフォーをgirlと呼ぶのは失礼なんでしょうか?

アクションシーンはとにかくハゲじゃなくて派手。ガンガン撃って走って爆発しまくり。さすがハリウッド映画です。

老人でも若者でも楽しめる映画です。

2011/2/12 Saturday

ソーシャル・ネットワーク

Filed under: - dekaino @ 21:48 このエントリをはてなブックマークに追加 純若激c祉若 のはてなBookmark被リンク数

ソーシャル・ネットワークを観ました。facebookの創業の経緯を元にいろんな脚色を加えた実話ベースのファンタジー映画です。

ハーバード大の学生寮の生活シーンと、西海岸シリコンバレーのギークハウスの生活の対比を軸に、東海岸カルチャーvs西海岸カルチャー、スーツ族vsギーク族、旧家エスタブリッシュメントvs新興IT富豪 みたいなわかりやすい構図でドラマを作っていきます。
正直私はfacebook使ってないし、そんな高い価値を社会に提供している会社とも思えませんが、とりあえず今は時価総額がすごいバブル臭い会社らしいですね。
Napster立ち上げたアヤしい山師っぽい男とか、いかにもなキャラが話を盛り上げます。

本作が言いたい事は、結局弁護士を雇わないと負ける、アメリカはそういう国だということてす。

2011/1/23 Sunday

グリーン・ホーネット

Filed under: - dekaino @ 11:19 このエントリをはてなブックマークに追加 違若潟祉若 のはてなBookmark被リンク数

劇場版グリーン・ホーネットを観ました。
アメコミ原作の古いテレビドラマ グリーン・ホーネットが21世紀になってまさかの映画化。
テレビドラマ版はブルース=リーがカトー役をやっていたことでも有名な作品です。

かつてブルース=リーが演じていたカトー役は、頭文字D the Movieで藤原拓海役で鈴木杏といちゃついてたジェイ=チョウ。イケメンです。
テレビドラマ版とは違って、雇われ人というよりは対等なパートナーな感じになってます。

昔のアメコミにありがちな新聞社の人間が実はヒーローって設定や、新聞社の社長っていまどき金持ちじゃないだろとか、カトーはいつも本名で呼ばれてて通り名がないのはなぜ? とか日本の上海出身とか、とんでも設定はすべてセルフパロディとして拾われていて、原作への愛を感じる脚本です。

アクションシーンもカンフー系アクションを巧くアレンジして3D CG化したもので、よくできています。一瞬だけ木人相手にトレーニングしてるシーンが出てきたのは笑った。
カーアクションもブラック=ビューティー号がクラシックかつかっこいいです。普通ヒーローのメカは一品ものなのに、ブラックビューティーは量産さてれるところがリアルロボットに通じている!?
キャロン=ディアスはインテリでうざいアラサー女を素のまま(?)に演じていい味出てます。

原作を知らない人にも楽しめるアクション映画です。

2011/1/16 Sunday

シュレック フォーエバー

Filed under: - dekaino @ 22:21 このエントリをはてなブックマークに追加 激ャ 若爾里呂討Bookmark被リンク数

シュレック フォーエバーを観ました。
ドリームワークスの人気CGアニメシリーズの第4作目にしてシリーズ最終作と宣伝されています。
今回もメルヘン童話世界を現代風味にひねった世界観で、いつものドタバタ騒ぎをやります。ゲストメルヘンキャラはルンペルシュティルツヒェンとハーメルンの笛吹き男。もうメジャーどころは使い尽くして、渋いキャラのセレクションです。

シュレックシリーズは脚本がよく出来ているのですが、本作もかなりよく練られた脚本。子供がみても楽しく同伴の親世代が見ると泣ける、教科書どおりのストーリの作りこみはさすがです。おそらく映像化された部分の数倍の量のテキストが書かれて、尺に合わせるために泣く泣く削っていった結果を映像化したと思われます。裏設定が山盛りで最終作なのに続編がいくらでも作れそうな勢いです。

映像はまぁいまどきの3D CGで特にビックリさせられるところはありませんが、そつなく良く出来ています。
3D上映で観ても2Dで観ても面白さにあまり差はないと思うので、お金を節約したいなら2Dでどうぞ。

2011/1/4 Tuesday

ロビン・フッド

Filed under: - dekaino @ 0:17 このエントリをはてなブックマークに追加 潟祉のはてなBookmark被リンク数

ロビン・フッドを観ました。
中世イングランドのリチャード獅子心王からジョン王にかけて、マグナカルタが成立したあたりを主題にした英国史群像劇といった感じの映画です。

主人公のロビン=ロングストライドが後のロビンフッド伝説になるという説に沿った比較的史実に忠実だが演出もちょこちょこ入る大河ドラマ風なストーリーです。
十字軍から帰還したロビンがノッキンガムの諸侯領のごたごたに巻き込まれ、なぜかフランス軍と戦います。本作中ではフランスはあくまでもイングランド侵略をねらう完全悪として描写されます。

とはいっても、当時のイングランド王もノルマン系、つまり当時のフランス王と同系のフランス貴族。フランス王家の娘を王妃にするのも親戚同士同士でやりとりしてるようなもので当然のお付き合い。北部諸侯のサクソン人達にとっては、土着化して英語をしゃべるようになったフランス人王と、フランス語しか話さない大陸本土のフランス王の領土争いに巻き込まれているようなもの。どっちが勝っても大差ないと思ってたわけです。

だからこそジョン王はマグナカルタみたいな妥協案を提示せざるを得なかったわけなんですが、そこら辺の事情は作中で明示的に説明されません。日本人のほとんどが信長、秀吉、家康を知っているように、イギリス人にとってジョン王は愚昧な王として有名(シェイクスピアの戯曲にもなってる)で、そんなの説明する必要もないのでしょう。

BBCがつくる歴史劇に近い気もしますが、さすがに劇場作品だけあって戦闘シーンは臨場感抜群の鮮やかなアクションになっています。馬もいっぱい出てきます。
馬に乗ったままつっきれるくらいまばらな樹木の群生地、日本だったら林とすら呼ばれないようなすかすかの林、しかしイングランドでは強引に森と呼んでしまう土地も出てきます。これがいわゆるシャーウッドの森のモデルなんでしょう。

イギリス史に興味があれば楽しめる作品。

2010/12/31 Friday

仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)

Filed under: - dekaino @ 22:57 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ 若& feat.鴻 MOVIE紊фCORE(潟)のはてなBookmark被リンク数

2011年正月のライダー映画「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)」を観ました。タイトル長いよ!!

カメンライダーダブルのアナザーストーリーであるスカルとダブルとオーズの3つのオムニバス作品。
スカルではとにかく吉川晃司が張り切り過ぎ。ダブルでは亜樹子と照井が結婚、オーズではよくわからないバレリーナを持ち上げすぎ。なんか薬やってそうな不健康丸出しの女(彩也子 )に惚れてしまうノブナガの理不尽さと、無闇に持ち上げる演出に鼻白む気分。
シナリオがいまいちなのに加え、大胆すぎる演出の暴走が、小さいお友達にも大きいお友達にも理解不能な不思議ワールドを作り出してしまったようです。

次の超電王映画に期待するしかない

2010/12/22 Wednesday

トロン:レガシー

Filed under: - dekaino @ 21:42 このエントリをはてなブックマークに追加 :激爾里呂討Bookmark被リンク数

トロン:レガシーを観ました。1982年の映画トロンの続編的作品です。

これが期待以上にかっこいい映画でした。1970年代後半〜1980年代前半のSF映画全盛期の雰囲気をいい感じに再現した素晴らしいフイルムです。
3D CG映像としてはそんな派手なところはなく、むしろ地味でお金がかかっていないのですが、そこがむしろ80年代的。まだ髭が生えてなかった頃のジョージルーカスがB級作レベルの予算しかない中で、表現したいところだけに予算を注ぎ込み、それ以外の部分には涙を飲んだような、そういう映像、背景が真っ黒なのがむしろカッコイイ!
女性キャラは、ジェリー=アンダーソン作品(謎の円盤UFOやらスペース1999)に出てくる銀ラメペラペラのボディライン丸出しファッションみたいで、これまた懐かしいです。
登場人物が少なくシンプルなストーリー。いかにも西海岸の技術オタク好みなテクニカル用語を連発し、オタクの夢、仮想世界の♀キャラを現実世界に連れ出すという、それなんてラブプラス同人本みたいな設定が面白くないわけないです。

メカをみてあらためてシドミードって天才だと再認識できる逸品。

2010/12/19 Sunday

武士の家計簿

Filed under: - dekaino @ 0:09 このエントリをはてなブックマークに追加 罩紕絎区膂燭里呂討Bookmark被リンク数

武士の家計簿を観ました。
幕末期の加賀前田藩の算用者一家三代の物語。
予告編の絵に描いたにらみ鯛を持って「鯛じゃ 鯛じゃ」と囃し立てるシーンは、唯一のほのぼのシーンで、その他は基本的に若者に対する説教ばっかりです。観客ターゲット層を団塊世代に据えたわかりやすい構図。
厳しい教育に反発した子は脱藩して大村益次郎率いる官軍(長州軍)についていく始末。
結局明治維新になって海軍の偉いさんになって過去をしみじみ回顧する、これまた老人にはたまらない展開となっています。

堺雅人は浮世離れしていてまさに算盤馬鹿っぽくてよかったです。仲間由紀恵は何をやっても仲間由紀恵だなぁと思える映画。

2010/12/11 Saturday

SPACE BATTLESHIP ヤマト

Filed under: - dekaino @ 14:10 このエントリをはてなブックマークに追加 SPACE BATTLESHIP ゃのはてなBookmark被リンク数

SPACE BATTLESHIP ヤマトを観ました。
オリジナル第一作にかなりのアレンジを加えた作品。キムタク古代が売り。

壊れた設備は壊れたまま、死んだ人は決して生き返らない、旧作のツッこまれ所をすべて封印したストーリーは意外と面白いです。さすが脚本 佐藤嗣麻子! あやしいリメイク物をやらせたらほんとに巧い。これヤマトの名前じゃなかったらそれなりに名作になっていたかも?

黒木メイサの森雪はなぜかコスモタイガー隊のパイロット! 「だって古代クンが死んじゃう」という名セリフは言わないし、男やもめの反乱分子に拉致られたりしないし、アラナイザーにしりを触られたりしないし、ワープ中にヌードになったりしませんが、ストーリー上決定的に重要な役どころをこなします。

本作のガミラス星人はアゴ割れてません。というかボーグのパクリです。宇宙犬作戦なみのパクリっぷりはかえってすがすがしい。

無限に広がる大宇宙なんだから、1作くらいこんな映画があってもいいんじゃないでしょうか?

2010/11/28 Sunday

マルドゥック・スクランブル/圧縮

Filed under: - dekaino @ 22:11 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ祉鴻潟/х軒のはてなBookmark被リンク数

マルドゥック・スクランブル/圧縮を観ました。和製SF(ハヤカワ文庫JA)が原作で、コミカライズ版を別冊少年マガジンに連載中らしい。

どうも企画段階で紆余曲折があったらしく、65分という中篇級の尺で単館系公開されました。
かなり濃密なSF世界観をがんばって表現しているのですが、ココまでしか作ってません! 的な終わり方には唖然。ここまで堂々とまだ作ってませんエンディングやった映画を観たのはこまねこのクリスマス 〜迷子になったプレゼント〜以来です。
万能兵器のねずみウフコックの声を八嶋智人がやっているのですが、アニメ専門声優とは違った演技が新鮮でした。

尻切れトンボっぷりを楽しみたいマニアックな方にお勧め

2010/11/21 Sunday

劇場版ゲゲゲの女房

Filed under: - dekaino @ 22:12 このエントリをはてなブックマークに追加 雁蚊蚊蚊絅恰燭里呂討Bookmark被リンク数

劇場版ゲゲゲの女房を観ました。
NHKの朝の連続ドラマでも有名な水木しげるの妻の布枝さんの自伝を原作とした、水木夫妻の貧乏時代をつづった映画です。

NHK朝ドラでは鬼太郎のアニメ化などで成功し、水木プロ20周年謝恩パーティまでやりましたが、本作では、布枝の結婚から水木しげるがテレビくんを発表して貧乏生活から脱出するまでが描かれます。
NHK朝ドラ版はなんだかんだいっても水木しげるが主人公でしたが、本作はNHK版とは異なり、本当の意味で布枝夫人が主人公。ずっと布枝夫人の視点で話が進みます。

クドカンの水木しげるは常人離れしてる水木しげる像をうまくひょうげんできています。向井理の水木は話せばわかる印象ですが、本作の水木はある意味で常人には理解不能な価値観をもっています。
そんな水木を時には愛し、時には喧嘩し、強く生きていく昭和の妻。そんな布枝夫人を吹石一恵が見事に演じます。松下奈緒じゃこうはいかない。

調布にある水木の家は忠実に1960年代を忠実に再現していますが、それ以外の野外シーンは21世紀のままです。たとえば東京駅は平成の大改修中たし、調布駅前にはパルコがあるし、そこらの道端には大規模マンションがあったりします。この割り切りようがいさぎよずてシュール。まるで大学の映研が撮ったみたいな映像です。
あくまでも描写は布枝夫人の内なる心情。ほとんどセリフもないのですがよく表現されています。

娯楽趣向は薄く、何か賞とかとってしまいそうな完全に芸術系の映画です。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

Filed under: - dekaino @ 21:48 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若罩祉腱絎 PART1のはてなBookmark被リンク数

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1を観ました。当初は3D映画だとアナウンスされていましたが、途中でPART1は2Dのみ、3D映画となるのはPART2のみと方針変更されました。
長いシリーズの最終話の前半なのですが、過去シリーズの中で一番制作費が少ないんじゃないだろうか? リーマンショックはハリーポッター映画にまで影響を与えているようです。マグルどもの活動をあなどるなかれ。
今回は学園シーンはほぼゼロ。新聞でホグワーツの校長にスネイプが就任したと報道される程度しか出てきません。学園シーンって時間もお金もかかるんで、しょうがないのかな?
場所の移動も魔法の瞬間移動ばかりで、ドラゴンとか魔法の乗り物な気のきいたものは出てきません。スタートレックの転送と同じ理屈の制作費削減の工夫でしょうか?
まぁここまできたら、贅沢に作ろうが制作費しぼろうが、観客動員数に大差ないのかもしれません。

最後の対決を前に、どんどん重要キャラを淘汰していくそんなお話。
最近の地上波の映画枠なら編集して30分に圧縮するの余裕だと思われます。ロンとハーマイオニーの痴話喧嘩パートとか丸ごと不要。

なお、今回はエンドクレジットの後に後編の予告編はありません。制作費節約もココまでくるとアッパレです。

2010/11/15 Monday

ラスト・ソルジャー(大兵小将)

Filed under: - dekaino @ 22:12 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻祉純吾c(紊у球鎞)のはてなBookmark被リンク数

ジャッキー=チェン主演のラスト・ソルジャー(大兵小将)を観ました。中国語タイトルは大兵小将。日本語にしたら「老兵と若将」あたりか?

細かいアクションギャグを交えた古代中国戦国時代を舞台にしたアクションロードムービーです。
全体的なプロットは真面目な時代物。へんな内功とか秘薬とか仙術とか出てきません。鄭問の東周英雄伝のような史実に沿った渋い作風です。
将軍役の王力宏(ワン=リーホン)の伊達男ぶりに対し、成龍(ジャッキー=チェン)の老人っぷりが際立ちます。
それから字幕が結構くどいです。太平と書かれた札にかぶせて「平和」とか字幕出さなくていい。太平も立派に日本語として通じる熟語だと思うよ。タイピンとカタカナすると別の意味になっちゃうけどね。

老成した魅力にあふれる作品。中国物が好きなシルバー層にウケがいいかも?

2010/11/14 Sunday

怪盗グルーの月泥棒

Filed under: - dekaino @ 8:13 このエントリをはてなブックマークに追加 違若羈ユのはてなBookmark被リンク数

怪盗グルーの月泥棒を観ました。3D CGアニメです。
原題は"DESPICABLE ME"、直訳すれば「卑劣な私」。関西弁でいえば「悪い奴やでぇワシ」とか「ロクでなしやワシ」みたいな感じでしょうか? 邦題は親ウケを考えたぬるいタイトルになっており、典型的な説明口調の悪い例みたいになっててとても残念。でも内容はとてもいいです。

盗賊団のボスであるグルーが盗みの作戦のために孤児院にいる3人の幼女たちを養子にしたことから始まるドタバタアクションです。ちょっとパワーパフガールズに似た設定ですが、違うのは同年代の幼女3人ではなく、年齢差がある三姉妹というところが新しい。この3人がもともと血縁があるのかどうかちょっと不明ですが、3人ともグルーの養子になった時点で姉妹扱いになるのは間違いない。

主役のグルーの声は笑福亭釣瓶、必然的にグルーは関西弁をしゃべります。長女格のマーゴの声はハーマイオニーの吹替えで有名な須藤祐実、あのいかにも優等生な声で反抗期と甘えん坊をおりまぜたツンデレ演技が絶品です。

グルーは原語ではGruらしい。いわゆるヒンズーの導師のこと。ってことは本名じゃなくて怪盗の通り名なのか? でも母親もグルーって呼んでいたような… すべての元凶はこの母親ってことか。月ロケットの夢くらい認めてやれよ。

バナナから作ったミニオン達もかわいい。子供がみても大人がみても楽しめる作品です。
ミニオン

2010/11/7 Sunday

牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜

Filed under: - dekaino @ 2:03 このエントリをはてなブックマークに追加 種GARO鐚 RED REQUIEMのはてなBookmark被リンク数

牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜を観ました。
テレピシリーズから5年のブランクをあけて製作された劇場版。しかも3D版のみの上映とは、まさかこんな企画が通るとはビックリです。
どうもパチンコの牙狼GAROが好調なようで、そこらへんからお金が出ているみたいです。つまり本作で作られた映像素材はパチスロ新台に流用される可能性が高い。3D前提の素材ということは裸眼3Dパネルでも搭載した台でも開発されるのでしょうか?

ストーリーはテレビシリーズの外伝的な話。そもそもテレビシリーズに出てた役者は主人公と彼が持つ指輪(魔道輪)しか出てこないので、オリジナルシリーズとの関連は薄いです。
しかし、いかにも深夜テレビシリーズ的な安っぽさといかがわしさを感じさせる画作りで、いい意味で劇場版らしくありません。3D効果も3D専用として作られているのでいい感じです。
ゲストヒロインの松山メアリ(魔戒法師の烈花役)も新体操/バレエの経験を活かしたアクションがエロかっこいいです。同じバレエ経験者の佐藤康恵のような人外の魔女的雰囲気はないけど、とにかくかわいいのはいいですね。また、メガネをはずすというアイデンティティを危機にさらすほどの体当たりの演技をした、ホラーの被害者役の時東ぁみもいい演技をしています。
ただ、スーツアクターも別の人になっているのが残念。マーク武蔵のアクションが見たかった!

ちなみに馬はテレビシリーズ同様出番が少ないです。出番が少ないからこそのプレミア感がある黄金の馬。魔界騎士のくせに滅多に騎乗しないのがGAROらしいところです。

特撮映画としてはかなりよい出来。昼間っから深夜テレビ感覚に酔いたい方におすすめ。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星

Filed under: - dekaino @ 1:51 このエントリをはてなブックマークに追加 罘紕潟UC(潟若)/episode 2 莎ゃ綵のはてなBookmark被リンク数

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode2赤い彗星を観ました。episode1の続編です。
今回はオードリーの正体が明かされるところとシャアのそっくりさんの活躍あたりがストーリーのキモ。
絵はよく動きます。話は福井なのでまぁこんなもん? 期待しないで観てるので裏切られることもないです。

結構客は入っているようで、episode3も劇場公開する勢いです。鑑賞料を1200円と安く抑えているのも客の入りがいい理由のひとつでしょうか?

時間と金が余っているガンオタなら観ておいてもいい作品。

2010/10/30 Saturday

おまえうまそうだな

Filed under: - dekaino @ 23:31 このエントリをはてなブックマークに追加 障障のはてなBookmark被リンク数

おまえうまそうだなを観ました。
おまえうまそうだな
ベストセラーの絵本が原作らしいですが読んだことありません。

母、主人公、その子 という三代の恐竜一家の話、ただし実の親子関係はないというありがちといえばありがちなファミリーストーリー。
恐竜たちの骨格が人間そのものなのが面白い。円谷特撮の着ぐるみというか、劇団四季のキャッツとかライオンキングみたいな特殊メイクした役者が演技しているような味わいです。しぐさとか完全に人間そのもの。
どんな表現も可能なアニメであえてこういうことするのは何か信念があるのか、それとも人間ではない骨格で演技させられるアニメータが希少でそろえられなかったせいなのか、謎です。
アクションはかっこいいけど科学考証以前の問題でリアリティはありません。現生鳥類と同じ形態の鳥とティラノサウルスが一緒にいるとか無茶な話ですが、まぁ原作は絵本なのでご愛嬌。

お涙ちょうだい的な話だけど、それほどご都合主義ではなくシビアな味付けなので大人でも楽しめる骨太な話になっています。三代の家族なので孫を連れたじいちゃんばあちゃんって客層をターゲットにしているのかもしれません。

100%手描きアニメ、変な3Dアニメより面白いです。

2010/10/24 Sunday

ナイト&デイ

Filed under: - dekaino @ 22:04 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ&い里呂討Bookmark被リンク数

ナイト&デイを観ました。原題はKNIGHT AND DAY

脚本がめちゃくちゃ巧い。観客のマーケティングも完璧です。妹に先を越されてしまったアラサー〜アラフォーの未婚女性や、子供が独立した後二人で暮らしてる老夫婦など、いかにも映画を観そうな層をガッチリキャッチ。世界中の観光地でアクションやらかす観光地案内映画としても秀逸です。
ストーリーは空っぽだけど、アクションはよくできている映画。

2010/10/17 Sunday

インスタント沼

Filed under: - dekaino @ 22:37 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟鴻帥潟羃爾里呂討Bookmark被リンク数

CSの日本映画専門チャンネルインスタント沼を観ました。
いかにも単館系のナンセンスでオシャレっぽくてくだらなくてハートウォーミングなストーリー。
基本は雑誌の女編集長をやってた主人公(麻生久美子)が雑誌廃刊後会社を辞めて骨董屋やったりいろいろやったりするお話です。
主人公の心情をモノローグ形式でナレーションしてくれるので非常にわかりやすい。これでテロップまで出たらそのまんま昼間のゆるいテレビ番組フォーマットです。
キャストが以外に豪華で無駄にCG使ってるあたり、単館系にしては金をかけてる感じです。
メインターゲットはアラサー/アラフォー女子なのかな?

以外に面白かったです。

エクスペンダブルズ

Filed under: - dekaino @ 22:02 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻潟困里呂討Bookmark被リンク数

エクスペンダブルズを観ました。
超豪華キャスト。マッチョな肉体派俳優、ただしちょっと年が行ってる人たちが勢ぞろいです。
シルベスター=スタローンが主演。共演はジェットリー、ステイサム、ミッキーローク、ブルースウィリス、シュワルツネッガー(現職集知事)、スタローンの人脈をすべて駆使して集めるも集めたり。
ストーリーがスカスカの空っぽなのがまた良し。癖のある役者同士の絡みとアクションだけでお腹いっぱい。
頭の中はすべて筋肉が詰まってる系レトロなアクション映画です。

2010/10/11 Monday

REDLINE

Filed under: - dekaino @ 21:05 このエントリをはてなブックマークに追加 REDLINEのはてなBookmark被リンク数

REDLINEを観ました。
REDLINE
キムタクが主役の声。アニメ制作はマッドハウス。ひたすらレースアクションシーンが続く映画です。
とにかくアメコミ調の濃い絵柄でがんがん動くアニメだけど、ストーリーはいい加減というかゆるいです。
神作画のチキチキマシン猛レースといった感じ。
チキチキマシンなのでレース参加車両も個性的。レースを邪魔するヤツラも個性的。個性的過ぎて空回り。こういう勢いだけのアニメは結構好きです。

終わり方も投げっ放しでシビレる〜

2010/10/10 Sunday

十三人の刺客(平成版)

Filed under: - dekaino @ 21:00 このエントリをはてなブックマークに追加 筝篋冴阪(綛恰)のはてなBookmark被リンク数

十三人の刺客(平成版)を観ました。昭和38年の東映版のリメイクになります。東映映画のリメイクをなぜか東宝が制作配給しちゃう不思議。

劇中のテロップが毛筆縦書きなのがよろしい。武家の妻はちゃんと眉毛剃ってるし、病的にほどに時代考証しているかと思えば、必殺シリーズも奇想天外な設定もあり、大人のエンタテインメントとしてよくできた映画です。
敵のラスボスは吾郎ちゃん演ずる悪魔的異常さを備える殿様。将軍の実弟のためなんでもやり放題という設定。

そしてとにかく首が飛びまくりなグロ、ウホっまででてくるエロ、「みなごろし」なバイオレンス。クラシカルでエロ・グロ・バイオレンスの集大成のような映画です。

2010/10/7 Thursday

ガフールの伝説

Filed under: - dekaino @ 23:32 このエントリをはてなブックマークに追加 若篌茯のはてなBookmark被リンク数

ガフールの伝説を観ました。安い方の2D版の方を鑑賞。
日本語吹替えのキャストが超豪華。主役2人の市原隼人と川島海荷は話題集めの芸能人枠ですが、そんな下手ではなく気にならない程度。むしろヘタれな感じの市原の声が主人公の幼いフクロウ役にマッチしています。
しかも、主役以外の敵役や脇役が超豪華メンバーです。敵の親玉は石塚運昇、その右腕の女幹部が榊原良子。大川透が味方側の王、伝説の勇者は永井一郎。
日本語吹替え版を観ておいて損はないです。

また、オープニングにロードランナーとコヨーテの3D CG新作が上映されます。ワーナーマイカルの定番のアニメが3D化。これを観るだけでも映画代の元はとれます。MEEP! MEEP!

2010/10/4 Monday

劇場版 君に届け

Filed under: - dekaino @ 7:40 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 絮のはてなBookmark被リンク数

劇場版 君に届け
劇場版 君に届けを観ました。
人気少女マンガの映画化で、NHK御用達のさわやか系男女 三浦春馬と多部未華子が主役を演じるます。
ヒロインは貞子とあだ名がつけられた黒沼爽子(さわこ)。自分のことより相手のことを優先してしまう彼女の性格は、ひとつ間違えると貞子じゃなくてサセ子になっちゃういそうですが、少女マンガ的予定調和力学により、そのようなエロゲ展開にはなりません。

高校の入学式から高一の正月までの9ヶ月をゆるゆるとゆったりしたテンポで描写しますが、ダレた感じにはなりません。夏休みにはか肝試しやったり、体育祭がんばったり、クリスマスイブにイベントかましたり、学生生活はイベントてんこ盛りなのです。
ロケ地は足利市。足利の地方都市らしい風景と風光明媚な山々がいい味だしてます。

原作の人気の割には興行収入があまりよくないらしいです。原作の主な読者層は映画に行かない・行く暇がない年齢層なんだろうか?

2010/9/30 Thursday

TSUNAMI-ツナミ-

Filed under: - dekaino @ 23:46 このエントリをはてなブックマークに追加 TSUNAMI--のはてなBookmark被リンク数

TSUNAMI-ツナミ-を観ました。韓国の天変地異災害映画です。
舞台は釜山近くの海雲台(ヘウンデ)という沿岸の観光地。海水浴場と温泉がある一大観光地、日本で言えば熱海に相当するような街です。そこにメガ津波が襲う、ストーリーはただそれだけですが、この大天災にまつわる人々の群像劇が昔の日本映画の人情物ってぽくて面白懐かしいです。
吹替版をみたのですが、日本語版製作において大森一樹と川北紘一が監修しているらしい。何でまた!? モブシーンの叫び声とかがんばって収録しているようだ。

日本のテレビドラマの映画化みたいなチャラい作品より、ずっと見ごたえあります。
災害の前には死ぬやつは死ぬし生き残るやつは生き残る。いい人も悪い人も関係ないって無常観が潔い。
伏線しきまくり拾いまくりなのがすごい。

日本の長崎もただ事じゃ済んでないはず

2010/9/20 Monday

劇場版 機動戦士ガンダム00

Filed under: - dekaino @ 22:37 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 罘紕潟00のはてなBookmark被リンク数

劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-を観ました。

テレビシリーズに出たキャラをほとんど拾ってるオールキャストのお祭り的な作品です。
ストーリーもぶっ飛んでます。いきなり宇宙からサイバトロン戦士だかデストロン軍団みたいなのがやってきて無口なまま戦闘開始ってアナーキーな展開。過去の経緯は拾おうとはしてるけどどうでもいいじゃん状態です。

とにかく絵はきれい。各キャラの見せ場シーンをひたすら楽しむための映画です。ガンダム史上ここまで無口な敵は初めてかも?

2010/9/18 Saturday

パーフェクトブルー 一週間限定上映

Filed under: - dekaino @ 11:22 このエントリをはてなブックマークに追加 若с 筝演絎筝のはてなBookmark被リンク数

シネプレックス平塚のメルマガで「パーフェクトブルー 今週末から1週間限定上映」という記事が届いた。

お! これは今敏監督の追悼企画か、さすが角川 目ざといなぁと思って、さっそく公式WEBサイトで確認してみたら、出演:加藤ローサとな… はてな? 端役で出てたっけ? しかし加藤ローサって公開時はまだ10才くらいのはず だったら子役か?? と混乱することしきり

実はこっちではなくて
今敏のパーフェクトブルー
今敏のパーフェクトブルー

こっちの作品だった
宮部みゆきのパーフェクトブルー
宮部みゆきのパーフェクトブルー

いやぁ、いまのタイミング、パーフェクトブルー、短期限定公開、と3つ揃ったら今敏追悼企画としか思えないよね。私以外にも勘違いしたひと多数いるはず。確認しないまま出かけて映画館に入ってから気づく人だっているかも知れない。

紛らわしい!!!

2010/9/12 Sunday

ルー=ガルー

Filed under: - dekaino @ 22:05 このエントリをはてなブックマークに追加 =爾里呂討Bookmark被リンク数

ルー=ガルーを観ました。
京極夏彦の「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を原作に長編アニメ化した作品。ちなみに原作はまったく読んでいません。

近未来の管理社会で親子や友人同士の人間関係が希薄な社会で発生した連続殺人事件の話。
ミステリーっぽいけどぜんぜんミステリーではない仕立てはいつもの京極作品っぽいです。
メインキャラは同年代の女の子達なのですが、京極原作のせいかそれとも脚本のせいか、キャラが女子っぽい考え方してないのが気になりました。明らかに男子っぽい。もしかしたら、竹宮恵子の美少年キャラにして同性愛風な香りをただよわせた方がずっと面白くなるんじゃないかと思いました。マーケティング的には女子じゃないとダメなんだろうなぁ…

かなり血しぶきが小さいお子様に見せるのはおすすめできない作品。

2010/9/11 Saturday

魔法使いの弟子

Filed under: - dekaino @ 0:05 このエントリをはてなブックマークに追加 薛羈篏帥綣絖のはてなBookmark被リンク数

魔法使いの弟子を観ました。ディズニー古典ファンタジアの一幕「魔法使いの弟子」とは直接関係はないけどそれなりの影響はある不思議な実写映画です。たとえていうなら大魔神大魔神カノンくらいの薄い関係かな?

ストーリーもぜんぜん変えられて壮大なスケールの魔法大戦になってたりして、まったくの別作品。
とはいっても魔法の力で生命を吹き込まれたモップや箒などの有名シーンはちゃんと出てきます。
魔法といっても、魔法陣とかマジックアイテムとか出てはくるけどかなりサラっとした感じでオカルト的要素は皆無です。たとえば幻魔大戦みたいな80年代の超能力合戦みたいなノリです。

CGはよい出来。それなりに気合はいってます。

2010/9/2 Thursday

ハナミズキ

Filed under: - dekaino @ 23:52 このエントリをはてなブックマークに追加 冴のはてなBookmark被リンク数

ハナミズキを観ました。
新垣結衣演じる主人公 紗枝の18才から28才までの10年間の男遍歴の物語。
紗枝はキャンディ=キャンディの黒い部分を消毒したような女です。なぜか周りの男にモテモテで、これはいいなと思ってた男は不運な死で悲劇の別れ、結局最後は初恋の人と元サヤでハッピーエンド。いじめられたり、他の女から男略奪したりする黒い部分は巧妙にカットされてます。
大手小町の初期によくいた海外在住or海外帰国子女の女性が夢見るような、自己実現をこなしつついい男もゲットしたいみたいな都合のいい話ではあります。

とはいえ、脚本もいい出来だし、ロケ地の風景も絶景です。恋愛映画としてしっかりつくられてます。
新垣結衣をみるだけで眼福な人におすすめ。

2010/8/29 Sunday

海からの使者

Filed under: - dekaino @ 12:26 このエントリをはてなブックマークに追加 羌激篏粋のはてなBookmark被リンク数

その昔、まだブロードバンド環境が入手しにくかった時代、アナログモデムの低帯域でも楽しめるgifアニメ動画が流行っておりました。のすふぇらとぅ氏の機動戦士のんちゃんシリーズはなかなかのハイクオリティで高い人気でした。

海からの使者

6年前に公開された「雨に抱かれて」の続編「海からの使者」が6年の歳月を経て劇場公開されました。(といっても下北沢トリウッド)
淡路島で青果店を営みながらこつこつと作画するのすふぇらとぅ氏の最新作!

「雨に抱かれて」と「海からの使者」あわせて上映時間約12分+エンディング曲(絵はほぼ静止画)5分で600円という観劇料は高いのか安いのか? セリフはすべて画面に出ます。音はBGMのみ。昔の白黒サイレント映画に伴奏を加えたような不思議な味わいです。

DVDも売ってるらしい

2010/8/28 Saturday

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 0:06 このエントリをはてなブックマークに追加 号脂A若 THE MOVIEのはてなBookmark被リンク数

特攻野郎Aチーム THE MOVIEを観ました。Aチームと言ってもAKB48のチームのひとつじゃありません。昔の人気テレビドラマのリメイク映画です。

キャスト一新、設定も今風に変更した本作はアクションたっぷり大ボラたっぷりでまさにAチーム的雰囲気を再現しています。ただ毎回1話完結の依頼者からの願いをかなえるパターンではなく、劇場版らしく自分たちの過去を清算するために一働きします。
最後のオチはザ・ハングマン!? 日本のテレビドラマも研究されているようです。

2010/8/25 Wednesday

アニメ版カラフル

Filed under: - dekaino @ 8:26 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪∞のはてなBookmark被リンク数

アニメ版カラフルを観ました。
原作は森絵都の小説、過去に実写映画化されたこともある同名作品を原恵一監督がアニメ化しました。

マトモなようでちょっとおかしい家庭の描写が秀逸。特に食事シーンがすごいです。1回1回は普通の豪華な食事に見えますが、これが連続していくと、お母さんの異常な肉攻勢がわかります。いったいどんだけ肉が好きなのかと! さすが高3の息子がいるのに外に男作っちゃう肉食系人妻であります。もっと野菜とか魚とか食卓に出してあげよう。
この効果って実写映画だとうまく出せなかったと思います。消えモノを調理する料理人はやはり職人だから「子供が喜ぶご馳走」というお題でもついつい無意識に栄養的にもバランスが取れたものをつくってしまいがち。しかしアニメの本作では「子供が喜ぶご馳走」というお題でガストのなんとか定食みたいな料理を描いてしまい、連日その手の料理しか食卓並ばないことで異常な感じがうまくでてきています。意図的にやったかどうかは不明ですけど。

それから、同級生の宮崎あおいが声をあててるまだ意図的にお手入れしてないバージン眉毛の女生徒がいろんな意味で面白い。文科系女子の中3時代ってこういう感じなんだろうか?
世田谷区南部が舞台で、実在の風景がリアルに描写されるところも良いです。等々力とか二子玉川とか、等々力渓谷も出てきます。

アニメ映画としては丁寧に作られている作品。

冷静に考えると、母親の向精神剤を大量摂取した後遺症で表層意識における記憶障害と幻覚に悩まされる主人公が、時の経過とともにゆるやかに寛解していき、ついには記憶を取り戻し幻覚は見えなくなってハッピーエンドって話なのかもなー

2010/8/19 Thursday

ヒックとドラゴン

Filed under: - dekaino @ 23:09 このエントリをはてなブックマークに追加 眼海里呂討Bookmark被リンク数

ヒックとドラゴンを観ました。
ドリームワークスの3D CGアニメです。ただし私が見たのは2D版でした。
ドリームワークスらしいお子様も大人も楽しめる骨太のシナリオが素晴らしいです。もちろんCG画像もかなりのもの。ドラゴンの空中戦がスゴいです。
敵にだって戦う事情があって絶対悪ではないとか、戦傷軍人を大事にしようとか、戦争中のアメリカらしい教訓めいたところが鼻につきますが、ちゃんとバイキングの歴史や文化を調べているし、ルーン文字で書かれたドラゴン図鑑とかかなりイケてます。

ディズニーのティンカーベルシリーズでもそうですが、やたらと技術系の人材を持ち上げる傾向があるのはなぜなんだろう? マッドサイエンティスト以外の理系ヒーローってマクガイバーくらいだったのに21世紀になって風向きが変わったんだろうか?

とにかく傑作。安心して子供に観せられるし、大人が観ても楽しめます。

2010/8/15 Sunday

エアベンダー

Filed under: - dekaino @ 22:14 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟爾里呂討Bookmark被リンク数

エアベンダーを観ました。
アニメの「アバター 伝説の少年アン」が原作で、それを実写+CGで作ったのが本作の劇場版。例のアバターが先に公開されたためこんなタイトルになったそうだ。
ところで、実写デビルマンに相当するくらい原作レイプ作品でもあるらしい。私は原作アニメを観ていないため、まっさらな状態で本作を観ました。

基本は西洋人が考えている東洋の神仙術ファンタジーです。火、水、土、風の4つのエレメントってところはなぜか西洋(ギリシヤ?)風です。本来の神仙思想では五行説(火水木金土)が基本。
技を出すとき、いちいち太極拳みたいな踊りをするのも西洋人が考える神仙術っぽいです。

とにかくアクションシーンや特撮が派手、その割りにストーリーはスカスカでまったく説得力がないです。原作アニメはストーリーも骨太だったらしいので、そういう面では確かに原作レイプものなのかも?
しかも決着がつかず第二部に続くって形で投げっぱなしで終わってしまうのは酷い。

特撮以外に見所はないが、逆に言えば特撮効果はすごい作品です。

2010/8/12 Thursday

テコンV

Filed under: - dekaino @ 0:31 このエントリをはてなブックマークに追加 潟VのはてなBookmark被リンク数

シアターN渋谷で単館公開している韓国アニメのテコンV劇場版を観ました。
テコンV
マジンガーZによく似てるテコンV、有名作品をパクっただけの粗悪作品かと思ったら、意外とまじめに作ってあって面白かったです。もちろん敵の設定とかヤカン少年とか笑えるところはちゃんと笑えるのがいい。
ただ、テレビ版では敵メカもがんがん日本のロボットアニメからぱくった奴らが出てくるらしいのですが、そこらは全部出てこないです。ちょっと残念。アッガイもどきとかイデオンもどきをみたかった…

マジンガーZをはじめとして初期の日本ロボットアニメは巨大感を表現したゆっくりした動きでしたが、本作はテコンドーばりばりすばやい動きなのが新鮮。
また、本作の冒頭部はぜんぜんロボット出てこずテコンドーの試合ばっかりやってて、まだ真面目な頃の田舎っぺ大将みたいな展開でした。試合シーンはおそらくロトスコープで達人の演舞を取り込んでいるようで、アニメ版空手馬鹿一代くらいの迫力は出ててよかった。

それから、ロボット工学者の博士たちが揃いも揃ってテコンドーの達人過ぎ。格闘技はロボット工学をやるにあたって必修なんだろうか?

ただ残念なのはBGMやSEがしょぼい。主題歌もいまいちです。渡辺宙明とまでは行かなくてももうちょっと何とかしてほしかった。
意外と楽しめた良作。

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ

Filed under: - dekaino @ 0:14 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃW() FOREVER AtoZ 純ゃ≪<≪のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリを観ました。
天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービーの併映作品です。3D上映もあるのですが私は2D上映を観ました。

本作はストーリー、出演者、特撮、どれをとっても傑作です。
世界観をうまく活かし、ヒーロー側が使っているガイアメモリを使ったドーパントがいたらどんな奴になるだろうという疑問にストレートに答えた作品になっています。
また役者もいい。特に女性陣はすばらしいです。杉本彩は東映特撮では実写セーラームーンのクインベリルでノリノリの演技を魅せていましたが、本作でもそれ以上のノリの良さです。杉本彩は本当に東映特撮と相性がいい。また、ヒートドーパントの女を演じる八代みなせがスゴい。切れのいいアクションとスタイルの良さで素晴らしい敵役を演じています。八代みなせのアクションだけで映画代の元が取れます。

作品の舞台となっている風都(ふうと)市は、テレビ版ではどこかわからないように気を使って、完全な架空都市としてみせいいましたが、本作では横浜港がそのまんま使われていて横浜固有の建物を隠そうともしてないのがちょっと気になりました。まぁ横浜でもいいんだけど。

次回作の仮面ライダーオーズがちょこっと出てくるのも恒例の演出。たいへん楽しめました。

天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービー

Filed under: - dekaino @ 0:02 このエントリをはてなブックマークに追加 紊茖眼祉ゃ吾c ON THE 若爾里呂討Bookmark被リンク数

天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービーを観ました。仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリの併映作品です。

例年の通り、夏のスーパー戦隊の劇場版はテレビ版のサイドストーリーの短編作品です。
今回のゲストヒロインは磯山さやか演じる異星人のお姫様なのですが、かなり微妙。グランセイザーに出てた頃ならまだしも今になってヒロインされても… ゴセイレッド(アラタ)が実年齢21才以上に童顔なので、下手したら母と息子くらいに見えてしまいそう。
仮面ライダーWのゲスト女性陣はかなり豪華だったのに比べるとさびしい限りです。

よいところは、敵の怪人たちがモトクロス自転車に乗りこなしてバトルするシーン。着ぐるみ着てるとは思えない華麗な乗りこなしはスゴイの一言です。

2010/8/8 Sunday

ソルト

Filed under: - dekaino @ 0:02 このエントリをはてなブックマークに追加 純のはてなBookmark被リンク数

ソルトを観ました。アンジェリーナ=ジョリー主演のスパイアクション映画です。

基本ストーリーは冷戦時代のスパイ映画にありがちな設定ですが、アクションシーンを畳み掛けるように連続させることで、歯切れの良い映画となっています。もう一回見直したら、主人公の真情の変化の表現もよく理解できるかも。

なんか勢いでハッピーエンドみたいな終わり方になっていますが、ちょっと考えるとアメリカ大統領府は大打撃を受けていてかなりヤバイ状態になってます。下手したら国がつぶれる級のダメージじゃなかろうか?
まぁそこは勢いでさらっと流してしまうのが吉。あまり深く考えずにアクションを楽しむのが正解の映画です。

2010/7/30 Friday

インセプション

Filed under: - dekaino @ 23:39 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟祉激с海里呂討Bookmark被リンク数

インセプションを観ました。
マトリックス惑星ソラリスを混ぜたような話です。

上映時間が2時間半もの長尺になったのは、前半の世界観の説明を懇切丁寧にやっているせいです。ここまできっちり説明しないと観客には理解できないと思っているのでしょうか? そのため前半は特撮効果がすごいけど退屈という不思議な感じになっています。
後半になってやっと本番、エンジンかかってきた進行となります。ここらへんの脚本は良く出来ていて感心しました。渡辺謙もいい芝居してます。

前半を耐えればかなり面白い作品。

2010/7/25 Sunday

必死剣 鳥刺し

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 綽罩糸 薐ュ冴のはてなBookmark被リンク数

必死剣 鳥刺しを観ました。 藤沢周平原作の時代劇です。明らかに団塊の世代向け○匹目のドジョウねらいの企画。
時代考証的にもよくできている良作。ただ280石の碌を食んでいるにしてはあまりにも質素な生活しすぎ。馬とか飼ってるはずなのにどうなっているのやら?

剣戟シーンたっぷりで血もがんがん飛び散ります。ハードな殺陣がみたい肩には超おすすめ。色気方面はちょっとイマイチかな。池脇千鶴がちょっとだけ脱ぐけど「だから何?」って印象しかありません。

2010/7/19 Monday

借りぐらしのアリエッティ

Filed under: - dekaino @ 1:09 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪のはてなBookmark被リンク数

借りぐらしのアリエッティを公開初日に観ました。
感想は、予告編そのままだなの一言に尽きます。オチまで含めて予告編に出てたものがすべてです。あの品質のアニメーションが94分続くけど、特に新しい情報はありません。
ああ、舞台が日本だったのだけは意表を突かれました。ヨーロッパじゃないんだって…
でもその割には小人共はコメ食わずにムギばっか食ってます。まったくもってけしからん。日本家屋にいるならコメを食え。
それから「借りぐらし」ってなってるけど別に何か対価を返済したりしないので「借りパクぐらし」にした方が正確です。

家内にゴキブリがいないのも不自然。ネズミなんかより数多く潜んでいそう。小人共はネズミには勝ててもゴキブリ相手じゃ到底かなわない気がする。
小人共はトイレをどうしてるかも不明です。臭いなんかしたらすぐに人間にばれてしまうので垂れ流しなんかできないはずですが、排泄シーンがないので謎です。もしかしたら小人共はゴキブリみたいに排泄をほとんどしないのかも知れません。つーか見た目は人間だけど中身はゴキブリって種族なのかも (そんなマンガどこかにあったかも)

ストーリーにセンス・オブ・ワンダーはないけれど、日本最高峰の作画を楽しむにはいい作品です。

2010/7/14 Wednesday

アデル/ファラオと復活の秘薬

Filed under: - dekaino @ 8:38 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪/<緇羇祉腱のはてなBookmark被リンク数

アデル/ファラオと復活の秘薬を観ました。リュック=ベッソンの最新作です。
女性版インディジョーンズと言われてますが、まさにその通りの作品です。
ただ、ベッソンらしく変な科学考証にこだわらない、ぶっちゃけ子供だまし的なご都合主義だられでそれがまた楽しいです。たとえるならナイトミュージアムのノリの低年齢向け冒険活劇です。もちろん主役が美人なので色っぽいシーンも用意してあります。

また、今回の日本の公開では珍しくフランス語音声+字幕なのが面白いです。過去のリュック=ベッソン作品はもともとフランス映画なんですが、フランス語訳者が少ないor高いせいか英語版音声+英語版から訳した字幕という公開パターンが多かったのです。でも本作は原語のフランス版で楽しめます。
警部がシェフ シェフ呼ばれてるがちょっと面白い。シェフは英語でいうチーフのことなんだけど、日本語だとシェフってコック長だから、別に真面目な芝居で笑わせようとしてないんだけど、日本人としては笑ってしまう。

ご都合主義満載のベッソン作品。子供向けです。

2010/7/12 Monday

ザ・ウォーカー

Filed under: - dekaino @ 8:00 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉若爾里呂討Bookmark被リンク数

ザ・ウォーカーを観ました。
原題はTHE BOOK of ELI。Eliというのは主人公の名。直訳すればイーライの本です。タイトルが示すとおり主人公が持っている本が本作のキーアイテムです。

舞台は世界大戦から30年たった文明が滅びた世界。人口は激減したがまだ少し生き残りがいる北斗の拳のような世界観です。生き残り達の集落間を渡り歩く旅人のことをこの世界ではwalkerと呼んでいます。つまり邦題のザ・ウォーカーは複数いる旅人達の中の一人の主人公のことを言っていると思われます。また、戦後生まれつまり30歳未満の若者には文字が読める者がほとんどいないようです。

キリスト教文化に強い思いがない限り本作の楽しみどころはアクションしかありません。幸いなことにアクションは冴えてます。文明崩壊後の近未来バイオレンスアクションとしては及第点。

これ以降ネタバレのツッコミになります。

件の本は要はこの世界の最後の一冊になってしまった聖書というオチですが、これが欽定訳(KJV)なんですね。たった400年前に成立した英語翻訳版、いわばコピーにコピーを重ねた劣化した複製が残っても伝統を残すことになるのか疑問です。なんたって教祖の名前が訛ってる翻訳版だし。「ジーザスとは俺のことかとイエス言い」
それ以前の1600年のキリスト教の歴史が失われること必至。ギリシヤ語写本とはいわずともせめてウルガタ版(標準古典ラテン語訳)を残さないとダメでしょ。ちょっと隣のメキシコにいきゃごろごろあったはずなんだから。アメリカ人にとって欽定訳こそが聖典なんでしょう。さすが歴史が浅い国。

また、点字版聖書の解読なんてあれだけ部下をじゃんじゃん殺す気合があるなら、点字とアルファベット/数字の換字表作るくらい簡単だと思うんだけど。たった36種しかないのに… そこまで絶望しなくてもいいんではないか?

それから、将来この世界からは英語という言語が消滅すると思われます。かつて広い範囲で通用していた古典ラテン語が変容し分裂したいったように、北米大陸には英語起源のたくさんの方言が地域ごと別々に話されるようになるでしょう。なぜならラジオも字が読める読者もいない世界なのだから。

本作の世界の未来は暗く文明復興の望みは薄いといわざるを得ません。

2010/7/4 Sunday

満福少女ドラゴネット

Filed under: - dekaino @ 0:31 このエントリをはてなブックマークに追加 羣胼鎞絅潟眼のはてなBookmark被リンク数

テレビ神奈川tvkで満福少女ドラゴネットの放送が始まった。毎週土曜朝8:30から
満福少女ドラゴネット
プレス写真を見ればわかるように、女の子3人が主役の特撮ドラマです。
どうやら探偵モノらしい。悪者退治の女子三人組ってあたりはパワーパフガールズっぽいのか?

第一話を見る限り、ワイヤーアクションばりばりで女の子達のアクションもよし、特撮CGも頑張っていてなかなか素晴らしいです。ただこれ著作・制作がtvkなんですよね。つまり金主はtvk、そしてスポンサーはtvkハウジング… それって身内もいい所じゃん。
コレどうやって儲けるつもりなのかわかりません。DVDとかCDで製作費を賄えるほど甘くはないと思うのだけど、tvk勝負に出たな! という感じ。他人事ながら心配です。

そしてオープニング部に無駄に萌え絵アニメが入ってるのがツラいです。
満福少女ドラゴネットOP
萌え絵のアニメ要らんですよ。実写ねぎまですらアニメは入れなかったわけで、こういうのはせいぜいエンディングにしてほしい。でもtvkのプロデューサの立場になって考えてみたらわからなくもないんですよね。
とにかく投資を回収するためになりふり構わず打てる手はすべて打って、人事を尽くして天命を待つという心境なのでしょう。
でもここはあえてその手は打てるけど打たないという余裕がほしいところ。
いまのところ他局UネットやBS/CSにも放送予定がないようで、すごく心配です。
このままだとsakusakuあたりのゲストに出して番宣するくらいやっちゃいそうだ。
(実はもうハマランチョキンシオにはゲスト出演しているらしい ァァ〜)

ふざけたアタマの軽い番組のようで実はテレビ神奈川の社運がかかっている特撮番組。出来はよいのでみんなでみよう!

2010/7/3 Saturday

ダブル・ミッション

Filed under: - dekaino @ 23:54 このエントリをはてなブックマークに追加 祉激с海里呂討Bookmark被リンク数

ダブル・ミッションを観ました。ジャッキー=チェン主演のスパイアクション映画です。
一男二女を子を持つシングルマザーに、隣の家に住んでいる中国系の文房具のセールスマンがプロポーズした。実は彼は中国諜報部からCIAに出向してる腕利きのスパイだった、という話。いかにも冷戦時代にありそうな設定です。
原題はTHE SPY NEXT DOOR。邦題はどうヒネってこれが出てきたのかよくわかりませんが、スパイとしてのミッションと家庭人としてのミッションを同時にこなすって意味でしょうか? ちょっとヒネりすぎ。ここまでひねるならせめて「ジャッキー=チェンの」という冠をつけた方がよかったんじゃなかろうか?

大胆に要約するとジャッキー版低年齢向けディズニーホームドラマってところ。非常にわかりやすく人は死なない。そしてギャグが豊富。CGもスタントも使ってないスパイキッズみたいなものと思えばヨシ。
さすがジャッキーはずれがありません。そして恒例のエンドロールのNG集も面白かった。

大人にも子供にも安心しておすすめできるアクション映画です。

2010/6/27 Sunday

宇宙ショーへようこそ

Filed under: - dekaino @ 23:29 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎激с若吾のはてなBookmark被リンク数

宇宙ショーへようこそを観ました。
子供向け夏休みアニメ映画として丁寧に作りこんである作品です。
ストーリーラインはドラえもん映画的な流れで、ばっちり過去のヒット作を調査しています。
タイトルに出てくる宇宙ショーは一応ストーリー上重要なキーワードではあるのですが、別に主題というわけではありません。ただキャッチーで客の興味を引くという一点でこのようなタイトルにしたと思われます。よくあるベストセラーの書名は著者ではなくて編集者がつけた風のタイトル命名です。ここらへんが巧みでさすが電通が絡んでいるという感じです。

ただ問題もあります。まず封切時期が夏休みじゃないこと。完全に季節をはずしています。6月に公開してどうするんだ!? 好意的に解釈すると口コミで上映館が増えていってそのまま夏休みまでロングラン上映することを目指すってあたりでしょうか?
でもどうもそうはなりそうもありません。なぜならば子供向けにしては尺が長すぎるからです、136分はいかにも長い。2時間超は厳しすぎます。子供向けなら100分未満にしないときつい。子供の集中力はそんなに続かないし、1日にかけられる回数も減ってしまいます。上映されている136分バージョンでもここかしこで話を飛ばしているところが散見されるので、これでもかなりカットにカットを繰り返して尺をつめてはいるんだ思います。でも、まだまだ長すぎます。大人が観てもちょっと長いなぁとは感じるくらい。

作品そのものはよく出来ています。できればヒットしてほしいものです。

アイアンマン2

Filed under: - dekaino @ 22:54 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟2のはてなBookmark被リンク数

アイアンマン2を観ました。
名前でわかる通り、アイアンマンの続編です。
今回の主人公スタークは第一作よりかなりバカっぽくなっています。
人工心臓/アイアンマンのスーツの影響で余命短いという事情があるにしてもあまりにも考えが足りないバカ丸出しで、第一作の渋いトニー=スタークはどこにいったのという感じです。

代わりにトニーの父で先代社長のハワード=スタークがかっこよく渋い父として描かれています。
ここら辺の主人公の生まれ育った事情は、あの有名な符合ハワード=ヒューズあたりを参考にしているのかも知れません。

アクションシーンはよくできています。今回はスーツ同士の戦いがテーマです。でもコジラのシェーみたいなお馬鹿なシーンも多いです。特撮技術の無駄遣いだなぁ。

何も考えずに楽しむアクションゴラク作としてはさすがの出来上がり。いい意味でマーベル作品っぽいです。

2010/6/20 Sunday

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ

Filed under: - dekaino @ 22:36 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE YELLOW 絎 DE 潟祉ゃ若のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツを観ました。
超電王トリロジーの最終作。ゲスト主役は仮面ライダーディケイドに出てくるディエンドです。

いきなり、過去の自分には手を出せないというルールが出てきますが、それって侑斗がやってたことの全否定? 時間警察ってのもよくわからない。でもどんな無茶をやってもいいのが電王のいいところです。設定ちゃぶ台返しなんてもう慣れっこさ。

最後の重要な役で粟田麗(仮面ライダー剣の女医)が出てくるので注目です。

湾岸ミッドナイト THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 21:47 このエントリをはてなブックマークに追加 羚上恩ゃ THE MOVIE   のはてなBookmark被リンク数

湾岸ミッドナイト THE MOVIEを観ました。
週刊ヤングマガジン連載のマンガが原作です。原作はとても長いですが、初期の怪談風味の悪魔のZががんがん事故ってた頃の話を原作に忠実に映像化しています。改造車の思想とかオヤジの美学みたいな中期以降の楠みちはる教ともいえる宗教にも似た哲学的話は出てきません。

主役のアキオは仮面ライダー電王の侑斗(ゼロノス)役だった中村優一、ライバル役のブラックバードの島を演ずるのは仮面ライダーカブトの大介(ドレイクに変身する美容師)役だった加藤和樹です。仮面ライダーづいているというか、若手のイケメン俳優をがんがん起用したキャスティングです。女性陣の松本莉緒や小林涼子もなかなかよいです。

本作は2009年に劇場公開されていますが、私は今月スカパーのユニバーサルチャンネルで観ました。ついこの間まで海外SFドラマの専門局Sci-Fiチャンネルだったこの局はほとんど海外作品を放送しているのですが、なぜか邦画の本作品を放送。ちょっと浮いています。
でも、本作は邦画といっても日本国内向けというよりはアジア市場向けをねらった作品なので、マーケティング的には外国映画扱いなのかもしれません。

バトルシーンはそこそこ金をかけているようです。しかしとにかくBGMがユーロビートというのはお約束なのか?

2010/6/18 Friday

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂

Filed under: - dekaino @ 7:42 このエントリをはてなブックマークに追加 潟鴻祉祉激/のはてなBookmark被リンク数

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂を観ました。
プリンスオブペルシャ MD版
APPLE2時代からある有名なアクションパズルゲームの映画化。上の画像はメガドライブ版のプリンス・オブ・ペルシャ。
とはいっても元ゲームはストーリーがあってないようなものなので、原作を知らなくてもまったく問題がありません。
アクションシーンで、石造りの砦が出てきたり、壁をよじ登ったり、ジャンプして壁に取り付いたり、下敷きになったら痛そうな鉄格子の落し扉が出てくるあたりにゲームの残り香が感じられますが、ただそれだけです。

舞台は古代ペルシヤ王国。おそらくはゾロアスター教(拝火教)を信仰していたイスラム化以前のペルシャを舞台に、マジックアイテム時の砂を巡るアクション活劇です。なぜか出てくる駝鳥レースのシーンがなにげに迫力があって面白い。本筋じゃないとこに妙に力が入っている映画です。

2010/6/13 Sunday

ハイキック・ガール!

Filed under: - dekaino @ 23:24 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ祉若!のはてなBookmark被リンク数

ハイキック・ガール!をスカパーの東映チャンネルで観ました。
ハイキック・ガール!
全アクションシーンでスタントを使っていないガチアクション映画です。空手使いの土屋という少女がタイトルにあるハイキックガール。演じるのは武田梨奈。アクションバリバリです。
宣伝では当然のように武田梨奈が演じる土屋を前面に押し出してましたが、実際のところ本作の主役は土屋ではなく、その師匠の松村(中達也)です。師匠は強くて渋いです。

敵役の壊し屋は、武道の達人をたくさん集めていますが、諜報能力はからっきしの様子。10年以上も松村を探し続けて見つからないってどういうことか? 松村は堂々と道場を開き多数の弟子を集めてたいそう盛り立てているというのに。壊し屋は筋肉バカ集団ということでよろしいか?

武田梨奈のプロモーション映画と言ってもいい作品

プランゼット

Filed under: - dekaino @ 12:43 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若のはてなBookmark被リンク数

プランゼットを観ました。惑星大怪獣ネガドンの粟津監督の最新作です。
プランゼット

昭和特撮のテイストで、俳優のモーションキャプチャーで動く3D CGキャラが活躍するSFアクションです。
尺は1時間足らずの劇場作品としては短い映画ですが、昭和SFテイストが詰まったアツい作品です。

今回は博士っぽい人が出ないのがさびしいですが、軍人キャラはたくさん出ます。敵は地球外の謎の戦力。生物なのか機械なのかまったく説明がないのが潔いです。短い尺の中でいちいち世界観の説明をしなくても面白い作品は面白いのです。

ただ、主人公妹がずっと同じ髪型なのはどうだろうか? いくらなんでも士官学校通ってる学生でツインテールはないよね。

制作費はネガドンよりはたくさんかけていそうですが、それでも映画としては格安のはず。それでこのクオリティはかなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

ぜひ劇場の大画面で観てほしい作品。

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル

Filed under: - dekaino @ 12:38 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE BLUE 羇冗cゃ吾潟NEWのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラルを観ました。前作にもましてタイトル長い!!

善玉イマジンの棚卸しの話。デネブ以外はみんな活躍します。ゲストヒロインの高山侑子がいい演技してます。
アクションは冒頭のエスカレータを使ったシーンが平成っぽくない昭和テイストの殺陣っぽくてGOODでした。

三作目のYELLOWにも期待

2010/6/7 Monday

運命のボタン

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 純帥海里呂討Bookmark被リンク数

運命のボタンを観ました。
SF作家リチャード=マシスンの短編"Button, Button!"を原作というか原案にして、2時間の映像に仕上げた作品です。原作は10ページ足らずの分量なので、ほぼ新作です。
マシスン作品はI am Legendもそうですが、そのままストレートに映像化されることはなく、必ず曲げられてしまう宿命にあるようです。

本作の原題は"The BOX"。物語の重要な役目を果たす装置のボタンがついた箱 the BOXがそのままタイトルとなっています。邦題は原作に先祖がえりしたのか「運命のボタン」です。

実は本作を見逃すところでした。マシスン作品が映画化される、タイトルはthe BOXだという記憶だけが頭に残っていて、邦題はすっかり忘れていたのです。映画館の上映スケジュールにボックスというタイトルがあるので、まだ上映している安心安心と思っていたら、なんとボックス!って本作と全然違うボクシングを題材にした邦画だったんです。なんと紛らわしい名前!! 気がついたときは本作のロードショーはほとんど終わっており、わざわざお台場にあるシネマメディアージュまでみにいく羽目になりました。TOHOシネマズと同じ形態なのにシネマイレージカードが使えない謎の映画館です。場所がいいせいか土曜の夜はレイトショーでも正規料金を取る強気の商売。なぜかJCBカードを見せると300円引になります。

「ボタンを押せば100万ドルもらえるが、その代償として見知らぬ誰かか1人死ぬ」という装置を渡されたら、あなたはどうしますか? 基本ストーリーはこの宣伝文句に尽きます。それ以上でも以下でもない話。
わざわざ100万ドルを1億円と翻訳してるサイトもちらほら見受けられますが、、当時の円レートでは3億円くらいの価値はあり、現在2010年の1億円とは桁違いです。とはいっても600万ドルの男の開発費の1/6に過ぎないわけですが…

10ページの短編を引き延ばすために非常に凝った設定になっています。まず時代は1976年、ベトナム戦争は米国側の敗戦で終結し、外貨為替変動制が導入されドルがどんどん弱まっていったアメリカ斜陽の時代。この時代にNASAで働く技術者とその妻を主人公としています。アポロ計画も終了して宇宙開発戦争もじわじわと下火になっていましたが、まだ米国は火星無人探査のバイキング計画を、ソ連は金星無人探査のベネラ計画を遂行していた人々が内惑星探査に興味を持っていた時代の物語です。

70年代中頃はSF文学もアツかった時代、そしてノンフィクションではカール=セーガンのCOSMOSがベストセラーとして売れていたそのような時代です。本作はそのようなサイエンス熱に浮かれた時代を、三丁目の夕日のごとく忠実に再現することで、単なる短編小説を長編映画に転換することに成功しました。

当時のアメリカの文化人は世界を相対視して評価する、今のネットで言う左巻き脳の天下であり、旧来の西側資本主義を疑問視する向きがありました。歴史的にもアメリカは1980年代を頂点に国力が落ちていったわけです。ソ連はそれ以上に没落して国自体が消失してしまいましたが。

本作に出てくるThe BOXは、その文脈でいうと「資本主義」の象徴と言えるでしょう。資本主義では市場にいるプレーヤーはみな自分の利益だけを考えてガンガンボタンを押しあっている世界。全プレーヤーが利己主義的に行動しても、神の見えざる手または戦争が自動的に調整してくれて、みんなハッピーになれるという嘘くさい世界観のもとで動いています。それっておかしくない? そういうメッセージが本作には込められているように思われます。ここらのユートピアな近未来という青臭い赤化思想がまさに当時のSFシーンを再現していて素晴らしいです。アーサー=C=クラークは作中で神格化されてるし。

ただし終盤からオチにかけては、どうにも歯切れが悪くてつまらない。まぁI am Legendもそうですが、本来のテーマを肯定した決着はハリウッド資本の意に背くので、どうしようもないのでしょう。観客もそんな作品みたくないだろうし。客はキャメロン=ディアスが見たいだけなんだよね?

70年代アメリカが好きな人にお勧め

2010/6/5 Saturday

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル

Filed under: - dekaino @ 14:25 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ蔀篁≪ゃ THE MOVIE 莇紫吾/EPISODE RED 若鴻帥若c潟のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE RED ゼロのスタートウィンクルを観ました。タイトルながっ!!
超電王三部作の第一弾。オリジナルシリーズのメインストーリーラインにもあった、侑斗と愛理お姉さまのラブストーリーの行く末をきっちりフォローした話です。

電王/良太郎役が佐藤健から溝口琢矢に変わったのは知ってましたが、ヤング侑斗も俳優変わったの? と一瞬思ってしまうほど、侑斗役の中村優一の容貌が変容したのはびっくり。スーパー戦隊物のOVAではよくある現象ですが、カメンライダーでコレはちょっと珍しいかも。それに対して野上愛理役の松本若菜がまったく変わっていないのもある意味ですごい。4年の歳月をまったく感じさせない、女優の鏡です。

それにしても、ハナも良太郎も役者変更しても人気に衰えがないことをみても、超電王シリーズは007みたいにどんどん役者を変えていつまでも延々と続けてもOKなのかも知れません。

第二弾も見に行かねば

2010/5/30 Sunday

劇場版TRIGUN(トライガン) -Badlands Rumble-

Filed under: - dekaino @ 16:09 このエントリをはてなブックマークに追加 雁TRIGUN(ゃ) -Badlands Rumble-のはてなBookmark被リンク数

劇場版TRIGUN(トライガン) -Badlands Rumble-を観ました。
いかにもセルDVDがメインターゲットで、箔付けのために単館ロードショーやるって企画の映画のようですが、その実態はずばりそのまんまです。

何で今頃になってこんな企画やるのかって思っていたら、最近、原作が完結したらしい。タマ数が少ない少年画報社の社運をかけた企画ってことか? まぁ海老名で上映するくらいだから単館系にしてはヒットしている方だと思われます。

DVDアニメを大画面でみたい方におすすめ。作画の品質は悪くないと思います。

2010/5/29 Saturday

グリーン・ゾーン

Filed under: - dekaino @ 7:34 このエントリをはてなブックマークに追加 違若潟祉障若海里呂討Bookmark被リンク数

グリーン・ゾーンを観ました。
イラク戦争のなぜか(?)大量破壊兵器が見つからない問題をネタにしたアクション映画です。
アメリカ人の受けがいい国防省の役人がでっち上げた説を採用し、現役士官が活躍するストーリー。
アラブ人にもいいのと悪いのがいるとか、決して大統領の判断ミスだったという方向に行かないのがいかにもアメリカ人向け映画です。

見所はアクション、それしかない。でもさすが金がかかってるだけあって迫力満点です。でも半年後には忘れさられてそうな映画。

2010/5/23 Sunday

アーサーと魔王マルタザールの逆襲

Filed under: - dekaino @ 11:30 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若泣若薛帥吟若茱欧里呂討Bookmark被リンク数

アーサーと魔王マルタザールの逆襲を観ました。
アーサーとミニモイの不思議な国の続編です。第一作に比べてしょぼい印象。いや製作国のフランス語版はそうでもないようですが、日本語版は吹替えキャストのグレードダウンっぷりが非常にショッパい。
ヒロインのセレニア姫は前作は戸田恵梨香だったのに、本作では無名の声優さんになってしまいました。
これは英語版でも同様で、セレニア姫はマドンナがエロ声だしまくりだったのに、本作はこれまた無名女優に変更。敵ボスのマルタザールがデビッド=ボウイだったのも無名俳優に替わってます。
日本語版のマルタザール役は前作から引き続いてGACKTが演じているので、これでも、日本語版のキャスティングはまだ英語版よりはがんばっているようです。
やっぱ予算がないのかなぁ

本作の重要なポイントはほとんど広報宣伝で触れられていない事実「本作は単なる続編ではなく、三部作の第二作である」ということ。しかもスターウォーズ帝国の逆襲みたいに完結編へのヒキは残しつつ、単体の作品としてもちゃんとオチをつけているのではなく、思いっきり風呂敷広げて投げっぱなしエンディングです。えーここで終わるのか!って感想間違いなしの放置プレイ。
もし本作画興行不振で3作目の製作がキャンセルされたら目も当てられません。ロトスコープアニメ版指輪物語の轍を踏むことがないよう祈るばかりです。

2010/5/16 Sunday

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

Filed under: - dekaino @ 9:29 このエントリをはてなブックマークに追加 若若 若激c茱欧里呂討Bookmark被リンク数

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲を観ました。
2003年公開のゼブラーマンの続編ではありますが、キャラクターと設定だけを引用しており、ドラマと舞台はまったくの別物です。たとえるならエイリアンエイリアン2のような関係。前作のキャラと設定を都合よく拝借してまったく違うストーリーが描かれます。

ゼブラーマンが白と黒の二つに分かれてしまうというありきたりなプロットで、普通なら一人二役で哀川翔が演じるんでしょうが、そこはテレビ屋のTBS制作映画だけに、哀川翔と仲里依紗のダブルキャスト。原作で男だった役を女にしてしまうことすら日常茶飯事のテレビ屋的発想です。

そして、TBS制作だけにゴールデン時間帯に地上波で放送できなくてはなりません。これは地上派の放送コードに遵守して放送可能なギリギリのエロスを追求した映画です。
いま地上派で放送可能なコンテンツで一番エロイのは洋楽のPVでしょう。だからこそ仲里依紗にPVっぽくエロダンスをさせる。マドンナのPVが放送できるんだから当然OK! テレビ屋のテレビ屋によるテレビ屋のためのエロ映画。それが本作、ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲です。

エロいといっても倖田來未みたいな女子向けの偽エロではなくて、男子もうれしい真のエロスです。仲里依紗すごい!

2010/5/2 Sunday

いばらの王 King of Thorn

Filed under: - dekaino @ 21:47 このエントリをはてなブックマークに追加 違 King of ThornのはてなBookmark被リンク数

いばらの王 King of Thornを観ました。
コミックビーム連載の同名マンガが原作らしいのですが未読。何の予備知識もなしに観ました。

感想、ただの妄想設定+枚数使ったアクション作画アニメ。まったくドラマ性がありません。
SF的にもセンス・オブ・ワンダーはないし、どんでん返し的なものも非常に弱い。
ひたすら世界観を説明し、主観的表現をできるだけ減らしてわかりやすく、時系列順にイベントをこなしているだけの映画でした。

なんなんだろう? さすがに公開館が少ないだけはあります。作画はいいので大きい劇場で観る価値はないとはいえませんが、お金はもったいないかも。

原作忠実度ってどのくらいなんだろう? もし忠実に再現しているのなら原作マンガもクソです。

2010年版タイタンの戦い

Filed under: - dekaino @ 21:27 このエントリをはてなブックマークに追加 2010綛雁帥ゃ帥潟のはてなBookmark被リンク数

2010年版タイタンの戦いを観ました。
かの有名なハリーハウゼンのタイタンの戦い(1981年)のリメイク作品です。
旧作では人形アニメで動きまくるモンスターをみせるだけで評価されましたが、CGが安く当たり前に使える現代においてモンスターだけで作品を成立させるのは困難です。本作は旧作のリスペクトしてすべてのモンスター達を21世紀流に再現した上で、人間キャラのドラマ部分の肉付けを行ってA旧作品として見事にリメイクしています。

本作に出てくる人物、モンスターの大部分が星座になっているので、それを探してみるのも楽しいかも。
大サソリを倒すのを狩人達が手伝うのも、ギリシャ神話原典で大サソリを倒したオリオンが狩人だからですね。どっちも星座になってます。

ちなみに旧作リスペクト度はかなり高いです。最後のボスキャラのクラーケンは実は北欧神話のモンスターで、ギリシヤ神話原典ではアンドロメダ王女を襲うのは化け鯨(ケトゥス)で星座とでもクジラ座です。ところがなぜか旧作でクラーケンという名前で登場しました。それゆえ本作でももちろんクラーケンで出ているのです。

2010/4/25 Sunday

アリス・イン・ワンダーランド

Filed under: - dekaino @ 13:05 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪鴻祉ゃ潟祉潟若潟のはてなBookmark被リンク数

ティム=バートンのアリス・イン・ワンダーランドを観ました。
20年前のフックという映画はピーターパンが大人になった話でしたが、本作は大人になったアリスのお話。
ティム=バートンらしい現実とファンタジーがほどよくミックスされたおとぎ話です。

映像効果はさすがに素晴らしい。チシャ猫の効果なんか結構イケてます。
だからといってアバターほどのインパクトはありません。本作のキモは特殊効果ではなくてストーリーです。

私は日本語吹替版を観たのですが、白の女王を演じる深田恭子の演技が何か腹に一物ある雰囲気で、今回の騒ぎの全ての原因は邪悪な白の女王のせいみたいに思えてしまうところが面白いです。白の女王は自分の手を汚さず自分の欲望を叶えてしまう結構な悪女タイプだと思いました。

2010/4/14 Wednesday

第9地区

Filed under: - dekaino @ 21:36 このエントリをはてなブックマークに追加 膃9医困里呂討Bookmark被リンク数

第9地区を観ました。
南アメリカのヨハネスブルクに飛来したエビ(prawn)型異星人の難民キャンプを舞台にしたアクションSF映画です。

エビ型異星人のビジュアルがマンガっぽいのとリアルっぽいのが混じった感じで面白い。えびボクサーいかレスラーみたいなギャグ風味もあるし、アバターみたいなSFでもあります。

難民キャンプで暮らすエビ達は無気力ですさんだ生活をしていますが、種として劣っているわけではなさそう。身体能力は平均的地球人より高そうだし、英語だって普通に話します。ただ、バルタン星人が話す日本語のように語彙・文法は完璧だけど、音質が人間離れしているだけです。実は知能が高い?
エビたちが持ち込んだ道具も、わざわざ地球人には使用できないようにロックされていることを考えても、地球の技術水準より上を行ってそうです。

エビたちは自分達の食料を生産する知識を持っていないため、地球人に飼い殺しされるハメになったと思われます。そういう意味では愚かな連中かもしれません。

でも、地球の軍隊にあてはめて考えるとどうだろう。
沖縄やアフガンやイラクにいる米兵って、もし本国との補給や通信が途絶えて駐屯地に孤立してしまったら、同じように食糧を自給できないんじゃないかと思います。まぁ彼らは難民扱いされるのを潔しとせず武力を使って現地人から食料を奪うでしょうけど。
その面で言えばエビ達は強力な武具を持っているのにそれを使わない分地球人より理性的かもしれません。

南アフリカのアパルトヘイト政策下の隔離地区の貧困民に食料生産手段も職も与えずただ飼い殺しにしていたら、人口はどんどん増えていきますます問題が複雑になった、みたいな話をSFという口実をつけて皮肉的に表現しているような映画です。

もちろん、難しいことを考えずにアクション映画としても楽しめます。

2010/4/11 Sunday

ワーナーマイカル海老名 全日1000円終了

Filed under: - dekaino @ 8:55 このエントリをはてなブックマークに追加 若若ゃ羌決 1000腟篋のはてなBookmark被リンク数

4月8日にワーナーマイカル海老名 全日全時間帯1000円キャンペーンが終了しました。
1000円で見られる条件リストを更新しました。

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX ワーナーマイカル
毎月22日 109シネマズ(男女ペア)
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

明日への遺言

Filed under: - dekaino @ 7:39 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ吾肴のはてなBookmark被リンク数

明日への遺言を観ました。
藤田まこと追悼リバイバル上映です。

本作は戦後の連合軍が戦犯を裁くいわゆる東京裁判の一つの法廷について再現したドラマです。東京裁判といっても本作の法廷は横浜で開かれました。
罪状は名古屋空襲で撃墜された爆撃機に乗っていた米兵捕虜を裁判にかけずに死刑にしたこと。
当時、東海軍司令官だった岡田資(たすく)中将が判断の正当性を訴え、実際に手を下した部下に責任はなく、すべては司令官たる自分の責任であると一貫して主張した法廷ドラマです。

法廷の中と拘置所しか出てこない安上がりなつくりですが、キャストは豪華です。
当然本作は藤田まこと演じる岡田中将の一貫した態度を賛美する姿勢で演出されており、部下思いの司令官として描かれます。
最後は史実通り、岡田中将のみ絞首刑、部下達は懲役刑となり後日恩赦され戦後日本を生きることになります。

ここで、昔は立派な日本人がいたのだなぁと思考停止せず、もう少し考えを深めてみたいものです。
本件のテーマは「上司から違法行為を命令されたらどうすべきか」というところにあります。
本作主人公の岡田は「軍において上官の命令は絶対に従わなくてはならず、その責任は上官がとる」で一貫しています。この考え方は戦後も公務員の間では脈々と受け継がれてます。国鉄遵法闘争では上長の違法行為を実施せよという業務命令に対し違法を理由に服従拒否した者を懲戒にするのは合法という判決が出てるくらいです。「兵隊は自分のアタマで考えるな。ただ従え」論です。

これは日本的美意識では正しく、かつ末端の人間は自分で判断しなくて済むので楽かも知れません。
でも、法治国家に住む人間としては、事前に合法か違法かくらい自分で判断し、違法の場合は断固拒否する方が正しいし格好いいと思うのです。
そういう意味で、本作の岡田中将は美化され過ぎだと思います。藤田まことの演技は素晴らしかったですけど。

2010/4/7 Wednesday

ロジャー&ミー

Filed under: - dekaino @ 8:26 このエントリをはてなブックマークに追加 吾c&爾里呂討Bookmark被リンク数

CSのFOX MOVIESチャンネルで、ロジャー&ミーを観ました。マイケルムーア監督のメジャー第一作。
1989年公開だから、いまから20年以上前。でもムーア監督のやっていることは今とほとんど同じです。ただ違うところは、まだ痩せている! そしてまだ髪がフサフサ。ここだけでもインパクト大です。

ムーア監督の父がGMで働いていたのは有名な話ですが、本作もGMの話です。日本の自動車産業に押されつつあるGMが米国内の工場をどんどんつぶしメキシコなどの海外に生産拠点を移転し始めた頃の時代、GMの会長に突撃インタビューを試みて失業者についてどう考えるか問いただそうとします。
今だったらマイケルムーア監督が大企業トップにアポなしで会いにきたら渉外担当者が飛んで出てくるのですが、当時のマイケル=ムーアはまったくの無名。受付フロアの警備員が「誰だこれ?」みたいな感じでさっさと追い出してしまいます。今ではまったく考えられない話。
監督はそれにもめげず、いろんなところに出没します。GM株を買って株主総会に潜入してみたり。多数のアプローチを重ね、それでもコメントするのを避けようとするGM会長を見ていると、「こいつ逃げてるな」という印象がどんどん強まります。
これは米国企業トップとしてはあまり好ましくないイメージだというのが、今マイケル=ムーアを門前払いする企業はない理由のひとつなのでしょう。

本作は果敢に挑んで玉砕、たいした成果も得られないまま映画は終わってしまいます。
こういうドキュメンタリ映画を配給してしまうのが米ハリウッド資本の懐の深さなのでしょう。

マイケル=ムーアの原点とも言える作品です。

2010/3/22 Monday

時をかける少女 2010年版

Filed under: - dekaino @ 22:12 このエントリをはてなブックマークに追加 絨絅 2010綛雁のはてなBookmark被リンク数

時をかける少女 2010年版を観ました。芳山和子が主人公の原作の続編に当たる作品です。
主人公は原作の主人公芳山和子の娘の芳山あかり、細田監督のアニメ版時をかける少女の主人公紺野真琴の声を演じた仲里依紗が演じます。

芳山和子は残念ながら原田知世ではなく安田成美が演じているのですがこれがキビしい。劇中の年齢は50代前半、薬学の分野でバリバリやっている女性研究者の役なのに、演技が下手なせいなのか天性のものなのか、これが芳山クンの成長した姿なのか?と思えないほどガッカリさせられます。
アニメ版の芳山和子の魔女おばさんはそれはそれは素敵な年のとり方をしていたのに、いくらなんでもこれはないだろうという演技です。
劇中で交通事故にあい意識不明になるのですが、なぜか病床でバッチリメイク。ついさっき描きましたって眉で寝たふりしてても興醒めするばかりです。

だがここでひるまないでほしい。本作は安田成美さえしのげば後は名場面続出の名作なのだから。つらいとは思いますが冒頭数十分の安田成美パートは犬に噛まれたと思って耐えてください。それだけの価値はあります。

芳山和子の事故の後、母のメッセージを携えて、主人公のあかりは母の作ったタイムスリップ薬を飲んで1974年2月にタイムスリップします。ここからが本作の本番です。メッセージを送る相手はあの深町一夫です。
ここでは詳しくは述べませんが、紆余曲折の上、あかりは深町に会うことができ、深町はあかりに自分はさらに未来から来た27世紀人であること、中学生時代の芳山和子との因縁、そして惹かれあった仲であること、そして本名はケン=ソゴルであることを打ち明けます。
しかし、それはとても自然。過去に時をかける少女が映像化された作品は多数ありますが、ケン=ソゴルと名乗るシーンで失笑しないで済む作品は本作が初です。それだけ説得力があるというか、SF作品として、27世紀人が一夫なんて名前ではなくケン=ソゴルであることは当然、いや必然と認識できるのです。
本作の脚本は菅野友恵というほぼ無名の人が書いているのですが、これだけの説得力を持たせられる素晴らしいホンだと思います。

また1974年の表現も変にCGに頼らない地道なセットと小道具でなされており、なかなかいい感じです。
銭湯シーンも良い。私も小学生だった1974年の頃は銭湯通いしていたので懐かしさを感じました。
余談ですけど銭湯では小学生は小人料金ではなく中人料金なんだよね。小人は学齢に達してない子供の料金で、中学生以上は大人料金なのだ。年頃の中学生はむしろ成人よりたくさんお湯を使うしね。

1974年の高校生の芳山和子を演ずる石橋杏奈も楚々とした美少女で往年の原田知世を偲ばせます。
これが成長すると安田成美になるなんて… 時は残酷です。

条件付で名作。テレビ放送のときは冒頭でチャンネル変えられてしまうんじゃないかとそこだけが心配です。

シネプレックス 1000円デーを整理

Filed under: - dekaino @ 9:58 このエントリをはてなブックマークに追加 激 1000若雁のはてなBookmark被リンク数

角川系シネコンのシネプレックス毎月20日とポイントメンバ限定の月曜日の1000円鑑賞割引を2010年3月で終了します。デフレ圧力に対抗か?
これでシネプレックスの1000円鑑賞は毎月1日と水曜のレディースデーのみとなります。

1000円で見られる条件リストを更新しました。

常時系
全日全時間帯 ワーナーマイカル海老名(海老名店のみ)

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX ワーナーマイカル
毎月22日 109シネマズ(男女ペア)
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

ダレン・シャン

Filed under: - dekaino @ 9:38 このエントリをはてなブックマークに追加 潟祉激c海里呂討Bookmark被リンク数

ダレン・シャンを観ました。原題はCIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE’S ASSISTANTです。
FREAKつまり奇人変人を集めたサーカスCIRQUE DU FREAKを舞台とした吸血鬼(バンパイア)の物語。原作は人気小説ですが未読です。

まずオープニングの影絵効果のアニメーションが素晴らしい。円谷プロの初期テレビシリーズのような強いコントラストが印象的な映像です。時間もたっぷりあります。
ストーリーはよくあるアメコミ風なお話。ドラマよりはキャラクター重視です。
サーカスにはいろいろな能力を持つフリークが多数おり、そのメンバーとしてバンパイアもいます。しかし、吸血鬼は人間を殺さず血だけ吸うバンパイア派と人間を狩り殺して血を吸うバンパニーズ派の二派に分かれ戦争状態、その戦争にサーカスも巻き込まれていきます。
ひょんなことからバンパイアの従者としてハーフバンパイアにされた少年 ダレン=シャンが主人公。まだ新米なのでろくな能力も発揮できません。

本作は長いバンパイア戦争サーガの導入部にあたる話なので、風呂敷は広がるばかりで投げっぱなしのまま終わります。興行成績がよければ続編を作る目論見なのでしょう。エラゴンみたいに続編製作キャンセルにならないよう祈るしかありません。

2010/3/14 Sunday

プリンセスと魔法のキス

Filed under: - dekaino @ 11:53 このエントリをはてなブックマークに追加 潟祉鴻薛羈垢里呂討Bookmark被リンク数

プリンセスと魔法のキスを観ました。ものすごい久々のディズニーの長編2Dアニメです。

21世紀のアメリカの劇場用アニメはほぼ全て3Dアニメです。その流れに逆らって渾身の想いで製作された作品です。
童話のカエルの王子ではプリンセスがカエルにキスをするとカエルは王子の姿に戻るのですが、本作ではカエルの王子にプリンセスじゃない女性がキスをしたらなんと女性の方がカエルになってしまうのです。

舞台はアメリカ南部ミシシッピ川流域のニューオリンズ市。時代は大型客船が外輪船であることから、おそらく100年ほど前、19世紀末か20世紀初頭ぐらいでしょうか。電灯はあるがラジオはまだない、世界大恐慌前の景気がよかった頃の古きよきアメリカの時代です。

魔法はメルヘン世界の古ゲルマン系の魔法使いではなく、黒人系文化のブードゥー魔法。
ただし良いブードゥー使いと邪悪なブードゥー使いの双方が出てきます。ここらはディズニー流ポリティカルコレクトって所でしょうか。音楽はもちろんジャズです。ジャズ、ジャズ、ジャズのミュージカル仕立てになっています。

作画には、当然のごとくかなり気合が入っています。特にカゲ、陰影がすごいです。
3Dアニメはモデリングを決め光源の位置を設定すると、陰影は物理的に計算された通りに画像化されます。しかし2Dアニメでは影もすべて手描きです。背景に投影される影を効果的に使うのがディズニー伝統の影表現。これは3Dアニメでは巧く再現できないのです。本作では2Dのよさを活かしてこれでもかというくらいに影が大暴れします。
また、主要キャラの顔には一段カゲがつくのですが、明るい部分とカゲっている部分の境界が線ではなくエアブラシ効果でぼやかしてあります。このボヤカシはものすごい手間だと思いますが、もう徹底的に描かれていてものすごい執念を感じます。もちろん脇キャラにはこんな手間のかかるような仕事されていません。ここぞというところのスーパー効果です。
プリンセスと魔法のキス
ディズニー旧作アニメファンにたまらないのは、4本指の復活です! カエルに変身したとき4本指になるのです。これぞディズニー!
人間じゃないからOKって言い訳ができるってことでしょうか。もちろん人間形態では5本指です。
それにしても、カエルなのにヒロインらしくかわいらしく描くというあたりが神がかり的に巧いです。動物擬人化の技の冴えはさすがディズニーです。

本作はぜひ興行的にも成功してほしいものです。これがコケたら今後数十年はディズニーから長編2Dアニメが出ることはなくなるでしょう。頑張れ!

2010/3/7 Sunday

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

Filed under: - dekaino @ 11:56 このエントリをはてなブックマークに追加 祉 喝お篋咲紊ф儀Δ里呂討Bookmark被リンク数

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦を観ました。
良くも悪くも新世代ドラえもん映画。鍵となる秘密道具の「架空水体感メガネ」って名前が直接的過ぎて、藤子Fセンスっぽくない。原作にもある秘密道具で初出は1990年の「深夜の町は海の底」。末期の作品は夢が薄れているのだよなぁ…

作画はすごいが、ストーリーにわくわく感が薄いのが残念。終わり方も「日が暮れたから帰りましょ、また明日」みたいなあっさりしたもので、恒例のお別れシーンの要素は皆無。テレビシリーズみたいな「その後どうなるの」を考えちゃダメみたいな不条理オチが、映画版としては斬新なオチかも知れません。

主題歌はmihimaruGT。中盤に武田鉄矢の挿入歌があるのが久作ファンへのサービスか?

ドラえもん2010 オマケおもちゃ
今年のオマケ。王冠をまわすと前に進むドラ。水陸両用。

猿ロック THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 11:28 このエントリをはてなブックマークに追加 帥 THE MOVIEのはてなBookmark被リンク数

猿ロック THE MOVIEを観ました。
腕利きの鍵師だがその実どこにでもいる童貞高校生が主人公。その主人公の前に現れるちょっとエッチな雰囲気ヒロインをどんど晴れの夏見さんこと比嘉愛未が演じます。
80年代後半から90年代前半に製作されたパンツの穴童貞物語などの学研系ちょっとエッチな童貞臭香る青春コメディを現代に復活させたような映画です。
ここまで男子向けのちょっとHなコメディって21世紀の今ではかえって新鮮かも?

比嘉愛未がまた微妙な役柄を巧く演じます。ちょっと落ち目なB級アイドルがこれもお仕事だからって無理な注文にも頑張って挑戦しますみたいな腰の引けた体当たり演技が秀逸。スケバン刑事3が終わってから数年後の大西結花っぽい!

鍵の技術のすごさは特に表現されず(しようとしても難しそう)、街中を逃げまったり、夜中に敵組織に潜入したりするアクションがメインですが、これはこれでかなりよい出来です。エロコメシーンとアクションシーンがいい具合に混ぜ合わさっていてなかなか面白いです。

芦名星も二番手ヒロインの役どころですがこちらはなんかパッとしません。脇の男キャラの方がコメディとしてなかなかキャラが立っていて面白かった。

男子高校生におすすめの映画。

2010/2/28 Sunday

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

Filed under: - dekaino @ 22:48 このエントリをはてなブックマークに追加 若激若祉吾c純潟潟鴻腑のはてなBookmark被リンク数

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々を観ました。原題はPERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF、副題が全然違います。昭和テイストで訳すなら「電光石火の泥棒」あたりか? 手が早い(腕がいい)泥棒という慣用表現と、実際に稲妻(Lightening)を盗んだってのをカケたダジャレです。
そういえばライトニングカウントなんてキャラがガンダムWにいたなぁ…

監督がハリーポッターシリーズの1と2を監督したクリス=コロンバスで、確かにハリーポッターに似てます。
似ているというか、スノッブで衒学的なアメリカ人に嫌われそうな要素や、お金持ちしか入れなさそうな全寮制私立学校のような貧乏人のコンプレックスを刺激しそうな要素を切り落とし、教養がなくてもわかりやすく、ティーエイジャが喜びそうなお色気要素も付け加えたゆる〜い仕上がりの作品です。
なんたってギリシヤ神話の話なのにギリシャロケなしです。ギリシャ語も魔法の力でなぜか英語に訳されてしまう不思議。
ハリーとロンとハーマイオニーの♂2+♀1の3人組が協力して敵を打ち倒すシークェンスは確かに初期のハリーポッター映画そのものって気がします。学習する場が学校じゃなくてキャンプ(訓練所)なのがアメリカっぽいといえばアメリカっぽい。

劇中で、ヒドラという伝説の怪獣が出てきて、なぜか主人公の水芸にやられてしまうのですが、ヒドラ(Hydra)ってその名の通り水の化け物なんで、水にやられるのはおかしくないかなぁ。炎の魔人イフリートをさらに上回る高熱で降したダーク=シュナイダーみたいなことなのだろうか?
それから字幕でハイドラと呼ばれたりヒドラと呼ばれたり統一してないのは残念。さらにヒュードラも加えたらもっと混乱して楽しかったかも。

能天気なハリウッドアクション映画としてはよくできた作品。まだまだいくらでも続編が作れそうなエンディングはとらぬタヌキの皮算用なんだろうなぁ。

やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie 3D

Filed under: - dekaino @ 22:42 このエントリをはてなブックマークに追加  N.Y.SALAD The Movie 3DのはてなBookmark被リンク数

やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie 3Dを観ました。
NHKで放送されている番組の劇場版です。
3D料金を取りつつ、3Dなのはほぼ半分だけで残りはいつもの2Dという、きわどい興行をしています。
こんなんで+300円とっていいのかなぁ? 3D上映初期の今にこんな悪どいコトやったら3D上映というビジネスモデルそのものを潰しかねない。ほんと大丈夫!?

手描きアニメの3D化は、まるで立体アニメーション家なき子のような、セルの重ね合わせで奥行きがあるだけみたいな効果です。背景動画バリバリだし手間がかかってるのはわかるのですが、手間の割りに3Dの効果が出ているとはちょっと思えない。実験する意義はあったと思いますが、結果はいまいちでした。

ガンダムUCプレミアプレビュー

Filed under: - dekaino @ 22:09 このエントリをはてなブックマークに追加 潟UC≪ャ爾里呂討Bookmark被リンク数

新宿ピカデリーでガンダムUCプレミアプレビューを観てきました。
福井晴敏原作の宇宙世紀のガンダム小説を原作としたOVAのプレミアプレビューイベントです。小説が連載されていたガンダムエースは欠かさず買って読んでいますが、原作小説だけは全て読み飛ばしてたのでまったく予備知識なしです。

もともと福井原作の映画でストーリーが面白かったことはないのでたいした期待をしないで観ました。
まず第一印象は作画に気合が入ってる。大スクリーンで観てもまったくアラがみえないクオリティは素晴らしいです。ストーリーは可もなく不可もなく、ただちょっとそこが浅いかなという感じです。
逆シャアと閃光のハサウェイの間の時間軸を舞台にF91の人間ドラマをリメイクしようとしているのかなという感じです。サナリイの小型化がトレンドな時期のモビルスーツより、逆シャアのアナハイム・エレクトロニクス製の巨大化・半MA化指向のモビルスーツの方がかっこいい(というかずばり売れる)という判断なのでしょうか。
オモチャを売らんかな姿勢は初代ガンダムにも当然あって非難できる筋合いはないのですが、SF的センスオブワンダー要素が皆無なのが残念といえば残念です。いくらなんでもすでに人が住んでるコロニーを拡張とかありえないでしょう。高層ビルの増築するようなもので、実現可能性の机上検討や思考実験をまったくやっていないんでしょう。
まぁ最初からストーリーには期待していないのでどうでもいいんですけどね。

名前だけブライト=ノアが出てきますが、もうオリジナルの声優はなくなっているので出番はないのかな? 原作読んでないのでなんともわからない。

上映後の予告によると、続きのイベント上映もやる気満々らしいです。

2010/2/24 Wednesday

ベルリン映画祭最優秀女優賞

Filed under: - dekaino @ 7:32 このエントリをはてなブックマークに追加 恰紫キ腱絅喝莖のはてなBookmark被リンク数

寺島しのぶがベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞した
おそらくバンクーバーオリンピックが終わったら各テレビ局は競って寺島しのぶ出演作品を放送するのだろう。藤田まこと追悼も兼ねて剣客商売を放送できるフジテレビはウハウハに違いない。

しかし、私が薦める寺島しのぶ作品はズバリ劇場版アキハバラ@DEEPだ。あの余裕のゆうちゃんこと山田優がタイツ姿でリング上で寺島しのぶとキャットファイトする物凄いシーンがあるのだ。もはや内輪受けの罰ゲームとしか思えない珍シーン。必然性のある演技のためならどんなことにも真摯に取り組む寺島しのぶは最優秀女優にふさわしい女優バカ一代と言えるだろう(親も芸能人だけど)。

愛の流刑地も相当ヤバイらしいけどちょっとお茶の間に放送できる作品ではなさそう。やはりアキハバラ@DEEPで決まり。

2010/2/20 Saturday

コララインとボタンの魔女

Filed under: - dekaino @ 23:40 このエントリをはてなブックマークに追加 潟ゃ潟帥潟薛絅海里呂討Bookmark被リンク数

コララインとボタンの魔女を観ました。人形アニメの手法を使ったストップモーションアニメを3D映画に仕上げた作品です。

一部、合田経郎のこまねこに強く影響されたと思われるシーンがあります。そもそもボタンの目というモチーフがこまねこっぽい。しかし文学的な意味でメルヘン寓話として成立した構造を持ち、全然別の作品として完成しています。
かなりダークでおどろおどろしい演出で、実際に途中で観客の子供が泣き出してました。年少のお子様にはかなり刺激が強い作品です。

ゴールデンスランバー

Filed under: - dekaino @ 11:43 このエントリをはてなブックマークに追加 眼若潟鴻潟爾里呂討Bookmark被リンク数

ゴールデンスランバーを観ました。同名のベストセラー小説の映画化らしいですが、原作小説は読んでいません。

「お前オズワルドにされるぞ」というセリフで始まり、総理大臣場草津事件の犯人の濡れ衣を着せられた主人公の逃走劇というお話。全てのシーンが仙台ロケで、仙台市ご当地映画としてよく出来ています。

基本ストーリーは現実的にはまったくありえないような話で、大局的な視点でのリアリティはないです。
でもディテールについては非常にリアルな描写がたたみかけられ、たしかにこういう状況だとこうなるよねって納得させられるシーンが多いです。漫画にたとえると星里もちる的というか、破天荒なSF設定の上にリアルにキャラ心情の綾の表現を積み重ねていく手法が巧いです。

笑う警官のように、なぜ犯人にされたとか国家組織の腐敗/巨悪などの説明はまったくされません。社会派的要素は皆無。ただ、何らかの都合でこういう状況になったという事実だけが提示され、謎は投げっ放し状態のまま最後までいってしまいます。

「とにかく逃げろ、生き延びろ」という命題が中心テーマであって、「なぜ逃げなくてはいけないのか?」という問いには誰も答えてくれません。まぁ現実もそういうもの、疑問のすべてに答えが与えられるわけではないのです。
土地勘に優れた宅配便のトラック運転手 vs 東京から来た怪しい警察官僚 というわかりやすい構図での闘争ならぬ逃走を繰り広げていく、ただそれだけの映画です。

仙台とセガが好きな人におすすめ

2010/2/14 Sunday

ディア・ドクター

Filed under: - dekaino @ 0:29 このエントリをはてなブックマークに追加 c≪祉帥爾里呂討Bookmark被リンク数

ディア・ドクターを観ました。
笑福亭鶴瓶主演の寒村の無免許医師の物語。たしか昭和の頃の実話で似たような話があったはず。
ただし、本作は実話の映画化というわけでもなく、リアリティよりは笑いやドラマの展開を優先させたシナリオになっています。実際の無医村にはあんなに子供いないだろうし、臨月の妊婦がいるなんてありえないでしょう。
そういう細かいことを気にせず、ゆるーい過疎地の老人医療のお話と思って観る分には良い作品です。

2010/2/12 Friday

マッハ!弐

Filed under: - dekaino @ 9:46 このエントリをはてなブックマークに追加 !綣のはてなBookmark被リンク数

マッハ!弐を観ました。
マッハ!、トムヤンクン!に続くトニー=ジャー主演のノーCG・ノーワイヤーアクション・ノースタントのリアル志向アクション映画第3弾です。

今回は主演のトニー=ジャーが監督も兼ねています。前作と異なるのは予算規模が戦前違うこと、脚本もよく練られていて一本調子ではありません。また前作マッハ!とはストーリー的にはほとんど関連がない時代劇なのがビックリ。アユタヤ王朝時代の話なのです。
ただオン=バクと呼ばれる仏像だけが象徴的に出てくるところが九通しています。ここら辺は手塚治虫の火の鳥の各編の関連性みたいな、まったく別個の物語なんだけどなんとなく関連があるようなそういうつくりです。

ストーリー的にはまったくハリウッド受けしない話(おそらく日本のメジャー層にも受けない)ですが、アクションは本物です。今回はムエタイなどの拳法だけでなく武器を使った武道がたくさん出てくるのがウリです。日本の居合いもあるしモンゴル相撲もあります。イスラームの三日月刀(アサシン?)も出てきます。メインは剣と象かな?
タイの人は象好きといいますが、とにかく象が大活躍です。CGなしで象をあそこまで使えるのは世界でもタイだけだと思います。象を足場にした三角蹴りとかバキ世界でもありえない!!

いちおう女性の綺麗どころも少し出てきて踊ったりしますが、まぁつけたし程度。でも巧みにストーリーのアクセント付けに使ってて、脚本家のエック・イエムチーンはかなりの達人です。

アクション好きには必見。そしてまさかのラストシーンにたまにはこういうの映画もありかと寛容の心を培うよい機会となるでしょう。

2010/2/11 Thursday

オーシャンズ

Filed under: - dekaino @ 17:06 このエントリをはてなブックマークに追加 若激c潟困里呂討Bookmark被リンク数

オーシャンズを観ました。
海洋生物を中心としたドキュメンタリー映画。ドキュメンタリーというよりエコ思想の宣伝映画です。
もちろん反捕鯨、反自然破壊。流血するような残酷シーンは映さないどころか特撮で合成しちゃったり。

日本版の主題歌は平原綾香。耕作された畑を見て「豊かな自然って素晴らしい」と思える方向けに、きっちりマーケティングされた作品です。 →畑は自然じゃないよ 人工的に耕作されてるんだよ

2010/2/7 Sunday

かいじゅうたちのいるところ

Filed under: - dekaino @ 11:00 このエントリをはてなブックマークに追加 <のはてなBookmark被リンク数

かいじゅうたちのいるところを観ました。同名の有名な絵本の映画化だそうです。
私は原作の絵本は読んでおらず、予備知識なしに本作を観ました。

主人公はマックスという男の子。こいつがとんでもない悪ガキ。赤毛のアンの男版みたいな妄想垂れ流しな少年です。しかも男の子だから赤毛のアンよりもずっと暴力的で、ヤンチャぶりはアニーに匹敵します。背景に育った環境が悪いという設定があるのもアンに通じるものがあります。

ある日、姉や母とけんかしたマックスは船に乗って海に出て、いつのまにかかいじゅう達が住む不思議な島にたどり着きました…なんていかにも絵本らしいストーリーです。
かいじゅう達は基本は着ぐるみで、ブースカとかガチャピン、ムック系の風貌をしています。
しかし日本産の着ぐるみ族とは異なり、本作のかいじゅうたちはマックスと同じくヤンチャで凶暴。ディズニーコード(人は死なない、流血しない)なんてまったく気にかけない危ないやつらです。
なんとか人語を話せるのが救いです。しかも意外と頭が弱かったため、マックスは彼らを巧みに欺いて島の王様に成り上がってしまいます。詐欺行為までやってのけ、ダークヒーローに値する悪道ぶり。

しかし、悪が栄えたためしはない! マックスの命運はいかに!? という流れで話は進みます。
説教臭い教訓めいたものは何もなく、悪ガキが本能のまま行動する爽快感が同年代の男子の共感を呼ぶ作品です。

スイーツ要素はまったくないので要注意です。

2010/2/5 Friday

彼岸島

Filed under: - dekaino @ 7:34 このエントリをはてなブックマークに追加 綵弱恩絣兇里呂討Bookmark被リンク数

映画 彼岸島を観ました。ヤングマガジン連載中の同名漫画を映画化した作品です。
講談社のマンガの映画化はアジアンテイストあふれたものが多いです。たとえぱ頭文字D the Movieとか。
本作も韓国の監督を起用し、邦画とは異なるアジア映画テイストに仕上がっています。わざわざあえて日本っぽい服装や小道具を使って、アジア人が思う日本的エキゾチック感を出しているあたり、はなから国内市場ではなくアジア市場をねらった企画の映画なのでしょう。
旧日本軍の秘密研究が発端という設定は60〜70年代のアメリカ映画に良くある敵はナチス残党という設定に通じるものがあります。アジア圏では日本を含めて旧日本軍は共通の敵という便利な存在なのです。

原作はまだ連載中で決着がついていないのですが、映画ではラスボスの雅様との最終バトルが描かれ、いわゆるパラレルワールド的な作品になっています。終盤のバトルのワイヤーやCGを使いまくったアクションシーンも素晴らしいのですが、本作の見所は冒頭の学園ドラマパートです。さほど必要があるとも思えない主人公達の日常生活の表現に結構なコストと尺を使って、見事な学園ものシーンが描かれています。
ガクラン&セーラー服の学園ものって古きよき日本の昭和って感じがしてなかなかよいです。

ただ国内では宣伝が足りないのか、興行的には不振みたいです。いい作品なのに残念。

2010/1/30 Saturday

クヒオ大佐

Filed under: - dekaino @ 22:18 このエントリをはてなブックマークに追加 紊тのはてなBookmark被リンク数

クヒオ大佐を観ました。
実在した有名な詐欺師を元にしたコメディ映画です。
元ネタ単体で面白いネタなので、どう料理しても面白くなるはずと思い期待していましたが、本作はその期待に違わず面白かったです。

主役の堺雅人ももちろん、3人の女達もいい演技をしてます。特に満島ひかりがいいです。
時代は平成一桁という設定で、特に小道具を使うでもなく土産物屋の値段が5箱で4625円(1個で927円)つまり消費税が3%という細かいシーンの挿入で表現されていて面白いです。また東海道線の車内で、PETボトルではない昔のプラスチック容器のお茶が出てきたり、低予算で工夫しています。

満島ひかりが演じる学芸員が勤める小田山自然科学館は、男1人女2人しかいない職場なのに男女関係ドロドロというとても嫌な状況がもうバカらしくて騙す方も騙される方もどっちもどっちという感覚が、本作全編に通して流れています。

コメディタッチにするためか本作中のクヒオの嘘があまりにもダメダメでどうしようもないのですが、実在のクヒオは、日本人の戸籍をCIAに用意してもらったとか上手く丸め込んで、本当の戸籍を使って結婚までしていたらしい。本物の詐欺の腕は堺クヒオよりずっと上だったようです。

最後のオチシーンが無駄に予算を使ったハリウッドロケなのが、また馬鹿らしくていいです。

2010/1/27 Wednesday

Dr.パルナサスの鏡

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 Dr.泣鴻,里呂討Bookmark被リンク数

Dr.パルナサスの鏡を観ました。
テリー・ギリアム監督のファンタジー映画。
そこそこ宣伝に金をかけているので周知度は高いと思います。ですが本作はA級作品ではありません。マニアックな客にだけ受ける単館系作品です。
確かに予告編にあるような派手な幻想的シーンもあるのですが、ほとんど予告編に出ているものだけで、長い時間は地味な映像です。話も難解というかオチがついているのかいないのか。ギリアム監督の隠喩を理解できないと面白くないと思われます。

岡野玲子のイナンナが理解できて、面白く感じられる人にだけにすすめられる作品。

2010/1/24 Sunday

KYLE XY シーズン4

Filed under: - dekaino @ 12:55 このエントリをはてなブックマークに追加 KYLE XY 激若冴4のはてなBookmark被リンク数

こっそりSci-FiチャンネルでKYLE XY シーズン4の放送が今週から始まってます。吹替なしの字幕版。
なぜか公式サイトにはシーズン3で完結みたいな表示になっているけど騙されてはいけません。

Sci-Fiチャンネル開局の時もなかなか公式WEBサイトが立ち上がらなかったし、いまどきの放送局らしからぬなってないWEB広報体制。おそらく新年度になって予算つけてから外部下請けに修正させるパターンで4月以降にならないと直らないと思われます。

新シリーズで、カイルとジェシーの超人ぶりも際立ってきました。第1シーズンの異能は学習が速いのとヘソがないだけだったのに。そしてレギュラーキャラがどんどん発情しまくりです。
それにしてもアメリカ人のプロムに対する執着は異常。アメリカの高校生は発情しすぎだ!

2010/1/23 Saturday

サロゲート

Filed under: - dekaino @ 18:41 このエントリをはてなブックマークに追加 泣蚊若のはてなBookmark被リンク数

サロゲートを観ました。
アバターのように遠隔操作で自分の代理ボディ(サロゲートマシンと呼ばれます)を操作する設定の近未来SFものです。ただし舞台は何光年も離れた惑星ではなく普通の街です。ちょっと攻殻機動隊の世界観にも似てます。ただしバーチャルリアリティとか個々人の脳が直接ネットワークで接続されているようなサイバー方向の話はありません。あくまでも安全かつファッション感覚でいろんな外見を楽しめるという、服やクルマを選んで楽しむように身体も楽しむみたいな、わかりやすいノリです。

劇中の世界ではほとんどの人間が自分の好みの容貌のサロゲートを持っています。
笑えたのがブルース=ウィリス演じる主役が操るサロゲートは髪が生えているところ! しかも金髪だぜ。そうかそうかやっぱり髪が欲しいかウィリス… もちろん本人(中の人)はハゲです。
金髪(サロゲート)
ハゲ(中の人)
FBIのエージェントという設定からか、操るサロゲートはすこし人間よりも強化されている身体能力をもつようですが、そんなのよりセンサ方向(視力、聴力、その他)を強化した方が操作に役立つんではないのかな? ゼロゼロナンバーサイボーグでいえば003に当たる能力なら簡単に組み込めると思うのだがどうなんだろう?
加速装置とか空を飛べとまでは言わないから、なんとかしてやってほしい。

どうも発想の原点はマルチユーザのオンラインゲームとかセカンドライフ的な世界みたいで、操作する人がトイレいったり食事して操作席からはずしていると、サロゲートはその場で立ち尽くしたままになるところが面白い。ネトゲ世界のシュールさがよく表現できてます。また街中にサロゲートの充電ステーションがそこかしこにあるのも面白い。なんと地下鉄の中にまである。この充電ステーションがバービー人形が入ってるパッケージみたいな形をしているのも笑えました。

設定ではサロゲート技術が開発されてからたった14年で人類の習慣を変えるに至ったとされてますが、さすがに14年間ではむりなんじゃないかなぁ。Win95が発売されてインターネット/WWWが使えるようになって今がちょうど14年余りですが、インタネット技術はひろく利用はされているが不可欠のものにまでは至ってない気がします。

SFとしては2流。映像もアバターにはまったく勝てず、でもブルース=ウィリスのハゲネタにちょっと癒されるそんな作品です。

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜

Filed under: - dekaino @ 18:18 このエントリをはてなブックマークに追加 腱絲腟腓 薹鴻 THE MOVIE3 http://薹鴻.jp 羂檎のはてなBookmark被リンク数

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜を観ました。
回を重ねるたびにどんどんタイトルが長くなる!
そして今回も古墳ギャルのコフィー 〜コフンデレラ〜が同時上映。コフィちゃんの方は劇場版というよりテレビシリーズのお蔵入りエピソードを出してきたような軽い扱いです。フォーマットもテレビシリーズそのまま。尺は10分ちょっとしかありません。今回の予算はほとんど鷹の爪に費やされたようです。

謎のコックピット
鷹の爪の方は今回も面白い。無茶な発想がとにかく楽しいです。上の絵は鷹の爪の乗り物のコックピットなのですが、いったいどういう構造になっているかわかりますか? こんなくだらない発想が連発できるFROGMANは天才だなぁとおもいます。
川村ゆきえがかなりお馬鹿な役どころなキャラの声をやってます。どんど晴れの頃はここまでお馬鹿キャラじゃなかった気がする…

白組のCGも台無しなナンセンスさが楽しいフラッシュアニメ映画です。

2010/1/16 Saturday

仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010

Filed under: - dekaino @ 22:06 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ蔀篁≪ゃ W()&c宴ゃ MOVIE紊ф2010のはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010を観ました。タイトル長い!!
テレビシリーズで最終回なのに残りは劇場でという特撮番組としては驚異の終わり方をした(アニメでは別に普通?)ディケイドの完結編と、いま放送されている仮面ライダーダブルのプロローグ的作品の同時上映です。
従来の夏のライダー映画とは違い十分に余裕があるスケジュールで作成されたようで、大変に見ごたえがある作品になっています。
なつみかん(森カンナ)がライダーに変身してしまうのは悪乗りしすぎかな?と思いますが、ディケイドの締めくくりとして、いい終わり方をしています。誰かが覚えている限り新しい別の話が存在するのです。怪人蜂女と電波人間タックルもきっと…

またダブルの誕生秘話もなかなかの出来。渋谷飛鳥を劇場スクリーンで観られるのは眼福です。悪評高いデビルマン以来か? あの作品は実質渋谷飛鳥プロモーション映画だった。
また、実写セーラームーンのうさぎ役をやっていた沢井美優も依頼者(渋谷飛鳥)の姉(故人)役としてちょっとだけ出てきます。東映特撮人脈って幅広い!

今後の劇場版仮面ライダーは正月映画として定着するんでしょうか?

2010/1/10 Sunday

ティンカー・ベルと月の石

Filed under: - dekaino @ 23:03 このエントリをはてなブックマークに追加 c潟若祉海里呂討Bookmark被リンク数

ティンカー・ベルと月の石を観ました。ディズニーの3D CGアニメティンカー・ベルの続編、第二弾です。
通常ディズニーの劇場作品は必ず中編の続編を製作しDVDを販売するのが通例なのですが、本作もその手の続編中編です。ただ日本市場で前作がとても好調だったため、日本でのみ2作目中編も劇場公開することになったそうです。(米国ではDVD販売のみらしい)

キャラクターはだいたい前作に出てきた妖精たちに加えて、ホタルのBlazeが新たに参加。虫なので言葉はしゃべれません。ペット的扱い。
本作と前作の一番の違いは主役のティンカー・ベルの服装です。前作では肩出し、背中出し、生脚ミニスカートという派手な格好でした。本作も前半は前作と同じ格好なのですが、後半冒険に旅立った以降は旅装束のつもりなのか、全身タイツの上に服を着たような衣装に替わり、もちろん肩も脚もタイツでカバーされました。すごい短いスカートで派手なアクションやっても決してスカートの中身が見えない奇跡のCG技術をいちいち発揮しないで済ませる省力化策なのか、それともティンカーベル本人が年齢的に生脚みせるのはもう許されないと思ってしまったのか? とにかく地味目になってしまいました。
本作は前作以上に女児にターゲットを絞っているので露出度は低い方が有利と判断したのでしょうか? とにかく謎です。

ストーリーは秋を迎えるための儀式に必要なアイテムを修復するため伝説の魔法の鏡を探しにいくという、典型的な宝探しもの。テーマは友情と過干渉。女子の人間関係の問題要因のほとんどは過干渉。嫁姑問題も過干渉が根源。意外と深いテーマです。
ただし、もともとDVD向け作品なので予算も前作ほどかけられるわけでなく、映像的にはちょっと大人し目になってしまっています。それでも子供向けアニメとしてはいい出来だと思います。

TOHOマナームービー 2010

Filed under: - dekaino @ 22:45 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO若若 2010のはてなBookmark被リンク数

キャピタリズムをTOHOシネマズに観にいったとき、マナームービーが新しくなったのに気づきました。
おそらく2010年1月に新作に切り替わったらしい。いわば初マナームービーです。
まずは鷹の爪団のマナームービー。来週に新作映画の封切が控えているのもあって、短期間での新作登場。今回は総統が吉田君にイジられる王道のパターンです。

次に紙兎ロペの新作ムービー。タイトルは「赤白帽」
今回も迷作というか困った子。先輩が後輩をイジめる様子で笑いをとろうという方向性があまりにも陰湿で、小うるさいオバさん連中に見つかったら猛烈抗議が必至なレベル。ジャイアンの比ではない陰湿なイジメが痛々しい。ほんと東宝の品格が疑われる映像です。なんとかならんのだろうか? 東宝さんは何をそこまでROBOTにキン玉握られているのかね?

キャピタリズム マネーは踊る

Filed under: - dekaino @ 12:22 このエントリをはてなブックマークに追加 c帥冴 若荼のはてなBookmark被リンク数

マイケルムーア監督の最新作、キャピタリズム マネーは踊るを観ました。原題はCAPITALISM: A LOVE STORY。

今回はアメリカ人がアメリカ人に向けたメッセージであり、アメリカの内輪ネタしかでてきません。国外の話はドイツや日本がアメリカの商売敵として出てくる程度。

米国経済の暗黒面の実例をリアルに解説しながら、民主主義と資本主義の整合性、キリスト教と資本主義との整合性について疑問を指摘し、アメリカ建国精神から乖離しているのではないか? もしイエスが現代にいたらアメリカの資本主義についてなんといっただろうか? フランクリン=ルーズベルト大統領はこのような未来を作ろうとしていたのだろうか? などのメッセージをムーア監督は観客に向けて発信します。

サブプライムによる住宅差押え問題は日本でも広く報道されたのでそれほどの驚きはなかったのですが、アメリカ国内路線の旅客機パイロットのワーキングプアぶりには驚かされました。
職歴数年の若いパイロットの年収が150万から200万円以下と異様な薄給。もちろんそれで満足な生活ができるわけもなく、福祉窓口に並んでフードチケット(要は現物支給の生活保護制度)をもらったり、夜の副業したり、はたまた売血したり、困窮しています。
これは日本の若いアニメータと同じ職業構造のためで、カネのためというよりは夢のためにパイロットという職に就きたい若者が多数いるため、薄給でも人が集められるためだそうです。若者の夢を食い物にして適正な報酬を出し渋っている状況です。
無理を重ねるともちろんミスが多発するわけで、これがアニメだったら作画崩壊や総集編連発で済む話ですが、旅客機パイロットともなると当然墜落事故につながり多数の人命が失われます。日本の長距離高速バスドライバーの過酷な労働条件にもつながる人命の危機です。本作を観た後は米国内線に乗るのが恐くなります。
国際線も途上国の安い給料のパイロットとの価格競争に晒されてかなり厳しい状況にあるようです。

ムーア監督本人はGM労働者の家庭で生まれ育っており、在米自動車産業や労働組合についても強い関心を示し、現状の打開策としての労組の活用について強いメッセージを発信しています。
たしかに近年の西側諸国の労組嫌悪・忌避を促すイメージ操作戦略はかなりのもので、危機感を持っているのでしょう。

アメリカ人以外にとってもためになる作品だと思います。

2010/1/9 Saturday

アバター

Filed under: - dekaino @ 20:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪帥爾里呂討Bookmark被リンク数

アバターを観ました。
前評判通りの傑作でした。予想よりもSFしてて、70〜80年代の脚本に最新のCG技術を駆使して作った映画という印象でした。

世界観は過去の有名作の美味しいところをちゃんぽんにしたような感じ。
有毒ガスの森というのはナウシカの腐海のようで、森に棲む巨大生物が軍団で襲ってくるあたりはまさに王蟲の暴走そのもの。
アバターが生物工学で作られたボディで適合するDNAの持ち主しかリンクできないあたりは明らかにエヴァンゲリオンっぽいです。
二つの文明の衝突はマクロスの人類とゼントラーディみたいな関係か? 日本のマクロスは異星人が圧倒的軍事力で攻めてきて人類滅亡寸前までいってしまうのに対し、本作は地球人側が異星人を攻めるあたりがアメリカ的。インディアンを駆逐する白人のようです。

決着は続編が作れそうな終わり方でしたが、続編作るんでしょうか?
本作の世界観だと地球に統一政府ができおらずアメリカに対抗する大国も存在している感じなので、地球上の覇権争いがパンドラ星に飛び火してベトナムや朝鮮半島のような代理戦争になるみたいな展開も考えられます。

制作費に見合った良質なA級作品。

2010/1/1 Friday

よなよなペンギン

Filed under: - dekaino @ 8:28 このエントリをはてなブックマークに追加 潟海里呂討Bookmark被リンク数

よなよなペンギンを観ました。
りんたろう監督、マッドハウス製作という豪華なスタッフ。
3D CGアニメですが顔の表情がかなり2次元っぽいです。アジア系ののっぺりした顔にマッチした技法。

亡き父親のプレゼントのペンギンコートを着て夜中に街に出歩く少女が主人公。ドラえもん映画のように、異世界に冒険に出てその後また実世界に戻ってくるという王道の子供向けアクション映画フォーマットです。
主要キャラが少ないので幼児にも理解しやすいストーリーになっています。少ないキャラで飽きさせないようがんばって工夫している脚本のできは悪くありません。
見所はやはり作画とキャラ達のダンス。そしてりんたろう監督らしい故人の父と娘のつながり(999と同じテーマ)の描写にあります。完全に子供向けなので流血沙汰はまったくなし。安心してお子様に見せられます。

2009/12/31 Thursday

バッタ君町に行く

Filed under: - dekaino @ 10:27 このエントリをはてなブックマークに追加 水冴茵のはてなBookmark被リンク数

バッタ君町に行くを観ました。
フライシャー兄弟の会社フライシャー・スタジオの集大成とも言える長編アニメ映画。公開は1941年、日本が対米開戦した直後です。
ディズニーアニメとは異な斬新な映像技術と発想で作られた作品で、今の時代に見ても十分に楽しめます。
主要キャラはすべて街中に住む虫たちで、人間は虫たちにとって災厄ともなれば恩恵ともなるいわばあらぶる神のような存在として描かれます。描画技術も使い分けており虫たちは手描きアニメ、人間や人間の乗り物はロトスコープという技法で描かれています。今風にやるなら手描きアニメと3DCGアニメをうまく合成、使い分けているようなもの。このおかげで人間と虫たちの間に超えられない隔絶がある世界観が巧く表現できています。

本作の原題はHOPPITY GOES TO TOWN。HOPPITYは主人公のバッタの名前です。しかしタイトルとは異なりストーリーはHOPPITYが生まれ故郷の街に帰ってくるのであって街に行くわけではありません。この時代は内容とタイトルが食い違っててもあまり気にしなかったのでしょうか? それとも配給会社が適当につけたタイトル名なんだろうか?
とにかくHOPPITYという名のバッタが主人公なのですが、こいつがどうにも主役らしくないんですね。取得といったらダンスが上手くて女子にモテるだけで、キホンいい加減なC調キャラ。特に何かをなしとげようという意思があるわけでもなく、ただ面白おかしく女の子と遊んでいるだけで、ハッピーエンドになってしまう。今風の日本アニメの何の努力もしないのに幸運が空から降ってくるみたいな非常に受身な話です。

世界大恐慌から大不況の10年を過ごした当時のアメリカはこのような話が受けたのだろうか? 今のアメリカ人のマッチョ思想とはかなり違う雰囲気です。
また、高層ビルの建築現場の様子が事細かに描写されるのですが、さすが1940年代だけあって建築技法がかなり違います。溶接はなし、すべての鉄骨はリベット錠で連接。なんと壁はレンガ! 高層ビルにレンガにモルタル。同時期の高層建築の代表格のエンパイアステートビルもレンガが大量に使われているそうです。

不況の時代だからこそ為し得たものすごい人海戦術的物量で作られたアニメ長編映画です。

2009/12/29 Tuesday

TOHOシネマズの年賀状割引

Filed under: - dekaino @ 12:41 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO激冴綛頑九峨のはてなBookmark被リンク数

ワーナーマイカル海老名が全日1000円キャンペーンをやると前に書きましたが、TOHOシネマズも負けてはいられないと、年賀状で1000円割引を始めるらしいです。

題して、TOHOシネマズお年玉プレゼントキャペーン
1月9日〜2月28日、末尾が1もしくは4のお年玉付き年賀はがきを持っていくと1000円で鑑賞できるというキャンペーン。1と4という数字はトーホー→14というモジリだと思われます。
しかもこのキャンペーンは海老名だけではなくTOHOシネマズ全店で実施するとのこと。

いやぁデフレだなぁ!

フォース・カインド

Filed under: - dekaino @ 12:22 このエントリをはてなブックマークに追加 若鴻祉ゃ潟のはてなBookmark被リンク数

フォース・カインドを観ました。原題はThe Forth Kind。未知との遭遇の原題"Close Encounters of the Forth Kind"の次の種類、いわば第四種接近遭遇の略というところか。
未知との遭遇では…
第一種接近遭遇 異星人の乗り物(UFO)を目撃
第二種接近遭遇 異星人か来訪した痕跡・証拠が残される (ミステリーサークルなど)
第三種接近遭遇 異星人と直接接触する (コンタクト)
という分類だったのですが、更にその先を行く第四種というものがあるそうで

第四種接近遭遇 異星人に拉致され、その後記憶を消去されて戻される (アブダクション!!)
他の派生パターンとして謎のインプラントを埋め込まれるというのもあり

本作はアラスカの寒村で発生した第四種接近遭遇の話です。
構成がこっていて、いわゆるテレビでやるオカルト・ミステリー物番組の再現ドラマを交えたドキュメンタリーという形式をとっています。つまりほとんどのシーンは再現ドラマで役者が演じるがところどころのポイントで「実際の映像」というキャプション入りで別の画質の悪い映像が挿入されたりします。
アメリカのオカルト系テレビ番組の豪華版みたいなつくり。

本作をどう楽しむのかは学研ムーの楽しみ方と同じ。本気で信じるのもよし、よくまぁこんなことでっち上げるぜと斜にかまえて笑い飛ばすのもよし。あくまではフィクションという立場をとりつつ真実を告発するというフォーマットは陰謀論好きな人にはたまらないと思います。なぜか異星人がシュメール語を話すところは笑うところなのか?

ちょっと心臓に悪いホラー要素シーンもあるUFO映画。矢追純一が好きな人にお勧めです。

2009/12/27 Sunday

桜木町駅前に新シネコン開業予定

Filed under: - dekaino @ 0:07 このエントリをはてなブックマークに追加 罅咲違激潟渇罐篋絎のはてなBookmark被リンク数

桜木町駅前に東映系のシネコンが2010年3月より開業予定らしい。
ヨコハマ経済新聞
横浜近辺も過当競争になりそうな予感。

コロナワールドに路線バスが

Filed under: - dekaino @ 0:04 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若莊膩鴻のはてなBookmark被リンク数

パブリック・エネミーズコロナワールド小田原で観たのですが、構内に箱根登山バスが止まっているのを目撃してビックリ。
なんと、バス路線が新設されて、1日3往復路線バスが止まるようになったらしい。
これでクルマの運転ができない子供や老人も来やすくなり、少なくともダイナシティと同等レベルにはなったと言えるか?

2009/12/26 Saturday

パブリック・エネミーズ

Filed under: - dekaino @ 23:08 このエントリをはてなブックマークに追加 祉若困里呂討Bookmark被リンク数

パブリック・エネミーズを観ました。
大恐慌のため国力が落ちていた1930年代のアメリカで、銀行強盗を繰り返しやっていたデリンジャーという実在のギャングが主人公で、ジョニー=デップが演じます。
基本的に史実に忠実で、何か誇張することもなくヒストリーチャンネルの再現ドラマのように淡々とデリンジャー一味の悪行と連邦捜査機関(FBIの前身)との戦いが描写されます。それに加えてメロドラマ的恋愛要素をプラスした感じのストーリー。

映像的には1930年代の暗い時代のアメリカを映像資料やCGを駆使して再現しているところが見どころか?
アメリカの老人にはたまらない懐かしい風景なのかも知れません。この頃の世界の覇権国は間違いなくソビエト連邦、そしてナチスの元で台頭しつつあったドイツを中心とするヨーロッパであり、アメリカはかなり弱体化してました。なんたって数年後に東洋の小国に宣戦布告されちゃうくらいに弱ってたんだから相当のもの。
そのような時代に連邦政府が州政府の権限を抑圧して中央集権化を強めていく重苦しい時代の雰囲気をうまく表現しているとは思うのですが、ドラマ要素はせいぜい恋愛くらいしかなく、いわゆるハリウッド映画的な大味な映画ではありません。もちろんアクションシーンはかなりド派手なのですが。

変装のためチョビ髭をつけたデリンジャーを演ずるジョニー=デップがどう見てもジャック=スパロウにしか見えないのは笑うところなのか?

アメリカ版「その時歴史は動いた」みたいな作品です。

2009/12/23 Wednesday

ワーナーマイカル海老名 とうとう全日全時間帯1000円に

Filed under: - dekaino @ 10:11 このエントリをはてなブックマークに追加 若若ゃ羌決 ュ絽1000のはてなBookmark被リンク数

ワーナーマイカル海老名が2010年1月9日から日付曜日時間帯に関わらず常時1000円になるそうだ。→告知サイト
ワーナーマイカル全店ではなく海老名と釧路の2店だけの特別キャンペーン。おそらくこの2店は相当業績が悪く、そのためのてこ入れ策なのでしょう。海老名はすぐ隣にTOHOシネマズ海老名があるのが痛い。
一応期間限定で2010年1月9日から4月9日の3ヶ月間だけとなっているが、この手のサービスは始めてしまったら止められないのが普通なので当分1000円が続くでしょう。ちなみにセンター南駅にある109シネマズ港北も同じ状態にあります。

デフレ化はどんどん進む。
以前に作った1000円で見られる条件リストを更新しました。

常時系
全日全時間帯 ワーナーマイカル海老名(海老名店のみ)

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 シネプレックス MOVIX ワーナーマイカル
毎月22日 109シネマズ(男女ペア)
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 シネプレックス(メンバーズカード所持者のみ) コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

アサルトガールズ

Filed under: - dekaino @ 9:57 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪泣若困里呂討Bookmark被リンク数

アサルトガールズを観ました。
監督は押井守、主演は黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子。
真・女立喰師列伝の1エピソード(主演佐伯日菜子)の世界観をそのまま引き継いだようなアクションものです。ただし設定はAvalon(F)という仮想空間娯楽世界で起きた出来事の話と言う風に変えられています。

話はまんま押井守ワールドそのもの。もともと短編のために作られた映像素材を無理やり引き伸ばしたようなダレるシーン満載の観ている時間が長く感じられる作品です。実際の尺は正味1時間ないくらいなのに観ているとかなりグッタリします。

個性派ぞろいの主演の演技を楽しむのが本作の正しい楽しみ方だと思います。
二宮金次郎の銅像が好きな人にもおすすめ。

2009/12/21 Monday

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

Filed under: - dekaino @ 23:03 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎ゃ 緇羇紫のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦艦ヤマト復活篇を観ました。
おそらく興行的にはパッとしないだろうけど、これは名作です。80年代前半のヤマトファンは新作ヤマト映画を観るたびにガッカリさせられ、しかしそれにも懲りずまた観にいくという苦行僧のような存在でしたが、とうとうその苦行が必要ないヤマト新作が登場です。
よくあるリメイクものにありがちな表面だけ真似ていて中身がまったく違うニセモノなんて映画ではないのです。これはホンモノ! なんたってしょっぱなから例のスキャット「あーあー ああああ あーあぁぁー」から始まり、渦状銀河の絵を出しながら「無限に広がる大宇宙…」のナレーション。さすが本家本元が脚本監督だけあります。
もちろんデスラー総統とか沖田艦長とかの復活という禁じ手もなし! 安心してみていられます。

キャラクターデザインは松本零士から国友やすゆき(なんで!?)にバトンタッチ。でも作画監督が湖川さんなのでちゃんと必要以上に立体的にアレンジされているので安心です。そして原案は石原慎太郎(これまたなんで!?) いろいろトンデモ要素があるのですが、本作は間違いなくヤマトそのものなのです。
なにやら中東を武力で支配するアメリカを日本が救ってやるんだぜみたいな石原流反米思想を正面に打ち出しつつ、地球の危機を決死の覚悟で救うヤマトを華麗に描きます。

演出もなにやら懐かしさを覚える昔風なものです。いちいちキャラに艦内の廊下を歩かせたり、髭を剃らせたり、意味もなく手間ばかりかかる演技やらせるアニメって今時ほとんどないです。とにかく物量で意味のないところに神作画をもってくる! これぞヤマト魂 昔はCGなしでヤマトの回頭シーンを誤魔化しなしで手描きで描いたものです。

スポンサーのパチンコ台メーカーに媚びて波動砲が連発できるようなギミックが加えられたのはちょっと残念。しかしスポンサーには感謝しなくてはいけません。

たぶん早目に上映は終わってしまうと思われるので、かつてヤマトが好きだった諸君は急いで映画館に走るべし。括目して冒頭の古代雪(旧姓 森)の爆風で服が脱げて全裸になる(どういう理屈で!?)シーンを観るのだ!

2009/12/20 Sunday

映画 レイトン教授と永遠の歌姫

Filed under: - dekaino @ 11:09 このエントリをはてなブックマークに追加  ゃ恰羂檎罩紮のはてなBookmark被リンク数

映画レイトン教授と永遠の歌姫を観ました。
ニンテンドーDSゲームの同名ヒット作をアニメ映画化した作品らしいのですが、原作のゲームをやったことはありません。ロンドンに住む大学教授でもあるレイトン教授が探偵として事件の謎を解くというありがちな設定の話です。
なぜか宣伝ポスターにキャラだけではなく声優の写真までも出ているのも不思議。確かに豪華なキャスティングですが、本作の対象となる子供たちは声優で観る映画を選んだりしないでしょう。まぁいろいろと大人の事情があるのかな。声優業界では若手のはずの水樹奈々(紅白にも出場!)も、若手女優の堀北真希や相武紗季と並んでしまうと若手…?というのはちょっと問題か?

子供向けらしく、流血したり人が死んだりすることはなく、わかりやすいギャグを交えたゆるいアクションアドベンチャーモノに仕上がっています。そういう意味で安心して子供に見せられる作品。だからといって大人にとって退屈というわけでもありません。確かに前半は謎の難易度があまりにもヌルく、謎解きと言う意味では子供騙しなのですが、それなりの伏線とどんでん返しがあるので大人でも楽しめます。
ところどころどこかで見たようなシーンが多く、有名な映画のパクリの集大成ともいえますが、器用にまとめられていてまぁこれはこれで悪くない感じ。最後のオチもまぁこうなるよねって予定調和的です。

冬休み子供映画としておすすめできる作品。ただ本作を観たからって原作のゲームをやりたいとは思えなかったかも…

2009/12/16 Wednesday

カールじいさんの空飛ぶ家

Filed under: - dekaino @ 6:46 このエントリをはてなブックマークに追加 若腥咲九兇里呂討Bookmark被リンク数

ピクサーの新作アニメカールじいさんの空飛ぶ家を観ました。今回は3Dで鑑賞しました。
いまCGアニメは3Dで上映することが多いのだけれども、料金が高いのはともかく、目が疲れる割には迫力が増してるとも思えないので出来ればやめてほしい。字幕との相性が悪いせいか吹替ばかりなのもつまらないです。

大胆に要約すると、妻と死別した独居老人が、ボーイスカウトの老人を手助けする課題のために訪問してきた少年と2人で南米の秘境まで冒険旅行するお話。老人向けに第二の人生を説く作品です。
マンガ誌で言えば小学館のビッグコミック的加齢臭がするマーケティングです。

夫に先立たれた老妻の場合はあまり社会問題にならないのですが、妻に先立たれた爺さんの場合は米国でも大きな社会問題のようです。やっぱり年を取った男は頑固になりがちで社会性が低い上に、アメリカは銃が持てる国なので関わる人たちも命がけです。

本作では老人の第二の人生というテーマに主眼が置かれ、まったく色恋沙汰がありません。なんたって女性がほとんど出てこない。故人である妻のエリーが回想シーンで出てくる他は、珍らしい新種の鳥のケビンしかメスはいません。人語を話す犬がたくさん出てくるのですが彼らの中にもメスはいないくらい徹底しています。
それにしても最近のディズニーアニメは擬人化されていない犬なのに人語を話す作品が多いですね。ボルトもそうだったし。高橋よしひろってものすごく時代を先取りしていたと思わざるを得ない。

さすがピクサー作品、作画は素晴らしいです。しかしマーケティング的に少し損をしてる感じがします。もう少し老人をターゲットにした宣伝をすればいいのに。惜しいなぁ。

2009/12/13 Sunday

イングロリアス・バスターズ

Filed under: - dekaino @ 18:07 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟違≪鴻祉鴻帥若困里呂討Bookmark被リンク数

イングロリアス・バスターズを観ました。原題はINGLOURIOUS BASTERDS。バスターズはゴーストバスターズのBusters(破壊者)ではなく、ろくでなしの意味のバスタードの複数形でバスターズ(Bastards)です。いや正確にはそれをわざとスペリングミスしてINGLOURIOUS BASTERDS。余計なUが入り、AがEに化けています。こういう工夫をすると検索エンジンで一発で引けるようになり、そういう意味で賢い題名です。邦題はここらのニュアンスが全然活かせてなくてつまらない。

クエンティン=タランティーノ監督、ブラッド=ピット主演と言う以外特に何の予備知識もなく観ました。ああポスターからなんとなくナチスをやっつける話なのかな? くらいは知っていたかも…
なんというかまったく予想外の映画でした。妙に昔のヨーロッパ映画臭い演出で、露悪趣味と年寄りが好みそうな仮想戦記っぽい歴史のifのストーリー。
酒でも飲みながらバカでーと笑いつつ鑑賞するのが正しい楽しみ方かも。そういう文脈でB級ホラーに通じる作品で、アメリカ映画なのにヨーロピアンなイメージです。

正直、誰がこの映画を観て喜ぶ人間はかなりマニアックなんだろうと思わせる珍作。
もっとこじんまりと単館系公開の方が口コミで噂になって結果的に売れたかも知れません。
面白さタランかったら全額返金しバスターズ」キャンペーンは野暮でしたね。

2009/12/10 Thursday

東京の空の下

Filed under: - dekaino @ 8:03 このエントリをはてなブックマークに追加 延根腥冴筝のはてなBookmark被リンク数

最近気になっているCS番組があります。
テレ朝チャンネルの「東京の空の下
今週から始まった毎朝06:55からやっている5分間の帯番組

番組説明を引用
約40年前に日本教育テレビ(現テレビ朝日)にて、東京の様々の場所をヘリコプターで空撮した映像をほぼ毎日のペースで放送。
今はもう見ることのできなくなった懐かしい風景をお届けします。

NET時代の番組で東京オリンピック直後の東京の空撮映像をナレーションも無しにただ垂れ流すだけの番組です。
これがまた六本木にまだ畑が残ってたりしてなかなか興味深いのです。

2009/12/6 Sunday

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

Filed under: - dekaino @ 0:17 このエントリをはてなブックマークに追加 篌腓障ゃ篆冴のはてなBookmark被リンク数

劇場版ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないを観ました。2chに投稿された暴露話っぽい創作文の映画化です。要は電車男みたいなモノ。

本作はリアリティという点ではまったくダメダメです。フツーの仕事がしたいの足元にも及びません。たぶんサラリーマンの経験がない人が脚本書いてます。釣りバカ日誌や山口六平太のようにサラリーマンの経験がない人がサラリーマンを題材にした映画やマンガを参考にしてでっち上げたサラリーマン話のように、ありえないトンデモ展開が満載です。

たとえば、派遣さん(♀)を連日徹夜させたりします。派遣会社にそれだけの金が払えるなら、自分とこの社員に残業代出せるだろうし、そもそもそれだけ金に困ってないならブラック会社にならないはず。
ただ、役者たちはノリノリで演じてます。ほとんどのシーンが室内なので舞台っぽい雰囲気です。

ブラック会社がある設定の建物は、妙に古い茅場町にある昭和初期の建物第二井上ビルを使っています。なぜこんなレトロな設定にしたのか謎です。監督の趣味?

劇中でガンダムの有名なセリフ、たとえば「認めたくないものだな 若さゆえの…」などが出てくるのですが、巻末のクレジットでは初代ガンダムの脚本家の星山氏などの名前はありましたが、富野の名前は出てませんでした。これらのセリフは富野監督が演出として考案したもので星山氏は関係ないのは関係者の証言で間違いないわけですが、版権の扱いとしてはやはり脚本としてクレジットされた脚本家が総取りってことのようです。監督と比べて脚本家は美味しいなぁ

最後のオチは、ブラック会社全肯定のとても寒い展開となってしまいました。まぁ2chに投稿された原作のオチに沿っているのでしょうがないのですが、もう少し労働環境を改善する方向に努力した方がいいと思います。

こんなのアリエネーって笑い飛ばす目的でみるなら楽しめますが、真面目に観るにはトンデモなくダメな映画です。

2009/12/2 Wednesday

紙兎ロペ 2009年12月版

Filed under: - dekaino @ 23:50 このエントリをはてなブックマークに追加 膣 2009綛12のはてなBookmark被リンク数

2012TOHOシネマズ海老名で観たとき、本編前に上映された紙兎ロペの3作目を観ました。2009年12月から上映しているようです。

やはりつまらない。新キャラの先輩の先輩にあたるらしい闘牛もイマイチなんだか。
東宝はRobotにキンタマ握られているのか、どうしてこんなつまらない動画を垂れ流しするような罰ゲームを甘んじて受けているのか? 謎です。

2012

Filed under: - dekaino @ 23:36 このエントリをはてなブックマークに追加 2012のはてなBookmark被リンク数

映画2012を観ました。
本作は王道の災害パニック映画です。マヤ暦とかオカルト要素はただの設定に過ぎません。別に未来少年コナンの超磁力兵器で地軸がねじ曲がったでも何でも構いません。要は世界各地は海に沈んじゃうよ!って危機の話です。いわば日本沈没ならぬ世界沈没。とにかく世界各地がどんどん海に飲み込まれていくCGはものすごい迫力です。2006年版日本沈没など足元にも及びません。

やはりアメリカ映画らしく聖書の洪水伝説(ノアの方舟)っぽい話になってしまいます。
しかしこの程度の災害だったら、各国の原潜は100%は無理としても大部分は生き残れるんじゃないかと思ったりして。人類を滅ぼすにはちょっとパワー不足かもしれません。
少なくとも、件の船団には間違いなく原子炉が積まれていそうだし、科学技術文明がある程度のダメージを受けこそはすれ、大幅に後退することもなさそう。

SF考証的にトンデモっぽさはないのでむしろつまらないというか、やはりSF的考証よりCGのすごさを堪能するのが本作の正しい鑑賞方法だと思います。

2009/11/29 Sunday

劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜

Filed under: - dekaino @ 22:35 このエントリをはてなブックマークに追加 雁Fゃ帥<のはてなBookmark被リンク数

劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜を観ました。
テレビ版のマクロスFは観ましたが、劇場版については何の予備知識もなしで鑑賞。
見終わったから気がついたのですが、これ二部構成の前編なんですね。えらい中途半端なところで終わりました。

ストーリーは基本的にテレビ版の焼き直し。初代マクロスのテレビシリーズと劇場版愛覚えてますかの関係に近く、ほとんどが新作画でクオリティアップかつストーリーを高密度に圧縮という感じなのですが、まさか前半だけとは思いませんでした。
人気歌手シェリルがフロンティアに来る→最初のライブ中にバジュラ襲撃→なんとか撃退→数週間後にリベンジライブ→バジュラ再来襲→またまた撃退 ということろで終了。完結編の予告ムービーが流れておしまい。要は人間関係の説明と謎を提示しただけなので、すっきりしないことはなはだしい。

パチンコ台向けの映像素材をたくさん作るというのが主目的で、せっかく作ったんだから適当に編集して劇場公開すれば少しは資金を回収できるかもって企画として思えません。上映館の数が単館系並みなのも、フイルムをダビングする経費も惜しいからと思ってしまうのは考えすぎ? 私が観た109シネマズMM横浜ではそれなりに人が入ってましたが、だからといって口コミで大ヒットするとも思えない出来だと思います。
きっと完結編のロードショー直前か同時期にまた再上映されると思うので、それまで待つのもアリかも知れません。

2009/11/28 Saturday

PUSH 光と闇の能力者

Filed under: - dekaino @ 23:16 このエントリをはてなブックマークに追加 PUSH 遵のはてなBookmark被リンク数

PUSH光と闇の能力者を観ました。
アメリカ資本で作られたアメリカ映画ですが、香港で撮影されたワイヤーアクション満載の香港テイスト満点の映画です。

アメリカ政府の出先機関(通称Divisions)と中華マフィア(通称Bleeders)と逃亡している超能力者達の三つ巴の戦いです。どの勢力にも超能力を持った人間がいて、超能力で戦ういかにもなアクションものです。
超能力者にはいくつかのカテゴリがあり、Mover(念動力)やSnifer(持ち物から持ち主の居場所を検知)、Watcher(未来予言)、Shadow(Sniferの力から防御)、Wiper(選択的に記憶を消去)などの他に、タイトルにもなっているPusher(偽の記憶を植え付ける)があります。
記憶操作系のディックっぽい話かと言えばそうでもなく、ひたすらアクションアクションの展開は香港映画らしいといえばらしいです。せっかく記憶を操作する力がでてきているのに、自分の記憶は本当の記憶なんだろうかって悩んだりしないところが単純です。スーパーボイスで気絶させる超能力とか安易過ぎないか?

ストーリーははっきりいって陳腐。アクションは派手だけどありがちな感じ。この映画を楽しもうと思ったら香港映画にしては豪華なキャストを楽しむしかないと思います。
天才子役として名高いダコタ=ファニングは背伸びしたがる金髪ロリ少女を天才的なうまさで演じ、カミーラ=ベルは優木まおみ級のタレ目なタヌキ顔で一番美味しいところをゲット。リー=シャオルー(李小[王路])はキルビルの栗山千秋をそのまんまぱっくたようなアジアンビューティー。

はっきり言って劇場はガラガラ。不入りにも程があるくらい日本での興行は失敗してます。確かにどうひいき目に見ても日本人受けしないのは確実。本作の日本配給を企画した人はよほど見る目がないかすごい漢気あふれる人です。
ある意味で、ダメ映画ファンにはたまらない一品

2009/11/27 Friday

マイマイ新子と千年の魔法

Filed under: - dekaino @ 6:43 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃゆ医綛眼薛羈のはてなBookmark被リンク数

マイマイ新子と千年の魔法を観ました。高樹のぶ子の小説が原作のアニメ映画です。

昭和30年の防府の国衙跡に住む小学生たちの生活を生き生きと描いた作品。
淡々と進むストーリーはお子様にはちょっと退屈かも。宣伝やポスターではまるで子供向けのような本作ですが、実は三丁目の夕日的な老人向けのノスタルジー作品です。三丁目の夕日では楽園のようなノスタルジー世界でしたが、本作ではリアルにまだまだ不穏な空気が残る昭和30年代を子供の視点だけで描写するというかなり難易度の高いことをやっています。

ほのぼのとした子供の生活の描写の陰で、学校の先生は不倫してたり、真面目そうな警官は賭博にはまってたり、大人の黒い生活がチラホラと見えます。最後に主人公の祖父が亡くなって主人公一家が引っ越していくんだけど、これも家計の主要部分は祖父の恩給・年金で賄われていたんだって大人の事情が見えてしまうあたりが渋い。
こういう世知辛い世相表現をストレートに出さず、子供の視点の風俗描写でキチンと伝えられているのが本作のすごいところです。もちろん観客がそれなりに人生経験がなくてはならないわけで、これこそが本作は老人向け映画であるとする所以です。

主人公とその親友の妄想である1000年前の防府の清少納言のシーンもなかなか面白いです、妄想好きな少女というと赤毛のアンみたいなウザい女になってしまう可能性がありますが、新子はアンみたいに押し付けがましくなく、内輪でだけ空想を楽しむタイプなので大丈夫でした。

時代考証をきっちりやった描写と淡々とした脚本が最近では珍しい異色作です。

2009/11/23 Monday

なくもんか

Filed under: - dekaino @ 11:17 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

クドカン脚本の喜劇映画なくもんかを観ました。
落語の人情噺のような泣かせる話の中に笑いをおりまぜた喜劇です。
テレビに出てくるお笑い芸人シーンに詳しくないとよくわからないかも。良くも悪くもテレビ世代向けの映画です。
いしだあゆみのボケ(つっこまれる方ではなくて認知症の方)の演技が秀逸。彼女の存在がなくしてこの作品はなかったと思います。竹内結子も二児の母の肝っ玉母さん役をがんばってました。

ストーリー展開が速いので退屈することはないですが、だからといって重くはなく暇つぶしに最適な映画です。

2009/11/22 Sunday

こまねこのクリスマス 〜迷子になったプレゼント〜

Filed under: - dekaino @ 19:57 このエントリをはてなブックマークに追加 障鴻 菴桁c若潟のはてなBookmark被リンク数

こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜を観ました。2007年に公開された劇場版の続き…と言ってよいのか?
どーもくん、うぇるカメのOPアニメなどNHKに縁深い人形アニメ作家の合田経郎作品です。
こま&らじぼー
「にゃにゃー」とか「にゃっ」鳴き声以外はまったく人語を発しないのに、ストーリーがちゃんとわかる作劇の巧みさはすごいと思います。雪が降るシーンのCG合成も綺麗でした。
でも後半いきなりほとんど夢落ちのような強引な終わり方をしたのはちょっとビックリ。まるで学校のアニメーションサークルが文化祭に出すためにつくったフイルムのような、途中まできっちりていねいに作っているのにある時点から急に雑に急ぎ足になったような、ああ時間が足りなくなったんだなって急展開になっていたのが残念。

正直これだと前作のようにメジャー配給するのは無理っぽいです。出来のいい短編と思うくらいがちょうどいいのかも?

フツーの仕事がしたい

Filed under: - dekaino @ 17:23 このエントリをはてなブックマークに追加 若篁篋のはてなBookmark被リンク数

ドキュメンタリー映画 フツーの仕事がしたいの上映会に行きました。会場は溝ノ口の高津市民館。
ブラック会社なんとかって作品も今週封切されたようですが、本作はリアルなブラック会社の話です。映像素材はすべて本物。編集されてはいるものの、ノンフィクションしかもすべて実名のドキュメンタリーです。
主人公の皆倉氏は住友大阪セメントの孫請け会社でセメント運送をするトラックドライバー。なんと1ヶ月に552時間も働いていました。固定給も有給休暇もなく給与は完全歩合制で運んだトン数で決まるという完全に違法なブラック就業環境にあった皆倉氏が1人でも加入できる労働組合連帯ユニオン(全日本建設運輸連帯労働組合)を訪れたことから話が始まります。ヤクザ(企業舎弟?)が葬式斎場に乱入して大暴れするシーンもまったく役者を使っていないドキュメンタリー素材。真実は小説より奇なりを地で行くような作品です。

完全歩合制の次には、トラックの運用経費分をドライバーに負担させる償却制を強要されます。償却制は負担経費分のマイナスからスタート。何も仕事をしないと給料をもらうどころか逆に支払いをしないといけない過酷な条件です。本当にここは日本かという酷い世界。

最後には親会社が折れて大団円となるのですが、労働問題でこううまく行くのはレアケースだとのこと。

本作の監督の土屋トカチ氏は富士通ゼネラルで働いていたこともあり、溝ノ口は通勤によく使っていた駅だそうです。また、上映会を行った溝ノ口NOCTY2の12Fホールは富士通ゼネラルを辞めた(辞めさせられた)時に失業給付を受け取る前の説明ムービーを観た会場で、何かの縁かも知れません。

編集も変にフィルタされてなくそのまま事実を垂れ流している感じです。皆倉氏が仕事中にトラックドライバー仲間と違法無線使ってるところまでばっちり撮影されてて脇の甘さも感じられますが、これが嘘偽りのない事実の映像ってことなのでしょう。

あらゆる意味でリアルな作品 →公式サイト

田原俊彦の課長島耕作

Filed under: - dekaino @ 7:31 このエントリをはてなブックマークに追加 医篆綵茯臥桁涯篏のはてなBookmark被リンク数

チャンネルNECOで、1992制作の劇場版課長島耕作を観ました。主演は田原俊彦!
田原俊彦の島耕作
原作の島耕作サーガと違って、バブル真っ盛りの1992年に課長になったばかりという設定の島耕作が活躍(?)する映画です。もう画面全体がバブル臭い!

島の部下には渡辺満里奈! 宣伝部の総合職OLという設定らしく、OL制服ではなく私服で働いているのですが…
バブリー満里奈1バブリー満里奈2
バブリー満里奈3
この格好はあまりにもバブル臭すぎる! 職場でカチューシャってどうなの? 肩パッドすごいし!
島耕作の法則によるとこの手のキャラは美味しく島に喰われてしまうのですが、そこは大人のルールで満里奈さんは島の毒牙にかかることはありません。
オフィスにPCが1台も置いてないのが時代を感じさせます。

初芝のカリスマ会長が亡くなることから始まる社内権力抗争に巻き込まれる新任課長島耕作というのがメインストーリーです。カリスマ会長を三木のり平が演じます。
のり平会長
当時はまだ生きてたんだ!のり平。あの江戸むらさきとかごはんですよ!の元キャラです。
のり平がぽっくり死ぬ演技をしている場面はリアルすぎてある意味怖いです。
お台場
おしゃれスポットとして出てくるお台場のシーン。なんとレインボーブリッジは建設中! まだゆりかもめもりんかい線もなかったんですね。

一番の驚き画像。当時最先端の携帯電話
最先端のクラムシェル型携帯電話端末
で、でかい。でかいの一族もびっくり。しかもアンテナをいちいち手で伸ばすタイプ。当時は高額料金の高嶺の花アイテムだったんですよね。学生はポケベル(死語)で我慢してろって時代。

当時はなんてこともない駄作映画だったのだろうけど、いま観るとツッコミどころ満載の新鮮な作品です。

2009/11/15 Sunday

笑う警官

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 膃茘絎のはてなBookmark被リンク数

笑う警官を観ました。

久々の角川春樹監督の大手配給映画。恐竜物語REX以来だから15年以上経ってます。思えばREXは封切日に見に行って映画館で観ることができてラッキーだった。次週には大麻で角川春樹が逮捕されて上映自粛になってしまったのです。
今回大手配給といっても角川映画じゃなくて東映が配給です。だって角川映画は春樹の敵だから(角川映画は実弟の会社。要は大麻事件も含めて角川家のお家騒動)

さて、笑う警官ですが、佐々木譲の北海道警裏金疑惑事件を元にした警察小説「うたう警官」が原作ですが、本作はかなり原作とは違った味付けとなっています。
演出はかなり古い。古いというのは悪い意味ではなくて、良い意味で古いのです。今風の主演キャストの名前だけで人を呼ぶスタイル(ゼロの焦点の広末とか)ではなく、ちゃんと演技ができる俳優を集め、長回しカットを多用したクラシカルな雰囲気の演出です。しかも長回しであることがまったく鼻につかない、もしかしたら長回し演出に気づかない観客がいるんではないかと思わせるくらいです。アクションは極力少なく、ひたすら登場人物同士のセリフ劇をメインに押し立ててストーリーを進めていきます。
BGMも作劇を盛り上げる方向ではなく淡々とジャズを流すのみ。ここは監督の美学なんだろうけど私はあまり好きではない。ジャズかぶれの年代の人にはたまらないのだろうけど。

話はどんでん返しがいくつもあり、巨悪というよりは小悪党ばかりが絡み合う構図が、警察腐敗モノにありがちな勧善懲悪でも諦観でもない、別の形の決着となり、なんか角川春樹は老いてなお盛んという感じです。
娯楽映画としてまぁまぁ見られるレベル。でも見所は役者の演技の映画だと思います。

2009/11/8 Sunday

沈まぬ太陽

Filed under: - dekaino @ 23:28 このエントリをはてなブックマークに追加 羃障紊修里呂討Bookmark被リンク数

沈まぬ太陽を観ました。
山崎豊子の日航をモデルにした小説の映画化です。

主役の渡辺謙が演じる恩地は正義の人として描かれ、敵役は三浦友和が演ずる行天(ぎょうてん)。
渡辺謙が画面でかっこいいのは善玉として当然として、三浦演ずる行天がこれまた渋いのです。三浦友和の地味な演技がすごい。

行天は悪玉という位置づけなのですが、本当にそんなに悪い人間だったのだろうか? 私には正直言って昭和のサラリーマンとして行天は出世は目指す人間が当然やるべきことをやっただけと思えます。むしろこうあるべきという模範的な昭和のサラリーマン像として思えません。
もちろん法律違反はするし不正もするのですが、昭和の時代は清濁併せ呑む度量があってこそ人の上に立てる雰囲気があったのも事実です。
行天は組合や遺族会を分断工作し、国民航空に有利な形で解決しようと動きます。そして恩地はそれに抵抗します。しかし、安全な航空会社を目指すのであれば実は行天のやり方のほうが正しいのではないかと思えるのです。行天は劇中で「俺は過去には興味がない 未来だけを見ている」と恩地に言います。これはある意味とても正しい現実的な姿勢です。
変に遺族補償に時間と金をかけるよりも、さっさと示談し浮いた分の時間と金を安全向上の目的に使った方が絶対にいいはずです。いくら遺族の心を慰め多めに慰謝料を支払っても亡くなった犠牲者は生き返りはしないのだから、
また組合分断も安全向上の面から見て正しいのかもしれません。労働組合の論理としては賃金を上げることで安全が確保できるといいますが、これは正直うそっぽい。
たとえば、80人の整備員が1日10時間働くより、20人増員して100人それぞれが1日8時間働いた方が、不足の休業(風邪など)への対応や各人の疲労度を考えると絶対に安全度が高まるはずです。しかも時間当たりの労働単価が同じならば人件費は増やさずに済む。しかし、これだと個々人は10時間労働から8時間に減少するわけで、当然個々人の給料もその分低下してしまう。つまり労組としては飲める話ではなくなり抵抗するのは必至です。
安全にはコストがかかるという事実から考えると、強すぎる組合は当然にして安全を損なう方向に機能するのも事実。行天の組合弱体化政策も絶対悪ではないのです。
行天の悪事は決して私服を肥やすためではないのです。そして善玉であるはずの恩地は会社の金でナイロビのどでかい邸宅に済み、サバンナで像狩りにシャレこむだりしてアフリカ生活を堪能していながら、つらいフリして被害者面なんて、むしろ恩地の方があくどいようにも思えます。

ガンダムオタク的にたとえると、行天はギレン総帥のような人物です。最後の最後で信用していた腹心に裏切られて失脚するあたりも似ています。
彼は物語で悪役として描写されますが、それでもファンからの人気は高く、客観的に分析しても彼の政治判断は絶対悪かというとそうではないわけです。
本作の登場人物はそれぞれ実在人物のモデルがいるとされていますが、行天四郎についてはそのようなモデルは存在せず、完全な創作キャラクターだとされています。だからこそこのような完全無欠の不遇な悪玉キャラを作ることができたのでしょう。行天の家族の描写がまったく出てこないところもギレンっぽいのです。愛人だけ少し出てくるのも美人秘書がいるギレンに通じると思うのは深読みしすぎか?

本作では御巣鷹山の墜落事故の描写が多々出てくるのですが、この事故は結局ボーイング社の修理ミスが原因で運用・操縦に責任はなかったのだから本作のテーマにはそぐわない気がします。なぜここで羽田沖墜落事故、いわゆる逆噴射! 「機長やめてください」事件を持ってこないのか? こちらの方が航空会社の管理責任は大きいはず。まさに会社の人事管理の問題なわけで、この論点を持ってこないあたり、やはり日航に遠慮している部分がかなりあると思わざるを得ません。

等といろいろ苦言は尽きないのですが、本作は見ごたえのある大作でした。
久しぶりに途中で休憩が入る映画でしたが大満足です。

転校生 -さよなら あなた-

Filed under: - dekaino @ 22:38 このエントリをはてなブックマークに追加 荵∽∞ - -のはてなBookmark被リンク数

スカパーのチャンネルNecoで、大林宣彦監督が自らリメイクした2007年公開の転校生 -さよなら あなた-を観ました。
監督本人が手がけるリメイクものってだいたい失敗が多いのですが、本作は結構面白かったです。
ストーリーが前作とかなり変わっている上、前作を知っているとニヤリと楽しめる部分もあります。前半のストーリーは土地と時代が違うだけで前作とほぼ一対一で対応するのですが、後半はかなり違う展開となります。要は脚本がちゃんと練られているということ。
昔の話を現代にリメイクすると携帯電話の存在が邪魔になるんですが、入れ替わりの場面を神社の石段からの転落から、神社の湧き水に落ちると変更し、水没により携帯電話が故障するという芸の細かい設定で、一時的に携帯電話の使用を封じることでうまく処理しています。ココは本当にうまい! 感心しました。

また素晴らしいのは主演にちゃんと新人を起用しているところ。しかもその新人の蓮佛美沙子がかなり巧い。いわゆる美人ではないけど小林聡美よりはかなりマシなのも今風でよいです。

後半は、主人公2人の彼氏と彼女にあっさり入れ替わりの秘密を打ち明けてしまい、しかも彼氏/彼女がすんなり納得してしまい先の流れが読めなくなります。加えて一美の身体(心は一夫)が不治の病になってしまい余命数ヶ月。このままだと一美の身体と一夫の心が失われてしまうピンチという展開。
前作を知っている人でも決着が読めないストーリーとなっています。

一番の違いは大林監督も年をとったというところ。かなり年寄りの説教くさい話となっています。
それでも過去の栄光もう一度みたいな老醜というほどでもなく、十分に楽しめる良作に仕上がっていました。

2009/10/17 Saturday

ATOM

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 ATOMのはてなBookmark被リンク数

ATOMを観ました。原題はもちろんASTRO BOY。
ATOM
CGモデリングされたアトムは原作からはかなり遠いですが、実際に3Dアニメで動かしてみるとさほど違和感はありません。原作に近い造形のままだとむしろ不自然だったと思うので、これはこれでよい判断だったと思います。

ハリウッドが日本マンガをアニメ化すると高い確率でアチャーとなる作品になってしまうのですが、本作はそういうことはありません。正確にはアメリカでテレビ放送されていたアニメの3D CG映画化とみた方が正しいでしょう。ちゃんとアトムという作品に仕上がっています。
脇役キャラもいい感じ。ハムエッグは本作ではかなり美味しい役どころです。
動力は原子力ではなくブルーコアという新設定が入ってますが、この新設計も巧いです。ちょっとご都合主義かもしれませんが。

私が観たのは日本語吹替版。吹替もいいです。アトム役の上戸彩はまったく違和感がありません。
日本で映画化するよりずっといい出来になったと思います。手塚眞あたりに口出しさせなかったのが成功のポイントでしょう。吹替版にはカメオ出演しているようですが。

仏陀再誕

Filed under: - dekaino @ 21:40 このエントリをはてなブックマークに追加 篁茯のはてなBookmark被リンク数

仏陀再誕を観ました。
幸福の科学製作の宗教アニメです。前に類似作の永遠の法も観ています。

前作と比べて、宗教抜きでも結構面白く楽しめるようなつくりになっています。
永遠の法は、無駄にすごい作画をしているのに演出的にはまったく無意味だったりして、お役所的に潤沢な予算を無理やり使い切っているようなところがありましたが、本作ではうまくスポンサーを騙して自分達の作りたいものを作ってしまったような詐欺的要素があります。たとえるならオモチャ屋を騙して作ったガンダムとか、パチンコ屋を騙して作ったアクエリオンやらグレンラガンのようなものです。または濡れ場さえ出しておけば何でも撮れた日活ロマンポルノみたいな路線。とにかく作りたいように作るんだという作り手の叫びが聞こえてくるようです。

演出、作画、声優がかなり豪華でしかも意味のある使い方をされています。
特に銀河万丈が演じる悪の教祖の演説はアツい。ギレン総帥の演説級です。これだけ聞いても元はとれます。

コロナ小田原で土曜日の朝イチの回で観たのですが、劇場はほぼ満席でした。しかも観客同士が顔見知りのようで、劇中の仏陀の生まれ変わりである空野太陽が法を説いているシーンでは手を合わせて感動しながら見ている観客が多数。宗教的にものすごい盛り上がった雰囲気の中での鑑賞となってしまいました。

ストーリーも永遠の法のように、アインシュタインは悪魔の手先だ! みたいな噴飯話はでてこず、幻魔大戦的に、日常からいきなりUFOが攻めてくるとか大津波が来るとか、80年代SF戦争映画のノリで宗教風味の超能力バトルものとしても楽しめます。

まぁそれでも幸福の科学の教義についてはきっちり説かれるのですが…

  1. 無神論/唯物論は間違い → 霊魂や死後の成果は存在する
  2. 宗教といっても悪魔の手先の団体もある (敵対教団
  3. むさぼる欲 怒り 愚かさ の3つをなくそう

上に列挙した話が繰り返し繰り返し出てきます。ここだけは非信者にとっては あーそー と流すしかないです。
そもそも「仏陀」って悟りを得て解脱を実現した者。解脱とは輪廻の牢獄から解放されることで、もうこれ以上転生しないで済み現世の苦難から脱することに成功した人を仏と呼ぶわけで、仏陀が再誕するって矛盾もいいとこ。もし再誕したら実は仏陀ではなかったということになり、もう何が何だか。

ネタとして観るには面白い作品。

カイジ 人生逆転ゲーム

Filed under: - dekaino @ 19:51 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ 篋榊荵≪蚊若のはてなBookmark被リンク数

劇場版カイジ人生逆転ゲームを観ました。
あのカイジの映画版です。原作はかなり長いというか未完作品なので、かなり簡略化して一本の映画に仕上げています。劇中のギャンブル対決は、ジャンケンカード、ブレイブメンロード(高層ビル鉄骨渡り)、Eカード(皇帝、市民、奴隷のカード)の3本。
最初のジャンケンカードは原作をものすごく単純化したものでまったく単調。現金を貸し付けたり、カードや星の売買など肝心な部分を丸ごとカットしているのでつまらないです。序盤でかなり不安を感じさせる出来。
そのあと地下坑道での強制労働。もちろん報酬はペリカという流れ。ただし班長たちとのチンチロリン対決はなし。残念。
2本目の鉄骨渡りは、まぁ原作に近いノリ。原作では福本の画力のため高所の恐怖感が余りよく表現できていなかったのに対し、さすが映画だけあってものすごい緊張感です。科学考証的には鉄骨に手が触れるとビビビとくる高圧電流というのが謎なんですが… あんな豪雨の中でも漏電しないし、そもそも地面に触れていないからアース電位との電位差で感電するわけでもないし(高圧線に止まる鳥が感電しない理屈)、深く考えてはいけないのでしょうが謎です。ただし、原作にあった透明階段はなし。それでもジャンケンカードよりはよい出来でした。

最後の対決のEカードは、香川照之が演ずる利根川とのタイマン勝負。遠藤役の天海祐希が原作にはない味付け。どっちかっていうとカバチタレとか極悪がんぼに出てきそうな一見悪辣だが実は情が深い、福本作品にはいないキャラクターとなっています。

本作品は日本テレビ資本で製作されており、テレビ業界の大人の事情でいろいろ規制がかかっているようです。パチンコ業界はカイジの台があるくらいなので決して悪くは描かれません。反面サラ金業界は結構悪いヤツ的な表現。一昔前のサラ金はテレビ業界にとって大得意先だってのに、最近の規制強化によりたいして影響力がなくなったということでしょうか? 確かに一時期よりサラ金CMって目立たなくなっている気もします。

映画を観終わった後、なぜか冷たいビールが飲みたくなる作品。結構よかったです。

2009/9/28 Monday

築城せよ!

Filed under: - dekaino @ 22:49 このエントリをはてなブックマークに追加 膀!のはてなBookmark被リンク数

小田原映画祭の企画、小田原城銅門(あかがねもん)野外上映会で、築城せよ!を観ました。

小田原城銅門の前で行列をしている様子。
小田原城銅門 門前

小田原城銅門野外上映会 会場
会場の様子

小田原城銅門野外上映会 映写機
映写機。ビデオ/HDDプロジェクタではなくてフイルム映写なのです。

開場は17時から。上映前にゲストとして呼ばれた阿藤快(主人公の父)、藤田朋子(主人公が通う大学の教員)、古波津陽(監督)の3人のトークショーがありました。日が沈み暗くなった頃合、18時半頃に上映が開始されました。

築城せよ! のストーリーは、戦国時代に自分の城を持つ未練を持ったまま非業の死を迎えた領主と家来2人が、無能な役人(豆腐屋の息子)と大工の棟梁とホームレスに憑依して、現代の世で城を築こうとするというもの。本作の見所はCGではないホンモノの城を作ってしまうところです。ホンモノといっても材料はダンボール。ホームレスのダンボールハウスのごとく器用にダンボールを使って城を築き上げてしまうのです。
ダンボールといっても高さ25mもある本格的な城で見事な造形です。ぜひ大きい画面で見てほしい。

主役の女学生(海老瀬ハナ)がかなりいいです。主役っぽく印象に残ります。比較的無名な役者ばかり使っているのに、その他の脇役も含めて印象に残るキャラが多く、素晴らしいキャスティングです。
恋愛要素がありそうでまったくないのも楽しい。ウェディングトレスを着て恋愛が絡まない映画ってかなりレアなんじゃないだろうか?

城の庭で城を作る映画を観るという貴重な体験ができました。

2009/9/27 Sunday

空気人形

Filed under: - dekaino @ 11:49 このエントリをはてなブックマークに追加 腥堺篋阪就のはてなBookmark被リンク数

空気人形を観ました。
業田良家の短編マンガが原作の映画です。
心を持ってしまったダッチワイフ(ただし知恵の方はちょった足りないかも)の日々の生活を淡々と描写するSFタッチ+エロ+哲学などの要素を盛り込んだファンタジー物語です。
空気人形

一言でいうと豪華キャストで日活ロマンポルノをやってみた作品です。
主役のペドゥナの演技はすごいです。露出もすごいが片言の日本語もまたいい味出しています。
他の脇役も名のある役者ばかりで不安なところはまったくありません。

逆に言うととにかくキャスティング優先な企画に思えます。
作品自体は決して悪くはないのですが、できることならもっと新人とか下積みが長い無名の役者などを抜擢することはできなかったのか、そこが残念です。もちろん目玉として少数の有名役者を起用することは否定しないのですが、監督から役者、スタッフまで過去に十分に実績がある者ばかり集めているのが鼻につきます。今の時代らしいキャストさえそろえば企画に資金がつくみたいな風潮が見え隠れしていて萎えてしまう。
主役は無名のグラビアアイドルとかAV女優だけど演技に花があるような人を起用した方がよりよかったんじゃないかと思います。企画が冒険なのにキャスティングだけ守りに入っていてチグハグな印象がぬぐいきれません。

本作品の製作会社はテレビマンユニオンというテレビ番組製作を主にやっているプロダクションです。簡単に言うとテレビ屋。つまり、いかにもテレビ屋の企画ということか。本作品のプロモーションもテレビ屋的で、作られたブームというか、ブームを仕掛けている側の意図が透けてみえるような陳腐なプロモーション戦略です。メディアミクス展開もバブル臭い小学館の臭いもしてかなりダメダメっぽい。

前評判を真に受けるといい意味でも悪い意味でもサプライズな作品です。

2009/9/26 Saturday

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

Filed under: - dekaino @ 19:31 このエントリをはてなブックマークに追加 眼<:X-MEN ZEROのはてなBookmark被リンク数

ウルヴァリン:X-MEN ZEROを観ました。X-MENシリーズで一番人気があるキャラクター、自慢の爪で何でも切り刻むマッチョ男のウルヴァリンの出生の秘密のお話です。
原作を詳しく読んだことがないので知らなかったのですが、カナダ出身で元々不老不死の能力を持つミュータントがアダマンタイト骨格の移植を受けてさらに超人化したという、ドラゴンボールみたいなインフレ能力戦士だったようです。
とにかくウルヴァリンは渋い。そして原作とは違って決して黄色いパジャマを着ない。何があってもそれだけはしない。だって、カナディアン山男を地で行く漢なのだから。
しかし、なぜか幼少の頃はいいとこのお坊ちゃまとして育っているのが意外でした。それに対してサイクロプスの方は予想通りのオタッキーな高校生で笑えました。

血のつながった兄との因縁をメインの軸にして、ミュータント能力を利用しようとする組織の陰謀などが絡んでなかなか面白くみられるアクション映画に仕上がっています。最後に記憶を失うあたりがご都合主義でよろしい。

スペシャルゲストキャラとしてハゲ艦長ハゲ教授役のパトリック=スチュワートが登場! しかも少ないですがセリフ付です。うれしいサプライズでした。まだこの頃のプロフェッサーXは車椅子ではなくて歩けるという設定のようです。

X-MENファンなら必見のアクション映画。X-MENについて何の知識もない人でも楽しめます。

2009/9/21 Monday

カムイ外伝

Filed under: - dekaino @ 20:02 このエントリをはてなブックマークに追加 ゅ篌のはてなBookmark被リンク数

劇場版カムイ外伝を観ました。
超有名な忍者マンガの原作を元に宮藤官九郎が脚本、崔洋一が監督した映画です。

重要な事前情報として、本作は木下工務店が出資していることが挙げられます。
参考 映画界に進出する謎の企業:木下工務店
キノシタ出資+クドカン脚本なのでもっとおちゃらけたB級テイストの作品かと思ったのですが、以外にマトモ。王道のA級映画に仕上がっています。初めてアタリをひけたかキノシタコーポレーション!

ストーリーはカムイ外伝おなじみの抜け忍カムイが追忍に追われて諸国を流浪する逃走劇。原作にあるスガルの島編に大幅に脚色を加えてあります。
ワイヤーアクションを駆使したアクションが素晴らしいです。漁師が住む島が主な舞台になるため、海のシーンがたくさん出てきます。これがまた美しい海原の風景です。
このあたり興行の視点で見ると、中国市場を本気で取りに行ったかと思わせます。中国人は海とワイヤーアクション大好きだし。国内で中ヒットレベルだとしても、アジア市場で大きく当てて元を取る作戦かもしれません。

宮藤官九郎の脚本は巧みにカムイ外伝の世界を再現していると思います。カムイ伝ではなくてあくまでもカムイ外伝であるところがミソ。登場人物に根っからの悪人はいません。みなそれぞれの掟や価値観に基づき行動しているだけで、人を殺めるのも手段であって目的ではない。
カムイ本人は当然として、独裁的な藩主である軍兵衛も幕藩体制の大名当主としては立派な人物。目的意識を正しく家臣に伝え、きっちりと遂行する能力の高さ、決して家臣団に丸め込まれず自分の意思で決断を行い、たとえ家臣を打ち首にしてもそれは家中の掟に従った結果であるため、家臣の反抗心を煽ることはありません。はっきりいって家臣の中精度は高く、むしろ名君といえる人物。ただし残念なことに領民の立場からみたら残虐な殿様であるだけなのです。
伊賀の大頭だって忍者の厳しい掟にしたがって抜け忍狩りをしているだけで、決して趣味で殺しているわけではなく、漁師の半兵衛もその妻も娘も、フカ狩のワタリ衆もそれぞれの信念や正義に従った結果、他者を傷つけることはあっても悪人ではない、そういう世界観です。
そして多くの人が死ぬのに、何も状況が変わらず、カムイは抜け忍として逃げ続け、追忍は追い続ける。この虚無さが正にカムイ外伝の真髄であり、それの表現に成功しているといえます。

各キャストもビッグネームだけ集めたわけではなく、名前に見合うだけの演技を見せてくれます。大後寿々花はやっぱり素晴らしいし、小雪もアクションをがんばっている。やられ役の元仲間のくノ一の芦名星はちょっとよくわからなかったけど。

ここ数年の忍者モノ映画の中ではピカイチの出来。

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗

Filed under: - dekaino @ 9:19 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛器腟腴鐚 若のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年< 最終章> ぼくらの旗を観ました。
なんかだかんだいって完結しました。話は壊れたまま強引に決着をつけた感じ。
殺人ウイルスは潜伏期間が24時間のはずなのに、ウイルスが街中に噴霧された途端にバタバタと吐血して倒れる群衆。たった数時間の間も整合性を保てないくらい話が壊れています。トモダチが誰かなんともはやどうでもいい勢い。
正直原作ファン以外はトモダチの正体に興味なんてわかないでしょう。単純に狂った悪いヤツ以上でも以下でもない「わるもん」です

いろいろとシナリオを練るのに苦労したのでしょう。結局、トモダチの正体探りのストーリーはメインからはずし、旧万博会場でのケンジのライブコンサートを最後のクライマックスにしています。トモダチの正体や過去の経緯に興味がない人はライブ映像をバックに流されるエンディングクレジットの間に退席できるようになっている親切なつくり。
映画館ではクレジットの後にも話が続くから帰るなって注意書きがあったけど、余計なお世話です。ここで帰りたい人はさっさと帰った方が幸福になれます。

クレジット後に流されるトモダチの正体の過去編も微妙な感じ。
バーチャルリアリティ装置ははっきりいって禁止した方がよかった。過去を体験できるけど、ここで何かをしたからって現実世界には何の影響もないというバーチャル世界。これのせいで緊張感も何もないまったくつまらない話になってしまった。最後の最後までダメっぽいのが本作らしいです。

そして、平愛梨は本作シリーズに出演したことが芸歴にプラスだったのかマイナスになったのか。
これもかなり微妙です。

結局、原作マンガのキャラにどれだけ似せてくるかだけが見所の作品でした。完結おめでとう。

2009/9/20 Sunday

ベアシクルGT670キャノンボール

Filed under: - dekaino @ 9:04 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪激GT670c潟若のはてなBookmark被リンク数

ハマの蛙男祭り-蛙男商会5年間の軌跡 頑張れオレ!- 赤の蛙男/青の蛙男 緑の蛙男/黄色い蛙男を観たときの半券を専用応募ハガキに貼って、応募したところ当選しました!

レオナルド博士セット
これが送られてきたセットの全容

ベアシクルGT670キャノンボール 前から
これがベアシクルGT670キャノンボールだ!

ベアシクルGT670キャノンボール 横から
博士の頭の上にはリーゼント風ウンコもといウンコ風リーゼントが!

デコシール
ドレスアップ用のデコ・シールも完備です。

博士の免許証
うれしいオマケのなめ猫風博士の免許証。生意気にもゴールド免許だ。
しかし、昭和42年生まれだったのか。博士ってけっこう年配の熊だったのね。

2009/9/13 Sunday

BALLAD 名もなき恋のうた

Filed under: - dekaino @ 11:05 このエントリをはてなブックマークに追加 BALLAD のはてなBookmark被リンク数

BALLAD 名もなき恋のうたを観ました。
三丁目の夕日続・三丁目の夕日でヒットを飛ばした山崎貴が映画版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦を翻案して実写映画にしたのが本作です。

正直、原作のクレしん映画に負けてます。ダラダラと遅い展開が退屈だし、しんちゃんに比べて子役のキャラが全然立っていません。特にしゃんちゃんのパパはカッコよさと哀愁が両立する名ワキ役なのに、父役の筒井道隆は全然ダメです。カメラマンが過去にタイムスリップしたのにのほほーんと過ごして、カメラを他人に貸してしまうなんて、不自然すぎ。脚本も役者もかなりダメダメ。

歴史考証もかなりゆるく、三丁目の夕日みたいにリアルな風景と風俗の再現でシニア層に受けるという要素も欠落しています。侍や浪人は出てくるけど庶民、特に農民の描写も皆無で、尺が長い割には穴だらけです。戦になったら田畑が荒らされるなんて定番の話もまったく出てこないところが寂しい。

主演の新垣結衣のファンならは観る価値あり、というかそこにしか価値はない映画です。

2009/9/6 Sunday

サブウェイ123激突

Filed under: - dekaino @ 21:27 このエントリをはてなブックマークに追加 泣с123羶腦のはてなBookmark被リンク数

サブウェイ123激突を観ました。
原題はTHE TAKING OF PELHAM123です。PELHAM123は乗っ取られたNY地下鉄の編成番号。PELHAM駅を1:23PMに出発する列車だかららしい。

かなりテンポがよいアクション映画。ニューヨークの地下鉄がジャックされるストーリーで、24のように実時間と上映時間が同期している感じ。本作の上映時間は105分なので、105分の間に事件が発生して決着がつくという具合。
とにかく余計な要素を織り込まずシンプルに徹しているのでわかりやすいです。近年の流行のリアリティ番組調というわけでもなく、変にグラグラ揺れるハンドカメラで撮ったような絵はなく、きっちりかっこいい構図の絵が楽しめます。

今は使われていない古い駅施設やらなにやらニューヨーク地下鉄のいろいろな部分がみられるので、アメリカにも鉄道マニアがいるなら大喜び間違いなし。24時間終日運行しているので、こういうイレギュラーな事件が起きると大変なんだろうなと余計なことまで考えてしまいます。

主犯が何を目的としてこんな事件を起こしたのかいまひとつハッキリしないところが、またリアルといえばリアルなのでしょうか? アクション映画としてはよく出来た作品。

女の子ものがたり

Filed under: - dekaino @ 17:59 このエントリをはてなブックマークに追加 絅潟絖のはてなBookmark被リンク数

女の子ものがたりを観ました。西原理恵子の漫画の映画化作品です。

この映画、宣伝が下手過ぎ、全然なってません。
女の子ものがたり 宣材
これがチラシやパンフレットなのですが、深津絵里だけをババーン出しているだけ。
年甲斐もなくはにかんでるオバさんが独りだけ出てても、アラフォー女しか反応しないでしょ。あまりにもひどい宣伝です。

実際には深津絵里は大して重要な役割ではありません。出番も少ない。
最後のまとめには出てきますが、演じるのが深津絵里である必然性が感じられないです。

本作では3つの時代が語られます。小学生時代と高校生時代と現代。
小学生時代
これが小学生時代のキャスト。左から、三吉彩花、佐藤初、森迫永依。
右の子が後に深津絵里となる主人公。実写版ちびまる子ちゃんで有名な子役です。

高校生時代
そして特に出番が多い高校生時代は、左から波瑠大後寿々花高山侑子と豪華キャストが演じます。真ん中の大後寿々花が後に深津絵里になる主人公。
こんな贅沢なガールズストーリー映画はそうそうありません。つまり、深津絵里のポスターに騙されてはいけないのです。本作は大後寿々花が主演なのです。波瑠と高山侑子が助演で、深津絵里は友情出演レベル。

小学生・高校生時代の舞台は愛媛県大洲。風光明媚で自然あふれる風景はこころが洗われます。高知県とはまた違った感じです。
バイオレンスばりばりでさすが西原理恵子原作という感じ、容赦ありません。でも面白い作品です。

2009/9/5 Saturday

南極料理人

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 罐究篋困里呂討Bookmark被リンク数

南極料理人を観ました。
実際に南極観測隊に参加していた料理人が書いたエッセイ本を映画化したものです。
海保で料理を作る任務(昔でいえば海軍主計兵に当たるのかな?)をしていた主人公が業務命令で南極観測隊に同行させられるという話です。それも昭和基地ではなくて、さらに奥地のドームふじ基地。人口はたった8人の基地生活を淡々と描写します。

料理人の視点から見た極地観測隊の生活エピソードを積み重ねていくほのぼの系演出。なぜか軽薄なコメディタッチですが、家族愛のようなものも描かれます。

きたろうが演じる隊長がラーメン大好き。
ラーメン大好き きたろうさん
この映画を観るとなぜかラーメンが食べたくなります。

特に盛り上がりもなく淡々とした映画ですが、観終わった後はなぜかちょっと幸福な気分になっている不思議な作品です。

2009/8/30 Sunday

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

Filed under: - dekaino @ 16:18 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 篁≪ゃ若c宴ゃ 若ゃ弱上ぇ激с爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカーを観ました。侍戦隊シンケンジャー銀幕版の併映です。

本日8月30日に最終回を迎えた仮面ライダーディケイドのテレビ放送版も大変面白かったのですが、映画版の方も面白いです。テレビ版は未完結という形で12月公開予定の映画に続くようですが、本作の8月公開映画版はもうひとつの決着という形になっています。
平成ライダーおよび昭和ライダーがすべて勢ぞろい。敵も懐かしい面々が出てきておじさんにはたまらない。そしてライダーカード収集にはまっているお子様にもたまらない作品です。
戦闘シーンは由緒正しく石切り場が戦場。CGではないリアルな煙火を使った爆発シーンは迫力満点です。
歴代ライダーの中で鬼っ子的扱いの仮面ライダーJも登場。とにかくマニアックです。

テレビ版には出てこない主人公の妹役の荒井萌(ミスヤングマガジン2009)がかわいくでGOOD。来週から始まる仮面ライダーダブルもお約束で顔見せ。

サービス精神満点のライダー映画です。

侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦

Filed under: - dekaino @ 16:14 このエントリをはてなブックマークに追加 箴激潟宴潟吾c守綛 紊筝Δ里呂討Bookmark被リンク数

侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦を観ました。劇場版仮面ライダーディケイドの併映です。
普段の敵の外道衆より格上の映画版の敵、腐れ外道衆と戦うシンケンジャー達。お約束どおり新しい武器やら変身形態やら巨大ロボットが出てきます。
いつもどおりの出来上がり。ただし今回はゲストキャラがおっさんばっかりという渋さ。意味も無くでてくる若いアイドルのキャスティングはありません。残念(なのか?)

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡

Filed under: - dekaino @ 15:33 このエントリをはてなブックマークに追加 帥宴絣 ャ薛羈,里呂討Bookmark被リンク数

ホッタラケの島 遥と魔法の鏡を観ました。フジテレビ資本の3Dアニメ映画で、製作はProductionI.G.が担当しています。

技術的にはかなりチャレンジしています。カートゥーン調ではないリアルの頭身の3Dキャラはなかなか目に慣れません。特に冒頭の現実世界は浮きまくりです。中盤以降の魔法の世界(?)ではさほど気にならないのですが、背景がリアルな現実世界だとかなり違和感があります。
ハリウッドならアーサーとミニモイ形式(または、まんがはじめて物語形式)を選択して、現実世界では実写、ファンタジー世界ではCGキャラというように使い分けをするところです。しかし、本作では果敢に全編CGキャラという構成に挑戦しています。
その結果、成功したかどうか、ちょっと微妙なところです。

主人公の遥の表情の演出はかなり手間と時間を費やすようで、中盤ではずっと仮面をかぶらせて誤魔化しているのが見え見えです。ストーリーとしてうまく仮面の理由付けがしてありますが、やはり萎えます。同じ理由でカメラが主人公の後ろ側から撮っている構図も不自然に多いです。顔出しはかなり高コストのようです。
また、主人公の服装も1種類だけ、学校の制服(夏服)しか着用しません。16才の女子にしてはおしゃれ心が薄すぎです。これがまた妙に短いスカートにもかかわらず遥はバカバカ足を広げるもので、遥の側にいる他キャラに対してパンツを披露しまくりです。幸運にも奇跡的に決して画面にはパンツが見えないのですが。これが大人の事情というものか! 遥は、どうにもオトコの影をまったく感じさせないモ女のようです。

キャラの造形はともかく、世界観や背景は素晴らしい出来となっています。特に魔法の世界の雑多な廃物利用で作られた世界はとても面白く魅力的です。キャラより背景の方に視線が奪われます。背景美術は必見です。

ストーリーもお涙頂戴系ですがよくできています。安心してお子様にみせられる作品。

2009/8/22 Saturday

G.I.ジョー

Filed under: - dekaino @ 22:50 このエントリをはてなブックマークに追加 G.I.吾с爾里呂討Bookmark被リンク数

G.I.ジョーを観ました。
なかなかの傑作。
秘密特殊部隊 G.I.ジョーと悪の秘密結社が戦うというお決まりのアクション物なのですが、悪役側の各キャラが深く描かれており魅力的です。敵が魅力的だと話も面白くなります。
サイボーグ009のブラックゴーストのような国際的死の商人が基本ラインの敵ですが、ただそれだけではありません。各キャラの過去の描写もあり、謎の忍者が日本で修行してたり、その東京がなぜかかなり中華風だったり、妙なところも多いです。

戦闘シーンはかなりよく出来ています。海中のドッグファイトはなかなか新しい表現。そして弾道弾でない大陸間ミサイルなどオーバーテクノロジー兵器が山のように出てきます。

一般戦闘員もアニメ版みたいに「コーブラー ヒャッハァー」なんて叫ぶヤンキー風チンピラではなく、かっこいいのです。ガッチャマンの敵のギャラクターの一般戦闘員くらいスタイリッシュ。なんたって圧倒的に強い。なんとか対抗できるのはG.I.ジョーだけ、それもジョーの方が分が悪いくらいです。

最後に、敵の秘密結社も内部でごたごたが発生し悪の組織コブラが誕生します。つまり本作はコブラの誕生の話なのです。

もしかしたらこの映画を見た子供はG.I.ジョーよりコブラに入隊したくなるかも? でも自由意志が奪われるのはちょっとイヤかな。

ナイトミュージアム2

Filed under: - dekaino @ 7:42 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃャ若吾≪2のはてなBookmark被リンク数

ナイトミュージアム2を観ました。
こんどはワシントンDCのスミソニアン博物館を舞台にした騒動。3次元のものだけではなく、2次元の絵画まで命を吹き込まれて動き出す表現がなかなか面白い映画です。
ストーリーは正直スカスカで見るべきところはなく、悪乗りが楽しいギャグベースの子供向けで、たとえていうならヤッターマン的な作品です。もちろん流血したり人が死んだりすることもなく、お子様に安心。でも大人がみてもそこそこ楽しめます。

アメリカ人がよく知っている歴史上の人物が何人が出てきます。その中でもリンカーンは大活躍。
やっぱりリンカーンは偉大らしい。もし彼が21世紀の世界で同じコトやったら間違いなく極悪人扱いなんだろうけど(当時も相当恨みを買った末に暗殺されてしまうわけで)、もう神と子と精霊は同じモノ、ゆめゆめ疑うことなかれみたいに、リンカーンはとにかく英雄扱いされているところが、アメリカ的無邪気さの裏に毒を感じると言ったら考えすぎだろうか?

そこまで裏を読まないと毒の香りもしないくらい能天気な子供向け映画です。
特撮表現を楽しむには良作。

2009/8/15 Saturday

アマルフィ 女神の報酬

Filed under: - dekaino @ 19:58 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ 絅括演のはてなBookmark被リンク数

アマルフィ女神の報酬を観ました。
どうせいつものフジテレビ映画かと思って舐めてかかってましたが、案外面白い。天使と悪魔(ダビンチコードの続編)の焼き直しみたいな話ですが、本家よりずっと出来がよかったです。観光地案内ムービーとしてもよく出来ているし、なぜ観光地ばかり巡るのかストーリー上の理由も抜け目なく設定されていて感心します。

ただひとつ難点を言えば、ヒロインの天海祐希は全然ダメ。演技が大根過ぎます。だったらもっとキレイな女優使えばいいのに。大人の事情によるキャスティングなのでしょうが残念です。
その反面、脇役の戸田恵梨香はかなりよかったです。天海は戸田にすら負けてると言える。

また、劇中では2009年のクリスマス直前から始まり2010の元旦で終わるあたりで、本作はクリスマス映画として企画されたことを伺わせるのですが、なんでまた夏休み公開なのか謎すぎます。一刻も早く資金回収しないといけない事情があったのか? それとも劇場公開は箔付けに過ぎず、TV放送/DVD販売・レンタルが本番という考えなのでしょうか? どちらにしても真夏にコートで厚着した人々の話はちょっとつらいです。

タイトルにアマルフィとありますが、アマルフィはちょっと出てくるだけでほとんどはローマ市内だけで話が進みます。さすがにアマルフィでアクションシーンをロケするのはつらかったようです。アマルフィの風景が見られるシーンはかなりレアなので見逃さないようにすべし。

アクション&観光地紹介映画としてはよくできています。お金のかけ方のそれなりに成功している。天海の演技に耐性があるならおすすめの映画です。

メーターの東京レース

Filed under: - dekaino @ 18:12 このエントリをはてなブックマークに追加 <若帥若延根若垢里呂討Bookmark被リンク数

ボルトはPIXAR作品ではないのに、なぜかボルトの前座としてメーターの東京レースという短編が併映されました。本作品はPIXARの3Dアニメ映画カーズに出てきたメーターという名前のレッカー車が主人公のスピンオフ短編作品です。

題名の通りメーターが東京の公道でドリフトレースをするという話。なんとゴールは東京タワーのてっぺん! そして和製ユーロビート風BGMが流れます。頭文字DやマッハGoGoGoの観すぎなんじゃないのってノリです。能天気というか馬鹿馬鹿しいノリがカーズっぽくて楽しいです。

この短編を観るためだけでもボルトを観る価値があります。

ボルト

Filed under: - dekaino @ 17:42 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

ディズニーの3Dアニメ映画ボルトを観ました。ディズニーといってもPIXARではありません。しかしPIXARに匹敵するクオリティです。
もはや今の時代は、3Dアニメは限られた高い技術を持つスタジオの独占ではなく、よい脚本と演出さえあればよい作品が作れる程度に技術が広い範囲に伝播した時代と言えるでしょう。

ストーリーはトゥルーマンショーの犬版のような話。虚構の世界から現実の世界に出た主人公(犬)がギャップに戸惑うという筋ですが、現実界に慣れた後からが本番です。ニューヨークからハリウッドまでアメリカ横断(ウルトラクイズとは逆方向)するというロードムービーとなります。
ハムスターなのにライノ(犀)というキャラがとぼけてて面白い。
上映時間は96分と結構長めですが、怒涛のストーリーであっという間に終わってしまいます。といってアクションばかりではなく、笑いあり涙ありの上質のファミリー向け作品に仕上がっています。
特に犬好きの人には、ああ犬ってこういうコトやるよねってアルアルネタがたくさん出てきて楽しめること間違いなしです。

2009/8/10 Monday

MW-ムウ-

Filed under: - dekaino @ 8:18 このエントリをはてなブックマークに追加 MW--のはてなBookmark被リンク数

MW-ムウ-を観ました。
劇場上映が終わるギリギリ、最後の回での鑑賞。

アクション映画としてはかなりよくできています。タイまでロケしていて走ってカーチェースして銃撃して、なかなかのアクションです。
しかし、原作からはかなり乖離した味付けになっているので、原作原理主義の人には受け入れ難い作品になっています。

もう原作が冷戦構造やベトナム戦争で米軍が大量に使った化学兵器などを機軸にしたストーリーなので、21世紀において時代遅れになっているのは否めません。それをそのまま今の時代に映像化するのは無理なのは確か。それにしても大胆すぎるアクション偏重な作り。ピカレスクものとして悪くない出来ですが、原作にある宗教(カトリック)の胡散臭さや教会内の男色趣味などのアダルトな悪の要素はすべてカットされています。ルパン三世的な子供が安心してみられる犯罪映画となっています。

ある意味でストーリーはアクションのための設定に過ぎない扱いなので、何も考えずにアクションを楽しむべき映画。

2009/8/7 Friday

サマーウォーズ

Filed under: - dekaino @ 7:56 このエントリをはてなブックマークに追加 泣若若困里呂討Bookmark被リンク数

サマーウォーズを観ました。映画館でみた予告編とヒロインの声を桜庭ななみ(80年代懐古風味のミスマガジン2008グランプリ) がやっている以外の予備知識なしで鑑賞。
信州上田市を舞台にリアルな夏の上田の風情とネットのバーチャル世界の両方が描写されるSF風味アクション映画です。

上田の話なのに真田の話が全然出てこなくて不自然だと思っていたのですが、ストーリーの中心となる陣内家そのものが真田家をモデルとした旧家ということのようです → 上田観光コンベンションのページ
だったら堂々と真田の名前を使えばいいのにと思いました。
真田家末裔のお許しが出なかったのだろうか? 真田十勇士モノなんて昔からたくさん出ているのだから、特に許可など不要なんでしょうが、あまりにも地元密着でタイアップしたため、真田宗家の意向を無視できないみたいな難しい大人の事情があるんでしょうか? いくらでも深読みできる製作事情です。

陣内家の面々も元は真田ということを考えると、これは真田十勇士がモチーフかとも思わせるのがチラホラいますね。これ元々は猿飛佐助のつもり? 霧隠才蔵はどれ? 三好入道っぽいでかい人そう言えばいるなぁ…
せっかく上田の話なのに真田の名前が使えなかったのは本当に残念です。

それから中学生男子のカズマ君。谷村美月が声を当ててますが完全な女声。声変わりしてない設定だとしてもかなり苦しいです。最初見た人はこいつをボク女って思うに違いない。これも大人の事情のキャスティングなんでしょうね。角川がプッシュしてるのかな? 桜庭ななみの起用も大人の事情だろうけど、彼女はかなり巧くこなしていたのに対し、谷村美月はちょっと浮いてました。普通にに男児声ができる声優使えばいいのにね。残念。

いろいろ気になった点を挙げましたが、基本的には大変よくできた面白い夏休み映画です。
ただ数学オリンピックって筆算や暗算の正確さや速さを競うものではないよね。そこだけは気になるのです。

2009/7/31 Friday

アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの

Filed under: - dekaino @ 22:04 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ鴻祉ゃ3 cのはてなBookmark被リンク数

アイス・エイジ3 ティラノのおとしものを観ました。
アイスエイジの第三弾。今度は氷の下に恐竜の世界があったという、もはや氷河期関係ないじゃんというストーリーです。CGは大変安定していて安心して見られるレベルで、いろいろな遊びを試みて成功しているといえます。第一作とは雲泥の差、技術の進歩とはすごいものです。

子供向け夏休み映画としてよくできています。

お台場ガンダム

Filed under: - dekaino @ 18:42 このエントリをはてなブックマークに追加 伾眼潟のはてなBookmark被リンク数

お台場潮風公園の等身大ガンダムを見てきました。
お台場ガンダム1
お台場ガンダム2
等身大ガンダムそのものは、ああ作ったのね程度の感想しかありません。目が光ったり首が動いたり、胸から白い煙(通称ハナイキ)が出たり、工夫はありますがロボットとして動くわけではありません。

ガンダムエースの富野&安彦インタビュー記事で、富野監督はこの企画立上げ時に知らされていたら全力で潰す気だったと述べています。でも完成した出来上がりをみたらこれはこれでいいんじゃないのって感想を述べており、なんか富野監督としては首尾一貫していないなって印象を持ちました。
しかし実物を見てなんとなく富野監督の言いたいことがわかった気がします。
そもそも、この企画はGREEN TOKYOプロジェクトの一環として東京都の外郭団体が主催するもので、東京都の緑化運動と東京オリンピック・パラリンピック招致計画の広報活動として企画されたものです。
しかしちょっと考えてください。エコとか緑化とガンダムって関係ないよね。それどころかガンダムは兵器なのでむしろ環境政策とは正反対の資源浪費のシンボルです。
要は製作現場がよくわかっていない自治体をうまく騙して、作りたいように等身大ガンダムを作ってしまったということ。まさにダイキャスト玩具メーカを騙してガンダムを作った富野監督が好きそうな話です。

これは会場の裏に目立たないように設置してある発電機。20台以上の発動発電機が稼動していました。
発動発電装置
この一時的イベントのために東京電力からの送電線を潮風公園に引いてくることはできなかったようで、発電機の出番ということらしいです。石油燃やしまくりCO2排出しまくりです。おそらく発電機が1kW供給するために排出するCO2は東京電力が1kW発電するために必要なCO2量より1ケタ以上多いはず。
つまりエコとか緑化とか言ってるのに実態は不必要にCO2を出しまくっているということです。なんという欺瞞! 「みてください これがティターンズのやり方です!」
人間の業は深い…

2009/7/27 Monday

モンスターVSエイリアン

Filed under: - dekaino @ 10:25 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟鴻帥VSゃ≪海里呂討Bookmark被リンク数

モンスターVSエイリアンを観ました。
3Dではなく2Dの方。でも面白さには大差ないです。

設定やシナリオはすごくマニアック。古い怪物映画ファンなら元ネタがすぐわかるはず。日本生まれのモスラも出ます。
元ネタがわからなくても、冒険活劇ものや異形となった葛藤などがちゃんと描かれていて子供だけではなく大人も楽しめる、いつものドリームワークス作品です。
ただ、結婚式シーンから始まるにしては恋愛要素はちょっと少ないかも。どっちかっていうとつまんない男は捨てて貴女の人生を楽しめってバブル時代に流行ったような女子応援系のノリです。

大統領が弾くキーボードがYAMAHA DX7なのがマニアックだなぁと思いました。

2009/7/25 Saturday

ハリー・ポッターと謎のプリンス

Filed under: - dekaino @ 11:49 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若茗潟垢里呂討Bookmark被リンク数

ハリー・ポッターと謎のプリンスを観ました。原題はHARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE。Half Bloodのところが訳されてませんが、邦訳本の題名にあわせたものと思われます。

本では最終巻のひとつ前に当たるクライマックスに至るまでの、必然的に状況説明が多くなりがちなストーリーです。しかも映画ではさらに圧縮されているので説明しなくてはいけないことを一通りこなしました感が強く全然遊びがない感じです。
主要キャラはみんな発情しまくってるし、対抗馬的キャラのルナ=ラブグッドは全然目立たないし、ひとつの映画作品としてみたらかなりひどい出来。ただしCGは気合入っています。ハリーポッターサーガの一連の流れで中だるみしている作品です。

ドラコ=マルフォイのおつきの2人の方がカッコよくなってる現象を再確認できるかと思ったのですが、劇中でマルフォイ家は没落しており、ドラコは学園でも孤立しているため、おつきの2人の出番は無し。残念!

次回でやっと完結かと思ったら、最終巻は2つに分けて映画化されると、本編後に予告してました。なんか小学館の漫画誌のだらだら連載みたいな引き延ばしにちょっと萎えます。

ここまで全作つきあったのなら、しょうがなく付き合ってもいいかな程度の作品。

2009/7/20 Monday

ハマの蛙男祭り 緑の蛙男/黄色い蛙男

Filed under: - dekaino @ 12:17 このエントリをはてなブックマークに追加 欠キ 膩/藥蚊靴里呂討Bookmark被リンク数

ハマの蛙男祭り 緑の蛙男/黄色い蛙男を観ました。
今月上旬に観たハマの蛙男祭り 赤い蛙男/青い蛙男に続く作品です。

緑は大人向けファミリーもので、京浜家族と「菅井君と家族石」から選んだエピソード。黄色は子供も楽しめるファミリーもので、同じく京浜家族と土管くんシリーズからいくつかエピソードが選ばれています。
どちらも上映時間は1時間。やはり大人が観るなら大人向けの緑の方が面白いかも。

レオナルド博士とでかいの
映画館にあるレオナルド博士の等身大ぬいぐるみ。左側にいるでかいのと負けず劣らずのでかさ。

2009/7/17 Friday

TOHOシネマズ ギフトムービー

Filed under: - dekaino @ 8:48 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO激 若爾里呂討Bookmark被リンク数

ノウイングTOHOシネマズ海老名で観たのですが、本編開始前の上映についていくつか変化がありました。

まず、鷹の爪のマナームービーが新作に。今度はレオナルド博士(白衣の熊)がメイン。ガールフレンドのメス熊も競演です。
そして、TOHOシネポイントカードの宣伝はトムスのCGアニメ、スケアクロウマンが宣伝する新フイルムに替わりました。これもなかなか面白かったです。

最後に、ギフトムービー。これは本編の前に無料でショートムービーを上映するというサービス企画のようです。もう料金値下げでの競争はきついので、こういう企画で他映画館と差別化していく戦略なんでしょう。眼の付け所はいい。
しかし、これがつまらない。紙兎ロペという作品なのですが、解像度が高いだけで動きもないしシナリオもスカスカ、どうにもなりません。どうやら数年前に個人的に作った動画をWebで公開していたものらしいです。→blogの残骸
いくらなんでも初手でこの低クオリティはヤバいです。正直、MOVIX(松竹系シネコン)で同じように本編前に上映していたノラビッツ・ミニッツの足元にも及びません。奇しくも同じウサギのキャラなのにこの差はどうよ?
TOHOシネマズさん、もうちょっとお金出してまともな作品をキッチリ作ってはいかがでしょうか?

ノウイング

Filed under: - dekaino @ 8:29 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟阿里呂討Bookmark被リンク数

ノウイングを観ました。
CGバリバリの世界の終末を扱った映画です。

とにかく世界観が古きよきアメリカの主流派、東海岸の白人でプロテスタントの中産階級にコビまくりな映画です。日本でいう三丁目の夕日が団塊世代にコビまくっているようなもの。老人向けかつキリスト教くさいストーリーです。

MITで宇宙物理学を教えている大学教授のジョンが主人公。彼は妻と死別し一人息子のケレイブと二人で暮らしています。
おそらくカール・セーガンあたりがモデル。しかしジョンは、古いキリスト教信者がもつ科学者のイメージ、無神論に近い人物像を体現しているだけで、セーガンとは違ってぜんぜん科学者らしくないです。

雑賀に自分が救われないとわかったとき、ただ嘆くだけ。いやセーガンだったらそこで人類の文化を記録したメモリデバイスなりなんなりを託すでしょう。ボイジャーに積み込んだ異星人へのメッセージみたいに。
そういう発想が出てこないあたりがそこが浅いです。無神論者が超越存在に遭遇して右往左往するような、老人たちは溜飲を下せるシーンさえあればいいというところか?

ストーリーとしてはまったく感情移入できないしリアリティを感じさせませんが、特撮はすごいです。とにかく大規模災害のシーンがすごい。飛行機は墜落して地表に激突するし、地下鉄が脱線して大惨事。見所です。
それから子役たちも巧いです。

救われるのは白人だけ。ポリティカルコレクトをここまで堂々と無視する潔さにしびれる映画です。
(一応逃げ道として方舟は一つだけじゃないことを示して、あっちには白人以外も乗ってるといいわけできるようにはなってます)

2009/7/12 Sunday

ハマの蛙男祭り-蛙男商会5年間の軌跡 頑張れオレ!-

Filed under: - dekaino @ 11:48 このエントリをはてなブックマークに追加 欠キ-桁篌5綛顔荵莊 綣泣!-のはてなBookmark被リンク数

横浜みなとみらい地区にあるBrillia SHORTS SHORT THEATERで上映されているハマの蛙男祭り-蛙男商会5年間の軌跡 頑張れオレ!-を観に行きました。正確には赤、青、緑、黄と4部あるうちの赤と青だけ観ました。残る2つは7月下旬に上映される予定です。

最新作の京浜家族を冒頭に上映し、続いて過去の作品の蔵出しという構成です。各色でテーマがあり、赤が社会風刺、青がサラリーマンの悲哀というテーマ。ちなみに残る2つはファミリーものらしい。

京浜家族はさすがに最新作で画質もバッチリ。クレジットによると投影アニメーションも絡んでいるようでまったく安心して見られます。しかし過去の蔵出し作品の中にはPCフラッシュ画像そのままのレベルの画質のものもありちょっと大画面で見るにはキツいかも? まぁDVDを買って観るなら問題ない程度です。

京浜家族に出てくる主人公が勤務する京浜広告での同僚の女性社員の宮崎さん。最近流行の森ガールというんでしょうか? いかにも森にいそうな女性です。森といっても「ここはお前の住む所じゃないの。森にお帰り」的な瘴気マスクなしで入ると肺が焼けてしまう森です。
京浜広告の宮崎さん
蒼井優を森に強制移住させても生活に困りそうだけどナウシカだったらむしろ森じゃなきゃ生きていけない感じだから、宮崎さんこそ真の森ガールに違いない。ファッションは地味なOLっぽいですが…

2009/7/7 Tuesday

トランスフォーマー/リベンジ

Filed under: - dekaino @ 8:16 このエントリをはてなブックマークに追加 潟鴻若/潟犬里呂討Bookmark被リンク数

トランスフォーマー/リベンジを観ました。原題はTRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN、直訳すればFALLENの逆襲です。FALLENとは今回の敵ボス。

前作と同様マイケル=ベイ監督で、世界観やキャラも前作から引き継がれています。
今回は、主人公のサムが大学に入るあたりから始まります。高校時代からワンランク上がったお色気エピソード満載、とてつもなく永井豪テイストです。キューティーハニーとかけっこう仮面系。

予告編で流されていた空母とか大ピラミッドに隕石が落ちてくるシーンは序盤かと思ったらかなり終盤のシーンで驚きました。予告編とはだいぶ違う印象です。

前作では地球の軍事力ではディセプティコンにはまったく歯が立たない感じでしたが、本作では戦車とか攻撃機で普通に戦えています。敵は弱体化しているかも?
主な舞台はアメリカ人が大好きなエジプト。なぜかエジプトに米軍の空挺団とかヨルダン空軍がきてディセプティコン(敵)軍団と戦ってしまいます。エジプト・アラブ共和国の主権は完全無視です。アメリカ人のエジプト感がよくわかる(笑

ド派手なアクション満載の娯楽作としてはよい出来です。

2009/7/4 Saturday

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

Filed under: - dekaino @ 23:44 このエントリをはてなブックマークに追加 宴眼<潟蚊蚊恰医雁:瓦里呂討Bookmark被リンク数

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を観ました。2007に上映されたヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の続編です。
前作の序は単なるテレビ版の焼き直しであり新味はまるでなかったのですが、本作はほとんどが新作カットで、ストーリーもプロットはテレビ版をなぞってはいるもののまったくのオリジナルです。
映像もかなり派手で見応えがあります。前作と同様に冒頭は夜間の暗い画面で映画フイルムでみないとよくわからないと思います。おそらく次回作のQの公開時に放送されるであろう金曜ロードショーをテレビで観ると暗くてよくわからない絵になるはず。

アスカはなぜかドイツ語を話しません。というかドイツという国名すら出てきません。まぁ宮村優子のドイツ語はHEROESのアンドー君の日本語よりひどい代物だったので、これはこれでヨシでしょう。
また、よくひとりでワンダースワン(グンペイか?)を遊びます。

ネタバレにならないようにというよりは、ストーリーの解説は一朝一夕には無理なのでストーリーの詳細は書けません。何回か繰り返し観ても、観るたびに新発見がありそうな雰囲気です。

ただ、シンジの性格がだいぶ熱血ヒーローっぽくなっている印象はあります。
岡崎優版ガンダムの熱いアムロ
ガンダムでたとえればテレビ版のシンジはテレビ版のアムロで、本作のシンジは岡崎優版のアムロです(ギレンの演説聴いただけで鉄拳でテレビを打ち砕く熱血漢!)。

新キャラのメガネ女は今回はキャラの深堀りはありません。アクションはたくさんするけど名前はほとんど呼ばれない程度。

前作とはうってかわり、かなり面白くできています。

2009/6/28 Sunday

7月の注目スカパー番組

Filed under: - dekaino @ 23:30 このエントリをはてなブックマークに追加 7羈鴻主腟のはてなBookmark被リンク数

7/2(木) 23:30 mondo21 田代まさしのいらっしゃいマーシー
7/5(日) 13:00 Animax アニメドキュメンタリー2009
7/11(土) 24:30 テレ朝ch 拝啓!!鉄道人
7/17(金) 17:25 ディズニーch ファイアボール
7/20(月) ザ・シネマ 24時間SF DAY
7/29(水) 22:55 AXN LOST Season5

いけちゃんとぼく

Filed under: - dekaino @ 12:24 このエントリをはてなブックマークに追加 <若のはてなBookmark被リンク数

いけちゃんとぼくを観ました。西原理恵子の絵本が原作です。
高知に住むあまり恵まれていない、急いで大人になろうとする少年ヨシオといつもヨシオと一緒にいてヨシオにしか見ることができない謎の存在いけちゃんの話です。

作品中に出てくる墓が海辺にありますが、たしかに高知県の海岸線は墓だらけです。しかもみんな海のほうを向けて安置されています。たぶん宗教的に死者の魂は海の向こうにいるとか、死後は毎日海を見て過ごしたいとか、そういう理由なのでしょう。
ほとんどの撮影は高知県のロケで風景はたいへん美しいです。
しかし表現はかなりえげつない。子供同士の喧嘩シーンははっきり描写しないでイメージで流してしまいがちですが、ガチで石つぶてを投げられて頭にドゴって結構でかい音で当たって「イテっ」。地味ですが見てて大変に痛々しい表現です。他にも木製の櫂で殴られたり小学生同士という設定でこの暴力表現は、絶対にテレビでは放送できないレベル。

とにかく本作に出演している子役達はみんなとても巧い。特に主役の深澤嵐はとんでもない。CGで後から合成されるいけちゃんと自然に会話する演技を難なくこなすあたり、天才的です。
またエピローグでちょっとだけ出てくる18才のヨシオ役を元子役だった池松壮亮が演じており、子役ファンには美味しい映画です。そういえば池松は実写版鉄人28号で、いけちゃんの声を当ててる蒼井優と競演してますね。

主役以外の子役もみんな巧くてよくぞここまで集めたなと感心します。

本作は、孫がいる老人向けファンタジーをねらったものだと個人的に思います。西原理恵子のさくらももこより売れてやるぜって執念の計画のひとつなのでしょうか? 確かに同系の老人向けファンタジー黄昏流星群より出来がいいかも。少なくとも黄昏は女性が引くけど本作はむしろ孫がいるお婆様方に受けそうです。封切り時の上映館が少ないですが、おくりびとみたいにクチコミでロングランや上映館を増やすのを狙っているのかもしれません。

小学生が観て面白いかどうかははっきりいってわかりません。子供向け要素はほとんどないけれど、子供っていかにも子供向けのものより大人対象のものを喜んだりするから結構楽しめたりするのかな?

傑作というか、異色の作品。こんな企画通してしまう角川は太っ腹です。

宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-

Filed under: - dekaino @ 12:21 このエントリをはてなブックマークに追加 絎罩 -c薤潟紊-のはてなBookmark被リンク数

押井守原案・脚本の宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-を観ました。監督は西久保瑞穂(西久保利彦)です。

立喰師列伝と同じようなウンチク垂れ流しまくり、巷間の武蔵像と歴史的武蔵との違いをコンコンと解説し、持論をとうとうと述べ、史跡めぐりをする作品です。映像的には手描きアニメと3D CGアニメ、そして実写パートが織り交ぜられ、あたかもNHKの歴史ドキュメンタリーのような作風です。
手描きアニメパートはなかなかよく出来てますが量は少ないです。

個人的にはまぁまぁ面白かったですが、歴史番組が嫌いな人には退屈でしょう。
ProductionI.G.のプログラムピクチャー的ポジションの作品。DVD売れて黒字になるといいね。

本作はテアトル新宿で観たのですが、上映前の予告編で、真・女立喰師列伝の黒木メイサや佐伯日菜子が出てた話だけ再構成して次の正月あたりに上映するって宣伝してました。独立作品にするくらい素材はあるってことなのか?

2009/6/21 Sunday

劔岳 点の記

Filed under: - dekaino @ 11:07 このエントリをはてなブックマークに追加 絏 鴻荐のはてなBookmark被リンク数

劔岳 点の記を観ました。
新田次郎の同名小説が原作。立山連峰にある劔岳の初登頂に関わる史実を元に構成された話ですが、たぶんに脚色があり、決して史実そのもののドキュメンタリーではありません。

本作の見所は、とにかくロケ、実際に役者を山に登らせ、できる限り特撮なしで再現しようとしたロケ撮影至上主義がすばらしい。やはりCGでは表現できない本物の山々の風景が素晴らしいです。
ただし、どうしても特撮的なフェイクが必要なところがあり、そこはかなり稚拙です。暗い空の下、猛吹雪の中を歩くシーンでなぜかクックリ人物の影が出てたりします。それを差し引いても素晴らしい映像です。
100年経ったら記録映像としての価値も出てくると思われます。

基本的に男ばっかり出てくるムサいストーリーですが、商業作品として成立させるためにちゃんと宮崎あおいを主人公の妻として出すなど、ちゃんと戦略的に綺麗どころが配置されています。ホンのチョイ役かと思いきや、けっこう宮崎あおいの出番が多いのがうれしい。

町おこし映画としてはよくできた作品。

2009/6/20 Saturday

TOHOシネマズ マナームービー

Filed under: - dekaino @ 16:40 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO激 若若爾里呂討Bookmark被リンク数

ターミネーター4TOHOシネマズ小田原で観た時のマナームービーで久々にヘルニアスクリーン…もとい、プレ美、アスク、リーンの美少女3人ユニットを観ました。
TOHOシネマズ海老名にはプレミアスクリーンがなくなってしまったのでマナームービーも一部カットされていたんですね。

懐かしかった!

TERMINATOR SALVATION

Filed under: - dekaino @ 11:27 このエントリをはてなブックマークに追加 TERMINATOR SALVATIONのはてなBookmark被リンク数

TERMINATOR SALVATIONを観ました。邦題はターミネイター4、かなり安直。SALVATIONは救済とか救いという意味です。
原題でわかるように、本作はターミネーターサーガの外伝的ストーリーです。
時代はジョンコナーが過去に自分の父になるはずのカイル=リースを送り込む数年前、まだシュワルツネッガーが演じたサイバーダインT800型より一つ前のモデルT600がスカイネット勢力の主力だった世界が作品舞台となります。
人型のT800以外にもバイク型や飛行機械型など多様なターミネータがいるのが面白い。またT800も新型として出てくるのですが、それをシュワルツネッガーによく似たボディビルダーのローランド=キッキンガーが演じます。ホントよく似てます。現役州知事本人が全裸で出てきたかと思ってしまった。

ストーリーは結構ハードな感じでよく練られたシナリオ。主人公はジョン=コナーではなく人間と機械のハーフのような存在である元死刑囚のマーカスです。マーカスはデーモン族と人間の中間的存在であるデビルマンのような立場にあり、自らのアイデンティティや宿命などに悩むというありがちといえばありがちなドラマをそつなくこなしつつ、最終的にはかなりカッコつけに成功します。アメリカ人だけではなく日本人にもウケがよさそうなキャラクターです。

最近のテレビシリーズであるサラ・コナー・クロニクルズとも連動しているらしいのですが、その作品はまだ未見なのでよくわかりません。日本ではスーパードラマTVで今月から放送開始らしいです。

2009/6/17 Wednesday

三國之見龍卸甲

Filed under: - dekaino @ 8:37 このエントリをはてなブックマークに追加 筝箙荀蘊悟欧里呂討Bookmark被リンク数

映画「三國之見龍卸甲」を観ました。邦題は「三国志」、英題は「Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon」です。
レッドクリフのヒットに便乗して日本でも公開された香港映画です。それにしても邦題は安易すぎる。原題/英題にある龍/Dragonはの常勝将軍の趙雲のこと。趙雲のあざなの子龍からとった題名です。

三国時代の話ですが、決して三国志のメインの話ではなく趙雲子龍の半生を描いた作品です。
趙雲が劉備軍に参加した時に義兄弟となった羅平安という先輩兵士を語り部に、劉備の時代から二代皇帝劉禅の時代にかけての戦乱に明け暮れた趙雲の人生が描かれます。

蜀の将軍なので、劉備、関羽、張飛と諸葛亮が出てきますし、敵として曹操も出てきますが、呉の人物は出てきません。戦闘シーンの派手でバンバン流血するスプラッターな表現が多いです。

孔明が将棋の駒とか言ってますが、三国時代は駒を使うスゴロクのようなゲーム六博(りくはく)が流行していましたが、将棋はまだインドから中国に伝来していません。まぁそんな感じで結構歴史考証はいい加減です。それより先頭の派手さとか人間関係のドラマを徹底的に創作して盛り上げています。たとえば曹操の孫娘の曹嬰がまた面白いキャラ、もちろん彼女は架空の人物。幼女時代と大人時代、両方とも美人です。

三国志の知識がなくとも楽しめる作品。むしろ知識があって変に思い入れがあると関羽や張飛の活躍しなさっぷりにイライラするかも。もちろん諸葛亮は活躍しますのでご安心ください。

2009/6/10 Wednesday

スタートレック

Filed under: - dekaino @ 23:15 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若のはてなBookmark被リンク数

JJエイブラムス監督のスタートレックを観ました。

劇場版スタートレックの11作目にあたる本作ですが、11という数字はつけず単にスタートレックだけのタイトルになっています。これは前作までとの連続性を断ち切り、まったく新しい新作映画として勝負するということでしょうか?
監督はLOSTHAKAISHAで有名なJJエイブラムス。脚本も書いています。

一番最初のThe Original Story(TOS)の直前、どうやってカークがエンタープライズの艦長(船長)になったかがわかるストーリーです。しかし、タイムパラドックスによりTOSやそれ以降のテレビシリーズ/劇場作品とは異なるパラレルワールド世界という設定なので、いい意味で大胆に設定を組み替えています。確かに本作はリック=バーマンには絶対作れないだろうなと思わせる大胆な設定変更は、個人的には大成功だと思います。

カーク誕生の秘話や幼少期のエピソードを語りながら、NCC1701 USSエンタープライズの初航海などのエピソードが順々に描かれていきます。TOSのレギュラー陣、カーク、スポック、Dr.マッコイ、スールー(Mr.加藤)、チェコフ、スコット(チャーリー)、ウフーラ(ウーラ)がみんな若い。そしてオリジナルキャラによく似ています。若いからアクションも派手で面白い。各キャラごとにそれぞれ見せ場があってキャラ紹介みたいになっています。
TOSで一番人気があるキャラは当然スポックでしょうが、本作の彼はいつにも増して過酷な運命が待ち受けています。スポックのオリジナルを演じたレナード=ニモイ(本作にも出演します)はユダヤ人で、バルカン人という種族の設定にユダヤの風習や思想を取り入れたことは有名です。本作のバルカン人はますますユダヤらしくなっています。詳細はネタバレになるので省略。

CGや背景画もかなりクオリティ高いです。バルカン星の都市の画はいかにも砂漠の中の街という感じがしてよかった。でもエンタープライズ建造を地球の地上基地でやってるのはぶっとびました。スタートレック世界のスターシップは周回軌道上(宇宙空間)で作ってたはずだけど、どうしてわざわざ地上でつくる設定に買えたのか、ちょっとよくわかりません。単にJJエイブラムスの趣味なのかも。趣味といえば巨大爬虫類系のモンスターはまた出てきます。こういうの本当に好きみたいですね。

字幕もパラレルワールドっぽく従来とはまったく違う訳語が多い。Captainが船長ではなく艦長になるのはまぁしょうがないとしても、First Officerはやはり副長と訳すべきでしょう。いくら何でもサブリーダーはないよなぁ。字数も多くなるしいいコトなし。

スタートレックの知識がなくてもかなり楽しめる作品です。知識があるならなおさら楽しめそう。続編映画またはテレビシリーズが十分に作れそうな勢いがあります。ただし旧作原理主義な人にはちょっとつらいかも知れません。

2009/6/4 Thursday

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第四回

Filed under: - dekaino @ 23:25 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 激若冴2 膃のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2の第五回「ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー」を観ました。この回がシーズン2の最終回となります。
BBCワールド公式サイト
公式サイトから紹介文を引用します。

第5話 ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー 
– Cooking with El Presidente –

貧富の差が拡がり、情勢不安に陥っている南米ベネズエラを訪問する。チャベス大統領が食糧確保を政治の道具として利用する様子を目の当たりにするが、貧しい人たちの暮らしは改善されているのだろうか。ステファンは大統領のテレビ番組「こんにちは大統領」に出演し、大統領に直接会って世界最大のげっ歯類カピバラを食べることに……。

あの反米のカリスマであるチャベス大統領と食事。しかも癒やし系齧歯類を食べてしまうのです。これはかなり期待できそう!

演説するチャベス大統領
チャベス大統領の合同記者会見テレビ番組に参加するのですが、記者が大統領に質問できる機会は全部で6回。これを集まった報道陣の中で誰が発問するかクジ引きで決めます。
もちろんステファンもクジ引きに参加するのですが、当然のようにハズレ。
フテ寝するステファン
しょうがないのでチャベス大統領の長い演説を聴くのですが、スペイン語はわからないし話は長いしで、あっという間に居眠りモードに移行。いったい何をしにベネズエラまで言ったのか?

一言もチャベスと会話しないまま終了。これでチャベス大統領の出番は終わりです。アレレ?

しょうがないので街に出て貧乏人と金持ちに取材。
牧場を持っている大地主のところに取材した時は馬に載せてもらって大はしゃぎ
ステファンon馬
その牧場で野生のカピバラを発見。
野生のカピバラ
やっと念願のカピバラを食べられるかと思ったら
牧場主いわく「カピバラを狩るのは違法だよ」 ハイ終了
エエェェェェ?

結局、チャベス大統領と会話もせず、カピバラも食わずで番組は終わってしまいました。
どこが「ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー」なのか?
今回は開運何でも鑑定団のトリにありがちな「思わせぶりに煽った末に期待はずれの残念パターン」だったのです。
それにしたっていくらなんでもサブタイトルに偽りあり。東スポだって最後に 「か?」をつける良識があるよ。
BBCワールドの日本語版スタッフは良心なさ過ぎです。

2009/5/31 Sunday

重力ピエロ

Filed under: - dekaino @ 22:40 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

重力ピエロを観ました。
同名のベストセラー小説が原作。

かなり前評判が高い映画でしたが、私には面白くありませんでした。どうやら人を選ぶ映画のようです。どちらかというと女性向き。腐女子の妄想を刺激する映画。

舞台が仙台で、仙台地元の人には楽しいかも知れません。しかし話のリアリティさはまったくありません。
草食系男子を通り越して病的なレベルのキャラ設定。そもそもあんな男兄弟なんてありえないし。
時代設定がいまいちわからないのですが、たぶん1990〜2000年くらい。あの携帯電話機がある時代に、ポラロイドカメラで写真撮るのがもうありえない。携帯電話のカメラかデジカメを使うのが普通でしょう。だいたいポラであんなにじゃんじゃん写真撮ったらフイルム代でいくら金があっても足りません。
ポラロイドカメラの方が絵になるからなんてリアルよりアート性を追求してしまうゆるい演出は、ミステリ作品としては致命的欠陥です。

つまり本作はミステリ作品ではありません。登場人物の心理状況が揺れ動くのを楽しむ心理劇です。つまり本作を楽しむためのキモは登場人物への共感。まるでおとぎ話のような浮世離れしたストーリー展開でも共感できる柔軟な精神があれば楽しめそう。しかし、星里もちる作品のようにリアリティ皆無な設定のストーリーを読んでもキャラの心理描写にリアリティを感じてしまうような、高度なセンスが必要です。
残念ながら私には無理でした。

男性からみて魅力的な女性キャラがいないのが出てこないのも残念。
一応夏子さんという女性キャラが出てくるのですがストーカー体質の危ない女。厳しい厳しい。

本作品の裏には、私刑を容認する思想があります。現実社会の規範では許されないモラルハザードな思想と言ってもいいかも。だからこそ極力リアリティをなくしファンタジー化しているのでしょう。そうでないとあまりに反社会的で危ない。
また、キリスト教的家父長主義を礼賛し自由意志を重要視する思想もあります。原作者にはキリスト教のバックボーンがあるのでしょうか? 不義の子を進んで育てる継父というのはイエスとヨセフの関係のようです。

言葉遊びばかりやっていて、何かともやもやとしたまま最後まで観ても全然スッキリしない自称ミステリ映画。

ラスト・ブラッド

Filed under: - dekaino @ 22:14 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻祉のはてなBookmark被リンク数

ラスト・ブラッドを観ました。Production IGのアニメBLOOD THE LAST VAMPIREの実写版らしい。製作は香港/フランス
アニメ版は未見なのですが、地名や施設が実名バリバリなのに、本作では架空名になっているものが多いです。
ベトナム戦争時代の銀座線が駅に入る前に前の車両から順番に一瞬車内の明かりが消えて行くのはリアルなのですが、なぜか車両は丸の内線。浅草行きの赤い車両は謎です。

主役のサキを演ずるのはチョン=ジヒョン(全智賢)。10年前はすごい美少女でしたが、20代後半の今とセーラー服の女子高生役はちょっときついかも。数百年生きてるという設定に真実味を持たせるという意味では成功かも。まぁ確かに柴咲コウを少女と言い切るのに比べれば全然穏健です。
でも黒木メイサあたりの若手にやらせた方がよかったと思うなぁ…

とにかくアクションだらけ、ストーリーなんてどうでもいいと割り切った作品で、チョン=ジヒョンがワイヤーアクションその他でアクションをバリバリこなします。しかし、サキを育てた加藤という老人を演ずる倉田保昭がピカイチ。劇中の1960年代には加藤はとっくに死んでる設定ですが、サキの回想シーンで大活躍! 年をとっても冴えまくりの倉田アクションが堪能できます。

悪役の小雪はイマイチ。CGでうまく誤魔化してるけどアクション的にはつまらない。小雪はフランス人ウケがいいのかなぁ? 劇場版デビルマンに出てきた富永愛のような扱いです。

倉田保昭のアクションが好きなら必見の映画です。

2009/5/30 Saturday

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第四回

Filed under: - dekaino @ 6:31 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 激若冴2 膃のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第四回を見ました。
今回のサブタイトルは「インド・ビハールでネズミを食する」です。
BBCワールド公式サイト

インド北部でダリットと呼ばれる最下層民(不可触賎民と訳される)の人々を取材。
とにかくインドは人が多すぎ。中国のように一人っ子政策もやってないので、地方の農村において農産物のおこぼれに預かれない階層民がたくさんいます。それがダリット。ダリットの中でもよい方は地主の畑をわずかな報酬で耕したり刈取りして生計を立ててます。さらに下の階層は畑を荒らす野ネズミ生計を立てています。害獣駆除に役立つので地主が畑への立ち入りを許しているだけで、報酬は何もなし。つまり捕ったネズミを食べて生きているわけです。

その他、地主階層が組織した自警団も取材。ここが一番危険度が高い取材。武装した集団はみな顔を隠しています。国家の警察力が及ばない範囲で非合法的に地主の権利を守る集団のようです。つまり用心棒?

次に鉄道でムンバイまで移動。車両の中のいろいろな人々に取材。お弁当を分けてもらい、食文化紹介番組としての義理を果たします。
ムンバイでは金持ち相手の高級レストランを経営する人、オフィスに家庭からのお弁当を配達する人々、貧民街で住む人々などを取材。

正直、今回はあまり面白くなかったです。NHKでそのまま放送できるくらいゆるい。
次回に期待。

2009/5/21 Thursday

ダウト 〜あるカトリック学校で〜

Filed under: - dekaino @ 7:05 このエントリをはてなブックマークに追加  絖<сのはてなBookmark被リンク数

ダウト 〜あるカトリック学校で〜を観ました。原題はシンプルにDOUBT。
2005年製作のSLOW BURNというハリウッド映画の邦題がダウトだったため、変に説明口調のサブタイトルをつけたようです。

1960年代のニューヨーク市ブロンクス地区にあるカトリック系教会&学校のセントニコラウス学園を舞台に神父やシスターが反目する話です。
舞台となる教会は、学校部分はシスター達が運営し、教会は司祭である神父が管轄しています。
生徒はカトリックだけにほとんどイタリア系移民とアイルランド系移民の子息。そこに学園史で初めての黒人の男生徒を受け入れたことで事件が起こります。

主要キャラは、司祭のファザー・フリン、校長のシスター・アロイシアス、若手の教師(歴史)のシスタージェイムズの3人。
司祭は時代に合わせて教会も変わっていく必要があると考える革新派。世俗的楽しみに寛容。本人も酒・煙草を嗜む。
校長はバリバリの保守派。古き良き伝統を守るのが自分の使命と信じ、生徒が万年筆の代わりにボールペン(60年代の新テクノロジー!)を使うことを禁止します。
歴史教師はその手の政治的なことはどうでもよく、ただ生徒に歴史を教えることに喜びを感じる、全共闘世代風に言うノンポリ。

黒人ということで差別されがちな男生徒をさりげなく保護する神父。それを見た校長先生は「ふたりは親密すぎる、もしかしてウホッ?」と勘ぐります。なんという腐女子脳!
まったく証拠がないのに校長先生の確信はまったく揺るぎません。まずは部下の歴史教師を使い司祭のことをスパイさせて探ります。それでも証拠は出ません。むしろ否定する証拠ばかり。
それでも納得しない校長があれやこれやいろいろと司祭に圧力を加えると、司祭側もミサの説教で「根拠のない噂をする者は大罪を犯している」とか対抗します。

間に挟まれた歴史教師はいい迷惑です。

60年代のニューヨークの風俗と政治的風土、カトリック組織などが詳細に描写されてなかなか興味深い。
敬虔な信者というのは裏を返せば客観的事実や他人の理性より自分の確信を優先するもので、自分の腐女子脳が産んだ妄想をひたすら信じるのは宗教者としては正しい態度なのかも?

結局、ウホ疑惑は真偽が明らかにならないまま映画は終わります。よってウホ描写もなし。がっかりしないように。

2009/5/20 Wednesday

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第三回

Filed under: - dekaino @ 7:59 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 激若冴2 膃筝のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第三回は「カナダ・イヌイットのクジラ料理」です
BBCワールド公式サイト

タイトルにはクジラが出てきますが、冒頭にちょっと出てくるだけでほとんどはアザラシなどの海獣類の話です。原題は「Cold Cuts」冷たい切り身ですから、邦題をつけるときに日本人ウケがいいようにクジラを織り込んだのでしょう。江戸時代の日本の捕鯨と同じようにたまたま沿岸に迷い込んできたクジラがいたら漁をする程度で、積極的にクジラをねらっているわけではないようです。

第一回、第二回と比べて危険度が低いように感じられますが、今回もけっこう危険。危ないのはアザラシ漁ではなく、カナダのイヌイットの文化です。映像に出てくるイヌイット達はカナダ政府の定住政策のため飼い殺し状態。だからといって豊かなわけではなく現金収入は少なく、政府の所得補助金に頼って生活しています。場所が場所だけにスーパーマーケットで売っている食料品は非常に高く、食費の助けとするためだけに漁に出ています。昔はとったアザラシの毛皮などが高く売れたらしいのですが、アサラシ保護運動のあおりで出荷価格も低下しますます生活は苦しいそうです。
今の若い世代は親達の狩猟生活なんかは時代が違うと切って捨て、政府系の職員(公務員)として働き、週1階は宅配ピザをとって家族の団欒を楽しんでいます。減反政策によってタマ抜きにされた日本の農民のように、ダメダメ化してます。

それはさておき、温暖化の影響でアザラシ漁は難しくなっているらしいです。やはり海面が氷結しないとアザラシはなかなか捕まえられないらしい。シロクマが減ってるのと同じ理由ですね。でもアザラシにとっては温暖化バンザイなわけで、一方的に温暖化が悪というわけでもないと思います。

イヌイット文化の珍味としてキビヤックが有名ですが(ウミスズメをアザラシに詰め込んで発酵させたもの)、本番組ではイグナックというこれまた発酵食品を珍味として紹介してました。
これはセイウチやアザラシなどを凍土に埋めて発酵させたもの。昔は保存食として豊漁のときにたくさん作って食糧不足になったときに掘り起こして食べるものだったそうですが、いまは珍味としてもっぱら美味を楽しむために食べられるそうです。基本的にハレの日に食べるもので掘り起こす時は一族が総揃いで集まって分け合って食べるくらいの特別な食べ物。
BBCの取材班のため最後の1頭を掘り起こして振舞ってくれました。これはイギリス人の味覚でも美味だったようです。匂いはどんな感じなんだろう?

2009/5/17 Sunday

天使と悪魔

Filed under: - dekaino @ 21:39 このエントリをはてなブックマークに追加 紊篏帥薛のはてなBookmark被リンク数

天使と悪魔を観ました。
簡単に言えば、ダビンチコードの続編です。
トム=ハンクス演ずるラングドン教授がバチカンで大活躍。この教授ラテン語もイタリア語も読めない話せないので、活躍するのはもっぱらアクションで学術分野ではありません。

考証的にはまったくのデタラメで、るろうに剣心の明治時代の時代考証の方がマトモに思えるくらい。
そして推理の強引さはマガジンミステリー調査班(MMR)レベル、ΩΩΩ<な、なんだってー
さすがラテン語読めないのは伊達じゃない。しかも貴重な文化財を破壊しまくり。MMRもそこまではやりません。

ここまでトンデモの連続だと、ストーリーとかどんでん返しとかどうでもよくなります。

だって最後には、反物質の対消滅でその時バチカンにいたすべての人間が深刻な被爆してしまうのだから。
おそらく主要キャラもバチカン警察もスイス衛兵もカトリック教会のすべての枢機卿も1ヶ月以内に被爆が原因の多臓器不全で死亡すること間違いなし。カトリック教会は壊滅的なダメージを受けることでしょう。

こうなっちゃえば、新しい教皇が誰であろうとどうでもいいよね… なんて真面目に考えてはいけないんでしょうね。

バチカンを含むローマ市の観光案内映画としてはよくできています、加えてCERNのセットはかっこよかったです。

2009/5/16 Saturday

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

Filed under: - dekaino @ 23:57 このエントリをはてなブックマークに追加 篋ら粋膀祉 宴鴻сc宴のはてなBookmark被リンク数

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいを観ました。
観た劇場はテアトルタイムズスクエア。新宿の高島屋の上13階にある映画館で初めて行きました。新しいだけあって大変きれいでした。

本作は、テレビシリーズエウレカセブンの劇場版というカタチをとっていますが実のところそうではありません。キャラクターやメカ設定が流用されている程度で、ストーリーも舞台設定もSF考証も、ふざけたネーミングもまったく異なります。ネーミングの民俗学からの引用は減り、有名どころの古典SFや歴史的事件からの借用が増え、はっきりいって学のないオタクちゃんにもわかりやすいような心遣いが感じられます。衒学的要素は激減です。

人型兵器KLF(テレビ版では味方の非軍事用メカはLFOと呼ばれていた)が、謎のゆるキャラ化しているのは序の口で、主人公レントンの生い立ちや家族構成もまったく異なります。
世界は地球となっており、そこに住む人々にはまったく余裕がありません。遊ぶという発想もないのでボードでリフするという文化も出てこない。トラパーという用語自体でてこない。もちろん謎生物のスカイフィッシュだってでてきません。
ギャグ要素もないのでドギー兄さんは完全に空気キャラとなり、ハップはただの極悪人となってます。
エウレカはまったくニルバーシュを操縦できないし、逆にレントンはニルバーシュと話はできるし操縦も巧いスーパーマン。もうまったくの別作品です。

テレビ版でもかなりの存在感を示していたドミニクとアネモネのカップルは、本作では主役よりも主役らしい美味しい役です。

ちょっと残念なところもいくつかあります。
画面構成設計が明らかに劇場版を意識していないこと。とにかくキャラのアップが多くて大スクリーンに投影されると、近い! 近すぎるという印象。製作段階ではOVA企画だったのを途中で劇場版に企画変更でもしたのでしょうか。正直スクリーンで観るととても疲れるので、ブルーレイで40型ぐらいの室内テレビで観た方がいいかも。
また、テレビシリーズは音楽がとてもよかったのですが、本作はいまひとつというかマニアック方向に行き過ぎ。ライトなHALCALIの挿入曲は残念ながらありません。うーむ。

気合は入ってるけど、商業的にはどうなんでしょ? この作品。
テレビシリーズもそんな感じだったのでエレカセブンらしいといえばらしいのだが。

バビロン A.D.

Filed under: - dekaino @ 23:48 このエントリをはてなブックマークに追加  A.D.のはてなBookmark被リンク数

バビロン A.D.を観ました。
いわゆる近未来SFもののアクション映画です。

退廃したロシアの都市にいる元テロリストの主人公が現地のマフィアから、修道院にいる少女とお付のシスター(寺島しのぶに似てる)をニューヨークまで運ぶ依頼を受けたのが発端として、様々なトラブルが襲い掛かるというストーリー。
ありがちなストーリーですが、本作ではストーリーにさほどの重きはなく、アクションやSFギミックに真髄があります。90分と最近の映画としては短い尺にこれでもかこれでもかとアクションが詰め込まれあっという間に時間がたちます。
たくさん張られる伏線ともたいして拾われず、最後の決着もよくわからないままですが、それはそれでいいのかも知れません。

とにかくかっこいい映画です。ハリウッド資本が入ってますが、ヨーロッパ的絵作りが美しい。

2009/5/14 Thursday

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第二回

Filed under: - dekaino @ 23:24 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 激若冴2 膃篋のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第二回は「ロシア・チェルノブイリ産の野菜を試食」です
BBCワールド公式サイト

今回も濃い話です。1986年に黒鉛型原子炉が大事故を起したチェルノブイリに行って地場野菜を食べる企画。
当時はソ連邦内でしたが今はウクライナ共和国となっています。
BBCのスタッフには迷彩服を着た軍人のガイドがつきっきり。決して離れません。ガイドなしでの行動は禁止だそうです。

ロシア・チェルノブイリ産の野菜を試食
まずは有名な石棺の前に。実は石棺の前の広場はあまり放射線レベルは高くないらしい。
チェルノブイリの石棺
それでも他の土地よりは線量多いのですが。

チェルノブイリの街は基本的に立ち入り禁止ですが、研究者達の宿舎など、いくつか人が住んでいる建物があります。なんとホテルも1件あります。半分観光地みたいな感じ?
チェルノブイリの唯一のホテル
チェルノブイリ唯一のレストランはホテルの中。早速試食。ここで提供される料理の食材はすべて他地域から搬入したもの。特に可もなく不可もなく普通のロシア料理。安心して食べます。
従業員も被爆量抑制のため、1ヶ月のうち2週間しか働いてはいけない規則だそうです。

次は、事故当時にたくさん死の灰を浴びた森林地帯。通称「赤い森」に行きます。
赤い森
危険だから防塵服を着ろと言われます。しかしガイドの軍人達はいつもの格好で防塵服なんか着ない。バカらしいのでレポーターも顔の部分をはずしてしまいます。健康よりカメラへ顔が見える方が大事。

ここからが本番。次はプリピャチの街へ。ここは当時原子力発電所で働く労働者が住んでいた街で、事故直後に立ち入り禁止になったまま現在に至る街です。
プリピャチの街
なんかもうSFの世界。人間がいなくなって20年もたつとここまで自然に帰ってしまうのです。
プリピャチの廃墟1
がんがん緑が侵食しています。
プリピャチの廃墟2
事故当時のプリピャチでは遊園地がほぼ完成していたのですが、開園予定の日程の直前に例の事故が発生してしまい開園しないまま廃墟となってしまいました。
プリピャチの豚1
街中では野生化した豚が我が物顔で歩き回っています。
プリピャチの豚2
立ち入り禁止にも関わらず勝手に入ってくるそうです。まぁ豚だからしょうがないか。

と思っていたら人間まで不法侵入。近所に住む男性が自転車に乗って、何事もない風に通行しています。
謎の男1
さっそくつかまえて話を聞くと豚を捕まえに来たとのこと。捕まえた豚をどうするのか尋ねると、「もちろん食うのさ」と当然のように応える男性
謎の男2
まぁそうだよね。放射能は怖くないのだろうか? なんか未来少年コナンに出てくるハイハーバーのような世界です。

近くにある男性のうちにお邪魔すると、奥様も出迎え。
謎の夫婦
事故直後に別の土地に移住させられたが、ひどい沼地で半分の人間が最初の冬を越せなかったそうだ。悩んだ末に元の土地に帰ってきて住み続けているのだそう。もちろん不法居住。Vガンダムの地球上に勝手に住んでる難民みたい。
食料は昔のごとく畑で作った作物と、たまに街で捕まえる野豚。

めったにこない客にものすごい勢いでもてなしてくれるお婆さん
もてなし料理
料理は絶対食べてくれるよねとすごいプレッシャー。これはヤバいよ。
夫婦曰くずっと土地のものを食べてきた私らは見ての通り全然平気だ。大丈夫大丈夫。
悩んだ末にレポーターは食べることに決めました。犬を食べるときは英国にいる家族にケータイで電話して相談していたのに、放射能料理の決断はサクっと独断してしまいました。その程度のことなの??

次は立ち入り禁止地区からはずれたスラブティッチの街。ここも昔のプリピャチと同じく発電所で働く人たちの街。
勇者達
この街には命をかけて原子炉をコンクリート詰めにして石棺をつくった殉職者達の勇姿の像があります。
さすが現役の発電所の街!
市場には食料があふれ、人もたくさん行き交います。
バーベキュー
市場で買った食糧でバーベキュー。美味い。

スラブティッチの町長が取材班をポルチーニ茸のキノコ狩りに誘ってくれました。
ポルチーニ茸はヨーロッパでは珍味です。場所は郊外の林。
町長
ポルチーニ茸
キノコって放射能が蓄積しやすいんではなかったか? 念のため町長に聞くと全然OKとの回答。

しかし後日にいただいたキノコの放射線量を測定してもらったところ、許容量の8倍の放射線が出ていることが判明。あわてて町長に電話するも、「平気平気 うちの街のキノコは安全で美味いんだから」と相手にしません。東西問わず政治家というものは風評被害を防ぐために身体を張って毒とわかってても地場作物を食べないといけないのでしょうか? 原子力発電所に依存する経済の街だけに原発の悪口は口が裂けても言えないのでしょう。

今週のも大変濃い料理レポートでした。
事実はSFよりもセンス・オブ・ワンダー。

2009/5/8 Friday

おっぱいバレー

Filed under: - dekaino @ 7:38 このエントリをはてなブックマークに追加 c宴爾里呂討Bookmark被リンク数

おっぱいバレーを観ました。
男子の一生の中で中学生時代は人生で一番バカな時期である。そのバカのピークの本領を発揮したバカ映画です。

地味にCGがすごいです。70年代の八幡の町並みがCGで再現されているのですが、特にクルマや市電、自転車などの乗り物をCGで忠実に映像化。本筋にはまったく関係ないところで、ここまでエネルギー費やすのは正気ではありません。

ストーリーは、70年代の青春ドラマのごとく「転任してきた教師が、目的を見失った生徒達を更正させ、また別の学校に転勤していく」ベタな話です。ベタ過ぎてパロディとして定着した感がある古臭さ。

BGMも70年代の懐メロがたくさん用いられています。40〜50才あたりがど真ん中のマーケティング戦略のようです。それにしてもフラッシャーを装備した自転車は懐かしすぎる。
ただ、この頃の中学生ってもうちょっと大人の顔をしていた気もしなくはない。

主役の綾瀬はるかよりも主役の中学生時代を演じた大後寿々花の方が当然のように演技が巧く、思いっきり食われてます。なんで大後を看板にした戦略宣伝をしないのか? もったいない。

おっぱいを本当に見ることができるかどうか? それはキャストから考えれば自明。
及川奈央あたりが主役だったらポロリもあるよって行けたかも知れません。

Avex作品としてはまぁまぁ面白い部類でした。

2009/5/7 Thursday

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦

Filed under: - dekaino @ 11:44 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 莇私皿≪ゃ守紫&c宴ゃ NEO吾с若激с潟 薔若九涯Δ里呂討Bookmark被リンク数

劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦を観ました。タイトル長すぎ!

電王の新シリーズ超・電王の第一弾ですが、重要なポイントとして佐藤健が出てこない!
キバの三馬鹿モンスターとかディケイドのキャラが乱入してきたり、平成ライダーファンとしてはなかなか楽しめるのだが、単体の作品としての完成度はいまひとつかも。
このままシリーズ化するほどの勢いは感じられません。

だが、ヒロインの南明奈はいい。

2009/5/6 Wednesday

グラン・トリノ

Filed under: - dekaino @ 11:36 このエントリをはてなブックマークに追加 違潟祉、里呂討Bookmark被リンク数

グラン・トリノを観ました。
クリント=イーストウッドの監督作にして最後の主演出演作(と本人は言っている)です。

タイトルのグラン・トリノは今から37年前の1972年に発表されたフォード社のスポーツカーのモデル名。
主人公が勤めていた工場で作られ、主人公が大事に動態保存しているビンテージカーのことです。
このクルマが発端でいろいろな事件が起こります。

本作は老人向け映画なのですが若者が観てもいろいろ考えさせられる深い作品です。
古き良き強かったアメリカの時代へのノスタルジーや、アメリカで生きていく少数民族の想い、そしてブルーカラー労働者の矜持など、いろいろな要素が詰め込まれています。
サイゴン政府に加担したため米国に移民してきたモン族は当然として、主人公のウォルト=コワルスキもポーランド移民といういわゆる少数民族であり、宗教的にもカトリックはアメリカ社会ではメインストリームではないわけで、雑多なアメリカを象徴するような構成となっています。

モン族の少女スーと少年タオの役者がめちゃくちゃ巧いです。演技が巧いのにアジア系の顔のためハリウッドではなかなか役が取れない層からちゃんと引き上げてくるあたり、イーストウッドのプロデューサとしても顔もうかがえます。

ドラマとしては地球の危機とか世界の破滅とか、そんな大層なものは出なく、だんだん少数民族の居住区に変わりつつある古い住宅地が舞台の、ありがちといえばありがちのトラブルという映画のネタとしては小さいストーリーなのに、深いドラマです。
日本的感覚で言えば、死に場所を探す年老いた侍の物語なのかもしれません。

2009/5/3 Sunday

BBCワールドニュース 世界の食文化 シーズン2 第一回

Filed under: - dekaino @ 10:42 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 激若冴2 膃筝のはてなBookmark被リンク数

昨年に紹介したBBCワールドニュース 世界の食文化(原題:Cooking in the Danger Zone)のシーズン2が今月から始まりました。
BBCワールド公式サイト
シーズン2は全部で5回。以下が予定されています。

第一回ビルマ・カレン族のご馳走ハクビシン
第二回ロシア・チェルノブイリ産の野菜を試食
第三回カナダ・イヌイットのクジラ料理
第四回インド・ビハールでネズミを食する
第五回ベネズエラ・チャベス大統領とカピバラのディナー

シーズン2もかなり濃厚な内容です。

さて第一回の「ビルマ・カレン族のご馳走ハクビシン」を少し紹介します。
ビルマ カレン族のご馳走ハクビシン
邦題でミャンマーと表記せずあえてビルマと書いているのは、原語でもMyanmarではなくBurmaと表記しているからです。
カレン族はビルマ国内のタイ国境に近い地域に住む少数民族で現ミャンマー政権で強い弾圧を受けています。そのためカレン族の一部は政府に対抗して反政府勢力を組織し武力闘争を行っています。イラクやトルコの国境近辺に住むクルド族のような存在と言ってもいいでしょう。

カレン族の居住地域は現ミャンマー政府の施政域外のため、ミャンマー国内からのアプローチは困難。そのためタイ側から国境を越えて密入国します。手引き&通訳はタイに亡命したカレン族の男。いきなりハードな展開で始まります。
密入国した先には、カレン族の居住地がありました。普通の村のようですが周囲の農地は政府軍が施設した地雷だらけ耕作は不可能。国内への交通路も政府軍が遮断しているため、タイ側から輸送される援助食糧だけが頼りの事実上の難民キャンプとなっています。

村から先はカレン民族解放軍(KNLA)、要は反政府軍とともに行動します。彼らの地域パトロールに同行し、戦場の食事のご相伴に預かろうというのが今回の企画です。
カレン民族解放軍(KNLA)
兵士が持っているのはAK47ですね。ソ連製か中国製かは不明。

彼が部隊長の少佐。軍のキャリアは30年だそうです。
少佐
彼の保護下で3泊のパトロール旅行に出発です。宿泊地はKNLAを支援するカレン族の隠し村のこともあり、または野営もあり、少なくとも楽な旅ではありません。
カレン族の村ではわざわざ豚をつぶして歓迎の宴を開いてくれました。

これは野営地での炊事の準備。
コメと調味料以外の食材はすべて現地調達です。調理器具もありあわせのもので作ります。
竹細工
これは竹で飯盒を作ろうとしているところ。少佐自ら細工しています。

細工した竹筒にもち米を詰め込んで炊きます。
竹筒にもち米

おかずは銃で狩った鳥や小動物です。
鳥
鳥もご馳走ですが、ジャングルには鳥以外にもご馳走がいます。

左がハクビシン、右がノロマザル(ロリス)です。
竹細工
ノロマザルは絶滅危惧種らしいですが、軍隊の食欲の前にはそんなの関係ない。
BBC撮影隊はハクビシンのことをcat(猫)と呼んでました。猫に似てなくもないけど、猫じゃないだろう、コイツ。

竹筒で湯を沸かす様子。
竹筒で湯を沸かす
人類が土器を発明する前は焼け石を水に投げ込んで湯を沸かしていたという説がありますが、そんなことしなくても竹筒で事足りていたのかも。

完成したハクビシンの煮物。
ハクビシンの煮物
撮影隊は猫のシチューって呼んでました。

少佐自ら、竹筒から炊けたご飯を取り出します。
竹筒で炊いた飯
竹の香りがうつってかなり美味らしいです。

猫を食うのは初めてといいながら美味そうに食べるレポーター
猫なら食える
犬料理のときはあんなに渋って結局食べなかったのが嘘のようです。イギリス人にとって犬と猫の違いはものすごいものがあるようです。

長い旅も終わり、KNLAとの別れのとき。
別れ そして土産
少佐はお土産にと竹細工の飯ごうを撮影隊に贈りました。KNLAも世界世論を味方につけようと、マスコミへのサービスはよいようです。

NHK朝ドラとラジオ

Filed under: - dekaino @ 8:13 このエントリをはてなブックマークに追加 NHK吾のはてなBookmark被リンク数

最近のNHK朝ドラでラジオ放送との絡みが妙に多い気がします。
前期のだんだんでもAMラジオで歌手のプロモーション仕掛ける話があったし、今期のつばさでは、コミュニティFM局がストーリーの柱になっています。
NHKの戦略上、ラジオ放送の重要性をアピールしたい政治的思惑かなんかがあるんでしょうか?
事実上ラジオは受信料徴収できてないので、この部分だけでも国庫からの補助金をよこせなんて言い出しそうな予感。

また、しょせん朝ドラなので描写にいろいろ不自然なところがあるのはしょうがないのかもしれないが、つばさのはゃっちけぶりはちょっと目に余ります。
空き周波数を探すためにひたすら電波状況の調査をするのはいいとして、試験放送開始した後も調査しなくていいんだろうか? むしろ試験放送のときに調査しなくては試験放送の意味がないでしょう。

試験放送の時にコールサインを言わないのもひっかかります。関東のコミュニティFMならJOZZ3xx-FM (xxはローマ字2文字)というコールサインが交付されるはず。
好意に解釈すれば、テレビ放送で自局のコールサイン(JOAK-TVとか)と異なるコールサインを音声に乗せるのはまずかろうという判断でしょうか? まぁピンクレディのSOSって曲のイントロのSOSのモールス符号音もラジオ放送ではカットされるらしいので、それはしょうがないのかも。

ちなみに周波数の80.8MHzだけは連呼してますが、80.8MHzは伝播試験用に予約されているので、この周波数では決して免許がおりることはないそうです。ただ免許不要のミニFM局が使っている場合があるそうです。

ドラマでは主人公つばさのボーイフレンドがJリーグに入団して宮崎に引っ越してしまい、遠距離恋愛となっています。
もしかしたらEスポ(スポラディックE層異常伝播)でラジオぽてとの電波が川越から宮崎まで届くなんてマニアックな展開があったりするんでしょうか?
ちょうど七夕の夜なんか、季節的にもEスポが発生する確率が高いし、科学考証的にはまったく自然です。

さすがにマニアックすぎるかな?

2009/5/1 Friday

劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇

Filed under: - dekaino @ 22:37 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 紊腦 違潟 阪膀 のはてなBookmark被リンク数

劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇を観ました。
本作は紅蓮篇の続編で最終編。つまり紅蓮篇と螺巌篇の前後編構成でグレンラガンサーガは完結します。

しかし本作は単体で完結した構成となっており、わざわざ前編の紅蓮編を観る必要はありません。
何の説明もなく本作の 螺巌篇を観ても何の問題もないどころか、むしろその方がよいくらいです。
たとえれば伝説巨人イデオンの劇場版の発動編に相当します。接触編など商売の都合とテレビ版ファンへのサービスに過ぎません。

大筋でテレビ版と同じストーリーですが、戦闘シーンはほとんど新作に近いぐらい変わってます。
また尺の都合か、死亡して退場するキャラの数はだいぶ減っています。あたかもテレビ版では死んだマクベが劇場版では生き残ってしまったような感じ。

とにかくアツくてツッ走りまくっており、見応え十分おなかいっぱい状態。
アンチスパイラルの出番もかなり増えています。アンチスパイラルって策略練ってばかりいるかと思えば実はけっこう肉体派だったのがちょっと意外。

エンドクレジットロールの後にもオマケがあるので最後までちゃんと観ましょう。

2009/4/30 Thursday

劇場版エウレカセブンのチケット売切

Filed under: - dekaino @ 8:48 このエントリをはてなブックマークに追加 雁祉潟宴紕峨のはてなBookmark被リンク数

いま、テアトル新宿でモーニングショーとレイトショーで上映している交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいが大入りのようです。

29日(水)のモーニングショーの上映開始の30分前の9時に劇場に行ったところ、すでに全席売切でした。早朝から並ばないと買えないそうです。モーニングショーは予約できないので並ぶのは必須らしい。
予約できる回でも5月1日の分はすでに予約分だけで売切れ。1000円で見られる日は全滅状態のようです。

ただでさえ上映館/上映回数が少ないので大変なことになっている模様です。
テレビ視聴率があまりにも悪かったから、ものすごく弱気な戦略になっているのでしょうか?
上映館を増やして拡大ロードショーするのも、6月にはブルーレイ/DVDを発売する強行スケジュールなので、なかなか難しいところ。

地方在住者にとって劇場で観るのは難しそうです。

バーガーキングでスタートレック

Filed under: - dekaino @ 8:23 このエントリをはてなブックマークに追加 若若潟違с鴻帥若のはてなBookmark被リンク数

ハンバーガーチェーン店のバーガーキングで、トレイの中に敷く紙のシートが5月に公開されるスタートレック映画の宣伝でした。
スタートレックの宣伝

今回のスタートレック映画、パラマウントも気合入れて宣伝しているようです。
広告宣伝費ってどのくらいなんだろう? テレビCMも投入しそうな勢いです。公開直前あたりには予告編がテレビでも見られるかも?

ニセ札

Filed under: - dekaino @ 7:36 このエントリをはてなブックマークに追加 紙のはてなBookmark被リンク数

ニセ札を観ました。
木村祐一初監督作品。ちりとてちん人脈で草々役の青木崇高や四草役の加藤虎ノ介などが出ています。他に吉本芸人が多数、そして倍賞美津子が主役を務めます。

戦後の占領下日本(Occupied Japan)の時代に山梨県で実際にあった、村の名士や小学校の女教師など村の有力者たちが共謀して偽札を作り流通させた事件を映画化したものです。
戦後すぐというのはある意味アナーキーな時代で様々な事件が起きているのですが、これも平時なら絶対にやりそうもない地位の人々が進んで悪事を行う戦後特有の事件です。

本作は、ただ時系列に沿って発生したイベントを淡々と描写しているだけで、各登場人物の内心の動き、特に犯行の動機について明示的には説明しません。
倍賞美津子が演じる女教師についてはちょっと心の動きについて深堀りしてますが、それでも動機は不明。作中には出てきませんが昭和21年に新円切替えというインフレ対策施策があり、これで政府に騙された、紙幣なんて結局紙切れなんじゃないか、だったら自分達で刷ってもいいじゃないかって境地に達したのかも知れません。

青木崇高が演じる哲ちゃんは知恵遅れだが彫刻が巧い青年で、女教師が引き取って育てているという設定。
彫刻が巧いんだからいつかは偽札の原版作成に協力する流れになるのかと思いつつ、みていたら見事スカされました。ただ彫刻と亀が好きなだけだったみたいです。

戦後風俗の描写は結構がんばっています。でも昭和25年にあんな立派なオート三輪はないんじゃないかなぁ… あれは昭和30年代だろ。
本当に淡々と妙な演出なしにつづられる映画です。

2009/4/27 Monday

鴨川ホルモー

Filed under: - dekaino @ 7:14 このエントリをはてなブックマークに追加 藉綏≪爾里呂討Bookmark被リンク数

鴨川ホルモーを観ました。
ベストセラー小説の映画化らしいですが、原作は読んだことはありません。

70年代テイストの青春ドラマな感じ。大学サークル内のドロドロとした恋愛模様とか、リアリティがあるのかないのか不思議な映画です。
八方美人でいわゆるサークルクラッシャーな早良役を芦名星、それを憎々げに思っている地味目の楠木役を栗山千明が演じています。
同期ばっかりで群れて、先輩後輩の上下関係があまり出てこないところはリアリティにかけるというか、尺の問題で省略されたのでしょうか? 二回生(関西では二年生をこういうらしい)になったのに新入生が出てこないとか、ちょっとさびしい。

鬼というか式神はCGで表現。もはやCGは金をかけずに安く作る手段になってますが、まさにそんなチープな感じの鬼に仕上がっています。

登場人物が、菅原とか安倍とか芦屋とか三好兄弟とか、どこかで聞いたような安直な命名なのがちょっと笑えます。高村は小野篁(おののたかむら)から来てる? 早良は早良親王??
だからって直接的には名前とキャラは関連していない様子。安倍(清明)と芦屋(道満)がライバルなのはいいとして、菅原先輩が左遷されたり怨霊になったりはしないようです。三好は兄弟って以外にキャラ立ってないし。

舞台演劇が好きな人には楽しめそうな映画。

2009/4/22 Wednesday

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

Filed under: - dekaino @ 6:40 このエントリをはてなブックマークに追加  PartII -ャ吾腟羆堺-のはてなBookmark被リンク数

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-を観ました。言わずと知れたレッドクリフPartIの続編かつ完結編です。つまり前後編の2部構成。原題は「赤壁 決戦天下」。変な横文字にせずに原題のままの方がかっこいいと思います。

前作にも増してアクションに次ぐアクションの連続、かなりハイレベルのアクション映画です。
そしてアクションだけではなく人間ドラマもなかなか面白い。伝統的な三国志ドラマと比較して性善説な甘っちょろい友情ごっこみたいなストーリーなのですが、演出がいいので勢いで納得してしまいます。
曹操はもって悪役悪役してもいいと思うのに、なんか妙に正々堂々としてるし。雲行き怪しくなったらとっとと逃げろよ!
特に孫権の妹の尚香(史実では、後に劉備の妻となる)がスパイとして曹軍に忍び込んだ時に知り合った千人隊長の叔材と淡い恋仲になるくだりとか、甘酸っぱすぎるー。叔材は名前だけで三男坊とわかるとってつけたような名前なのがまたいいです。日本で言えば茂三みたいな名前?
前編に出てきた子馬の萌萌(もんもん)も重要シーンで出てきます。

三国志にうとい人でも楽しめる傑作。

2009/4/19 Sunday

激情版 エリートヤンキー三郎

Filed under: - dekaino @ 11:15 このエントリをはてなブックマークに追加 羶 若ゃ潟寂、里呂討Bookmark被リンク数

激情版 エリートヤンキー三郎を観ました。
ヤングマガジン連載の漫画が原作。監督は山口雄大、あの劇場版 !クロマティ高校の監督です。
とにかくぶっちゃけたハチャメチャな作風で原作も基本設定を除いてかなり改変してしまうのですが、それでヨシと思わせてしまう勢いがあります。

名の通った俳優、女優を意味不明な役どころで使うも面白い。佐伯日菜子がやってたトックリ女は本当に意味不明、でもすごい面白かったです。仲間由紀恵なんか顔を隠した謎の修道女だったり、何がなにやら。
映画のパロディネタもふんだんにありましたが、クロ高の宇宙猿人ゴリほどのインパクトはなかったかも。
強いて言えば超遅いロケットがあの時代の特撮番組のパロディなのかも知れません。
ヒロインの山本ひかるもかなりかわいい。でもギャグは冴えてます。

しかも劇中で重要な役割を持つ「バーチャくにおくん」というアーケードゲームがかなりミステリアツかつアツい。
テキスチャー貼ったポリゴンがぶんぶん動く3D格闘ゲームなのですが、 はぁ? くにおくん? あのテクノスジャパン(倒産済)の熱血硬派くにおくんシリーズの最新作か と一瞬驚いてしまいました。
どうやら本物ではなく、映画のためだけに作られた仮想ゲームらしいのですが、かなり作りこんであります。映画制作費を流用して趣味に走ってないか? いや効果的に使われてるので決して無駄遣いではないのですが…

興行的にはかなり悲惨な成績のようですが、ぶっちゃけ広報が下手過ぎです。この手の映画が好きな人に存在が届いていない気がします。
竹内力アニキが自分の主題歌をフンドシ丸出しの姿で熱唱するんですぜ。この一点だけで面白くないわけがない。しかもこれは捨てギャグに近い扱いだから。

こんな映画が不入りなんて、面白いのにもったいないなぁ。

2009/4/18 Saturday

ハイランダー ディレクターズカット版

Filed under: - dekaino @ 9:18 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟 c帥若冴のはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第4弾。ハイランダー ディレクターズカット版を観ました。放送していたチャンネルはアニマックスです。
不死の戦士が戦いあうハイランダーシリーズのアニメ劇場版、もともと英語圏向けに作成されたものを再編集して日本語版を作成したものが本作です。

脚本や音楽は米国、監督は日本と言う分業体制で、アクションは派手だけどストーリーは薄いという印象。
がんばって日本向けに豪華な声優陣で日本語版を製作してはみたけれど、あまり日本人受けしなさそうな作品になってしまいました。
中世欧州と未来の文明衰退世界がミックスしたような世界観が吸血鬼ハンターDっぽいですが、不死者の背負う業というものがあまりにも軽くてスカスカな感じ。アメリカ人としては軽く輪廻転生っぽい思想を入れればそれでおなかいっぱいなんでしょうか?

アクションはかなりスゴいので、そこだけに期待してみるのが世界のアニメ映画です。

2009/4/17 Friday

シネプレックスもどんどんデフレ化

Filed under: - dekaino @ 17:38 このエントリをはてなブックマークに追加 激鴻のはてなBookmark被リンク数

シネプレックス平塚が10周年記念を口実に今月2009年4月から値下げしました。
毎月20日に料金1000円の日を設定し、加えて毎週月曜日もカード会員のみ1000円になりました。ますます吹き荒れるデフレ化の嵐。
なぜか20日に1000円の日が集中している。1日に続き20日も共通1000円の日になってしまうのでしょうか?

以前に作った1000円で見られる条件リストを更新しました。

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 シネプレックス MOVIX ワーナーマイカル
毎月22日 109シネマズ(男女ペア)
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 シネプレックス(メンバーズカード所持者のみ) コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

ウォッチメン

Filed under: - dekaino @ 7:00 このエントリをはてなブックマークに追加 <海里呂討Bookmark被リンク数

ウォッチメン
ウォッチメンを観ました。アメコミヒーローの映画です。正確には原作のウォッチメンはカートゥーンではなくて大人向けのグラフィックノベルに分類されるそうですが、とにかくDCコミック作品です。
…カートゥーンとグラフィックノベルの違いは、児童小説とライトノベルの違いみたいなものなんだろうか?

かなり過激なヒーロー集団の話です。ものすごく悪趣味というか露悪的ですが、SFとしては結構いい出来なのかもしれない。舞台は仮想戦記もののような過去のパラレルワールド、1985年が基本軸で、そこから過去をふりかえる演出で1940年以降の話がコマ切れに出てきます。

とにかくタブーをすべて無視した独りよがりな中二病的設定がスゴい。
本作でのヒーローとは、自らが信じる正義を為すために覆面をかぶって実力行使する徒党とされていて、法律で活動が禁止されている非合法集団。基本的にKKK団とかネオナチスと変わらない不逞のやからです。(あのナチスだって合法だったんだぜ)
政治的正しさなんか一笑にふす勢いで、ヒーロー達はすべてアメリカ人で白人で愛国心にあふれています。ヒーロー活動も車に轢かれかけた少女を間一髪で救うみたいなぬるいものではありません。世界の敵、アメリカの敵に敢然と立ち向かうべく、ベトナム戦争だってキューバ危機だってがんがん介入します。ベトナムでスーパーパワーを駆使してベトコンどもを焼き尽くすヒーロー達のシーンは衝撃です。

なぜか(当然?)アメリカ以外にはヒーローはいないのでアメリカ独り勝ちの歴史がつづられます。
ベトナム戦争は早期にサイゴン政府が勝利し、アフガニスタンはアメリカが支配しています。この世界では革命の輸出は非常に限定されたものになっているらしく、本編には出てきませんが中国もおそらく国民党政府が本土を支配していると思われます。

しかし、いいことばかりではなく、アメリカ国内はニクソンが失脚せず三選しており、市民がお互いに監視しあう状況、まさにオーソン=ウェルズの1984年そのままのビッグブラザーが君臨する世界となっています。
アポロ11号が月面着陸するときも、ヒーローのひとりDr.マンハッタンが先回りして監視していたり、歴史上重大イベントの影にはすべてヒーローありなのです。

そしてパラレルワールドの歴史のifの歪みぐあいが仮想戦記SF的に大変面白い。
どうやら本作のアメリカは1985年になっても大陸弾道弾を持っていないが、ソ連は大量の核弾頭つき大陸弾道ロケットを保有しているらしいのです。アメリカがソ連を大攻撃をしかけるときに爆撃機で一挙に核をお落とそうとするシーンからうかがえまます。ということはソ連もサイロから発射する弾道弾は持っていても、核ミサイルを搭載した原潜はもっていないということか?

はっきりと明示はされませんがアポロ11号の乗員はスラブ語圏の名前だったりして、実はアポロ計画を実行したのはソ連なんじゃないかという暗示があるのです。ここがSF的に面白い。
確かにヒーロー達という絶対的軍事力により優勢に立ったアメリカなら、ソ連の宇宙開発競争に大金費やしてつきあう必要はないわけで、そうするとアメリカは弾道弾を開発しないし、世界初の月旅行はソ連が実現するという流れも納得なのです。そして原潜が核ミサイルを持つというアイデアはどこの国も実現していない。現実のリアル世界よりかなり軍事緊張力が少ない、核の傘が確立していない世界ということです。
ありがちな無茶設定で破綻してしまった仮想歴史モノは多いのですが、ウォッチメンは妙に裏設定がキッチリしていてSF者としてカナリ萌える作品と言えます。

ヒーロー達のキャラもかなり立っています。
一番強いのはおそらくDr.マンハッタン。放射線事故で体が真っ青になってしまった超人(どこかで聞いた設定?)。念動力、過去透視、未来予知、瞬間移動などとにかく万能に近い能力を持ち、ただ過去は人間だったと言うだけの別種の存在で、もはや人間性すら失っている存在。スタートレックTNGに出てくるQ連続体よりも強力かつ人間離れしており、話そのものをぶち壊しにするほどのパワーがあります。
こんなに強いのにフルチンというのが笑えます。フルチン全裸のブルーマン。成人の男性器を正々堂々とCGにしてしまった一点だけでも本作の突き抜け度がわかろうというものです。

そしておそらく人気が一番高いであろうロールシャッハ。ロールシャッハ試験に使うような墨の流し絵模様が常に変動する柄のマスクをかぶった変人ヒーロー。身体能力は並みのヒーローですが探偵能力はかなり高い。暗闇のスキャナーが元ネタでしょうか?
他にも金持ちの一人息子が遺産でスーパーハイテクメンつくりまくったバットマンもどきとか、天才実業家のヒーローとか、どこかで聞いたような設定なのに、キャラ立ちまくりです。
天才実業家はデスノートのキラっぽい世直し思想にかぶれたヒーローですが、頭のよさも実行力もキラの比ではありません。

エロ・グロ表現もタブーを無視してバリバリ出てきます。とにかくデーモーニッシュな悪趣味演出のあらし。
1985年当時のか音楽や風俗の表現もまた楽しい。昔のMacとか懐かしすぎる!
好き嫌いが分かれると思いますが、他には絶対ない無茶苦茶クォリティが高い作品です。

2009/4/16 Thursday

真・女立喰師列伝

Filed under: - dekaino @ 6:17 このエントリをはてなブックマークに追加 糸コ腴医見篌のはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第3弾。
真・女立喰師列伝を観ました。放送していたチャンネルは東映チャンネルです。

本作は立喰師列伝の続編に当たります。
前作はblogに書いた通り、悪乗りした押井守のセルフパロディ的異色作でしたが、本作は複数の監督(主にアニメ業界のクリエータ達)が参加するオムニバス形式になっており、商業作品としてのエンタテイメント性を確保しています。前作のやりすぎを反省して作られたはっきりいって売るために作られた作品です。
キャストも佐伯日菜子や小倉優子など、マニアックな配役がされており、話題性にも事欠きません。
佐伯日菜子をGIRL役をやらせるのは柴咲コウを少女と呼ぶよりスゴいと思いますが、アニメ声優業界の現状を考えると全然問題ないように思えてしまうのが不思議です。

ここまで売れる要素があるのにあまりに前作が無茶したせいでしょうか、上映館がとてつもなく少なく名前どおり単館系作品となってしまいました。やはり興行実績がモノを言う業界らしい。そのため不本意にもCS放送(スカパー)で観たシリーズになってしまったわけです。ちなみに今回の東映チャンネルの放送は地上波/BS/CS通してテレビ初放送らしいです。

商業性が向上した代わりに、立喰師つまり専ら食逃げを業とする人々とは関係ない話がほとんどとなってしまいました。チンケな食逃げ芸では場が持たないというか商業性以前の問題なので、しょうがないところです。

押井マニアよりはProductionIGファンに観てほしい作品。

2009/4/12 Sunday

ポルフィの長い旅 最終回

Filed under: - dekaino @ 8:03 このエントリをはてなブックマークに追加 c激 腟のはてなBookmark被リンク数

アニマックスで放送されていた名作劇場第25作ポルフィの長い旅が最終回を迎えました。
原作はシミトラの孤児という小説なのですが、アニメ版は脚色は入り過ぎで特に後半の方が全然違う話になっています。
原作のあらすじ

原作でのポルフィは、転々と各地を遍歴して得た語学力を活かしつつ最後まで自動車関係の仕事を続けるのに、アニメ版では父の形見の工具を盗まれた後はすっかり自動車関係にも興味をなくしてしまいます。最後はローズと言う女優くずれのパリジェンヌに囲われるヒモ生活にどっぷりつかる日々。天然の空気の読めなさが母性本能をくすぐってしまう生来のジゴロ、それがポルフィー。名作劇場の主人公がヒモってそんなのアリですか!?

もうひとつ特筆すべきことは、アポロというフクロウ。名作劇場すべてに存在するマスコット的動物キャラクターです。このアポロがなんとシリーズ半ばで猟銃に撃たれて死んでしまうのです。かつて途中退場したマスコット動物がいたでしょうか? 確かにギリシャからパリまでずっとフクロウがついてくるのは不自然だし、特にギリシャ料理店で働くときに、飲食店でペット飼うのは難しいのだろうけど、殺すことはないでしょう。誰か別の飼主に託すとか、もうちょっと工夫すればよかったんじゃないだろうか?

いろいろ話が破綻しているポルフィー、もしメディアミックスでコミカライズするならぜひとも八潮路つとむ氏に描いてほしいです。副題は「ひもの道in欧州」でひとつよろしく。
有名女優になった妹のミーナにちょくちょく金をせびりに行くダメ兄ポルフィーなんてシーンをばっちり描写してくれそう。

2009/4/11 Saturday

スタートレック 予告編

Filed under: - dekaino @ 23:18 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若 篋膩┐里呂討Bookmark被リンク数

ザ・バンク 堕ちた巨像をコロナシネマ小田原で観たときに、JJエイブラムスのスタートレックの予告編を観ました。
2009年5月29日封切りらしい。→トレイラー

予告編をみた上では、若いカーク船長が出ることと派手な宇宙戦があるらしいことしかわかりません。
しかしかなり期待が持てそう。タイトルはスタートレックXIではなく、シンプルにスタートレックとしたようです。

ザ・バンク 堕ちた巨像

Filed under: - dekaino @ 22:56 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉潟 <綏のはてなBookmark被リンク数

ザ・バンク 堕ちた巨像を観ました。原題はThe International
悪のプライベートバンク(ゴルゴ13が取引しているスイス銀行の類)と戦うインターポール捜査官の話です。

とうとう銀行が悪役になる時代がきたというのが最初の感想。紛争地域を借金で支配する悪の組織らしいです。サブプライムやらリーマンショックやらでアメリカ人にとって銀行はパブリックエネミーになったのです。

舞台設定はともかくアクション映画としては大変よく出来ています。特にニューヨークの美術館での銃撃戦は出色の出来。それ以外にも欧州中心に各国の主要都市を舞台にアクションシーンが繰り広げられます。
原題がThe International命名されているだけはあります。邦題は苦労してつけたんだろうけど、ちょっと説明しすぎですね。だいたい巨像ってなんのことやら? 別に自由の女神が空から降ってくるようなことはないです。

最後のオチはスッキリするようなしないような…
さすがにキレイに勧善懲悪というわけにはいかなかったようです。

天然コケッコー

Filed under: - dekaino @ 17:30 このエントリをはてなブックマークに追加 紊吟潟宴潟爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ第2弾。
天然コケッコーを観ました。放送していたチャンネルはチャンネルNECOです。
夏帆初主演の映画。原作は少女マンガだそうですが読んだことはありません。

田舎の分校に東京から転校生がやってきて主人公と仲良くなると言うどこにでもあるようなストーリー。
特に誰が良いとか悪いとかない、まったりと時間が過ぎていく演出です。
映画館で集中して観るにはいいのかもしれないが、テレビで観ているとどうにも気が散ってしまいがちです。本当にヤマとかタニとかないダラダラ進行、でもそんな悪い感じでもありません。

夏帆ファンなら観ておくべき作品

2009/4/8 Wednesday

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 6:20 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若鴻!吾c THE MOVIEのはてなBookmark被リンク数

劇場公開で観そびれた映画をCS放送(スカパー)で観たシリーズ。
ピューと吹く!ジャガー THE MOVIEを観ました。放送していたチャンネルはチャンネルNECOです。

これは以前に見たフラッシュアニメ版とは違い、実写映画です。主役は仮面ライダーアギトでG3ライダーをやっていた要潤。ストーリーは各キャラクターの導入や世界設定の説明から始まるのでちょっと冗長です。基本的設定は原作どおりで、映画版らしいちょっとスケールの大きいドタバタコメディ的展開。

劇中にフロッグマン版のフラッシュアニメがちょっと入っているのが見所かな。この頃からフラッシュ版の企画はあったようです。
上映時間は99分と短く、気軽に観られるのがいい感じの良作です。

2009/3/28 Saturday

ワルキューレ

Filed under: - dekaino @ 22:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若のはてなBookmark被リンク数

ワルキューレを観ました。実際にあったヒトラー暗殺計画の再現した映画です。
いささかクーデター側を持ち上げ過ぎなきらいの演出ではありますが、基本的には史実にそって話が展開します。ただ、会話はすべて英語。だからワルキューレではなくヴァルキリーと発音されます。だから戸田奈津子が字幕つくれます。
また、ワグナーの交響曲ワルキューレも効果的に使われています。

あらすじは、平民出で国民の圧倒的支持はあるものの軍部とは蜜月関係とは言えなかった総統ヒトラーにたいして、軍部内の反ヒトラー派やヒトラー政権で冷や水飲まされていた政治家達が組んで、1944年7月に実行し未遂に終わった暗殺&クーデター計画の物語です。

劇中、電話でヒトラー本人の声を聞いた軍人がすぐ本人の声とわかる描写がありました。
当時、ヒトラーは毎日のように演説をラジオで放送し、全国民はそれを聞いていたという世情からして説得力があります。米国でもルーズベルト大統領が毎日ラジオで談話してたり、ソ連の共産革命の輸出にもラジオ放送は欠かせないものであり、まさに当時はラジオの時代だったわけです。

本作では史実どおりクーデターは失敗に終わります。
翌年にソ連軍がベルリンを占領しヒトラーが自殺してドイツが敗戦した後、クーデター首謀者達は英雄とし名誉が与えられたそうです。
しかし、ナチスドイツとヒトラーは民主憲法下で合法的に政権を得たわけで、それに対して非合法に暗殺&クーデターを企てた彼らはたとえクーデターが成就したとしても、ほめられるような人間ではないのは確かです。一般的に民主政権は軍に嫌われがちなもの。特に敗色濃厚の場合は。ヒトラーの悪行は多数ありますが戦争に勝てなかったのが最大の悪行だったのでしょう。

さて、当時の米国の大統領フランクリン=ルーズベルトはヒトラーが総統になった1934年の1年前の1933年に合衆国大統領に就任して以来、戦時体制を理由に異例の4選を果たしており、ヒトラー同様の独裁的地位にあったともいえます。政治的にも非白人系米国人・移民に対しあからさまな人種差別的政策をしており、戦争に勝った以外はヒトラーとはたいした違いがなかったのかもしれません。当時の戦時体制下の米国のマスコミはルーズベルトがたって歩くことができない車椅子使用者であることすら報道できないていたらくだったわけで、連合国vs枢軸国は決して自由民主主義vs独裁全体主義ではなかったのです。
歴史のifは禁物ですが、もし当時の米国が敗色濃厚で、大統領府が戦争継続強硬政策をとっていたら何が起こったか…

そして現在の21世紀の世界にも政権と軍部が蜜月関係ではない国はたくさんあります。
事実、昨年までのブッシュJr政権も米軍制服組にはあまり支持されていなかったわけですが、選挙による政権交代というソフトな解決策が採用され、流血クーデターを起こさずに済んだのは、民主主義の利点をうまく活かせたということでしょう。

それを踏まえて、本作の閉塞感に押しつぶされそうな当時のドイツをみると、いろいろ考えさせられることが多いと思います。

2009/3/25 Wednesday

DRAGONBALL EVOLUTION

Filed under: - dekaino @ 22:27 このエントリをはてなブックマークに追加 DRAGONBALL EVOLUTIONのはてなBookmark被リンク数

DRAGONBALL EVOLUTIONを観ました。言わずと知れたドラゴンボールのハリウッド版実写映画です。
中国武侠モノとごっちゃになっていて、和風な部分は時々日本語が出てくるのと田村英里子がマイ役(原作ではピラフ様の部下だった女)で出てくるところぐらい。

悟空はバリバリの高校生で女性に興味津々。原作で言うヤムチャかGTの高校生の悟飯(グレートサイヤマン!)の性格に似てます。育て親の悟飯はまだ生きていて(!)、悟空の武芸の師匠をやってます。
ブルマはアイシャドーとマスカラばりばりの武闘派娘で彼女が一番原作に近い役どころです。ヤムチャはガチ盗賊のチンピラ、だけどなぜかブルマといい雰囲気に。ちょっぴりスターウォーズのハンソロ風な役得ポジションです。武天老師(字幕では亀仙人、原語ではMaster Roshi)は、原作よりもさらに俗っぽくなってました。お付きの亀はいない。つーか原作では非人間型だけど人語を解すキャラが多数でてましたが、本作では非人間型キャラはピッコロ大魔王だけです。

ピッコロは特殊メイクなので誰がやってもピッコロとわかりますが、マイを演じる田村英里子はいったいなんなんでしょうか? 20年前にハリウッドがドラゴンボールの映画を作って、それに田村英里子が出るなんて誰か想像できただろうか? 非常に出番も多く、アクションも派手で目立ってはいるのですが、なぜ田村英里子なのかいまひとつ理解できません。

ちょっとネタバレになります。最後の最後でドラゴンボールを7個集めて神龍を呼び出すことに成功、願い事をひとつだけ叶えてもらうのですが、その願いがちょっと薄情です。
悟空、実は悟飯爺ちゃん嫌いだったのかなぁ… いくらなんでもひどいよ。

Gガンダム的に原作とはまったく関係ない作品と思ってみれば、そこそこの良作かも。

2009/3/21 Saturday

劇場版 釣りキチ三平

Filed under: - dekaino @ 9:52 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 c筝綛海里呂討Bookmark被リンク数

劇場版 釣りキチ三平を観ました。
期待していた以上に面白い。三平を演じる須賀健太は、三丁目の夕日で茶川さんが引き取って育ててる淳之介役や花田少年史の花田一路(主役)などをこなし、実績たっぷりの実力派子役で、本作でも素晴らしい演技をしています。

世界観も原作をほどよく平成風にアレンジしていてさほど違和感がありません。

三平は原作そのままの釣りマニア(釣り気違い→略して「釣りキチ」)の少年。両親はすでに鬼籍で祖父と二人暮らし。
ガールフレンドのユリっぺは三平と同年代っぽい。つまりこれは原作の後半のユリっぺ。実は原作初期のユリっぺは三平よりかなり年上のお姉さん的キャラだったのに、連載が続くにつれだんだん低年齢化していった経緯があります。
祖父の三平一平も原作に近い和竿作りの名人。ただし原作にある気性の荒い部分は出てきません。(原作では、和竿を大金で買いあさろうとする客を激怒して追い返したりします。)

魚紳さんは、原作よりかなりゆるいです。まったく紳士ではありません。特に酒が入るとヤバい。
見た目も怪しいので警官に職務質問されますが、サングラスや現住所について一悶着あります。
でもクルマで来てるんだから免許証見せてで一発解決って気がするのは気のせい? 片目見えないことも運転免許証には書いてあるはずだし。

そして、原作にはない劇場版オリジナルキャラ 三平の姉の愛子。香椎由宇が演じます。
高校から上京してバリバリ東京に染まった姉が弟も東京に連れ出そうとするのが本作のメインストーリーです。野外で連泊キャンプしても眉毛をキッチリ描くのは忘れないあたりが都会かぶれの娘という演出なのでしょうか?

冒頭の鮎釣り大会で鑑札(遊漁券)を帽子につけていたのが本当に現代風。原作の連載していた時代にはこんな風習なかったもんなぁ…
そして魚とファイトするシーンで多用されるCG。これがしょぼい。なんかPS2の釣りゲームで出てきそうなCGっぽい。白組のブランドが傷つくレベルです。

まぁ映画の宣伝にするために白組の名を出したんだろうけど、幸運なことに知名度低かったはずの監督の滝田洋二郎がおくりびとでアカデミー賞をとっちゃったので、本当にいい宣伝になってます。だったら白組の名を出すことはなかったかも。

かなりの佳作。マンガ原作の映画としてはよくできています。さすが少年マガジン50周年企画。

2009/3/15 Sunday

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

Filed under: - dekaino @ 22:17 このエントリをはてなブックマークに追加 祉 違祉喝お絎絎傖里呂討Bookmark被リンク数

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史を観ました。

意外にに旧作に忠実。変に環境問題や親子の情愛要素を加えたせいで散漫になった印象ですが、新ドラ映画では一番できがいいと思います。

それにしてもコーヤコーヤ星の住人の他力本願な態度はどうしようもないですね。自分の力でどうにかしようとは思わないのか?
そんなに貴重な鉱石が採れるのなら適正価格で売り払って別の星に移住するのもひとつの解放じゃないかとも思う。何の努力もせず、妥協もせず、天から助けが降ってくるのをただ待っている入植者はどうにも気持ち悪いです。

旧作のリメイクをしても旧作を超えることは絶対できないのだから、新作にチャレンジしてほしいものです。

2009/3/8 Sunday

劇場版ヤッターマン

Filed under: - dekaino @ 21:43 このエントリをはてなブックマークに追加 雁ゃ帥若海里呂討Bookmark被リンク数

劇場版ヤッターマンを観ました。
実写のヤッターマンです。
主題歌は山本正之が歌います。これだけでリメイクテレビシリーズとは雲泥の差で観るべし!
メカ製造中の「スッタモンダ コッタモンダ ヤッタモンダ〜」で始まる名曲 天才ドロンボーも、ドロンボー一味の謎ダンスつきフルコーラスで楽しめます。ヤッターキングのテーマはなぜかクロマニヨンズが歌います。エンディングクレジット画面はやはりジャニーズ縛りの掟のため嵐の曲なのが残念。
それでも山本正之節たっぷりのBGMが楽しめるのは間違いなし。

話はいつもの調子のマンネリお決まりパターンをそのまま踏襲。
メカ戦は3回、うちゾロメカは2回登場。戦いの舞台は
1. 渋山(しぶやま)ハッチ公前 (みなしごハッチの像がある!)
2. オジプトのピラミッド
3. 南ハルプス → イカメカが飛び交うマトリックスの現実世界に酷似した謎の空間
です。モジリ地名がヤッターマンのお約束をちゃんと遵守しててナイス!

ドロンジョは深田恭子、ボヤッキーは生瀬勝久、トンズラーはケンドーコバヤシが演じます。ドロンジョ様はもちろんとてもいいのだけど、一番おいしいのはやはりボヤッキーかな。トンズラもいい味出してました。それにモシカしてモシカする〜のドロンボー一味おハコのインチキ商売も2つも出てきます。

旧作に対する愛をものすごく感じさせる作品です。

2009/3/1 Sunday

ポチの告白

Filed under: - dekaino @ 18:05 このエントリをはてなブックマークに追加 修里呂討Bookmark被リンク数

ポチの告白を観ました。

ストーリーを要約すると、日本の警察官が堕落して悪に染まり、運悪く不祥事として世間に露呈し起訴されるという話。
よくある悪徳刑事ものジャンルですが、特筆すべきところは原案協力として反警察ジャーナリストで有名な寺沢有がいるだけに、警察の腐敗エピソードが細部にわたって非常にリアルです。
共犯意識をもった運命共同体、親方日の丸ファミリーといった警察内に蔓延した空気がよく表現されています。考え方や行動はまさに昔の任侠団体そのもの、合法ヤクザと呼ばれる所以です。

ただ、主人公のタケハチ組織犯罪対策課課長の視点ではリアルですが、その妻の行動はリアルがまったくありません。警察内勤経験があり、警察寮に住む現職の妻なら、昔の職場同僚や同じ寮の妻同士との口コミで夫が何をやってたかそれなりの情報を把握していたのは間違いなく、何も知らないイノセントな状態に置かれてたというのはおかしい。寺澤有は警察官の妻からは取材したことないのだろうか? 確かに道義的にも物理的にも警察寮に住む妻を取材するのは難しいのだろうけど、いくらなんでも不自然です。
ストーリーが夫からの視点固定で描写されていたなら、夫は妻の心中についてまったく関心がなかったという流れでリアルだったのに、ちょっと脚本が破綻していて惜しいです。

些細な難点もありますが、基本的に本作は良作。3時間半にも及ぶ長い尺でもまったく退屈せず、娯楽作としても面白い刑事/警察ドラマになっています。
それに役者達がみんなノリノリで芝居しています。役者として演技しがいのある作品だったのでしょう。最後のシーンの菅田俊の一人芝居は圧巻です。

2009/2/28 Saturday

チェンジリング

Filed under: - dekaino @ 23:22 このエントリをはてなブックマークに追加 с潟吾潟阿里呂討Bookmark被リンク数

チェンジリングを観ました。
1920年代後半にロサンゼルスで実際に起きた連続少年誘拐殺人事件(通称Wineville養鶏農場事件)を元に再構成した再現ドラマ映画です。
チェンジリングとは西洋の童話にでてくる取替えっ子のこと。
誘拐された息子が発見されたと警察に知らされ、迎えに行ったら息子と別の子供だったと言う事件が発端として、恐ろしい一連の事件が始まります。

当時の腐敗したロス市警(LAPD)の一大スキャンダルとなり、市長を含め市警幹部も失脚した有名な話だそうです。ハリウッドがあるロサンゼルス市を中心とした話だけに、映像的にもかなりこって1920年代風俗を再現しています。オスカー賞の授賞式中継をラジオで聞くなど当時から映画の中心地であったことが伺えます。

アメリカ全土で女性参政権が認められたのは1920年。それから10年も経っていない当時は女性に対する偏見と戦いつつ女性の社会的地位が向上しつつある時期であり、そのために生じた悲劇ともいえます。
特に主人公のクリスティーナのようなシングルマザーはいわゆる良家の子女の範疇に入らない軽蔑の対象だったため、軽く扱われたのかも知れません。

ひとつ面白いのは、入れ替わりの証拠のひとつとして本当の息子は割礼してないのに、息子を詐称する子供は割礼されているというのが挙げられていること。割礼の有無で見分けるなんて日本ではありえない話です。

本作の時間軸は、真犯人が判明して処刑された後のさらに数年後まで続きます。なかなか終わらず結構ひっぱります。しかしそれは蛇足的な後日談ではなく、とても重要なエピソードがあるのです。ストーリー構成が綿密に設計されています。

警察組織の事なかれ主義によって醸成される隠蔽体質、権力による不当な威嚇・拘束は、本当に怖いです。
日本でも高知白バイ衝突死事故なんてのがつい最近あったし、こんなの80年前の昔話なんて安心することはできません。

2009/2/23 Monday

ワーナーマイカル さらにデフレ化

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ワーナーマイカルも毎月20日に料金1000円の日を設定しました。ますます進む映画料金のデフレ化。
以前に作った1000円で見られる条件リストを修正した。

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX ワーナーマイカル
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

2009/2/22 Sunday

わが街、やまと ポスター

Filed under: - dekaino @ 23:01 このエントリをはてなブックマークに追加 茵障 鴻帥爾里呂討Bookmark被リンク数

今月22日に行った大和市の泉の森公園の管理棟で下のようなポスターをみかけました。
わが街・やまと ポスター
大和市市制50周年を記念して作った「わが街・やまと」という映画のポスターでした。見てわかる通り、ぴあの表紙で有名なイラストレーター及川正通の手によるものです。
なんと、及川氏は大和市在住とのこと。なんかもっと都会に住んでいるイメージがあるのに意外です。

ポスターの女の子は映画の主役の女子高生役の娘で、一般オーディションで選ばれたとのこと。
さっそくweb検索してみました。
主役 理沙 3D主役 理沙 イラスト
ん?
ゴシゴシAA
…うーむ。ある意味で及川正通って真のプロ意識がある人ですね。
こういう空気を読んだ解釈ができるのが長期にわたってぴあ表紙を手がけられる秘訣なんだろうなぁ…

ちなみにこの映画、残念ながら上映会は終了していますが、ネットで観ることができるそうです。もちろん無料。
「わが街、やまと」インターネット上映館
DVDの無料貸出しも行っているそうです。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

Filed under: - dekaino @ 7:54 このエントリをはてなブックマークに追加 潟吾c潟祉 医篋榊のはてなBookmark被リンク数

ベンジャミン・バトン 数奇な人生を観ました。
原題はThe Curious Case of Benjamin Button、直訳すると「ベンジャミンバトン 興味深い症例」といったところでしょうか。フィッツジェラルドの短編が原作です。

物語は20世紀初頭、ガトーという南部一の時計職人が駅に設置する大時計を作るところから始まります。ガトーが作った時計は時を逆に刻む時計でした。米西戦争で一人息子を失った彼の時間を巻き戻したいという願望がこめられた時計だったのです。
いかにもファンタジーっぽいエピソードで始まる本作は、主人公ベンジャミンの80代の肉体で産まれ歳をとるごとに若返っていくという奇妙な人生を軸に、各種の短いエピソードが折り重ねられる方式で進められていきます。

基本的にはノスタルジーさを売りとした老人向けファンタジー作品です。日本映画で言えば三丁目の夕日のような昔の風俗や景色を再現し、古き良き時代を懐かしむ趣向。ただし非常に美化されています。アメリカの歴史で良かった所だけを誇張したような、まさに老人の思い出話のような美化のされ方。
本作では21世紀に入るまでの100年あまりが語られるのですが、戦争は冒頭の米西戦争のほかに、第一次世界大戦と第二次世界大戦までしか出てきません。気持ちよく勝利した戦争だけが思い出に残っているわけです。まかり間違ってもキューバ危機とかベトナム戦争とか出てこないのです。

主人公の人生もかなり都合がいいです。学校にも行かず、たいした職業訓練もせず、小さなタグボートの船乗りとして世界の海を巡り、各港の女性たちといい仲になり、第二次世界大戦でほんの少し戦功をあげただけ。戦後はずっと親の遺産を食い潰してバイク乗ったりヨット乗ったりしてただれた享楽的生活をして老いて(若返って)いきます。
正直彼の人生観はまったく共感できません。勤勉さとか感謝の心が足りないし、子供ができても結局逃げるし。
家族に甘えるばかりで家族に何も貢献しないまま赤ちゃん返り。本当にこれでいいの? こんなのに共感しろと言われたらマトモな老人怒るんじゃないかな?

本作の最大のメッセージは、老人を介護する世代に向けた、介護がんばれ。人は老いると子供に戻っていくものだ、という本当に老人世代に都合がいいメッセージです。もう黄昏流星群並みのご都合主義にしびれます。だいたいベンジャミン本人は養親も実親もまったく介護してなかったし、それでいて結構な遺産をすべて食い尽くしたし、自分の娘の養育も放棄したし、自分がやってないことを妻や子供世代に求めてもいいものなのか?
いや、いいんでしょうね。ファンタジーだから。ある意味でアメリカの老人向けマーケットはすごいです。日本のヲタク向けの空から美少女が降ってくるみたいなファンタジーなんか足もとにも及びません。

最後は、21世紀になり冒頭のガトーの時計が駅からはずされ、大きなデジタル時計に置き換えられるところで終わります。古き良き時代は終わり、世知辛い21世紀が始まるのです。

2009/2/20 Friday

チェ 39歳 別れの手紙

Filed under: - dekaino @ 22:31 このエントリをはてなブックマークに追加  39罩 ャ膣のはてなBookmark被リンク数

チェ 39歳 別れの手紙を観ました。チェ 28歳の革命に続くチェ・ゲバラ二部作の後編です。

本作は39才で突然キューバから姿を消してからボリビアで処刑されるまでの1年余りについて描かれます。前作の人生の頂点を極めるまでの話とは違い、敗退を重ねていくチェの姿がみられます。

キューバでは革命が成功したのにどうしてボリビアでは革命が成就しなかったのか?
基本的にゲバラにはブレがありません。キューバ革命と同じ方法論で武装闘争による革命を画策していきます。しかし国民はゲバラたちキューバの革命闘士たちを外国人といって嫌います。しかしキューバでもゲバラはアルゼンチン出身の外国人だったはずなのです。

ゲバラの革命思想は原住民であるインディオの農民には理解されなかったと言うことなのかもしれません。
(カリブ海の島々にもかつてインディオと禁煙の原住民がいましたがスペイン人が持ち込んだ天然痘によって絶滅しました。いまキューバに住んでいる人はスペイン系を中心としたヨーロッパ系白人とアフリカ系国ドン、その混血がほとんどです)

住民に支持されないゲリラの日常は悲惨です。まず食料入手が困難で常に飢えと向かい合わせです。しかも住民は政府軍にゲリラの居場所を通報します。しかしゲバラは住民を迫害することなく、あくまでも住民を搾取する政府をつぶし、住民達の生活をよりよくするという理想のもとに戦い続けるのです。

ゲバラが処刑されてからエンディングに入りクレジットが流れるのですが、BGMはまったくなし。無音で文字がスクロールアップしていくだけの画面はゲバラ追悼の精神を感じさせます。
中南米最大のカリスマ ゲバラの人生はあまりにも短かい。

本作の最大の教訓: 喘息の持病があるのに葉巻吸っちゃダメです

2009/2/14 Saturday

少年メリケンサック

Filed under: - dekaino @ 22:45 このエントリをはてなブックマークに追加 絨綛眼<宴潟泣のはてなBookmark被リンク数

少年メリケンサックを観ました。
宮藤官九郎が脚本監督をつとめるパンクロックロードムービーです。

少年メリケンサック
宣伝ポスターのイメージとは違って、宮崎あおいは歌わないしメリケンサックも手にしません。タバコも吸いません。
あくまでもおやじパンクバンドのマネージャー兼ディレクター兼プロデューサーという役どころです。
「車内でおならをしたら500円」ルールを有無を言わさず施行する強権ディレクター(?)を演じます。

宮藤官九郎らしい過激でぶっ飛んだストーリーですが、もともとは主役キャラは男性だったんじゃないのかと思わせる設定ではあります。まぁ原作つき地上波ドラマでは原作では男性だった主役がドラマでは女に性転換するのはザラなので、らしいといえばらしいのですが、おかげでレコード会社社長がホモであるという設定が空回りしてます。本当はもっと主役と絡めたかったんだろうなぁ…

しかしを主役をカンナという女性にしたからってつまらないことはなく、カンナの恋人(ヒモ)のイケメンのマサル君というキャラとうまく絡めて過激に面白くまとめているのはさすが。
宮崎あおいのリアル夫である高岡蒼甫の浮気暴露報道が耳に新しいですが、実は本作のプロモーションのためのやらせスキャンダルじゃないかと思わせるような絵に描いたようなダメンズだったりします。劇団の主宰まではしてないようですが…

劇中にいかにも2Dバリバリのアニメーションシーンが挿入されますが、鉄コン筋クリートのキャラクターデザインと作画監督をした西見祥示郎が作っています。鉄コン筋クリートには声優として宮藤官九郎が参加しているのでその人脈で受けた仕事なのかな? 画風は基本的に鉄コン筋クリートと同じなので、ものすごいデフォルメされた手描きのキャラがにゅるにゅる動く絵です。何がすごいってアニメ絵の宮崎あおいがリアル宮崎あおいにまったく似ても似つかないってところ。宮崎あおい本人の声があてられているので、ああこれがカンナ(宮崎あおいキャラ)なんだってなんとか判断できるけれど、もし声がなかったら絶対わからないレベルです。
これでヨシとしてしまう宮藤官九郎は監督してパンク魂ばりばりなんだぜッ

つまりこれってデトロイト・メタル・シティのパクリなんだろとおっしゃる方もいるようですが、DMCはデスメタルであってパンクではありません。パンクとメタルは全然違うよ、混ぜるな危険
ちなみに、本作はパンクとメタルの区別がつかない人でも楽しめるのでご安心ください。

2009/2/8 Sunday

20世紀少年(第2章)最後の希望

Filed under: - dekaino @ 22:27 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛(膃2腴)緇絽のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年(第2章)最後の希望を観ました。
全3章のうちの第二話目、2008年秋に公開された第一章の続編です。

第一章の記事では、だいぶつらいのではないかと書いたのですが、作り手側も同じ懸念があったようで、かなりのテコ入れ策がなされているようです。

まず、原作時の「ともだちの正体は誰?」で煽ることは完全にあきらめ、人間ドラマにだけ注力しています。とはいえ本作には登場人物が大量に出てくるので感情移入対象を厳選、遠藤カンナと小泉響子ふたりの心情描写を中心に作品は進みます。
時間軸としては第一章冒頭の2015年のうみほたる刑務所のシーンから始まり、ともだち暦時代に入るまでで終わります。初めのほうの中国マフィアとタイマフィアの抗争をカンナが止めるまではアクションも適度でテンポもよく、なかなか改善されているなと思いました。でも、ともだちランドに入ったあたりからどうしても原作をなぞるだけのダラダラ展開です。

しかし、人間ドラマ的にはそれなりに上手につくられています。カンナを演じる平愛梨も頑張っています。
この役が女優としてのラストチャンスというのが本人もよくわかっているようで、気合の入りようはものすごいものがあります。だからといってすごく巧いってほどでもないのが悲しいのですが… いつも睨みつける単調な表情で柴咲コウみたいな大味な演技しかできていません。
しかも脇役の小泉響子を演ずる木南晴夏がすごい巧い! オーラが出ていて完全に主役のカンナを食ってます。もはやともだちの正体なんてどうでもいいのだから、サダキヨが出てくるくだりは全部カットしてもいいはず。しかし、響子が拉致られるというカンナを絡ませずに思いっきり響子を活躍させられる美味しいシーンなので、あえてカットせずに木南晴夏の出番を増やした! と私には思えます。

もうひとつ気がついたことですが、今回は前作ほど制作費かかってません。かなり経済的に作られている感じ。1970年前後の再現シーンは極力減らし、派手な画面はCGまたはエキストラ(おそらく無料で動員)大量投入だけ。なんか作り方が東映の劇場版仮面ライダーっぽくて、厳しい予算の中でも頑張ってますよって声が聞こえてくるような絵作りです。
そういえば前回の公開時には制作費総額60億みたいな景気のいいこと言ってましたが、今回は具体的金額は全然出してしません。勝手な見積もりですが前回の半分も制作費使ってないんじゃないでしょうか?

続編を観て貰うためのテコ入れ策としてすごい露骨だなと思ったのは、エンディングクレジットでの秒読みです。「エンディングの後に次回作の予告があります」とテロップを入れるのなら普通だと思いますが、なんと次回予告まで後○○秒と言わんばかりに右下に残り秒数が表示されてカウントダウンしていきます。
まったくもってヒッシだな!

正直、この手の三部作の最終作って前の2作を観た人以外は観ないので、かなり厳しいことになると思われます。といって決着をつけるとなると本作みたいに制作費を削って水を濁すのにも限界があるだろうし、他人事ながらツラそうです。

原作厨にとってはやや期待はずれかな? 木南晴夏に関しては観る価値あり。

2009/2/3 Tuesday

誰も守ってくれない

Filed under: - dekaino @ 23:48 このエントリをはてなブックマークに追加 茯違絎cのはてなBookmark被リンク数

誰も守ってくれないを観ました。
殺人事件の加害者の妹を保護する警察官の話です。保護される妹は志田未来が演じます。

ひとむかし前のアメリカドラマで流行ったハンドカメラだけで撮影する手法が多用されてます。いわゆる臨場感を出すための演出。しかし2009年になってそれか〜という気もしないでもない。
他にもわかりやすく「リアルっぽさ」を出す演出が続発です。ネタとしてはなかなか深いと思うのですが、演出の底が浅くてちょってシラける感があります。

たとえば、15才の妹が携帯電話を操作するとピコピコ電子音がなります。いまどきクリック音が出る設定のままにしてる女子中学生なんていないよ! なんつーか、団塊の世代のお父さん達がこうあってほしいというファンタジーをすべて映像にしましたってノリの気持ち悪さがあります。まるで弘兼の黄昏流星群のようです。
他にも
・インターネットで某巨大掲示板はモラルなき無法地帯で、実名・住所・電番さらしだらけ
・そして書き込んでるのはアキバファッションをしたPCオタクばっか
 (実は2chヘビーユーザって独身男より主婦の方が多いらしいぜ)
・15才の娘は汚れなく純粋で正直。
 (少なくとも同い年の少年にコロっと騙されるような15才の女はいないだろう)
・15才の娘のボーイフレンドはロクでもないクソガキ
 (娘の男は何であれ気に入らないよね)

うーむファンタジーだなぁ

志田未来は演技は巧いけど、スチル写真でみるとすごい地味な顔。なんかオーラがあるようなないような微妙な感じ。
脚本を書くにあたっていろいろ取材したようですが、本作のスタンスとしては警察より、既存マスコミとは中立、ネット情報には敵対的です。
特にネットについては、たとえば麻生首相邸見学ツアーをつぶした公安警察官の顔をそのままYouTubeに流してしまった件について、マスコミでは絶対できないことができちゃうことについての羨望と、こちとら一線を超えずに我慢するモラルを保っているのにモラルなき無法行為をやってしまうネットへの嫉妬と嫌悪があるように思えます。

本作はフジテレビ資本の制作なんですが、ワイドショーの過熱報道も軽く悪役っぽい扱いなのによく企画が通ったなぁと最初は思ってたんですが、後半ではネットがとにかく超悪役扱いで、ああこれなら喜んでOK出すだろうと納得した次第です。

それにしてもコンピュータの画面を流すときに、字をてろてろ表示させながら謎のラインプリンタの印字音みたいな雑音をかぶせる演出はあまりにダサくないのか? ザ・ハングマンの頃からまったく進歩していない。
まさに黄昏流星群的作品です。

劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー

Filed under: - dekaino @ 23:19 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 腑眼若潟吾cVS蚊潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャーを観ました。
毎年、スーパー戦隊シリーズの現シリーズと一つ前のシリーズが競演するセルビデオが製作されるのですが、今年のゴーオンジャーvsゲキレンジャーはまさかの劇場公開されました。ファンサービスたっぷり、特にゲキレンジャーファンにとっては素晴らしい映画です。ヒーローだけではなく、敵役の理央様とメレも登場するのです。

ロケ場所のひとつとして山梨県にある大門碑林公園が使われています。いかにもゲキレンジャーっぽい中華な風景。
大門碑林公園
ここで中華拳法アクションが繰り広げられます。

ストーリーはいつものビデオ特番と同じノリ。時間も短く50分ありません。さすがにそれ単体で劇場公開するのはつらいのか、オマケが盛りだくさん。
ゴーオンジャーの音楽ライブショーから2曲と新番組の侍戦隊シンケンジャーの宣伝など、サービスサービス。

しかしやっぱり物足りないかもしれません。これで1800円とられたらちょっとボッてる感ありあり。映画の日に観にいってよかった。

次は4月に電王の映画をやるそうです。まだ続くのかよ 電王!

2009/2/1 Sunday

チェ 28歳の革命

Filed under: - dekaino @ 0:07 このエントリをはてなブックマークに追加  28罩潟修里呂討Bookmark被リンク数

チェ 28歳の革命を観ました。
言わずと知れた医師であり政治家であり革命家であるチェ・ゲバラの伝記的映画です。
二部作の前編にあたる本作では、1956年〜1958年のキューバ革命前夜の反政府ゲリラ闘争(7月26日運動)と革命後の1964年の国連演説のシーンが、交互に挿入される形式で、再現ドラマ風につづられます。

フィデル=カストロはあまり出番はないですがカミロ=シエンフェゴスはともに戦った同志として結構出てきます。
ゲリラ戦をするゲバラもかっこいいですが、国連演説のゲバラやその前後のTV局のインタビューやパーティで歓談するゲバラも知的でダンディです。

1964年の国連演説はなかなか興味深いです。キューバに隣接する中米諸国、ニカラグアやらベネズエラやらパナマが、のきなみキューバの姿勢に対し批判的な発言をして親米姿勢を示します。
しかし1964年当時の各国親米政権で現在まで続いているものはないという事実、特にニカラグアなど、かばったアメリカによって扇動されたコントラとの内戦で、当時中米でもっとも豊かだった国が今は貧困国になってしまった事実を考えると感慨深いものがあります。

本作は、独裁者バティスタが敗北を認めてドミニカに亡命したあと、ゲバラら革命軍がバハマに乗り込むために進軍していくシーンで終わります。まさに革命勝利を確定させた瞬間、ここから国連演説までの期間がゲバラの人生でもっとも充実していた時期だったのでしょう。

クレジット表示の後、後編にあたるチェ 39歳 別れの手紙の予告編が流れます。カストロに別れの手紙を出してキューバから消えたゲバラ、その後の人生…。あーめちゃくちゃ観たくなりました。20世紀少年とはまったく異なる続編への期待感と飢餓感! 必ず観にいく所存です。

2009/1/25 Sunday

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版

Filed under: - dekaino @ 22:24 このエントリをはてなブックマークに追加 茖臥泣 若若潟祉<ゃ 雁のはてなBookmark被リンク数

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版を観ました。25分×12話のOVAシリーズの劇場版です。
ガンダム0083と同じく、劇場版のために各エピソードを圧縮しているため、いまひとつ総集編的なノリです。やはりオリジナルをじっくりみた方が楽しめそう。

時間軸は野望のルーツとテレビ版第1話の間となります。今回のキリコは主役のようでドラマ的には主役ではなく、ペールゼンやキリコ以外の分隊員4名が話の中心。キリコただ死なないキャラと言うだけでドラマ上は何の役割もなく、異能生存体であることを暗示するだけです。メインキャラであるはずのキリコが狂言回しですらない投げっぱなしのところがいかにもボトムズらしい。
また、女性キャラがまったく出てこない男臭さもボトムズらしくてよいです。
メカはほとんど3D CGで、結構よくできています。ちゃんと伸び縮みして歪むという手描きATのいい所は取り入れつつ正しく立体化可能な造形をとどめているバランスが素晴らしい。

100年戦争がまだ終結する前の話でキリコがいる部隊も戦時中の正規軍のはずなのだが、どうにも規律がゆるい。本来ボトムズテレビ版は終戦のため職を失った素行の悪いあぶれ職業軍人の物語という形でリアリティさをもたせていたはずなのに、実は戦争中でもゆるゆるの規律だったというのはちょっと世界観を壊しているかも。まぁ些細な例外として目をつぶるのが吉なんでしょうね。

本作は新宿ピカデリーという映画館で観たのですが、土地の高い都会のシネコンのためか、高層ビルに入っています。私が観たのは11階にあるスクリーンでそこまでエスカレーターで延々昇るか、エレベータで長時間待つのを強いられる構造。行きはいいのですが帰りはもっと混雑するので大変でした。たぶん火事が発生したら異能生存体でない限り生還は無理という覚悟が必要。

2009/1/22 Thursday

IN THE SHADOW OF THE MOON

Filed under: - dekaino @ 23:36 このエントリをはてなブックマークに追加 IN THE SHADOW OF THE MOONのはてなBookmark被リンク数

IN THE SHADOW OF THE MOONを観ました。アポロ計画のドキュメンタリー映画です。制作国はアメリカではなくてイギリス。
原題を直訳すると"月の影の中"、アポロ宇宙船と太陽の間に月がきて、文字通り月の影の中に入った状態のことを指しています。地球上だったら日食。
そして邦題は「ザ・ムーン」ちょっと短くしすぎだろ。

まだ存命のアポロ計画に参加した宇宙飛行士のインタビューをまじえて資料映像を流す典型的ドキュメンタリースタイルです。ストーリーの進め方、資料映像は特にとりたてて言うべきところもなく、普通にディスカバリーチャンネルなりナショナルジオグラフィックチャンネルなりヒストリーチャンネルでやってるBBC制作のドキュメンタリー程度のレベル。
それでも劇場の大画面で観ると迫力があります。

アポロ計画を知らない子供に見せてあげると喜ぶかも。

2009/1/18 Sunday

007/慰めの報酬

Filed under: - dekaino @ 21:39 このエントリをはてなブックマークに追加 007/違演のはてなBookmark被リンク数

007/慰めの報酬を観ました。007最新作にして、ボンドをダニエル=クレイグが演じる作品としては2作目です。

今回の敵はMI6の内部にまで手先がいる正体不明の組織Quantum、なんかハードディスクドライブメーカーみたいな名前です。この組織が隠れ蓑としているのがエコ・グリーンと言う環境保護団体。
なかなか現代社会に即したうまい設定です。実在するエコとかグリーンとか騒いでる団体って確かにうさんくさい。石油メジャーならぬ水メジャーとして水利権ビジネスで貧困国から搾取します。
(水メジャーは実際にフランスやイギリスにある業態)

クレイグのボンドはダジャレはまったくなく、完全な肉体アクション派、しかも結構泥にまみれる系です。
そしてスタイリッシュなかっこよさもあります。イタリアでプッチーニ作オペラのトスカが上演されている中でのQuantam幹部の会合&ボンドの介入のくだりが優雅かつ現代的でかっこいい。古き良きゴルゴ13が出てきそうなスパイ映画風でもあり、しかし古臭くなく現代的なスタイリッシュさがあります。

マチュー=アマルリックが演じる悪役エコ・グリーン代表のドミニク=グリーン(スペルはGREENE)はひょろひょろの優男、いかにも証券会社か投資銀行にいそうなインテリタイプなのですが、それなりにアクションをこなします。

ボンドガールズは今回は2名。ヒロインで話にバリバリ絡むカミーユと薄幸な事務員ミス・フィールズ。私はミス・フィールズの方が好きだなぁ。でも本当に薄幸過ぎてかわいそうです。

ウィットとか笑いとかの要素は少なく、勤勉な肉体派スパイってちょっと007シリーズじゃなくてもいいんじゃないかと思いますが、駆け出し時代の007という苦しい言い訳しかないかな。毎回お楽しみのガジェット(面白メカ)はほとんど出番なし。ボンドが使うハイテク機器といえばせいぜいGPSとカメラ機能が搭載された携帯電話くらいか。こんなの日本の中高生でも持ってます。

CIAが初めは敵対的なのに、人事異動によってちょっと話がわかるように変わったと言うくだりは、CHANGEがスローガンの政権交代を反映しているのかもしれません。

2009/1/15 Thursday

ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜

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ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜 / エト -ETO- の二本立てを観ました。
ETO

どちらもうすた京介原作のマンガの映画化。アニメはDLEが担当。ジャガーさんの方はFROGMANが制作しています。大胆に比喩するならジャガーがとなりのトトロでETOが火垂るの墓という役割分担です。

ストーリーは、ドラえもんの映画みたいなもんです。普段の連載漫画とは違って劇場版ならではの大スケールの冒険に出るというノリ。だからといって普段のいじめっ子キャラが映画ではなぜか性格よくなる現象はありません。みんな自然体、いつものまんまであります。
商業映画としては大胆にジブリアニメのパロディーをやらかしてますが、なんかもうどうでもいい感じで、問題にされることはなさそう。

TOHOシネマズで観ればマナームービーとあわせて蛙男三昧!
フラッシュアニメが好きな方におすすめ。

ちなみに べんぴ猫は予告編だけに参加のようで残念。キリン村はやく再開してくれ〜

2009/1/12 Monday

ティンカー・ベル

Filed under: - dekaino @ 22:11 このエントリをはてなブックマークに追加 c潟若祉のはてなBookmark被リンク数

ディズニートゥーンスタジオズの映画ティンカー・ベルを観ました。3D CGアニメです。

ピーターパンに出てくる妖精ティンカー・ベルの誕生から人間界に来るまでの話です。
今のアメリカの経済状況を思わせるような製造業礼賛物語。エンジニアの才能は恥ずかしいことではない。社会に貢献できる素晴らしい能力なんだというメッセージが含まれています。これって誰に向けたメッセージなのかちょっと深読みしたくなるような文部省推奨または労働推奨というノリの作品です。

本作はティンカーベルシリーズとして4作連続作品の第一弾という位置づけらしいのですが、この先どうなることやら。最後にウェンディーがちょこっと出てきますが、ピーターパンのお出ましはまだありません。

モノ作りの妖精の話ならスケアクロウマンの方が出来がいいかも。

2009/1/3 Saturday

K-20怪人二十面相・伝

Filed under: - dekaino @ 22:01 このエントリをはてなブックマークに追加 K-20篋坂∝吾私のはてなBookmark被リンク数

K-20怪人二十面相・伝を観ました。
日本テレビ系で執拗に流されるCMで、これバットマンのパクリかな? ああまたテレビ局制作のつまらない映画だなって一見思ってしまいがち。しかし実際に観たら期待を裏切ってめっぽう面白いのです。

北村想の怪人二十面相・伝が原作とされていますが、原案といっていいくらいに違う話になっています。
まず舞台が日米開戦がなかった時代の昭和24年という架空史の世界です。つまり米国はモンロー主義のままヨーロッパ戦線にも参戦せず、おそらくヨーロッパや北アフリカはドイツを中心とした第三帝国が支配しているという世界観。核兵器もおそらく開発されていなかったと思われます。
当然東京大空襲もなかったわけで、震災後の建物がそのまま残っている昭和24年の帝都が素晴らしいCGで再現されています。

ストーリーや演出もかなりよい出来。それも当然で、監督・脚本は佐藤嗣麻子。15年ほど前にテレビ東京の深夜枠でやっていた学園ホラードラマ、エコエコアザラクやねらわれた学園の劇場版の監督・脚本をやっていた、いわゆるキャラ萌えではない面白いストーリーの映画を作れる人です。

本作でもスピーディーな展開と映えるアクションの連続でとても面白いです。
大人の事情でどうしてもつらいキャスティングがありますが、それも巧く誤魔化しています。具体的に言えば松たか子なんだけど。良家のお嬢様がレールに乗って結婚するって設定なら、二十歳そこそこか下手したら十代のはず。なんでまた松たか子なのか? 少女じゃないのに少林少女の柴咲コウぐらいひどいキャスティングです。正直いまの松たか子ってお嬢様の母親役で出ても不思議じゃない貫禄ですよね。
でもそんなの気にしない。松たか子は二十歳だと劇中設定したなら、15〜25歳のリアルな若い女優をまったく出演させないのです。こうすることで、なんとなく観客はああ若いお嬢様なのかもなぁと納得してしまうのです。もし一人でもリアル十代の女性が松たか子の隣に並んだらその魔法は解けてしまうはずです。おかげで初々しい女優好きの人にはちょっとさびしい映画になってしまいました。
この大胆な思い切りのいい詐術が気持ちいい。嘘をつくというのはこういうことだという巧みな演出! かっこいいぜ佐藤嗣麻子。
スターウォーズだってレイア姫がキャリー=フィッシャーだったし、スパイダーマンだってヒロインのメリー=ジェーンがキルステン=ダンストなんだから、いけてない女優がヒロインやってても映画は面白く作れるし、ヒットだって可能なはずなのです。(それでもかなりのハンデだぜ。松たか子)

アクションについてもかなり冴えてます。本作はサーカスの曲芸兼手品師が主役なのでサーカス曲芸やそれに類するアクションがたくさん出てくるのですが、これがワイヤーアクションじゃないんですよ。もちろんCGで誤魔化しているのでもなく、生身の体術でこなしているのです。中国雑技段バリのアクションが心地いい。ワイヤーアクションやCGと違って動きが物理法則に反していないのでテンポもキレもよいかっこいいアクションシーンに仕上がっています。

細かいところをつっこむとテスラ装置の操作盤の文字がすべてドイツ語だったのですが、テスラってアメリカに移民しないまま、ドイツ語圏で研究開発したと言う設定なんでしょうか? テスラはオーストリア・ハンガリ帝国領内の出身なのでその可能性は高い。もしくはアメリカ人も輸出品にはドイツ語の銘版をつけるくらいアメリカの地位が低い世界観と言うことなのでしょうか? まぁ確かに1940年代にアメリカがモンロー主義を貫いていたら今のメキシコかブラジル程度の国際的地位しかなかった気もしますね。
世界観を必要以上に説明しないところも嘘のつき方が巧いなぁって思います。

また、孤児が住む貧民街はノガミにある設定、そして主人公が住む盗人宿は浅草という設定になっています。ノガミは当然上野の符丁なんでしょうが、だったら浅草もエンコって符丁で呼ぶべきじゃないのか? なんかノガミと浅草って言葉が一緒に出てくるとすわりが悪いです。ノガミ&エンコ または 上野&浅草のどちらかにしてほしい。大人の事情で浮浪児が住むところに実名の上野を出すわけにはいかなかったというところなのかな?

同じ日本テレビ制作の252とはまったく違う次元の出来の良さ。佐藤嗣麻子の名前がメジャーになるかも知れないし、下手な宣伝のおかげで不入りのまま早々に公開が終わってしまうかも知れない、先が読めない映画です。でも面白いことは確か。劇場の大スクリーンで観たい方はお早めに。

2008/12/31 Wednesday

動物農場

Filed under: - dekaino @ 20:57 このエントリをはてなブックマークに追加 莨峨瓦里呂討Bookmark被リンク数

動物農場を観ました。
ジョージ=オーウェルの同名小説をアニメ化した作品です。製作は1954年、イギリスです。基本的に原作に忠実ですがラストだけ変わってます。

一言でいえば、反共・反ソ連のプロパガンダアニメ映画です。動物達がComrades(同志!)と呼びかけたり、労働歌うたったり、誤解しようもなく当時のソ連を戯画化した世界観です。また、労働者が支配者に搾取される状況に反抗するプロレタリアート文学的要素もあります。

スタジオジブリの企画により2008年末から2009年年始にかけて東京と大阪で上映されていますが、反共映画のためでしょうか、日本の従来左翼層の反応は薄いようです。

アニメーションとしてのクオリティはかなり高く、動物の擬人化アニメとしては高水準と言っていいでしょう。
特に農耕馬のBOXERというキャラがひときわすごい。
搾取されてボロクズのように殺される悲劇の馬BOXER
学はないが肉体労働ならバッチリと、絵に描いたような搾取されまくりの労働者の代表。風車小屋建設に多大な貢献をしたのに怪我で働けなくなると、即座に豚たちが飲む酒と引換えに糊屋に売られて屠殺されてしまうという悲劇の馬です。

トロツキーっぽい豚SNOWBALL
悲劇キャラは馬ばかりではありません。支配者層の豚のトロツキーっぽい役柄のSNOWBALLも悲劇キャラ。同じ支配者層の豚でスターリンっぽいNAPOLEONに粛清されてしまいます。

動物達が暴動を起こして人間の農場主を追い出し革命を成功させると、鳩たちが革命を各地に飛び火させようとプロパガンダするあたりが、当時の西側が持っていた共産圏拡大への懸念がうかがえます。
本作では、幸福だった家畜たちはそんな言葉には耳を貸さず過酷な扱いを受けていた家畜達だけが話に乗って革命をおこすのですが、これも共産革命をおこした発展途上国について当時の西側はそう思っていた/市民にそう思わせたかったということなのでしょう。

建前だけ国民平等を掲げているのに実情は支配者層と労働者層が明確に分離しているあたり、反ソだけではなく反フランスの要素もあるように思えます。イギリス人はフランスが嫌いだし。
それから、共産圏と貿易をして利益を上げる商人は共産国よりももっと悪い存在だ! みたいな表現もありました。これは具体的にどこを指していたのか、中南米や中東/中央アジアなんでしょうか?

あえて難点を言えば、前半ではコミカルな振舞いでギャグ担当だったアヒルのひなが、後半シリアスな話になるとまったく出てこなくなり、投げっぱなし状態なのが気になりました。だいぶ目立つキャラだったのでシリアスな場面でも効果的に使えそうなのにもったいないです。

宮崎駿は本作について「今、豚は太っていない」というコピーをつけています。
駿本人は自分はBOXERのような存在だと思っているんだろうけど、下で働く人たちは彼のこともNAPOLEONのような豚だと思ってそうで、少し滑稽です。

2008/12/29 Monday

252 生存者あり

Filed under: - dekaino @ 22:44 このエントリをはてなブックマークに追加 252 絖のはてなBookmark被リンク数

252 生存者ありを観ました。
いかにも民放テレビ局の企画映画です。

災害シーンの特撮や演出はできるだけリアルに撮ろうとすごい努力をしています。群集がパニックなるシーンなどは素晴らしい出来上がりです。しかしキャラ設定とシナリオがクソ過ぎます。
もう配役が先に決まっててそれを無理やり役にあてはめているのが見え見えのひどいシナリオが泣けます。まったくリアルの欠片すらないグズグズのお涙ちょうだいドラマです。

科学考証も企画当時はある程度筋が通っていたのでしょうが、ダメダメシナリオのために矛盾の嵐となっています。
雹が銀座だけに局地的に降るというのはあり得るとして、高潮の被害は広範囲のはずで、銀座・新橋地区だけにレスキューが集中して出動すると言うのはいかにも不自然です。銀座線なんかよりりんかい線の方が絶対やばいことになってるって! 銀座線とか丸の内線みたいな戦前に作った地下鉄は江戸城の地下通路(抜け道)を再利用してるんだから、冠水はするかもしれないけど崩落なんてめったなことではしない。なんたって400年もってる地盤なんだから。
おおかた、三丁目の夕日でつくった新橋・銀座のCGデータを流用したってところでしょうか。どうせやるんだったらシャレでもいいから壊滅状態のお台場でフジテレビ社屋が倒壊したシーンを入れてほしかったなぁ…

クライマックスの台風の目が過ぎた後ふたたび暴風と豪雨に戻るはずなのに、なぜかなんとなく雲ひとつない無風状態になってしまっているし。そんなにすぐ天候が回復するならそれまで待てばいいじゃんってことになるよね。単に香椎由宇がボケてただけなのかも知れないけど。

ちなみにモールス符号では 短点2回 短点5回 短点2回 は 252 ではなく i5i なので間違いのないように。

多くを期待せずにドラマ部分を捨てて特撮シーンだけ楽しむつもりで観るなら楽しめる映画です。

ミラーズ

Filed under: - dekaino @ 22:18 このエントリをはてなブックマークに追加 若困里呂討Bookmark被リンク数

ミラーズを観ました。
24のジャック=バウアー役で有名なキーファー=サザーランド主演。

ホラーと言うよりは超常現象ミステリと言った方が正確かも。X-Fileのノリがちょっとあります。
流血シーンはかなりどぎついです。
それにしてもキーファー=サザーランドは病んだ警官を演じるのが上手いです。アルコール中毒関係の演技は私生活でも十分予習済みだもんねってぐらいのリアルさです。

主人公の小学生くらいの息子のマイケルというのがいるのですが、彼の部屋に貼ってあるポスターがヤバいです。やれツバサクロニクルやらねぎ魔やら日本のダメ系萌えアニメのポスターがいっぱい。スタッフの趣味なんだろうか。こんなアニメに小学生男子がはまってる方がよほどホラーです。

ニューヨークにある数年前に火事で全焼してしまったデパートの廃墟が舞台です。ここに主人公のベンが夜警として見回りして事件に巻き込まれるという趣向。日本でいえば、かつて赤坂にあったホテルニュージャパンの廃墟が近いイメージでしょうか。確かにお化けが出てもおかしくない感じ。

なんだかんだいってキリスト教文化の悪魔ばらい(エクソシスト)の流れっぽいストーリーです。

2008/12/27 Saturday

コロナシネマワールド さらにデフレ料金

Filed under: - dekaino @ 23:12 このエントリをはてなブックマークに追加 潟激若 のはてなBookmark被リンク数

コロナシネマワールドでは2008年12月から毎月5日16日27日が料金1000円になるそうだ。ただし会員(入会金、年会費無料)のみ。この会員証(コロナッチョカード)は同施設にある会員制マンガ喫茶と共通なので、持ってる人は多いはず。

以前に作った1000円で見られる条件リストを修正してみた

日付系
毎月1日 全系列
毎月5日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月16日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX
毎月27日 コロナシネマ(コロナッチョ会員のみ)

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

2008/12/21 Sunday

ワールド・オブ・ライズ

Filed under: - dekaino @ 22:25 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉祉ゃ困里呂討Bookmark被リンク数

ワールド・オブ・ライズを観ました。原題はBODY OF LIES。直訳すると「偽りの相棒」あたりでしょうか。
劇中でも、CIAの現地エージェントの主人公のことをワシントンDCにいる情報戦略官はBODYと呼んでいます。

非常に分かり易いCIAのスパイ潜入ものの映画で、舞台は中東、イラク、ヨルダン、トルコです。
流血系の表現がどぎついです。ストーリーそのものは非常にわかりやすいように簡略化されていて、スパイの騙しあいドラマを期待してみると肩透かしかも。
なんたってゲームのプレーヤーがCIAとヨルダン情報部と正体不明のテロリストの3者しか出てこないんだからしょぼい。英国MI6とかイスラエルのモサドくらい出しやがれって感じ。
タイトルにもある嘘がキーワードなのですが、そんなたいした嘘でもないし嘘で塗り固めた世界観と言うわけでもない、ハリウッド映画になれた観客にもよく理解できるような薄っぺい嘘でしかありません。

デカプリオはアラビア語が上手いCIAエージェント役なのですが、彼のアラビア語が本当に上手いのかどうか私には判別できませんでした。どこのアラビア語方言だったんだろうか? ヨルダン情報部のハニの英語は確かにちょっと違う英語でした。たとえば「我々でやろう」って字幕で出るセリフで by us ではなくて by we とbyの後に主格がきてました。これは訛っているのか、それともイギリス英語なのか、少なくとも米語とは違う言葉でした。

アクション映画というよりは拷問の痛さがリアルに伝わってくる映画。

2008/12/20 Saturday

地球が静止する日

Filed under: - dekaino @ 23:39 このエントリをはてなブックマークに追加 亥罩≪イ里呂討Bookmark被リンク数

地球が静止する日を観ました。原題は"THE DAY THE EARTH STOOD STILL"です。ほぼ直訳。1951年に制作されたオリジナル版のリメイクです。1951年版の原題は同一ですが、邦題はちょっと変化してて「地球静止する日」です。なぜかリメイク版は地球〜ではなくて地球〜。ジャイアントロボにひきずられているのか? それとも50年経って日本語が変化したのか?

テーマ、メッセージ、そしてSFとしての格はオリジナル版と変わりません。ただし、舞台を冷戦終了後の現代にうつし、SF考証も今風になっています。主人公の異星人クラトゥが地球人と同じ姿かたちをしている理由もきれいに説明されますし、くわえて護衛ロボットのゴートがかなりSFギミック的にかっこいいです。かなり月光蝶っぽい。

降下ポイントがオリジナルではワシントンDCだったのに、本作ではニューヨークになっていたのは国連本部があるからなのでしょう。だからといって国連にまかせたりせず、アメリカが独裁的に処理しようとするあたりはオリジナルのままであり、アメリカって国は1951年から変わっていないのかもしれません。

以下はネタバレ談義
タイトルにある地球停止とは全世界的停電のことなのですが、オリジナル版と本作では発動するタイミングがだいぶ違います。オチがあいまいなところは変わらずなので、映画が終わった後の世界がどうなったかは観客の想像力に任されます。
本作での停電現象は飛行機だけ例外ということはなさそうなので、エアフォースワンに乗ってるであろう合衆国大統領は墜落死したことは想像に難くありません。徹底的に破壊されたのはアメリカ本土だけだし、実はクラトゥの文明は地球の突出した超大国を弱体化するという高度に政治的な介入をしただけなのかもしれないですね。
食物連鎖の頂点としての人類を完全に滅ぼしてしまうと逆に生態系を損なってしまいそうです。アメリカのロッキー山脈の狼は人間の駆除活動によって絶滅寸前までいったのですが、そのために生態系が崩れてカリブーなどが増えすぎてしまったそうです。そこでカナダから狼を連れてくるなどの保護施策を行って生態系を維持しようとしているとのこと。クラトゥ達も同じように人間の個体数を制御しようとしているのかも?

オリジナル作の良さを損なわずに、巧妙かつ大胆に現代風アレンジを断行した傑作です。

2008/12/14 Sunday

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

Filed under: - dekaino @ 23:23 このエントリをはてなブックマークに追加 祉泣潟/儹篏篏Δ里呂討Bookmark被リンク数

トロピック・サンダー/史上最低の作戦を観ました。
コロナワールド小田原で観たのですが、なんと観客は私独り! 完全貸切状態です。その日は14日で近所にあるTOHOシネマズ小田原がすべて1000円のサービスデイだったことを考えに入れても、客の入りが悪すぎです。
おそらく予告編がよくなかったんじゃないかと思います。あの予告編だと日本人に観に行きたいと思わせるのは難しい気がします。あの予告編では100%オバカなノリのオースティンパワーズからセクシー要素を100%削除したような映画にしか思えないもん。まったく女っ気ゼロというのは問題だ。

しかし、実際はそんなバカ映画ではないのです。いや確かに下品でグロいお下劣ギャグ満載なのですがそれだけではない。本作はドリームワークスらしくきっちりとA級作品に仕上がっています。誤解を恐れずに言えば、本作は実写版シュレックです。みんなが知っている有名俳優を元ネタとしたパロディが主のドタバタコメディなのですが、逆説的に意味深い話を展開していくのです。映画撮影と現実がごっちゃになった俳優モノという点でギャラクシークエスト(これも名作)にも近いかもしれません。

とにかく本作はあなどるなかれ。まったく話題になっていないまま上映期間が終わろうとしていますが、セルDVDが出る頃に口コミでブームが来るかもしれないポテンシャルを秘めていると思います。

映画の知識が多ければ多いほど本作は楽しめると思います。私は貸切状態だったのをいいことに思いっきり爆笑してました。映画に詳しくない人でも楽しめると思いますが、少なくともプラトーンだけは事前に予習してほしい。
スタートレックネタならゴーン星人についてみておこう → Youtube

劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 雁蚊蚊蚊薔弱お ユ茖!!のはてなBookmark被リンク数

劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!を観ました。
東映動画/東映アニメーションのゲゲゲの鬼太郎40周年を記念した初の劇場版長編アニメです。(過去にも劇場版はあったけど中編でした)

いきなり冒頭は、白黒時代から2007年から放送している現行版まで5代の鬼太郎勢ぞろい。もちろん声優も野沢雅子、戸田恵子、松岡洋子、高山みなみが勢ぞろい! なかなか見ごたえがあります。残念ながら墓場鬼太郎は出てきません。今度は猫娘も5代全員勢ぞろいしたところをみてみたいです。

本編は、シナリオも作画も十分時間をとってていねいに作ってある印象です。序盤はいかにも学園が舞台のJホラーな作り方で、いかにもセーラー服を着て辛気臭い顔をした佐伯日菜子が転校してきそうな雰囲気です。
日本全国を6ブロックにわけ、それぞれで猫娘が出てくるパートが違う趣向が凝らしてあります。私はTOHOシネマズ小田原で観たので、関東甲信越バージョンです。猫娘がチャイナ服着て中華街で中田横浜市長と出てくる謎展開。他のブロック地区も似たような展開なのかなぁ?

尺は90分弱と完全に長編なので学齢に達してないお子様だとちょっとつらいかも。大人が観ても楽しめる良作です。

2008/12/7 Sunday

ウォーリー

Filed under: - dekaino @ 17:04 このエントリをはてなブックマークに追加 若爾里呂討Bookmark被リンク数

ピクサーの劇場アニメウォーリーを観ました。
700〜800年後の未来、環境破壊された地球から人類が逃げ出した世界の話です。SF考証的にはかなり綿密な設定がなされており、ハードSFといってもよい世界観が構築されています。特に冒頭のウォーリーの700年間続いたであろう日常生活の描写はSF的にセンスオブワンダーにあふれています。

おそらく同じ時期に設計されたはずのウォーリーとイヴ(イヴァ?)はかなりの性能差があります。量産の家庭用ロボットと金持ち層向け宇宙クルーザーの備品ロボットでは違って当然なのかな?
しかも両者のコミュニケーションがかなり非対称。ウォーリーはほとんど片言の英語しか話しません。西部劇の教養がある白人開拓者と地元のインディアン娘との交流みたいな感じ。しかし後半で700年間の歳月で得た経験によりかけがえのない叡智を得たロボットであることが暗示されます。

ウォーリーのデザインはショートサーキットのNo.5にそっくり。リスペクトでしょうか? No.5はシドミードのデザインです。それを思うとSFっぽい本作にふさわしいのかも。
No.5 vs Wall-E

現代の物質文明に対する強烈な風刺がかなりきつい作品。それでも結局はロボットより人間が偉いんだというあたりがいかにもアメリカ映画です。

猫ラーメン大将

Filed under: - dekaino @ 9:31 このエントリをはてなブックマークに追加 若<喝ぇ絨のはてなBookmark被リンク数

猫ラーメン大将を観ました。
猫ラーメン大将 加藤和樹と長澤奈央

原作は4コママンガらしいのですが未見です。チープなヌイグルミ操演で河崎実監督によるまさかの実写映画化が実現しました。人間キャラの主演は加藤和樹と長澤奈央、なんとなく特撮の香り。

紗綾
そしてヒロインは紗綾。デビュー当時Fカップ小学生と騒がれた彼女も今はもう中学生。紗綾を起用してくるあたりが河崎監督のマニアックさを感じさせます。

本作に出てくる猫は三種類。主役の猫のラーメン大将をはじめとする人語を話すヌイグル猫、2番目はヌイグルミなのにニャーとしか言わない猫、3番目は本物の生猫。ヌイグルミ猫と生猫が何の説明もなく競演するところは、ハローキティと彼女の飼い猫チャーミーキティの歪んだ関係を思わせます。
人語を話す猫の声優として古谷徹(星飛雄馬)と加藤精三(星一徹)が起用されています。ここも見所(聞き所)!

ストーリーは小ネタの積み重ね(たぶん原作由来)をしながら最後のクライマックスへもっていくという劇場版自虐の詩と同じ形式です。
最後は因縁の相手とラーメン対決をするわけですが、みているだけでラーメンが食べたくなってきます。

ゆるーいギャグとゆるい人情(猫情?)物語が心地いい作品です。
♪時には醤油のように〜 という替え歌も笑える(作詞 河崎監督)

2008/12/5 Friday

D-WARS ディー・ウォーズ

Filed under: - dekaino @ 23:36 このエントリをはてなブックマークに追加 D-WARS c若祉若困里呂討Bookmark被リンク数

D-WARS ディー・ウォーズを観ました。原題はD-WAR、単数形です。Sはつかないのです。STARWARSからの連想なんでしょうか? 過去に複数形の原題をカタカナの邦題にするときに勝手に単数にしてしまうのはよくありましたが、逆のパターンはかなり珍しい。

韓国スタッフがハリウッドで撮った怪獣特撮映画です。とにかく特撮部分がすごい。伝説の超巨大な大蛇がロサンジェルスで大暴れです。ヘリコプターとも陸軍の戦車とも戦います。
ですがストーリーがまったくありません。夏休みのスーパー戦隊ヒーロー映画よりも中身がない。
最後に広げた風呂敷をたたむどころかそのまま投げっぱなしのシナリオは呆れるどころかあまりの堂々とした放棄ぶりに男気さえ感じさせます。
宮崎駿が暴走したまま誰もフォローしなかったらこんな映画になるのかも知れません。

もう劇場版デビルマンなんか目じゃない破綻したストーリーと卓越した特撮シーンのアンバランスさが素敵な映画です。

最後はやっぱり人類は滅んでしまったってことなのかなぁ。それじゃ来世で会えないなぁ…

2008/11/30 Sunday

ハッピーフライト

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 若ゃのはてなBookmark被リンク数

矢口史靖監督のハッピーフライトを観ました。
テレビでもたくさん宣伝されているので世間の認知度も高く、改めて説明する必要もないでしょう。ANA全面バックアップの旅客機を舞台にしたコメディ映画です。
今までの矢口監督の映画はアマチュアとして道を究める人々の群像劇が多かったと思いますが、本作はプロフェッショナルな人々の物語です。プロだからプロの職場だけが描写されます。映画が始まってから終わるまで劇中では半日しか経過しません。せいぜい5〜6時間。これは従来の矢口映画ではありえない時間感覚かも? テンポがよく最後まで一気に魅せてくれます。

タイトルにハッピーとついてますが、ハッピーはハッピーでもこれは「不幸中の幸い」のハッピーだと思います。しかもハッピーエンドのように見せて冷静に考えればかなり不幸があふれてます。
よくよく考えると修学旅行の生徒たちは本当にかわいそう。まぁいい思い出になったかもしれないけど。

肘井美佳が活躍する映画は結構久しぶりかも。それにしても寺島しのぶは貫禄たっぷりでコワいです。

2008/11/27 Thursday

宮廷画家ゴヤは見た

Filed under: - dekaino @ 7:35 このエントリをはてなブックマークに追加 絎綮欠糸吟眼ゃ荀のはてなBookmark被リンク数

宮廷画家ゴヤは見たを観ました。原題はGoya’s ghosts。

激動の時代のスペインを舞台に、数奇な運命をたどった豪商の娘と神父の話です。歴史上のゴヤ本人もいろいろな逸話がたくさん伝わっているのですが、そこはすべて外してゴヤは狂言回し役に徹しています。

ヒロインはナタリー=ポートマン。V for ヴェンデッタ以上の汚れ役を見事にこなしています。アメリカ・スペイン合作で上映されたのは英語版でした。主人公達もナポレオン仏軍も英語はなしてます。もちろんイングランド軍も。スペイン風だったのはMr.のかわりにSr.(セニョール)を使ってたくらいかな。スペイン語版があるならそちらも観てみたいです。

出てくる人物はゴヤも含めてすべて俗物で、カトリック教会やフランス革命軍の腐敗ぶりがいい感じに悪臭はなってます。
歴史大河モノが好きな人なら楽しめると思います。

2008/11/13 Thursday

コロナシネマワールド小田原の子供向け評価

Filed under: - dekaino @ 8:26 このエントリをはてなブックマークに追加 潟激若絨医絖箴荅箴,里呂討Bookmark被リンク数

コロナシネマワールド小田原の子供向け作品評価がすごいです。

どこの映画館でもやってることですが、上映中の作品の表を建物内の壁に貼り出しています。コロナ小田原は各作品についてお子様お薦めかどうか○△×の3段階で評価しています。

たとえば「パコと魔法の絵本」は○評価。まぁ当然ですね。今やってる中では一番子供向け。
他に○評価がついた作品は「レッドクリフ PartI 吹替」、まぁ吹替だからね。そして「イーグル・アイ」、アクションは大人子供関係なく楽しめるよね。

△評価はたとえば「釣りバカ日誌19 ようこそ! 鈴木建設御一行様」、団塊の世代がコアターゲットだから子供にはイマイチかもね。「まぼろしの邪馬台国」も△評価、そりゃサユリストの子供なんていないだろうしな。

ここまでは、非常に真っ当な評価です。誰がつけてもこんな感じでしょう。コロナ小田原がすごいのは×評価です。
なんと「崖の上のポニョ」が×評価! なんという大胆な評価。素晴らしい! たしかに善悪の区別がつかない子供にみせるにはあまりにも毒が強い作品です。少なくとも海の魚を水道水に入れるなんて無茶なことを覚えさせるのはまずいでしょう。
それにしても、釣りバカとか邪馬台国より下の評価とは思い切っています。クールだぜコロナ小田原!

ちなみに、「20世紀少年」も×評価。まぁこれは子供向けというより大人向けでも×だから妥当でしょう。

残念なのはこのクールな評価は館内に貼ってあるだけで、ネットでは見られません。やはり大人の事情でしょうか? この上映作品表を見たい人はコロナ小田原に行くしかありません!

2008/11/10 Monday

X-ファイル:真実を求めて

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 X-<ゃ:絎羆Δ里呂討Bookmark被リンク数

X-ファイル:真実を求めてを観ました。人気テレビシリーズ(すでに終了)の映画化第2弾。とはいっても前の映画化は10年前です。

ストーリーはいつもの都市伝説っぽい怪しい話をいつもの2人が捜査するというもの。ちょっと手塚治虫のブラックジャックっぽい医学の限界と生命倫理ネタです。
ロシア人が出てくるところがホントうさんくさくて、なんでわざわざロシア人がアメリカに来て危ない橋を渡るのか謎です。まだ中国人にした方がリアリティあったかも? 中国では人間の生命は安いからね。

テレビシリーズファンに対するファンサービスも豊富にあるので、X-ファイルが好きだった人にはおすすめ。

2008/11/9 Sunday

レッドクリフ Part1

Filed under: - dekaino @ 6:39 このエントリをはてなブックマークに追加  Part1のはてなBookmark被リンク数

レッドクリフ Part1を観ました。言わずと知れた赤壁の戦いの映画化。監督は呉宇森(ジョン=ウー)。私が見たのは中国語音声で日本語字幕のバージョンです。

基本的には三国志演義をベースとした話なので、劉備は人徳が高い君子の善玉で、曹操は後漢帝国を専横する奸臣という悪玉という人物設定。劉備軍が新野城から敗走して、孫権と同盟、赤壁の地に陣を組み、曹操軍に陸戦で快勝するまでがPart1です。クライマックスの水軍の戦いはPart2までお預けです。

冒頭に三国志世界の背景について説明がこれは日本版だけなのか? 三国志を知らない人には量が多すぎてよくわからないだろうし、といってマンガやゲームで知った程度の人には当然過ぎることばかりで何の助けにもなっていない謎の説明パートです。

存在意義がよくわからない馬の難産シーンで、諸葛亮が見事を仔馬をとりあげます。そして付けた名前が萌萌(もんもん)。なんで もんもん?
しかも諸葛亮に「馬の出産も牛のも似たようなものでしょう」なんて言わせてるし、おそらく女優の牛萌萌にかけたギャグ? よくわからないネタが豊富に折り込まれているようです。

アクションシーンはかなり派手。三国志無双ばりに武将が一騎で出て行って雑兵を百や千くらい千切っては投げの大活躍。もうどうにでもしてくれ的なサイヤ人なみの無茶苦茶な戦闘力です。

時代考証的には矛盾だらけなのですが、そこはあえて目をつぶらないと精神衛生上よくありません。でも、赤壁の戦いの前から「赤壁」という地名があって地図にも書かれているってどうなのよ (赤壁という土地は実在するが、地名は赤壁の戦いがあった故事によるもので、その前に赤壁と呼ばれていたはずはない)

金城武が演ずるスーパー軍師の諸葛亮孔明、劇中中国語音声では普通に「諸葛亮」って呼ばれているのですが、なぜか字幕では「諸葛孔明」出ます。いやいや誰も孔明のコもいってないよ! どうも字幕製作者は日本だと孔明って言わないと通じないと思っている節があります。別に諸葛亮でいいのに、そこまで日本の三国志おたくに迎合しなくてもいいのではないかな?
余談ですが、中国語と日本語で呼び名が違うキャラって結構いて、たとえば西遊記の三蔵玄奘の仏弟子の豚の妖怪。日本だと猪八戒という名が有名ですが、中国では普通に猪悟能って呼びます。三蔵の弟子は悟空、悟能、悟浄とちゃんと統一性が法名を持ってるんです(ただし三蔵本人は弟子達を孫行者、猪八戒、沙和尚と呼ぶ)。これも中国語音声で「悟能」となってても日本語字幕で「八戒」と超訳されてしまうんだろうなぁ

映画の最後、クレジットが流れた後にPart2の予告編があります。当然のごとく燃える展開のようです。はやくPart2が観たい!

2008/11/2 Sunday

イキガミ

Filed under: - dekaino @ 7:10 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃのはてなBookmark被リンク数

イキガミを観ました。
原作はマンガらしいのですがまったく読んだことはなく、映画館でやってた予告編を観ただけで特に期待もせず、たまたま映画の日にプレミアスクリーンでやっていたというだけの理由で観ました。

そしたら期待してないのを上回る出来の悪さに驚き。なにこれ? Vシネマみたい。しかもかなり程度の悪い方のVシネマ。
こんな作品にあれだけ予告編うちまくっていたとは驚きです。

オムニバス形式で3つの話が淡々とつづられるのですが、おそらく各話の間にCMをはさむことが前提の作り、とても間延びしていて劇場で観るような作りになっていません。
キャストは豪華なのですが、どうもキャストが先に決まりそれを活かすために脚本が書かれたような、まさにテレビドラマ的手法で作られていて、どうにもつまらないです。
何か勘違いしたのか劇場には多くのファミリー客がきていましたが、子供達は最初の30分でダレて、しゃべりまくるし走り回るし大変な状態。でも責める気持ちにはなれません。大人だって走り回りたいよってくらいひどかったです。

だいたい対象者3人が3人とも男性というのがバランス悪いし、毎日複数人が処分されている流れの中でたまたま担当した連続3件のみを切り出したって設定なのに、3件だけが特別扱いされていて違和感があります。
月に100件で少ないなぁとかいうノリなのに、かなり昔のたまたま担当した連続した3件のことだけ、どうしてそんなにこだわっていられるのか? 減俸とか研修とかの方をもっと考えろと!
後日談のあたりの妙なノリは世界観に矛盾しています。

製作の意図としては観客に泣いてほしいお涙頂戴モノらしいのですが、私には泣くのは無理でした。

2008/10/25 Saturday

イーグル・アイ

Filed under: - dekaino @ 6:48 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若違祉≪い里呂討Bookmark被リンク数

イーグル・アイを観ました。
60〜70年代によく見られたネタを現代風にリメイクしたSFサスペンスです。
変に近未来風にせず、等身大の現代のアメリカが舞台なのが面白いといえば面白いですが、やはりSFとしてはネタが古く陳腐だと言わざるを得ません。

もう少しひねれば面白い話になると思うんだけどなぁ… 家族を人質にとって言うこと聞かすのは24 Season1で使い古された手だし。たとえば宗教と絡めてみるとか。いわゆる神の啓示とか神からの指令みたいにした方が人は動くし、絵的にも面白なりそう。でもまぁ機械仕掛けの神なんてオチも陳腐かな。
アクションシーンはよくできてます。

2008/10/18 Saturday

シネコン料金もデフレ化?

Filed under: - dekaino @ 7:29 このエントリをはてなブックマークに追加 激潟恰?のはてなBookmark被リンク数

日本最初のシネコン ワーナーマイカル海老名ができたとき、レイトショー料金という概念に驚いた。21時以降の回がなんと1200円! 今では全国で当たり前だが当時は画期的でした。

しかし最近の不況デフレ事情のためか、シネコンの映画料金はさらに低価格化の傾向を強めているようです。しかし各系列によって条件が違うので混乱しがち。そこで、神奈川県央のシネコンで、1000円で見られる条件をリストアップして整理してみました。

日付系
毎月1日 全系列
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

レイトショー1200円で喜んでた時代が嘘のようです

2008/10/13 Monday

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

Filed under: - dekaino @ 22:41 このエントリをはてなブックマークに追加 遺皿≪ゃ守紫 <ゃ祉潟海里呂討Bookmark被リンク数

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウンを観ました。
劇場版電王第三弾、一応今回で最後にすると宣言してますが、人気が出たらどうなるかわからない人気シリーズ。

今回は良太郎の孫の幸太郎がニュー電王として活躍。電王ワールドにおける2号ライダーなのか? V3やライダーマンを出せばまだまだ続くのか、もう初期設定なんかすべて忘れてしまったような開き直って勢いで押しまくった作品です。
今回もアクション満載の良作。ただ、ヒロインの神田沙也加は泣いているばかりで何もしてないのがちょっと寂しい。もうちょっと何か気のきいたことをやってほしかった。

最後のクレジット画面でイラストがたくさん出てくるのですが、大きいハナ(白鳥百合子状態)が描かれたイラストも出てきてました。とりあえずイラストではなかったことにはされていないようです。次に電王映画つくるなら白鳥百合子を出してほしい。でも無理だろうなぁ…

まだいくらでも話が続けられそうな決着でしたが、そろそろ小ハナ役の松元環季(子役)が育ちつつあるから、限界が近い気がします。メインキャスト総とっかえで続けられないものかな?

2008/9/29 Monday

アイアンマン

Filed under: - dekaino @ 0:59 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟海里呂討Bookmark被リンク数

アイアンマンを観ました。マーベルの有名ヒーローの実写映画化です。

アメリカでは大ヒットしているそうですが、確かに面白いです。大人が観ても楽しめます。原作の骨格は変えずに現代の国政政治事情にうまくあわせた話作りで、それなりに説得力があります。少なくとも007くらいにはリアルな背景設定です。マーベルヒーローからこんなハードな国際政治設定が出てくるとは思わなかった。

クルマにひかれそうになった子供を間一髪で救うのがせいぜいの何も考えないヒーローとか、ヒーロー同士でつるんで集団で悪の組織をボコりにいくマッチョ集団とかが従来のマーベルヒーローの印象だったのですが、劇場版アイアンマンは違います。
国際的武器製造会社の若社長が、テロ組織が自社製の武器を使っていることに苦悩するという、日本のマンガ・アニメが80〜90年代にすでに通過しているような設定を堂々と出してきて、そして成功しています。アクションもかなり面白かったです。やはり等身大人型兵器の空中戦は燃える! 演技も東映特撮にひけをとらないキレ。ほんと文句のつけどころがない出来です。

最後の最後にアベンジャーズ(マーベルヒーローの徒党)への誘いがくるあたり原作ファンへのサービスなんでしょうが、続編をつくるとしてもアベンジャーズは出してほしくないです。このハードな世界観でつっぱしってほしいものです。

2008/9/28 Sunday

兼高かおる世界の旅 南極編3部作

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝 罐窮隈3篏のはてなBookmark被リンク数

以前にも紹介した兼高かおる世界の旅・再放送 南極編、3週連続の特別企画を3つともすべて見たので紹介します。
これはTBSチャンネルで再放送されている番組。本放送は1971年でした。
スタジオのかおると芥川
スタジオで南極の説明をする兼高かおると芥川隆行(故人)。1971年当時の兼高かおるは43才! とても40過ぎとは見えない! 当時珍しいカラー放送をアピールするためか服装はとんでもないサイケ色になっています。

南極番組といえば昭和基地と思いますが、今回はまったく出てきません。
なぜならば、米軍全面バックアップのジャーナリスト向け南極ツアーに参加したレポートだからです。米軍は昭和基地など眼中にないのです。

まずいきなり米海軍輸送機に乗って空路で南極大陸に上陸です。
米海軍の輸送機
宗谷とかしらせで日本から海路オンリーで行く日本隊とは気合が違います

防寒具の説明
米海軍輸送機内で防寒具の説明を受けるかおる。すべての装備は米軍から無償貸与だそうです。さすが米軍、従軍記者には大盤振る舞いです。

米沿岸警備隊ヘリコプタ
着陸ポイントからこんどは米沿岸警備隊のヘリで砕氷船まで移動

米沿岸警備隊の砕氷船
砕氷船も米沿岸警備隊の船です。さっきのヘリはこの砕氷船の艦載機だったようです。

砕氷船でもっとも南極点に近い港、ロス島にあるマクマード基地まで行きます。
ペンギンとかおる
アザラシとかおる
ロス島にいる動物とたわむれるかおる。季節は夏なので地面が見えます。
バブルの頃まことしやかに言われたスキーウェアを着ると3割増しで美人に見える効果でしょうか、かおる当時40overとは思えない。21世紀のアラフォーは負けてます。

マクマード基地は南極大陸にある米国基地の中ではもっとも気候が穏やかな場所にあり、いろんな施設があります。アメリカ人たちはここを「南極のマイアミ」と呼んでいたそう。

教会1
教会2
教会だってあります。さすがアメリカ人。どんなとこにも教会を作る!

そして原子炉すらあるのです。原子力は夢の未来エナジィィィ! さすがアメリカン魂あふれる施設。
南極原子炉1
南極原子炉2
ちなみに21世紀現在には南極に原子炉は存在していません。さすがに廃炉になってます。

マクマード基地から雪上車でバード基地まで移動。ここは南極点までの中継基地となります。当時は越冬もしていたようですが、現在は夏季しか人はいないらしい。
バード基地にある生物研究室
バード基地にある生物研究室にお邪魔してみました。
生物研究室内部1
部屋の内装は意外と普通な感じ。なにやら真空管が搭載された増幅器を調べる科学者達。真空管というのが時代を感じさせます。
生物研究室内部2
どこにでもギターを持ち込むアメリカ人。極地にいる緊張感を感じさせません。

海中撮影1
棚氷に穴を開けて、ゴンドラを海の中に沈めます。カメラマンごと沈めて海中を撮影。
海中撮影2
アザラシがいます。
海中撮影3
スキューバダイビングする猛者もいます。

ハード基地から南極点にあるアムンゼン・スコット基地まで空路で移動。
輸送機

夏なので南極点は白夜です。
アムンゼン・スコット基地の通信室
南極点基地の通信室

そしてアマチュア無線局KC4AAAのシャックもありました。
南極点基地のアマチュア無線室
QSLカードが壁一面に貼ってあるのがわかります。

当時の日本の電波法では違法でしたが、アメリカのハムでは当然フォーンパッチが可能です。越冬隊員が本国の家族とフォーンパッチで話をするとき、部屋の上にこのような看板を出してプライバシーを守るのです。
フォーンパッチ

やはり女性が少ない環境らしく、かおるはモテモテだったようです。
当時の米軍人には日本駐留の経験がある人が多く(特に海軍・空軍は)、日本で放送されていた兼高かおる世界の旅を知ってるいる人もいたようです。

今の若い世代は兼高かおるを知らない人が多いでしょう。世界の旅そのものが兼高かおる本人の企画で、プロデューサ(スポンサーとしてパンナムを引き込んだり)、ディレクター、現地レポータ、通訳すべて独りでこなしたスーパーウーマン。
番組内で、ケネディー大統領と握手したり、アポロ11号の前にヒューストンのNASAの基地を紹介したり、ガチャピンか兼高かおるかってくらいの活躍をした人なのです。そろそろ再評価の動きがあってもいいかも。ちなみにまだ本人は存命です。

2008/9/23 Tuesday

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇

Filed under: - dekaino @ 19:44 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 紊腦 違潟 膣膀のはてなBookmark被リンク数

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇を観ました。
テレビアニメの劇場用に再構成したものです。
紅蓮篇は獣人四天王を倒すところまで。続きは螺厳編らしい。全部で2部か3部でやる予定のようです。

基本的なストーリーはテレビ版と同じですが、四天王を倒すあたりは完全に新作です。話をはしょってる関係で微妙にテレビ版とは話が前後している部分もありますが、劇場版だけでみればあまり気にならないと思います。

上映館も少ないし基本はセルDVDで儲ける目論見だと思われる作品。
絵の密度もご家庭のテレビでみるとちょうどいいレベルで、映画館でみるとちょっとスカスカな感じがします。

2008/9/22 Monday

イントゥ・ザ・ワイルド

Filed under: - dekaino @ 9:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟ャ祉吟祉ゃのはてなBookmark被リンク数

イントゥ・ザ・ワイルドを観ました。実話を元にした映画です。

頭脳優秀かつ経済的にも恵まれた若者が、いきなり蒸発して無銭旅行に出てしまう話。出発前にすべての貯金はチャリティに寄付し手持ちの小額紙幣も燃やしてしまう徹底ぶりに若者特有の潔癖さが描かれています。

アメリカ各地の雄大な自然がとても美しい反面、ストーリーはかなり重いです。1990年代を舞台としているのですが、まだアメリカにはヒッピー文化の残滓があったんですね。さすがに21世紀の今は老人ばかりでつらいんだろうなぁ。
本作には表面的には宗教的な話はほとんどでてきませんが、バックボーンにはキリスト教の価値観・倫理観が深く横たわっているように思えます。

主人公は自分の母親が正妻ではなく愛人であることに深く傷ついています。東アジア人には別にどうでもいいじゃんって感じられます、自分のせいじゃないわけだし。しかし、キリスト教倫理観ではこれは大罪なんでしょう。
作中で、ひとりの老ヒッピーが主人公に「おまえはイエスか?」って問う場面がありますが、イエス本人も不義の子(マリアの子イエスという呼び名そのものがマリアの私生児であることを示す蔑称)であることにかけてあるものと思われます。

ロードムービー的に美しい自然の風景を観るのが楽しい映画。また、厳格で禁欲的な価値観を押し付けた結果の悲劇という見方もできる作品です。

2008/9/15 Monday

ウォンテッド

Filed under: - dekaino @ 18:19 このエントリをはてなブックマークに追加 潟のはてなBookmark被リンク数

ウォンテッドを観ました。けっこうエログロ流血しまくりでエグいです。日本ではR15指定で公開。

暗殺を生業とする秘密結社の話。メンバはみな超能力をもっていて、それは遺伝するらしい。
主人公はうだつのあがらないサラリーマン。でも実は暗殺者としてのすごい才能があって…という、今日からヒットマンみたいな話です。二代目二丁さんは営業だけど、本作の主人公ウェスリーは経理マン。アメリカでは経理マンがいちばん軟弱というイメージなんでしょうか?
アクションがとにかく派手で流血しまくり、登場人物発情しまくり。特に主人公の同僚が種犬なみです。アンジェリナ=ジョリーもがんばってます。

なんかかんだ紆余曲折あって、最後は富野的エンディング。それなりにキッチリおちをつけてるんで続編は難しいと思われます。

ハンコック

Filed under: - dekaino @ 8:41 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟のはてなBookmark被リンク数

ハンコックを観ました。
いい加減で投げやりなスーパーヒーロー ハンコックの物語。いかにもありがちなヒーローものと思って観てたのですが、中盤で大どんでん返しがありがぜん面白くなり、そのままの勢いで最後まで突っ走ります。

予告編だけではなんかありきたりなヒーロー物だと思ってたのですが、なかなかどうして結構面白い。なんたって設定が単純かつ納得力があるのがいい。(科学考証がきちんと出来ているという意味ではなく、そういう世界観だと抵抗なく納得させられる)
映画の宣伝はネタバレできないためにかなり地味になっていてちょっと損をしているかも。アメリカンヒーローみたいなお馬鹿ヒーロー物として見ても面白いです。

それから、字幕は戸田奈津子女史です。あのくだらない下ネタや冗談はことごとく訳さない戸田女史ですが、本作だけは下ネタやジョークをきっちり字幕に起こしています。これはかなり珍しいですよ! 理由は簡単、主役のハンコックのセリフが100%下ネタかダジャレか悪態だから。さすがにそれを訳さなかったら話が進みません。戸田字幕なのに下ネタ。けっこう衝撃でした。
ハンコックのニュース映像を見返す場面があるのですが、YouTube使ってました。一昔前ならTiVoあたりが出てきたんだろうけど、どんどん時代は変化しているのを実感しました。

2008/9/14 Sunday

20世紀少年第一章

Filed under: - dekaino @ 22:50 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛雁筝腴のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年第一章を観ました。正確には第一章がつかない「20世紀少年」が正しいタイトル。三部作と知らないまま勘違いして観に来る客のことを考えた姑息な考えが見え隠れします。

ストーリーはおおむね原作どおり、細かいところをはしょって2000年の大晦日まで描写されます。小学館の長期連載マンガはダラダラしてものが多いのですが、映画化されるとそのダラダラ成分が丸ごとカットされて面白くなることがあります。でも本作はダラダラ成分は100%保存されていて厳しい。脚本に原作者の浦沢直樹が口出ししている模様。これはダメだー。

原作連載時は謎が謎を呼ぶミステリ仕立てで20世紀が終わる2000年12月31日にクライマックスが来るように盛り上げておいて、広げた風呂敷たためずにいつものダラダラモードに突入してしまったわけですが、映画製作時には風呂敷がたたまれないことがわかっているわけで、演出も苦労しています。
まずは、2015年のうみほたる刑務所にいる囚人の回想という形で映画が始まります。つまり2000年には決着がつかないということを観客に提示。そしてどうせ解かれない謎なのだから謎なんか提示しません。観客は「いったいトモダチは誰だ」なんて謎にはまったく感情移入することなく100%受身でストーリー展開を見るだけに留まります。
観客は謎解きに関心がないわけで、マークの由来とか意味とかいきなり解説されても、ああそうだから何? とまったく面白くない。

そして展開が速いだけに原作にある矛盾「ケンジは忙しいコンビニ店長のはずなのにフットワーク軽すぎ」も強調されてしまいます。
だいたいうみほたるにいるショーグンが知るはずないケンジのコンビニ経営時代まで回想しているという大矛盾もあるし…

まぁいろいろ言いましたが、はっきりいって尺が長いだけでつまらない映画でした。しかも観客動員数は結構いってるみたいで興行的にはOKとは単に行かないところもつらい。このあとの第二章、第三章がやばいです。
はっきり言って本作を観て次回作を観たくなる人はまずいないでしょう。エンドクレジットロールが流れた後で第二章の予告編が流れるのですが、「しん・よげんのしょ」が画面に出たとき観客席から失笑が聞こえてました。確かにつらいよね、原作連載時もヤバいネタだったと思う。

基本プロモーションとしては第二章封切直前に金曜ロードショー枠で本作をテレビ放送してCMガンガン打つんでしょうが、そもそも本作2時間半以上あるのでノーカット放送したらかなり苦しい。最後まで付き合ってみてくれる視聴者は少なそう。それに加えて本作を観たらむしろ第二章を観たくなくなってしまうんじゃないかという危惧あり。考えれば考えるだけ、第二章は厳しそうです。

もしかしたら第三章の製作はないかも?

2008/9/7 Sunday

兼高かおる世界の旅・再放送 南極編

Filed under: - dekaino @ 11:53 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝糸冗 罐窮隈のはてなBookmark被リンク数

スカパーのTBSチャンネルで再放送されている兼高かおる世界の旅。ずっと白黒時代の再放送をしていましたが、夏ぐらいからやっとカラー版になりました。

そして今月は南極編です。1971年放送。あの兼高かおるが南極点まで到達します。彼女の行動力は無闇にすごいです。しかも日本の南極探検船(当時は宗谷か?)ではなく、ニュージーランドから米海軍の輸送機に乗って南極上陸です。着陸したら米沿岸警備隊のヘリで難局基地へ。さすがパンナムの広告塔、桁違いです。基地からは同じく米沿岸警備隊の砕氷船でロス島へ移動。

当時としても1週間で終わらせるのはもったいない企画だったらしく何回にも分けて放送されたらしい。第一回は砕氷船に乗ったところでオシマイ。第二回が南極点で、第三回が科学研究の紹介らしいです。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

Filed under: - dekaino @ 11:36 このエントリをはてなブックマークに追加 3 絽腱絎のはてなBookmark被リンク数

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝を観ました。
前作からだいぶ時間があいての続編ですが、基本的要素はきっちり継続されています。ただ舞台がエジプトでなく中国に変更になってはいますが。

もともとおバカ映画なので当然最新作の本作もおバカ映画です。第一作の頃の売りのCGも今となっては普通にやって当然レベルなので、力点はワイヤーアクションの方に移行しています。まさに90年代中国返還直前の香港映画のノリをそのままお金をかけて綺麗に仕上げたという作品です。
ジェット・リーはかっこいいですが、彼を堪能するならドラゴンキングダムの方がおすすめです。

一応続編が作れるようなヒキで終わりますが、続編できるかなぁ?

2008/8/31 Sunday

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

Filed under: - dekaino @ 23:23 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若祉若/若潟祉若困里呂討Bookmark被リンク数

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズを観ました。
同名のテレビシリーズ(邦題 クローン大戦)と同じくエピソード2とエピソード3の間にあったとされる共和国軍と分離主義者軍との戦い(共和国軍の主力がクローン兵だったことからCLONE WARSと呼ばれる)ですが、まったく異なる話です。また、テレビシリーズは2Dアニメでしたが、本作は3DCGアニメです。

ジャバ・ザ・ハットの子供(赤ん坊?)が誘拐されるところが話は始まります。この赤ん坊がすごい可愛く造形されていてキャラクターグッズで一儲けするつもりだなとつい勘ぐってしまいます。
それからなんとアナキンにパダワン(弟子)がつきます。アソーカという名の女性です。これもなんか日本語みたいな響きの言葉ですね。
エピソード3とかそれ以降の4〜6ではまったく触れられないキャラをいきなり出して大丈夫なんでしょうか? ガンダムの劇場版ではマクベ死んでないくらいの大矛盾というかパラレルワールド現象が発生してしまいました。

映画の出来はアクションものとしてはかなりよくできていて大人でも子供でも楽しめるでしょう。ちょっと宣伝が足りないのが残念。もっとガンガンに宣伝売っても元が取れると思うんだけどなぁ… 日本ではあまりスターウォーズ人気って高くないのだろうか?

劇場版デトロイト・メタル・シティ

Filed under: - dekaino @ 22:51 このエントリをはてなブックマークに追加 雁ゃ祉<帥祉激のはてなBookmark被リンク数

劇場版デトロイト・メタル・シティを観ました。アニマル連載の漫画が原作。映画化は1年遅いとも言われた作品です。

原作の世界観を活かしつつも、大胆なアレンジを加えて原作とはだいぶ違った話になっています。NO MUSIC NO DREAMという言葉の導入して、映画としてはちゃんとまとまった話になったと思います。

それにしても加藤ローサのセリフの棒読みっぷりはすごい。女帝からまったく変わりません。ライブのシーンで「Go to DMC」と棒読みで叫ぶところは、もはや芸の域に達してるかもしれません。これに対抗できるのはNHK朝連ドラ「瞳」のKENを演じるMAKIDAI(EXILE)ぐらいです。

それにしてもクラウザーさんは大分から上京するのに飛行機じゃなくて新幹線なのは、あの格好では飛行機に搭乗できないからなのか?

2008/8/24 Sunday

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0

Filed under: - dekaino @ 22:55 このエントリをはてなブックマークに追加 GHOST IN THE SHELL 紙紙2.0のはてなBookmark被リンク数

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0を観ました。

オリジナル作との違いはアクションシーンの一部がCGに差し替えになっていることと、一部カット割が変更、そして人形使いの声が男声から女声(榊原良子)になっているところぐらいです。
脚本は基本的に変更なし。リメイクというよりちょっと贅沢なディレクターズカット版といった感じです。
マトリックスにパクられて有名になったオープニングの緑の文字が流れる効果は、何か白い曲線(シナプスだか神経のつもり?)がどんどんつながっていく効果に差し替えになってました。逆にマトリックスの真似とか言われるのがイヤだったんでしょうか?
基本的にCG新作部と新アフレコぐらいしかお金はかかってなさそう。

正直いってスカイ・クロラも興行的にはコケたわけで、ProductionI.G.が過去の資産を使って、安易に金策に走ったような作品です。
そういう意味で「新訳ゼータガンダム」などとはまったく異質です。
「なぜ今やるの?」という問いへの答えは「お金」しかない。
幸いなことに上映館が単館系に毛が生えたくらいに少ないせいか客席は満席に近い状態でした。スカイ・クロラより客席の埋まった率はずっと高そう。

それにしてもGHOST IN THE SHELLって娯楽作としてサービス満点でよくできてるんですよね。見直してみるとよくわかる。短い尺にこれでもかって詰め込んであってテンポがいい。
本作を見たらイノセンスがコケたのも当然の帰結かもと思ってしまう。イノセンスは観念的すぎてとても娯楽作とは言えない出来だったから。宣伝打ちまくってもアレじゃあねえ。

本作に興味がある人はすでにオリジナル作を見たことがある人がほとんどだと思いますが、劇場の広いスクリーンでもう一回見直すくらい気持ちなら金を払ってもいいでしょう。しかしオリジナル作のDVD持っているなら、本作のDVDを買うのはやめといた方がいいかも。

劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王

Filed under: - dekaino @ 10:29 このエントリをはてなブックマークに追加 雁篁≪ゃ若 薛のはてなBookmark被リンク数

劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王を観ました。ゴーオンジャーの併映。

TVシリーズの敵ファンガイアとは別のレジェンドルガという種族が劇場版の敵です。よって下っ端ザコのファンガイアは出てきますが、チェックメイト・フォーなどの主要ファンガイアはまったく出てきません。クィーンの出番もなし。
出番がないといえば、ゲストキャラの机なつき(岡本玲)が野村静香(小池里奈)とキャラがかぶっているせいか、静香さんほとんど出てきません。カメオ出演なみのちょい出のみです。

机なつきの母親役を杏さゆりが演じていますが、80年代風の落ち着いた化粧しているとまるで別人、なんかフツーの人みたいなのが個人的に驚きでした。YJ制服コレ企画みたいなケバ派手化粧じゃなければ案外普通らしい。

ストーリーは、テレビシリーズとまったく同じ世界観ですが、演出が工夫されているというか、オーソドックスなわかりやすい形式になっています。
特にTV版みたいにピュゥウゥンって謎効果音だけで2008年と1986年を行ったりきたりすることはありません。渡または音也がタイムスリップするというイベントが発生したときのみ主役視点で時代が切り替わり、TVシリーズをみておらず劇場版が初見の客でも混乱しないですみます。難解な構造の世界観なだけに、極力わかりやすく作ったようです。

それから、映画で明かされた驚きの事実、キバは代々継承されるものらしい。えーーー? じゃ先代って誰なの? 一子相伝なの? TVシリーズで明かされるんでしょうか? キバ三兄弟と仲間はずれのダメ三男みたいな話になったりするのかな?

ついでに、10月にやる電王映画の宣伝しまくりです。電王ってホント人気あるんですね。テレビシリーズで帰ってきた電王とかゼータ電王みたいなのやればいいのに。

劇場版ゴーオンジャー

Filed under: - dekaino @ 7:22 このエントリをはてなブックマークに追加 雁眼若潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版ゴーオンジャーを観ました。正式タイトルは「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!」
ストーリーは劇場版いつものパターンの他世界に出張する外伝もの。TVシリーズのストーリにはまったく影響なしです。今回の異世界は江戸時代っぽいサムライワールド。

敵ボスの魔姫(まき)はソニンが演じます。堂々とした正統派の悪役の演技がすごい。本当に心底から悪そうです。ある意味才能かも?
ゲスト炎神が人間形態になれるという設定があり、演じるのが、半田健人(555のたっくん)、春田純一(大御所 ゴーグルV/ダイナマンのブラック)、菊地美香(ウメコ/デカピンク)と特撮でおなじみの人がずらり。ちょっと昔の特撮ファンにも楽しめます。

2008/8/17 Sunday

インクレディブル・ハルク

Filed under: - dekaino @ 21:02 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟c祉のはてなBookmark被リンク数

インクレディブル・ハルクを観ました。ついこの間の2003年に映画化されてますが、それとはまったく関係ないリニューアル映画化です。

2003年版はコミック紙面を意識したある意味で前衛的な絵作りだったのですが、本作はオーソドックスなハードボイルドな作りになっています。
いきなり冒頭からブラジルで逃避行でポルトガル語連発です。
しかし後半の方は結構グダグダかも、最後の最後で「ハルクスマッシュ」とか叫んで技だすし! いくらファンサービスとは言ってもコレやっちゃダメでしょう。クウガが「ライダーキック」と叫んで蹴り技出すようなもの。せっかく積み上げたハードボイルド世界が崩壊しました。

バトルシーンはライブっぽい臨場感があって結構いい感じ。CLOVERFIELDの影響を受けているかも。
ストーリーは、テレビシリーズのパイロット版みたいな話。たとえるならナイトライダーのKITT(キット) vs KARR(カール)みたいな感じ。結局、根本的な解決は何もありません。このまま続編かテレビシリーズがいくらでも続けられそう。まぁ人気コミックシリーズだから完全終結するわけにねいきないんでしょう。

夏休みのアクション映画としてはいい出来だと思います。

2008/8/10 Sunday

崖の上のポニョ

Filed under: - dekaino @ 22:07 このエントリをはてなブックマークに追加 經筝Г里呂討Bookmark被リンク数

崖の上のポニョを観ました。

前評判どおり、映像はすごいけどストーリがなんともはや。今回は何回というより平板で単調すぎ。もうちょっとドラマがあってもよくないか?
宗介の行動はまったく5歳児とは思えないし、母親に「なんだか不思議だけど後でなんとかなるでしょ」とまで言わせて突き進むご都合主義がある意味スゴイです。もう理屈じゃなくて作りたい映像をただ作ってるだけ状態。

それから、ポニョの父親のフジモトは明らかに大塚周夫キャラ。チキチキマシン猛レースのブラック魔王や、宮崎駿作品の名探偵ホームズのモリアーティ(モロアッチ)教授のようなマヌケな悪役という位置づけなのですが、声の所ジョージがまったくノレてなくギャグがすべて空回り。ぜったい大塚周夫で録るべきでした。やはり周夫は偉大だ。

主題歌はまさに洗脳ソング。今年の紅白に出てもおかしくない勢い。こういう意味で鈴木プロデューサーはホント宣伝が上手いです。

スカイ・クロラ

Filed under: - dekaino @ 18:20 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ祉 のはてなBookmark被リンク数

スカイ・クロラ The Sky Crawlersを観ました。
原作はまったく読んでないですが、これはまちがいなく押井守ワールド作品です。固有名詞にどこかで聞いたようなのが入ってるあたりとか。

すごい量の裏設定があるんでしょうが、別に謎解きをするでもなく、時間の牢獄に囚われた不老不死者といういかにも陳腐化したSFネタを主題に淡々と話が進みます。

なぜかそこらじゅうにいる老人達は何かの伏線かと思いきや投げっぱなしだし、日常会話は日本語で飛行中は英語で会話するのですが、なぜか話してる英語と字幕の内容がかなり違ってたりして実は戸田奈津子リスペクト?

ドッグファイトシーンは素晴らしいです。ただ主人公が乗る戦闘機「散香」ってオネアミスの翼に出てきた第三スチラドゥに似過ぎか? そういう意味でも一見の価値あり。

商業性はイノセンスよりも希薄です。これは正直興行的には大コケする予感。
Production IGもGHOST IN THE SHELLをリメイクなんて言わないと会社が持たないのでしょうね。
押井守監督、今回もうまくスポンサーをごまかして好き放題やっちゃったな感が強い作品。

スターシップ・トゥルーパーズ3

Filed under: - dekaino @ 0:34 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若激祉ャ若若3のはてなBookmark被リンク数

スターシップ・トゥルーパーズ3を観ました。原題は「STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER」。このMARAUDERというのがハインラインの原作に出てくるパワードスーツのことです。原作には特に機種名とか出てこないのですが、本作ではマローダーと命名されています。まぁパワードスーツはもう一般名詞化しているのでしょうがないんでしょうか? でもマローダーっていうとコウガイビルみたいな形したフェレンギ船を思い浮かべてしまうなぁ…

大作ハリウッド映画として制作された1作目と、まるでテレビ2時間特番のような予算しかなくてトホホな出来の2作目と一貫して原作者ハインラインの思想を皮肉りまくった方針はまったくブレず、気持ちが良いくらい首尾一貫していてすばらしい。

しかも今回はパワードスーツが登場します。あれだけ金をかけた1作目でも断念したパワードスーツ! 技術の進歩とは恐ろしいもので今ではたいした予算がなくてもパワードスーツが出せてしまうのです。
でも無数のバグを蹴散らすマローダー軍団はやっぱカッコイイのです。必見。

それにしても上映してる劇場の少なさはすごい。3作すべてを映画館で観た人って日本では1000人もいないのではないか? 2作目はともかく今回の3作目は見ておくべき価値はあります。1作目が好きだった人はぜひご覧あれ。

2008/8/9 Saturday

コエだしてエコのうしろの女

Filed under: - dekaino @ 11:55 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟絅海里呂討Bookmark被リンク数

ACキャンペーン コエだしてエコ
コエだしてエコ

主演:大後寿々花、森岡龍

コエだしてエコ
もちろん大後寿々花に大注目のCMなのですが、名前も出てない3人目の登場人物が気になります

コエだしてエコ
後ろにならんでレジ待ちしているのでしょうか?

コエだしてエコ
下に目線をむけつつも、大後&森岡が作る二人だけの空間をチラチラと横目で様子を伺う

コエだしてエコ
ひたすら後ろの壁を凝視しつつも、耳ダンボ状態で様子を伺う

コエだしてエコ
最後になぜかハートマーク出現。意味不明。

大後寿々花が小さいせいもありますが、3人目の彼女けっこうでかく見えます。たぶん森岡より背が高いんじゃないか?

謎の3人目の役者について情報募集中です

2008/8/2 Saturday

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発

Filed under: - dekaino @ 11:57 このエントリをはてなブックマークに追加 茱 羇堺泣掩筝困里呂討Bookmark被リンク数

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発を観ました。サブタイトルが一髪でなくて一発なのは本作が最後の出演となった故水野晴郎へのオマージュ?
日本以外全部沈没で予想外に売れてしまい、メジャー界でも波に乗ってる河崎実監督の最新作です。

松竹唯一の怪獣映画ギララの第2作という位置づけでとにかくすべてがくだらない。
雨傘と消火器(対講談社 白兵戦用兵器!)をささげ持ちながらコマネチのポーズをとるタケ魔神像
タケ魔神像
この造形だけでくだらなさがわかるでしょうか?

主人公は加藤夏希、加藤和樹の特撮界にも縁が深い美女・イケメンのダブル加藤。この二枚目カプールがネチ・コマ! ネチ・コマ!と謎の民族舞踊(??)を踊り狂います。
そして、洞爺湖サミットという設定でG8各国首脳のそっくりさんが演じるドタバタコメディがまたくだらない。日本代表は安倍ならぬ伊部首相(ただし英語ではアイビ(Ibe)と発音してるので安倍と聞こえなくもない)。フィクションだけどサミット出れてよかったね。フランスのサルコジのそっくりさんのソルコジ大統領はキャラ立ちまくりで、夫人が同行してないのをいいことに、フランス人らしく女性くどきまくりエッフェル塔のごとく勃ちまくり。
このくだらなさはチームアメリカ★ワールドポリスに匹敵します。

その他脇役も豪華キャストがてんこもり、古い特撮ファンは感涙ものです。
ちなみに特撮指導は東映特撮研の佛田洋! 意外に正統派。いい仕事しています。

2008/8/1 Friday

カンフー・パンダ

Filed under: - dekaino @ 9:38 このエントリをはてなブックマークに追加 潟種愁潟のはてなBookmark被リンク数

カンフー・パンダを観ました。
ドリームワークスのカンフーアクション満載の3Dアニメ。すべての登場キャラは動物です。主人公はジャイアントパンダ、そして父はガチョウ。なぜ? 養子なのか?? 出生の秘密は結局最後まで明かされません。師匠のマスターシーフー(師父?)も実はパンダ、レッサーパンダです。師匠の師匠はゾウガメ、敵役のタイ・ラン(大龍)は雪豹です。タイ・ランってTyrant(暴君)のもじりではなくて大龍らしいです。でも普通に読めばタイ・ロンだからやはりTyrantにかけているのかなぁ??

さすがドリームワークスだけあって、カンフーアクションは派手でかっこよくて百点満点です。でももっとかっこいいのは冒頭部の2Dアニメじゃないでしょうか。冒頭は男はつらいよ形式の夢オチ導入なのですが、その夢パートは2Dアニメのカンフーアクションなのです。これがまたとってもかっこいい! サムライジャックばりのカートゥーンアクション最高レベルだと思われます。この夢パートをみるだけで料金の元はとれます。

あえて難を言えば、本作は食べ物ネタが多いのですが、3Dアニメだとどうしても食べ物が美味しそうに見えません。制作サイドが中華料理に愛がないせいかもしれない。特に麺料理がまずそうなんだよなぁ…
それ以外は満点の出来だと思います。子供に見せるならポニョよりこっち。

2008/7/31 Thursday

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

Filed under: - dekaino @ 22:09 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊蚊蚊薔弱お 綛翫罩のはてなBookmark被リンク数

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌を観ました。ウェンツ鬼太郎第2弾。最初の時のインパクトはありませんが、丁寧な作りになっています。
今回のゲストヒロインは北乃きい、そしてゲスト妖怪の濡れ女を演じるのは寺島しのぶです。純情きらり以来の因縁の対決!? 主人公の姉の笛子、子供のときは北乃きいが演じてて可愛かったのに大人になったらいきなり寺島しのぶ。「これはいくらなんでもあんまりじゃないの」「何いってんの可愛いだけの小娘が こちとら血筋も芸歴も一流なのよ」てな感じでキャットファイト(妄想が暴走)

しかし実は本作で一番可愛かったのはブラバン部の部長やってた山下結穂です。撮影時23才とは思えないほどの高校生ぶりがよかった。
本作の冒頭ではヒロインの楓(北乃きい)の学生生活を丁寧に描写していたのにいきなり中盤以降どうでもよくなってしまって構成がかなりぬるいです。ちゃんと最後にブラバン大会の結果を出す流れにしないとダメでしょう。たぶん心をこめてトランペット吹けるようになって優勝! みたいなプロットが当初はあったんだけど、尺が足りないとか種々の事情で捻じ曲げられたんでしょうね。
ボーリング場のシーンとかけずってブラバン決着シーンいれとけばいいのにね。だいたい下駄でレーン歩くとは鬼太郎はけしからんよ。
もしかしたら脚本家途中で降板してるのかもしれない。それくらいストーリーはダメ、後半は響鬼ぐらいグダグダな感じです。

でも、遊び心があって子供と一緒に観るにはいい映画だと思います。意外にしょこたんの出番が多かった。もっとチョイ役かと思ってました。

2008/7/30 Wednesday

ドラゴン・キングダム

Filed under: - dekaino @ 20:58 このエントリをはてなブックマークに追加 眼潟祉潟違のはてなBookmark被リンク数

ドラゴン・キングダムを観ました。原題は功夫之王、英題はThe Forbidden Kingdom。どこにもドラゴンが出てこないのになぜか邦題はドラゴン・キングダム。ドラゴンをタイトルに入れるとカンフー映画っぽいという考えなのでしょうか? もちろんドラゴンなんかまったく出てきません。

本作の売りはもちろんジャッキー=チェンとジェット=リーの夢の競演作ですが、あんまり日本では宣伝してなくてもったいないですね。アメリカや香港では大ヒットらしいです。
ジャッキー=チェンとジェット=リーの対決シーンもたっぷりあるのですが、そこは引き分けにしておいて共通の巨悪を倒すため共闘するという、マジンガーZ対デビルマングレートマジンガー対ゲッターロボの頃のからあるお約束パターンで、ちょっと消化不良な感じ。それでも漢(おとこ)のドラマとしてかなり燃える映画です。スパロー(燕子)役の劉亦菲もかわいい。

古典的な武侠話をごちゃ混ぜにしたストーリーが武侠初心者にもわかりやすいと思われます。難易度ドラゴンボール程度なので安心して一般人にも薦められます。

2008/7/29 Tuesday

劇場版マッハGo!Go!Go!

Filed under: - dekaino @ 11:58 このエントリをはてなブックマークに追加 雁Go!Go!Go!のはてなBookmark被リンク数

劇場版マッハGo!Go!Go!を観ました。言わずと知れたタツノコプロの同名TVアニメの映画化。マトリックスのウォシャウスキー兄弟監督。

とにかく原作に愛を感じます。役者も原作キャラに似まくり。特に子供時代のミッチーは激似です。アンジェリーナ=ジョリーがやってるくトゥームレイダーのララ姉さんくらいはまり役です。話の筋も能天気な三船ファミリーと謎の覆面レーサーXなど原作そのままの展開。弟のクリ坊と猿のサンペイまででてきます。しかもトランクに忍び込む設定まで同じ!
あんなガンガン車をぶつけ合ってるカーアクションをやっているマッハ号のトランクの中にはほぼ100%の確率でクリ坊とサンペーが隠れているのです

マッハ号のいろんなギミックも原作に近いですが、水中にもぐれる機能(たしかFだったはず)は出てきませんでした。あと名前だけ出てくるギズモ号、これも登場はなし、ちょっと残念です。この映画の世界観ではどのクルマもジャンプ機能は標準装備、というかむしろジャンプあってこそのレースみたいな感じ。よってマッハ号だけが特別仕様で特に強いというわけでもないみたい。

過去のタツノコアニメの映画化作品の中ではピカイチで面白く原作に忠実です。

2008/7/23 Wednesday

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

Filed under: - dekaino @ 6:58 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟c祉吾с若潟/鴻帥祉鴻修里呂討Bookmark被リンク数

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国を観ました。
シリーズ第4作。1950年代米ソが熱く対立していた時代。こんどの敵はソ連です。

ジョーンズ教授がアカ狩り(red purge)対象になるあたり、スピルバーグらしいシャレが効いてます。
それにしても宇宙人とかUFOがホントに好きなんだなぁ…

案外お金はかかってない感じで、間違いなく儲けるための作品ではありますが、確かによくできた娯楽作でアクションもばっちり、観客も満足するでしょう。わかりやすい決着ですっきりしたいならポニョより本作品を見るべきです。

2008/7/15 Tuesday

クライマーズハイ

Filed under: - dekaino @ 7:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若冴い里呂討Bookmark被リンク数

クライマーズハイを観ました。1985年の盆休みに群馬県御巣鷹山に日航機が墜落した。群馬県地方紙の北関東新聞(架空)は特別報道体制に入り、主人公は日航事件全権デスクに任命される…というストーリー。

時代考証がマニアックすぎるほどされています。それでいて全然それをひけらかさない。不必要な場面でわざわざ古い紙幣を見せたり、懐メロ流したりせずに、必然性のある場面に1985年にあるべきモノが出てくるという淡々さがいい。
また団塊の世代が40代でバリバリ働き盛りの時代の汗臭い仕事っぷりが堪能できます。この頃のブン屋って全共闘世代で、新聞は社会の木鐸って本気で思ってそうです。特に地方紙はその比率高そう。

非常に密度が濃く迫力のある映画です。でもテーマ性は希薄。とってつけたような親子ドラマは、仕事優先人生をおくった報いでリタイヤ後は妻子に冷たくされている現代の団塊世代へ送る黄昏流星群風のファンタジーでしかありません。

2008/7/6 Sunday

告発のとき

Filed under: - dekaino @ 22:34 このエントリをはてなブックマークに追加 冴のはてなBookmark被リンク数

告発のときを観ました。原題は「IN THE VALLEY OF ELAH」、ELAHの谷とは旧約聖書に出てくるダビデとゴリアテの戦いの舞台となった場所のことです。

イラク戦争の前線で戦った後、本土に引き上げてきた米陸軍兵士の一人が殺された殺人事件の話です。
殺された兵士の父親も退役軍人で、軍警察(MP)の優秀な刑事で、愛国者で敬虔なキリスト教徒で、まさに良きアメリカ人を代表しているのですが、退役後の仕事は砂利運びであるところが問題の根の深さを示しています。
この父親が過去のコネや捜査の経験を生かし、息子を殺した犯人を突き止めようとするだが… という流れで話が進みます。ストーリーの流れ的にはネイビーファイル(原題 JAG)に近い。

イラク戦争の是非のような政治的視点ではなく、戦争が現場の兵士に与える影響を兵士の視点で語る映画です。コンセプトとしてはランボー第一作のイラク戦争版といってもいいかも。
ベトナム戦争のときの米軍は徴兵制だったので一般市民層と兵士層に大きな違いはなかったのですが、イラク戦争では徴兵制は停止されすべて志願兵となっています。これは米軍の主だった構成員が社会的地位が低い層が主となってるってことで、帰還兵を受け入れる社会の受け皿はベトナム戦争以上に小さくなっているのかも知れません。

いつかくるイラクからの撤兵の時にこの問題が一気に顕在化するのでしょうが、本作はその時にあるだろう混乱を予言しているのかもしれません。
表面からまともに見える帰還兵、人格の深いところが壊れているのが恐怖です。兵士が私物の携帯電話で動画撮影したり、メール送ったりしてるのが現代的といえば現代的。

こういう時期にこういう映画をつくれるあたりが、アメリカの映画界の強みなのかも。

2008/7/3 Thursday

僕の彼女はサイボーグ

Filed under: - dekaino @ 22:06 このエントリをはてなブックマークに追加 綵弱コ泣ゃ若阿里呂討Bookmark被リンク数

僕の彼女はサイボーグを観ました。郭在容(クァク・ジェヨン)監督の初の日本映画です。

とっくに既出でしょうが、出てくるのはサイボーグじゃないです。純粋な人工知能の女性型ロボット、いわばアンドロイドまたはギュノイドはたまた人工生命体です。決してサイボーグではない。

でもそんなツッコミは野暮もいいところ。はっきりいってこの映画は妄想があふれて止まらない妄想ファンタジー映画です。その妄想度合いは留まるところを知らず、黄昏流星群なんか足もとにも及びません。
後半なんかスピルバーグのA.I.なみに観客を置いてきぼりにして妄想全開、主人公/監督の欲望が具現化されていきます。見ていて気持ちがいいぐらいの妄想炸裂。
2008年に大学生な主人公の子供時代がなぜかどう見ても昭和30〜40年代なんて矛盾はもうどうでもいいのです。あぁ頭文字D THE MOVIEみたいに日本の伝統文化みたいのを表現してみたかっただけなんだなぁと達観できてしまいます。

ペットには名前をつけるのに、「彼女」には最後まで名前をつけないあたり、妄想に感情移入しやすくする仕掛けなのでしょうか?

水島信司の野球妄想に匹敵する妄想をサラっと楽しめる懐の広さをもって鑑賞すべき映画です。岩鬼がプロで悪球打ちしてもいいなら、彼女が「サイボーグ」でもいいと言うもんだ。

2008/7/1 Tuesday

ザ・マジックアワー

Filed under: - dekaino @ 8:30 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉吾≪爾里呂討Bookmark被リンク数

ザ・マジックアワーを観ました。バリバリ前宣伝しまくってる三谷幸喜作品です。

立ち上がりは非常にスロースタート。とにかく無理がある設定なので、観客をその世界に引き入れるまでどうしても時間がかかります。これがテレビだったら最初の数分で別のチャンネルに変えられていることでしょう。

最初のつらい時期を乗り切ってしまえばまぁまぁ笑える作品です。たしかにマニアックすぎるネタが多いけど、ライトな人にもわかりやすい笑いもたくさんあります。ただ、口コミで徐々に人気が出てくるタイプの作品ではないのは確かで、あのマスコミで宣伝しまくり大作戦はある意味必然だったのかも。

綾瀬はるかは飾り的ポジションかと思ってたら、案外セリフもあって意味がある役だったのが、三谷幸喜の脚本家としての良心か? 産みの苦しみが感じられる苦しい脚本を名優の演技力でカバーしているような映画です。

2008/6/26 Thursday

築地魚河岸三代目

Filed under: - dekaino @ 0:05 このエントリをはてなブックマークに追加 膀育羃喝恩筝篁gのはてなBookmark被リンク数

築地魚河岸三代目を観ました。ビッグコミックオリジナル連載中のいわゆるグルメ漫画の映画化です。
同誌連載の釣りバカ日誌と同じく団塊世代向けの加齢臭のする作りの映画になっています。原作の漫画はかなりゆるいストーリーで、紹介される魚料理だけが売りなのですが、さすがここは映画だけあってキッチリ話を作りこんでいて、人情あり笑いありと上手に作られてます。

そのため、キャラクター設定も結構かえられちゃってます。エイジさん いきなり××で○○になってしまいます(ネタばれ防止のため伏字)。まるで大映ドラマのようなベタな設定、展開。
これはもう団塊世代に大受けでしょう。第二弾の製作も決定したそうです。

この映画で出てくる一番仕事ができる人は明日香(田中麗奈)の助手の男。あのタイミングで割込むところがカナリの切れ者だと思われる。ストーリー的にはちょっとしか出てこないチョイ役ですけど。
それから、カロリーメイトの黄色い人がべらべら喋り捲るのも見所かも。

シナリオは原作よりずっと面白いが、逆に魚料理のグルメネタはあまり出てきません。

2008/6/21 Saturday

21

Filed under: - dekaino @ 23:28 このエントリをはてなブックマークに追加 21のはてなBookmark被リンク数

21を観ました。邦題は「ラスベガスをぶっつぶせ
MITの学生がラスベガスのカジノでブラックジャックでカウンティングというイカサマで大もうけとしたという実話本を映画化した作品。

実話本が出版されたのが1990年代なので話は80年代後半くらいだと思われます。でも映画では中途半端に現代の話にしてしまっているので妙な不整合が目立ちます。

空港は国内線でも厳重なセキュリティチェック、これは舞台設定が911以降であることを示しますが、その割にはロボットコンテストで8KバイトのROMと16KバイトのROMを取り違えたとかトンチンカンなこといってます。しかもパーツの調達に5日もかかるとか、どう考えても1980年代の会話です。
いくら小規模システムといっても21世紀に8Kバイトとかありえないし、電子デバイスだってDigi-Key使えば即入手可能。
また、数学の教授が学生イカサマ団の元締めなのですが、こいつの授業もなんかいい加減。どこが非線形微分方程式の話なんだか? 実は数学史の授業だったというならまだ納得できるのですが。まったくなってない。

ブラックジャックというギャンブルは、ディーラーはルールに従って機械的にカードを扱うだけなので、プレイヤーとディーラーの心理戦という要素はまったくありません。間違いなく言えることはカイジの題材になることはありえない、純粋に自分の天運に賭けるギャンブルなわけです。
しかし、カウンティングというイカサマを使うと勝つ確率を上げることができます。ディーラーが使うカードが入った箱の残り枚数が減ってくるとプレイヤーの勝率は初期値より変動してきます。ディーラーが過去に出したカードを覚えておくことにより、変動したプレイヤーの勝率を正確につかむことができ、期待値か1を超えたテーブルでのみ勝負をすれば長期的には確実に勝てるわけです。

つまり
1. カード残り枚数が少ない
2. たまたまプレーヤー側が有利となった状況
という2条件が揃ったテーブルでしかプレイしなければいいわけです。
これを探すために多数の監視役を必要とするわけですが、ここらの説明はつまらないせいか劇中ではくわとく説明されません。

主人公達はゲームの面白さにのめりこんでいくという描写がされていますが、実際はツラいと思います。だってコレ作業を続けるだけ、PGでの不毛な経験値稼ぎ作業のようなものだから、退屈でシンドいはずです。
その分、仕事後のバカ騒ぎは楽しいだろうと思います。

時代考証のちぐはぐな感じがこそばゆいが、東海岸での灰色の生活と西海岸の極彩色の生活の対比が面白い映画です。
50年後くらいにこの映画を観たら、2008年の技術レベルを誤解するだろうな。

2008/6/15 Sunday

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

Filed under: - dekaino @ 14:07 このエントリをはてなブックマークに追加 筝篋 THE LAST PRINCESSのはてなBookmark被リンク数

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSを観ました。
言わずと知れた黒澤明の名作を樋口真嗣がリメイクした作品。

これがかなり面白いです。城のセットがすごいし、騎馬して弓を使ったり斬り合いしたり、映像的にすばらしい上に、変なTVドラマみたいなつまらない心理描写がない割り切りようが素晴らしい。
しかも、ビッグネームの女優、俳優を出してはいるのだけれど、大人の事情を省みずに酷い顔の演技をさせる! 長澤まさみにスゴイしかめっ面は一見の価値あり。
本作は日本テレビが制作に絡んでいるのですが、これがフジテレビのローレライやTBSの戦国自衛隊ではこうはいかなかったのではないか。

樋口真嗣の監督作ってダメなのが多かったんですけど、実はダメなのは樋口真嗣ではなく、要らん口出ししてくる出資者だったのかも。まぁ、その口出しを真正直に受けてしまう樋口真嗣も監督業には向いていないのは確かですけど。
本作はたまたま上が無茶を言わなかったから良作となった。つまり、すごいのは日テレの懐の深さなのでしょう。

樋口真嗣監督作品はつまらないと敬遠している人は、だまされたと思って観てほしい。そんな作品。

2008/6/10 Tuesday

BBCワールドニュース 世界の食文化 第四回

Filed under: - dekaino @ 23:58 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 膃のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュース 世界の食文化 第四回は、南太平洋の島国のトンガとフィジーです。
トンガは肥満率No.1だそうで、確かに太った人ばかり。食べるものもかなり脂っこい。オーストラリアやニュージーランド産の羊の脂身が普通の肉よりだいぶ安く手に入るらしく、安くかつ脂たっぷりでトンガで大人気の食材だそうです。とにかくすごい。
昔はパンの実やココヤシ、海で獲れる魚などを食べていたのですが、いまは輸入される安くて高カロリーのものばかり食べています。羊の脂身だけじゃなくコンビーフも食べまくり。ほんとすごい。糖尿病で足を切断するなんて話は日常茶飯事らしい。

ところが隣のフィジーではさほど肥満率は高くないらしい。でもそれは統計のマジック。現地系(ポリネシア系)はやはりかなりの肥満。ところがフィジーにはイギリス領時代にプランテーションの労働者としてインドから移民してきた人がたくさんいて、インド系は肥満してないため、平均値としてはさほど肥満してないということになるらしい。ちなみにインド系は島人口の40%もいる。もう少数派とはいえない、むしろ政治経済的にはインド系の方が支配的になっています。フィジーは現地人とインド移民で紛争してクーデターばっかりしていて政治的には安定していない模様。ある意味でこの番組の正しい危険地域での食文化というテーマに合致しています。

次回は、中国の動物のペニスを食材にしたスタミナ料理らしい。これもある意味で危険だ!

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜

Filed under: - dekaino @ 23:13 このエントリをはてなブックマークに追加 腱絲腟腓 薹鴻 THE MOVIE II 腱藥騖吟のはてなBookmark被リンク数

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜を観ました。第一弾の総統は二度死ぬの続編です。併映は古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜。これも第一弾の桶狭間の戦いの続編となります。

TOHOシネマズで観たので、マナームービーも鷹の爪。まさにFROGMANづくしです。観客席には子供たちも多かった。ファイテンションTVのファンの子たちなのでしょうか?

まずコフィーちゃんが上映されました。まるで裁判所が電通につくらせた裁判員制度のPRフィルムのような作りがそのままギャグになっています。腹黒く中の鉄剣は錆だらけのコフィーちゃんらしさが思いっきり発揮されています。

そして本編の鷹の爪、前回がスターウォーズのパロディリスペクトだったのですが今回はマトリックスです。なぜかバーチャルリアリティの世界で大活躍、しかしの電脳世界がしょぼい。どのくらいしょぼいかというと円谷プロの電光超人グリッドマンの電脳世界ぐらいしょぼいです。カーンデジファー様が出てきそうな世界。そういやグリッドマンに出てたゆかって女の腹黒さはコフィちゃんに匹敵していたな。

つい話が脱線してしまいましたが、残念なことにクライマックスの場面で上映事故なのか、数分間音声が出なくなるというハプニング。
2年前にもTOHOシネマズで上映が止まるという事故がありましたが、その時は巻き戻して上映再開したのですが、今回はそうもいかず、音声が復活した後も巻き戻しなしで最後までいってしまいました。
おわびとして招待券もらいました。前回の事故でもらった招待券は赤かったのですが、今回のは青かった。
TOHO招待券
この招待券でもう一回見に行こうと思っています。かなり情報量が多いので、2回目も楽しめると思う作品。

2008/6/9 Monday

マクロスフロンティアでマクロスゼロ

Filed under: - dekaino @ 23:52 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻潟c≪с鴻若のはてなBookmark被リンク数

今週のマクロスフロンティアは劇中でマクロスゼロをもとにした映画の撮影をするというお話でした。たぶんマクロスゼロのBluerayDisc BOX発売に絡んだタイアップ展開なんでしょう。

しかしちょっとまて、マクロスゼロの話の記録って後世まで伝わっていたってことか? あれはゼントラーディとの戦争ですべて消え去り失われてしまう記憶だからこそ切ない話なのに、後世に映画化されるなんて興醒めだろう。

マクロス世界では、初代マクロスに乗ってた人々以外の地球人類はすべて死んでしまって、その後の話に出てくる人々はマクロスに乗ってた人と和睦したゼンテラーディ人とその混血だけのはず。その割には不自然なほど戦前の記憶が結構引き継がれているのはなぜなのだろう。

文化というものの価値が非常に高くなっているから、必死に記録を発掘しまくって文化を復興しようとがんばったのかもしれない。考えてみればアルトの家が歌舞伎役者の家系という設定だが、梨園の宗家の人間がマクロスに乗っていたとは考えにくいから、きっとアルトの父も発掘した歌舞伎の記録から、歌舞伎という芸能文化を復興した復興役者だったのかもしれない。

そういうふうに考えると、マクロスゼロのマヤン島の記録も軍の機密データから発掘したのかもしれません。でも反統合軍のスホーイが変形するメカについては軍のデータにも記録が残っておらず、そのため映画にも出なかったと考えるとつじつまが合う! すばらしい推測。
だけどスホーイ出てこないのはさびしいね。あれこそがマクロスゼロの真骨頂なのに。

マクロスゼロBD-BOX売れるといいね

2008/6/1 Sunday

BBCワールドニュース 世界の食文化 第三回

Filed under: - dekaino @ 21:53 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 膃筝のはてなBookmark被リンク数

BBCワールドニュースの世界の食文化(原題Cooking in the Danger Zone)、第三回はウガンダです。
ウガンダは正真正銘の危険地域、アフリカの中部ビクトリア湖の北岸、ケニアの西に位置する国で、内戦のため多数の難民がいる国です。

今回は難民キャンプで難民と共同生活をして何を食べているか潜入調査するという趣向です。ウガンダはもともと肥沃な農地に恵まれた国で普通なら食糧不足とは縁がないはずなのですが、内戦のため多くの農地が耕作放棄され(危なくて農地で作業できない)難民が多数いるのです。国連の難民キャンプでは国連が援助食糧を配布しています。
何を配布しているかというとアメリカ産のトウモロコトとか豆とか麦をまぜた配合飼料みたいな代物です。これを一人当たりの必要カロリーの70%ぐらいを配給しています。

難民達は普段どんな食事をしているか潜入までしたのに、難民一家ではせっかくお客様が来てるからと、配給された豆を売ってオクラとか新鮮な野菜を買って、ご馳走を作ってしまいました。
難民キャンプでは配給食糧がそのまま通貨として流通しているそうです。まるで、江戸時代の下級武士のように、幕府/藩からいただく碌米を食べずに換金して所用のものを買い揃えるような感覚なのでしょうか?
はっきりいってタダでもらえる食料というのは人を腐らせるだけなのかなと思いました。一時的に食糧不足になったときのセーフティネットとしてはいいのだろうけど、期限を切らずにだらだらといつまでも食糧配給するのはダメですね。本当に碌米のような既得権感覚になって食わずに売ってしまいます。

日本でも若い貧困層に国が金を支給しろなんて暴論いう人がいたりしますけど、同じ理由で若者を腐らせるだけだと思います。

また、内戦地域から離れた安定地区に行くと、立派な市場に食料があふれていたりレストランがあったり、やっぱり基本は豊かな国なんだなと思いました。ビクトリア湖の淡水魚って美味いんでしょうかね? イギリス人は何でも悪くないといって食ってしまうから本当のところがよくわからないです。

次回はトンガとフィジー。世界で最も肥満が多い地域の食文化を探るらしい。確かにある意味で危険地域の食文化ですね。

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

Filed under: - dekaino @ 21:32 このエントリをはてなブックマークに追加 √順茯/膃2腴:鴻≪括絖茹膃のはてなBookmark被リンク数

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛を観ました。
前作の第1章:ライオンと魔女の続編です。

前作ではディズニーコード(人は死なず、血も出ない)を厳格に守っていましたが、第2章は大々的に全面戦争をする話なのでどう処理するか期待してみました。(我ながらかなり斜めからみてるなぁ)
そしたらもう人が死にまくりですよ。でも出血はしてないなぁと思ってたら、白い魔女の封印を解くアイテムとして人間の血の一滴というのが出てきて、そこだけはどうしても血を流さずには済まず、流血してました。
もうどこがディズニー映画なのかというくらいディズニーコードを無視しまくりです。

野外ロケとかCGとかはもちろんたっぷりお金をかけて非の打ち所なしなんですが、映画史において本作は、CGとか配役とか演出ではなく、初めてタブーを完全に無視したディズニー映画という点で記憶されることでしょう。

2008/5/30 Friday

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 c若若祉c純潟冴祉爾里呂討Bookmark被リンク数

チャーリー・ウィルソンズ・ウォーを観ました。
Charlie Wilsonという米連邦下院議員を務めた実在の人物が主人公の物語です。実話を元にしたというより、正確にはチャーリーウィルソン本人が書いた自伝を原作とした映画です。

本作品はストーリーというより、登場人物のキャラクターが見所です。主人公のチャーリーだけでなく、CIAエージェントのガスや、国防委員会のドク=ロングなど各登場人物が魅力的に描かれています。

アフガンの難民キャンプを視察して感銘を受け、大規模援助を決意したというくだりは、原作が本人の自伝だけにちょっと美化しすぎかもしれません。ソ連軍がやったのと似たようなこと米軍がベトナムでやってたのは当然知ってたわけだし、自伝にはかけない別の思惑があったのでしょう。政治はきれいごとではすまないようです。

CIAから表彰されるときに、civilianを表彰するのは初めてだというシーンがありますが、字幕では「民間人」となってました。現職の議員を民間人というのはちょっと日本語としては違うかなという気がします。軍人ではないという意味でcivilianのいい訳語ってないんでしょうか? 一般にはあまり使われてない「文民」しかないのかなぁ? ここは素直に「軍人じゃない人を表彰するのは初めてだ」くらいにすればよかったのかも。でも字数が増えてしまうからムリかな? ちなみに字幕は松浦美奈先生です。

トム=ハンクスの芝居をみたい人にはおすすめ

2008/5/25 Sunday

BBCワールドニュース 世界の食文化 第二回

Filed under: - dekaino @ 23:03 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 膃篋のはてなBookmark被リンク数

前回記事にしたBBCワールドニュースの世界の食文化(原題Cooking in the Danger Zone)、第二回は大韓民国のイヌ鍋料理でした。
大韓民国は別にDanger Zoneでもないとも思うのですが、取材レポータにとっては危険だったらしい。

いきなり現地のTV局クルーに囲まれて「イヌ鍋を取材に来たBBC取材陣」を密着取材されてました。養豚場ならぬ養狗場の取材や食用狗の取引所の取材だけではなく、ペットショップも取材してました。仏教寺まで取材にいって精進料理をふるまってもらいながら「イヌ鍋料理をどう思うか」って僧侶に質問してました。常識に考えて坊主は生臭モノは食わないだろう。
海産物の市場(日本の築地みたいなとこ)でナマコを買って、近所の食堂で料理してもらって食べたりもしてました。まぁナマコもイギリス人にとってはイヌ鍋同様ゲテモノ扱いなんでしょう。面白いのはナマコの刺身にもキムチがつけあわせで出てたこと。どんだけキムチが好きなんだ?

結局最後に実際に賞味するという段になって、ケータイで妻に電話
*「食べてもいいかなぁ?」
妻「娘に犬を食べたって説明できるなら止めないわよ」

んで、結局食べないでやんの。イヌ鍋料理専門店まできてそれってどうよ? 代わりに鶏肉料理だしてもらってそっちはうまそうに食べてました。鶏はいいのか?

BBC(イギリス国営放送)ってNHKによく似てるといわれるけど、NHKだったらわざわざ海外まで取材に行って食べないで帰ってくるって許されないと思う。そういう意味でBBC文化ってスゴいなとは思うけど、肩透かし過ぎて笑った。
ちなみにレポータはヘタレではないんですよ。第一回ではアフガンで爆破テロに巻き込まれて名誉の負傷してるくらいには歴戦のレポータではある。でも「イヌだけは勘弁な」

次週第3回はウガンダ、今度は本気で危険地域(内乱)です。

2008/5/24 Saturday

碧血剣

Filed under: - dekaino @ 18:19 このエントリをはてなブックマークに追加 腆цのはてなBookmark被リンク数

チャンネルNECO武侠ドラマ23枠で碧血剣の放送が5月23日から始まった。
碧血剣

久々の金庸原作。今度は明帝国末期の動乱期の物語。後金が明を滅ぼして清帝国をつくるまで時代を背景に、いろいろあるらしい。全30話なのだが、1話と2話を見る限り序盤はかなり話をはしょって飛ばしているなという印象を受けました。
男装という設定なのに全然男装になっていない温青青(男装時は温青と名乗る)のツンデレ風味が日本人受けするかも?

温青 男装1温青 男装2
男装の旅装束。
温青 男装の似顔絵
男装時の似顔絵。お尋ね者状態。似ているのか?
温青 男装3
自宅での男装
それにしてもこの男装でばれないって、顔丸出しなのに招待がばれないセーラー戦士級に謎です。

温青青 女装1温青青 女装2
ちなみに青青として女性の格好をしている時はこんな感じ。頭に花を飾れば女装ってことですか?

2008/5/18 Sunday

BBCワールドニュース 世界の食文化

Filed under: - dekaino @ 22:53 このエントリをはてなブックマークに追加 BBC若ャ若 筝蕋 のはてなBookmark被リンク数

今月からBBCワールドニュースで「世界の食文化〜食卓から社会が見える」という番組が放送開始された。原題はCooking in the Danger Zone、つまり世界の紛争地域に行って現地の食文化を取材するという企画。

第一回はアフガニスタン。米軍を中心とした多国籍軍が駐留する中、反政府タリバン勢力が自爆テロを繰り返すという状況で、現地の食文化を体当たりで取材してます。
ソ連が撤退したときに放棄していったスカッドミサイルや戦車がまだそのまま放置されていたりしてかなり気分は戦場な雰囲気です。羊の睾丸のケバブなんて珍味もあって結構いいもの食べてます。米軍のレーション(戦闘糧食)の方がよっぽど不味そう。また、カブールの超一流ホテルの料理はさすがに超一流の味らしいです。
食文化以外の文化紹介もやっていてこれも面白いです。取材はちょうど年をまたぐ時期だったのですが、新年の祭りで馬をたくさん集めて競争とか、喧嘩凧やったり(日本のとそっくり)とか興味深い。

次回の第二回は大韓民国だそうだ。確かにまだ講和していない休戦中ではあるけれどそんな紛争地域でもないような?? 犬鍋料理が目玉なのだろうか? 楽しみです。

ボノロン 最終回

Filed under: - dekaino @ 21:57 このエントリをはてなブックマークに追加  腟のはてなBookmark被リンク数

ボノロン 〜不思議な森のいいつたえ〜
キッズステーションで放送されていた「ボノロン 〜不思議な森のいいつたえ〜」が、2008年5月に第26話として最終回が放送されました。

北斗の拳で有名な原哲夫プロデュースの絵本「森の戦士 ボノロン」のアニメ化作品です。原作の方はセブン銀行のノベルティ誌として無料配布されているのでご存知の方もいるのではないでしょうか?
森の戦士という冠がついた巨体のボノロン、おそらく山のフドウをイメージした気はやさしくて力持ち系の武人または漢(おとこ)をイメージしていたのだと思います。しかしアニメでは残念ながら、「森の戦士」という冠がとれ漢(おとこ)臭は排除されてしまいました。声も、いとうかずえが担当するという念の入れよう。シリーズ構成はなきに等しく、各話それぞれ担当者が好き勝手にのびのび自由に作っちゃった感があり、逆にそれがけっこう面白かったです。

再放送はバリバリされているので今からでも全話とおして見るのは困難ではないでしょう。変に説教臭くなくて良質な児童向けアニメです。

2008/5/17 Saturday

てんてこししまい君

Filed under: - dekaino @ 15:46 このエントリをはてなブックマークに追加 障のはてなBookmark被リンク数

ファイテンション☆テレビでやってるてんてこししまい君。これがけっこう面白い。
みんなが思ってても言えないことをズバッと言ってしまう。そんなカタルシスあふれるキャラが謎のかぶりモノ少年、てんてこししまい君なのだ。

てんてこししまい君
某お台場キー局が仕掛ける映画、少林少女で一題。

それを言ったらおしまいだ! それを言うのがししまい君!
これを地上波でやれたら神なのだが、ちょっと無理かなぁ。このくらい毒が欲しい。

それにしてもチャウシンチーは文句言わなかったのか!? いくらなんでもキャスティングに無理があると思うよ

視聴者からネタ募集してみると毒性が強いネタがたくさん集まるかも?

NEXT

Filed under: - dekaino @ 14:00 このエントリをはてなブックマークに追加 NEXTのはてなBookmark被リンク数

NEXTを観ました。フィリップ=K=ディックのTHE GOLDEN MANが原案です。だいぶ脚色が入っているので原作というよりは原案というほうが実情をよく表していると思います。

原作の主人公は完全無欠の超人っぽいのですが、本作では予知能力以外はどちらかというと平均値かそれ以下な感じ。でも好きな女にかける情熱はイタリア人級にアツいです。特殊能力をほとんど女をナンパするのに活用しています。

2分先まで予知できるという特殊能力が、JoJoの時をふき飛ばすスタンドのような表現で面白いです。反面、どうにも逃げられない苦境にはまったらディアボロみたいに永遠に時の折で苦しみ続ける羽目になるのかもと思うと怖いです。

時間操作系スタンドのバトルシーンを実写化したらこんな感じだろうなと思わせる映画。最後のオチもけっこう好みです。

2008/5/14 Wednesday

スパイダーウィックの謎

Filed under: - dekaino @ 7:49 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ若c茗、里呂討Bookmark被リンク数

スパイダーウィックの謎を観ました。
現代の話ですが、19世紀後半風の屋敷を舞台にした、コナンドイルとかがはまりそうな妖精譚です。
いろいろな妖精クリーチャーが特撮技術で生き生きと再現されています。

姉と双子(たぶん)兄弟の3人の子供が主役。子役は演技がうまく安心してみていられます。双子の兄弟は一人二役で上手に演じ分けていて役者としての技量はすごいと思います。でもそれがどうした?みたいなところはあります。双子である意味がストーリー上ほとんど意味がありません。なんかコジツケみたいな顔が同じだから取り違えたみたいなところがありますが、別に妖精が同じ年頃の少年の区別がつかなくても不思議ではないんで、あえて双子である必然性なし。もうちょっと双子設定を活かしたドラマ作りはできなかったものか?

細かいアラはありますが、子供向け映画としてよくできてる映画です。

2008/5/10 Saturday

10000B.C.

Filed under: - dekaino @ 21:43 このエントリをはてなブックマークに追加 10000B.C.のはてなBookmark被リンク数

10000B.C.を観ました。邦題は紀元前1万年。あのハリウッドゴジラの監督のローランドエメリッヒ監督作品です。

考古学的には無茶苦茶なおバカ映画です。科学考証はギャートルズ級と思ってOK。この映画の世界では北極星はマイナス2等級ぐらい明るいし、北極星の高さから換算するに、ヤガル族の土地は雪国なのにかなり低緯度のようです。
でもマンモスとかサーベルタイガーのシーンは金をかけただけあって迫力満点です。

悪役の神の山の一族、悪役っぽくするために女子供は出てきません。ひたすら奴隷を酷使する悪いヤツ、アメリカ映画らしいわかりやすい敵役です。主人公は奴隷達を扇動して反逆を起こし破壊するだけしまくって故郷に帰ってしまう。正直どっちが残虐非道かわからない根っからの破壊者は主人公の方かも知れません。

柳田理科雄のネタ元としてはものすごいハイレベルな作品。

2008/5/5 Monday

大いなる陰謀

Filed under: - dekaino @ 22:13 このエントリをはてなブックマークに追加 紊с域のはてなBookmark被リンク数

大いなる陰謀を観ました。原題はLIONS FOR LAMBS、
ベトナム戦争の頃から言われていた、本土国防省にいる豊かだが凡庸な臆病者に指揮されて、優秀で勇敢な愛国者が戦場で死んでいくという、戦争ならではの矛盾に満ちたストーリー。

ベトナムでは徴兵だったが、アフガン・イラクでは志願兵だけの部隊。正直いって経済的理由か過度の愛国心に身を焦がす平均からはずれた人材だらけの軍隊が、ある共和党上院議員の政治的野心からくる無茶な作戦でひどい目にあいます。
マイケル=ムーアのようなドキュメンタリーではなく、といってスピルバーグみたいに現実離れしているわけでもない、微妙なスタンスの映画です。

おそらく主演がトム=クルーズじゃなかったら日本でのロードショウはなかったと思われます。トム好きなら一見の価値があるのかも?

2008/4/30 Wednesday

モンゴル

Filed under: - dekaino @ 23:24 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪潟眼のはてなBookmark被リンク数

モンゴルを観ました。ロシア共和国ハバロフスク出身のセルゲイ=ボドロフが監督、主演のテムジン(チンギス=ハーン)役を浅野忠信が演じます。

基本的には元朝秘史などにあるテムジンの青年期の記録をそのままなぞったストーリーで、変な歴史捏造はありません。テムジン青年期の苦難の時期を写実的に表現することで、チンギス=ハーンを神格化した宗教映画のような作品です。
ロシア人としてはタタールのくびきという意識を通してチンギス=ハーンをみることとなり、神格化とまではいかなくても、偉大な人物として描くのは自然でしょう。

劇中のモンゴル人たちは全編通してモンゴル語を話します。そして西夏(タングート/党項)人はなぜか中国語を話します。確かに西夏は漢代と唐代は中華帝国の一部だったわけで漢人は多かったと思いますが、タングートの王族は中国語じゃなくてタングート語を話してたんじゃないかなぁ。文字もあえて西夏文字を考案して漢字を使っていなかったわけだし。
少なくともロシアにとってはタングートは中国人の王国と区別がつかないってことなのでしょう。

モンゴル帝国好きにはかなりおすすめ

2008/4/22 Tuesday

うた魂(たま)♪

Filed under: - dekaino @ 6:48 このエントリをはてなブックマークに追加 薛()のはてなBookmark被リンク数

うた魂(たま)♪を観ました。
夏帆主演の高校女子合唱団のお話。高校のクラブ活動らしいほのぼのとしたノリの中で主人公が成長していく物語と要約できないことはないけれど、なにか微妙な感じがする映画です。

不思議なことにこの映画の中ではオザキは笑うところじゃないらしいです。普通、長ランリーゼントの不良軍団が高らかに15の夜をハモって歌ったらそこは笑うところだよね。尾崎豊と同世代の人間は1%の熱烈オザキ信者と99%のオザキが出たらって笑うところだよねって意識の一般人なわけですが、現役高校生世代にとっては真面目にカッコヨク見えてしまう?? いやそんなことないよね? 薬師丸博子が路上でキーボード弾きながらオザキを熱唱するとこも笑うところだと思うんだけどなぁ…

夏帆をいじめる役として岩田さゆりが出てきます。「いっぺん死んでみる?」とかいって地獄に流したりはしませんが、ちょっとパーマかけてて取巻きひきつれてスカート丈短いという、これまた典型的なちょいわる女子高生? ここも笑うところなんでしょうか?

正直ギャグセンスがよくわからない映画です。でも"I am フルチン"と叫ぶ夏帆はかわいいです。

2008/4/21 Monday

菅井君と家族石 THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 8:13 このエントリをはてなブックマークに追加 篋絎倶 THE MOVIEのはてなBookmark被リンク数

19日にTOHOシネマズ海老名で開催されたTHE FROGMAN SHOW 神奈川まつりをみにいきました。作者のFROGMAN氏のトークと、秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜、古墳ギャルのコフィー 〜桶狭間の戦い〜と、菅井君と家族石 THE MOVIEの上映がありました。
また、今年5月末に劇場版鷹の爪団の第二弾が公開されるそうで、予告編の上映もありました。今度はマトリックス風らしいです。しかもゲスト声優として野沢雅子、銀河万丈、滝口順平などが出るそうです。超豪華(昭和の)大物声優ですね。もちろん古墳ギャルのコフィーも新作が同時上映されるとのこと。

さて、本題の菅井君と家族石 THE MOVIEですが、従来のフラッシュアニメに加えてサイケトランス(?)系のプロモーションビデオみたいな昔っぽい蛍光色アニメがふんだんに導入されてます。短いエピソードを重ねつつも大きなストーリーが動いていく形式をとっています。無理やりたとえれば劇場版ガンバレ!タブチくんみたいな感じ。
昔の映画やミュージシャンをとことんパロディしまくり、しかもそれが30〜40才以上の人間にしかわからないだろうという、徹底的なとっつきにくさが素晴らしいです。
スターウォーズもパロディされてますが、当然旧三部作です。アミダラ姫の影も形もありません。チューバッカが元ネタのグチバッカの声がすごい似てて爆笑です。ぜひとも最後の叙勲シーンで「おれの勲章はないのかウォーーーン」って叫んでほしい。
また、商業映画でここまで宮崎アニメを下らなくパロディ(いやリスペクトなのか?)できるのは蛙男商会だけです。

1970〜80年代に通じている人向け

2008/4/16 Wednesday

フィクサー

Filed under: - dekaino @ 22:40 このエントリをはてなブックマークに追加 c泣爾里呂討Bookmark被リンク数

鳩山法相がバンバン死刑執行しているそうですね。日本の死刑は絞首刑だそうで、絞首台の床板が抜けるスイッチ1つとダミースイッチ3つを用意して4人の執行官にどれがどのスイッチかわからないように渡し、同時にボタンを押させるのだそうです。これで誰が本当のスイッチを押し死刑執行したのかわからなくなり、罪悪感を軽くする効用があるそうです。
つまり、ある悪行を行うのに複数の人間で分業すると、各個人はさほど罪の意識を感じなくて済むのです。分業者の人数は多ければ多いほど責任感を感じずに済みます。

さて、フィクサーを観ました。原題はMICHAEL CLAYTON、主人公の名前です。
600人も弁護士がいる法律事務職所属する弁護士で、不都合な状況をきれいに片付けるフィクサーとして長年働らく主人公。
長引く農薬の薬害訴訟に関連して、冒頭にあげたような多数の分業による悪事が行われていきます。

個々人は決して極悪人ではなく、むしろ自分の責任の範囲で善であると思われることをします。技術者は農薬が危険であり健康被害が出る可能性がある、しかし改善するには多額の費用がかかるという報告書を書き、自分の責任の範囲内で危険を上層部に告発するという善行を行います。それでも農薬を売り続けるのならそれは上層部の経営判断が悪なのであって自分は悪くないのだと
そして経営陣は、農薬を安全化するための費用が会社が粒けれてしまうほど高すぎるとの理由でそのまま放置します。経営陣といえども万能ではなく限られたリソースを用いて最善の選択をするしかできない。農薬の安全化を選択しなかったのは、安い費用で安全化できる方法を提供できない技術者が悪いのであって、自分は悪くないのだ

結局、農薬は販売され続けた結果、被害者がどんどん増え続えました。そして因果関係がはっきりしないまま、被害者は農薬会社を相手取って薬害訴訟が提訴しました。顧問契約を締結していた法律事務所は、依頼者の利益を最大限に優先し、農薬が健康被害をもたらすという報告を握りつぶし、農薬会社に有利の方向に訴訟を進めます。責められるべきは健康被害を出した顧客だ、自分はできるだけ賠償額を少なくするという使命を淡々とこないしているだけであって、自分は悪くないのだ。弁護士が600人もいるだけあって、個々人の罪悪感は微塵のほどもありません。

おそるべき責任転嫁スパイラル。きっとナチスドイツでユダヤ人をガス室送りにした現場担当者も同じようにして自己の罪悪感から目を背けていたのでしょう。組織による悪行はとてもこわいのです。

本作は決して勧善懲悪モノではないし悪徳弁護士のピカレスク映画でもありません。責任をあいまいにすることで悪行が続けられる現代社会の暗部について表現し、それにより精神が病んでいくある一人の弁護士、そしてその友人である主人公、その女上司などが複雑に絡み合ったドラマです。

2008/4/13 Sunday

仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事

Filed under: - dekaino @ 12:59 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ守紫& ゃ劫篋のはてなBookmark被リンク数

劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)を観ました。

戦隊ものにはよくある前作と新作の合同企画OVAのノリをそのまま仮面ライダーにもってきて映画化したような作品。電王90% キバ10%くらいで電王がメインです。

ちょっとパラレルワールドっぽくなっていて、電王の設定からすこしずれてますが、まぁしょうがないでしょう。いきなりコハナがユウトのことを「パパ」とか呼んでも興ざめだし。
残念なのが電ライナーの食堂車のシーンがないこと。セット壊しちゃったんですね。そのかわりになぜか電ライナー署の刑事部屋が電車の中にあります。貼ってるポスターが面白い。「だめ 絶対」とか細かいところにこってます。

イマジンの憑依も自由度が高くなってて、誰にでも憑依できるみたい。キバのワタルにモモタロスが憑依なんてシーンも! ゼロノスは錆バージョンではなくて緑色。カードもたくさん残ってるらしい。それにしてもデネブが一番笑えますね。

子供に安心して見せられる良作です。

海外ドラマ JERICHO

Filed under: - dekaino @ 12:22 このエントリをはてなブックマークに追加 羌桁 JERICHOのはてなBookmark被リンク数

スカイパーフェクTVの755chのリアリティTVが3月末で放送終了し、4月からSci-Fiチャンネルが放送されることになった。
放送が始まったのにいまだにホームページがないというやる気があるのかないのかよくわからないチャンネルですが、海外のSFドラマ好きにとっては楽しめるチャンネルです。

新規開局の目玉企画のひとつとしてジェリコというドラマが放送されてます。日本初放送。アメリカのジェリコという田舎町を舞台としてある日突然アメリカ国内で核爆発が発生したらという前提のパニックドラマです。

遠くにキノコ雲が見え、停電、電話は通じないという状況の中、アマチュア無線機でなんとか連絡を取ろうとします。
でてきた無線機がコレ。往年の名機FT101
FT101-F その1

40年弱前のすごいアナログ〜な感じの無線機ですが、発売当時としては終段管以外はすべてトランジスタというハイテク機だったのです。

FT101-F その2

純アナログなパネルが渋い。ダイヤルを回すとVFO周波数が変わります。
FT101-F その3

ドラマ中のシーンではモールス符号による通信を受信していますが、それが何を意味するかは説明されません。
とりあえず聞き取ってみたところ
「DELTA CODE DELTA 2 MINUTE WARNING」とか「SCORE REMAINS SCORELESS」
という電文らしい。グーグル検索してみると、やはりテレビドラマ関係の掲示板のジェリコの記事がヒットしました。アメリカでもあのトンツーは何を言っているんだって気になる人がいたようです。

古い無線機好きの人は見ておくべきドラマかも?

2008/4/12 Saturday

CLOVERFIELD

Filed under: - dekaino @ 13:46 このエントリをはてなブックマークに追加 CLOVERFIELD のはてなBookmark被リンク数

CLOVERFIELDを観ました。邦題はクローバーフィールド/HAKAISHA。
LOSTで有名なJJエイブラムスの怪獣映画です。初代ゴジラに匹敵するエポックメイキング的作品。
いわゆるハリウッド映画的なヤマとかオチがないので、ハリウッド的サービス満点作品に慣れきった人にとってはつまらないかもしれません。でもこの不条理かつ理不尽な存在こそが怪獣、まさに天災によるパニックムービーです。

制作費をふんだんに使っているせいか映像はよく出来ています。本作の特徴としてまったく劇伴音楽が流れません。音楽なしで鑑賞に耐える密度の濃い映像を90分弱持続しているのは驚異的でもあります。
正直、字幕も要らないです。英語が全然わからない人でも原語字幕なし版で十分楽しめるはず。音楽やセリフに頼らずとも問題くらいの勢いがあります。
また、見えないものよくわからないものに対する恐怖感をうまく使ったホラー映画としても傑作。
世界設定の説明や謎解きをまったく放棄した潔い姿勢が、天災は理不尽なものであり、不条理な世界の解説は口をあけて待ってても降ってこないってことをシビアに表現します。ハードボイルドな映画なのです。そして説明してないからこそいろいろ想像で補う余地がある余白の美を意識した作品でもあります。

まさかこのような作品がハリウッド資本から出てくるとは思っていませんでした。JJはマジ天才です。

2008/4/8 Tuesday

ドラえもんのび太と緑の巨人伝

Filed under: - dekaino @ 20:38 このエントリをはてなブックマークに追加 喝お膩綏篋坂のはてなBookmark被リンク数

劇場版ドラえもんのび太と緑の巨人伝を観ました。
新キャストになってから3作目、初めてのオリジナルストーリーです。
オリジナルといってものび太と雲の王国のオマージュというか翻案したもので、完全なオリジナル新作とはいえないかもしれません。
のび太と雲の王国は制作中に藤子F不二夫先生が病に倒れ、残念ながら歴代ドラ映画の中でも完成度が低い作品でした。エコがテーマで設定としては悪くないのでうまく再利用しようという狙いだったのでしょうか?

しかし本作はかなりグダグダの出来上がりとなってしまいました。各パートの作画や演出はよくできているのに構成が全然ダメです。言い換えると、分業できるパートはある程度のクオリティに達していますが、脚本や構成などの分業できないパートにおいてもうグダグダです。
上映時間が112分と低学年にはつらい長さであるのにもかかわらず、高学年のお子様にとってはグダグダさが理解できてしまいやはり楽しめません。緑の惑星と地球の間の移動が上手く表現できてないところが特にグダグダ。説明的セリフで「この洞窟を通り抜ければ地球だ」って演出としてどうなんでしょう? これ一応劇場版だね? なんとも中途半端な仕上がりです。

また藤子F不二夫的なSF要素も皆無です。いきなり植物星人たちが日本語を話すのですが、ここは藤子F不二夫が健在であれば必ずホンヤクコンニャクを出しているところ。こういう細かいツッコミどころをご都合主義で無視せずに、ユーモアを交えた説明をつけるところがいかにもドラえもんというSF。こういうSF考証がまったく抜け落ちています。
だいたいドラえもんの秘密道具があらかた修理に出してて使えないって無理設定を導入しちゃってる点で本作はドラえもんである必要はないのです。
ぶっちゃけ21えもんご一行が主役でも全然問題ないストーリー。

伏線らしきものをばらまきながらまったく回収せずよくわからない決着がつくという、旧キャスト版後期作品(雲の王国もそのひとつ)にありがちなストーリー展開は、上手く再現できているというかそのまんまです。当時の作品と同じように、マンガ版を先行して制作して、それを追いかける形で劇場版を制作してたのでしょうか?
渡辺歩監督って中編ではきっちり構成を作りこむやり方をしていたのに、長編ではなんでこうなってしまうのかなぁ…

ちなみに通りすがりの堀北はまんまディアナ様でした。

2008/4/5 Saturday

ファイテンション☆テレビ

Filed under: - dekaino @ 18:32 このエントリをはてなブックマークに追加 <ゃ潟激с鰍のはてなBookmark被リンク数

TV東京で放送されていたファイテンション☆スクールの後番組ファイテンション☆テレビの放送が5日に開始された。前情報があまり出ていなかったのでどうなるものかと思ったがまぁまぁな感じ。
まずホリケンがやっと降板した。しかし代わりにペナルティというよくわからないお笑いコンビが登板。違うだろ。AKB48を出せといっているのだ。
AKB48を出せ
でもまぁホリケンがいなくなったのは喜ばしい。

お笑い芸人&ジャリタレ部(バラエティパートというらしい)はともかく、アニメパートはほとんどが新作、残念ながらなちゅどんずは終了らしい。結構面白かったのに。それから筋肉学園も切られました。かわいそうにオレンコンは名前も出ないまま退場ですね。
↓オレンコンってコイツですよ
俺って自己中 オレンコンチェケラ!

土管クンとはなケロ、レオナルド博士とキリン村と本マグロトロ太郎が生き残り組です。キリン村は最近めっぽうクオリティが高くなってますね。このスタッフ数でこの品質が維持できるってかなりコストパフォーマンスがいいといえるでしょう。従来式アニメが脅かされている気もしないでもない。

それからCMが一気にさびしくなりました。DLE絡みとスポットCMしかやってません。DLE単独提供枠ってことでしょうか? あと半年持つのだろうか…
不安は多いもののしばらくは生暖かく見守っていくことにしよう。

2008/3/31 Monday

魔法にかけられて

Filed under: - dekaino @ 22:01 このエントリをはてなブックマークに追加 薛羈Δ里呂討Bookmark被リンク数

魔法にかけられてを観ました。
手描きアニメと実写を混ぜた作品。たとえていうならまんがはじめて物語とか恐竜探検隊ボーンフリーとかプロレスの星アステカイザーみたいなものです(たとえが古い!)。

ディズニー的ファンタジー世界をパロディしまくったドリームワークスのシュレックを見返すようなセルフパロディー的な作品で、やはり本家がパロディーするので容赦ないです。そして今のディズニーが出来ること、そして出来ないことをちゃんと理解して作られています。
まず手描きアニメパートが往年のディズニーアニメを忠実に再現していてすばらしい。影の描き込みしっかりされています。でもボリューム的には20分もないですね。残念ながら今のディズニーがもつ製作能力ではこのクオリティはこの長さが限界、もはや長編手描きアニメを作ることは出来ないのです。そこを割り切ってアニメパートと実写パートのハイブリッド映画にした発想がすばらしいと思います。

ディズニーランドで踊りまくってるダンサーを連れてきたのか、セントラルパークでのミュージカル調ダンスシーンもよくできています。
またパロディーの元ネタはディズニー作品に限らずいろんなものもあります。キングコングまで出てきてびっくりでした。

最近のアメリカ映画によくある路線の子供が見ても楽しめて、付き添いの大人にも楽しめるつくりになっています。でもちょっと恋愛ストーリーがオマエラ高校生かよっいうくらい青臭いです。弁護士ならもうちょっとちゃんとしようよ。

近年のディズニー作品の中では一番出来がいいんじゃないかなと思います。ナルニア物語観るくらいなら本作を観るべし。

2008/3/29 Saturday

空飛ぶゆうれい船

Filed under: - dekaino @ 11:06 このエントリをはてなブックマークに追加 腥咲吟垢里呂討Bookmark被リンク数

NHK-BSの石森章太郎特集で空飛ぶゆうれい船を観ました。
1969年に東映動画が製作した劇場用中編(60分)です。原作は石森章太郎ですが、キャラクターデザインは石森調からだいぶはずれている感じ。

まずテレビで放送されることはありえないレアな作品です(DVDが2003年に出ています)。特に民放では話題に上がることもないでしょう。なんたって CMスポンサーが悪の親玉ってストーリーですから。
テレビ番組は必ずいい所でCMが入るとか、番組はCMスポンサーのために作られているもので視聴者のためではないとか主人公に言わせて、かなりストレートにテレビ放送のネガティブキャンペーンやっています。
これは当時の東映動画の劇場用アニメが売れなくなってきた世相を反映するものなのでしょう。スタッフの想いとしては
・アニメ映画は観客の入場料で作っているのだから観客第一に考えている
→TVアニメはしょせんスポンサー第一で作られている。いいところでCMが入るし、スポンサーに都合がいいことしかやらない
だから、子供たちよ。テレビアニメばかりみてないで映画館にきておくれ
かなり切ないですね。事実、本作の時点で東映動画は劇場用長編ではなく中編にして制作費をケチり、東映マンガまつりの中の一作として上映しないと採算とれないくらいに劇場用アニメが衰退していたのです。結局、この映画を作ったスタッフのほとんどはその後テレビアニメを作ることになります(含 宮崎駿)。

で話を戻すと、悪玉の象徴とされた洗脳動画 BOAジュースの5秒CMが印象的。「♪ゴッコリゴッリンコのBOAジュース(じゃん)」という劇中CMソングは耳に残ります。
→昭和40年代のTVCMには5秒モノが結構あって、5秒CMを3連発流していたりしたもので、ひたすら人の目と耳を惹きつけることに特化した麻薬的作品が多かったのです。たとえば植木等の「アイデアル 傘である」とか

このBOAジュースは恐ろしい飲み物。1000本飲んで王冠1000個集めたら海底旅行にご招待ってキャンペーンやってるのですが、常飲していると1000本飲む前に身体が溶けて泡になってしまうという超化学毒物兵器! これをテレビでバンバン宣伝して売りまくるんだから、まさにTV局は悪の巣窟。ものすごい陰謀論です。

当時の映画業界人はよっぽどテレビ局が憎かったんでしょうね。でも今のテレビ業界がゲームとかネットをネガティブキャンペーンするのに何か似ている気もします。少年犯罪はゲームやネットをしすぎたために生じたなんて、まさに陰謀論。
つまり映画がテレビに食われていったように、テレビはゲーム・ネットに食われていくということなのでしょうか?
…歴史は繰り返す。

2008/3/22 Saturday

ライラの冒険 黄金の羅針盤

Filed under: - dekaino @ 16:57 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ 藥臂い里呂討Bookmark被リンク数

ライラの冒険 黄金の羅針盤を観ました。
有名な児童文学の映画化。広報宣伝ではほとんどふれてませんが、この映画、3部作仕立ての原作の第1部を映画化したもの。つまり最後になっても決着つきません。指輪物語と同様に最初から3作作るつもりらしい。指輪ぐらい有名な話なら最初から3部作ってみんな知ってるんでしょうが、黄金の羅針盤が3部作の1作目って知らない観客たくさんいそうだなぁ。

ストーリーは原作ではいろいろある設定をさらっとなぞったダイジェストって感じで、どうにも不完全燃焼です。設定そのものは面白く、スタンドみたいなダイモンが、本人が死ぬと光の粉になって消えるところとか(イギーのザ・フールは冷たい砂になったみたいに)、なかなか映像的にもイケてるんですが、なんとなく大味です。本作はわれわれの世界とは違う平行世界が舞台なんですが、次回作は現世界が舞台になると冒頭に言葉で説明されてしまった。こういうところが本当にダイジェストっぽい。0083の映画版(ジオンの残光)のようで、こんなダイジェストでなくOVAシリーズ全13話をじっくり観させてくれ!って感じです。

動物のCGはよくできてます。制作費たくさん使ってそう。白熊が鍛冶屋やってるシーンもリアルのようなマンガのような微妙なバランスで世界観を壊すことはありません。安心してみていられるレベル。

タイトルになっている黄金の羅針盤は、要は占いマシーン。盤面のシンボルマークから占い結果を読み取るのに才能が必要らしい。まだ第一作目なのでそこらへんの謎はまだ解き明かされていません。

いい意味でも悪い意味でもニューラインシネマっぽい作品です。

2008/3/16 Sunday

映画クロサギ

Filed under: - dekaino @ 2:46 このエントリをはてなブックマークに追加 祉泣のはてなBookmark被リンク数

映画クロサギを観ました。ヤングサンデー連載漫画を映画化した作品です。

テレビ局(TBS)が仕掛けた映画になるのかな? キャストが豪華だけど中身がスカスカの映画です。結論から言うとすごい駄作。
まず、詐欺ネタがしょぼい。Vシネマのミナミの帝王以下のリアリティのなさ。手形詐欺が基本線なんですが、裏書きとか基本的な事柄が押さえられていません。この手の詐欺師の話によくある世の中にあまり知られていない詐欺手口を紹介するという要素は皆無です。

よっぽど、難病幼女が米国でしかできない難しい手術の順番待ちを長い間やっていて、やっとこさ順番が回ってきたけど明後日までに5000万デポジットとして入金しないと話が流れてしまうって設定の方が、とてつもなく詐欺くさい。
なんでいきなり2日後? なんでデポジットしないと渡航ビザおりないの? 振り込まなくても残高証明でいいじゃん? 短期間の期限を切ることにより冷静に考えられなくしてサッと金を振り込ませる詐欺にしか思えない。唯一これだけがリアルな詐欺エピソードっぽいな。

それにしても無駄にいろんな場所にロケして制作費はふんだんに使っているようですが、くどい心理描写ばっかりやっていてテンポが非常に悪いです。
だいたいこの映画を観ようと思う観客層が孫がいてもおかしくない年齢の山崎努と大地真央の恋愛ドラマを見て喜ぶと思ってるんでしょうか?
単に大御所に見せ場となる演技をさせなくてはいけないという制作側の都合を押し付けているだけ。観客のことより芸能プロダクションの都合を優先させている、つまり正に現代の地上波テレビドラマ的作り方がされていてまったくもってダメダメ。

竹中直人つかってここまでつまらないってある意味ですごい映画です

2008/3/8 Saturday

バンテージ・ポイント

Filed under: - dekaino @ 21:49 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若吾祉ゃ潟のはてなBookmark被リンク数

バンテージ・ポイントを観ました。原題はVANTAGE POINT、「見通しがきく場所」って意味の言葉です。

群衆の前で演説していた大統領が狙撃されるという事件について複数の視点でみていくというコンセプト、上映時間は90分と短いのですが、かなり密度が濃い作品です。

舞台となったスペインのサラマンカはかなり歴史がある都市で、旧市街は世界遺産に指定されています。旧市街の石畳の道と新市街の高架のフリーウェイが混在する中世と現代の混在する風景が面白いです。

各登場人物は、役名通りのステレオタイプというかわかりやすい性格付けがされています。米政府の役人は役人らしく有能だが暴走気味、米国人の観光客は善良であまり頭がよくなく、そして家庭に問題を抱えていたり、現地の警官はまさに警官らしい性格、まぁ尺が短いのでそんな深彫りもできなかったろうし、本作品ではそこは重要ではありません。
ただ、狙撃される米大統領は、戦争を始めるのではなくて終わらせるぽりしーを持つという設定で、まさに反ブッシュ的な大統領。今のアメリカではブッシュってほんと人気がないんだなと思わされます。

もし時間があるなら、入替制じゃなくて一回入ったら何度でも観られる映画館(たとえば横浜近辺ならムービルとか)で、続けて2回観るといろいろ発見があって面白いと思います。2回みたって3時間だから、最近よくあるだらだら長いだけの映画に比べれば全然だるくないです。

かなりの良作。面白いです。

ジャンパー

Filed under: - dekaino @ 13:20 このエントリをはてなブックマークに追加 吾c潟爾里呂討Bookmark被リンク数

ジャンパーを観ました。
テレポート能力を持つ主人公と能力を持つ者達を狩る謎の教団の戦いのアクション映画です。

はっきりいってストーリーはどうでもよく、ひたすら世界各地の観光地の景色を披露するトラベルムービーです。パリ、エジプト、プラハ、東京、ローマ、これでもかと各地ロケしまくりです。

ただ、銀座でぱっと振り返ると渋谷の109があったり、秋葉原を車で突っ走った直後にレインボーブリッジ走ってたり、とにかく時空間が乱れまくってます。つじつま合わせるより風光明媚な絵を見せたい。ただそれだけに徹している姿勢がさすが、ここまでやられると潔くてよろしい。

話はSFとしてはまったく壊れていて、理屈になってない設定だらけ。だいたいジャンパーを殺したいなら化学兵器(毒)なり生物兵器(病原菌)なり使えば楽勝だろうに、なんでわざわざ無駄にハイテクな電撃チェーンとかワームホール維持デバイスなんかを開発するのか。投資に見合う効果がまったく得られてません。いきなりマシンガン乱射した方がよっぽどマシです。

伏線も全然ひろわないので記憶力がない人にも優しい映画。途中退場したキャラは再登場しないので安心して忘れてください。

2008/3/2 Sunday

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

Filed under: - dekaino @ 18:25 このエントリをはてなブックマークに追加 眼≪筝茘違<絮のはてなBookmark被リンク数

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋を観ました。

ダスティン=ホフマンやナタリー=ポートマンとかなり贅沢なキャストです。
ストーリーは一言でいってしまえばオモチャ屋の代替わりのゴタゴタもの。ちょっとハショリ過ぎかもしれないけどそんなにははずしていないはず。

一見子供向けのようですが、大人が観ても楽しめます。どちらかというと老人向けな感じ。アメリカ映画市場でも老人が見に行く映画は儲かるという傾向があるようで、マーケティング的に老人ウケをかなり綿密に考えてあるようです。

日本では木村カエラのJasperを映画主題歌としてタイアップする宣伝手法がとられていますが、劇中にはまったく流れません。それどころか吹替版のクレジット表示中ですら曲が流れないと、ナウシカにおける安田成美的な扱いされてます。

映像的にはかなりよい出来です。アメリカでメジャーなオモチャメーカーとタイアップしていて、実際に売られている有名なおもちゃ(レゴとか)が特撮で動きまくるので子供は喜ぶと思います。でも日本おもちゃメーカーのは無いみたい。残念。
まぁタカラのおもちゃが動くところみたいならトランスフォーマー観ればいいから、別にいいのかも。

日本語版ではまったく訳されてないのですが、各キャラクター名は長い説明付になっているのが面白いです。絵本みたい。

マゴリアムおじさんは、Mr. Edward Magorium, Avid Shoe-Wearer (熱心な靴愛用家)
エリックは、Eric Applebaum, the Hat Collector (帽子収集家)
モリーは、Molly Mahoney, the Composer (作曲家)
ヘンリーは、Henry Weston, the Mutant (ミュータント!)
ってな感じですべてのキャラ名に説明句がついてます。
まぁ映画を観てればわかることではあるんだけど面白い。

ついでにクレジット表示のスタッフも似たような感じの説明句がついてるというちょっと面白い趣向になっています。
良くも悪くもいろいろ凝った作りようです。

2008/2/23 Saturday

ビー・ムービー

Filed under: - dekaino @ 10:56 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉若爾里呂討Bookmark被リンク数

ビー・ムービーを観ました。ドリームワークスの3Dアニメーション。

ストーリーは人間に蜂蜜を奪われてると気づいた1匹の蜜蜂が養蜂家を相手に裁判を起こすって落語みたいな話です。または浦沢義雄脚本のような不条理ギャグ。アメリカ人もこの手のギャグを解するのだな。

女性キャスターの名前がクリステル=ハチガワってのは日本語吹替版だけのギャグなんだろうか?? 日本語版制作の妙な頑張り様が昔のチキチキマシン風で面白いです。
しかし、最近の3Dアニメによくある文字の吹替え(劇中の英文が和文に変わる)は処理されてませんでした。日本語版制作の予算はかなりケチられているようです。その中でここまでがんばってのはすごいと思います。

それにしても女王蜂がまったく出てこないのはちょっと拍子抜け。せいぜい次の新しい女王蜂が立候補したと噂話に出てくる程度。アメリカ社会において王とか女王みたいな王政を連想させるキャラを持ち出すと完全なファンタジー世界になってしまって、リアルな社会を風刺するギャグが響かなくなるって配慮なんでしょうか?

ちなみに、この映画の蜂社会の描写はまったくでたらめなので、子供が鵜呑みにしないように注意してあげましょう。
本当の蜜蜂は…
・働き蜂はみんな♀
・♂はみんな怠け者
・働き蜂の役割は一生を通じて変わっていく (最初に決めた仕事を一生続けるわけでない!)
→一般的蜜蜂のキャリアは卵→幼虫→蛹→羽化→子守り→巣作り→巣の警備→蜜集め→老衰して死亡 (寿命 1ヶ月半)

2008/2/16 Saturday

スウィーニー・トッド

Filed under: - dekaino @ 23:35 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻c若若祉のはてなBookmark被リンク数

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師を観ました。
有名なミュージカルが原作で、ティム=バートンが監督、ジョニー=デップが主演という、シザーハンズのコンビによる映画化です。

スプラッターな感じのコメディ(?)ミュージカル映画です。血が出まくり、そして歌いまくります。ヒゲを剃られている客すら歌います。客がそんな大口開けて歌ってたら危ないだろ! 案の定大流血!!
全ての登場人物が何らかの罪を背負っている人間関係、そして救いがあるようなないようなエンディング。すばっとクライマックスですんなり幕をひき、妙な後日談がつかないのは好感が持てます。

日本ではR15指定されてますが、エロ方面ではなくて残酷表現方面での規制と思われます。血に弱い人は注意。

2008/2/5 Tuesday

ウォーターホース

Filed under: - dekaino @ 23:03 このエントリをはてなブックマークに追加 若帥若若垢里呂討Bookmark被リンク数

ウォーターホースを観ました。スコットランド版のび太の恐竜です。
時代は第二次大戦中、舞台はスコットランドのネス湖湖畔にある貴族のお屋敷です。

お屋敷の家政婦の子供がのび太役で、ウォーターホースという伝説のモンスターの卵を拾って育ててしまいます。そこにドイツのUボートのネス湖への侵入を防ぐ目的で軍隊が駐留、お屋敷は士官の宿舎として接収されてしまい、ごたごたアクションが巻き起こるという話。

ウォーターホースのCGはかなりいい出来です。そしてかわいいだけではなく、野生のモンスター的な獰猛さも魅せてくれます。最後にはハクション大魔王に出てくるブル公に似た犬をペロリといっちゃいます。

しずかちゃんのシャワーシーンのようなサービスシーンはないけれど、少年と恐竜の心温まるふれ合いの物語としてはよくできていると思います。

2008/1/20 Sunday

アース

Filed under: - dekaino @ 22:01 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若垢里呂討Bookmark被リンク数

アースを観ました。BBC制作プラネットアースの劇場版です。

映像は大変素晴らしいですが、映像もこの映画のためだけに撮影した素材以外のものもたくさん使われています。
たとえばあのホオジロザメが宙を舞うシーンはディスカバリーチャンネルのもの。
エアジョーズ

子供だと500円で見られるキャンペーンをはってることもあり、子供の観客が多かったです。子供たちは退屈することなく静かに真剣に観ており、子供向け映画としてもなかなかの出来です。

日本向けの渡辺謙のナレーションはあまりでしゃばらない感じでいいのですが、なんか環境保護活動のバイアスがかかったストーリーが邪魔といえば邪魔です。

ぜひとも大画面で観てほしい作品。

2008/1/6 Sunday

サーフズ・アップ

Filed under: - dekaino @ 21:57 このエントリをはてなブックマークに追加 泣若冴祉≪のはてなBookmark被リンク数

サーフズ・アップを観ました。
ソニーピクチャーズのCGアニメで、2次元版とメガネ式の立体版の2つがあります。私が見たのは2次元版です。

いわゆるティーンエイジの男が主人公の青春モノです。アメリカ映画ではよくあるストーリーですが、勝負より楽しい方が大事というテーマメッセージはアメリカ映画としてはかなり珍しいと思います。なんか70〜80年代の日本のドラマみたいな話です。
この映画の観客想定年齢層は小学生くらいだと思うのですが、テーマと観客設定にギャップがあります。小学生にはわからないだろ、コレ。といってティーンエイジャー観に行くにはアメリカ文化的にはちょっと恥ずかしいかも。アメリカでもプロデューサをうまく騙して作りたいものを作っちゃうってことがあったのか!? まぁDVDが売れそうな気がします。

映像的にはさすがに海の水面や波の表現がとても美しいです。ペンギンの羽毛の質感もいい。また日本語吹替も結構がんばっており、ちゃんとサーフィン青春映画っぽく仕上がっています。

勝つことより楽しむことが大事という、ある意味で負け犬を賛歌するアメリカ映画っぽくない作品。

2008/1/5 Saturday

ルイスと未来泥棒

Filed under: - dekaino @ 17:06 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ鴻ユ灰罍のはてなBookmark被リンク数

ルイスと未来泥棒を観ました。
劇場ではミッキーの造船技師が併映されます。7分の短編で1938年制作。なんと70年前の作品です。もちろんカラー。これが古き良きディズニーアニメで素晴らしい。劇場の大きなスクリーンで観られるチャンスはもう当分ないと思われるのでぜひとも劇場で観てほしい。

もちろん本編の方も面白いです。古き良きディズニー精神に回顧したようなストーリー。なんでアトランティスとかトレジャープラネットの頃にこれができなかったんだろうか…

基本はタイムマシンが出てくる歴史改変にまつわるアクション物なのですが、アメリカには結構多い捨て子と里子(養父母)問題が絡み、お子様同伴の大人にも楽しめるストーリーになっています。
いかにもなステレオタイプの発明家志望の少年が主人公。なぜかアメリカのカートゥンはこの手の発明少年物が多いです。ジミー=ニュートロンとかデクスターズラボとか(日本で言えばキテレツに相当か?)
発明品そのもののドタバタは案外少なく、ハートウォーミングな話のほうが主になっています。

ディズニーらしい流血のない清く正しい子供向け映画でした。

2007/12/31 Monday

ベオウルフ/呪われし勇者

Filed under: - dekaino @ 21:23 このエントリをはてなブックマークに追加 /のはてなBookmark被リンク数

ベオウルフ/呪われし勇者を観ました。
デーン人のベオウルフ王伝説を元にしたアクション映画です。

もともとはメガネ使用の3D立体映画なのですが、日本ではほとんどの劇場で通常の2次元上映がされています。3Dを際立たせるためか、無駄に視野の手前に別のものをかぶせたり、尖ったものを観客の方に突き出したりする演出があるため、2次元映画として観るにはちょっとウルサイ感じの絵作りです。

レイ=ウィンストンが演じるベオウルフは脱ぎたがり。酒を飲めば脱ぎ、モンスターと戦う時は全裸で、敵の兵士に怒鳴りつけながらどんどん脱いで、マッチョムキムキな身体を見せつける、まさに露出狂ヒーローです。巧妙に局部を隠す演出が笑いどころ。

ファンタジー小説マニアから、あれはドラゴンじゃない! ワイバーンだ というツッコミが入りまくりと予想されるドラゴン(?)もCGバリバリでかっこく造型されてます。

ガチムチ系ホモの人にはたまらない映画かもしれません。でも、敵モンスターの黒幕の魔女を演じるアンジェリーナ=ジョリーも裸体を披露してくれるのでノーマルな男性も楽しめる映画です。

2007/12/24 Monday

魍魎の匣

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 薛薛のはてなBookmark被リンク数

魍魎の匣を観ました。京極夏彦のベストセラーの映画化。姑獲鳥の夏の続編になります。
キャラ設定も役者も前作と同じですが、監督は違います。前作の姑獲鳥の夏を撮った実相寺監督は残念なことに撮影後しばらくして亡くなってしまい、前作が長編では最後の作品となってしまいました。今回の監督は原田眞人。もちろん実相寺とはまったく作風が違います。
いわばルパン三世劇場版のルパンvs複製人間とカリオストロの城のような関係で、設定は同じシリーズではあるのにまったく違う作品となっています。

原作は京極堂シリーズの中では一番壊れている話といってよく、まったくミステリではなく、幻想小説といった方が正しい作品。これをうまく再構成して一般人にも理解しやすいようにミステリ映画っぽく仕上げています。時間軸もかなり入れ替えて、関係のないと思われていた事件が実は1つの糸でつながっており、それが明らかになっていくという構成がわかりやすい。これはなかなかの手腕だと思います。

しかし逆に原作の幻想度がほとんど削り落とされてしまっている感もあります。要はこれは原作のダイジェストであり解説文のような作品です。
勢いで押しまくってる原作だともはや考証ミスみたいな重箱の隅をつつくようなことは野暮に思えてしまいますが、ここまで整理されるといろいろアラが見えてきてしまうかも。

映像面では、三丁目の夕日シリーズのような昔の日本をCGやセットで再現する意向が強く見られます。ただし昭和30年代ではなくて20年代、いわゆるOccupied Japan時代です。占領下の復興期にあたる日本。団塊の世代にはこの時代も懐かしく思えるのかもしれません。

この後の続編は作られるのでしょうか?

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

Filed under: - dekaino @ 22:52 このエントリをはてなブックマークに追加 激с祉吾c種潟若恰罧肴ヨのはてなBookmark被リンク数

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記を観ました。歴史がない国アメリカで強引に伝奇ロマン冒険ものをでっちあげるシリーズ、ナショナルトレジャーの第二弾です。

時代考証はもちろんタイムボカンシリーズ級のデタラメさですが、そんなことは気にしてはいけません。インディージョンズとは違って、ディズニー映画なので滅多なことでは人は死なないし死んだとしても流血したりしないので安心です。

それにしてもアメリカ人のリンカーンの持ち上げようはスゴイですね。やはり殉職すると聖人化されるってやつなんですかね。

2007/12/16 Sunday

アイ・アム・レジェンド

Filed under: - dekaino @ 20:39 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ祉≪祉吾с潟のはてなBookmark被リンク数

アイ・アム・レジェンドを観ました。
地球最後の男の三回目のリメイクです。
ウィルスミスの演技と特撮が素晴らしい。特にニューヨークで鹿狩りをするシーンが出色の出来です。
その反面、SF映画としてはかなり駄作です。あまりに有名な作品なのでSF的驚きを与えるのは無理なのでしょう。謎や伏線が投げっぱなし状態で何も説明してくれません。SFとして楽しむなら1964年版1971年版を観た方がいいかも。本作は極限状態になった人間描写と廃墟化したニューヨークの表現だけがウリです。

以下、ネタバレあり
SFとしてやるなら、血清が効いて回復した患者にもっと注目するべきなんだよな。記憶は残っているのかどうかとか。どう考えても行き擦りの母子より回復患者を生還させた方が治療法の助けになるだろうし、人道的なのに、あっさり心中だもんなー。試験管の血清なんかどうでもいいだろう。どうにも話が壊れています。これでハッピーエンド扱いとは能天気な脚本です。

Star Trek: Of Gods and Men

Filed under: - dekaino @ 11:42 このエントリをはてなブックマークに追加 Star Trek: Of Gods and MenのはてなBookmark被リンク数

Star Trek: Of Gods and Men Part1の公開日が決定したようです。
2007年12月22日17:01EST(米国東部時間)、日本時間では12月23日07:01JSTに、公式サイトでWEB公開されます。

Star Trek: Of Gods and Men公式サイト

ENT終了以後の初めてのスタートレック新作となります。全部で3部のショートシリーズという形式で、時代はカーク提督が行方不明になった(ST7 Generations)直後らしい。
クリスマス中はアクセスが集中しそう。日本からは正月休みにアクセスするといいかも?

2007/12/2 Sunday

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

Filed under: - dekaino @ 15:29 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊帥荀のはてなBookmark被リンク数

腑抜けども、悲しみの愛を見せろを観ました。
佐藤江梨子、佐津川愛美、永作博美など粒ぞろいの女優陣が出演しています。
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
ストーリーは大変よく練られています。もともとは舞台用の戯曲が原作らしい。伏線がすべて有効に機能しています。それだけでもとても面白い。
エロ表現もそこはかとなく下品な感じであって楽しい。本作にもっとエロシーン増やせばそのまま日活とか東映の変り種ポルノ映画で通りそうです。

発言小町とか2chの既婚女性板に出てきそうな面白いけどコマッタさんな家族ネタに、ブラックな笑いをふんだんに散りばめたホームコメディドラマ(?)というのが基本ライン。深読みすれば、表現者としての葛藤や、表現されて傷つく周りの人間とかもテーマに入っている感じです。

舞台となる集落をド田舎と劇中で言ってますが、これは清深(妹)視点で語られているからでしょうか? 画面で見る限りそんな田舎でもない感じ。自転車で通える距離に高校があるし、15分でコンビニに行けるし、水田あるし(笑)。真の寒村は米が作れる土地にはありはしない!
ケータイが圏外というのも単にそういう時代だったというだけで、2007年なら路線バスが存在する集落すべてが圏外だというのはありえないですね。時代設定としてはおそらくバブル全盛で高校生はケータイじゃなくてポケベルを持ってた頃のなんじゃないでしょうか? インターネットとかWWWは一般に認知されていたけど、2chがまだなかった頃。

ちなみに撮影現場は能登半島の北半分のようです。今は能登空港が出来たおかげで東京からのアクセスはかなりいいので撮影しやすかったのでしょう。海産物も美味いし。撮影は2007年3月の能登半島地震より前だったのかな? 特に地震の形跡は見受けられませんでした。

よく練られたシナリオなのでつっこみどころは少ないのですが、真っ赤な便箋に使える修正液ってドンナノ?! ここだけは気になってしょうがないです。

今回本作を観たのはMOVIX橋本です。ここはいわゆる郊外型シネコンなのに単館系作品を半年遅れぐらいで上映してくれるのでなかなかいい感じです。海老名のワーナーマイカルTOHOシネマズは、マイナー作品についてはまったく弱いので、MOVIX橋本はマニアック枠には大変助けられています。

2007/11/25 Sunday

劇場版 恋空

Filed under: - dekaino @ 21:58 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 腥困里呂討Bookmark被リンク数

劇場版 恋空を観ました。
大ヒットケータイ小説の映画化です。私は原作を全然読んでおらず、「がっしぼか 私は死んだ スイーツ(笑)」というイメージしか知らない状態でいきなり映画を観ました。

結論から言うと、新垣結衣を鑑賞する映画としては100点満点です。ほんの少ししか出てこないワルボロとは大違いで、ほとんどのシーンが新垣結衣。基本的にヒロインの美嘉の視点でストーリーが進みます。

新垣結衣が演じているので一見優等生風に見える美嘉ですが、なんでも図書室で済ませてしまいます。ヒロとの出会い、授業サボってだべったり、子ども作ったり。どんだけ図書室が気に入っているんだか!
ロケ地は大分県の港町がメインのようでかなり風光明媚です。学園シーンも気合入れて作ってあります。その割に名前がついてる生徒キャラが少ないので無駄に金かけてる感は否めません。

ストーリーはけっこうドキュン風味といいますか、ヤンキー好みといいますか、ツッコミどころ満載です。わざわざ私がツッコまなくても誰かがやってくれるでしょう。でも病室でのケータイ動画通話はやりすぎだ。
つーか携帯電話使い過ぎ。美嘉の父が会社を売り払う羽目になった主原因は美嘉のケータイ代だと思います。だいたい7年前の端末はもっとブ厚いだよ。ブットイの!!
あぁ結局ツッコンでしまった… 本作品にはとにかくツッコみたくなる魔性の力があります。

映画館はだいぶ混んでいたのでかなりヒットしているのでしょう。来年早々DVDが出て、地上波で放送しそうな感じです。

2007/11/23 Friday

劇場版 自虐の詩

Filed under: - dekaino @ 12:45 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 荅のはてなBookmark被リンク数

劇場版 自虐の詩を観ました。
4コマ漫画を原作に劇場版まで作るのはなかなか大変。過去には「がんばれタブチ君」シリーズという秀作もあるが、ほとんどはハズレ。

でも本作はなかなかいい線いってます。原作の偶然の結果ともいえる面白さと深さの混在具合がいい感じに映像化できています。
客観的に考えれば救いのない話なのだけど、なんとなくそれが人生と思えてしまう不思議。まぁやっぱり他人事だからこそではあるので、あまり感情移入させない距離感を保ちながら淡々と描写する感じがいいのだろうか?

最後の方はかなり泣かせに入ってる風ではあるけれども、やっぱりこれが他人事ではなかったらないてる場合じゃない悲惨な話ではあります。

阿部寛・中谷美紀も巧いけど、高校生時代の子役たちもかなり巧い。子役マニアは必見。

ALWAYS 続・三丁目の夕日

Filed under: - dekaino @ 12:36 このエントリをはてなブックマークに追加 ALWAYS 膓私筝紊イ里呂討Bookmark被リンク数

ALWAYS 続・三丁目の夕日を観ました。
前評判どおりの出来というか、ヒットが約束された余裕が感じられるつくり。個人的には昔の羽田空港がよかった。パンナムのマークつけた飛行機が駐機してました。感動!

本編も面白いけど見所は映画が始まる前の宣伝だと思います。まさに昭和三十年代を懐かしむ団塊の世代をねらい撃ちしたような利殖だの旅行だのジジババ臭いCMの嵐! なかなかこんなCM映画館じゃ見られません。MTFGがんばりすぎ!

さすがにもう続編は苦しいと思う昭和三十年代再現特撮映画でした。

2007/11/5 Monday

いつのまにかNORABITS終わってた

Filed under: - dekaino @ 8:29 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ障NORABITS腟cのはてなBookmark被リンク数

スターダストを観に久しぶりに橋本のMOVIXに行ったのですが、楽しみにしていたNORABITS’MINUTESがやっていない! どういうことだと思って調べてみたら、なんと6月に上映終了していたんですね。残念。
思えば前にMOVIX橋本に行ったのは6月10日だったので、もう半年弱行ってなかったのだな。しかしNORABITSをやっないとなるとますます足が遠のきそう。ぜひ復活してほしい。

NORABITS'MINUTES DVD
MOVIXでの上映は終わってしまったが、DVDが11月28日に出るらしいです。未上映の第5話も収録。買っとくかなぁ…

スターダスト

Filed under: - dekaino @ 8:12 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若鴻のはてなBookmark被リンク数

スターダストを観ました。イギリスの有名作家ニール=ゲイマンのベストセラーグラフィックノベル(大人向けマンガ)が原作です。

話やキャラクターがとても面白い。原作が面白いんでしょうね。典型的な英国ファンタジーを舞台にして正統ファンタジーと思いきや実はそうでもない。キャラクターがみんな不道徳・背徳(immoral)の要素を持っている、といっても悪いヤツってわけではなくて人間くさいという意味で。唯一裏が無い正直ものキャラはヤギだけかな?
ヒロインである地上に落ちてきた星のイヴェインが、初めは純真(?)だったのがだんだん人の世の不道徳に染まってきて愛を知るみたいな流れが従来ファンタジーにはない人間ドラマって感じです。

重要アイテムとなる王位の証の宝石が、字幕ではルビーってなってるんですけど、セリフでは一言もそんなこといってない。Stormって固有名詞で呼ばれているようです。そういう王家に伝わる宝石に固有名詞(この場合王国がStormholdだから国名由来の名)をつけてるってことは字幕からではわかりません。

ちょうど公開が邦画大作(三丁目の夕日とか恋空とか)にガチでぶつかって、いまいちぱっとしないイメージですが、良作なので見ておくべし。イギリスらしいかなりブラックな笑い要素がふんだんに入ってて面白いです。ハリーポッターとはまた違うイギリスファンタジーが楽しめます。

2007/11/3 Saturday

エクスマキナ

Filed under: - dekaino @ 10:03 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻のはてなBookmark被リンク数

エクスマキナを観ました。士郎正宗のアップルシードが原作です。
2004年の映画アップルシードと同じスタッフも多く、直系の続編といってもいいかもしれませんが、映像的にはまったくの別作品です。前作のいかにもモーションキャプチャーした3D CG映画というのと一線を画す絵作り。正直興行的にパッとしなかった前作からの継続性を感じさせません。

世界観としてはモノを浮遊させる重力制御技術が一般的に使われている以外は、現代〜近未来の技術レベルとたいして違わない感じ。まぁ、バイオロイドとかサイボーグあたりは少しギャップがありますが、重力制御は現代技術とのギャップがありすぎ、ラピュタの飛行石クラスです。

ちょっとネタバレすると、スタートレックTNGのボーグの話とよく似てます。ラスボスはボーグクイーンそのものだし。

あまり宣伝されていないようですが、変に有名アイドルに重要キャラの声優させたりしないあたり、制作姿勢としては好感が持てます。国内よりもアジア諸国市場をメインターゲットとする戦略なんでしょう。

2007/10/28 Sunday

仮面ライダー THE NEXT

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ THE NEXTのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー THE NEXTを観ました。仮面ライダー THE FIRSTの直接的な続編です。

前作と同じく戦闘シーンは素晴らしいが、ストーリー的には陳腐なJホラーとTVオリジナル版設定と絡めたレトロファンサービスだけのしょぼいものです。劇場映画というよりはVシネマっぽい出来上がり。製作体制もVシネマにしてはちょっと贅沢な感じって程度です。

前作から2年経過した世界が舞台ですが本郷猛は今度は高校教師やってます。2年前に発表した疑似科学の王道ともいえる水の結晶論は結局黙殺されたんでしょうかね? 一文字隼人はホストやっててときどき喀血してるし… 井上敏樹というよりは浦沢義雄な設定になってます。 もし3作目が作られるなら今度は場末の土方バイトとかコンビニ店員バイトとかやってそうだ。

今回初登場のV3の風見志郎は元IT社長でいまでもそこそこの財産家です。でもシスコン。一文字も前作で女絡みでショッカー裏切ってますが、こんどは妹絡みでショッカーを裏切ります。ショッカー怪人の忠誠心ってかなり低レベルっぽい。
また、ショッカー怪人 頭も弱いっぽいです。ナノロボットをわざわざ液体窒素のケースから出して運ぶし。あんた馬鹿力が売りなんだから容器ごと運べるだろうに。

ところで敵はいつゲルショッカーとかデストロンに変わるんでしょうかね? 2作目に至ってもショッカーは全然弱体化できてない状況。この分だと後4〜5作はやらないとゲルショッカーは誕生しなさそうであります。

パチンコ台新作の映像素材を作るという目的は達していますが、それ以上でも以下でもないような作品。

2007/10/26 Friday

ツンデレカフェ

Filed under: - dekaino @ 21:24 このエントリをはてなブックマークに追加 潟Г里呂討Bookmark被リンク数

今朝SAKUSAKUみてたらものすごいのやってた。

誰かがアップするかと思ってたが案の定。しかしこのメイド(?)はスゴ過ぎ。

2007/10/21 Sunday

グッドシェパード

Filed under: - dekaino @ 18:31 このエントリをはてなブックマークに追加 違激с若のはてなBookmark被リンク数

グッドシェパードを観ました。CIAの幹部職員の話。

シェパードはご存知の通り犬種のひとつですが、羊飼い転じて牧師という意味もあります。本作のタイトルは聖書の文句からと国家権力の犬って意味からをかけているんだと思われます。

時代的には第二次大戦のOSS時代からキューバ危機あたりまで。
普通この手の作品だと最後に主人公が失脚したあたりで終わるわけですが、本作では失脚しないです。もっと先の話まで続けるのも可能だと思いますが、ただでさえ3時間弱と長いのにケネディ暗殺とかウォーターゲート事件までやったら6時間くらいになっちゃいそうです。

アンジェリーナ=ジョリーが幸薄い女の役をやってますが、米国文化では「亭主元気で留守がいい」の境地に達することはできないんでしょうかね。

2007/10/14 Sunday

大統領暗殺

Filed under: - dekaino @ 19:00 このエントリをはてなブックマークに追加 紊х輝罧困里呂討Bookmark被リンク数

大統領暗殺を観ました。邦題をブッシュ暗殺にしようとしたら映倫が認めなかったって事件でちょっと話題になった作品です。

近未来(2009〜2010?)に作られたドキュメント番組というフォーマットで、2007年10月に発生した大統領暗殺事件について検証するという、リアル志向な作り方をしている映画です。日本ではちょうど事件発生したとされる月に公開になりましたが、アメリカでは去年に公開されています。

やはりこの手の作品は風化がはやいのですが、1年にして一部は風化してますね。少なくとも2006年の中間選挙で共和党が大敗して上下院とも民主党が過半数をとってしまうという未来が折り込まれていません。2006年前半だと愛国者法が永続法化されるなんていう空気だったんだろうなと思わせてくれますが、今となってはリアリティはだいぶダウンしていると言わざるを得ないでしょう。

しかし、よくまぁこんな作品つくったなぁとは思いますね。イギリス・アメリカ合作ですが、アメリカ単体だけでは無理だったかも?

字幕が大変丁寧に気を使った役になっているところが好印象。もしも戸田奈津子女史が手がけていたら大変なことになっていたことでしょう。

HOODWINKED

Filed under: - dekaino @ 8:18 このエントリをはてなブックマークに追加 HOODWINKEDのはてなBookmark被リンク数

HOODWINKEDを観ました。邦題の「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」ちょっと説明口調過ぎな邦題ですが、赤ずきんちゃんの英語名がLittle Red Riding Hoodてのがわからないと理解できないのでしょうがないでしょう。

有名なグリム童話「赤ずきん」を元ネタにしたパロディというか全然違う話です。たとえていうなら西遊記とパタリロ西遊記!ぐらい違います。
どちらかというと子供向けですが大人でも十分楽しめます。
ただちょっとレッドの顔がバタ臭すぎて日本人受けしない感じかも? しかしクマの警部のアゴの無さはアゴなしゲンさんを凌駕するぜッッ!

2007/10/13 Saturday

HEROESのヒロ

Filed under: - dekaino @ 10:05 このエントリをはてなブックマークに追加 HEROESのはてなBookmark被リンク数

スーパードラマTV(旧スーパーチャンネル)でアメリカの人気TVドラマHEROES/ヒーローズの放送が開始される。
超能力を持つキャラが複数出てくるSFXドラマなのだが、時空を操る(ファイナルファンタジーで言う時魔道士?)キャラで日本人という設定のヒロが面白い。アメリカでも人気のキャラらしい。ヤッターが口癖。お前はヤッターマンか!?
ヒロ

ちなみにテラホークスに出てきた日本人もヒロでしたね。宇宙ステーションに独りでひきこもり友達はセロイドの101だけと、ある意味で日本人の特性を把握しまくったキャラ。なぜか宇宙侍と心が通じますが、それはまた別のお話。

本題に戻ると、HEROESにはアメリカ人が見た日本のへんな所がたくさん出てきます。日本企業のサラリーマンたちが会社でラジオ体操やってるところなど、確かに変に思えるんだろうなぁ…
第一話あたりは東京(地下鉄神田駅あたり 秋葉原が近いから?)が舞台なのですが、もうすごい状態になってます。謎の日本語ポスターはまさにHiHi Puffy AmiYumiに出てくるようなカオスな日本。日本の誤解を助長しまくりです。

ヒロ役の役者は東京生まれの日本人(Masi Oka/岡政偉)なので、ちゃんとした日本語が話せるのですが、同僚役の俳優(日系人?)の日本語がまたこれすごい。ビビアンスーとかマルシアよりずっとダメなレベル。吹替版を観てる人も東京のシーンだけは絶対に副音声にすべきです。あまりの凄まじさに日本語シーンなのに日本人声優が吹替えしちゃってますから。あのカオスな日本語を聞かないとかなり損しますよ。

プレミア放送(1話から3話一挙放送)は10月16日22時かららしいのでまだ間に合います。変なニッポンに興味ある人はチェックせよ!

2007/10/12 Friday

サウスバウンド

Filed under: - dekaino @ 7:30 このエントリをはてなブックマークに追加 泣鴻潟のはてなBookmark被リンク数

サウスバウンドを観ました。奥田英朗の同名小説が原作。
原作の人気は非常に高く原作を読んだ人の期待もいやおうなしに高まるが、その期待をことごとく裏切る映画という下馬評らしい。でも私は原作読んでないのでそこらへんの感覚はよくわからないです。
ストーリーは東京台東区編と沖縄西表島編の2つにわかれ、80年代に活躍した元学生運動闘士のオヤジが主人公。時代は平成19年(現代)。80年代に活躍ってかなりヌルい時代とも思えてしまうが、少なくとも超法規的措置で北朝鮮に亡命した人たちとは覚悟は違うよなぁ。

映画の企画としては、定年を迎えた段階の世代にウケがよさそうなネタの一言に尽きるのですが、たぶんそのターゲット層にとってはつまらない映画だと思います。北川景子とか松山ケンイチとかが好きな若い世代なら楽しめるでしょう。

なんか沖縄編の映像がしょぼいというか、一部は本土のセットで撮影している(オールロケじゃない)ような気がします。まぁ学齢の子役をずっと西表島に拘束することはできないからしょうがないんだろうが。

2007/10/7 Sunday

ストレンヂア -無皇刃譚-

Filed under: - dekaino @ 0:36 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻潟 -∞茘-のはてなBookmark被リンク数

ストレンヂア -無皇刃譚-を観ました。
中華武侠ものやクロサワ映画が混ざったような話。かなり面白いです。SF的ギミックとしては覚醒剤っぽい謎の丸薬くらいなもの。
非常に男臭い映画で、色気のなさ度はダグラムに匹敵します。今風アニメにありがちの萌え要素は徹底的に排除されております。

萌え要素に興味がない人向け

2007/10/6 Saturday

CEATECのおみやげ

Filed under: - dekaino @ 11:05 このエントリをはてなブックマークに追加 CEATEC帥のはてなBookmark被リンク数

本日6日まで幕張メッセで開催されているCEATEC JAPAN 2007に行きました。

HDDVDプロモーショングループで配布されている紙袋をゲット
HDDVDプロモーショングループ紙袋

裏側はHDDVDでリリースされるデジタルリマスター版TOSの宣伝。デジタル理マスター版はNHK BSで毎週土曜深夜にも放送されているアレ。あまりにもあまりなしょぼい特撮部分をちょっと手直ししたものです。
デジタルリマスター版TOS紙袋

結構でかい紙袋でCEATEC会場でだいぶ目立っておりました。
欲しい人は今すぐ幕張へ走れ!

2007/9/29 Saturday

劇場版アクエリオン

Filed under: - dekaino @ 0:01 このエントリをはてなブックマークに追加 雁≪海里呂討Bookmark被リンク数

劇場版アクエリオンを観ました。壱発逆転篇と創星神話篇の二本立て。

壱発逆転篇はマクロスっぽい作品。一万と二千チバソングくらい出てそう。
創星神話篇はアルジュナっぽい。ひたすらアルジュナ臭いです。河森監督はかなりエコロジーな思想にかぶれているようですな。
しかし脚本と演出がマッチしてません。はっきり言って何の作物かわからない謎植物を画面に出しておいて食と自然と人間なんてテーマが描けるわけがない。といってロボットアニメを作るスタッフが植物描き分けられなくってもしょうがないよなぁ…
ジブリ作品だと栽培種の植物をきっちり描いてるんだけどね。畑のシーンとか、「あ トマトだ」とか「これは胡瓜、あれは里芋」とか観ながら指摘できるくらいちゃんと描きわけてます。これぐらいじゃないとエコロジーネタはやっちゃいけないように思うのはオゴリなのだろうか?

野菜の苗は全然描けてないけどロボットのバトルシーンはよく出来てます。まぁ戦闘シーンは手描きじゃなくて3D CGアニメだけどね。

ロボット好きなら観ておくぺき映画です。

2007/9/27 Thursday

ファンタスティック・フォー:銀河の危機

Filed under: - dekaino @ 8:37 このエントリをはてなブックマークに追加 <潟帥鴻c祉:羃潟掩のはてなBookmark被リンク数

ファンタスティック・フォー:銀河の危機を観ました。原題はFANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER。原題からわかるようにシルバーサーファーの話です。

シルバーサーファーって日本では知名度が低いけど、れっきとしたマーペルのヒーローなわけでもちろんシルバーサーファー単独の本も出まくってます。なのに邦題ではまったく触れられてません。差別的扱いだ!! もそもファンタステック4だってちょっと前までは宇宙忍者ゴームズの方が通りがよかったくらいで日本ではほぼ無名状態だったのに酷いよ。

ハリウッド映画の続編ものって、どうしても特殊メイクのレギュラーキャラの役者の顔出しをしないわけにいかないというオトナの事情がありますが、本作では特殊能力を交換できるという都合のいい現象を導入して無理なくこなしています。The Thing(ガンロック)役のマイケル=チクリス、顔出しできてよかったね。

SF考証的にはまったくトンデモだけど、それはマーベルヒーローなんだから期待しちゃダメ。宇宙忍者ゴームズを生暖かく見守れる人向けの映画。

2007/9/21 Friday

アーサーとミニモイの不思議な国

Filed under: - dekaino @ 8:33 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若泣若≪ゃ筝茘違修里呂討Bookmark被リンク数

アーサーとミニモイの不思議な国を観ました。日本語吹替版。

一見アメリカ映画のようで、中身はバリバリのおフランスの映画です。
とにかく子供向けアニメ映画とは思えないほど、ヒロインのセレニア姫がエロいです。主人公のアーサーは10歳の男子だというのに、かまわずエロ光線出しまくり。まさに無意識で小学生の教え子をたぶらかすまいっちんぐマチコ先生のようなヒロインです。ロープがないから代わりにセレニア姫のビスチェの紐を使い、片手で乳を隠しながら紐をつたって登るとか、主人公が10歳の映画じゃありえない展開です。まさにまいっちんぐワールド。
セレニア姫の声は英語版だとマドンナ。そりゃエロいな。日本語版では戸田恵梨香が負けじと誘惑セリフを連発します。

しかし違うところもあります。マチコ先生はデレデレですが、セレニア姫は典型的ツンデレ姫。まさに王道。いったいどのエロゲーが原作なの?って感じのツンデレエロ姫さまです

フランスの男子は10歳でこの程度のエロ感覚は身につけているものなんだろうか? 恐るべしフランス。もっと恐るべしなのはセレニア姫は人間の歳で言うとアーサーと同じくらい、つまり10歳ということ。こんな10歳はさすがにありえない。フランス女は10歳ですでにこんなエロエロ光線でまくりなのか? そしてツンデレ道を習得しているのか!!

ちなみに、祖父の博士の吹替は永井一郎、やっぱりいい仕事してます。

2007/9/13 Thursday

ワルボロ

Filed under: - dekaino @ 8:29 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

ワロボロを観ました。ゲッツ板谷の自伝的小説、要はガキの頃の武勇伝を映画化した作品です。予告編では新垣結衣が光ってました。
ワルボロ

ストーリーは総集編的で大味、ドラマ構成としては投げっぱなしイベントが多いです。母ちゃんが入院した後どうなったとかまったくフォローなし。まさに飲み屋で「オレは昔はワルだったんだぁ〜」と酔客が語る武勇伝そのものです。

新垣結衣は演技がうまくたしかに目立ってますが、映画全体から見ると出番はほとんどなし。全部あわせても登場シーンは10分もありません。TV版ウルトラマンにおけるバトルシーンよりも少ない比率です。新垣目当てで観る人は貴重な出演シーンを目を皿のようにしてみるしかない!

舞台は1980年代の立川ということで、時代考証とか小道具とかはよく考えられています。脚本も80年代の文化を感じさせるセリフがちらほら出て、いま40代の人には懐かしいと思います。
しかし! 音楽がなってない! 80年代に流行った曲がまったく流れません。仲間とつるんでオープンカーに乗って海に行くシーンなんか、カーラジオから当時流行ったナンバーが流すしかないだろ!って基本的な演出がありません。サントラはBMGジャパン(旧ファンハウス)から出てますが、すべて新曲ばかり。この手の映画で懐メロがまったく流れないというのは奇異というか、すがすがしさまで感じさせます。

この映画、東映+東映ビデオが製作というVシネマ体制なので、DVDも売っている既存レコード業界とは商売敵で、うまく協業できなかったんでしょうか? これがソニーピクチャー製作だったら間違いなく懐メロばりばりだったはずなのに、非常に惜しい、残念です。
DVD化する時はBGM吹替版をぜひ作ってほしい。そうじゃないと誰かが勝手に80’sナンバーに吹替えてYouTubeなりニコ動に流されちゃうぞ。

それに加えて、どっからみても中学生にはとても見えない主人公たちもすがすがしいです(主演の松田翔太は22才!!)。タバコ吸いまくるシーンを撮るにはover20の役者使うしかないからしょうがないのだろうけど。いくら昔の子供いまより老け顔だったと言ってもコレはかなり無理があります。

高部あいの聖子ちゃんカットがかなりよかった映画

2007/9/8 Saturday

鷹の爪マナームービー 新バージョン

Filed under: - dekaino @ 23:49 このエントリをはてなブックマークに追加 薹鴻若若 違若吾с海里呂討Bookmark被リンク数

どうやら今月からTOHOシネマズのマナームービー(鷹の爪バージョン)が新しくなったようだ。今度はデラックスファイターが乱入だ!
デラックスファイター
新バージョンもなかなかいい出来なので刮目してみよ!

SICKO

Filed under: - dekaino @ 23:41 このエントリをはてなブックマークに追加 SICKOのはてなBookmark被リンク数

マイケルムーア監督のSICKOを観ました。
アメリカの医療保険の話。アメリカ以外のいわゆる先進国は国民皆保険制度を持っているのだけど、アメリカは高齢者などの一部の例外を除きすべて任意の民間保険だけ。保険に入れない貧乏人は怪我・病気をしたら死ぬしかないのはともかく、中産階級の民間医療保険加入者だって不払い攻撃を食らって安泰ではいられないよって話。

まぁ民間にやらせたら、出来るだけ払わないようにするのは当然の行為だし、日本の民間保険業界、特に自動車保険業界も似た話があるかも。そういや生保も結構不払い訴訟あったね。

アメリカの惨状と対比してカナダやイギリスやフランスなどの先進国として当然な医療保障制度をみせていくという流れ。残念ながら日本は出てきません。20年以上前だったら日本も結構いい制度だったんだけどね。最近は悪いところばかりアメリカに合わせてしまっている気がします。

スタートレックのタイムトラベルものの話で、よく悲惨な20〜21世紀とユートピアな23〜24世紀の対比をしますが、こと医療保険制度については、アメリカとカナダ/イギリス/フランスを対比させると同時代にかかわらず、300年以上の時代の差を感じさせてしまう。

アメリカに主流層にいわせると国民皆保険制度を整備することは社会主義に屈したことを意味し、偉大なる自由が損なわれるきっかけとなるらしい。なるほどそういう視点から見ればジーン=ロッデンベリ(スタートレックの生みの親、故人)がアカ思想にかぶれている言われるわけだ。

対岸の火事ではあるが、他山の石とするにはよい事例でしょう。

2007/9/1 Saturday

蛙男商会のホラーナイト

Filed under: - dekaino @ 21:14 このエントリをはてなブックマークに追加 桁篌若ゃのはてなBookmark被リンク数

FROGMANの新作、蛙男商会のホラーナイト。関西と愛媛の地上波でしか放送されていなかったのだが、9月第一週の深夜にスカパー731ch MUSIC ON! TVにて六夜連続放送されるらしい。
これで関東でも観られる!

蛙男商会のホラーナイト
今度は実写だ!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

Filed under: - dekaino @ 20:52 このエントリをはてなブックマークに追加 宴眼<潟蚊蚊恰医雁:綺のはてなBookmark被リンク数

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を観ました。
初日の9/1の映画の日。映画館めちゃくちゃ混んでました。宣伝してない割りに客は集まるものですね。

ストーリーはテレビ版そのまま、使途との戦闘シーンが今風に新しくなっているだけです。少なくとも樋口真嗣が新しく描く絵コンテが堪能できます。
辛口に言うと、スターウォーズ特別編のように、当時技術的問題で出来なくて悔いが残ってた部分をリメイクしただけとも言えます。上映最後の予告編では次の破ではだいぶテレビ版と違ったストーリー展開があるみたいな感じでしたが果たしてどうなることやら。

こういう最初から三部とか四部作と決まってるシリーズは観客動員数が右肩下がりになる(1作目を観ずに2作目を見たがる人はいない)ものだから、これからどれだけ観客動員数を増やせるかが鍵になるでしょう。
でも正直言って1000円だから観る気になったけど、1700円出す価値は感じられなかったです。
スーパーロボット大戦で原作を新解釈して焼きなおしたような映画です。

1000円なら観てもいいかも。

2007/8/22 Wednesday

ベクシル 2077 日本鎖国

Filed under: - dekaino @ 23:18 このエントリをはてなブックマークに追加 激 2077 ユ修里呂討Bookmark被リンク数

ベクシル 2077 日本鎖国を観ました。
全編モーションキャプチャーCGで作られた映画です。まさに2001年のファイナルファンタジーのような印象の画面。制作費が2桁以上安いんだろうけどね。
ストーリーはかなりしょぼいです。設定ばかり頭でっかちで人間ドラマがまったくダメ。紀里谷のCASSHERNのようにスカスカの話です。
典型的なセカイ系

前半はまだ見られるのですが後半に入るとどんどん気合がぬけていきしょぼくなっていきます。まるで制作費が尽きてしまったようなノリ。最近のハリウッド映画で言えばリメイク版ポセイドンアドベンチャーのようにどんどん出演キャラが少なくなっていく感じです。

映像、ドラマともに陳腐でした。
それにしても「日本民族」って造語はどういう意図で発明され使われているのか謎であります。
スクウェアを潰した劇場版ファイナルファンタジーが楽しめる人にのみおすすめ。それから黒木メイサや松雪泰子のファンがとりあえず抑えておきたいというなら反対はしません。

2007/8/18 Saturday

トランスフォーマー

Filed under: - dekaino @ 22:28 このエントリをはてなブックマークに追加 潟鴻若爾里呂討Bookmark被リンク数

マイケル=ベイ版トランスフォーマーを観ました。
ものすごいおバカ映画です。主人公はバリバリ発情期の気の弱い男子高校生。いわゆるアメリカ映画にありがちのちょっとエッチな高校青春ものです。

CG特撮はすごいし、原作ファンへのサービスもあるけど、このバカバカしさはすごい。なんでいまどきラジカセに変形するロボがいるのか(サウンドウェーブの生まれ変わり?)、エアフォースワン機内に落ちてても誰も不審に思わないのか、ちょっと深く考えただけでも穴だらけなので、深く考えるのは厳禁!
だいたい過去に火星でファーストコンタクトしてたとか無駄な設定が多すぎです。数で攻めて考えさせない作戦に違いないです。

マイケル=ベイ監督らしいバカ映画が好きな人にはたまらない映画。

2007/8/12 Sunday

ルネッサンス

Filed under: - dekaino @ 6:47 このエントリをはてなブックマークに追加 泣潟垢里呂討Bookmark被リンク数

ルネッサンスを観ました。フランス・イギリス・ルクセンブルク合作。
ルネッサンス
スキャナー・ダークリーと同じモーションキャプチャー/ロトスコープ系のCGアニメ作品で、画像を見てわかるように完全なモノトーン、しかも人物はハーフトーンなしのハイコントラストな絵です。この切り絵のような絵がロトスコープによってなめらかに動くと、なんともいえない印象の動画になります。全編ほとんどこの切り絵動画で昼と夜の違いや水の表現、雨のシーンすら表現してしまいます。

世界観は2040年代のパリが舞台で、それなりにテクノロジーも進んでいるが貧困層も相変わらず存在している世界です。主人後は刑事である失踪事件を捜査するという形でストーリーが進んでいきます。
SF的な未来ガジェットもふんだんに出てきます。それがまたモノトーンで上手に表現されます。透明化スーツだって出てきます。
ストーリーそのものはSFとしては昔からありがちの陳腐な話なのですが、表現が奇抜かつかっこよく素晴らしい作品となっています。

日本で公開されているのは、日本語字幕+音声英語ですが、字幕の文字が白いのでちょっと読みづらいかもしれません。簡単な英語なので英語音声だけ聞いてても大丈夫かも。

2007/8/11 Saturday

河童のクゥと夏休み

Filed under: - dekaino @ 8:05 このエントリをはてなブックマークに追加 羃括ャャ紊鋍燭里呂討Bookmark被リンク数

河童のクゥと夏休みを観ました。

前評判どおりの名作、オトナの鑑賞に耐えるコドモ映画です。
ストーリーとしてはちょっとつじつまがあってないような気がするも勢いで押し流して納得させてしまうような、実写映画みたいな雰囲気の作品です。調べてみると実際に3時間超の絵コンテを切り、作画も進めていたところを、泣く泣く編集して尺を縮めたというインタービュー記事がありました。たしかに多すぎる素材を厳選して編集したって雰囲気です。
実際の子役を使って実写映画でやってもよさそうなものですが、河童の相撲のシーンなどは今のCG特撮技術じゃ無理で、やっぱり2Dアニメじゃないとダメっぽい。でも子供たちの声は大人の声優ではなく子役を使ってるそうです。

勢い余って伏線がそのまま取り残されているような感もあり、謎が全て解き明かさせるわけではありません。現代の日本に河童は生き残っているんでしょうかねえ? 択捉島あたりにはまだいるのかも?
そういえば♀の河童は出てきません。もしいたらどんな格好をしているのでしょうか? まさか下半身丸出しってわけにはいかないんだろなぁ…

最近珍しい身近に死や滅びの印象を感じさせるコドモ映画です。だからこそ生きていることの素晴らしさが際立つのでしょう。昔は太平洋戦争ものの映画が似たような役割をしてたんでしょうが、さすがに今の子供には60年以上前の戦争にリアリティは感じられないのでしょう。

ギャグいっぱい泣かせ所いっぱいの良作アニメです。

2007/8/5 Sunday

劇場版 電王

Filed under: - dekaino @ 22:32 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 紫のはてなBookmark被リンク数

劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!を観ました。
テレビシリーズとストーリーが密接にリンクしているのが新しい試みです。別のエンディングとか真のエンディングとかってパターンはいまいち面白くなかったもんなー
良太郎はギリギリ昭和生まれであることが確認されました。1988年12月26日生まれ。あと2週間遅ければ平成生まれだった。惜しい! (何が?)

いろんな時代を行ったり来たり盛り沢山。豊富な予算を贅沢に使いまくってます。牙狼(ガロ)の称号保持者だったはずの渡辺裕之がなぜか牙王(ガオウ)役として登場! 渋い悪役振りです。7年前の良太郎の子役もいい演技してます。テレビシリーズが好きな人は必見です。

モモタロスのなつやすみ
ところで、併映のモモタロスのなつやすみ。子供の反応が一番良かったのはキンタロスでした。「泣けるでぇ〜」。
やっぱチャラい軟派男やダンス男は男児のウケわるいっすね。どっちかっていうとお母さん向けキャラだもんな。

劇場版ゲキレンジャー

Filed under: - dekaino @ 22:10 このエントリをはてなブックマークに追加 雁蚊潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ! ホウホウ! 香港大決戦を観ました。スーパー戦隊の劇場版のタイトルが年々長くなっている気がする。

香港大決戦といいつつも香港ロケやってません。香港に石切り場があるのかよ!ってくらいチープな構成。まぁテレビシリーズ放送と平行しての撮影では海外ロケは無理なんだろうなぁ…

インリン・オブ・ジョイトイが敵役で出てきます。M字開脚で平田裕香にマウントポジションとるなどサービス満点の働きをします。しかしインリンの動く姿は久々に見た気がします。
味方側のゲストキャラとして小野真弓が出てきますが、いまいちパッとしません。一応ワイヤーアクションもやってるんだけど、どうにも華がない感じ。

とりあえず仮面ライダー電王のオマケとして観るなら観ておいてもOK

2007/8/4 Saturday

レミーのおいしいレストラン

Filed under: - dekaino @ 18:25 このエントリをはてなブックマークに追加 若鴻海里呂討Bookmark被リンク数

レミーのおいしいレストランを観ました。原題はRatatouille。フランス郷土料理ラタトゥイユとネズミのRatをかけたタイトルになってます。

アイアンジャイアントMr.インクレディブルで有名なブラッド=バードの脚本&監督作品。
リングイニとコレット
過去のブラッド=バード作品のヒロインはシングルマザーだったり人妻だったりするのが常だったのですが、本作のヒロインであるコレットはノーマルな独身の女性です。ただしバリバリ仕事に生き、かっこよく単車を乗り回す、男勝り(死語?)の女性ですけど。
バイクや自転車など二輪の乗り物がたくさん出てくるところも本作の見所です。

対象年齢がだいぶ大人、少なくともアイアンジャイアントくらいには大人向きの作品です。子供向け映画のように売り出していますが、子供本人よりも子供に同伴した大人の方が感動するでしょう。クレしんモーレツ!オトナ帝国のように子供向けというのは仮の姿という戦略なのかもしれません。

また、エンディングの2Dアニメが素晴らしい出来です。クレジットが流れたら最後まで見てほしい。もはや2Dアニメでもディズニー本家ではなくピクサーの方が出来が良いという時代になってしまったようです。古き良きディズニーアニメはもう復活不能なんでしょうか?!

それにしてもパリって街というかフランスという国には猫という生物はいないんでしょうか? ネズミが主人公なのに猫が出てこないってどうにも納得がいきません。
それにネズミの寿命ってたかが数年のはずだよね。つーことはハッピーエンドのように見せかけて数年後には破綻間違いなしというオチなのか?

とても感動的で元気が出る映画ですが、あまり設定の細かいところをつついてはいけない作品です。

2007/8/3 Friday

舞妓Haaaan!!!

Filed under: - dekaino @ 10:16 このエントリをはてなブックマークに追加 絋Haaaan!!!のはてなBookmark被リンク数

舞妓Haaaan!!!!を観ました。
脚本は宮藤官九郎。クドカンらしいハチャメチャなストーリーです。
島耕作ばりの根拠なしのサクセス人生を続ける舞妓マニアの物語。

駒子役の小出早織が大変美しく、京言葉もバッチリです。大人の事情でねじこまれた柴咲コウのうざさがまったく気にならないくらいに存在感たっぷり。 本作はキャスティングの勝利です。

植木等がちょこっと出てくるのだけど、これが最後の出演作になるのだろうか? 画面では元気そうなんだけどな。惜しい人をなくしました。

京都とか広告業界とか花柳界に詳しいとより楽しめると思います。

2007/7/28 Saturday

シュレック3

Filed under: - dekaino @ 16:20 このエントリをはてなブックマークに追加 激ャ3のはてなBookmark被リンク数

シュレック3を観ました。タイトル通りシュレックの第3弾。いまどき素直に3をつけるほうが珍しいくらいなのに、直球のタイトルです。

お姫様軍団として、白雪姫、シンデレラ、眠りの森の美女、髪長姫が出てくるんですが、髪長姫って誰よ? 日本じゃまったく無名ですよね。
調べてみると、古事記/日本書紀に出てくる宮子姫の別名を持つ髪長姫とはまったくのアカの他人で、グリム童話のラプンツェルに出てくるわがままな奥さんのことらしいです。

それにしてもドリームワークスの古き良きディズニー手描きアニメに対する愛はすごいです。リスペクトしまくり。今のディズニーにいる人なんかよりずっとずっとディズニー作品が好きなんだなぁと思います。

一応アーサー伝説も絡んで入るのですが、円卓の騎士の扱いはかなり軽いですね。特にランスロットは裏切ってこそ華。最初からいじめっ子じゃ意味ないです。

シュレックも本作で子持ちのパパとなってしまう。もし4を作るなら子供たちが主役なんでしょうか? 安心して子供連れで観に行ける良作。

西遊記

Filed under: - dekaino @ 14:44 このエントリをはてなブックマークに追加 茱翠荐のはてなBookmark被リンク数

西遊記(2007年版)を観ました。香取慎吾が孫悟空やってるテレビ版の映画化。

多部未華子

ゲストキャラの多部未華子がすばらしい。それだけで観る価値あり。バリバリ馬に乗ってます。逆に言うと見どころってそこだけかも。あとエンディングの音楽にガンダーラが流れるところかな。
ストーリーはいかにも東映アニメフェア的なギャグ&アクションもので完全に子供向けです。子供の視点なら楽しめるでしょう。

2007/7/22 Sunday

かくざ糖子の秘密!

Filed under: - dekaino @ 11:35 このエントリをはてなブックマークに追加 膤絖腱絲!のはてなBookmark被リンク数

以前に紹介したファイテンションスクールの番組内で好評放送中の「ご存知 かくざ父さん
かくざ父さん
一人娘のかくざ糖子の年齢が7月22日放送の回で明らかになった! なんと37才の高齢独身。そりゃ父さんもアセるわ。でも男の趣味を考えるとむべなるかな。

ちょっと待て。部屋のカレンダーは1970年(昭和45年)だぞ。つーことは糖子は昭和8年生まれか! まさか昭和ヒトケタとは思わなかった。恐るべし かくざ糖子!

2007/7/16 Monday

憑神

Filed under: - dekaino @ 14:12 このエントリをはてなブックマークに追加 腑のはてなBookmark被リンク数

憑神を観ました。
落語のノリの人情ものドラマ。明らかに老人受けねらいのつくりなので、妻夫木くんさえ見てればおなかいっぱいという人以外の若い人はちょっと退屈かも。特にラストのあたりは黄昏臭がします。わざわざ浅田次郎が出てくるくだりは老人の同人映画なノリです。
とはいえ、豪華なキャストに制作費も豊富でスタッフも一流なので面白い作品に仕上がっていると思います。

クレジットに鈴木ヒロミツの名がありましたが、どこで出ていたかはよくわかりません。世話役の某っていう役で、これが最後の映画出演らしい。死神に憑かれちゃったのかなぁ?

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

Filed under: - dekaino @ 12:30 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若筝罩脂灰薑紕のはてなBookmark被リンク数

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観ました。
コロナワールド小田原で見たのですが、時間帯が合わず吹替え版を観ました。字幕版が1つで吹替え版が2つという謎の構成のためやむを得ずというところ。他の客も「えー吹替えなの?」とか言ってました。考えてみれば、吹替え版の方が字幕より制作費かかってるのに同じ価格で提供し、それなのにえー呼ばわりされるなんてかわいそうな話です。
まぁ吹替え版の方が映写フイルムが余ってる/入手性がいいって理由なんだろうな。別に吹替えの出来が悪いわけではありません。ダンブルドアは永井一郎だし良い出来です。

ストーリーはハリー達が学内でダンブルドアアーミーとかいう自警団を組織するって話で、いまいち説得力がないというか、ハリーに人を先導するカリスマ性が感じられないというか、どうも演出と脚本に乖離が感じられます。
やっぱ同じ役者で続けるって無理があるんじゃないだろうか? ハーマイオニー役のエマワトソンとか育ち過ぎだし、マヌケな役のロンとかマルフォイの取り巻き達がカッコよく育っちゃってるし、どうにも苦しいです。

ルナ=ラヴグッド
唯一の見所は下級生の金髪不思議ちゃんのルナ=ラブグッドぐらいでしょうか? ハーマイオニーが育っちゃったので、今度はこっちをどうぞって思惑が透けてみえますが…

2007/7/12 Thursday

ゲームセンターCX 韓国編

Filed under: - dekaino @ 5:47 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊若祉潟帥CX 順隈のはてなBookmark被リンク数

ゲームセンターCX、今週は「たまげーin韓国byエコノミークラス」
韓国のプロゲーマーって年収1億ウォン(3000万円超)らしい。高橋名人の絶頂期でもそんなにもらえてなかっただろうなぁ…
それにしても合法カジノのルーレットでボロクソに負けた有野。そりゃそうだ、だってディーラーが玉を投げる前に賭ける目を決めてるんだもん。当然ことごとくはずれる。どんな場末のヘボディーラーでも狙った目を出せるんだから、玉を投げた後に賭け目を決めなきゃダメよ。

2007/7/9 Monday

キサラギ

Filed under: - dekaino @ 21:54 このエントリをはてなブックマークに追加 泣のはてなBookmark被リンク数

キサラギを観ました。
舞台演劇のようなワンシチュエーションドラマです。長回しが多いけど役者がみな巧いので気になりません。
如月ミキというアイドルの一周忌にファンたちが集まるという話なのですが、回想シーンでの如月ミキはみな絵がぼやけてて顔が映らない。このあたりがいかにも芳賀ゆいっぽくて、平成初頭のアイドルファンの琴線に触れるかもしれません。

それにしても「遅れてきた清純派」ってキャッチフレーズで初露出(公式)が週刊プレイボーイってどーゆーことよ。講談社とか学研とかの雑誌の方がよくないか? どうしても集英社というならYJ制服コレとかDunkあたり狙いなさいよといいたくなるような、ズレというか、製作スタッフ各々にとっての「アイドル」像がバラバラなゆえにブレまくってるのがこれまた面白い。ドキ女だらけの水泳大会in大磯ロングビーチってのもまたステレオタイプなアイドル像だけど、それってB級といってもイッバシの全国区に顔が売れたアイドルな訳で本編とはちょっと矛盾するような気もします。

blog時代なのにお宝コレクションにデジカメ画像や動画がないのもちょっと古いアイドル像ゆえですね。しかしラッキー池田の振り付けは楽しめます。時代を超越した面白さがありますね。

基本はコメディなのでただ観て笑うのがいい映画です。

2007/7/3 Tuesday

ファイテンションスクール

Filed under: - dekaino @ 0:23 このエントリをはてなブックマークに追加 <ゃ潟激с潟鴻若のはてなBookmark被リンク数

あのファイテンションデパートの続編が今度は土曜朝の番組として始まるらしい。
その名もファイテンションスクール。今度は学校かい!
ファイテンションスクール

7月7日朝7時テレビ東京系
またホリケンが出るのが残念だが、AKB48の誰かがまた出てくれるとうれしい。

プレステージ

Filed under: - dekaino @ 0:09 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若犬里呂討Bookmark被リンク数

プレステージを観ました。
以前紹介したクリストファー=プリーストの奇術師というSF小説の映画化です。

小説はかなりの大作で複雑な構成をとっていてとてもとても数時間の映画には収まらないボリュームがあります。当然映画はかなりシナリオがシェイプアップされていました。基本的なプロットは同じですが19世紀末に流行ってた怪しい交霊術が削られていたのは残念。またニコラ=テスラが全然まともな人間になってたのも残念。あれじゃタダの善良な科学者だよー もっとうさんくさくしろ!

クリストファー=プリーストの、事実はひとつでも立場によって見え方がまったく違うというひたすら相対化して記述する独特の作風が、やはり映画では影も形もありません。ただのライバル同士の争いになってしまっています。まぁそれはそれで面白いのですけど。特にテスラの装置のビジュアルはなかなか派手でよかったです。

軽いミステリー物としてはそこそこいい出来です。

2007/6/25 Monday

キリストの棺

Filed under: - dekaino @ 22:11 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻罍困里呂討Bookmark被リンク数

ディスカバリーチャンネルで、キリストの棺・日本語版を観ました。
数ヶ月前にニュースになったエルサレムでイエスの墓が発見されたって話のドキュメンタリー。ジェームズ=キャメロンが仕掛け人で、確かに金の力に任せて強引に発掘しています。ストーリーは川口浩シリーズ的ノリでかなーり演出過多です。ネタとして見るならとても楽しめること請け合いであります。

結局、エルサレムで発掘された墓に聖書のイエスの家族に当たる名前がかかれた骨箱(コツバコ)がまとまって出たってだけの話で、まぁまず間違いなく、有名なイエスとは同名ってだけのアカの他人の墓です。だって息子の骨箱まであるんだもん。世界の終わりがすぐ間近に迫ってると信じ切って、終末に備えて童貞守ってた男なんだから、息子なんかいるわけない。つーか、いやしくもユダヤの王って取り巻きに信じられてたんだから妻や世継ぎがいたら記録に残ってないはずはないわけで、まぁそのアメリカ人は聖書ネタが大好きだねでさらっと流すのが吉であります。

2007/6/23 Saturday

ダイハード4.0

Filed under: - dekaino @ 23:11 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若4.0のはてなBookmark被リンク数

ダイハード4.0を観ました。
ブルースウィリス、もはや頭髪の影も形もない不毛の坊主頭となってついてない刑事役としてがんばっております。

サイバーテロの話で、派手なアクション満点です。どかどか破壊しまくり。最後は勢いでハッピーエンドのように見せかけてますけど、冷静に考えたらコリャ911同時多発テロよりずっと深刻なテロ事件が発生したことに変わりはないわけで、ジョン=マクレイン刑事はまったく能天気です。能天気度は24のはるか上を行っています。最初のダイハードではまだ頭を使ってたと思うんだけどなぁ…

big boyを「でかいの」と訳した戸田奈津子、実はでかいの計画のシンパなのかも!?

ザ・シューター/極大射程

Filed under: - dekaino @ 22:00 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉激ャ若帥/罐球ぇ絨腮のはてなBookmark被リンク数

ザ・シューター/極大射程を観ました。
原題はSHOOTERでtheなんかついてません。ちょっとダイソー風な感じ。そして極大射程とか謎の副題をつけてて中華映画風でもある謎の邦題なんですが、アメリカ純血でバリバリのハリウッド王道アクション映画です。

シューターといってもシューティングゲーム名人という意味ではなく、元海兵隊の天才スナイパーが主人公です。そのスナイパーが政財界にうごめく巨悪の陰謀とゴルゴ13ばりに大活躍して戦うというストーリーです。

アクションは良質で、かなり金がかかってます。またフィラデルフィアのロケシーンもかなり良い感じ、観光気分で見るのも可能です。

ほんと、アメリカ人は大統領とか州知事は好きだけど、上院議員とか司法長官は嫌いなんだよなぁと思わせます。
政府の誤りを正すためには個人が銃を持ち行動することをヨシとするNRA(全米ライフル協会)の思想が全面的に出ており、連邦裁判所や上院は悪者扱いです。アメリカの銃マニアにはたまらない銃賛美映画と言えるでしょう。

2007/6/16 Saturday

夜宴/The Banquet

Filed under: - dekaino @ 21:39 このエントリをはてなブックマークに追加 紊絎/The BanquetのはてなBookmark被リンク数

夜宴/The Banquetを観ました。邦題は女帝・エンペラー。
章子怡(チャン=ツィイー)主演、周迅(ジョウ=シュン)助演の綺麗どころを集めた大作の中国香港映画です。周迅は射雕英雄伝の黄蓉役でも有名。
映像的に美しく、宮廷の重苦しい空気を見事に表現しています。基本は宮廷内の物語なのですが野外シーンも多くアクションもバッチリです。

それにしても、ダサい邦題は誰がつけたんでしょうか? 配給会社のお偉いさんが思いつきで「『女帝』がいいんじゃね? ああ『エンペラー』って副題もつけるといいかもな」とか言い出して、誰も逆らえなかったとか? まさに宮廷人の誰もが間違ってると思っているのに誰も言い出せないような重苦しい雰囲気の中で決まったんでしょうか?! つーか誰か教えてやる奴はいなかったのか? 女帝はエンプレス(Empress)でエンペラー(Emperor)じゃないって!

2007/6/15 Friday

300

Filed under: - dekaino @ 7:46 このエントリをはてなブックマークに追加 300のはてなBookmark被リンク数

300を観ました。
マッチョな男が300人 流血あり生首飛びありお色気シーンありのR15指定の映画です。
実話が元になっていますが、ヘロドトスの記述は本当に短いので勝手に妄想で補完されまくってます。基本ラインとしてはアメリカ人受けがいいように、レオニダス王→大統領、長老会→議会、戦う動機→民主主義と自由を守る、と設定されています。ぶっちゃけ時代考証的にはトンデモな設定です。

奴隷も王もいる古代民主主義ってそんなにまでして守る価値あるの? とか、全員参加の民会(エクレシア)は出てこないの? とか野暮なことは言わずに、それはそれと置いておいてひたすら筋肉美を楽しむための映画です。

2007/6/9 Saturday

カリブ海の海賊・世界の果てに

Filed under: - dekaino @ 22:42 このエントリをはてなブックマークに追加 羌激羌決私のはてなBookmark被リンク数

カリブ海の海賊・世界の果てにを観ました。
呪われた海賊たち死者の宝箱に続くシリーズ3作目。マトリックスやスターウォーズのように一応3作目で決着がつけて一区切りつけた形になっています。

オールスター総出演状態の盛りだくさんの内容で上映時間も170分とボリューム的にはすごいのですが、マニアックなネタが無秩序に散りばめられた、いまいち散漫な印象の仕上がりです。なんというか、テレビドラマの映画シリーズ、たとえば踊る大捜査線シリーズのような軽薄で底が浅い感じです。単純にアクション映画として考えるなら2作目の死者の宝箱の方が数段上でしょう。

一応、レギュラーキャラの人間関係についてはそれなりの決着が着きます。
でも、だからどうした? と思ってしまう私はカリブ海の海賊シリーズへの思い入れが足りないんだろうな。

2007/5/27 Sunday

スパイダーマン3

Filed under: - dekaino @ 17:49 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ若3のはてなBookmark被リンク数

スパイダーマン3を観ました。
もはやソニーピクチャーの代表するビッグタイトルとなったスパイダーマン。とうとう第3弾です。

この手のシリーズとなると、役者のエゴというか顔を見せるシーンを増やせ圧力に屈して、無駄に顔出しアクションが増えてきます。たとえばロボコップとか、スタートレックのラフォージとか、続編シリーズを重ねるごとに理不尽に顔の露出度が増えていくのです。主役級のレギュラーの役者を降板させるのが困難だという足元を見たヤリ口がいかにもハリウッド映画らしいです。

ロボコップならもともと中に入ってる人が同じだから顔を出してもかまわないのですが、スパイダーマンの場合、東映特撮のように変身した姿の中の人はあくまでも専門のスーツアクターであり、変身する前とは違うというところが問題です。
スーツアクターをかなり体格が違う人が演じているのか、マスクをした時のスパイダーマンとトビー=マグワイヤが顔出しした時のスパイダーマンでは、明らかに体型が違います。とにかくトビーは短足すぎ! もうバットマンとバットマンロビンくらい体型が違います。あれを同じキャラとしてみるには、クロコは見えないものだとみなす日本の伝統技を観客に強要するしかありません。またはMr.インクレディブルに出てきたゴム母さんのように手足が伸び縮みする能力もあるって設定にするのもいいかも。はっきりいって子供は混乱するんじゃないだろうか?

ストーリーの方はキルステン=ダンストのダメ女っぷりが素晴らしい。容赦なく堕ちていくダメおんな人生模様が泣ける! まさに演歌のようです。これだけ予算をかけた大作映画のヒロインにしちゃ華がない(だって第一作ではそんなに予算がなかったんだもんというスターウォーズと同じ事情)をうまく逆手にとって、リアルさを巧みに演出しています。

とにかく、スパイダーマンの体系の変化、それとメリー・ジェーンのダメ人生っぷり ここだけでも十分元が取れる映画です。じゃぶじゃぶ制作費を使いまくった大作なのにこのヒネまくったノリがたまらない。まさにMARVEL原作映画らしい映画といえるでしょう。

それにしてもマスコミが注目する中で顔出しアクションしまくって、本人バレしないんでしょうか? スパイーマン4ではスパイディーの正体はニューヨーク市民みんな知っているって設定になるのか? それはそれで面白そうだがあまりにも原作から乖離しすぎじゃないですか??

2007/5/24 Thursday

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章

Filed under: - dekaino @ 23:10 このエントリをはてなブックマークに追加 筝筝私茯  篌 羶腴のはてなBookmark被リンク数

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章を観ました。

海のリハクがまったく使えません。ヘマばかりしてます。これじゃ拳王軍のヅラ参謀の方がよっぽどましです。それにもまして役立たずなのがリンとバット。特にバットは無用ガキというポジションにあるからしょうがないとは言え、役に立たないにもほどがあるというくらい役に立ってません。はっきり言っていない方がマシです。
柴咲コウがやってるレイナも大人の事情による強引な出演という感じ。
なんというかしがらみに縛られまくった作品です。

本作を一言でいえば、我が生涯に一片の悔いなしってことです。つーかあのサイズの骨壷じゃラオウの骨の1割も入らないと思うぞ。

2007/5/19 Saturday

のび太の新魔界大冒険

Filed under: - dekaino @ 23:24 このエントリをはてなブックマークに追加 喝お育紊у困里呂討Bookmark被リンク数

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜を観ました。
1984年に公開されたドラ映画のリメイクです。もう23年前になるのか…
旧作は藤子F不二夫が脂が乗り切っていた時期の傑作。パラレルワールドとタイムパラドックスをネタにした話で最も出来がよい作品の一つです。(ちなみにパラレルワールドネタで最悪なもののひとつに仮面ライダー龍騎があります)

旧作の出来がいいだけあって、新作も基本プロットは変更なしでほとんど同じです。ただし、旧作は製作時間が足りなかったのか勢いで突っ走ったところがあって細かい矛盾点が散見されたのですが(それがまったく気にならないくらい面白いからこれまた凄い)、そこらへんが落穂拾い的にフォローされています。
また現実界での満月牧師/博士と美夜子の存在にも触れているし、旧作ではいつのまにか退場したメデューサにも重大な役割が付加されています。

事件はあくまでもパラレルワールドの話であってやめようと思えばいつでもやめられるんだけど、でもやっぱり助けに行くんだってくだりが旧作でも新作でも秀逸です。理と情がうまくミックスされた葛藤が子供向け作品とは思えない。特に旧作は1984年作品で完全な子供向け企画だったわけで、藤子F不二夫ってやっぱりすごい。

新作の見所は、魔法少女マミ(なぜか佐倉魔美似)とそのペットのトンポコ(なぜか魔美のペットのコンポコ似)かな。あとセクハラ魔法は新作でも健在です。しずかちゃんはツンデレというよりデレデレだ。

2007/5/13 Sunday

ブラッド・ダイヤモンド

Filed under: - dekaino @ 21:52 このエントリをはてなブックマークに追加 祉ゃゃ≪潟のはてなBookmark被リンク数

ブラッド・ダイヤモンドを観ました。デカプリオ主演の社会派アクション映画(?)と宣伝してます。
とはいっても政治臭さはなく100%娯楽アクション映画です。親子愛や恋愛要素もあり、そういう意味で普通のハリウッド映画です。

西アフリカのつい最近まで内戦してたシエラ=レオネという国が舞台です。一応イスラム圏ですが、映画にはそこらへんは出てきません。これだけでもこの映画はハリウッド的な作られたリアルっぽい演出がされているだけで決してドキュメンタリーではないとわかります。
この映画を観て社会悪への怒りに震えたって思う人は、単に今までが物事知らな過ぎたってだけでしょう。宝飾ダイヤモンド産業なんて、ロクでもなさはラッセンとか天野嘉孝とか北爪宏幸原画のシルクスクリーン売る商売と大差ないんだから。
映画の最後に「紛争ダイヤモンドを買わないように」ってキャンペーンの文字が出たところでは、あちゃ〜と苦笑するしかないです。

アクション映画としてはかなり楽しめます。おすすめ。

2007/5/6 Sunday

奇術師劇場版 国内公開

Filed under: - dekaino @ 17:39 このエントリをはてなブックマークに追加 絅茵絽雁 遵のはてなBookmark被リンク数

以前の記事で紹介した奇術師というSF小説の映画が製作されていたのですが、日本公開日が2007年6月になったようです。
邦題は原題のThe Prestigeをカタカナ化しただけの「プレステージ」と決定しました。噂では「イリュージョンVS」とかいう意味不明なものになりそうな話があったけど無事にポシャったようでまずはめでたい。とはいえ単にカタカナ化するってのもつまらない話ではある。
劇場版公式サイト

ニコラ=テスラ役をデビッドボウイがやるそうで、どれだけうさん臭い変人ぶりを表現できているかが見所だ。

松竹版ゲゲゲの鬼太郎

Filed under: - dekaino @ 14:15 このエントリをはてなブックマークに追加 丞合蚊蚊蚊薔弱お、里呂討Bookmark被リンク数

松竹版ゲゲゲの鬼太郎を観ました。ウェンツ主演の実写版です。
東映ではなくて松竹なのがミソ。鬼つながりってわけじゃないですが、響鬼の事情にちょっと出ていた話で、同時期に東映でも実写鬼太郎の企画が動いていたらしいのですが、松竹とはまったく無関係だそうです。

クレジットに東映アニメーションと出ていたぐらいなので、従来のアニメ版に慣れ親しんだ人も違和感なく見ることが出来るでしょう。猫娘(田中麗奈)は、ノースリーブミニスカの赤いワンピースに毛皮のパンツという新解釈ファッションでしたが、意外と様になっていました。
田中麗奈 猫娘

ロケハンをかなりやっていて屋外シーンが多いです。かなり金をかけています。またかけただけの効果が出ています。妖怪もたーくさん出てきますが、ロクロ首役をやっているYOUは、首が伸びる伸びない以前にその存在だけで十分妖怪です。まさに現代の妖怪。彼女に勝てるのは黒柳徹子だけでしょう。

ちょいネタバレになりますが、最後の最後にドラえもんの秘密道具なみに反則な便利アイテム「忘れな草の花束」で記憶全消しエンドです。これゃ便利だわ。貸本時代の墓場の鬼太郎なら「父さん、忘れな草送るの ちょっと早すぎますよ。せめて一発ヤるまでは待ってくれてもいいのに」とか言いそうな感じ。

松竹の金と人脈をふんだんに使った良質なGW映画です。子供にもぜひおすすめ。

2007/5/2 Wednesday

NIGHT AT THE MUSEUM

Filed under: - dekaino @ 20:47 このエントリをはてなブックマークに追加 NIGHT AT THE MUSEUMのはてなBookmark被リンク数

NIGHT AT THE MUSEUMを観ました。邦題は「ナイト ミュージアム」です。

基本は子供向けコメディ映画です。しかし最近のハリウッド映画らしく大人が感情移入できるようなキャラも配置されています。
主人公(大人)はバツイチで一人息子が毎週水曜と隔週の週末だけ泊まりに来る。それ以外の日に息子が一緒にすごす元妻には、すでに新しい恋人がいるという、かなり今風な設定になっています。

とはいえ、まったくおちゃらけた話なので、ハードな展開はありません。24なみに主人公寝ないとか、毎朝、日の出前の月の形が同じ(月齢25くらい?)とか、ツッコミどころは満載ですが、そんな考察もするのが野暮ってなもんです。
とにかくアメリカ人はエジプト古代文明とかアフリカの動物が好きみたいですね。あのテディベアの由来元のセオドア=ルーズベルト大統領も出てきます。これも人気キャラなのかな?

とりあえず、あの博物館にキリスト像がなくてよかった。アメリカじゃそんな子供向け映画絶対に作れないだろうな…

2007/4/29 Sunday

8bitの魂 最終回

Filed under: - dekaino @ 11:09 このエントリをはてなブックマークに追加 8bit薛 腟のはてなBookmark被リンク数

テレビゲーム ジェネレーション 〜 8bitの魂 とうとう最終回を迎えました。

とりあえず製作したファミコン用ゲームもそれなりの形になり、さっそく遠藤雅伸氏に見せに行きます。
遠藤雅伸氏
とりあえず「合格」の言葉をいただき安心。「最初に聞いたときはムチャクチャな話だと思ったよ」とも言われてしまいました。しかし、この時に見せたものはまだ未完成バージョンだった。
番組の流れでいけば、ゲーム完成→遠藤雅伸氏の審査というのが望ましいわけですが、どうやらゲーム開発をギリギリまで粘ったようで、遠藤氏のアポがとれた日までには完成しなかった模様。

猿楽庁 橋本氏
未完成バージョンを持って猿楽庁という会社に行って、バグ出しとゲームバランス調整(チューニング)を依頼、ムシがいいことにタダでやってもらうらしい。

なんつーか、遠藤氏に見せた未完成バージョンでも十分遊べる感じだったので、番組としてはここでメデタシメデタシとして終わらせても全然OKなところ、やっぱりもうちょっとブラッシュアップしたいよねと、ディレクターの全人脈を駆使して金がないのにがんばります。もはや番組制作からはずれたところにある欲が暴走してしまってる様相です。

暴走しまくった挙句
Mr.SPLASH! パッケージゲーム画面
ゲームも無事に完成しました。

この完成版をファミ通編集部に持ち込み、レビューしてもらいました。
やはり対戦モードだけで、1Pモード(対COM一人モード)がないのが商業的に見るとつらいらしい。でも条件付でそこそこの点数をつけてもらって満足(?)
ファミ通編集部レビュー
つーか、ブンブン丸ってまだいるのか!? なんか刻が止まってるな ゲーム誌業界。

2007/4/22 Sunday

蟲師

Filed under: - dekaino @ 20:25 このエントリをはてなブックマークに追加 峨見のはてなBookmark被リンク数

蟲師を観ました。
大友克洋が監督で、オダギリジョーや蒼井優などのビッグネームが出演するという、邦画としては大作扱いの製作体制ですが、やはり大友マジックで微妙な出来上がりとなりました。少なくとも出資した人が期待してものとはかなり違う仕上がりです。といっても駄作では決してありません。かなりよく出来ているのですが、興行的にはちょっと厳しい感じです。

マンガの原作や、それを比較的忠実に映像化したアニメ版とは異なり、本作はかなり独特の雰囲気があります。原作は蟲の図鑑にストーリーを付け足したというか、個々の蟲の生態をいかにも理系っぽく明解に分析して読者にみせるのですが、大友監督版は民俗学臭がするというか遠野物語のようによくわからない怪(あやかし)の伝承をそのまま切り取って記録したという、遠野物語に通ずるようなつくりとなっています。説明のないまま隠語が使われるし、旅装束は垢まみれでいかにも臭そうなリアルな表現で、かなり土臭さを感じる作風です。原作は設定としては明治初期というのがあるみたいですが、それを肌で感じる土臭さというものは感じられないのとは対照的です。

原作ではくどいほど説明されている世界観の設定は、本作ではほとんど説明されないというか、説明する必要性をまったく感じていないようです。確かに、ファンタジーを語る上では鼻白む矛盾さえなければよくて、すべての設定をつつみ欠かさず説明する必要はないわけです。しかも何から何まで説明してしまうとよくわからないものにたいする不気味さとか怖さというものがスポイルされてしまうのだから、これはこれで正しいのかもしれません。
考えてみると原作って不気味さや恐さとはまったく無縁の作品ですね。それに対して本作は不気味で重苦しい雰囲気がよく出ています。

もう一点つけくわえるとすれば、本作の主役は実はギンコではなくて虹郎(こうろう)だと思います。ギンコってキャラクターはどうにも狂言回しに都合がいい薄っぺらいもので、いわゆる怪談にでてくるキャラではないので、虹郎を持ち出してきたんじゃないかなぁ。

原作に忠実な映像化を期待する人にはお勧めできません。アニメ版のDVDを買うのがよろしいでしょう。

2007/4/1 Sunday

鉄人28号 白昼の残月

Filed under: - dekaino @ 20:04 このエントリをはてなブックマークに追加 篋28 醇若罧のはてなBookmark被リンク数

今川監督の鉄人28号 白昼の残月を観ました。

今川監督のテレビシリーズと似た雰囲気ですが、人物関係やバックグラウンドが微妙に変わっています。まさに今川ワールドの鉄人が大活躍。とにかく包帯巻きまくる。そして敷島博士は相変わらず役立たず。思わせぶりで実はてんで役に立たない度はガッチャマンの南部博士に匹敵します。非常時にぶらり一人旅かましてんじゃねーよ (ややネタバレ)

ナレーションの矢島正明氏がいい仕事してます。やはりいい声ですね。昭和の良識を思わせます。

商業的にはかなりキツそうですが、作品のクオリティは悪くありません。ただ作画はちょっと大スクリーンで見るにはつらいかも。でもDVDで家庭用テレビで見るなら十分でしょう。

2007/3/28 Wednesday

チャンネル桜 無料放送化

Filed under: - dekaino @ 23:35 このエントリをはてなブックマークに追加 c潟罅 ≧冗のはてなBookmark被リンク数

あの文字通り愛国電波をまきちらす日本文化チャンネル桜が4月から無料放送化されるらしい。
チャンネル桜
今まではスカパーの767chを独占して24時間たれながしの有料放送だったのですが、赤字体質は改善されずどんどん借金が増えるばかりでした。そこで心機一転を図った社長は、自己資産を売り払って累積借金を清算、通販チャンネルであるハッピー241の夜間帯を時間借りして、時間限定ながら無料で放送する決断を下しました。
【重要なお知らせ】 チャンネル桜 放送形態の変更について

いままで有料だったがゆえに数少ない好き者しか見てなかったチャンネル桜ですが、無料化でたくさんの人が特に右巻きの2チャンネラーがたくさん視聴することが期待されます。
きっとYouTubeにもガンガン無断転載されるに違いありません。きっとチャンネル桜としてもそういう行為はウェルカムなんだろうな

角川映画予告全集

Filed under: - dekaino @ 23:09 このエントリをはてなブックマークに追加 茹綏私のはてなBookmark被リンク数

角川映画予告全集をコンビにで買いました。なんと290円! 感動ものの安さです。その代わりといっては何ですが、つまらないマンガ誌がオマケにもれなくついてきます。別名、コミックチャージ創刊号です。

一挙に全編見てしまいました。

ねらわれた学園
なつかしい薬師丸博子のねらわれた学園

時をかける少女
最近アニメでもリメイクされた原田知世版時をかける少女

恐竜物語REX
安達祐実初主演映画 れっくすぅ〜 同時期にジュラシックパークがロードショーされていた。

第一作 犬神家の一族に始まり、2006年版犬神家の一族でしめくくる構成に納得。なつかしい映画が続出で大変満足しました。ただまだ上映されてない2007年作品の予告編とか、もはや角川映画ですらないヘラルド配給の洋画とかは要らないです、邪魔です。でも大人の事情で入れないわけにいかなかったんだろうな…

REXの上映中に麻薬取締法違反で角川春樹が逮捕されたんですが、その後の数年間はまったくダメダメですね。スレイヤーズ、スレイヤーズ、スレイヤーズって他にやるものないんかい!? やはり春樹あってこその角川映画です。REX以前の角川映画って今まで広く知られてなかった新しいタイプの話なのに大衆性がバッチリあるというものが多かったのですが、最近の角川映画はホラーかリメイクものばっかりで往年の勢いが感じられないのが残念です。
映画産業への投資規模で言ったら今の方がぜんぜん多いはずなんですけど、映画は金をかけりゃあいいってもんではないってことですね。もちろん金をかけなさ過ぎてもよくないんだが…

さて、ついでにオマケのコミックチャージ漫画についてもちょっとふれます。
どうやらライトなサラリーマン層をねらっているようで、既存の雑誌で言えば、スペリオール(小学館)やMr.マガジン(講談社 廃刊)の路線ですね。ただし歴史モノやSFはなくて、代わりにインターネットで拾った実話系の話があります。
一言で感想をいうと、ほとんどつまらないです。ネタが鮮度があまりにも悪い。いまさら旭山動物園の人気回復物語なんて10年遅すぎるでしょう。
あえて面白い作品を上げるならば、田中圭一の自伝マンガぐらいです。いつのまにか石森章太郎タッチのキャラまで出てきてますね。永井豪が亡くなったら豪ちゃんもでてくるんでしょうか?

やっばりマニアックな雑誌こそ角川らしさが出ていいよね。少年エース本誌より別冊のガンダムエースの方が一桁多く売れちゃうくらい専門性が高い方が売れる出版社なんですよね、角川は。

2007/3/27 Tuesday

8bitの魂 仕様書がきれいになっていく

Filed under: - dekaino @ 21:59 このエントリをはてなブックマークに追加 8bit薛 篁罕吾cのはてなBookmark被リンク数

テレビゲーム ジェネレーション 〜 8bitの魂前回の放送に続き今週は第4回です。

仕様書? 企画書?
仮題「ぼっちゃーん」仕様書もきれいになってゲームらしくなりました。画面もいかにもそれらしくなってきてます。プロのところに押しかけて企画書を見せて意見を聞くと「悪くないんじゃない マジで」なんて好感触な反応が返ってきたりもします。
画面は開発中のものです

でも、本当にこれでいいのか? ちょっと心配です。当初目標にしていたバルーンファイト。これは間違いなく名作なのですが、これを紙ベースの企画書や仕様書にしたらまったく面白さが伝わらないこと間違いないのも事実です。はっきりいって紙を読んだだけじゃクソゲーにしか思えないでしょう。しかしこれが実際に遊んでみると絶妙なバランスで麻薬的な面白さがあったわけです。
逆に言えば企画書レベルで面白そうなんてわかる程度の小粒な感じではいかんのではないかと私は思うのです。
そういう意味でちょっと暗雲立ち込める展開になってまいりました。

さて効果音やBGMについてはプロに丸投げすることになったようです。これに関連してMondo21らしくchip tuneの紹介なんかもサラリとしちゃったりしてサブカル魂がうずいてますね。

YMCK
ymckのライブもちゃっかり取材してるし。ちょっとわき道にそれ過ぎじゃないですかね。

2007/3/25 Sunday

秒速5センチメートル

Filed under: - dekaino @ 20:52 このエントリをはてなブックマークに追加 腱5祉潟<若のはてなBookmark被リンク数

新海誠の秒速5センチメートルを観ました。
本作は新海誠ひとりで作ったわけではないですが、連載漫画家のスタッフ程度の人数で作られています。クオリティ-コスト比はかなりいいと思われます。

主人公の小中学生時代、高校生時代、社会人時代をそれぞれ1話ずつ、計3話のオムニバス形式の上映です。このシリーズを新海誠のプロモーションと考えると、ジュブナイルもの、青春もの、ミュージッククリップすべてソツなくこなせるってことを十二分にアピールできています。
各話単体の完成度は高いのですが、それをシリーズでみると、起承転結のうち起承転しかない尻切れトンボ状態であることは否めません。やはりもう一話、結にあたる話がほしいです。

それにしても学生時代は冒険心や希望に満ちたモテモテ君だったのに、なんでいきなり社会人になったらデジタル土方の負け犬人生なのか、新海誠はイケメン君になにか恨みでもあるんでしょうかね?
種子島で夕日とロケットの飛び先が同じフレームにおさまってるのもちょっとおかしい。ロケットは東の方向に打ち上げるもんだからね。もしかしたらアレは打ち上げ失敗だったのかなぁ? まぁ絵的に夕日とロケット一緒にしたかっただけなんでしょうね。

きれいな背景美術と、極力動かないリミテッドな演技の人物でもここまで高クオリティが維持できるってのはすごいです。鳥の表現に逃げてるとこはありますけどね。やはり空中とか宇宙空間の演技って楽なんだろうなぁ。今回は宇宙空間に逃げなかったところは志が高いと思っていいんでしょうか!?

2007/3/24 Saturday

ゴーストライダー

Filed under: - dekaino @ 23:40 このエントリをはてなブックマークに追加 眼若鴻ゃ爾里呂討Bookmark被リンク数

ゴーストライダーを観ました。マーベルのアメコミを映画化した作品です。

かなり面白いです。アメコミらしくバイクに乗った燃えるドクロ頭っていうすごい造型のヒーローなんですが、設定としては日本特撮の流れを汲んでいるようです。悪魔と契約して呪われた男がヒーローなわけですが、だからといって神と悪魔が戦うわけでもなくキリスト教観はかなり低いといえます。教会は出てきますが、せいぜいドラクエのセーブポイント的な扱い。

ヒーローは昼間は人間、夜間ちかくに邪悪な心を持つものがいると燃えるドクロ頭に変身するのですが、衣装やバイクも武器も一緒に変形します。そして朝になると元に戻ります。普通のアメコミヒーローはパワーの理由づけは超科学的なコジツケですが、服装はわざわざ着替えたり、最初から下に着ていたりするものがほとんど。そもそも身体が変身/変形する超人ハルク系も数は少ないのです。変身とともに服もバイクも武器も変形するところがまさに日本特撮的です。

そういう意味で日本特撮的設定に違和感がない人はたっぷり楽しめると思います。

2007/3/18 Sunday

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜

Filed under: - dekaino @ 15:04 このエントリをはてなブックマークに追加 腱絲腟腓 薹鴻 THE MOVIE 膩靚宴篋綺罩祉のはてなBookmark被リンク数

以前に話題にした秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜、そして古墳ギャルのコフィー 〜桶狭間の戦い〜、FROGMAN SHOWの劇場版二本立てを観てきました。

観た劇場はTOHOシネマズ鴨居です。ららぽーと横浜に入っています。ららぽーと横浜は工場跡の広大な敷地にできたショッピングモールでかなりでかいです。ららぽーと豊洲の10倍くらいはあるんじゃないか。まさに桁違いです。難点をひとつ言えば名前に反して横浜にないことです。あるのは鴨居。今度行ってみようと思ってる方はお間違えのないようにお気をつけください。

鷹の爪2

17日の21:00の回は舞台挨拶がありました。監督脚本演出作画声優その他諸々のFROGMAN氏とCG繋がりの友人のサンプラザ中野氏がゲストで登場。プレスも入ってかなり派手に挨拶は進行しました。電通パワーここにありって感じです。

挨拶の後はまずコフィーちゃんの上映。Yahoo映画にすら監督名以外の情報がシャットアウトという超高度な情報コントロールで守られた話題作。その秘密のベールがいまここに明かされました!! ってほどのことはないですが良作です。ちゃんと史跡 桶狭間のロケもしているみたいですね。土管君のクラスの担任のパスカル先生も特別出演! 校長先生がいないようでかなりのびのび演技しておられたようです。

そしてメインイベントの「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜」上映。かなりボリュームがあります。テレビでは1話 12分くらいしかなかったのでその4〜5本分はあるんじゃないでしょうか? 笑いあり涙ありお色気(?)あり 素敵なファッションを着こなしている大家さんのファンは必見です。

本作をヒットさせて是非とも次回作を制作して欲しいです。次があるとしたら土管君かなぁ?

2007/3/11 Sunday

ゼビウスの世界観はニセモノ?!

Filed under: - dekaino @ 21:18 このエントリをはてなブックマークに追加 若鴻筝荀潟祉≪?!のはてなBookmark被リンク数

テレビゲーム ジェネレーション 〜 8bitの魂前回の放送に続き今週は第3回です。
ROMカートリッジの仕様はプログラムROM32KB、キャラROM8KBに決めたらしい。バンク切り替えとかの小細工を使わない場合の最大容量、たとえれば初代スーパーマリオブラザーズと同じ容量になる。結構チャレンジャブルだ。がんばってほしい。

遠藤雅伸
さて、「ぼっちゃーん」企画の世界観やストーリーがまだできてないということで、ゼビウスやドルアーガの塔で有名なゲームデザイナーの遠藤雅伸氏に教えを乞いにいきました。
スタッフ「ゲームの世界観についてお話を伺いたいのですが…」
遠藤氏「そんなの後から適当に作ればいいの まずは面白いゲームをちゃんとつくって」
スタッフ「え? でもゼビウスは世界観の方を最初に作ったんですよね?」
遠藤氏「あれは嘘 当時のプロモーションです。だいたいゼビウスの開発当初の世界観ってベトナム戦争でヘリを撃ち落すゲームだったし」
マジかー?!!! ゼビ語とかガンプ軍とかシオナイトとかみんな後付け設定だったのかよ。これはびっくり大ショック。

ということで、ゲーム世界観なんて適当にでっち上げとけば言いという結論でした。第4回も楽しみだ。

どろろ

Filed under: - dekaino @ 11:46 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

劇場版どろろを観ました。

手塚治虫の原作とはプロットは似ているがまったく違う作品になっています。いわば安彦さんのガンダム・ジ・オリジンを原作にしたのにガンダムSEEDになっちゃったくらいの違いがあります。ところどころプロット流用したのかもなー程度の共通点しかありません。
ということで、原作原理主義の人には超駄作と思えるでしょう。実際に酷評してる人もいます

結局、柴咲コウを受容できるか否かで評価がわかれるとおもいます。柴咲コウ好きなら何も言うことはない映画です。
回想シーンではどろろ役に子役を使ってるわけで、全部子役でやるのも十分可能だったと思いますが、種々の事情や思惑で柴咲コウを起用するしかなかったのでしょう。本人はがんばってますが、やっぱりこれは「どろろ」じゃないよなぁ…
どろろ外伝とか百鬼丸退魔伝とか別タイトルでやった方がよかったかもしれません。

2007/3/3 Saturday

Dear Friends

Filed under: - dekaino @ 9:58 このエントリをはてなブックマークに追加 Dear Friends のはてなBookmark被リンク数

Dear Friendsを観ました。
セーラーマーズ ゆう
実写版セーラーマーズの北川景子が主演のリナ役。そしてNHK朝ドラ ファイトの優役の本仮屋ユイカがマキ役です。

Yoshiの小説が原作ですが私は読んでません。基本的には大病ものの泣かせる映画というジャンル。渋谷のクラブで遊びまくるリナがかわいいです。

自分が世界で一番不幸だと思っていても、実はもっと不幸な人はいっぱいするんだよってのが本作のメッセージのようです。でも実際にもっと不幸な人間を目の当たりにしないとそれを実感できないってちょっと想像力足りない人間だよなぁって思ってしまう。
お話なんだから的な甘い展開や夢のある展開はまったくなく、淡々と話は進行します。死ぬべき人は死ぬし奇跡はおこらない。そこに若者はリアルを感じるのかも知れません。最近は砂糖にまぶしたような甘ったるいいかにも作り物の話しか知らない若者が多そうだし。

それにしても病院の屋上の柵はよじ登れないようにとっとと対策すべし。怠慢すぎるよ。いったい何回よじ登られているのか? わざとなのか?!

2007/2/24 Saturday

テレビゲーム ジェネレーション 〜 8bitの魂

Filed under: - dekaino @ 13:23 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊若 吾с若激с  8bit薛のはてなBookmark被リンク数

元ファミコン少年だった大人に受けているのか、いまCS放送を中心にファミコン番組が流行っています。フジテレビ721のゲームセンターCXがヒットしたのに便乗してその手の番組がうじゃうじゃと増加中であります。
もちろん後追い番組のほとんどがつまらないってのは世の常であるわけですが、MONDO21でやってる「テレビゲーム ジェネレーション 〜 8bitの魂」ってのがなんだか知らないけど面白いです。

これゲームを遊ぼうではなくてゲームを作ろうというコンセプト。しかも初代ファミコン用のソフトを作っちゃおうというある意味スゲエ企画。
まぁでもここまでならありきたりな企画ともいえるかもしれない。しかし作ろうとするゲームの企画を見てかなり感動した!!
ボッチャ〜ン 箱絵
これが箱絵(イメージ図)なんですが、狙うのは初代マリオとかバルーンファイトとかアイスクライマーのような、1人でも2人でも同じシステムで遊べて、協力プレイも敵対プレイもプレイヤーの意思次第というのが、基本コンセプトなんですね。これはスゴイよ。くるくるランドに匹敵するすげーソフトが出来るかもよ!

しかも製作スタッフが1人除いてみんな素人。唯一の経験者も20代という若さで間違いなく8bit機の開発を知らない世代! タイトーのフロントラインのドット絵を見て「こんなドットなら俺でも打てますよ」いう無謀ともいえる発言が出まくりの開発スタッフの雰囲気がいい感じに熱くてよい。

まさに蛮勇引力ワールド

現在のところ第二回まで放送されていますが、続きが見てみたい度No.1の番組であります。

2007/2/18 Sunday

ジョジョの奇妙な冒険〜ファントムブラッド

Filed under: - dekaino @ 13:13 このエントリをはてなブックマークに追加 吾с吾с絅絋冴<潟のはてなBookmark被リンク数

ジョジョの奇妙な冒険〜ファントムブラッドを観ました。
俺は人間をやめるぞ ジョジョー!」のセリフで有名な第一部の映画化です。

100分ほどにまとめてあるので、ストーリーはかなり簡略化、登場キャラクターも減っています。なんたって究極のお節介役兼説明セリフ担当のスピードワゴンがひとかけらも出てきません。代わりといっては何だが同名のお笑いコンビが出てるらしい。脚本の山田光洋に言ってやりたい!「何をするだぁぁぁ 許さん」。
他に少年ジャンプ無用ガキの系譜において、北斗の拳のバットやるろうに剣心の弥彦に匹敵する、「明日って今さ! 姉さん」のポコも完全抹殺状態です。
ディオとジョナサンの生い立ちについては、生きたまま焼却炉にぶちこまれた飼い犬ダニーのエピソードも含めほとんど原作どおりに描写されますが、「スポォォォツ!」の描き文字が原作で印象的だった大学時代のフットボール(ラグビー)選手時代は出てきません。いきなり二人ともマッチョに成長するあのシーンがないとインパクトに欠けるよなぁ…
それから、エリナの顔が荒木顔じゃないです。世界観から思ってきり浮いた今風アニメの美人顔。こんなんでいいのか? 荒木世界に細眉という文化はありえんのだーーーっ!

ダイアーやストレイツォなどの助っ人波紋の戦士も出てこないので、ディオとのバトルの流れもかなり違います。つーかストレイツオを抹殺したら第二部に続かないじゃないか! 新約ゼータ並みの無茶をしてます。
敵のゾンビもキャラクターづけされているのはワンチャイ(ワンチェン)のみ。切裂きジャックもタルカスもブラフォードもそれらしき姿は見えますがキャラ付けどころかセリフもなしです。敵のバックグランドがわからないと戦いもいまいち盛り上がりません。

つー感じで原作ファンには思うところがいろいろありますが、アニメ映画としてみたらまぁ及第点じゃないでしょうか。荒木流のトンチが効いたバトルではなくて、根性まかせの力押しバトルになってしまっていて、いまいち「波紋」という技の魅力にかけるところはありますけど。

2007/2/12 Monday

幸せのちから

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 綛吾<のはてなBookmark被リンク数

幸せのちからを観ました。原題はthe Pursuit of Happyness、米合衆国憲法や日本国憲法にある「幸福の追求」です。ただしハピネスの正しいつづりはHappiness、チャイナタウンにある保育園のつづり間違いからとった題名です(作品中で説明されます)。

ウィル=スミスとその実子のジェイデン=クリストファー=サイア=スミスが演じる父子が大変すばらしい。子供はとても演技がうまいです。
でも話そのものはあまり感動できないかも。なんていうかモデルとなったクリス=ガードナーってかなり問題がある人物です。幼児かかえてるのに、もうちょっと地に足つけた仕事やれよと思うのだが、なんでわざわざあんなテレアポ会社に6ヶ月もインターンしたがるのか、本当に謎です。ネットワークビジネスにハマる人ってこういうタイプだよなぁと思いつつ引きながら映画を観てました。もしこれが現代の話だったら絶対にカード破産して再起不能だったんじゃないかと思ってしまいます。1980年代前半のアメリカってクレジットカードはステータスがある人しかもてなかったのかな??

強引に話をまとめると詐欺師の素養がある貧乏人が合法詐欺を商売とする企業にうまくもぐりこみました、めでたしめでたしってなとこです。最後にクリス=ガードナー本人がチラって出てきます。アメリカ映画ってこういうの好きですね。

2007/2/10 Saturday

不都合な真実

Filed under: - dekaino @ 13:34 このエントリをはてなブックマークに追加 筝遵絎のはてなBookmark被リンク数

不都合な真実を観ました。
2000年の米大統領選でブッシュJrと戦って僅差で負けたアル=ゴア元副大統領の講演をふくらませたような映画です。
テーマは地球温暖化とCO2排出。まぁありがちな環境ネタです。米国は京都議定書がらみや2006年の巨大ハリケーン カトリーナなどの問題でそれなりにホットな政治テーマのようです。

ゴア氏の主張が正しいかどうかは置いておいて、この映画は疑似科学的政治プロパガンダです。冒頭でアポロ計画の月写真などを引用して、あくまでもこれは科学的な話という雰囲気を作っておいて、科学的に見えるけどその実まったく科学的ではないレトリックが満載です。これがアメリカで著名な政治家の演説なのかと思うと、アメリカ市民もかなりバカにされているなぁと思います。

たとえば、平均気温とCO2量が正の相関あるのは事実、しかし、CO2増加→温暖化という因果関係なのか、温暖化→CO2増加という逆の因果関係なのか、仮説としてはどちらもとりうるわけで、そこについてまったく触れようともしません。
世の中で発表されている学術論文で近年の地球温暖化現象を否定しているものはひとつもない! と高らかにいうわけですが、だからといってすべての論文がCO2が原因で温暖化になっているといってるわけではないし、うまくすり替えているというか、詭弁のガイドラインにビッタシ当てはまるようなイメージ操作なわけです。

厳密に科学的に議論したら、「わからない」「厳密にはいえないが可能性は高い」とか煮え切らない結論しか出ないわけで、こんなんじゃおバカなアメリカ市民を扇動することはできない、嘘でもいいから揺ぎ無い事実を突きつけるしかないってことなんでしょうか?

そういう観点だと、この「不都合な真実」ってダブルミーニングなのかなぁって気もする。もうちょっと科学的思考法で世間を啓蒙してほしいものです。

この映画を観て影響されて、いきなりCO2削減に宗旨替えするような人には御用心。科学的思考法ができてない人ですぞ。

2007/2/5 Monday

墨攻

Filed under: - dekaino @ 22:42 このエントリをはてなブックマークに追加 紜擦里呂討Bookmark被リンク数

墨攻を観ました
元々は小説なんだが、10年ほど前ビッグコミックで連載されていたコミカライズ版が大変有名な墨攻が映画されました。中国・香港合作映画です。韓国と日本も出資してるらしい。
主役の革離はアンディ=ラウが演じます。でもハゲてません。やっぱ革離はハゲててほしかったなぁ…

ストーリーも戦闘シーンもよくできています。とってつけたように原作にはない主人公の恋人役が出てくるのが昔の邦画っぽいです。
革離が梁城を守りきるまでが前座の話で本番はその後から始まります。なかなかの長丁場で大河ドラマのような展開。最後はイデオンほどではないけどゼータ程度には主要人物がバンバン死にます。
いかにも封建領主的な梁王が義を欠いた小人物として書かれているのも昔の邦画風かもしれない。

お金をかけたアクション大作です。

2007/2/3 Saturday

それでもボクはやってない

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 сcのはてなBookmark被リンク数

それでもボクはやってないを観ました。痴漢冤罪の話です。

かなりリアリティを追求している印象がありますが堅苦しくはありません。イッセー尾形のようにリアルに表現するがゆえにコミカルさが強調されているような映画です。法廷の傍聴人の服装や髪型が変わっていくことで時間経過や季節感を表現するあたりとか非常に巧いです。

結末はネタバレ回避で書きませんが、私はリアルに徹した結末だなと思いました。人によっては役人って汚いって感じるでしょうが、私は警察、検事、判事は自分の範囲の中で目的に向かって最大限努力してるだけに感じられました。結果として理不尽なことになってますが、それは各個人が悪いんじゃなくてシステムが悪いんでしょう。
役人って、自分が言ったことと違うことが書かれてる供述書にサインする人間はそうそういないと思ってるし、もしサインする人がいたらその嘘をつく行為で生じる不利益は当然当人がかぶるべきと本気で思ってます。私もそんなんにサインするの愚かだと思う。本作の冤罪かぶった金子クンも変なサインしたのが一番の失態だったでしょう。つきつめると、国は愚か者を守るべきか否かという話ですね。
でもサインしないからって釈放しないのは酷いなと思う。そこはシステムの悪意を感じます。

愚か者に優しい社会よりも愚かな人間を作らないような教育を充実させた社会の方が僕は好きです。義務教育で刑事訴訟手続きとか教えるべきだと思う。ついでに簿記会計も義務教育でやった方がいい。

見る人の数だけ違う意見が乱立する映画だと思います。

2007/1/29 Monday

劇場版 僕は妹に恋をする

Filed under: - dekaino @ 22:21 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 絋鴻のはてなBookmark被リンク数

劇場版 僕は妹に恋をするを観ました。
主演の松本潤の人気のせいか、観客席は若い女性でいっぱいの大入りでした。先週は満席御礼でチケット売切だったくらいです。

原作はベストセラーの少女マンガらしいのですが、私は読んでいません。ストーリーはまさに典型的エロゲーそのまんまの話です。
以下ネタバレあり!

登場人物は
ヨリ(頼) 二卵性双生児の兄。秀才。演ずるのは松本潤、演技は微妙。

イク(郁) ヨリの二卵性双生児の妹。演ずるのは榮倉奈々、演技は微妙。
ヨリと同じ高校に通っているのか謎なくらい学業不振。高校生なのにヨリとイクは同じ部屋に暮らし二段ベッドで寝る(上がヨリ、下がイク)。兄との初エッチはイクのベッドで。

くすのきともか ヨリと同級の女子で、ヨリのことが好き。演ずるのは小松彩夏。演技は巧い。
理科室でヨリとイクがキスしてるのを目撃したのをネタに脅して、無理やりヨリと付き合う。初デートでヨリにラブホテルに連れ込まれて初エッチ。ヨリいわく「好きでなくてもいいならつきあってやる」

矢野 ヨリと同級の男子。イクにモーションかけまくり。演ずるのは平岡祐太。演技は巧い
モーションをかけるも結局はイクにふられてしまうが、その後もいい友達関係にある。実はイクではなくて兄のヨリが好き(ウホっ)。でも告白できずに片思い。肉体関係なし

まともなセリフがあるキャラは他にはヨリ、イクの母(浅野ゆう子)だけ。主要登場人物すべてが主人公が好きという、まさにエロゲー感覚満載の設定です。

映像はかなり安っぽいです。高校か大学の映画サークルの自主制作映画のようなつくりです。またはアダルトビデオのしばしば早送りされてしまうドラマパートのような感じ。具体的に言うと、基本的に長まわし、1カット2分や3分は当たり前。しかも手持ちカメラでぷるぷるゆれながらフレームが移動します。BGMは基本まったくなし。音声はセリフだけで淡々と進みます。例外的に盛り上げどころではしょぼいギターソロとかピアノソロ、クライマックスでもせいぜい器楽四重奏程度です。まったくもって安っぽい!!
制作費はかなり安く上がってるはずです。これで大入りなんだからものすごく儲かってます。商業作品としてはかなり上等の部類でしょう。

本作の見所はヨリが大きくなったり小さくなったりするところ。ヨリ役の松本潤はちょっと小柄。そしてイク役の榮倉奈々はモデル出身らしく長身。普通に二人が並ぶとやや榮倉奈々が背が高いくらいなのですが、さまざまな特殊効果を駆使して松本潤を大きく見せています。あるシーンでは一回り以上大きく見えるのに、次のシーンではいきなり縮んでしまったり。ある意味ギャグとしか思えない伸縮自在さに気づくことができれば、本作をかなり楽しむことができるでしょう。芝生に寝転んだシーンで松本潤がひとまわり大きく見える特殊効果には感動しました!

2007/1/21 Sunday

武士の一分

Filed under: - dekaino @ 12:42 このエントリをはてなブックマークに追加 罩紕筝のはてなBookmark被リンク数

武士の一分を観ました。僕は妹に恋してるが満席で観られなかったので、代わりに観ました。考えてみればかなりのロングランの作品。団塊の世代のウケもよく、キムタク人気で若い人も観にいってるようです。

ストーリーそのものは小品で普通にやったら30分で終わる程度のものなのですが、山田洋次にかかると立派な2時間劇場作になってしまいます。キムタクも無難な演技というか、実は結構演技が巧いですね。華はないかもしれないけど。

でもわざわざ映画館で見なくてもテレビ地上波の映画枠で十分という気もします。

マリーアントワネット

Filed under: - dekaino @ 12:28 このエントリをはてなブックマークに追加 若≪潟のはてなBookmark被リンク数

マリーアントワネットを観ました。
ベルサイユのばらという作品のおかげで、ほとんどの日本人が知っているあのブルボン王朝最後の王妃マリーアントワネットの話です。

主演のキルステン=ダンストは、スターウォーズのレイア姫役のキャリー=フィッシャー以来久々のメガヒットした映画なのにイマイチきれいでないヒロイン、スパイダーマンのメリージェーン役で一躍有名になりました。やもすると野暮ったい田舎娘が分不相応な贅沢三昧している風にも見えてしまいます。実際のマリーアントワネットは生粋のお嬢様だったはずですが…

ベルばらの濃さを期待するとやや期待はずれに終わるかもしれません。デュバリ夫人とかポリニャック夫人とかフェルゼン伯は出てくるし、懐妊出産もありますが、あの首飾り事件はまったく出てきません。よってロザリーの出番なし。もちろん架空の人物であるオスカルやアンドレが出てこないのはいうまでもありません。

登場人物はほとんど英語を話します。よってマリーアントワネットがベルサイユに来た当初、フランス語がまったく理解できなくて孤立したような描写はまったくありません。非英語なのは司祭の祝辞(たぶんラテン語?)とオペラのセリフ/歌詞(たぶんフランス語)ぐらいなものです。

はっきりいうと予告編はめちゃくちゃいい出来なのに本編は凡庸です。予告編を誰が作ったか知りませんが、その人に全編まかせた方がよかったんじゃないかなぁ? または出崎統に監督させるとかね。

2007/1/18 Thursday

FROGMAN SHOW映画化

Filed under: - dekaino @ 8:36 このエントリをはてなブックマークに追加 FROGMAN SHOW糸のはてなBookmark被リンク数

FROGMAN SHOWが映画化されるらしい。
タイトルは「鷹の爪団 the Movie 〜総統は二度死ぬ」と「古墳ギャルコフィー〜桶狭間の戦い」
3月に新しくオープンするTOHOシネマズ鴨居でイベント上映される予定だ。

公式サイトに予告編動画があるので必見。

キャッチコピーは「島根では上映未定です」。だから東宝さん とっとと島根にシネコンつくってあげなよ。ぎりぎり鳥取の境港市でもいいからさ!
吉田君の願い

ファイテンションデパート

Filed under: - dekaino @ 8:06 このエントリをはてなブックマークに追加 <ゃ潟激с潟若のはてなBookmark被リンク数

FROGMAN SHOWで注目を集めたDLEが、今度は夕方30分枠に進出。それがファイテンションデパートだ。
ファイテンションデパート
毎週月曜17:30 テレビ東京系

FROGMAN SHOWと違って、短編フラッシュアニメのオムニバス形式。
メインの作品は
電脳戦士土管クン
電脳戦士土管くん(蛙男商会)

かくざ父さん
かくざ父さん(すなふえ)

アームズラリー
アームズラリー(弥栄堂)

その他にキラキラ小学生セレブちゃん等の超短編アニメがいくつかあります。
これらのアニメパートは非常にいい出来なのですが、各アニメに間に入るコントが非常につまらない。というかテレビで放送できるレベルに達していない。かなりヤバイ。

不要な男 堀内健
テレビ欄のクレジットには司会となっている堀内健。まったく司会はせず、ひたすらテンションを下げるギャグを垂れ流すだけ。寒過ぎます。コイツのピン芸を地上波で垂れ流すのは夕方とはいえ犯罪に近い。

不遇なアシスタント AKB48の篠田麻里子(左 20才)と峰岸みなみ(右 14才)
アシスタントはAKB48の篠田麻里子(左 20才)と峰岸みなみ(右 14才)。素材は悪くないのですが、堀内健がいじるだけなのでまったく魅力が活かされていません。

テレ東関係者に望むこと: 速やかに堀内健を降板させよ

2007/1/17 Wednesday

こま撮りえいが こまねこ

Filed under: - dekaino @ 22:31 このエントリをはてなブックマークに追加 丈 障のはてなBookmark被リンク数

こま撮りえいが こまねこを観ました。
こま (♀)
人形をコマ撮りした3D編と、板に粘土をもってコマ撮りした2D編、それぞれの短編が交互に繰り返されるオムニバス形式です。主人公(?)のこまねこもかわいいけど、機械が得意な眼鏡のラジボーがもっとかわいい。

キャラは全員人語を発しません。とゆーか基本全裸です。人形を着せ替えて遊ぶくせにいいのか? 大人でも楽しめる映画というよりむしろ大人でないと楽しめないのかもしれません。良くも悪くも単館系作品です。

2007/1/14 Sunday

硫黄島からの手紙

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 隋藥絣吟膣のはてなBookmark被リンク数

父親たちの星条旗の続編というか姉妹作にあたる硫黄島からの手紙を観てきました。

本作は日本軍側の視点で淡々とドキュメンタリータッチで硫黄島玉砕を描いた映画です。ちょっとした演出はありますが、基本的には史実に近いものをストレートに映像化することを目指しているように感じられます。
グロい表現は多少ありますが、本作のプロデューサであるスピルバーグの監督作ライアン二等兵を救えほどグロくはありません。むしろ戦闘シーンは実際よりかなりソフトに抑えてあります。

起承転結的盛り上がりを無視して淡々と続くあたりが、昔の日本映画の戦記物のようで、クリント=イーストウッドは本作を撮影する前にかなり古い日本映画を研究しているのではないかと思いました。

それから主人公の一兵卒サイゴウの妻役を裕木奈江がやってました。いかにも古風な感じ。こういうのは上手いです。

2007/1/8 Monday

LOST TBSで放送開始

Filed under: - dekaino @ 16:46 このエントリをはてなブックマークに追加 LOST TBSф冗紮のはてなBookmark被リンク数

スカパー/CATVのAXNで第2シーズンまで放送された米国でいま一番面白いといわれているドラマLOSTですが、とうとう首都圏地上波で放送されるそうです。

TBSで毎週月曜深夜と火曜深夜、初回放送は1月8日深夜 つまり今晩です。
TBSのwebサイトにも載ってない軽い扱いされていますが、絶対面白いので未見の人はぜひ見るべし! 特に第1シーズンは視聴者をいい意味で裏切るのが連発するJJエイブラムス節が爆裂なので最初の4話までは我慢して見続けてほしい。

LOST

訂正: はじめ毎週月曜深夜と書きましたが、正しくは毎週月深夜と火深夜の週2日の放送だそうです。

地獄通信のphishingサイト!?

Filed under: - dekaino @ 0:18 このエントリをはてなブックマークに追加 亥篆<phishing泣ゃ!?のはてなBookmark被リンク数

毎週土曜深夜日本テレビ系で放送している地獄少女に出てくる、呪いのわら人形をもらうためのサイトが地獄通信だ。この地獄通信のフィッシング、言い換えると偽サイトが出現したらしい。

偽地獄通信にアクセス1 偽地獄通信にアクセス2
岩佐真悠子が地獄通信にアクセスすると

宅配便が到着1 宅配便が到着2
すぐに宅配便が届く。え? 宅配便!?

荷物を開梱1 荷物を開梱2
箱を開けて中を見てみると、ウハッ
呪いのわら人形が入ってる!!! 地獄通信の存在意義の98%ぐらいは閻魔あい(岩田さゆり)が手渡ししてくれるところなのに、岩田さゆりが直接届けてくれなきゃ意味ないだろ!
もちろんこの人形は偽物。サイトそのものが巧妙に作られたフェイクで詐欺サイトだったというオチ。

でもよく考えると最近のCMでは直接URLを示さずに「○○を検索」ってやることが増えているから、偽サイトに騙される確率は少なくないんだよね。なんでURLを表示しないのかね? 閻魔あいもサイト構築するくらいならちゃんとわかりやすいドメイン名を取得しとけよな

2007/1/4 Thursday

NORABITS MINUTES新作

Filed under: - dekaino @ 18:09 このエントリをはてなブックマークに追加 NORABITS MINUTES遺のはてなBookmark被リンク数

ノラビッツミニッツ
松竹系シネコンのMOVIXで、作品上映前に必ず上映されるクレイアニメ短編がNORABITS MINUTESです。同じ穴に同居してる2匹のウサギと餌となるニンジン達の物語。ニンジンはなぜか擬人化していて顔もあるし手足もあって、食べられまいと逃げ惑います。トムとジェリーと違うところは、最後に食べられちゃうことがあること。この作品を見るためだけでもMOVIXに行く価値はある作品です。

このNORABITS MINUTESはだいたい3ヶ月ごとに新作が出るようです。私は王の男をMOVIX橋本で観た時に初めて冬モードのNORABITS MINUTESを観ました。池に張った氷でスケートします! つーかニンジンは素っ裸で寒くないのかなぁ?

他にもMOVIXではマナー告知ムービーとしてヒッポコブラザーズが出てくる3Dアニメも上映されます。今はシネコンチェーンも増えてきてるのでシネコン業界もこういったところで差別化しないといけない厳しい時代に入ったのかもしれませんね。
ヒッポコブラザーズ

王の男

Filed under: - dekaino @ 18:01 このエントリをはてなブックマークに追加 靴里呂討Bookmark被リンク数

王の男を観ました。いわゆる韓流映画です。

韓国では知らぬ人はいない暴君 燕山君(ヨンサングン)とその愛男妾と芸人集団の物語。ちなみにチャングムの誓いの主人公徐長今(ソ=チャングム)の父を死刑にしたのも燕山君。

歴史映画らしく大人数でダイナミックな映像が美しく話も面白いです。勧善懲悪的に燕山君を悪者に仕立てることなく、人間として等身大の燕山君を描いています。演ずるチョン=ジニョンも巧い。儒教色の濃い建前と実態が乖離した息苦しい王宮の雰囲気を見事に表現し、むしろ燕山君に同情的な視線で燕山君こそが悲劇の主人公のように描かれています。

女のように美しい男コンギルが出てきますが、相手役となるものがチョンソンも燕山君もヒゲ熊系で、801的ではまったくないので、それを期待していくと失望すること間違いなし。

2006/12/31 Sunday

神雕侠侶 Necoで先行放送

Filed under: - dekaino @ 18:04 このエントリをはてなブックマークに追加 腑箴箴 Necoу茵冗のはてなBookmark被リンク数

以前に書いた神雕侠侶の日本放送だが、12月30日にチャンネルNecoで先行放送された。

ノンスクランブルでNecoに契約してない人でもスカパーチューナーさえ持っていれば視聴可能でその代わりといっては何だが、異常に大きいテロップ入り。

テロップでかっ
なんじゃこれは!?

最近は地上波でも夕方ごろにやる番宣特番でこういうでかテロップ流行ってるけど、先行放送でコレはビックリ。本放送は2007年1月5日から毎週金曜日23時から2話ずつらしい。本放送の方はこんなでかいテロップは入らないと信じたい。

いきなり第一話からネタ満載なのだが、本放送まではblogには書かないこととする。

2006/12/29 Friday

鉄コン筋クリート

Filed under: - dekaino @ 11:58 このエントリをはてなブックマークに追加 潟括若のはてなBookmark被リンク数

鉄コン筋クリートを観ました。
原作はカルト的人気を誇る松本大洋の作品の中でもとりわけとんがっているマンガです。ハッキリいって一般人にはまったく受けず、クリエータ系やサブカル系で熱狂的に支持されるタイプの作品。

とにかくこういう作品を作りたいんだーって希薄が伝わってきます。手描き2Dアニメのある意味での最高峰であると思いますが、マニア度の低い一般人が見ても置いていかれること請け合いです。宗教的というかスプリチュアルな要素も満載で、エロもグロもばっちりあります。

正直、子供にみせちゃいけない類の映画なんで、正月に子供を連れて行ってはいけませんマインドゲームを受容できる人だけが観るべし。

2006/12/28 Thursday

スキャナー・ダークリー

Filed under: - dekaino @ 10:26 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻c若祉若爾里呂討Bookmark被リンク数

スキャナー・ダークリーを観ました。これは名作。
スキャナー・ダークリー

フィリップ=K=ディック原作の麻薬捜査官の話です。ロトスコープといえばアニメ版指輪物語ですが、本作もロトスコープを駆使したアニメ作品です。珍しい表現手法ですが映画が始まると案外すぐに慣れてしまいます。ロトスコープを使うのは伊達ではなく、この作品を表現するのに最適な方法だと断言できます。

観客にとってもキャラクターの顔がよくわからなくなってくる効果がすごい。肌の質感などが切り捨てられることにより、最近のアニメのように髪の色や髪型、服装や声でしか判別できてないような不安な感覚に襲われます。もし本作品のキャラクターが髪形を変え服を着替えメガネでもかけられたら、同一人物と同定することは困難でしょう。
また、麻薬による妄想の表現もすばらしい。パプリカの精神病患者の妄想表現と並んで、二大妄想芸術作品といえるでしょう。
ジャンキーどもが繰り広げるサラリーマンNEOとか東京イエローページのノリのコントがまたおかしい。シュールさは東京ゾンビに匹敵します。

ネタバレはしないように気をつけて書きますが、「アルジャーノンに花束を」のように心が温まると同時に冷めていくような、優しくて怖い作品です。

伝えたいメッセージは明確にクスリはヤバいよ。やめようぜ by ディック ということです。

エラゴン

Filed under: - dekaino @ 9:44 このエントリをはてなブックマークに追加 眼海里呂討Bookmark被リンク数

エラゴンを観てきました。原作は10代の少年が書いたベストセラーファンタジー小説だそうですが、読んでません。

はっきりいってスターウォーズ第一作のパクリみたいなストーリー。人間関係とか話の展開がそのまんまです。あーこの人がオビワン相当で、この女がレイア姫? みたいな感じで容易に推測できます。

ドラゴンの表現はさすがILMという出来栄えですが、小説に出てきたイベントをすべて映像化してみましたみたいな感じのつくりで、あまり映画らしくないです。特に時間経過感覚が映画っぽくない。ちょっと駄作臭がします。

ダースベイダーは死んだけど銀河皇帝は現在なので、いくらでも続編は作れそうですが、続編なんて企画通るのだろうか?! もしつくるならヨーダ相当がどうなるか楽しみです。

2006/12/27 Wednesday

TOHOシネマズの前振ムービー

Filed under: - dekaino @ 23:32 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO激冴若爾里呂討Bookmark被リンク数

最近109シネマズに行くのが多くて、TOHOシネマズはご無沙汰していたのですが、先日久々に行ったら上映前のマナームービー、携帯の電源切れとか前の席を蹴るなとかいうやつが、鷹の爪団バージョンに変わってました。
鷹の爪団
(実際は吉田君こんなこと言いません)

はっきり言ってTOHOシネマズの前振ムービーはかなり退屈でしたが、かなり面白くなったと思います。

過去の順位: ワーナーマイカル > MOVIX >> 109シネマズ >>>>> TOHOシネマズ
新しい順位: TOHOシネマズ > ワーナーマイカル > MOVIX >> 109シネマズ

2006/12/19 Tuesday

西野妙子 on 地獄少女

Filed under: - dekaino @ 8:09 このエントリをはてなブックマークに追加 茱翠絋絖 on 亥絨絅海里呂討Bookmark被リンク数

地獄少女 実写版に西野妙子が出てた。最近事務所変わって活動が活発になっているらしい。西野妙子ももう30才か。小室ファミリー加入で無駄に芸能人生足踏みした感じ。

丸顔
30になっても丸顔。

低身長
そして明らかに岩田さゆりより一回り背が低い。

結婚式
喪服
結婚式シーンと葬式シーンが同時に見られるのも地獄少女ならではでしょうか? ちなみに実写版では初めて呪い殺さなかったゲスト主人公でした。

2006/12/11 Monday

007/カジノロワイヤル

Filed under: - dekaino @ 22:53 このエントリをはてなブックマークに追加 007/吾ゃゃのはてなBookmark被リンク数

007/カジノロワイヤルを観ました。

00(ダブルオウ)番号をもらったばかりのジェイムズ=ボンドって設定ですが、時代は現代2006年です。今回からダニエル=クレイグがボンド役。えらいマッチョなボンドです。とにかく筋肉でピンチを切り抜けていきます。やはり若いうちは道具には頼らないってことなのか? ボンドカーも出てきますがあっけなくドカー!!!!

終わったようで、いつまでも終わらない昔の007映画を彷彿させる懐かしい作り。アクションはとにかくすごいですが、メッセージ性はゼロ。ひたすらエンターテイメントに徹した映画です。

2006/12/2 Saturday

エンロン:巨大企業はいかにして崩壊したのか?

Filed under: - dekaino @ 22:47 このエントリをはてなブックマークに追加 潟:綏紊т罐經紕?のはてなBookmark被リンク数

映画「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」を観ました。
観た劇場は豊洲のユナイテッドシネマ、あのららぽーと豊洲に入っているシネマコンプレックス劇場です。ららぽーと豊洲はマスコミでさんざん報道されていて、さぞやだだっ広い超大型商業施設なのかなと思いきや、案外小さいこじんまりとした施設でした。まぁ考えてみれば有楽町線で銀座まで10分って立地になんだからわざわざ気張って商業施設を作る必要もないってことですね。

映画の話に戻すと、これは2001年頃に破綻で大騒ぎになった米エンロン社のドキュメンタリ映画です。あのSOX法ができたのもエンロン破綻のせいですから、日本もかなりの影響を受けていると言えます。
結果論で言えばエンロン幹部はひどいことをしたわけですが、なぜそうなったか その原因やプロセスを解き明かそうと努力しています。
ブッシュJr大統領と密接な関係があったこともわかっているのに2004年の大統領選ではたいした争点にもならず楽々と再選を決めたあたりがアメリカの政治の面白くかつ怖いところです。やはりエンロン事件で損した人っていうのは政治力学的に見てマスではないってことなんでしょう。

アメリカのなつかしい音楽と政治が好きな人におすすめ

パプリカ

Filed under: - dekaino @ 22:36 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

今敏監督の最新作パプリカを観ました。筒井康隆の同名小説の映画化です。
映像的には大変すばらしく、筒井風のキチガイ描写をうまく映像化したと思います。話はとっちらかって、最後まで観ても結局夢(ゆめ)か現(うつつ)かハッキリしないまま終わりますが、まぁそこは味ということでしょう。理性的に考えたら非常につまらないオチしかありえませんから。

平沢進の音楽に身をまかせて極彩色の映像にトリップするのが正しい鑑賞法だと思います。

2006/11/23 Thursday

Children of Men

Filed under: - dekaino @ 12:36 このエントリをはてなブックマークに追加 Children of MenのはてなBookmark被リンク数

Children of Menを観ました。原作は同名のSF小説。ハヤカワから「人類の子供たち」という題名で和訳本が出ています。

劇場版の公開時邦題は「トゥモロー・ワールド」。はっきりいってダサ過ぎます。もうちょっと考えてほしい。字幕も戸田奈津子大先生なので専門用語やダジャレ系にかなり難あり。まぁストーリー上重要なダジャレはないから問題は少ないのですが、戸田女史の偏執狂的なダジャレ嫌いは何とかならんもんでしょうか?

日本の配給会社(東宝東和)の事情はともかく、映画の方はカナリいい出来です。古くて新しい感じがします。従来のハリウッド映画ではありえないリアリティがあります。
特に市街戦のシーンは熱い! まさに従軍報道カメラが身体を張って撮影してるノリがすごい。美術・音楽もヒッピー文化や20世紀のモダンアートまで取り入れててかなり面白い。
そしてストーリー展開がすごい。ハリウッド展開に慣れているとかなり驚きます。

なんていうか、富野由悠季がこの映画みたら、先を越されたって悔しがると思います。人類の未来、赤子、戦争をやめられない愚かさ、などトミノ臭いテーマのオンパレードです。女の方が男より元気そうなところもトミノ臭い。

SF的なセンスオブワンダー感はほとんどありませんが、奇妙なほどリアルあふれた映画です。そしてハッピーエンドのように思えて、よく考えてみれば何も解決しておらず、相変わらず未来は暗いままというあたりがVガンダムに通じるトミノ節っぽさを感じます。

P.S. ABC殺人事件のBの街だったBEXHILLって地名が出てきてなんか懐かしかった。確かに海に面した街だった

2006/11/19 Sunday

ナチョ・リブレ 覆面の神様

Filed under: - dekaino @ 9:53 このエントリをはてなブックマークに追加 с祉 荀≪腑罕のはてなBookmark被リンク数

ナチョ・リブレ 覆面の神様を観ました。

メキシコの修道院で育って今は食事係をやっているナチョ(本名イグナシオ)がこっそりプロレスラー(ルチャドール)として試合に出て、ファイトマネーを孤児たちの食事代にするという話。ストーリー展開は香港カンフー映画そのまんまです。なぞの特訓シーンもあるし。木人の代わりに牛が相手だけど…
メキシコという設定だけどアメリカ映画だからみんな英語を話します。スペイン語が話される頻度は蒼天の拳で出てくる中国語(にいいちんすら)と同程度で、ほとんど出ません。

メキシコプロレスが好きな人にはたまらない映画です。

2006/11/14 Tuesday

父親たちの星条旗

Filed under: - dekaino @ 12:34 このエントリをはてなブックマークに追加 区Κ<≧のはてなBookmark被リンク数

父親たちの星条旗を観ました。クリント=イーストウッド監督の硫黄島プロジェクト第一弾です。
デーモンたちの星条旗

有名な硫黄島に星条旗を立てる兵士達の写真。
20世紀前半のラジオと新聞と固定電話があるが、テレビも携帯電話もインターネットもなかった時代、戦意高揚のために行われたメディア戦略が面白いです。
ナチスがドイツ国民に熱狂的支持されたのも、ラジオ放送と新聞によるプロパガンダの賜物と言われているし、なかなか興味深い現象です。
現代の米国の戦意高揚キャンペーンを冷ややかに皮肉っている意図も感じられますが、基本的にはドキュメンタリータッチでラッキーかつアンラッキーな写真に写った兵士達の半生を描いた映画です。完全に米国視点で描写されていますが、米国賛美ではありません。

衛生兵の息子がストーリーテラーとして出てくるのですが、彼は続編の硫黄島からの手紙にも出てくるのかな? 戦場で失踪したイギーの件などいろいろ伏線もありそうです。硫黄島からの手紙もぜひ観たくなりました。

2006/11/12 Sunday

デスノート the Last name

Filed under: - dekaino @ 21:48 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若 the Last nameのはてなBookmark被リンク数

デスノート the Last nameを観ました。もちろんデスノート前編の続編で完結編です。

原作では終盤グスグスになるのですが、きっちり話の決着をつけてくれます。つっこみ所はいろいろあるのでしょうが、原作よりよくできているのは間違いありません。

つっこみ所その1としては、ミサミサの記憶力がしっかりしててLの本名を覚えていればまったく問題なかったはずなんだけどね。つーか知り合ったばかりの彼氏の交友関係についてなんて、興味津々なのが女の本能だと思うのだかどうだろうか? しかも名乗りと本名が一致してなきゃ絶対覚えてるだろ!
まぁこの点は頭の良さと容姿は反比例するの法則を適用すればOKかもしれない。

その2は、デスノートの贋作をそんな短期間に作れるのかという問題。そりゃ無理だろ。手に触れるペーパーアイテムってホンの些細な差でもすぐわかるものだ。もしこんなことができる技術があるなら偽札作れます。

それから死神はノートで人を殺すことにより、他の人の寿命を延ばしてしまうと砂になって死んでしまうという後付設定。これじゃ死神はおいそれと人を殺せなくなってしまうよね。将来に渡ってただ一人の他人の寿命を縮めていない人間などいるのだろうか? 死ぬ直前の人間くらいしかいなさそう。でもそれじゃたいした寿命が吸い取れないし、どうなっているのかね??

いろんな論理的ほころびが見え隠れしてはいるのだが、それでも楽しめると思います。
ちなみにレムが女性型って設定はなかったことになってます。

2006/10/28 Saturday

THE SENTINEL

Filed under: - dekaino @ 15:07 このエントリをはてなブックマークに追加 THE SENTINELのはてなBookmark被リンク数

ザ・センチネル/陰謀の星条旗を観ました。「陰謀の星条旗」というのは邦題のみの副題。この副題をそのままタイトルにする勇気はないんですかね。センチネルってカタカナ語として定着してないし、わざわざつけなくてもいいような気はする。

話はFOXらしいというか、24そのものって感じ。ただし、猪突猛進で単独行動しまくりで誤解されまくるジャック=バウアー的な役どころをマイケル=ダグラスがやり、ジャック=バウアー役やってるキーファー=サザーランドが、それを追い詰める役を演じているところが違います。

なんとなく、キーファー=サザーランドが頭がいいように見えてしまうのが不思議。つーかジャック=バウアーが馬鹿すぎなんだよね。普通考えたら当たり前の行動をしているだけで、すごい切れ者のように見えてしまうくらい、幸か不幸か、お馬鹿な役のイメージがこびりついているってことですな。

ストーリーは普通のアクションもので、とりたててすごいところはありません。ただ、観光案内的にワシントンDCの名所の映像がたくさん出てくるので、ワシントンDCが好きな人にはたまらないでしょう。アメリカ人受けをかなり狙ってる感じ。

アタゴオルは猫の森

Filed under: - dekaino @ 14:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪帥眼罍のはてなBookmark被リンク数

アタゴオルは猫の森を観ました。ますむらひろしのライフワークともいえるアタゴオルシリーズのCGアニメ映画です。

世界観の説明はまったくなし。こういう世界なんだと頭から丸呑みするしかありません。いきなりダンスシーンで始まり、最後もダンスシーンで終わります。ダンスの動きは人間のダンサーに躍らせてモーションキャプチャーしてます。いまの時代でははっきりいって手抜きですね。猫キャラならではの動きらしいさはまったくゼロ。某ネズミーランドの着ぐるみダンスと同じで人間がかぶりものをして踊っているようにしか見えません。

話のテンポは速いというか、短い時間に詰め込みすぎな感があります。ヨネザアドなりアタゴオルなりのまったりした時間の流れを感じることはできないでしょう。最初から最後まで祭りみたいな時間の流れです。

平山あやがツキミ姫の声をやっていますが、ダンドーの優香以上にどうでもいい役で、ただいるだけでまったく重要性がない立ち位置が、大人の事情枠としてよく設計されていると感じさせます。つーか、育っちゃってオーラがなくなった子役をどうしてここまで面倒見るのか、ホリプロは本当に面倒見がよいプロダクションだなぁ。

2006/10/25 Wednesday

神雕侠侶 Necoで放送開始

Filed under: - dekaino @ 23:48 このエントリをはてなブックマークに追加 腑箴箴 Necoф冗紮のはてなBookmark被リンク数

チャンネルNECOblogによると、射雕英雄伝の続編「神雕侠侶」が2007年1月より放送開始されるそうだ。めでたい!

神雕侠侶
特設ページも製作中だ。

2006/10/15 Sunday

夜のピクニック

Filed under: - dekaino @ 18:25 このエントリをはてなブックマークに追加 紊のはてなBookmark被リンク数

劇場版 夜のピクニックを観ました。
NHK名古屋制作の学校ドラマをすごく豪華なキャストでやった感じの映画です。エキストラの人数も尋常じゃない感じ。

恩田陸の世界観はうまく表現できていると思います。一応、学園を舞台にして謎解きをしていくミステリ仕立ての話なんだけど、ミステリじゃない視点でも十分楽しめる青春映画です。変に伝統がある(元旧制中学だったりする)県立高校にありがちなちょっと無茶だけど長く続いてる伝統だから許されてる的な行事が、確かにリアリティがあります。
救護バスが地元バス会社からチャーターしてるあたりもリアルだなぁ。ナンバーが・911なのはちょっとねらいすぎだけど…

キャストはかなり豪華なので子役好きな人にはたまらない映画でしょう。加藤ローサも出番が少ないながら大変美味しい役。鉄人28号ではいっぱいいっぱいって顔ばっかりしてた池松くんもローサの妹役で大活躍です。

すべての登場キャラは基本的に善人。悪意を持ったキャラは一人も出てこないです。ただみんな青臭いけどね。いかにもな青春映画に仕上がった良作。ただし恋愛映画の要素はほとんどありません。

2006/10/10 Tuesday

永遠の法

Filed under: - dekaino @ 8:21 このエントリをはてなブックマークに追加 羂檎羈のはてなBookmark被リンク数

アニメ映画「永遠の法」を観ました。宗教映画はパッション以来でかなり久々。

制作費をふんだんに使っているのか無駄に動きます。海の波をCGじゃなくて手描きしてるアニメが21世紀に製作されるなんて思ってもいませんでした。なんか予算を使い切るぞみたいな意気込みを感じる手間の割りにまったく効果がないシーン。東映アニメーションにとって美味しい商売なんだろうなぁ…

本作を観て幸福の科学の霊界世界観を初めて知ったのですが、うしろの百太郎の霊界とおんなじですね。これは大川隆法が百太郎からパクったのでしょうか? それともつのだじろうが取材したネタ元と同じ流れってことなのでしょうか? とにもかくにもつのだじろうって天才だよなぁと再確認しました。

世界観は百太郎ですが、登場人物は劇場版ドラえもんのような、のび太、しずか、ジャイアン(善人モード)、スネ夫、の4人。アメリカでも布教するつもりなのか人種比率に気を使い、白人、東洋人、黒人と割り振られてます。こいつらがエジソンの霊から作り方を教わった霊界電話(これも百太郎に出てた!)を完成させて、霊界を旅するというもの。
なぜか伝記になってそうな偉人たちがぼろぼろ出てきます。ヘレンケラー、ナイチンゲール、アインシュタイン、エジソン、松下幸之助などなど。しかしエジソンが科学の神ってのは変だ。エジソンは発明家で企業経営家で特許ゴロだけど、決して科学の徒ではないのに。

ヒトラーやニーチェは悪魔らしいです。ニーチェは神は死んだと言ったからなんだろうけど、ヒトラーはなぜ悪魔なのかな? 戦争に負けたから?? レーニンとか毛沢東はどうなんだろう??

謎の正義の巨大ロボが出てくるけど、なんかかっこよくないです。合体変形もできなさそう。

2006/9/30 Saturday

X-MEN:ファイナルディシジョン

Filed under: - dekaino @ 10:26 このエントリをはてなブックマークに追加 X-MEN:<ゃc激吾с海里呂討Bookmark被リンク数

X-MEN:ファイナルディシジョンを観ました。
これはいいです。X-MENファンにはたまらない良作。

なんたって、サイクロプスがあっけなく死ぬところがいい。しかも名誉の戦死ではなく、責任から逃避行した挙句、情に溺れてあっけなく死ぬというショボさが最高。やっぱサイクロプスはこうでなくっちゃ! 主役でリーダー的役割だったはずなのに、人気が出ずどんどん落ちぶれて、まったくいいところ見せられずに終わるところは、ガンダムSEEDデスティニーのシン・アスカを上回ります。

そしてパトリック=スチュワート演ずるプロフェッサーがかっこいいです。今回は出番多いしバリバリアクションします。まだ歩けた頃の回想シーンまであるのだ!

ウルバリンも最高!! ウルバリンの恋愛は絶対にバッドエンドでないといけない! まったくもってファンの期待を裏切らない展開です。ウルバリンはこうでなくっちゃ。決して幸福になってはいけない野獣なのだ。常にハングリーなウルバリンが素敵。

最後にはトミノ作品のように主要キャラが死ぬor再起不能となってしまうのですが、ちゃんと続編が作れるように予防線が張ってあります。しかも続編ができてもプロフェッサー役はパトリック=スチュワートでなくてもいい、むしろスチュワート以外じゃないといけないという素晴らしい伏線。これで制作が楽になるよ。スチュワートの出番は最後だからあんなに見せ場を作ったのかもしれないです。

2006/9/24 Sunday

CLICK

Filed under: - dekaino @ 13:34 このエントリをはてなブックマークに追加 CLICKのはてなBookmark被リンク数

CLICKを観ました。
むかしWWWが世間一般に認知され始めた頃、フジテレビの女子アナが「クリッククリック」とか言ってたけど、そんな感じのノリのお色気お馬鹿映画です。邦題の「もしも昨日が選べたら」ってのはイマイチ。そのままカタカナで「クリック」としない意気込みは買うけどね。たとえば「もしもキノウが選べたら」として、キノウを昨日と機能のダブルミーニングにしてみるくらいの芸が欲しいところです。

藤子F不二夫のドラえもんの初期に出てくる「独裁スイッチ」みたいな、すごい機能があるんだけど使うものを破滅させる恐ろしい秘密道具「真・万能リモコン」。A先生だったら笑うせぇるすまんに出てきそうなグッズ。これを入手した/入手させられた(?)男の人生の物語です。
かなりお色気度が高いので小学生の子供と一緒に見に行くと気まずい思いをすると思います。チャーリーズエンジェルよりお色気ギャグ度は高いです。たとえるならオースティンズパワーぐらいはあります。

ソニー資本の映画だけど、あまりソニーにはこびてないというか、逆に馬鹿にしてるような感じです。DVDをBlue-Rayにするようなことはしないどころか、AIBOを車に引かせて破壊します。Tivoとか他社製品もばんばん出てくるし。まぁTivoはもう北米では一般名詞なんだろうなぁ…

宣伝はあまりされてませんが、お色気ギャグだけではなく、しんみり泣けるハートウォーミングなところもあって、かなりいい出来です。お色気ギャグに抵抗がない人はおすすめ。

タイドラインブルー最終話

Filed under: - dekaino @ 12:57 このエントリをはてなブックマークに追加 帥ゃゃ潟惹腟荅韻里呂討Bookmark被リンク数

先日予告したようにキッズステーションで放送されたタイドラインブルーの真の最終話「第13話 兄弟」を観ました。
なぜか英語のタイトルは"Brother"、ここはどう考えても"Brothers“だろ! 英語圏への展開とか考えられてないのかな?

傷がないグールド

後日談的な話なので、目新しい展開は特にないです。確かに12話で放送を終わらせても問題ないのかもしれない。ただお宝映像的なものはたくさんあります。グールドが顔に大怪我する前とか。魏の国の偉い人は子供作りすぎとか。
エンディングには出てくるけど12話までの本編では使われなかったカットは、予想通り13話で使われました。あーなるほどーみたいな感じ。よっぽど好きでないなら、大金はたいてまで見る必要はないです。

日本以外全部沈没

Filed under: - dekaino @ 12:37 このエントリをはてなブックマークに追加 ユ篁ュ羃羃,里呂討Bookmark被リンク数

日本以外全部沈没を観ました。
日本沈没ではなくて日本以外全部沈没。小松左京のベストセラー小説をもとに筒井康隆が書いたパロディ小説の映画化です。はっきりいって草薙君の日本沈没よりずっと面白い。
ほとんどの部分が、細かい単位のブラックジョークなネタの寸劇をだらだらとつなげたもので、ある意味、歌舞伎のような伝統的なお芝居のような構成です。近代的な映画手法はあえて無視されてます。しかし、終盤のクライマックスまでは怒涛のようにストーリー仕立てのドラマが展開されます。メッセージ性は草薙君の日本沈没よりぜんぜん強いし、明確です。ただの娯楽映画ではなくメッセージも打ち出すあたりが、古きよき社会派映画だった昔の日本沈没を忍ばせます。

シャレがきついけど、かえってここまできついせいで、これを本気に受け取ってクレームつけたら、むしろシャレがわからない方が恥ずかしくなるという、開き直り効果があります。北朝鮮だってコレには文句つけられないだろうな。

河崎監督は美少女アイドルものにも(にこそ?)定評があるのですが、本策ではあえて美少女断ちしてストイックに笑いを追及しています。しかし電エースが出てくるのはびっくりした。ちょっとマニアック過ぎ。事前に下調べしないで観たのでかなり感動しました。クロマティ高校に出てきた宇宙エンジンゴリくらいビックリ!!
それに加藤礼次郎というなつかしい名前と絵柄も見ることができました。いやあ加藤礼次郎ってまだ生きてたんですね。はやくもう少しメジャーな世界に帰ってこいよ〜

2006/9/9 Saturday

タイドラインブルー13話 初放送

Filed under: - dekaino @ 10:29 このエントリをはてなブックマークに追加 帥ゃゃ潟13荅 冗のはてなBookmark被リンク数

昨年 地上波深夜枠とCS放送でサイマル放送された飯田馬の介監督のタイドラインブルー。すばらしい良作なのですが、最終話はDVD発売のみで、地上波でもCSでも放送されないというあのね商法の王道を行ってました。
その幻の真の最終回第13話「兄弟」がCSで初放送されます。12話から1年間待たされました!! 放送局はキッズステーションで、日時は9月18日20:30から、再放送は同日25:30からです。

初回放送がちょうどスーバーチャンネルのエンタープライズの最終話と重なってしまうのは何かの因縁かもしれません。私は再放送のほうで見る予定です。

劇場版 アキハバラ@DEEP

Filed under: - dekaino @ 10:02 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 ≪@DEEPのはてなBookmark被リンク数

劇場版 アキハバラ@DEEPを観ました。
アキハバラ@DEEP

テレビシリーズも別キャストであったらしいが、そちらは未見です。
基本的には往年の俺たちひょうきん族的なギャグ映画です。ストーリーで笑わすというよりは、演じる役者を直接いじって遊ぶノリです。登場人物の格好を見ればいかにもねらってます。

それにしても山田優はプロですね。何でも言われた通りやってます。メイド服も着ますが、インタビュー記事を読むと本人はカナリ嫌だったみたいです。モデル体型にメイド服は似合わないよなぁ…
でも山田優より寺島しのぶがもっとすごい。胸ぐり大きいタイトなミニスカスーツを着こなし、ブラジリアン柔術で山田優にマウントポジションとって肩を脱臼させる役です。いったいどこの誰が寺島しのぶの乳の谷間を太ももを期待しているというのか? 観客サービスではまったくありません。ただただ寺島しのぶ本人が嫌がる格好させて内輪で楽しんでるだけです。しかし寺島しのぶもプロ意識満点で淡々と演じております。

ストーリーの方は原作またはコミカライズ版に沿った話で別にどうということもない話です。リアリティはまったくゼロ。つーか、貧乏人に無料でサービスしたいんならオープンソースでクルークのコードを公開しておけば盗まれたってどうってことなかったろうにね。はやりのWEB2.0(私は嫌いな言葉だが)のWも知らない人が書いたとしか思えない陳腐な話です。

でもギャグはがんばってるのでひょうきん族ノリが好きな人なら楽しめると思います。

2006/9/7 Thursday

ユナイテッド93

Filed under: - dekaino @ 20:37 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ93のはてなBookmark被リンク数

ユナイテッド93を観ました。
911事件で唯一破壊目標にたどり着けずに墜落したユナイテッド93便のドキュメンタリータッチの映画です。いわゆる再現ドラマなんですけど、変な主義主張をいれずできるだけそのまま再現しようとした姿勢は好感持てます。実際は搭乗員乗客ともに全員死亡なわけで、あまり手がかりが残っていない中で、これが一番ありそうだなってところをがんばって再現してます。とはいえ、死ななかった人たちはちょっと好意的に描いてるかも。管制官とか軍人とか実際はもっと浮き足立ってたと思うけど、本作品ではかなり冷静です。

基本的に犠牲者に対する追悼以外のメッセージ性は皆無なので、観客は観たものを観たままに解釈するしかありません。作り手も観る側も911事件に対してどう立ち向かえばいいのか迷っているような映画です。

2006/9/4 Monday

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

Filed under: - dekaino @ 0:00 このエントリをはてなブックマークに追加 紙紙 STAND ALONE COMPLEX Solid State SocietyのはてなBookmark被リンク数

攻殻機動隊の新作攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Societyスカパーペイパービュー(PPV)で観ました。略して攻殻SSS。視聴料は税込みで840円。かなり強気の価格設定です。
原則はCSのPPVのみの公開ですが、9月9日にテアトル新宿でやるオールナイトイベントで上映があるらしいです。

今度の新作は2時間弱のテレビ向け長編が1本でシリーズものではないです。世界観はテレビシリーズのSAC2に直接つながるもので劇場版とはちょっと違います。劇場版みたいにやたらに描込みがすごかったりはしませんが、テレビ用企画として見ればかなりのハイクオリティです。
少子化や高齢化社会がテーマのひとつです。まぁ流行のテーマなんだろうけど、少子化ってそんなに問題なのかな? 日本の人口なんて明治初期には4000万しかいなかったんだし、そこまで減ったって構わないと思うんだけどね。確かに短期的には年金問題とかで痛みがあるとは思うけど、何も考えずに人口増やすほうがむしろツケを未来に回すだけの愚行だと思う。日本の面積なり地球の陸地なりが広くなっていくわけじゃないんだから、強制しなくても人口が減るって国はすごい幸福な国なんじゃないかな。隣には一人っ子政策やっても人口増え続けてる国だってあるんだもんね。
まぁ攻殻機動隊の世界観ではネットは広大らしいので、余剰人口はネット世界に住まわせればいいのかも知れないね。

2006/9/2 Saturday

王と鳥

Filed under: - dekaino @ 12:58 このエントリをはてなブックマークに追加 薐イ里呂討Bookmark被リンク数

王と鳥を観ました。有名な「やぶにらみの暴君」のディレクターズカット版といえばいいのか完全版です。
古いアニメなのに今でも十分に楽しめます。鳥の飛び方がすごい古いスタイルなのは笑えますが、とにかく動きで見せようという姿勢が現代アニメとは違うなぁと感じさせられます。巨大ロボもかっこいいです。王様の王たる優雅な動きもいかにもおフランスな感じ。
やはりフランス第五共和国らしく王権は悪みたいな当たり障りのないテーマが描かれているようで、すごく毒があり風刺作品としても面白いのです。

宮崎駿うんぬんなんて宣伝文句は抜きにして一度観ても損はしません。サイの鐘がとってもカワイイ。

マスターオブサンダー 決戦!!封魔龍虎伝

Filed under: - dekaino @ 12:39 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若泣潟 羆堺!!絨薛蘊篌のはてなBookmark被リンク数

マスターオブサンダー 決戦!!封魔龍虎伝を観ました。
近年の東映特撮ヒロインそろいぶみのアクション映画です。ノリは香港アクションものと思えば間違いなし。お約束のエンディングのクレジットが流れるときのメイキング集もついてます。

出演は、木下あゆ美(デカイエロー)、芳賀優里亜(555の真里)、永田杏奈(カブトの岬さん)、小松彩夏(実写セーラームーンのセーラーV[ビーナス])。ちょこっと秋山莉奈(アギトの真魚ちゃん)も出ています。まさに豪華絢爛。
椿隆之(ブレイドの剣崎クン)もでていますが、滑舌がしっかりしてるので最初はちょっとわかりませんでした。ダヂバナザーンとか言ってくれないと区別つかないっす。
そして大御所の倉田保昭と千葉真一が戦いまくります。バリバリです。映画の後半はこの二人がメイン。ヒロインたちはまさに壁の花です。
敵キャラの松村雄基はたいして戦いません。部下を使うか他人に憑依するだけ。ダメ出しだされたのかなぁ?

とにかくギャグありアクションありで面白いので、この手のが好きな人にはたまらないでしょう。ちょっと七人のオタクみたいな要素も入ってるかも。
しかし特訓がほとんど役になってないなぁ。まぁこれも香港アクションのお約束か!

2006/8/28 Monday

太陽

Filed under: - dekaino @ 7:31 このエントリをはてなブックマークに追加 紊修里呂討Bookmark被リンク数

太陽を観ました。
ロシア人のアレクサンドル・ソクーロフが撮った昭和天皇の終戦前後の心情をつづった映画です。ミニシアターランキングでは堂々の1位。かなり注目されているようです。

観た映画館は横浜のムービルです。以前にも書いたように、休館寸前のところを東急に救われた横浜老舗の映画館です。以前の懸念点だった「東急レクリエーションの映画鑑賞券が使えるか?」は解決しました。使えます。東急太っ腹だなぁ。営業形態は昔ながらのいつでも出入り自由、出ない限りは何回でも観賞可能です。シネコンによくある全席指定総入替制とは大違いです。たまにはこういう小屋もいいですね。上映ラインナップの方は本作のようなマニアックなものもやるようになってきたので、東口の109シネマズとの差別化を計っているのでしょう。

本題に戻って、太陽の話です。主演の裕仁天皇を演じるのはイッセー尾形。資料映像をおもっいきり研究したようで、まさに形態模写のような演技です。イッセーらしいといえばイッセーらしい。彼だけが何の先入観がなくても、昭和天皇だとわかります。
それに反しそれ以外の役は作劇上の役割でしかありません。キャストの役名も役職でしか出てません。侍従とか大臣とか米軍の将軍とか。
日本の首相も東条とは似ても似つかないどころか誰が首相なのかすらわかりません。御前会議に出てた誰かなんだろうけど。進駐軍の司令官もマッカーサーと似せようともしていないし、劇中に固有名詞で呼ばれることもありません。ただ General ってだけです。
つまり、ヒトラー〜最期の12日間のような綿密な取材の上に再現したドキュメンタリーではなく、ほぼ仮想戦記に近い想像の天皇像です。
おそらく日本側の資料を管理している人の協力をまったく得られてないのでしょう。リアリティさを期待して観たらガッカリすると思います。
イッセー尾形の演技以外リアルな部分はありません。イッセーにしても皇太子への手紙を現代仮名遣いで書いちゃいますから、時代考証的にはかなりぬるいのです。

東京空襲のシーンはハウルの城の空襲シーンのように生物的な飛行機の形をした化け物が爆弾を落とすという幻想的な表現でお茶を濁しています。

あと皇居(江戸城)の車両での出入りのシーンはミニチュアのジオラマを作って表現しているのですが、これがいい出来です。昔の円谷特撮のような精巧な出来です。エンディングのクレジットが流れるときに画面に出る上空から見たマットペインティングもいい味だしてます。

日本もこういう作品に資本参加するなり、資料を提供するなり出来ないと文化的にダメと言われてもしょうがないと思う。負の遺産を隠すだけではダメでしょう。

2006/8/25 Friday

劇場版仮面ライダーカブト

Filed under: - dekaino @ 0:11 このエントリをはてなブックマークに追加 雁篁≪ゃ若のはてなBookmark被リンク数

劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEを観ました。併映は轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIEです。

まず、本作品はテレビシリーズを観ていないと楽しめません。観ているなら大変面白いです。最初は去年の劇場版響鬼と同じノリのパラレルワールドものだと思わせておいて、テレビシリーズに直結するすごい仕掛けがあります。はっきりいって油断して観てたら最後の神展開にシビれたー。去年の響鬼の駄作さをうまく逆手にとられた形!
響鬼と七人の戦鬼があまりにひどくてもうライダー映画はコりたなんて思ってる人、騙されたと思って今年も観てください。
テレビシリーズのレギュラーなのに映画に出てこないキャラも理由があって出てこないのだと思われます。すごい伏線です!

ただちょっと残念なところは、岬さんが出番が少ないところ。カブト最大の見所の岬さんのコスプレも謎の女幹部軍服だけでいまいちです。
でも今年はマスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝でライダー女性陣の活躍を観られるのでそっちで我慢しておきましょう。

2006/8/24 Thursday

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE

Filed under: - dekaino @ 7:59 このエントリをはてなブックマークに追加 莉莉宴潟吾c THE MOVIE のはてなBookmark被リンク数

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャスを観ました。

なんか安っぽいエロゲのようなストーリー。最強のDNAを得るために少女型エイリアンがレッドの人にのしかかって「私とひとつになりましょう」とか言います。
こんなの子供に見せちゃっていいのだろうか? まぁ星井七瀬なんで映像的には色気ゼロなんですけどね。それにお約束どおり新メカのお披露目があり子供達は大満足でしょう。
流水プール事故のために急遽入れられた冒頭テロップがかなり唐突です。

2006/8/23 Wednesday

日本沈没 (2006年版)

Filed under: - dekaino @ 7:46 このエントリをはてなブックマークに追加 ユ羃羃 (2006綛雁)のはてなBookmark被リンク数

日本沈没 (2006年版)を観ました。いわずとしれた超名作のリメイクです。
監督は特技監督では定評高く監督では悪名高い樋口真嗣です。本作もかなり悪い評判が流れまくっておりました(1973年版は出色の出来だったしね)。

とはいえ、ローレライに比べればよく出来ているので安心ください。前作の存在を無視して評価すれば最近の邦画としてはまぁまぁの出来だと思います。
ただ前作の売りだって日本社会のタブーに挑戦するようなエキセントリックさはありません。本当に穏健なストーリーです。物議をかもすブもありません。
ここが樋口真嗣が好んで起用されるポイントなんでしょうね。いわゆる作家タイプではなくて職人タイプ。クライアントが指示した制限範囲から決してはみ出すことはなく、その中で最大限いいものを作る。こういう人が作るものはたいして面白くはないけど安心で商業作品界では重宝されるんでしょう。
たとえば、米国に見捨てられたとかセリフの端々に前作のエキセントリックさの片鱗が残ってますが、セリフ以上の表現がないのも自主規制なんでしょう。在日米軍が日本から撤退する時に邪魔な日本国民をばりばり撃ち殺すみたいなシーン(実際そうなるでしょう)等は絶対出せない/出さないってことですね。

作家タイプの代表格の富野なんかは腹の中で舌を出しながら平気でスポンサーを騙すから、作品に毒があって面白いんだよね。もちろんそのせいで干された不遇の時代もあるわけだが。

特撮とか科学考証は中途半端によく出来てます。ただ最後のオチは科学考証的にはむちゃくちゃね。とにかくドラマの筋のために何でもあり状態にしちゃった。まさに無理が通れば道理が引っ込む状態。

たぶん日本以外全部沈没の方が楽しめると思います。

2006/8/14 Monday

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストを観ました。
タイトル長すぎ! とにかく何でもカタカナにした邦題やめようよ。前作のPirates of Caribbean/Curse of Black Pearlの邦題はパイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちでまだ副題部分は和訳されてたのに、本作の邦題は芸がなさ過ぎ。

映像は大変面白いです。カートゥンの絵コンテをそのまま実写で撮ってみましたみたいな映画です。アニメではなくてカートゥンね。ぺちゃんこに潰されて平面ガエル状態になるのだけは出てこないけど、それ以外のカートゥン的表現はだいたい出てきます。くだらないことを大真面目で作っていて笑えます。

ストーリーは決着つきません。というか三部作のうちの第二作みたいな終わり方。帝国の逆襲とかMatrix:Reloadedみたいな感じ。何も決着していないどころか問題増えてんじゃん!
オチはクレジットのエンドロールの後に一応あるのですが、これがオチかよっと必ず叫びたくなります。いい意味でふざけた映画です。

2006/8/12 Saturday

森のリトルギャング

Filed under: - dekaino @ 16:06 このエントリをはてなブックマークに追加 罍c潟阿里呂討Bookmark被リンク数

森のリトルギャングを観ました。ドリームワークスの3Dアニメです。

本作の主人公と仲間達は、森の動物です。それもただの動物時手はなくて小動物です。だから主人公達から見た人間は巨人のように表現されます。ANTZ!バグズライフのようなノリです。しかし小動物たちは人間の言葉を理解します。人間は動物の言葉がわからないみたいですけど。ドリトル先生みたいな世界観なのかも知れません。
ドリームワークス作品らしく、ディズニーにはできない皮肉なメッセージも、シュレックほどではないですがふんだんに入ってます。

亀がマリオに出てくる亀(ノコノコ?)そっくりです。いや亀なんだから似てて当然なんだけど、すごいノコノコ臭がするぞ。いつオーバーオールを着たヒゲのイタリア人が出てきて踏みつけるか気になってしようがありませんでした。(イタリア人が出てくるかどうかは秘密)

今年の夏、子供を連れて行くならゲド戦記じゃなくて本作にすべきです。誰にでもお勧めできる良作。でもアメリカ大衆文化に通じてるほうがより楽しめるかも。

2006/8/5 Saturday

M:i:III

Filed under: - dekaino @ 15:56 このエントリをはてなブックマークに追加 M:i:IIIのはてなBookmark被リンク数

M:i:III(Mission Impossible 3)を観ました。
主演はシリーズ通して出ているトムクルーズ。監督はテレビドラマで大ヒット連発中のJJエイブラムスです。

スパイ大作戦の世界を変に壊さず活かしたまま、現代的なテーマでアクションを見せる良作でした。監督のJJエイブラムスはスタートレック映画の次回作を撮る予定なのですが、これならST10ネメシスのようなゴムタイヤがついてるマシンが出てくるスタートレック映画のような世界観を破壊するような作品は作らないと信頼できます。

本作は大変面白いのですが、アメリカ本国ではいまいちの興行成績のようです。トムクルーズのカリスマ性が落ちたのが原因とも言われてますが、ストーリーせいもあるかも。今回も味方の中に敵がいるお決まりのパターンで、アメリカ政府内の好戦派vs穏健派という構図になっていますが、ここで穏健派が勝ってめでたしめでたしというあたりがが今の戦争に浮かれたアメリカ人にはウケが悪いのでしょう。もし、反米諸国にわざと新兵器を流して戦争を誘発してから叩きに行くという陰謀をもつ好戦派が勝つストーリーだったら外国でのウケは悪そう(親米同盟国ですらシラケるでしょう)。なのでワールドワイド市場を考えればこれでいいのかもしれません。

2006/8/2 Wednesday

ゲド戦記

Filed under: - dekaino @ 9:56 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊荐のはてなBookmark被リンク数

ゲド戦記を観ました。言わずと知れた今夏の話題作。原作は読んでないので、映画を観ただけの感想。
対象年齢が高いです。もののけ姫と同じかやや高いくらい。もし子供を連れて行ったら、泣き叫んだ挙句退屈して寝てしまうこと間違いなし。
映像はきれいだけど、話は平凡な感じです。キャラがみな薄っぺら。駿監督ではよくあった悪役キャラの浄化というものもありません。

本作は息子の吾郎を御輿にしてでっちあげた鈴木敏夫プロデューサの起死回生の一発だったんでしょうけど、やはりジブリは高畑・宮崎駿の個人ブランドの殻を破ることはできない気がします。もし本当に宮崎吾郎を映画監督としてプロデュースするなら別ブランドを立ち上げて地道にやるしかないでしょう。客は入らないだろうけど。
ジブリもタツノコプロのように過去の資産を管理する会社になっていくのが正しい姿なのかなと思ってしまいました。

時をかける少女

Filed under: - dekaino @ 8:05 このエントリをはてなブックマークに追加 絨絅海里呂討Bookmark被リンク数

時をかける少女を観ました。何回も映像化されている筒井原作の古典SFですが、今回は細田守によるアニメ版です。
傑作です。なんでこんなに上映館が少なく上映期間が短いのか謎です。

かなり話が翻案されており、原作の主人公の芳山和子の姪の紺野真琴が主役になった後日談的物語になっています。和子本人はなぜか上野の国立博物館の学芸員をやって「魔女おばさん」と呼ばれています。白衣が似合う薬理学者ではないのです(旧作ファンがまず驚くところ)。

一目見てわかるくらい国立博物館の館内は忠実に描写されています。ペルリンの至宝展のポスターが貼ってあることから、この話は2005年の夏の話だってわかります。上野の博物館ファンなら館内シーンだけでも見る価値あり。かなり手間かけてロケハンしたと思われます。

タイムリープの仕組みも原作と変わっており、文字通り跳躍(リープ)するだけとシンプルで絵になりやすいようなってます。確かにラベンダーの香りってのは映像化しにくく、特にアニメだとつらいだろうな。タイムリープシーンはアニメ的で面白い映像表現になってます。しかしラベンダーの設定の残滓として、和子の部屋には高校時代の写真の隣にラベンダーが飾ってあります。原作や大林版を知っている人ならニヤリとするシーン。和子の高校時代にもなにかしらの事件があったことが暗示されます。真琴の記憶も消されなかったのだから、和子も深町の記憶が残っているのだろうか?

ラベンダーの設定がないと理科室がキーポイントの場所になってるのもイマイチ必然性がないのですが、学園内の特殊な場所って意味で必然性があるのかなぁ? ただの旧作ファンへのサービスかも知れず。

主人公の真琴ははっきり言ってバカです。そのバカさはおバカな小学生男子代表ののび太に匹敵します。それも映画版ではなくてテレビアニメ版ののび太です。本作をドラえもんみたいって思う人も多いかも。タイムリープ能力を得たのがこんなバカで本当によかったです。これがデスノートのライトだったら大変です。人命を救うストーリーなので、トゥルーコーリングにかなりダブルところがあるのだけど、あっちは時をかける巨乳医学生でけっこう頭もいいみたいなので、本作は時をかける微乳おバカ高校生として差別化できているでしょう。

少なくとも子供を連れて行くならゲト戦記より時かけです。間違いない。

2006/7/31 Monday

バルトの楽園

Filed under: - dekaino @ 20:52 このエントリをはてなブックマークに追加 罐遵のはてなBookmark被リンク数

バルトの楽園を観ました。楽園と書いて「がくえん」と読みます。
第一次大戦 青島(チンタオ)で俘虜になったドイツ兵の収容所の話です。一応実話が基になってます。
淡々と描かれる収容所シーンがNHK特集(NHKスペシャルではない!)のノリで団塊の世代の受けはよさそうです。坂東収容所は地元ぐるみでドイツ俘虜を受け入れた模範的な俘虜収容所となるわけですが、ちょっとご都合主義的なところはあるかも。プロジェクトXぐらいの演出は入ってるね。

普通に見てれば「ああいい話だなぁ」で終わる話です。でもその感想からアフガン軍やイラク軍の俘虜も人権を損なわないような扱いにしなきゃなぁって考えに思い至る想像力を持ってる人は少なそう。

クライマックスのカラヤン指揮の男声のみに編曲された第九も素晴らしいし、娯楽作としてよくできてます。

2006/7/28 Friday

ラブ★コン

Filed under: - dekaino @ 8:52 このエントリをはてなブックマークに追加 潟海里呂討Bookmark被リンク数

ラブ★コンを観ました。
同名のベストセラー少女マンガを原作とした「必要以上に身長が高い女と、必要以上に身長が低い小さい男が繰り広げる学園ラブコメディ」映画なんですが、主演の藤澤恵麻は身長も高いが必要以上に胴が長いって気がする。
話は関西が舞台なのですが(高校の名前はマイド高校) 恵麻ちゃんは四国出身なので関西言葉もソツなくこなしています。天花の時と比べてかなり演技は上手くなってます(というか天花はひどすぎ)。

基本的に関西ノリのギャグ連発なのですが、ムツゴロウさんが出てくるところがかなり笑えました。こんなネタでわざわざ畑正憲本人を使うなよー。おかしすぎ。ああ見えてもムツゴロウ氏はかなり漢(おとこ)なんですぜ (→ムツゴロウのインタビュー記事)
姉役のしずちゃんも面白すぎ。妹が必要以上に胴長なら姉は必要以上に骨密度が高すぎてるようです。

少女マンガのセオリー通りに、出てくる男の子はみんなイケメンだし、必要以上にエロエロやらせろオーラ出してないし、ドキっ! 女子にとって都合がいい男だらけの学園コメディではありますが、男子が観ても面白いと思います。元彼女役の加藤未央(ミスマガジン2001グランプリ)がかなりかわいいのでチェックすべし。

2006/7/23 Sunday

デスノート前編

Filed under: - dekaino @ 7:49 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若膩┐里呂討Bookmark被リンク数

デスノート前編を観ました。

原作原理主義の人には評判悪いと思いますが、はっきりいって映画版の脚本の方が全然いいです。原作の設定を活かしながらできるだけおかしな矛盾点を排除し、さらに映画の尺にうあわせたドラマを作りこんでます。脚本の大石はかなりいい仕事してます。

そもそも原作は、人気のイラストレータの表紙や挿絵がメインで文章は形式的に小説にするための駄文に過ぎないライトノベル商法マンガで、メインディッシュは小畑健の絵であって、ガモウひろし(大場つぐみ)の原作はオマケに過ぎず、プロットさえしっかりしてれば細部は矛盾だらけでも十分許されたわけです。しかし映画ではさすがにそれではまずかろうということでかなり手直しされてます。
しかし FBI日本支部というトンデモ設定はどーにもならなかったみたいで、せめてCIAにしておけよと。FBIにとって米国外は管轄外なんであんな大規模な活動拠点持ってるわけないだろとか、埋めきれないガモウひろしの無知ゆえのポカが散見されます。

本作の製作体制はB級予算の劇場映画というよりはA級Vシネマといったもので、Vシネマとして観るならかなり出来がいいと思います。劇場作としてはちょっと予算ケチってる感がプンプンしますけど、話そのものは面白いですし、キャストもいいし、妹役の満島ひかり(マックスのエリー役)とか、みさみさ役の戸田恵梨香とかきれい所がそろってます。ヒビキさんも捜査員(謎のFBI日本支部)として出てるしね。ナオミ役の瀬戸朝香のチープっぽさがいかにもVシネマだけど。

後編が楽しみです。きっと原作のショボい終幕とは違ってある程度納得できる決着が見られるに違いないと期待します。

2006/7/22 Saturday

ブレイブストーリー

Filed under: - dekaino @ 12:28 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ鴻若爾里呂討Bookmark被リンク数

ブレイブストーリーを観ました。
宮部みゆきの小説が原作。原作は読んだことはないが、コミックバンチに連載されているコミカライズ版は読んだことがある。コミカライズ版とはだいぶ設定が違うようだ。

キャラクターの造形はとにかく丸い。特に低年齢女性キャラはアゴがない! ミーナもゾフィー皇女もアゴがなくなるくらいまん丸!
映画版ミーナ映画版ミーナ  コミカライズ版ミーナコミカライズ版ミーナ

アゴゲンアゴなしゲンさんもびっくり

主人公とライバルの年齢設定も中学生から小学生と大幅に低年齢化。しかしいくらなんでも小坊は不自然すぎる。あんな小難しいコト考えたり他人の犠牲について思いやったりシニカルな人生観持った小学生男子なんかいないだろう。終盤で色仕掛けに引っかからないあたりはちょっとだけ説得力あったけどね。そりゃ11才に色仕掛けは効かんだろう。もうちょっと考えろオンバ。

GONZOとしては宮崎駿亡き後のジブリのポジションをねらっているのだろうけど、大人しか観に来てない気がするよ。ま、ジブリ作品も最近のは大人しか見てない気もするが。子供はムシキングだよなぁ やっぱ。

見た目は11才だけど中身は18才くらいに思って観れば、まぁそれほどストーリーは破綻してないです。キ・キーマが水棲族だとしたら、ワタルとミツルは童顔族だってことで無理やり自分を納得させるしかない。

2006/7/16 Sunday

カーズ / Cars

Filed under: - dekaino @ 8:00 このエントリをはてなブックマークに追加 若 / CarsのはてなBookmark被リンク数

カーズを観ました。カーズといっても呪いでも汎用TTY制御ライブラリでもありません(そこら中で言われてるオヤジギャグに違いない)

pixerの最新作。映像技術的にもストーリー的にも非常にレベルが高いです。腕がないクルマという造形なのに見事にキャラの立ち居振る舞いが表現されてます。スゴイのひとこと。

また、劇中の文字が日本語になっていたのは、まさにソフトウェアのローカライズ技術ですね。低コストで各国向けにローカライズできればワールドワイドの子供向け市場を対象としたディズニー作品にとって有効でしょう。そのうち文字だけでなく、キャラクター造形そのものもローカライズできる日が来るかもしれません。
ドラえもん映画はワールドワイド市場対象のため、のび太のパパが和服を着ているせいで映画には出てこれないという事情がありますが、特定国向けにはパパが洋装になるローカライズができればそのような制限もなくなるに違いありません。のび太のパパファンの私としてはせっかくパパが映画に出てきたと思ったらお風呂シーンだけ(さすがに風呂では和服着ないから)みたいな差別的扱いは悲しいのです。

話がそれてしまいましたが、カーズかなりおすすめです。大人も子供も楽しめます。とゆーか子供にわからないネタ多すぎです。「不謹慎じゃないよー じみへんだよー」子供にはなんのこっちゃだろうなぁ

2006/6/28 Wednesday

ダ・ビンチ・コード

Filed under: - dekaino @ 8:06 このエントリをはてなブックマークに追加 祉潟祉潟若のはてなBookmark被リンク数

ダ・ビンチ・コードを観ました。
前評判通りつまんないですねー。MMRの出来の悪い回みたい。トンデモネタで攻めるならもっと盛り上げないと! 何を中途半端にリアルぶっているのか?
宗教がある意味で狂ってるのは当然なんであって、現代において創造論とか処女懐胎とか三位一体を確信できる人にとって、あともう一つ聖書の記述を否定する科学的根拠が存在したって信仰に揺らぎはないでしょ。

いかにもアメリカ人が好きそうな疑似科学妄想が満載。なんでダイイングメッセージが英文なのか。そもそもなんで中東やギリシャやエジプトでなくて、西のはずれの英仏が舞台なのか、DNA鑑定の絶対視とか。
だいたいバチカンなんてキリスト教世界では西の辺境教会に過ぎないんで、東方の正教とかエルサレム教会にまったく触れないで、すませちゃっていいのか? アメリカ人はエジプトものが大好きなくせにコプト教にだけは触れないよね。タブーなのか? アメリカ人にとって西欧プロテスタントとカトリック以外にキリスト教は存在しないんだろうなぁ…

2006/6/22 Thursday

初恋

Filed under: - dekaino @ 8:36 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

初恋を観ました。三億円事件の映画です。
宮崎あおい主演。実兄の宮崎将も出ています。

昭和40年代版三丁目の夕日っていえるほど、CGやセットを使った当時の風景や風俗描写が念入りです。しかもそれを前面に出してないところがいい感じ。基本的に三億円事件の時に若者だった人を対象とした作品なので、今の和解人が見ても何のことやらわからないと思います。少なくとも三億円事件ってどんな事件だったか予備知識を仕入れてから観にいくといいでしょう。それから政界のドンだった岸信介や岸一族(安倍晋太郎も岸一族です)についても。

出てくる役者はみんな巧い人ばかり、地味に長回しカットがガンガン使われてて、かなり手間暇かけて作ってある映画です。
バイクにノーヘルで乗るシーン(当時はそれが当然だった)は、どうやって撮ったんだろう? ゲリラロケなのかな?

宮崎ぁぉぃファンはぜひ観ましょう。

ポセイドン

Filed under: - dekaino @ 8:10 このエントリをはてなブックマークに追加 祉ゃ海里呂討Bookmark被リンク数

名作ポセイドン・アドベンチャーのリメイク作、ポセイドンを観ました。
CGは素晴らしくセットもよく出来ています。冒頭部ではエキストラを大量に使って豪華さを出しておきながら、ほとんどの上映時間は片手で足りる数の人数しか出てないあたり、映画制作に優しい作り方になっています。

基本的設定は旧作と同じなのですが、群像劇の要素は大胆に省略されています。つまりポセイドン・アドベンチャーのアドベンチャー部分を取って、淡々とポセイドン号の遭難をドキュメンタリー的に描写した作品です。せいぜい自殺願望があった老人がサバイバルを生き残ることによって自殺なんて考えなくなったって話がある程度で、基本的に昔のパニック映画にあった説教臭さや不自然さはありません。そんなパニックがあるたびにベストカップルが誕生するわけないもんね。

それに、主人公一行以外にもたくさん助かってそうなのもポイント。津波をくらった時に甲板にいて海に投げ出された人の大半は間違いなく生還してる。つまり本作は奇跡の生還劇ではなくて、助かった乗客の中で比較的ドラマチックな生還をした人にスポットあてたような話です。豪華な特命リサーチ200Xの事故再現劇ってノリです。

2006/6/10 Saturday

嫌われ松子の一生

Filed under: - dekaino @ 10:14 このエントリをはてなブックマークに追加 絆上筝のはてなBookmark被リンク数

嫌われ松子の一生を観ました。原作の同名の小説はベストセラーらしいですが読んでません。映画はだいぶシナリオが変わってるらしいです。

戦後の復興期から20世紀末にかけてを舞台にした九州出身のある女性の転落人生の物語です。九州ってのがひとつのキーワードなのかも知れず。
主人公は自ら不幸を招き寄せどんどん転落する人生を送ります。この映画を観てちょっとしたつまずきや不可抗力で不幸になったと思う人もいるようですが、そう思える人ってちょっとどうかなと思う(依存体質?)。松子も典型的なダメ男好きの共依存体質。なのに生への渇望は大変強く、しぶとく行き続けます。幻覚を自覚する独居老女が自分から精神科医に通うとか、よっぽと生き続けたい執念に駆られてるとしか思えない。健保入ってたのかなぁ?
ストーリーそのものは見るべきものはなく、自由の国の人はダメになる自由もあるんだねと生暖かく見守ってやるくらいの感想しか持ちえません。

ただ映像や音楽は素晴らしい。名作洋画のオマージュにあふれ、日本音楽界の有名どころや、巧い役者をたくさん起用し、非常に贅沢な仕上がりになってます。実際かなり制作費かかってるんだろうなぁ。東宝ってすごい太っ腹だ。いや去年から宣伝打ちまくりってことは少しでも回収しようと必死ってことか? 中島哲也監督はうまく出資者を騙したもんだと感心するばかりです。

全然ハートはウォーミングされませんが、映像と音楽を楽しむなら見る価値はあるかも。ただしドギツいです。まさにエログロナンセンスで背徳的な映画。

2006/6/4 Sunday

ナイロビの蜂

Filed under: - dekaino @ 21:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃのはてなBookmark被リンク数

ナイロビの蜂を観ました。在ケニア英大使館の下級事務官とその妻の話。
原題は"the Constant Gardener"、旦那が大使館の仕事は事務的にこなし、家の庭いじりばかりしているところからついた題です。
邦題の「ナイロビの蜂」はなかなかセンスがいい。どうやって考えたのか謎です。確かに話の中にちょっとだけ蜂の絵とか蜂をネタにしたジョークが出てきますが、本筋とはまったく関係なし。田中元総理の秘書官の妻の榎本三恵子の「蜂の一刺し」から来てるかもしれない。だとしたら邦題を考えた人は結構年だな。
いかにもイギリスっぽい話で、ハリウッド映画みたいな派手なスパイは出てきません。でもリアルな諜報部員は出てきます。そして強引な手口や汚職。てんこもりです。そしてイギリスとアフリカの微妙な距離感もリアルに表現されています。いまはユーロトンネルがあるから陸路でロンドンからナイロビまで行けるんですよね。空路か海路が必須なアメリカとは距離感が違うのは当然だ。

劇中に出てくるPCオタク(nerd)少年のガイード君すごくクール!! 何がクールってマウスをまったく使わないんですよ。ポイント高い。マウスなんてガキのオモチャをプロが使うわきゃないのだ。すべてキーボードのショートカットストロークだけで画面切り替えや選択を行い、画面が嵐のようなパパパと切り替わる。惚れ惚れするようなPCオペレーションっぷりに感動しました。ガイードかっこいいぜ!

結末もハリウッド映画ならハッピーエンドっぽくなるんでしょうけど、イギリス映画らしい終わり方。代々外交官の家なんてのがふつうにあるイギリス社会において、イギリス紳士であることを捨てて第二の人生を始めるなんてことは許されないのでしょうか?

かなり面白かったです。

2006/6/2 Friday

相鉄ムービル営業継続

Filed under: - dekaino @ 7:29 このエントリをはてなブックマークに追加 檎若倶キ膓膓のはてなBookmark被リンク数

5月31日で一時閉館する予定だった相鉄ムービルだったが、経営権を譲り受けた東急レクリエーションが、ブランクなしでそのまま営業を続けることになった。
プレスリリース
ホームページも新しくなった

横浜に住んでいた頃は、まだ相鉄ビルの中にあって地下街から直接いけた時代から映画といえば相鉄ムービルだった。川の向こう側に移転した時もかなり繁盛していたのだが、シネコン全盛の時代においては苦しくなってたみたいだ。
でも立地のよさか東急がが引き取ってくれたのはめでたい。東急は東口の方にでかいシネコン建てたばっかりなのに太っ腹だ。やはり横浜はまだ西口の方が元気がいいってことなのだろう。

今の一番の関心事は東急レクリエーションの映画鑑賞券(5枚つづりで5400円)が、新生ムービルで使えるかどうかだ。

2006/5/19 Friday

グッドナイト&グッドラック

Filed under: - dekaino @ 21:10 このエントリをはてなブックマークに追加 違ゃ&違のはてなBookmark被リンク数

グッドナイト&グッドラックを観ました。
いまから50年前の赤狩りの嵐が吹き荒れていたアメリカにおいて政府を批判したCBSの名キャスター エド=マローの物語。
当時のニュース映像やコマーシャルがふんだんに使われててアメリカの老人層にすごく受けそうな感じ。全編モノクロなのも記録映像とギャップが生じないようにするためだろう。

今のアメリカと50年前のアメリカはどこか似ているところがあるのかも知れない。

2006/5/16 Tuesday

立喰師列伝

Filed under: - dekaino @ 7:39 このエントリをはてなブックマークに追加 腴医見篌のはてなBookmark被リンク数

立喰師列伝を観ました。押井守のライフワークというかもはやセルフパロディの域に入る異色作です。
本作は戦後の名だたる「立喰師」について時系列に沿って淡々と当時の世相を交えながら解説していくもので、地味さは放送大学の番組を上回ります。受身な観客は完全においていかれること間違いなし。ぐっすり眠れることでしょう。しかし、あらかじめ押井ワールドを予習し復讐し準備万端で臨めば得られるものは多い…かも知れません。このノリは文系大学の大教室で淡々と話す老教授の講義に近いものがあります。学生とのコミュニケーションを排し黒板に向きっぱなしで毎年同じ内容をダラダラと語り続けるあのノリです。

私は小田原コロナワールドで観たのですが、これがまさに大きな階段教室という感じでGOODでした。席はガラガラ、寝ている客あり、一部のマニアックな客は一般人にはわからないタイミングでクスクス笑い、しかしそんな客との対話を拒否するように映画は淡々と進んでいくのです。
しかも、小田原コロナって本業はパチンコで映画館は商売っ気抜きの客引きサービスというか利益還元というか、そもそもモギリがいなくて自由に入れるというとにかくゆるい雰囲気なため、やろうと思えば簡単にタダ見が可能だったりします(ヤフー掲示板にも指摘が!)。つまりこの階段教室の講義空間にモグリの偽学生も参加可能なわけです。このゆるい空間にこれほどマッチする映画はないでしょう。
渋谷シネクイントみたいな、文化事業を促進しつつちゃんと儲けますみたいな都会のこじゃれたハコで観たんじゃ、このトリップ感を味わうことはできません。場末の劇場で観てこそ真価が発揮される映画なのです。

P.S.私はちゃんと毎回お金払ってみてますよ。朝一の回なら1000円で見られるし、低くない確率で貸切状態という好条件の小田原コロナさんは無くなってほしくないっす。

2006/5/5 Friday

ドラえもん〜のび太の恐竜2006

Filed under: - dekaino @ 8:01 このエントリをはてなブックマークに追加 喝お腴2006のはてなBookmark被リンク数

ドラえもん〜のび太の恐竜2006を観てきました。
劇場版ドラえもん第一作のリメイクです。声優は新世代の方々。監督も芝山努から渡辺歩にバトンタッチ。渡辺歩監督は今までのドラ映画で併映されてた泣かせる中篇シリーズ(のび太とお婆ちゃんのび太誕生のび太の結婚初夜前夜)で有名です。

話の大筋は前作とだいたい同じです。むしろマンガ版の原作に近い感じ。ただしラスト部分はちょっと変えてあります。恐竜の表現は今風の解釈になってます。特にティラノサウルスは頭を下げて尻尾をまっすぐ横に突き出すジュラシックパーク系の今風スタイルであります。それから敵役の恐竜密猟ハンターはむやみにアメコミ調。でもその割にはギャグはアメリカンジョークではありません。
絵柄は各シーンでバラバラで統一がとれていません。演出なのか、製作時間が足りなくて作画監督が機能しなかった、どちらかわかりませんが、演出的な効果はほとんどなかったのでマイナスポイントでしょう。新体制の第一作なのでいろいろあったんだろうなと勝手に想像します。

ところで本作はドラ映画には珍しくのび太のパパがたくさん出てきます。パパさん和服派なので海外展開の営業上の問題でなかなか出てこれないわけですが、本作では会社から帰ってきて着替える前のネクタイ姿や、入浴中の全裸姿など、従来のファンにも違和感のない形でうまく和服を着てないシチュエーションをつくってあります。劇場版クォリティのパパさんをたくさん見られる本作は、のび太のパパファンにはたまらない作品なのです。

しかしこの話子供でもすぐ気づきそうな矛盾点がいっぱいなんだよね。
なんでしずかちゃんはミニスカのままなのか? 着せ替えカメラあるんだからもっと冒険に向いた格好すればいいのに。ミニスカでタケコプターつかったら下から丸見えだよ。わざわざミニスカはきながら駅の階段で隠す女子高生のようなことすんな。しずか… 恐ろしい子!
それから、タケコプターの電池が心配なら、5人そろってタケコプター使わずに、4人はスモールライトで小さくしてひとりだけタケコプターで移動すればいいんじゃないの? それだけで電池の持ちは5倍だぜ。
そもそも電池切れのタケコプターをタイム風呂敷で時間戻せば電池だって復活するんじゃないのか??
それから矛盾ではないけど、桃太郎印のキビ団子は万能すぎて演出的につまらないんじゃないか?

いくらでもツッコミどころはあるんだけど、とりあえずドラ映画の復活はめでたいことです。しかし来年はどうするのかなぁ? かなりキビしそう。

2006/5/4 Thursday

アイス・エイジ2

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ鴻祉ゃ2のはてなBookmark被リンク数

アイス・エイジ2を観ました。
前作から4年くらい経つのかな。前作では毛皮の質感が云々とか宣伝してましたが、もはやCG技術そのものがウリになる時代ではないので、その手の宣伝文句はありません。
映像の完成度はかなり上がってます。前作では焚き火に向かって影が伸びる謎のライティング満載でした。よほどツッコミがあったのでしょう。第2作である本作でも必然性もないのに焚き火シーンを出し、ちゃんと影が火の反対方向に伸びるシーンが入れてあります。正直いってそのシーンが一番笑えました。やっぱり製作者も気にしてたんだなぁ…

映画としての出来では、よくディズニー映画にある劇場公開作の続編がDVD販売のみってパターンの続編レベルです。あえて映画館で観るほどのこともないのかも。

2006/5/2 Tuesday

Catch a wave

Filed under: - dekaino @ 8:45 このエントリをはてなブックマークに追加 Catch a waveのはてなBookmark被リンク数

Catch a waveを観ました。サーフィン映画です。
主演は、NHK朝の連続ドラマ ファイトで主人公(元仮屋ユイカ)のボーイフレンドのカメラ小僧(岡部)の役をやっていた三浦春馬。いかにも頼りなさげなところが人気らしいです。
ヒロインは加藤ローサ。ローサちゃん本人はイタリアと日本のハーフなのに、映画ではUS Navyの兵隊父と日本人母との間の子という設定。母は出てきますが、父はまったく画面に出てきません。娘が男つれて横須賀基地に遊びに来てるのに気にならないのか?!

竹中直人が竹中節全開の演技をしていて話がだれることはありませんが、別に大きいヤマやタニがあるわけでもない高校生の夏休みの住込みバイト物語です。宣伝では話そのものより音楽でデフテクとデパペペ(あえてカタカナで書いてみる)のコラボが売りにされてしまってるくらいたあいのないストーリーらしい。これも小さき勇者たちと同じく夏休み映画なのに五月連休に公開です。大人の事情はよくわからない。今年の夏の映画はそんなに大作が目白押しなのだろうか??

加藤ローサはかなりがんばって演技してます。キスシーンとか人工呼吸とかいろいろ。でも露出はビキニの水着まで。残念。

小さき勇者たち〜GAMERA〜

Filed under: - dekaino @ 2:02 このエントリをはてなブックマークに追加 絨<GAMERAのはてなBookmark被リンク数

小さき勇者たち〜GAMERA〜を観ました。
角川の映画部門が大映を買収して設立した角川映画によるガメラ。いわば最初の角川ガメラです。監督は平成ライダーや実写セイラームーンが代表作の田崎竜太。
樋口真嗣ガメラとはだいぶ違う趣きです。11代目リハウスガールの夏帆がヒロイン。夏休みの小学生達が主人公です。ドラえもん映画ののび太の恐竜とカブるストーリー。しかしなんで夏休みじゃなくて五月連休にロードショウなのか? 何か大人の事情があるのでしょう。
三重県や名古屋などの中京圏を舞台としており、いわゆるご当地怪獣映画の文法をはずさず、きっちり名所を攻めてきます。出来たばっかりの伊勢湾横断道路のシーンはなかなか素晴らしい。しかし名古屋住民の「地上はダメだ地下街に逃げろ」は名古屋人の地下街に対する愛を感じはしますが、被災時の心得としては大間違いだろ!? 地震や怪獣が来た直後に地下に逃げ込むのはやめましょう。

しかし今回のガメラはいったい何を食べていたのかまったく不明。これじゃ万が一ガメラの卵を拾ってもどうやって育てていいかわからないです。

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

Filed under: - dekaino @ 1:41 このエントリをはてなブックマークに追加 √順茯/膃1腴:ゃ潟薛絅海里呂討Bookmark被リンク数

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女を観ました。有名なC.S.ルイスの古典ファンタジーの映画化。
ディズニー映画らしくいろんなところに制約があり、演出に苦労してるのが見て取れます。ディズニー制約の基本の、人は死なない、血は流さない、が忠実に守られているのは驚きです。だってこれ魔法世界の戦争の話ですよ。人死にや流血なしで表現するのはすごいです。魔女が滅ぶところすらうまーく誤魔化しています。ある意味において芸術的です。この手の制約事項を意識しながら鑑賞すると新たな発見がたくさんあると思います。

2006/4/30 Sunday

トムヤムクン!

Filed under: - dekaino @ 8:03 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ!のはてなBookmark被リンク数

トムヤムクン!を観ました。

マッハ!と同じプラッチャヤー=ピンゲーオ監督、トニー=ジャー主演の体当たりアクション映画です。とにかくアクションがすごい。
舞台はタイだけにとどまらず、オーストラリアまで広がりますが、スケールがでかいというのとはちょっと違う感じ。太陽にほえろの特番で香港が舞台なったときのようなお祭りサービスみたいなノリです。最後の敵がチャイニーズマフィアってとこがいかにもそれらしい。
動物を特に象を大事にするタイ人と、四本足のものは机以外何でもペロリと食べてしまう中国人との文明の衝突のようなストーリー。ボスキャラは東方不敗(Gガンじゃなくて金雇の方)ごときタマ抜きの麗人。ふざけた映画タイトル。ツッコミどころ満載です。

しかしアクションは本物。マッハ!が好きな人は必見です。

V for ヴェンデッタ

Filed under: - dekaino @ 7:45 このエントリをはてなブックマークに追加 V for 眼с潟燭里呂討Bookmark被リンク数

V for ヴェンデッタを観ました。無理に訳せば「復讐に生きるV」あたりになるでしょうか。マトリックスで有名なウォシャウスキー兄弟がプロデュースと脚本を手がけてます。

近未来の独裁体制のイギリスを舞台に、イギリス初の国王爆殺自爆テロ(未遂)の実行犯ガイ=フォークの仮面をかぶった謎の男がテロ行為を繰り返し革命をもくろむという話です。
アメコミが原作らしいのですが読んだことがないので、原作のままなのか映画化にあたり演出が入っているのかわかりません。なんていうかすごく押井守くさい世界観です。
ただ、押井世界の革命家のように複数のメンバーがよりあつまって傷を舐め合う馴れ合いはしません。Vはあくまでも単独として、そして動機もV個人の復讐であり、理想論に走った独善論ではありません。もちろん最後には失敗する負け犬革命家ではないのです。

見所はナタリー=ポートマンが政府の大物に取り入るために着るロリロリ服と、囚人となった後の坊主頭(これは予告編で印象的だった)。それからV役のヒューゴ=ウィーヴィングが最後まで顔見せしません。ロボコップピーター=ウェラーですら顔を見せたというのに、ハリウッド映画の主役が最後まで顔を出さないのは前代未聞ではないでしょうか?

2006/4/21 Friday

ファイヤーウォール(映画)

Filed under: - dekaino @ 9:55 このエントリをはてなブックマークに追加 <ゃゃ若若()のはてなBookmark被リンク数

ファイヤーウォールを観ました。

ハリソン=フォード演じるある銀行のネットワークセキュリティ担当役員が家族を誘拐した犯人の脅迫され、事件に巻き込まれていくというアクションものです。
タイトルにファイヤーウォールとありますが、ファイヤーウォールは出てきません! 最近はネットバンキングが流行ってるねみたいなフリが序盤に出てくるだけです。基本的には行内システムの内部端末を使った不正操作だけです。
リアリティを重んじたせいなのか、それとも映画とはいえ外部から負性送金ができるシーンをみせてしまうと銀行業界のイメージが下がってしまうのを恐れたせいなのか、とにかくファイヤーウォールはでてきません。

TWENTY-FOURのクロエ(CTUのしかめっ面分析担当員)役をやってるメアリー=リン=ライスカブがジャック、ジャック連呼するせいもあって、本当にtwenty-fourみたいな雰囲気です。特に、キャラ達の行動が浅はかというか考えが足りないというか「何でソコでそういうコトするかね!」の連続でどんどん状況が悪化していくところがまさにtwenty-fourです。
しかも、家族の安全のためならどんな反社会的な命令にも従うってところが納得いきません。アメリカ人的倫理観だと家族を人質にとられた銀行員が勝手に顧客の金を動かすってのはOKなんですかね? 少なくとも同情の余地がある? 金融のプロとして失格だとしか思えないんだが… テロリストの要求には従わないってのが強いアメリカなんじゃないの?

アクションは結構楽しめるけどコンピュータネットワーク系のネタは皆無。1980年代でも普通に成立するストーリーの映画です。

プロデューサーズ

Filed under: - dekaino @ 9:45 このエントリをはてなブックマークに追加 ャ若泣若困里呂討Bookmark被リンク数

プロデューサーズを観ました。
いかにもニューヨークらしい国籍・人種ごったまぜのショウビジネス業界を舞台にしたミュージカル仕立てのコメディです。
ナチスドイツのパロディで笑いをとってます。ゲイのヒトラーが出てくるとか。なんだかんだいってナチスって様式美があってパロディにして絵になります。

タイトルが単数ではなく複数形になってるのがミソです。
プロードウェイのミュージカルが好きな人ならかなり楽しめると思います。

2006/4/8 Saturday

サウンド・オブ・サンダー

Filed under: - dekaino @ 18:10 このエントリをはてなブックマークに追加 泣潟祉祉泣潟爾里呂討Bookmark被リンク数

サウンド・オブ・サンダーを観ました。
レイ=ブラッドベリの短編が原作のタイムパラドックスものです。ストーリーは古典SFなのでシンプルそのもの。
一部でCGがチャチという評価がされていますが、本作はCGよりもミニチュアセットが素晴らしいです。クラシックな特撮技術がなかなかいい感じに使われていて古い特撮ファンにはクラクラきます。そもそもブラッドベリなんて古典を原作にしたところで老いたSFファンにターゲットを絞っているようなものだから、これはこれでアリなのだと思います。ビルのミニチュアセットの窓に鏡を入れて室内の様子を合成する技(平成ガメラでも使われてました)など、見所ですぞ。

作中で「新大陸を発見したコロンブス、初めて月に行ったアームストロング、初めて火星に行ったブルベイカー、あなたは彼らに匹敵する探険家になるのです」という、中生代の恐竜狩りツアーの勧誘文句が何度も出てきます。ただし日本語字幕ではブルベイカーのくだりは完全に省略されてます。前ふたりはいいとして、ブルベイカーって誰なのよって思って調べてみました。
最初はブラッドベリの火星年代記に出てくる人物なのかなと思いましたが該当者なし。実は本作の監督であるピーター=ハイアムズ関連でした。ハイアムズの不朽のSF名作カプリコン・ワンの艦長の名前がチャールズ=ブルベイカーというのを発見。うーむ、カプリコン・ワンは封切り時に劇場で見たんだけど固有名詞までは覚えてなかったですよ。
つまり本作の歴史ではブルベイカーの火星探検は偽装じゃなくて事実だった(またはバレなかった)ということなのでしょう。奥が深いぜ!

古風なSFが好きな方におすすめ。今風のCGしか知らない人でも楽しめると思います。

2006/4/3 Monday

シリアナ

Filed under: - dekaino @ 8:34 このエントリをはてなブックマークに追加 激≪のはてなBookmark被リンク数

シリアナを観ました。
トラフィックのスタッフが、元CIA諜報員が書いたノンフィクションのCIAは何をしていた?を脚色して作った社会派映画。
演出的にはトラフィックほどケレンに走ってないオーソドックスなものですが、非常に複雑な人間模様や並行的に進行するドラマが最後にバチっと合うところが見事です。かなり難解なので二度三度見ても楽しめると思います。

霍元甲/SPIRIT

Filed under: - dekaino @ 0:46 このエントリをはてなブックマークに追加 /SPIRITのはてなBookmark被リンク数

霍元甲/SPIRITを観ました。
ちょうど100年前の20世紀初頭に上海に実在した武術家 霍元甲の一代記です。ポスターとかではジェット=リーがハゲのようにみえますが弁髪です。最初は自分の力に溺れて不要な恨みを買い妻子を暗殺されるという過酷な経験を経て、立派な人格者となっていくストーリーが感動的です。特に田んぼで風の音に耳を傾けるシーンが印象的です。

ただ100%実話ではありません。本当の坂本竜馬と司馬遼太郎の描く坂本竜馬の差くらいは美化されています。特に最後に霍元甲が毒殺されるという話は非常に有名で、中国人でも毒殺は実話と思っている人が多いのですが、これは小説家の作ったフィクションで実は霍元甲はもともと肺を患っていたというのが真相のようです。

そういえばブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳も霍元甲が出てくる話ですね。中国の近代武侠ものでは人気のある題材のようです。

2006/3/29 Wednesday

真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝・殉愛の章

Filed under: - dekaino @ 9:26 このエントリをはてなブックマークに追加 筝筝私茯潟篌紙腴のはてなBookmark被リンク数

真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝・殉愛の章を観ました。

正直タイトル長いです。というか北斗の拳2006とかでいいじゃん。
昔の東映アニメーションの北斗の拳アニメとはまったくスタッフが違います。シナリオも声も作画もすべてが違う。
お金の世界では井本満が仕掛けた映画ファンドという視点で注目されてますし、ジャンプ黄金期マニアには堀江信彦(現コミックバンチ編集長・コアミックス社長)作品ということで注目されている話題作。要は、とりあえずパチンコ業界でめちゃくちゃ儲かってる北斗ブランドを使って映画でも儲けちゃおうって企画です。

まず、旧作との一番の違いは千葉繁の不在。千葉繁がいないだけでこんなにも雰囲気が変わるのか!! 冒頭の『センキューヒャクキュージューエックスねぇぇぇん』って叫びがないとかなり寂しいです。
その他にも声優が本職でない俳優が多く採用されているのですが、さほど違和感はありませんでした。特に阿部寛はノリノリでした。かなりイケてる。そしてラオウが饒舌です。口調は朴訥としているのだが、何かとしゃべりすぎ。ラオウは「ウム」とか「ヌゥ」とかうなってればそれで存在感十分過ぎるんだよ。下手にしゃべるから小者に見えてしまう。

そしてケンシロウは救世主ではありません。旧作ではケンシロウが行くところすべて救われてみんな幸福になっていたのですが、やはりたった一人の拳法家ふぜいに世界が救えるわけがありません。悪いチンピラをたおすのがせいぜいで決して世界を救えてないのがリアルです。サウザーを倒したってボスがラオウに変わるだけなんだもん。奴隷達も救われないです。
ウッディ大尉に「うぬぼれるものではないよアムロ君。君一人の力で戦局が動いたり、マチルが生きたり死んだり、そんなあまいものではないのだよ。」とたしなめられたアムロのような立ち位置です。

観客は結構入っていたので興行としては成功の部類だと思います。純粋に映画としても結構いい出来だと思います。北斗ファンはぜひ観るべし。

THE MYTH/神話

Filed under: - dekaino @ 8:14 このエントリをはてなブックマークに追加 THE MYTH/腑荅韻里呂討Bookmark被リンク数

THE MYTH/神話を観ました。
ジャッキーチェンの新作です。最近の中国映画で流行ってる壮大な歴史物とジャッキーチェンのコメディアクションが融合したような映画です。

最近なぜかミライザーバンみたいに変な過去生の夢を見るようになったスーパー考古学者が、インディージョーンズばりに香港とかインドとか西安の名所を巡って伝説の遺跡を発掘する物語。

最後のクレジットでは恒例のNGシーンもあります。

2006/3/24 Friday

イーオン・フラックス

Filed under: - dekaino @ 19:45 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若潟祉垢里呂討Bookmark被リンク数

イーオン・フラックスを観ました。
MTVでやってたピーター・チョン監督ショートアニメが原作。アニメのまぶたでハエを捕まえるシーンが見事に再現されていた。けどいまいち意味不明(原作アニメでも意味不明だが)

ちょっとネタバレになりますが、古典SFにありがちなクローンネタです。オチもよくあるパターンなので、古典SFに詳しい方は、センス・オブ・ワンダー体験はとうてい得られないことでしょう。役者とCGの美しさにしびれる方向で楽しんでください。

劇中で印象的な形でソメイヨシノの林が出てくるのですが、世間にあるソメイヨシノはすべてDNAが同一のクローンだというのが何かの暗喩になってるんでしょうか? それとも考えすぎ??

テンポが非常によくてかなり楽しめる作品です。

2006/3/18 Saturday

劇場版 機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-

Filed under: - dekaino @ 10:45 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 罘紕Z潟 III -藜-のはてなBookmark被リンク数

劇場版 機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-を観ました。
噂どおり確かに最後が変わってました。でも予想ほど変わってなかったなという印象。ちゃんとカツが前方不注意で死ぬところも忠実に再現。エマも悲しいことに劇場版でも死んでしまうのだけど、テレビ版ではハッチさえあけて外に出なければ死なずにすんだのに! という悔やまれたのですが、ちゃんと劇場版では急いで脱出しないとマーク2の爆発に巻き込まれてしまうという状況が説明されており、ああエマの死は不可避だったのだなと納得できます。ヘンケンもきっと納得してくれるでしょう。

モビルスーツ戦はなぜか肉弾戦というか殴りあいシーンばっかり強調されて、遠距離からの射撃はほとんど出てきません。テレビ版では遠くからの撃ち合いばっかりだったのとは対照的です。

それにしてもサエグサの顔が濃かった。本作品で受けた衝撃の半分はカミーユとファの公開いちゃつきプレイ、残り半分はサエグサの顔の濃さでした。

劇場版ZZはありえないと思われます。以上。

映写事故

Filed under: - dekaino @ 10:34 このエントリをはてなブックマークに追加 篋のはてなBookmark被リンク数

PROMISE-無極を観てた時に映写事故がありました。
2006年3月11日、TOHOシネマズ海老名のプレミアスクリーンで鑑賞してたところ、ちょうど崑崙が花鎧を着て王を助けに向かうシーンでいきなり室内が明るくなり上映中断。しばらくしてから係員が出てきて再開まで10分程度かかると説明。
こんな経験初めてでした。今でもこういうことがあるんですね。配給がフイルムじゃなくなったらこういう事故もなくなってしまうんだろうか?
でもトイレを我慢してた人はラッキーだったかも。

15分くらいたってから無事に上映再開。最後まで映画を楽しむことができました。
劇場の出口で係員が頭を下げながら無料招待券をひとりひとりに配っていました。このチケットもレアアイテムか!?

無料招待券

PROMISE-無極

Filed under: - dekaino @ 10:10 このエントリをはてなブックマークに追加 PROMISE-≧サのはてなBookmark被リンク数

PROMISE-無極を観ました。
有名な陳凱歌監督の大作。中国の神仙思想を元にしたファンタジーです。ファンタジーなので時代考証とかそういう無粋なことは考える必要なし。
絶世の美女の傾城を巡って、伝説の花鎧に身を包む常勝の光明将軍と腹具名北方侯爵の無歓が争う話。光明の奴隷の崑崙と無歓の手下の薄気味悪い黒衣の者(鬼狼)もその争いに絡んでいきます。というか傾城と崑崙が中心です。

かなりわかりやすく描写された作品で子供向けといってもいいくらい。マンガ的な表現が多いです。実写版北斗の拳を作るならこういうノリがいいんだろうな。キャラの名前も的確に役割を言い表しています。
また、花鎧や黒衣という衣装が重要なアイテムで、ある意味で仮面の機能を果たしています。黒衣の者はまさに中華版ダースベイダーというところ。キャラが立っています。

崑崙の故郷の雪人族はアイヌみたいな服をきてます。アイヌはサハリン(樺太)にもいたし、シベリアにも熊送りの風習を持つ近縁の部族がいたらしいから、不思議ではないのかな? と無粋な考証をやっちやったりして…

大変面白かったです。

2006/3/11 Saturday

ナイト・オブ・ザ・スカイ

Filed under: - dekaino @ 7:35 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ祉祉吟祉鴻い里呂討Bookmark被リンク数

ナイト・オブ・ザ・スカイを観ました。
陳腐な言い回しですが、まさにフランス版トップガン。ミラージュがところせましと飛び回ります。フランス映画なので当然恋愛模様も織り込まれます。
といってもロマンス映画というよりはやはり空中戦を楽しむ飛行機映画でしょう。
やっぱフランス人ってアメリカ女が英語で話しかけてもちゃんと理解した上でフランス語で返事するんだよね。さすがだー

オリバーツイスト

Filed under: - dekaino @ 7:03 このエントリをはてなブックマークに追加 若ゃ鴻のはてなBookmark被リンク数

オリバーツイストを観ました。
19世紀のロンドンでスリ一味にまで身を堕とした孤児がハッピーエンドを迎えるまでの物語。ディケンズの有名な小説の何回目かの映画化です。

19世紀のイギリスで孤児がなる職は、煙突掃除とか葬儀屋の手伝いなんですね。煙突掃除の親方が顔が真っ黒なのに帽子を取ると帽子の下の部分だけ白く残ってるのが笑えた。煙突掃除といえば黒い兄弟(これはイタリアが舞台のドイツ文学ですけど)を思い出します。

時代考証と撮影セットにはすごくお金をかけてあってとてもリアルにできています。ロンドンの霧も素晴らしいできばえ。それからロンドンのすり一味が話す言葉が訛ってます。いわゆる下町訛りってやつですか? 頭目の名前のフェイギン(Fagin)もファイギンって発音してますね。貴族階級はちゃんとフェイギンと呼ぶ。まぁ歴史的に言えば、庶民のファイギンって方が由緒正しい発音で、フェイギンって発音は貴族階層(ノルマン系)のおフランス訛りってことなんでしょうけど

しかしこの時代、孤児が幸福になるにはお金持ちに見初められて養子になるしか手はなかったんでしょうかね。現代的な目で見るといかにも他力本願でタナボタ的展開です。そういやキャンディキャンディも金持ちの養子になるor嫁に行くだけが孤児が幸せになる道だったなぁ…

変な脚色はなく原作に忠実かつ時代考証をしっかり行った佳作です。

2006/2/18 Saturday

劇場版 最終兵器彼女

Filed under: - dekaino @ 18:47 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 腟球綵弱コのはてなBookmark被リンク数

劇場版 最終兵器彼女を観ました。
これは怪獣映画ですね。小樽を中心とした北海道ロケで、有名な建造物をガンガンぶっ壊すという、ご当地系怪獣映画の文脈そのままの特撮です。
特撮レベルも高く、中盤までは非常に楽しく観ることができました。メインキャストの前田亜季貫地谷しほり(カンジヤシオリ)もかわいいです。

ただ終盤以降は話がどんどんつまらなくなります。まぁこれは映画スタッフが悪いんじゃなくて原作がつまらないんでしょうがないです。原作は小学館の青年誌にありがちのダラダラ連載系(Monsterとか奈緒子とか)のひとつで、ひきのばしてひきのばして、もう読者がマゾみたいにじらされて、最終回でやっと解放されて感動してしまう話なので、一気に読んでしまうと面白くとも何ともない話となってしまうのです。2時間で決着がついてしまう映画には向かないのは確かです。
話のレベルを落としてまでだらだら連載するのは、サラリーマンたる編集者にとって一番都合がいいからなんですよね。小学館の編集はサラリーマン気質が強すぎてよくない。

ラストは少しアレンジが入ってて少し努力したようですが、どうせならもっと大胆にアレンジした方がよかったかも。

2006/2/12 Sunday

21世紀のバルタン星人

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 21筝膣帥恰篋困里呂討Bookmark被リンク数

ウルトラマンマックスにバルタン星人が出ました。
ウルトラシリーズで何回も出てきたバルタン星人。今回は7回目か8回目になるはず。毎回少しずつアレンジが加えられてきたバルタン星人ですが、マックス版バルタンは大変なことになっています。

いきなりツトム少年の前に現れたバルタン星人。少年の肩に乗るくらいのとても小さいサイズです。
穏健派バルタン星人
バルタンが言うことにゃ、「俺は穏健派バルタン。地球はねらわれている!」

そしてバルタンは地球人に変身する能力も備えていた!!
ばるるん☆
能力を使うときは両ハサミを上に向けて「ばるるん☆」と唱えます。

なんということでしょう! あのバルタン星人が夢のようなかわいらしい少女に!
美少女に変身
ツトム少年も大興奮! 「き、きみ 女の子だったの!?」
バルタン「いやだったら 男の子に変身しなおそうか?」
ツトム「い、いや そのままで結構でございます」
おそらくバルタン星人はツトムの脳内の妄想を形にしたんだと思われます。
ツトムくん、純情そうな顔をしてなかなか妄想レベルが高いらしい。

バルタン美少女(?)の名前はタイニー。演じるのは半田杏(はんだあんず)14歳。
タイニー「さぁ行こうか」
ばるるん☆
いきなり空から竹ぼうきを取り出し、魔女風にまたがって「ばるるん☆」
もちろん両ハサミを上に向けてます。

ほうきで空を飛ぶタイニーとツトム。
空を飛ぶバルタン星人
これもツトム少年の脳内妄想でしょうか。なかなかやるな! ツトム。

なんかノリが石森原作の東映魔法少女シリーズみたいになってます。
しかし21世紀になってバルタン星人も美少女変身能力を身につけるに至ったか。日本の21世紀はどうなってしまうのだろうか…

前編後編の2話連続ものなので、興味がある人は来週土曜の朝放送予定の後編でばるるん☆

2006/2/11 Saturday

千里走単騎

Filed under: - dekaino @ 18:40 このエントリをはてなブックマークに追加 莎医薑、里呂討Bookmark被リンク数

張芸謀監督の単騎、戦利を走る。を観ました。句点「。」が含まれる邦題って結構珍しいかも?

男鹿の漁師が息子のために中国に民族舞踊を撮影しに行く話。要約するとただそれだけですが、非常に心に残る映画です。

中国の山岳や少数民族の集落が美しいです。出演する中国の人達が役者じゃなくて素人が実名で出てるのがいい味だしてます。

しかし高倉健はどこにいても高倉健だなぁ

フライトプラン

Filed under: - dekaino @ 17:56 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ海里呂討Bookmark被リンク数

フライトプランを観ました。
客席は満席に近く、かなり客の入りはいいようです。なんといっても本作は予告編の出来が素晴らしい。あの予告編だとついつい観たくなっちゃうよね。
でも、本編を観ても予告編を観た時のモヤモヤが解消されるとは限りません。とゆーか、モヤモヤはむしろ増えるでしょう。ネタバレせずに説明するのは難しいのですが、「ああそうだったんだ! というスッキリした決着はつきません。まぁ現実世界の事件でも犯人の動機がすっきり解明されることは稀なわけで、そういう意味ではリアルです。いくつもの謎が放置されたまま終幕となります。

犯人はいったい何が目的だったのか? いったいどうやって逃げるつもりだったのか? 金の流れなんて簡単に追跡できるだろうし…
どう考えてもアラがありすぎのずさんな犯行計画。どうにも納得いきません。

この事件で一番得したのは誰か? この視点で考えると事件の黒幕は航空機メーカなのかもしれません。とりあえず1機分は修理なり新規発注がありそう。それに、航空機メーカの開発主任だった主人公のカイル(ジョディー=フォスター)を消せば、ライバル会社にノウハウを流出させる心配もなくなるし、いいことづくめだ。

ドイツの空港シーンが結構スケール大きい映像ですが、機内のシーンは別に普通の飛行機映画と変わらない感じです。

2006/2/9 Thursday

プライドと偏見

Filed under: - dekaino @ 21:11 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ頳のはてなBookmark被リンク数

プライドと偏見を観ました。
18世紀のイギリスの農村を舞台にした、父母と女ばかりの4人姉妹って家庭の物語。ブリジット・ジョーンズの日記の元ネタらしい。
娘達はいい男を捕まえて結婚するコトに命かけてます。地上波の恋愛ドラマみたいな感じ。柴門ふみのマンガにありそうなストーリーです。

主人公は、男なんかに興味ないみたいな顔をしつつ、なぜかベタ惚れ。そしてハッピーエンド。ツンデレ系がお好きな方はカナリ楽しめるでしょう。

2006/1/31 Tuesday

THE有頂天ホテル

Filed under: - dekaino @ 0:21 このエントリをはてなブックマークに追加 THE紊のはてなBookmark被リンク数

THE有頂天ホテルを観ました。英語表記だと THE WOW CHOTEN HOTELです。
いかにも三谷幸喜風味な作品。巧い役者を集めて舞台のような筋書き。長まわしカットの連続。戦前の映画を見てるようなレトロさです。
出演者はみんなうまいんだけど、篠原涼子はお水系や風俗系の役をさせると特にうまいです。

しかし、大晦日の話なのに年末年始をはずして1月下旬から公開ってどういう事情があったのだろうか? やはりムシキングが好調すぎて東宝の冬休み枠があかなかったのだろうか? 季節外れにはなってしまったけど、フジテレビの宣伝がいいのか結構客入っているようです。

ストーリーそのものは落語みたいなコメディ仕立てのたわいもない話。爆笑ってほどじゃないけどクスグリの連続みたいな感じです。

2006/1/27 Friday

深田恭子の天使

Filed under: - dekaino @ 22:46 このエントリをはてなブックマークに追加 羞援井絖紊篏燭里呂討Bookmark被リンク数

深田恭子の天使を観ました。桜沢エリカのマンガが原作らしいが読んだことはありません。

キャスティング的にはメジャーからマイナーまで幅広くアイドル系女優を集めた典型的なアイドル映画です。
深田恭子演ずる天使は、ジンライム飲んでふわふわ飛んでるだけです。セリフは一言もありません。なぜか天使が見える人と見えない人がいます。どうやら見える人の方が少数派みたいです。天使はふわふわ飛ぶだけで特に何もしないのですが、いつのまにか天使が見える人たちは少しだけ幸せになるみたいです。
これって原作も同じようなテイストなんでしょうか?
ブラッドベリばっかり読んでる文学少女とかマニアック過ぎです。
永作博美はなんか演技が桃井かおりっぽくなってます。
次のじゅわいよ・くちゅーるマキのCMは永作で決まりか!?

B級アイドルをたくさん見たい人におすすめ

2006/1/10 Tuesday

TOHO1ヶ月フリーパスポート終了

Filed under: - dekaino @ 1:36 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO1倶若鴻若腟篋のはてなBookmark被リンク数

TOHO1ヶ月フリーパスポートをゲットしてから、はや一ヶ月。1月9日で見放題期間が終了しました。結局観た作品は14本。2日に1本のペースをやや下回りました。

さすがにTOHOで公開してる分だけではそうそう数を稼げません。過去1ヶ月間に公開されてた作品はほとんど観たけどそれてせも14本止まりでした。観てないのはただ1本「ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち」だけ。

とりあえず映画三昧で楽しい年末年始を送ることができました。
これからまたポイントを貯めたとしても次に1ヶ月フリーパスポートをゲットできるのは2007年かなぁ…?

輪廻

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第14弾
これがフリーパスポートシリーズの最後! 清水崇の輪廻を観ました。
ギャガプロとか円谷プロでチープなB級ホラーを撮ってた清水崇がいつのまにか大物扱いになってますね。北米市場で結果を出してるんだからすごいのは確か。儲けという面では宮崎駿より優秀ってことだもんな。

ということで今風のホラー映画の本作。主演は優香。この立ち位置が微妙なアイドルに主演させるところが昔のB級ホラーっぽくてよい。てゆーか優香を使ったのは絶対監督の趣味だろ。優香もホリプロの一押しだった頃ならこの仕事うけなかったろうなぁ…

映像的には非常にテンポが良くてハリウッド的。内容が濃い割に尺が100分未満という最近ではハリウッド映画でも珍しいくらい短いです。商業的見地からみて素晴らしい出来といえるでしょう。場末の映画館主も大喜びだ。

怖さという点では昔の本格的ホラーとは異種のものです。人間が一番怖いものって、なぜそうなるか理由が全然見えないものなんですね。だから本格的ホラーはミステリー仕立てっぽくなってて、脅威の原因や理由が観客にはっきりはわからないように、じわじわと攻めていくわけです。
だから、原因とか理由がわかっちゃうと恐怖って薄れるんですよね。理屈がわかれば対処策もたてられるわけでだいぶ楽になります。たとえ脅威の原因が人間の力をはるかに超えていて対処不能であったとしても、何でこんなことになってるかまったくわからない混乱状態から比べると、理屈がわかるだけで怖さは薄れるものです。残るのは生理的な嫌悪感とか驚きだけ。
余談ですが、わけのわからない怪異現象について適当に理屈をつけて説明することを陰陽道で「式を打つ」といいますね。とにかく説明がつけてしまうとたとえその怪異現象そのものになんら変化がなくても、怖くなくなってしまうものです。

本作は、怪異現象の理由が最初っからはっきり観客に示されており、加えてスプラッターばりばりでもなく、不可解な恐怖や生理的嫌悪感というより、お化け屋敷的にタイミングで脅かすだけの映画です。つまりさほど怖くはない。要は安心して怖がれるホラーってことかな。本気で怖いホラーって今はもう需要がないのかも? さほど怖くないから気軽に観にいけるみたいなところがあるんでしょうかね。

結末もマニアック。清水崇は拘束服を優香に着せたかったんだろうなぁ…
最終的にはオチがついていないように思える決着ですが、この事件で誰が得したかを考えると、今回の事件すべて教授の妻が裏で糸を引いてたんじゃないか? って推測もできないことはありません。教授の研究資料は全部残ってたみたいだし… そこに気づければ人間の業の深さとか怖さを感じることができるかもしれません。

2006/1/9 Monday

銀色の髪のアギト

Filed under: - dekaino @ 23:50 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊蕭≪のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第13弾
銀色の髪のアギトを観ました。GONZO初の劇場作品です。サンライズにおける劇場版ガンダムというよりは、ガイナックスにおけるオネアミスの翼をねらった企画のように思えます。

映像は非常に力が入ってて見ごたえがあります。しかしストーリーはかなり説明不足。設定はテレビシリーズ4クールに耐えられるぐらいの量が十二分に練られているのだが、それを一気に劇場版に詰め込んだためだいぶもったいないことをしています。ガンダムでたとえればF91のような消化不良さを感じさせます。せっかくの飯田馬之介原作なのですがもったいないことです。馬之介は本当にチャンスに恵まれないですね。なんだかんだいって一番売れたのが08MS小隊の後半っていうじゃ悲しい。

最後のオチはすっきり終わらず、スチームボーイっぽい後味です。まぁ本作の続編は100%ないでしょうけど。SF考証的には説明がかなり足りないので評価しようがないです。なんでわざわざ火山を移動しなくてはいけないのか? 地球規模のシステムなら数十キロ移動したからって誤差だろとか、つっこもうと思えばいくらでもつっこめるのですが、まぁそこは言わぬが花。

ヒロイン役の宮崎あおいはソツなく無難にこなしてます。

2006/1/8 Sunday

ディック&ジェーン 復讐は最高!

Filed under: - dekaino @ 10:03 このエントリをはてなブックマークに追加 c&吾с若 緇莅蕭!のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第12弾
ディック&ジェーン 復讐は最高!を観ました。ジムキャリー主演のコメディです。
一応、本作はリメイク作で元ネタがあります。1977年製作で、原題は本策と同じFUN WITH DICK & JANEですが、公開時の邦題はちょっと違ってておかしな泥棒ディック&ジェーンとなってます。内容もシノプシスはおおむね同じですが、プロットがだいぶ変わってまして、今風の設定になってます。
ぶっちゃけ言って、エンロンの倒産および不正経理に関わる事件のパロディになってます。最後の落ちもエンロン絡み。アメリカの階級社会のトップから最下層まで落ちていく様がかなり興味深いです。やっぱり最下層は不法入国したメキシコ人なのか…とか、南部に住む子供はどっからかスペイン語を覚えてきちゃうとか、アメリカの世情が垣間見えます。

アメリカでは常識だけど日本じゃあまり知られてないような事柄に詳しいとより楽しめるでしょう。ラルフ・ネーダー(そっくりさん?)とか出てくるんだけど日本じゃ知名度いまいちで面白さがピンとこないかも?

2006/1/6 Friday

コロニー落とし

Filed under: - dekaino @ 12:49 このエントリをはてなブックマークに追加 潟取純のはてなBookmark被リンク数

朝日新聞朝刊で連載されている4コマ漫画ののちゃん(旧となりの山田クン)、なんと今日(2006年1月6日)の作品でコロニー落としのシーンが出てくる。ガンダム文化もいしいひさいちが引用するまできたか。
ののちゃんの母はPTSDになって「空が落ちてくる〜」とか叫ぶようになってしまうのだろうか?

2006/1/5 Thursday

日曜 朝7時

Filed under: - dekaino @ 22:00 このエントリをはてなブックマークに追加 ユ 7のはてなBookmark被リンク数

今年の日曜朝7時はかなりアツいです。
1月8日からテレビ東京系で魔弾戦記リュウケンドーが始まります。
つまり日曜の07:00〜07:30の枠は

日テレ: 所さんの目がテン! (教養)
TBS: 交響詩篇エウレカセブン (アニメ)
テレ朝: まじめにふまじめかいけつゾロリ (アニメ)
テレ東: 魔弾戦記リュウケンドー (特撮)

と、かなり激戦の時間枠となります。
テレ東もなんでわざわざこの時間帯にぶつけてくるのか? 戦隊ヒーローよりはまだゾロリの方が視聴者を奪えると思っているんだろうか?
どっちにしろエウレカセブンの視聴率がますます低下するのは間違いないですな

ムシキング/セイザーX

Filed under: - dekaino @ 19:45 このエントリをはてなブックマークに追加 激潟/祉ゃ吟XのはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第11弾
ムシキングとセイザーXの2本立てを観ました。

まずはムシキングの方から。正式名称は「劇場版甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道」です。テレビ版をまったく観たことがないので、ムシキング世界のことがよくわからないまま、予備知識まったくなしで観ました。
まずわかったことが、主人公のケントがダメな子だということ。家の手伝い逃げ出してゲームセンターで父親に捕獲されるなんてロクでもないガキだ。その父親は蕎麦屋のオヤジなのだが、やっぱりダメダメ。店で客をほったらかしてテレビに夢中になるし、あまつさえハネダシティ(セガ本社?)に駆けつけるし、この親にしてこの子ありというダメ家族。ダメ度でいえばバカボン&バカボンのパパに匹敵します。母親は一応バカボンのママくらいには良識的みたいだが、ケントの弟はハジメちゃんみたいに秀才ではなく兄によく似て馬鹿っぽいところが救いがない感じ。この家族マジでヤバイ
夢野アイそれからヒロインキャラが今風のデザインでアホ毛がついてるのはいいのだけれど、これはちょっとやりすぎ。これじゃシャアザクの中隊長マークだろ。色も赤っぽいし実は三倍速いのか! (何が?)

大きいお友達向けサービスとして、福田沙紀というアイドルがエンディングの主題歌を歌ってゲストキャラの声優もやっているのですが、そのゲストキャラがライバル役の少年(♂)でした。ふつーこういう場合は女性キャラをやらせるんじゃないの?? かなり謎な配役でした。

次にセイザーXについて、正式名称は「劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え! 星の戦士たち」です。東宝の特撮テレビ番組超星神シリーズの、グランセイザー、ジャスティライザー、セイザーX、三作品すべてが登場する夢の劇場版です。
しかしヒーローだけでもグランセイザーが12人、ジャスティライザーとセイザーXは3人ずつ、合計で18人も集合してしまうわけで、普通に作ったんでは収拾がつきません。そこで人間ドラマ部分はかなり省略されております。

まずグランセイザーからはヒーローの変身前の人たちがひとりも出てきません! これはかなり大胆です。グランセイザーから出てくるのはハゲの考古学博士とラスボスのボスキートだけです。
そしてジャスティライザーからは一応ヒーロー3人がすべて出てきます。だけどロン毛だった真也さんが角刈りになってて一瞬誰だかわかりませんでした。重要な役回りで澪さんも出てくるのですが、いつも澪さんのお供している麗香さんが出てきません。天堂家を守護するお役目はどうした!?
最後のセイザーXは、さすがに現在放送しているだけあってすべてのキャラが出てきます。敵も基本的にはセイザーXの敵の宇宙海賊です。というか、脇役達がテレビシリーズ以上に大活躍です。だいたいアインとツヴァインなんてテレビでは風呂に入って笑いをとる以外に何の役にも立ってないのに、劇場版では疾風怒濤の大活躍! 本当は戦闘力高かったんだねぃ。ゴルドも何気なく活躍します。

変身後のヒーローと巨大メカについてはすべて登場しますが、なにしろ数が多すぎて大味な感じです。特にグランセイザー12人は変身前の描写がまったくなく、いきなり変身後の姿で12人まとめて登場するので、なんとなくザコっぽい印象があります。
それからみんな忘れてると思うけど、グランセイザーの4つの超星神、ガルーダ、ドルクルス、ガンシーサー、リヴァイアサンは、それぞれ1人ずつしかダイブインできないんだよ。つまり12人のうち4人しかダイブインしないので、8人が取り残されるはずなんだよ。なのにチャッカリ12人ともダイブインしやがった。俺はそういう細かいミスを見逃さないよ!

巨大メカは他にも、ジャスティライザーに出てきた国防軍のユウヒや、東宝メカの至宝! 海底軍艦の轟天号も出てきます。おそらくゴジラ FINAL WARS版ではなくてオリジナル版。超星神視リーズと轟天号は全然関係ないはずだが、特技監督が北村龍平だから悪ノリして出したのでしょう。
轟天号
いろいろ細かいところは気になるけど、非常に楽しめる作品でした。東宝特撮ファンなら必見でしょう。
最後に重要な報告をひとつ、エンディングに「セイザーXジャンプだ!」体操はありません。大変残念です。

2006/1/1 Sunday

東京ゾンビ

Filed under: - dekaino @ 20:20 このエントリをはてなブックマークに追加 延根障潟のはてなBookmark被リンク数

東京ゾンビを観ました。花くまゆうさく原作の問題作です!
もちろんこんな単館上映系どまんなかのカルト映画をTOHOシネマズでやってるわけがないので、今回もフリーパスポートは使えません。橋本MOVIXで1000円で観ました(月の最初の日は毎月1000円)。1000円とはいえ金払って映画を観るのは半月ぶりだ。
原作のアフロ原作のハゲ
原作のアフロとハゲが映画ではこんな感じに
浅野忠信のアフロ哀川翔のハゲ
浅野忠信のアフロはかなり原作に近い雰囲気なのだが、哀川翔のハゲはちょっと眼力が強すぎ。原作のハゲはもっと何も将来考えてないような、1分後にいきなり死んでも不思議じゃないような、気弱さとつまんないことですぐ怒る小市民さが漂うキャラなのだ。哀川翔だから根性キャラになってしまうのはしょうがないよなぁ。哀川翔のハゲもまぁ悪くはないです。

映画は第一部と第二部に分かれてて、第一部は比較的原作に忠実なストーリー、そして第二部は第一部の5年後のゾンビバトル編で原作とはかなり違う世界観。第一部と第二部はレイズナーの前半と後半ぐらい全然違うのだ。なんたって第二部ではアフロに妻子がいて妻は稼ぎが悪いと不平をいい、娘は心に傷を負っていて小学生ぐらいの年になっても言葉がまだ出ないという、花くまゆうさくワールドではありえないシビアな設定だ。
第一部と第二部の間のアニメパートもなかなか面白いっす。

既存のゾンビ映画に対するリスペクトが強く感じられ単なるゾンビ映画のパロディにはなってないです。もちろん完全なコメディでホラー的要素は皆無なんですけど、やっぱりゾンビはこうじゃなくっちゃってツボを押さえています。

P.S.花くまゆうさくワールドでアフロとハゲに次いで3番目によく出てくるキャラのグラサン警官は本作では出てこない。すこし残念。

2005/12/31 Saturday

チキンリトル

Filed under: - dekaino @ 21:43 このエントリをはてなブックマークに追加 潟のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第10弾
チキンリトルを観ました。
PIXAR制作ではない、ディズニーが自分で作った初のフル3DCGアニメです。確かにPIXARとはかなり味わいが違う作画です。かなり2Dっぽいです。そもそもキャラに骨格や関節がありません。ふにゃふにゃ2Dアニメのように動く感じ。もちろん伸び縮みしまくりです。特にブタのキャラはどっからみても骨格が見えない完璧な2Dモデルなんですが、なんとなく3D風に見えてすごい。
また各キャラの顔も特定の角度から見た顔に固定されています。まさに2Dアニメの基本です。とくにみにくいアヒルキャラの顔はちょっとでも別の角度になったらとんでもない顔になっちゃいそうです。手描きアニメの原画のようにすべてのカットについて手作業で顔のパーツを並べているんでしょう。3DCGになっても動画を描くのが自動化されるくらいでたいして省力化になってない感じです。
それからお父さんが学校の先生から説教食らうシーンではシルエットながら100%手描きアニメでした。ディズニーの伝統芸が細々と継承されているようです。

ストーリーの方はアメリカらしいマッチョな育児思想を基にした話で、日本人の親はちょっと賛同できないところがあると思う。やっぱ分相応が一番だよなぁ。無茶な高望みを肯定するのは2chでいうDQNなガキを増やすだけではないだろうか? それから有名映画のパロディネタがかなり多いです。ここは子供と一緒に観にきた親へのサービスなのかな。スタートレックねたも当然あります。艦長が黄色いジャケット(パジャマ仕様)だったのでTOSですね。

そこそこ楽しめる作品だと思います。三つ目のミッキー時計とか誰か作らないかな?

ロード・オブ・ウォー

Filed under: - dekaino @ 21:20 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉祉爾里呂討Bookmark被リンク数

ロード・オブ・ウォーを観ました。
この作品は関東のTOHOシネマズで上映されていないのでフリーパスポートは使わず、コロナワールド小田原で観ました。でも貯めたポイントで見たのでタダです。映画をお金払って観たのが遠い昔のように思えてきた…

実話を基にした武器商人の話です。あまり英語のボキャブラリが多くないリベリアの大統領が武器商人をwarlordと呼ぶつもりでlord of warと呼んだのがタイトルになってます。主人公は特に大物というわけでもなく、旧ソ連崩壊後の旧ソ連軍からの武器の横流しに強い武器商人のひとりに過ぎないって感じです。雰囲気としては阿佐田哲也とか雀鬼の戦後のどさくさの回顧録みたいな感じで、あの頃はでかいコトやってたんだぜぇみたいなノリです。

しょせん娯楽作で知られざる真実を暴くとかそういうことはありません。でも今まで武器商人について考えたことがないような人間なら本作を観ることにより啓蒙させられるところがあると思います。

2005/12/28 Wednesday

男たちの大和/YAMATO

Filed under: - dekaino @ 12:57 このエントリをはてなブックマークに追加 激<紊у/YAMATOのはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第9弾
男たちの大和/YAMATOを観ました。
北の零年に続く東映とテレビ朝日の大作です。
ほとんどドキュメンタリーといっていいくらいの時代考証をしたドラマです。金もかかってます。生き残った大和に乗っていた水兵や下士官の視点で、特に反戦とか戦前礼賛みたいな思想なしで淡々と描写されています。記録映画としてもいい出来だと思います。さすが大和だけあって乗員の士気が高く(ほとんどが志願兵だし)、誇りを持って乗り組んでいたんだなぁと感じさせます。
映画にはほとんど男しか出てきませんが、唯一出てくる若い女性キャラ民子を演ずる蒼井優がいい演技してます。

テレ朝が噛んでる関係でテレビ媒体による宣伝がテレ朝系に限られていまいちアピール不足だとは思いますが、ローレライ観るくらいなら男たちの大和を観とくべきだと思うよ、マジで。

ただエッチなシーンとか残虐シーンが出てくるので小学生連れて観るのは正直賛成できません。アメリカで上映するならR15指定かかるの間違いなし。

2005/12/26 Monday

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第8弾
ハリー・ポッターと炎のゴブレットを観ました。
人気シリーズの第4作目ですが、今回はいまいちでした。起承転結がないというのは長期シリーズだからしょうがないとしても、感情移入できない各キャラの動きが気になります。
たしかに14才ならこうするだろうなと頭では理解できるのですが、画面を見てるとホグワーツに入学したての素直でいい子だった頃のMr.ポッターのイメージが強くて14才が感じられません。
14才といえば日本では中学生。男子の一生の中で中学生時代は一番頭が悪くなる時期です。自己顕示欲が強く、あいつは俺より上だ、コイツは下だと、仲間うちでサル山ヒエラルキーを必死に構築しようとします。その上女性にも興味が出始めて…、と難しい年頃のはずなのにそこらへんが全然説明不足です。
だいたい14才の女子がタメ年の男子を相手にするわけがありません。そこからして話が壊れてます。
14才男子ってのはね、もっとね、ゼータガンダムのカツとかTNGのウェスリーとかエヴァのシンジみたいに殺伐としていないといけないんだよ。

原作のアクションシーンだけ派手にCG使って、地味な部分をごっそり落としてしまったために説明不足になってしまったのでしょうか?

ブラックジャック ふたりの黒い医者

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第7弾
ブラックジャック ふたりの黒い医者を観ました。
今回のブラックジャックは守銭奴的な性格が薄れ、なんかあると破格な安値や無料で手術してやります。はっきりいってゆるいです。
それ以上にゆるいのがゲストキャラのロックとみどりカップルの声です。ロックが石垣佑磨でみどりが平山あや。つまり大人の事情によるホリプロタレントが起用されました。ロック役の石垣佑磨がとにかくド下手。ロックは手塚スターシステムの中でとびきりの美形キャラのはずなのにあの声はなかろう。どれくらい下手かというと、平山あやが巧いと錯覚してしまうくらい下手です。平山あやが演ずるみどりは炭疽菌に感染した病人でうーうーはーはー言うのがほとんどで、少ない会話もロックが相手のシーンが多いため、ロックが石垣佑磨だと平山あやはダンドーの頃から比べてすごい進歩したなぁと勘違いしてしまいます。しかし、冷静になってモノローグのシーンを見ればやっぱり下手だとわかります。
つまり引き立て役として石垣佑磨は最良の人材であるということです。

2005/12/25 Sunday

キングコング

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第6弾
ピータージャクソン監督のキングコングを観ました。
オリジナルに対する強い愛を感じます。現在の軟弱な表現規制などクソ食らえです。
なんたって土人ですよ! 骸骨島(SKULL ISLAND)にはジャングル黒ベエを八頭身にしたような土人がわらわらと出てきて撮影隊一行を襲います。あれを放送できるならジャングル黒ベエが放送できない理由がわかりません。土人の子供、老人、若い戦士勢ぞろい。土人が槍で襲い掛かり、撮影隊に銃で撃たれ逃げ惑う。21世紀には希少な土人映画です。

それに骸骨島の動物はみんな人肉が大好き。他の獲物を食べている時でも人間を見つけたら獲物を放り出して人間を襲います。ボリューム的には人間の肉なんてたいした量ではないのにあの執拗な追いかけよう。おそらくやつらにとって人肉はめちゃくちゃ美味しい最高の珍味なんでしょう。

キングコングは人間の三歳児のメンタリティそのままの行動をします。恐怖です。

興行的には失敗に終わりそうですが、かなりマニアックで楽しめる映画です。

2005/12/21 Wednesday

MEMOIRS OF A GEISHA

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第5弾
MEMOIRS OF A GEISHAを観てきました。ある芸者のメモワール(回想録)ってところですが、なぜか邦題はSAYURIです。
舞台は日本、太平洋戦争をはさんで戦前戦中戦後を生きたさゆりという芸者の物語です。プロデュースはスピルバーグ。ほんとスピルバーグって第二次大戦モノと日本モノが好きですな。

ほとんどの会話は英語です。ただしすべて日本語で話してる設定なので、時折り日本語が混じる演出がされてます。たとえば「ミテミテ」とか「ハヤク」とか「ゴメン」とかカタコト日本語が英語のセリフに挿入されます。いわばHiHi Puffy AMIYUMI風。
工藤夕貴が演ずるPumpkinという芸者の源氏名が字幕で「おカボ」ってなってました。なんだそりゃ? さすが戸田奈津子大先生だ。京都にカボチャなんて単語はないだろ。せめて南瓜(ナンキン)とかにしてくんな。

ほとんどのシーンがアメリカ本土で作ったセットらしいので、そこはお金かかってるなぁとおもいます。つくづくアメリカ人の日本観ってフジヤマ・ゲイシャ・スシ・スモウなんだなぁとわかる作品です。

P.S.舞の海が力士役で出てます。つーか引退後なのに芝居とはいえマゲ結って土俵に乗って相撲とっていいんですかね?

2005/12/18 Sunday

Mr.&Mrs.スミス

土曜日は小田原ダイナシティに行ってフリーパスポートを駆使して映画のハシゴ&温泉(コロナの湯)入ってきました。かなり充実した休日でした。

ってことで1ヶ月フリーパスポートシリーズ第4弾
Mr.&Mrs.スミスを観ました。
すごい昔のヒッチコックの有名な作品「スミス夫妻」と同名の映画ですが、まったく関係のない別作品です。
いかにもハリウッド的なアクション&コメディの娯楽作です。がんがん撃ちまくってがんがん壊しまくります。

何も考えずに楽しむのがいい映画です。それにしてもアンジェリナは巨乳だ。

2005/12/17 Saturday

クィーンコング 地上波で放送!

Filed under: - dekaino @ 13:23 このエントリをはてなブックマークに追加 c若潟潟潟 遺羈≪ф冗!のはてなBookmark被リンク数

伝説のお蔵入り映画クィーンコングが地上波で放送されます。
テレビ東京にて10/17 27:20〜
これもキングコング新作封切り効果なのか?

吹替えがとにかくすごいぞ。広川節がたまらない。必見である。

ALWAYS 三丁目の夕日

Filed under: - dekaino @ 10:09 このエントリをはてなブックマークに追加 ALWAYS 筝筝紊イ里呂討Bookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第3弾
ALWAYS 三丁目の夕日を観ました。
言うまでもなく、有名な西岸良平のマンガの映画化です。ただし、いろんなところで原作と違うところがあります。一番大きいのが六さんが女性になってる事! 堀北真希はかわいいけど、ちょっとリアリティに欠け過ぎると思う。原作では六さんの妹のサクラも上京して集団就職しているのだから、サクラ役として出せばいいのにとも思いました。
昭和三十年代の描写はCGを駆使して素晴らしい出来になってます。資料映像としても価値があるんではないかと思う。東京タワーがだんだん完成していく描写が凝っています。

ストーリーは原作の話をベースに大幅に脚色されてます。話の筋は同じなのですが視点が違います。原作ではだいたい一平君(鈴木オートの息子)と同じ視点で話が進むことが多いのですが、映画では大人の視点となってます。ビッグコミックオリジナルの読者層と映画の観客層の違いを配慮したのでしょう。結構泣けるいい脚本に仕上がってます。

おすすめです

2005/12/15 Thursday

ザスーラ

Filed under: - dekaino @ 12:13 このエントリをはてなブックマークに追加 吟鴻若のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第2弾
ザスーラを観ました。
ぶっちゃけジュマンジの宇宙版です。といってもジュマンジ世界との直接の関わりはありません。ジュマンジに比べて登場人物が少ないのでその分ドラマが深いです。なんたってメインの登場キャラは、姉(ヘソ出し)、兄(10才)、弟(6才9ヶ月)、宇宙飛行士(成人男性)の4人だけです。

家が丸ごと宇宙空間に行ってしまうんですが、この家の中がソニー製品だらけ。これでもかってくらい家電製品がソニーです。東芝一社提供時代の磯野家にあった東芝製家電ぐらいに自己主張してます。でもその割に明らかにプレステ2で遊んでるシーンで「ゲームキューブやらない?」って字幕が出たりします。ソニーチェックが入らないはずがないのに、いったい何があったのか?
勝手な想像ですが、文字数の関係で「プレステ」だか「プレステ2」って書いたところ、正しい表記は「プレイステーション2」または「PS2」のどちらかであって「プレステ2」はNGって、いかにもソニーが言いそうなイチャモンが入ったのかも。それで、だったら「ゲームキューブ」にでもしちゃえってことになったと。(あくまでも勝手な想像です。しかしソニーらしい話ではある。)

レトロな宇宙ってイメージを狙っているのですが、だったら宇宙の色は黒じゃなくて青にしとけと言いたい。それ以外は及第点です。

2005/12/13 Tuesday

あらしのよるに

Filed under: - dekaino @ 12:32 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

1ヶ月フリーパスポートシリーズ第1弾
あらしのよるにを観てきました。有名な絵本のアニメ化だそうです。
一応子供向けの映画って宣伝してますが、話の展開がゆっくりで上映時間も長いので小さいお子様にはちょっと向かないかも。
脚本とか演出が最近のアニメっぽくないというか古風というか、昔の人形劇みたいな感じです。シーンとシーンがきっちり分離していて間に幕を下ろしてもいいくらい。そういう意味では逆に新鮮なのかも?

狼とヤギの友情物語なんですが、ヤギがヤギっぽくないです。あれじゃヒツジだ。ヤギってのはもっと殺伐とした根性曲がりなんだよ。従順でみんなでなかよしグループ作るようなタマじゃない。狼の耳を食いちぎったママはそういう意味で正しいヤギだけど、それ以外のヤギはみんなヤギ失格。

邦画で最近ありがちの書籍がベストセラー→とりあえず映画化って流れで制作されたんだろうけどイマイチ映画には向いてない作品かもしれません。

TOHO1ヶ月フリーパスポート

Filed under: - dekaino @ 7:23 このエントリをはてなブックマークに追加 TOHO1倶若鴻若のはてなBookmark被リンク数

TOHO1ヶ月フリーパスポート
シネマイレージが年末で無効になる前に1ヶ月フリーパスポートを作りました。しめて6000ポイントなり。
チケットカウンターに申し出てから15分くらいで作ってくれます。顔写真はデジカメで撮られました。発行当日から使用可能です。六本木以外のすべてのTOHOシネマズで使えます。海老名の場合、フリーパスポートを使っても駐車券サービス(3時間)ありだそうです。

有効期限は31日間。年末年始にかけてバリバリ活用する予定です。

2005/12/2 Friday

奇談・キダン

Filed under: - dekaino @ 8:13 このエントリをはてなブックマークに追加 絅茫祉海里呂討Bookmark被リンク数

奇談・キダンを観ました。諸星大二郎の妖怪ハンターシリーズのひとつ「生命の木」が原作です。孤高の民俗学者 稗田礼二郎が出てくるやつですね。

原作版 稗田礼二郎1原作版 稗田礼二郎2阿部寛の稗田礼二郎
あの稗田礼二郎役を阿部寛が演じてます。どうよ?

そしてヒロイン役の藤澤恵麻。NHK朝ドラで史上最低の視聴率をたたき出した天花ちゃん役をやっていたノンノモデルです。
天花は脚本がひどかったのは確かですが、恵麻の演技も輪をかけてひどく、まさに不条理ワールドが繰り広げられていました。
しかし、諸星大二郎ワールドだと以外に違和感がありません。確かに演技が下手なのですが、演出でうまくごまかしているので気になりません。たとえば長ゼリフは絶対に言わせず、長文を語らせる時は別録りのモノローグをかぶせるとか、工夫がすごいです。
むしろ異形のキャラとしてうまーく世界観に納まってます。立って並ぶと阿部寛とはかなりの身長差があるのに、座ると差がなくなってしまう体型だけで、そこはかとなく常人とは異なる印象を与えます。幼少の頃に育った村に帰ってきたというのに絶対標準語しか話さない態度が、列島改造論の時代に女だてらに民俗学の院生をやっている変わり者なところをうまく表現しています。また、ずっと村とは距離を置き続けてきた過去がうかがえます。藤澤恵麻はすばらしい起用といえるでしょう。

ストーリーは基本的に原作に忠実です。原作を知らなくても楽しめるというか、知らない方がより楽しめるでしょう。諸星大二郎ワールドの入門編としていい映画だと思います。

オラもパライソに連れてってくだされー

2005/11/24 Thursday

ブラザーズ・グリム

Filed under: - dekaino @ 7:13 このエントリをはてなブックマークに追加 吟若冴祉違のはてなBookmark被リンク数

ブラザーズ・グリムを観ました。
グリム童話を元ネタにしたコメディです。完全なフィクションで歴史上の実在人物グリム兄弟と本作の主人公の兄弟はまったく関係ありません。時代はナポレオン皇帝施政下のフランスがドイツも占領していた頃。つまりすでに近代に入っており、森に魔物がいるみたいな中世的世界観が崩壊しつつある時代です。
フランス軍やドイツの農民とかイタリア人が出てきてそれぞれフランス語、ドイツ語、イタリア語を話している設定ですが、ハリウッド映画なので当然みな英語。単語をちょこちょこフランス語風やドイツ語風に発音することで表現しています。たとえばフランス将軍はグリムのことを「グラム」と発音したり、Bingo!を「バンゴ」って発音したりします。でもそれ以外は完全英語。
日本語で言えば「ミーはおフランス生まれざんす」ってのがフランス語って設定みたいなもの。コメディーなんでこれはこれでOKだと思う。日本語字幕では話してる言葉が違うってニュアンスはまったく表現されてませんでした。文字数の関係で無理だったんでしょう。
期待されるのは日本語吹替版です。もともとコメディの吹替えって難しいんだけど、本作のエセ外国語の雰囲気を如何に再現するか、注目しどころだと思う。広川太一郎とか使えばおフランスの感じがバッチリでるかも?!

2005/11/19 Saturday

仮面ライダー THE FIRST

Filed under: - dekaino @ 14:48 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ THE FIRSTのはてなBookmark被リンク数

仮面ライダー THE FIRSTを観てきました。
一番最初の本郷猛と一文字隼人が出てくる仮面ライダーのリメイクという触れ込みですがだいぶ違います。雑誌記者のアスカ(小嶺麗奈)という女のために周りが振り回される話です。
一号ライダーはアスカをものにするために何の罪もないアスカの恋人を殺すし、一号と二号がアスカを取り合いしてケンカするし、ショッカーがアスカを拉致したら初めて一号と二号が協力してショッカーの基地に乗り込んで基地をまるごと壊滅させるし、まったくワケわからんストーリーです。

とりあえず戦闘シーンはそこそこよくできていました。仮面ライダーの能力は基本的に怪力だけってとこもいいです。クウガで刑事から拳銃を借りて使うライダーを見たときはすごい衝撃的でしたが、いまや平成ライダーは銃器を使ってナンボのものになっています。そこを怪力のみに戻したのはいいことだと思います。バイクもそこそこ効果的に乗りこなしているようです。

ショッカー怪人 スネークショッカー怪人スネーク
スネーク役のスタントの砂押裕美がいい動きしてました。足技がすごい。

それから立花藤兵衛役で宮内洋が出てるんですがホントに一瞬だけでした。バットマンビギンズの渡辺謙ぐらい一瞬。

2005/11/14 Monday

惑星大怪獣 ネガドン

Filed under: - dekaino @ 22:05 このエントリをはてなブックマークに追加 紊ф 海里呂討Bookmark被リンク数

フルCG昭和特撮風味怪獣映画 惑星大怪獣ネガドンを観ました。
ネガドン ポスター
かなりの力作です。パロディっぽいとこも多少ありますが基本的には直球勝負の怪獣映画です。こんな作品が一人で作れるような時代になってしまったらしい。
とにかくドリルが超硬いっす。ドリル命

コープスブライド

Filed under: - dekaino @ 21:01 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若鴻ゃのはてなBookmark被リンク数

コープスブライドを観ました。言わずと知れたティム=バートン監督作品です。
ヴィクターとヴィクトリア
ナイトメア・ビフォア・クリスマス同様ガイコツ達が歌って踊る人形アニメ。雨のシーンなど、今回はCGも効果的に使われてます。ピアノを弾くシーンもすばらしい。叩く鍵盤と出る音程があってないけど気にしないように!

おすすめです

2005/11/4 Friday

新しいスカパーの基本パック

Filed under: - dekaino @ 7:03 このエントリをはてなブックマークに追加 違鴻若堺のはてなBookmark被リンク数

スカパーから「よくばりパック」と「えらべる15」の2つの新しい基本パックが発表されました。12月1日から販売開始だそうです。

よくばりパックは、CS110陣営だったため従来の基本パックからはずされていた日テレ系のNNN24とTBS系のTBSチャンネルがパックに加わり、また、新興のディズニーチャンネルなども加わり、チャンネル数が増えた割に値段がそう高くなってないのが特徴です。正直言ってこのパックに入ってない有力チャンネルってスターチャンネル東映チャンネルAT-Xの3つだけじゃないでしょうか?
えらべる15は、パーフェク時代の選択制パックの復活ともいえるもので、普段見るチャンネル数が少ないライトユーザにおすすめの安いパックです。たとえばニュース系しか見ないとか音楽系しか見ないなんて人には朗報でしょう。

私はまるごとパックに入る予定です。これでまたMOND21を見ることができるようになるぜ! ついでに国会TVもスカパーに復活しないかなぁ…

2005/11/3 Thursday

蝉しぐれ

Filed under: - dekaino @ 22:58 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

蝉しぐれを観ました。蝉しぐれといってもマジカルエミではありません。

たそがれ清兵衛などに続くn匹目のドジョウをねらって雨後の竹の子のように出てきた貧乏侍人情時代劇のひとつです。

徹底的にテレビドラマ的な作りの娯楽作で、まずキャストが優先で時代考証などは後回し。水戸黄門的な時代劇が好きな人にお勧めです。いちいち重箱の隅をつつくようにチェック入れる人はカナリ忙しいでしょう。
ちなみに木村佳乃は後半にちょこっとしか出てきません。

尺が長いけどわかりやすいストーリーで退屈はしません。構成がしっかりしています。藤沢周平の原作は読んでないですが、だいぶ脚色が入っているとのことです。

2005/10/30 Sunday

機動戦士ZガンダムII -恋人たち-

Filed under: - dekaino @ 12:01 このエントリをはてなブックマークに追加 罘紕Z潟II -篋冴-のはてなBookmark被リンク数

劇場版ゼータガンダム -星を継ぐ者-の続編 機動戦士ZガンダムII -恋人たち-を観てきました。

カツがオリジナル通りカツでした。超ムカツクくそガキ具合がきっちりと表現されていて素晴らしい。まさに「カツ ダメ〜」。カツに匹敵するムカツキガキはTNGのウェスリーぐらいしかいないと思う。
前作同様クワトロの恥ずかしいシーンが全削除、クワトロがかっこいいだけの軽薄男となっていますが、それ以上に性格が激変したのがウォン・リーだ。ウォンがものすごいいい人に浄化されている。マトモなことしか言わず、子供にも優しい人格者だ。こんな人物をウォンと呼んでいいのだろうか? これじゃ逆に修正し返したジュドーが悪者扱いになってしまう。誰かこの欺瞞を暴いて「見てください これがウォン・リーのやり方なのです!」と演説してほしい。
ちなみにクワトロの恥ずかしいシーン全カットの法則よりダカールでの道化演説も全カットです。

ネットで騒がれたフォウの声変わりだが、ゆかなは下手ではなかった。確かに違う声だけどね。それより池脇千鶴のサラがカナリ微妙だった。セリフも微妙。サラに「シロッコ様」と言わせちゃいけない。「パプティマス様」じゃないと。

新作カットでは動画が表示できる電子ペーパー/薄型平面ディスプレイを使った会議シーンが面白かった。ブライトが会議中で従来型ノートPCで内職していたり、内職がバレたとたんに内職してたウィンドウを閉じて、他の会議メンバーに「ぉぃぉぃ閉じなくてもいいだろう」なんて言われたり、かなりリアルに内職心理を的確に表現しています。たぶん冨野も会議で幾度となくノートPCで内職されてきた経験があるのでしょう。

過度の期待を持たずに見に行けばそこそこ楽しめました。つーか星を継ぐ者を観てれば期待を持ちようがないので無問題。

2005/10/26 Wednesday

ステルス

Filed under: - dekaino @ 8:09 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻垢里呂討Bookmark被リンク数

ステルスを観ました。
今年度のソニーの業績を決める重要作品です。PS3とかネットウォークマンとかよりずっと重要!

無人戦闘機が暴走するというプロットから想像できる展開がそのまま展開される基本的にわかりやすい作品です。メンテナンス用のパイロット席が用意されてるならこういう展開なんだろうな…って思うがまま展開していくストーリーはある意味気持ちいいです。客の裏を書こうという意図がまったく感じられません。もしステルス2が製作されるなら、次は無人戦闘機同士の戦いだろうなってとこまで読めちゃいます。あまりにもわかりやすすぎてアメリカでも不入りみたいです。全米興行収入では初週4位でそのまま下落。ソニー今年は(も)やばいかも…

真面目に考察すると、米海軍が無人機を導入するんだったらまず原潜からだろう。なんたって機械なら空気も水も食べ物の要らないから船体を小型化できるし潜航深度も大幅にアップしそう。インテリジェントな機雷って感じでも十分使えそうだし。

飛行機の方が絵になるから映画にするなら飛行機だよねってのはわかるけど、どうして海軍なんだろう? 超音速で地球半周くらい余裕でできる飛行機なら空母要らないよなぁ。ある意味で海軍航空機の存在意義をなくしてしまうから、海軍は絶対こんな戦闘機を開発しそうにないと思う。

…というように、つっこもうと思えばいくらでもつっこめるところが楽しい映画であります。

セブンソード(七剣)

Filed under: - dekaino @ 7:35 このエントリをはてなブックマークに追加 祉潟純若(筝)のはてなBookmark被リンク数

ツイハーク監督セブンソード(七剣)を観ました。

要は、中国武侠ワールドを舞台としたツイハーク七人の侍です。
時代は明言されてないがおそらく明末から清初のあたり、清に対して明の遺民が抵抗してた頃だと思われます。
広東語と北京語と朝鮮語が入り混じっているのですが、字幕で見ているとイマイチわかりにくい。一応字幕にも朝鮮語のセリフには(韓)と説明が出るんですが、中国語の各方言については字幕での説明はなし。
日本人の私が字幕版を見る限りで言うと、いまいち説明不足で7人のキャラが全員立っているようには思えない。上手に吹替え版を作ればそうではないかもしれないけど。中国語や朝鮮語が堪能な人じゃないと7人のキャラを上映時間中に把握するのが難しいかもしれない。
武侠映画としてよくできているので、ちゃんと武侠ワールドの約束事を抑えている人には楽しめると思います。
武闘シーンはよくできていますが、CGバリバリのキレイな画像なので、マッハ!!!みたいなこれはスゲエってのはないです。

2005/10/21 Friday

中学生日記「恋に燃え、アニメに萌え」

Filed under: - dekaino @ 6:03 このエントリをはてなブックマークに追加 筝絖ヨ≪<のはてなBookmark被リンク数

今週の中学生日記が大変なことになってます。
以前に中学生の実話おもしろエピソードを公募した企画でグランプリをとったものを脚色した「恋に燃え、アニメに萌え」。名前からわかるように萌え〜文化がメインテーマです。

主役はモー娘オーディションで最終選考まで残ったが惜しくも落選した古川愛李。中学生日記の伝統に基づき、役名も同名の古川愛李です。

あいりーん正体
愛李は中学3年生のバリバリのヲタク少女。部屋はヲタグッズであふれています。

あいりーんのひとりごと
blogサイトまで持っています。

あいりーん仮の姿1あいりーん仮の姿2
しかし学校では普通の少女を演じています。腐女子の擬態能力(mimic ability)は♂ヲタの及ぶところではありません。

巫女レッドチャイナブルーチアイエロー
学校の帰りには行きつけの店に寄り道してコスプレ三昧です

あだち充ワールド
自分の部屋の窓を開けるとちょっと気になる幼馴染の男の子の部屋と向かい合わせ。まさにあだち充ワールド! NHK名古屋さすが芸が細かいです。惜しいのは2階じゃなくて1階だってこと。たぶん予算の問題だな。

がんばれ! 隠れヲタ女
その幼馴染とうまくいかないって恋の悩みをblogに書くと、なぜか電車男風に励ましのメッセージが殺到。NHK名古屋 流行のリサーチを欠かしません。

ステージデビュー
ひょんなことから、地方にありがちのエセ戦隊イベントにコスプレ姿でステージデビュー。あこがれの幼馴染にヲタク女だったことがばれてしまいます。

ラブラブ
しかしなぜかステージ後に幼馴染といい雰囲気に。案ずるより産むがやすし。

中学生日記らしく鑑賞後にホームルームで話し合ったらどんな結論が出るだろうか?
「結局女の人生かわいければ何でもアリなのね」あたりが落とし所?

10/22(土)の10:45〜11:14にNHK教育で再放送される予定。見逃した人は必見。

2005/10/17 Monday

劇場版 宇宙忍者ゴームズ

Filed under: - dekaino @ 18:29 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 絎絎綽眼若困里呂討Bookmark被リンク数

劇場版宇宙忍者ゴームズを観てきました。
なんか、ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]なんていう軟弱な邦題だけど騙されてはいけません。ムッシュムラムラ ガンロックという迷セリフが印象的なあのゴームズが実写SFX映画になったのです。
しかし、最近のハリウッドは古い作品のリメイクが多いですね。

本作の主人公はゴームズの名の通りゴム人間なのですが、Mr.インクレディブルのゴム主婦があまりにも素晴らしかったため手直しするという名目で、本作の公開時期が大幅に遅らされた経緯があります。
まぁSFXに限らずシナリオがかなり苦しかったのだと思います。

ストーリーは予想通り、人間形態に戻れないガンロックの苦悩がメインテーマでした。まぁ昔からみんな思ってましたからねえ。常時岩人間なわけで、超人ハルクよりずっとつらい立場なわけです。

結論から言うと、旧作品を知らない人が観てもあまり楽しめないと思います。
ちなみに ムッシュムラムラというセリフはありません。残念。

2005/9/25 Sunday

頭文字D the Movie

Filed under: - dekaino @ 10:56 このエントリをはてなブックマークに追加 絖D the MovieのはてなBookmark被リンク数

頭文字D the Movieを観てきました。
A級映画としてかなりいい出来です。予算がない割にはいい出来だとか、巨額の制作費だけが売りの贅沢B級映画とは全然違い、正統的な娯楽作です。

アニメ版は原作に忠実ですが、本作はかなり変更されてます。池谷先輩はほとんど出てきません。高橋(弟)もでてこない。一番違うのはイツキです。イツキは拓海がバイトしてるガススタンドのドラ息子で、ちょい悪で学校退学してます。退学後も拓海とは親友らしい。

撮影は全部群馬です。バトルの場所も秋名だけです。妙に日本的なモノがたくさん出てきます。まぁわざわざ群馬まで長期ロケにきたんだからってことなんでしょうな。文太と拓海の家は男ヤモメの部屋らしく散らかってますが(小道具さんがんばってる!)、どうやら日本旅館の和室を借りてつかったらしく(伊香保か?)、調度品が妙に高級感あってちょっと笑えます。ふすまとか一般家庭にはありそうもない高級感あふれまくり。

そして文太が原作よりずっとリアルなダメ親父です。原作にはないシーンですが、「一回だけだぞ」と断って拓海を助手席に乗せて文太が運転を見せるシーンがあって、これはこれで結構いい感じでした。

基本的に役者はみんな上手いし、かーアクションもCGじゃなくて実際に走らせた画像なのでかなりレベル高いです。

バトル時のBGMもAvexではない、もうちょっと抑え目のBGMです。これがリアルな群馬県の峠道によくあってる。なんかワビサビの世界。AvexとタイアップしてるのでもちろんAvex系の曲も使われるのですが、エンディングのクレジットのときだけです。いわばナウシカにおける安田成美の歌のような扱いです。
また道の脇にある温泉宿のカンバンがいい味だしてます。しかし、須藤京介がデコトラでエボ3を運んでくるのはどうだろーか? 確かにデコトラも日本が誇る文化の一つだろうけど、ちょっと違う気がする。

鈴木杏(茂木なつき役)のサービスシーンあり。

2005/9/22 Thursday

銀河ヒッチハイク・ガイド

Filed under: - dekaino @ 7:27 このエントリをはてなブックマークに追加 羃潟ゃ祉ゃのはてなBookmark被リンク数

7月に予告した通り、劇場版 銀河ヒッチハイク・ガイドを観てきました。

けっこう原作そのままのストーリー展開でした。それから過去のSF/特撮映画のパロディがたくさん散りばめられてます。いきなりスタートレック6の冒頭シーンをパクったシーンからスタート。もちろんスターウォーズネタもあります。キングコングもあった。

深く考えずくだらないシャレを楽しむ映画です。
これでシネマイレージは5905マイル。後もう少し!

2005/9/20 Tuesday

仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼

Filed under: - dekaino @ 20:42 このエントリをはてなブックマークに追加 篁≪ゃ守翠若7篋冴薔爾里呂討Bookmark被リンク数

仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼を観てきました。併映は魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁

仮面ライダー初の時代劇という点ではインパクトあるが、ちょっとテレビ版の響鬼とはノリが違う。役者はみんな同じなんだけど、まったりとしたマンネリムードのいい味がまったく出ていない。しかも今回は美少女キャラがたくさんでてるのにまったく活かされてないのが残念。
金がかかってる分アクションはすごいけど何かイマイチな感がありました。

併映のマジレンジャーの方がおすすめ

2005/9/18 Sunday

チャーリーとチョコレート工場

Filed under: - dekaino @ 7:18 このエントリをはてなブックマークに追加 c若若с潟若綏ュ瓦里呂討Bookmark被リンク数

チャーリーとチョコレート工場を観ました。有名な児童文学の映画化らしいが原作は読んでいません。

ティムバートンらしくミュージカル仕立てで楽しいファンタジーな映画です。どちらかっていうとシーンとシーンがきっちり分かれていて舞台っぽい味わい。ウンパールンパー族のダンサーズがとってもキュート。

ノリノリのウンパールンパー族の男
ノリノリのウンパールンパー族の男

金持ちの娘(典型的なjewish princess)も栗鼠じゃなくてウンパールンパーを欲しがれよなぁ。見る目がないよ。
ちなみにウィリーウォンカのチョコレートの縦・横・高さ比は1:4:9です。間違いない!

これでシネマイレージは5796マイル。1ヶ月フリーパスポートまで後204マイル!

2005/9/10 Saturday

ヒトラー〜最後の12日間〜

Filed under: - dekaino @ 12:11 このエントリをはてなブックマークに追加 若緇12ラのはてなBookmark被リンク数

Der Untergang(邦題:ヒトラー〜最後の12日間〜)を観ました。
第二次大戦末期にソ連軍がベルリンを制圧し第三帝国が崩壊する話です。実際に現場にいた人物に取材して書かれた原作の映像化で、いわば実話の再現ドラマです。最後のクレジットでモデルになった人物の証言映像がオマケについてます。

ヒトラーの人間らしさや、取り巻く人間がヒトラーに心酔している様子がリアルです。そもそも第一次大戦の屈辱を二度と繰り返さないっていうスローガンがヒトラー政権の命綱であるがゆえに、決して降伏は許されない閉塞感がよくわかります。

映像的には非常に上質でかっこいい。アングルとかカメラワークがいいです。確かに、いくらなんでも声が室外まで筒抜けすぎとか、ドア開けっ放し多すぎとか、演出上の不自然さもあるけど気になりません。

いまだにナチを礼賛すると罪になる法律があるドイツでも、このような映画が撮れるようになったんですね。
感慨深い映画です。

2005/9/5 Monday

奥さまは魔女

Filed under: - dekaino @ 21:14 このエントリをはてなブックマークに追加 絅ャ障薛絅海里呂討Bookmark被リンク数

奥さまは魔女を観ました。
単なる昔のテレビドラマのリメイクではなく、ちょっとひねったストーリーになってます。ニコール=キッドマン演ずる主役はサマンサではなくてイザベルなのです。たまたまイザベルという魔女がハリウッドに住み始め、たまたま名作テレビコメディドラマ奥さまは魔女のリメイク制作の企画が立ち上がり、たまたまイザベルがヒロインの魔女サマンサ役に抜擢されてしまったというお話。
オープニングのアニメーションのサマンサの顔が巧妙に隠されているのはニコール=キッドマンの代理人からクレームが出たからなのか!? それにしてもニコール=キッドマンは頭の軽い女をやらせると最高に上手いです。
旧作を知ってる人も知らない人も楽しめる一作。ただしタバサちゃんは出てきません(2が作られたら出てくるかもね)。

現在のシネマイレージは5681マイル

2005/8/27 Saturday

スターウォーズEpi3 シスの復讐

Filed under: - dekaino @ 11:12 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若若Epi3 激鴻緇莅のはてなBookmark被リンク数

シスの復讐を観てきました。
最後にどうなるかわかってるんだけど楽しめました。
しかしアナキンって馬鹿だね。息子のルークもかなり馬鹿だったけど、あれは遺伝だったんだなぁ。
ルークが馬鹿な理由は明かされたけど、なんでアナキンとハドメからレイアという不細工な娘が生まれたのかって謎は解き明かされませんでした。残念!

TOHOシネマズのシネマイレージは5578マイルに達した。6000マイルまで後もう少し!

2005/8/16 Tuesday

亡国のイージス

Filed under: - dekaino @ 7:39 このエントリをはてなブックマークに追加 篋≦純ゃ若吾垢里呂討Bookmark被リンク数

亡国のイージスを観ました。
福井晴敏三部作の最後にあたるのですが、金かけただけあってそこそこ面白いです。前二作(ローレライ,戦国自衛隊1549)でヘキエキして敬遠してる人は騙されたと思って一回観とけ。まぁ前のがイマイチだったからそう感じるのかも。

話の内容的には、226事件とか三島事件みたいな自滅系アピール型テロ事件の話。北朝鮮の工作員も絡んでくるけどだからどうしたって感じ。別に目新しい観点ではないような気がする。
こういうのって事件が収まった後が面白いのに、そこはまったく省略されてます。原作は未読なのだが後日談はどうなってるのかな? まぁまちがいなくDICEはお咎めなしなんでしょう。過去にオウムサリンや北朝鮮の拉致を看過した公安警察もお咎めなしだったからね。未然に防ぐのが任務でないといっても酷い話です。

2005/8/13 Saturday

妖怪大戦争

Filed under: - dekaino @ 9:05 このエントリをはてなブックマークに追加 絋紊ф篋のはてなBookmark被リンク数

妖怪大戦争を観ました。
今年の角川映画の大作です。

冒頭は、件(くだん)が産まれて不吉な予言をして死ぬという妖怪通好みの展開で始まります。
ちゃんと妖怪を妖怪らしくおどろおどろしい怖い雰囲気を残してるのが好感度高いです。子供だましの怖くない妖怪が出てくるものほど子供が嫌う妖怪映画はないしね。もちろんギャグ担当の河童もいます。

しかし、吉井怜が演ずるろくろ首が病弱で床に伏せてるってのはシャレがきつすぎないか!?
それからやっぱり加藤保憲は嶋田久作がいいよなぁ…
ちなみにねずみ男の声は大塚周夫がいい(注: ねずみ男は本作に出てきません!)。

子供が観ても大人が観ても楽しめると思います。

2005/8/7 Sunday

ロボッツ

Filed under: - dekaino @ 11:38 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

ロボッツを観ました。
かなりよい出来で安心しました。なんたってアイスエイジのスタッフが作ったなんて宣伝してたから、作画が不安で不安でしょうがなかったんです。なんでまたアイスエイジを持ち出すようなネガティブキャンペーンするかね!?

アイスエイジって、夜に焚き火を囲むシーンで影が焚き火の方に伸びるというかなりやばい作画がまかり通ってる映画なのに。「北へ行こう」と歩いていくキャラ達の後方に影が伸びてたり。あの世界では北に太陽が出るんでしょうか?! 南半球だったのかなぁ??

ロボッツが成功した理由として背伸びしないで済ましたってのがあるのかも。キャラをすべてロボットにして生物をまったく出さないおかげで、ちょっとくらいキャラが変な動きしても機械だから気にならないとか、ほとんどを屋内シーンにすることで不自然な光源位置も言い訳できるとか。うーん己の実力を知った上での絶妙な見切り具合がCOOLであります。

2005/8/6 Saturday

姑獲鳥の夏

Filed under: - dekaino @ 13:55 このエントリをはてなブックマークに追加 紮臥灰紊のはてなBookmark被リンク数

姑獲鳥の夏を観ました。
京極夏彦の同名小説の映画化である。私は原作を読んだことがあるが、話の筋としては原作を忠実に再現している。

実相寺監督特有の映像美がすばらしい。21世紀になってこんなに贅沢な実相寺映画が観られるとは思ってもいなかった。予想以上に実相寺ワールドと京極夏彦ワールドは相性がいいらしい。最近の邦画では珍しく贅沢さが無駄になっていない。

本作品は映画批評家の評価はかなり低い。理由として話が破綻しているというのが筆頭に上がっているが、それは原作が壊れているんだからしょうがない。そもそもミステリーとか謎解きサスペンスドラマの文法において榎木津は反則ですから。明日のジョーとかはじめの一歩などの正統スポ根ものにドラゴンボールの悟空が出てくるようなもんです。つまり、京極堂シリーズはミステリーとは違う別ジャンルだと思わないといけない。

ちゃんとそういう区別がついている人にはおすすめです。

2005/8/3 Wednesday

劇場版 !クロマティ高校

Filed under: - dekaino @ 13:02 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 !i,里呂討Bookmark被リンク数

魁!!クロマティ高校THE★MOVIEを観ました。

めちゃくちゃ面白い。前半は原作に沿ってますが、後半は原作を無視して大暴れです。特にピープロ特撮が好きなオヤジは必見であります!!
ちなみに特撮の技術レベルは現代風なので安心していいです。ピープロのチープな特撮ってのも味があっていいんだけどね。どっちかっていうとウルトラマンMAXがいにしえのチープ特撮の雰囲気を狙ってるのかも…

ちなみに、劇場版の神山はラジオのハガキ職人やるような性格ではないので、ハチミツボーイvsアジシオ太郎の対決を見ることは残念ながら無理! 要注意であります。
なお、メカ沢が巨大化してる、前田が神山のパシリと化している、林田がスダレはげモヒカンじゃない、フレディがどっから見ても日本人、等の些細な相違点がありますが、制作上の過程で生じたものでギャグに支障はございません。安心してご鑑賞ください。

2005/8/1 Monday

チーム★アメリカ/ワールドポリス

Filed under: - dekaino @ 16:58 このエントリをはてなブックマークに追加 若≪</若垢里呂討Bookmark被リンク数

チーム★アメリカ/ワールドポリスを観ました。
ギャグ満載のサンダーバードのノリの人形劇アクション映画です。ギャグは日本の漫画で言うと木多康昭のスタイルに近い。基本的にパロディか批評ネタで、有名人キャラを実名でバリバリ出して、誰もが思っているけど言えないようなことをスバリ言ってしまう漢(おとこ)らしいギャグであります。

ただし非常に下品なのでR18指定がかかってます。つまり18禁です。人形アクションでエロ認定がついたのは史上初かもしれません。人形じゃないと再現できないような体位も出てくるらしい…

有名な映画作品のパロディーもたくさん出てきます。スタートレックも出てくるのでトレッキーも安心して観られます。
あくまでもアメリカ人の考える世界なので、エッフェル塔のすぐ側に凱旋門があったり、カイロの街中にピラミッドとスフィンクスがあったり、誤りだらけですが気にしないように。

しかし、金正日の正体が○○だったとは…

2005/7/30 Saturday

劇場版 鋼の錬金術師

Filed under: - dekaino @ 19:31 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 若茵絽のはてなBookmark被リンク数

劇場版 鋼の錬金術師〜シャンバラを征く者を観ました。
テレビシリーズの後日談になってます。
スタートレック世界のミラーワールドと同じような設定で、同じ姿形の人物が存在するが考えや行動は違うって設定を上手く使ってます。テレビシリーズに出てきたキャラは死んだのも含めてすべてが何らかの形で出てきます。そういう意味でオールキャストです。
冒頭のシーンで、大川氏が声のエリム=ガラックっぽい話し方するキャラが出てくるので一部のスタートレックファンはうれしいことでしょう。

最後に一言。いくらなんでもあんな小さいウラニウム爆弾は無理だろ。少なくともこっち側の物理法則では最低臨界量に満たないサイズだ。それとも臨界に達しないただのダーティボムなのかなぁ?

現在のシネマイレージは5186マイル。

皇帝ペンギン

Filed under: - dekaino @ 19:23 このエントリをはてなブックマークに追加 絽潟海里呂討Bookmark被リンク数

皇帝ペンギンの日本語吹替版を観ました。
厳しい南極を繁殖地に選んだ皇帝ペンギンの子育ての物語です。ペンギンのヒナの声がピヨピヨいってて普通の鳥のヒナと同じだなぁって思った。大人のペンギンはもう鳥というよりアザラシ系の声なんだけどね。

子供が観ても大人が観ても楽しめると思います。テロップはフランス語なのに歌は英語なのはなぜだろう? とか考えてはいけません。南極の風景とペンギンの子育てに没頭してください。

2005/7/24 Sunday

アイランド

Filed under: - dekaino @ 1:49 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ潟のはてなBookmark被リンク数

アイランドを観ました。
意外と面白かった。アクションはかなりすごいです。
世間の成功者のクローンなら、もちろん看守なんかより頭いいんだろうなぁとか思いました。軽いSF仕立てのアクション映画を観たいなら観るべし。たいして説教臭くないところがGOODです。

2005/7/19 Tuesday

シネマイレージ

TOHOシネマズでは、シネマイレージというポイント制のサービスをやっている。映画を見ると作品の上映時間に応じて、1分につき1マイルたまる仕組み。
シネマイレージ 2005年7月19日
今日の時点で4945マイル貯まった。6000マイル貯めると1ヶ月間フリーパスポートがもらえる。がんばって残り1055分の映画を観るのだ。

バットマンビギンズ

Filed under: - dekaino @ 7:46 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟困里呂討Bookmark被リンク数

バットマンビギンズを観てきました。
タイトルの通りバットマンの誕生秘話みたいな話です。ひたすらマニアックに考証した設定はまるでガンダム世界のミノフスキー粒子の設定のような後付けながらも綿密かつ愛を感じさせる世界観を構築しています。
しかしこのひたすらハードな世界観のバットマンじゃロビンが出てくる余地なし。敵もキャットウーマンあたりまでは許せるけど、ナゾラー(リドラー)とかペンギンは悪役として許されない気がする。

P.S.渡辺謙の出番は一瞬だけ

2005/7/17 Sunday

カンフーサッカー

Filed under: - dekaino @ 4:39 このエントリをはてなブックマークに追加 潟若泣爾里呂討Bookmark被リンク数

CSのチャンネルのひとつムービープラスで香港のテレビドラマのカンフーサッカー(功夫足球)の放送が今月から開始された。

カンフーサッカー

コンセプト的には少林サッカーのテレビ版みたいなものだけど、なんか少し違う。こいつらサッカーなんか全然しないで日本製アニメのパロディネタで笑いをとってばっかりです。だいたい主題歌がキャプテン翼の主題歌「燃えてヒーロー」の替え歌です。サッカーの試合シーンは金がかかるせいかほとんどなし。ウルトラマンのファイトシーンよりも短いです。

それからなぜか女性キャラが無駄にたくさん出てきます。そりゃあむさい男なんか撮影したくないのはわかりますが、これ一応サッカーのドラマじゃないの?! 重度の記憶喪失症の主人公が不自然にモテモテです。いかにも少年ジャンプの主人公キャラのようだ。

香港のギャグセンスを知りたいなら見るべし。

2005/7/12 Tuesday

逆境ナイン

Filed under: - dekaino @ 8:07 このエントリをはてなブックマークに追加 紜ゃ海里呂討Bookmark被リンク数

劇場版逆境ナインを観ました。言わずと知れた島本和彦が少年キャプテンで連載していた傑作マンガの映画化です。校長役の藤岡弘、が素晴らしすぎます。

基本的に原作そのままなので、原作知ってる人にはインパクト弱いかもしれないが、それでも名作です。

クレジットは少年キャプテン連載作品ではなくてサンデーGX単行本となってました。こんな優良コンテンツをみすみす小学館に渡してしまうとは、徳間ってホント馬鹿だなぁ…

2005/7/6 Wednesday

銀河ヒッチハイク・ガイドが映画化

Filed under: - dekaino @ 22:58 このエントリをはてなブックマークに追加 羃潟ゃ祉ゃ糸のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦争を観にいった時の予告で知ったのだが、古典コメディSFの銀河ヒッチハイク・ガイドの映画が製作されているらしい。
新潮文庫版・銀河ヒッチハイク・ガイド

いやぁ不覚にもまったく知らなかった。日本公開は9月10日を予定してるそうだ。これは観にいかないといけないぞ!
ところで文庫版はとっくに廃刊になっているのだが、映画化となれば当然復刊されるだろう。でもきっと表紙は今風の萌えイラストにされてしまうのだろうな。または映画の俳優そのままかも。どっちにしても悲しいなぁ。

宇宙戦争(新作)

Filed under: - dekaino @ 7:46 このエントリをはてなブックマークに追加 絎絎篋(遺)のはてなBookmark被リンク数

スピルバーグの宇宙戦争を観ました。
なんてゆーか、普通のハリウッド映画とはかなり違います。テーマはすばり「アメリカ的価値観の全否定」です。特に米国的愛国心を徹底的に攻撃してる感じ。一部には家族愛がテーマだという人もいますが、決して家族愛がテーマではないと説明するために、トムクルーズ演ずる主人公が父親としてダメダメであるという描写がなされてます。

昔の日本の怪獣映画、特に初代ゴジラによく似てます。メカ怪獣が米東海岸の街に突然出現みたいな感じ。あとは初代エイリアンのテイストもあります。人智では抵抗不可能な絶対的悪意/暴力にねらわれる恐怖! かなりホラーテイストです。

平均的アメリカ人が本作を観たら、少なくとも気持ちよくはないでしょうね。なんとなくもやもやすると思います。ちょっと気がきく人ならスピルバーグの言いたいことがわかると思う。原作のH.G.ウェルズも体制批判の風刺小説として原作を書いてますから、ある意味原作のテーマを正しく描いてると思います。その点でセンス・オブ・ワンダーのSFテイストを優先した旧作とは徹底的に違います。僕は旧作も結構好きなんですけどね。最近movieplusでやってるのを観ました。

パラマウントもよくこの脚本にOK出したもんだなと思います。スピルバーグの名前がなかったら絶対不可能だったことでしょう。スピルバーグの狸オヤジしてやったりというところでしょうか…
こりゃ確かに米本土でワールドプレミアやれないよなと思わせる映画でした。
(ワールドプレミアは珍しいことに東京で催されました。それまで内容についての情報は完全シャットアウト。スピルバーグには本作のお披露目をゴジラの祖国でやりたい理由があったんだろう)

2005/7/4 Monday

ウルトラマンマックス

Filed under: - dekaino @ 5:57 このエントリをはてなブックマークに追加 潟垢里呂討Bookmark被リンク数

今週からウルトラマンマックスが始まった。先週まで同枠でやっていたウルトラマンネクサスとは違い、ものすごくレトロな感じである。わざと30年前の稚拙な特撮を真似してお父さん世代の感傷を誘おうとする戦略らしい。初代ウルトラマンのハヤト隊員役だった黒部進もレギュラー出演するらしい。

劇中にアンドロイドのオペレータのエリー(キャスト: 満島ひかり)という娘が出てきます。
アンドロイド エリー1アンドロイド エリー2

顔は可愛いんだけど演技がいまいちって娘に、アンドロイドのオペレータをやらせるというアイデアは素晴らしいのですが、実はこれってテレ朝で2002年に深夜枠で放送された時空警察ヴェッカーD02のパクリ。

ヴェッカーD02にもアンドロイドのオペレータの娘が出ていました。
時空警察ヴェッカーのエリー元祖エリー
名前もエリーとそのまんま。ヴェッカーD02のエリーの方は桜木睦子が演じています。どちらかっていうと僕は桜木睦子エリーの方が好き。

ただ微妙に設定は違えてあるようです。
マックスのエリーはELLY、ヴェッカーD02のエリーはERREとスペリングが違う!(細かい)
それから、ヴェッカーD02のエリーは表情が無いという設定でしたが、マックスのエリーは笑う機能があるようです。

アンドロイド エリー帰還した隊員を笑顔でねぎらう満島エリー

パクリを否定する気は全然ないのですが、あまりにもストレートだなぁと驚いた次第です。

P.S.時空警察ヴェッカーD02は、2005年6月からチャンネルNecoで再放送されてます。

2005/6/26 Sunday

天龍八部もか!

Filed under: - dekaino @ 1:54 このエントリをはてなブックマークに追加 紊蘊!のはてなBookmark被リンク数

天龍八部でもやってくれました! 何をって!? もちろん尿ネタです。射雕英雄伝でもやった尿ネタです。
金庸先生はつくづく尿ネタがお好きなようです。

小船で鳩摩智から逃げ出した段誉阿朱阿碧の3人。なんとか追跡を振り切ってのんびりムード。

阿碧ちゃん何かお困りの様子
「阿朱姉さん。さっきお茶飲みすぎたせいか… あの… その…」(もじもじ)
船で逃げる阿碧と阿朱

阿朱「いま段誉殿は寝てるから平気よ。そこでしちゃいなさいよ」
阿朱「そこですれば?」

阿碧「いぃぃぃ!? アリエナーーイ」
阿碧「ありえなーい」

実は目が覚めていた段誉。でも寝たふりをしながら考えます
「なんか面白いことになったぞ。このまま寝たふりしてこの先どうなるか様子を見よう」
狸寝いりの段誉
やっぱ段正淳の嫡男だけあって段誉もエロエロです。

この先の展開がどうなったかは語らないでおきましょう。
ただ、今回も放送の最後にこんなおわび文が出たことだけは確かです。
NECOのおわび
ほんと金庸先生がエロいばかりにチャンネルNecoも苦労させられますね。同情します。

2005/6/24 Friday

豆腐小僧

Filed under: - dekaino @ 8:33 このエントリをはてなブックマークに追加 莟絨Г里呂討Bookmark被リンク数

前にも紹介したがフジテレビ721で放送されている妖怪倶楽部は2週間で1話進むスローペースで、今週でやっと第6回になった。
そろそろネタも尽きてきたようで、マイナーというか通に受けそうな妖怪がテーマになってきた。第6回のテーマは「豆腐小僧」、大きい笠をかぶり豆腐をのせた盆を持ってただつっ立ってるだけの意味不明の妖怪だ。

豆腐小僧1豆腐小僧2豆腐小僧3いろんな文献に載ってる豆腐小僧たち

江戸時代から明治の頭にかけて大変に流行った妖怪で知らぬものはいないくらいの勢いだったらしい。
現代でも相原コージがお盆小僧として復活させてたりする。
相原コージのお盆小僧相原コージのお盆小僧

何か異能力があるわけでもなく、悪さをするわけでもなく、ただなくとなく絵に描かれるだけの不思議な存在。それが豆腐小僧なのだ。
河童とか一つ目小僧もあやかろうと、豆腐を持ってたりする。
豆腐をもつ小僧妖怪たち豆腐をもつ小僧妖怪たち

昔の人にとって豆腐って怪しい食物だったのかも知れない。
京極夏彦も豆腐小僧双六道中ふりだしという豆腐小僧をメインテーマにした本を出すくらいマニアックな妖怪なのだ。

豆腐小僧双六道中ふりだし豆腐小僧双六道中ふりだし

この本はまだ読んでいない。暇があったら読んでみようと思う。でも2100円は高いな。文庫版が出るのを待とうかな?

イン・ザ・プール

Filed under: - dekaino @ 7:14 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟祉吟祉若のはてなBookmark被リンク数

イン・ザ・プールを観ました。
奥田英朗の同名小説の映画化で、いわゆる精神科医ものです。私は原作を全然読んでいないのですが、原作はオムニバスものでたくさんの臨床例が出てくるところを、映画ではそのうちの3症例にしぼり同時進行の形で描かれてます。

正直、映画としてはイマイチです。退屈はしないんだけど密度が薄くて冗長な感じ。いわゆるテレビ番組みたいな映像で、何か別のことをしながら見ても筋が追えるように作られてるみたい。映画館で2時間も注視するのはつらいです。もっとがんがんカットしまくって70分くらいまで切れば、まだ観れるようになると思う。

反面、テレビ番組として見たらよくできているのかも。どのタイミングでもCM入れられそうだし、タイアップ商品がバンバン出てきていかにも製作費が安く上がってる感じです。地上波の深夜映画枠でダラダラと観る分には悪くないかもです。

2005/6/20 Monday

戦国自衛隊1549

Filed under: - dekaino @ 23:55 このエントリをはてなブックマークに追加 処茵1549のはてなBookmark被リンク数

戦国自衛隊1549を観ました。ローレライに続く福井晴敏原作の映画。昭和の戦国自衛隊を超えられるのか!?

結論から言うとちゃんと楽しめます。ローレライよりもずっと観てて楽しいです。もちろん時代考証を言い出すとボロボロなんだけど、それを気にせず適当に観てる分には、次に何が出てくるのか全然予測つかないんで、結構面白い。
原作の福井はガンダムのファンらしいが、本作はどことなくダンバインに似た雰囲気があります。異世界ファンタジー世界に現代世界の技術が持ち込まれて生じる混乱とか侍の気風とかご都合主義の展開とか、武士集団が新宿に浮上して大暴れしたらまんまダンバインかも。

なんといってもタイムスリップものにありがちな後日談がないのがさっぱりしてていい。タイムスリップものはどうしても過去の変化が現代を少し変えたってオチをつけたくなるものですが、この誘惑をきっちり退けた手塚昌明監督は偉いです。これが山崎貴だったらクドいくらい後日談やりますからね。ひょっとしたら本編より長いくらい後日談やりそう。三丁目の夕日もかなりやばそう。

話を戻して、ちょっとマジメに考証してみると、そもそも救出部隊の構成が変だよね。最初の部隊は事故だからってことで納得できるけど、救出部隊は歩兵が少なすぎ。小大名でも平気で1万を超す歩兵軍団を擁する戦国時代に、少数精鋭部隊が出張っていってもそりゃダメだろうよ。それに彼らが失敗しても、地球の危機なんだから、米軍なり国連軍なりが空母ごとタイムスリップ軍事介入してきて、結局元の鞘に納まる気がする。

ま、そういうイヤミな見方をする人間には楽しめない映画だってことです。
素直な人にはおすすめ。

2005/6/19 Sunday

陰陽和合散

Filed under: - dekaino @ 14:12 このエントリをはてなブックマークに追加 育遵のはてなBookmark被リンク数

天龍八部なかなか面白くなってきました。話の最初の方は、主人公の喬峯はほとんど出てこなくて、雲南大理国の皇室の段氏一族(射雕英雄伝に出てきた南帝/一灯大師の祖先)のお家騒動の話がメインです。

大理国皇帝の弟の鎮南王(段正淳)は、スタートレック(TOS)のカーク船長みたいに世界中に自分のDNAをバラ撒くのが趣味みたいな男。そこら中に愛人と子供がいます。ということは、愛人と子の数だけ恨みを買っているということです。おかげで嫡男の段誉が大変な目にあうことになります。
鎮南王 段正淳大理国のジェイムズ T カークこと段正淳

四大悪人の筆頭、悪貫満盈も段氏一族に恨みを持つ男の一人。この悪党が段誉木婉清を密室に軟禁してしまいます。
実は婉清は鎮南王の娘。つまり姓は違うけど段誉の腹違いの妹ということです。
軟禁される段誉と婉清軟禁される段誉と婉清兄妹

そして食事に陰陽和合散という媚薬を仕込まれていたからさぁ大変。陰陽和合散を飲んだものは、目に入った異性と交合しないわけにいかなくなるという強力な媚薬。たとえ仙人でも抵抗することはできないらしい。実の兄妹が関係するわけにいかないと必死で内功で抵抗する段誉。婉清はもうヤル気満々モードです。
軟禁される段誉と婉清ヤル気満々の妹と誘惑に耐えるお兄ちゃん

めちゃくちゃエロい設定ですね。さすが金庸先生です。二次著作としてエロゲーとかエロ同人誌になりそうな話です。
もっとエロいのが外からのぞいてる悪貫満盈。出歯亀オヤジは世界共通なのか!?
実の兄妹の関係を世間に知らしめて、段氏一族の評判を地に落とすのが目的と口では言ってるが、実は近親相姦フェチなだけなのかも。
のぞく悪貫満盈濡れ場をのぞく田代まさし悪貫満盈

こんな感じで天龍八部 かなり面白くなってきました。
しかし中国は国営放送でこんなエロいドラマ作って放送していいんですね。日本のNHKじゃ考えられません。とはいっても、今の朝ドラのファイトは朝っぱらから結構艶っぽい演出らしいですけど。

余談だが、四大悪人を日本語音声で「よんだいあくにん」って発音しているの変じゃないか? ふつー「しだいあくにん」って読むだろ。めちゃくちゃ不自然な湯桶読みだ。「よんだいあくにん」って聞くたびにすごい違和感を覚えます。

2005/6/10 Friday

オペレッタ狸御殿

Filed under: - dekaino @ 7:48 このエントリをはてなブックマークに追加 睡後勝罧燭里呂討Bookmark被リンク数

オペレッタ狸御殿を観ました。
ちまたで噂になってる馬鹿映画です。確かに馬鹿映画なんですが、世間では馬鹿さの責を鈴木清順監督ひとりに帰しています。しかし実はそうでもない。やはり脚本がカナリお馬鹿。
脚本を書いたのは特撮界では超有名な浦澤義雄、そうあの「うたう!大龍宮城」の浦澤です。つまり、大龍宮城ワールドを贅沢に金をかけて清順が撮ったらこうなったみたいな映画です。しかし金かけ過ぎです。すげえ豪華なんだけど、金の使い道間違ってるよなぁ…

見所は、薬師丸ひろ子(眉なし)が歌いまくるところかな。市川美和子の眉なし顔がカナリ怖いとこも注目。

2005/6/9 Thursday

ホステージ

Filed under: - dekaino @ 7:50 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻若犬里呂討Bookmark被リンク数

ホステージを観ました。
15分ごとに、なんだそりゃ!?っていうサプライズがあって、予想もしない方向に話が進んでいきます。そういう意味でテレビシリーズの24に似てる。家族愛は何よりも優先されるあたりも似てます。

しかしブルースウィリスは見事なくらいハゲだなぁ。そして金持ちの娘で胸がでかい女は馬鹿ってのはアメリカの常識なんでしょうか? どうしてそこまで馬鹿なのか?

とにかく見てて飽きない映画です。

2005/6/6 Monday

劇場版ゼータガンダム -星を継ぐ者-

Filed under: - dekaino @ 1:16 このエントリをはてなブックマークに追加 雁若若帥潟 -膓-のはてなBookmark被リンク数

劇場版ゼータガンダム -星を継ぐ者-を観てきました。
基本的にはテレビ放送オリジナル版と同じで、カミーユの性格が良くなってるって前評判もあったけど、第一部の段階ではオリジナルそのままのキレやすい少年だった。

一番違うのが、カツの声とシロッコの声。カツは声優が違うのでしょうがないんだけど、シロッコは島田敏がもう年だってことなのか、悲しいけどパー子と同じ現象なんだな…

あと、クワトロが情けなくないんですよ。これは納得いかない。
クワトロがただのかっこいい人になってる。大尉は情けない人間じゃなきゃダメなんだよ。百式に乗って戦果あげちゃあダメなんだよ。マメにサボテンの観察をしてるくらいが関の山のショボい男じゃなきゃいけないんだよっ!

次回作のゼータガンダム2 -恋人達-では思う存分情けないクワトロが見られると期待します。情けなさを際だたせるために第一部ではちょっとかっこよく演出しただけなんだと、ムリヤリ納得してます。

天龍八部

Filed under: - dekaino @ 0:32 このエントリをはてなブックマークに追加 紊蘊┐里呂討Bookmark被リンク数

先週でチャンネルNeco射雕英雄伝の放送が終わり、今週から同じ時間帯で天龍八部が始まった。今回は宣伝blogまで用意するなどかなり力を入れています。

天龍八部は射雕英雄伝と同じ金庸原作の武侠もので、時代は射雕英雄伝より100年くらい前の宋代、北方や西域に遼や西夏がある時代です。エンディングのクレジットには完顔阿骨打(洪烈の御先祖様!)の役名があったので、金の建国の話も出てくるのかもしれません。

それから慕容氏の人間が出てきたけどこれは史実なんだろうか? 慕容氏は鮮卑族の一派で五胡十六国時代に燕国を建てた一族だけど、五胡十六国時代って宋代より500年は昔の話なので信憑性は怪しい。
慕容復慕容氏の王子、慕容復

悪役には四大悪人といわれる4人が出てくるらしい。第一話に出てきたのは段延慶ってやつ。こいつ口を動かさずにしゃべったり、空を飛んだり、手足は義肢みたいだし、ブラックゴーストのサイボーグ戦士みたいなヤツ。でもすべて内功で説明されてしまうんだろうな…
段延慶四大悪人のひとり段延慶

♀キャラもかなり充実。鐘霊は中華ロリータ代表。謎のCGペットで敵を攻撃します。劇中では貂(てん)と言ってるけど絶対違う。老頑童のサメと同じくらい地球外生命体である可能性高いです。ちなみに猛毒持ってます。
鐘霊鐘霊
貂(てん)鐘霊が飼ってる貂(てん)

丐幇の幇主がすごい真面目な固い人物なのもすごい。100年後の幇主の洪七公は小便ジジイだっていうのに… いったい100年間で何が丐幇をあそこまで堕落させたのか!?
丐幇の幇主 汪剣通丐幇の幇主 汪剣通

とりあえず謎だらけ伏線だらけのスタートで始まりとしては及第点ではないでしょうか? とりあえず次回も続けてみようっと。

2005/6/2 Thursday