でかいの日記帳

2008/11/13 Thursday

コロナシネマワールド小田原の子供向け評価

Filed under: - dekaino @ 8:26 このエントリをはてなブックマークに追加 潟激若絨医絖箴荅箴,里呂討Bookmark被リンク数

コロナシネマワールド小田原の子供向け作品評価がすごいです。

どこの映画館でもやってることですが、上映中の作品の表を建物内の壁に貼り出しています。コロナ小田原は各作品についてお子様お薦めかどうか○△×の3段階で評価しています。

たとえば「パコと魔法の絵本」は○評価。まぁ当然ですね。今やってる中では一番子供向け。
他に○評価がついた作品は「レッドクリフ PartI 吹替」、まぁ吹替だからね。そして「イーグル・アイ」、アクションは大人子供関係なく楽しめるよね。

△評価はたとえば「釣りバカ日誌19 ようこそ! 鈴木建設御一行様」、団塊の世代がコアターゲットだから子供にはイマイチかもね。「まぼろしの邪馬台国」も△評価、そりゃサユリストの子供なんていないだろうしな。

ここまでは、非常に真っ当な評価です。誰がつけてもこんな感じでしょう。コロナ小田原がすごいのは×評価です。
なんと「崖の上のポニョ」が×評価! なんという大胆な評価。素晴らしい! たしかに善悪の区別がつかない子供にみせるにはあまりにも毒が強い作品です。少なくとも海の魚を水道水に入れるなんて無茶なことを覚えさせるのはまずいでしょう。
それにしても、釣りバカとか邪馬台国より下の評価とは思い切っています。クールだぜコロナ小田原!

ちなみに、「20世紀少年」も×評価。まぁこれは子供向けというより大人向けでも×だから妥当でしょう。

残念なのはこのクールな評価は館内に貼ってあるだけで、ネットでは見られません。やはり大人の事情でしょうか? この上映作品表を見たい人はコロナ小田原に行くしかありません!

2008/11/10 Monday

X-ファイル:真実を求めて

Filed under: - dekaino @ 22:15 このエントリをはてなブックマークに追加 X-<ゃ:絎羆Δ里呂討Bookmark被リンク数

X-ファイル:真実を求めてを観ました。人気テレビシリーズ(すでに終了)の映画化第2弾。とはいっても前の映画化は10年前です。

ストーリーはいつもの都市伝説っぽい怪しい話をいつもの2人が捜査するというもの。ちょっと手塚治虫のブラックジャックっぽい医学の限界と生命倫理ネタです。
ロシア人が出てくるところがホントうさんくさくて、なんでわざわざロシア人がアメリカに来て危ない橋を渡るのか謎です。まだ中国人にした方がリアリティあったかも? 中国では人間の生命は安いからね。

テレビシリーズファンに対するファンサービスも豊富にあるので、X-ファイルが好きだった人にはおすすめ。

2008/11/9 Sunday

レッドクリフ Part1

Filed under: - dekaino @ 6:39 このエントリをはてなブックマークに追加  Part1のはてなBookmark被リンク数

レッドクリフ Part1を観ました。言わずと知れた赤壁の戦いの映画化。監督は呉宇森(ジョン=ウー)。私が見たのは中国語音声で日本語字幕のバージョンです。

基本的には三国志演義をベースとした話なので、劉備は人徳が高い君子の善玉で、曹操は後漢帝国を専横する奸臣という悪玉という人物設定。劉備軍が新野城から敗走して、孫権と同盟、赤壁の地に陣を組み、曹操軍に陸戦で快勝するまでがPart1です。クライマックスの水軍の戦いはPart2までお預けです。

冒頭に三国志世界の背景について説明がこれは日本版だけなのか? 三国志を知らない人には量が多すぎてよくわからないだろうし、といってマンガやゲームで知った程度の人には当然過ぎることばかりで何の助けにもなっていない謎の説明パートです。

存在意義がよくわからない馬の難産シーンで、諸葛亮が見事を仔馬をとりあげます。そして付けた名前が萌萌(もんもん)。なんで もんもん?
しかも諸葛亮に「馬の出産も牛のも似たようなものでしょう」なんて言わせてるし、おそらく女優の牛萌萌にかけたギャグ? よくわからないネタが豊富に折り込まれているようです。

アクションシーンはかなり派手。三国志無双ばりに武将が一騎で出て行って雑兵を百や千くらい千切っては投げの大活躍。もうどうにでもしてくれ的なサイヤ人なみの無茶苦茶な戦闘力です。

時代考証的には矛盾だらけなのですが、そこはあえて目をつぶらないと精神衛生上よくありません。でも、赤壁の戦いの前から「赤壁」という地名があって地図にも書かれているってどうなのよ (赤壁という土地は実在するが、地名は赤壁の戦いがあった故事によるもので、その前に赤壁と呼ばれていたはずはない)

金城武が演ずるスーパー軍師の諸葛亮孔明、劇中中国語音声では普通に「諸葛亮」って呼ばれているのですが、なぜか字幕では「諸葛孔明」出ます。いやいや誰も孔明のコもいってないよ! どうも字幕製作者は日本だと孔明って言わないと通じないと思っている節があります。別に諸葛亮でいいのに、そこまで日本の三国志おたくに迎合しなくてもいいのではないかな?
余談ですが、中国語と日本語で呼び名が違うキャラって結構いて、たとえば西遊記の三蔵玄奘の仏弟子の豚の妖怪。日本だと猪八戒という名が有名ですが、中国では普通に猪悟能って呼びます。三蔵の弟子は悟空、悟能、悟浄とちゃんと統一性が法名を持ってるんです(ただし三蔵本人は弟子達を孫行者、猪八戒、沙和尚と呼ぶ)。これも中国語音声で「悟能」となってても日本語字幕で「八戒」と超訳されてしまうんだろうなぁ

映画の最後、クレジットが流れた後にPart2の予告編があります。当然のごとく燃える展開のようです。はやくPart2が観たい!

2008/11/2 Sunday

イキガミ

Filed under: - dekaino @ 7:10 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃのはてなBookmark被リンク数

イキガミを観ました。
原作はマンガらしいのですがまったく読んだことはなく、映画館でやってた予告編を観ただけで特に期待もせず、たまたま映画の日にプレミアスクリーンでやっていたというだけの理由で観ました。

そしたら期待してないのを上回る出来の悪さに驚き。なにこれ? Vシネマみたい。しかもかなり程度の悪い方のVシネマ。
こんな作品にあれだけ予告編うちまくっていたとは驚きです。

オムニバス形式で3つの話が淡々とつづられるのですが、おそらく各話の間にCMをはさむことが前提の作り、とても間延びしていて劇場で観るような作りになっていません。
キャストは豪華なのですが、どうもキャストが先に決まりそれを活かすために脚本が書かれたような、まさにテレビドラマ的手法で作られていて、どうにもつまらないです。
何か勘違いしたのか劇場には多くのファミリー客がきていましたが、子供達は最初の30分でダレて、しゃべりまくるし走り回るし大変な状態。でも責める気持ちにはなれません。大人だって走り回りたいよってくらいひどかったです。

だいたい対象者3人が3人とも男性というのがバランス悪いし、毎日複数人が処分されている流れの中でたまたま担当した連続3件のみを切り出したって設定なのに、3件だけが特別扱いされていて違和感があります。
月に100件で少ないなぁとかいうノリなのに、かなり昔のたまたま担当した連続した3件のことだけ、どうしてそんなにこだわっていられるのか? 減俸とか研修とかの方をもっと考えろと!
後日談のあたりの妙なノリは世界観に矛盾しています。

製作の意図としては観客に泣いてほしいお涙頂戴モノらしいのですが、私には泣くのは無理でした。

2008/10/25 Saturday

イーグル・アイ

Filed under: - dekaino @ 6:48 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若違祉≪い里呂討Bookmark被リンク数

イーグル・アイを観ました。
60〜70年代によく見られたネタを現代風にリメイクしたSFサスペンスです。
変に近未来風にせず、等身大の現代のアメリカが舞台なのが面白いといえば面白いですが、やはりSFとしてはネタが古く陳腐だと言わざるを得ません。

もう少しひねれば面白い話になると思うんだけどなぁ… 家族を人質にとって言うこと聞かすのは24 Season1で使い古された手だし。たとえば宗教と絡めてみるとか。いわゆる神の啓示とか神からの指令みたいにした方が人は動くし、絵的にも面白なりそう。でもまぁ機械仕掛けの神なんてオチも陳腐かな。
アクションシーンはよくできてます。

2008/10/18 Saturday

シネコン料金もデフレ化?

Filed under: - dekaino @ 7:29 このエントリをはてなブックマークに追加 激潟恰?のはてなBookmark被リンク数

日本最初のシネコン ワーナーマイカル海老名ができたとき、レイトショー料金という概念に驚いた。21時以降の回がなんと1200円! 今では全国で当たり前だが当時は画期的でした。

しかし最近の不況デフレ事情のためか、シネコンの映画料金はさらに低価格化の傾向を強めているようです。しかし各系列によって条件が違うので混乱しがち。そこで、神奈川県央のシネコンで、1000円で見られる条件をリストアップして整理してみました。

日付系
毎月1日 全系列
毎月10日 109シネマズ
毎月14日 TOHOシネマズ
毎月19日 109シネマズ (ポイント会員のみ)
毎月20日 MOVIX

曜日系
月曜 コロナシネマ(男性) ワーナーマイカル(女性)
火曜 MOVIX(女性)
水曜 シネプレックス(女性) 109シネマズ(女性) TOHOシネマズ(女性) ワーナーマイカル(2人組)
木曜 MOVIX (男性) コロナシネマ(男女ペア)
金曜 コロナシネマ(女性)

時間帯系
午前初回 コロナシネマ

レイトショー1200円で喜んでた時代が嘘のようです

2008/10/13 Monday

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

Filed under: - dekaino @ 22:41 このエントリをはてなブックマークに追加 遺皿≪ゃ守紫 <ゃ祉潟海里呂討Bookmark被リンク数

さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウンを観ました。
劇場版電王第三弾、一応今回で最後にすると宣言してますが、人気が出たらどうなるかわからない人気シリーズ。

今回は良太郎の孫の幸太郎がニュー電王として活躍。電王ワールドにおける2号ライダーなのか? V3やライダーマンを出せばまだまだ続くのか、もう初期設定なんかすべて忘れてしまったような開き直って勢いで押しまくった作品です。
今回もアクション満載の良作。ただ、ヒロインの神田沙也加は泣いているばかりで何もしてないのがちょっと寂しい。もうちょっと何か気のきいたことをやってほしかった。

最後のクレジット画面でイラストがたくさん出てくるのですが、大きいハナ(白鳥百合子状態)が描かれたイラストも出てきてました。とりあえずイラストではなかったことにはされていないようです。次に電王映画つくるなら白鳥百合子を出してほしい。でも無理だろうなぁ…

まだいくらでも話が続けられそうな決着でしたが、そろそろ小ハナ役の松元環季(子役)が育ちつつあるから、限界が近い気がします。メインキャスト総とっかえで続けられないものかな?

2008/9/29 Monday

アイアンマン

Filed under: - dekaino @ 0:59 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪ゃ≪潟海里呂討Bookmark被リンク数

アイアンマンを観ました。マーベルの有名ヒーローの実写映画化です。

アメリカでは大ヒットしているそうですが、確かに面白いです。大人が観ても楽しめます。原作の骨格は変えずに現代の国政政治事情にうまくあわせた話作りで、それなりに説得力があります。少なくとも007くらいにはリアルな背景設定です。マーベルヒーローからこんなハードな国際政治設定が出てくるとは思わなかった。

クルマにひかれそうになった子供を間一髪で救うのがせいぜいの何も考えないヒーローとか、ヒーロー同士でつるんで集団で悪の組織をボコりにいくマッチョ集団とかが従来のマーベルヒーローの印象だったのですが、劇場版アイアンマンは違います。
国際的武器製造会社の若社長が、テロ組織が自社製の武器を使っていることに苦悩するという、日本のマンガ・アニメが80〜90年代にすでに通過しているような設定を堂々と出してきて、そして成功しています。アクションもかなり面白かったです。やはり等身大人型兵器の空中戦は燃える! 演技も東映特撮にひけをとらないキレ。ほんと文句のつけどころがない出来です。

最後の最後にアベンジャーズ(マーベルヒーローの徒党)への誘いがくるあたり原作ファンへのサービスなんでしょうが、続編をつくるとしてもアベンジャーズは出してほしくないです。このハードな世界観でつっぱしってほしいものです。

2008/9/28 Sunday

兼高かおる世界の旅 南極編3部作

Filed under: - dekaino @ 23:17 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝 罐窮隈3篏のはてなBookmark被リンク数

以前にも紹介した兼高かおる世界の旅・再放送 南極編、3週連続の特別企画を3つともすべて見たので紹介します。
これはTBSチャンネルで再放送されている番組。本放送は1971年でした。
スタジオのかおると芥川
スタジオで南極の説明をする兼高かおると芥川隆行(故人)。1971年当時の兼高かおるは43才! とても40過ぎとは見えない! 当時珍しいカラー放送をアピールするためか服装はとんでもないサイケ色になっています。

南極番組といえば昭和基地と思いますが、今回はまったく出てきません。
なぜならば、米軍全面バックアップのジャーナリスト向け南極ツアーに参加したレポートだからです。米軍は昭和基地など眼中にないのです。

まずいきなり米海軍輸送機に乗って空路で南極大陸に上陸です。
米海軍の輸送機
宗谷とかしらせで日本から海路オンリーで行く日本隊とは気合が違います

防寒具の説明
米海軍輸送機内で防寒具の説明を受けるかおる。すべての装備は米軍から無償貸与だそうです。さすが米軍、従軍記者には大盤振る舞いです。

米沿岸警備隊ヘリコプタ
着陸ポイントからこんどは米沿岸警備隊のヘリで砕氷船まで移動

米沿岸警備隊の砕氷船
砕氷船も米沿岸警備隊の船です。さっきのヘリはこの砕氷船の艦載機だったようです。

砕氷船でもっとも南極点に近い港、ロス島にあるマクマード基地まで行きます。
ペンギンとかおる
アザラシとかおる
ロス島にいる動物とたわむれるかおる。季節は夏なので地面が見えます。
バブルの頃まことしやかに言われたスキーウェアを着ると3割増しで美人に見える効果でしょうか、かおる当時40overとは思えない。21世紀のアラフォーは負けてます。

マクマード基地は南極大陸にある米国基地の中ではもっとも気候が穏やかな場所にあり、いろんな施設があります。アメリカ人たちはここを「南極のマイアミ」と呼んでいたそう。

教会1
教会2
教会だってあります。さすがアメリカ人。どんなとこにも教会を作る!

そして原子炉すらあるのです。原子力は夢の未来エナジィィィ! さすがアメリカン魂あふれる施設。
南極原子炉1
南極原子炉2
ちなみに21世紀現在には南極に原子炉は存在していません。さすがに廃炉になってます。

マクマード基地から雪上車でバード基地まで移動。ここは南極点までの中継基地となります。当時は越冬もしていたようですが、現在は夏季しか人はいないらしい。
バード基地にある生物研究室
バード基地にある生物研究室にお邪魔してみました。
生物研究室内部1
部屋の内装は意外と普通な感じ。なにやら真空管が搭載された増幅器を調べる科学者達。真空管というのが時代を感じさせます。
生物研究室内部2
どこにでもギターを持ち込むアメリカ人。極地にいる緊張感を感じさせません。

海中撮影1
棚氷に穴を開けて、ゴンドラを海の中に沈めます。カメラマンごと沈めて海中を撮影。
海中撮影2
アザラシがいます。
海中撮影3
スキューバダイビングする猛者もいます。

ハード基地から南極点にあるアムンゼン・スコット基地まで空路で移動。
輸送機

夏なので南極点は白夜です。
アムンゼン・スコット基地の通信室
南極点基地の通信室

そしてアマチュア無線局KC4AAAのシャックもありました。
南極点基地のアマチュア無線室
QSLカードが壁一面に貼ってあるのがわかります。

当時の日本の電波法では違法でしたが、アメリカのハムでは当然フォーンパッチが可能です。越冬隊員が本国の家族とフォーンパッチで話をするとき、部屋の上にこのような看板を出してプライバシーを守るのです。
フォーンパッチ

やはり女性が少ない環境らしく、かおるはモテモテだったようです。
当時の米軍人には日本駐留の経験がある人が多く(特に海軍・空軍は)、日本で放送されていた兼高かおる世界の旅を知ってるいる人もいたようです。

今の若い世代は兼高かおるを知らない人が多いでしょう。世界の旅そのものが兼高かおる本人の企画で、プロデューサ(スポンサーとしてパンナムを引き込んだり)、ディレクター、現地レポータ、通訳すべて独りでこなしたスーパーウーマン。
番組内で、ケネディー大統領と握手したり、アポロ11号の前にヒューストンのNASAの基地を紹介したり、ガチャピンか兼高かおるかってくらいの活躍をした人なのです。そろそろ再評価の動きがあってもいいかも。ちなみにまだ本人は存命です。

2008/9/23 Tuesday

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇

Filed under: - dekaino @ 19:44 このエントリをはてなブックマークに追加 雁 紊腦 違潟 膣膀のはてなBookmark被リンク数

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇を観ました。
テレビアニメの劇場用に再構成したものです。
紅蓮篇は獣人四天王を倒すところまで。続きは螺厳編らしい。全部で2部か3部でやる予定のようです。

基本的なストーリーはテレビ版と同じですが、四天王を倒すあたりは完全に新作です。話をはしょってる関係で微妙にテレビ版とは話が前後している部分もありますが、劇場版だけでみればあまり気にならないと思います。

上映館も少ないし基本はセルDVDで儲ける目論見だと思われる作品。
絵の密度もご家庭のテレビでみるとちょうどいいレベルで、映画館でみるとちょっとスカスカな感じがします。

2008/9/22 Monday

イントゥ・ザ・ワイルド

Filed under: - dekaino @ 9:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟ャ祉吟祉ゃのはてなBookmark被リンク数

イントゥ・ザ・ワイルドを観ました。実話を元にした映画です。

頭脳優秀かつ経済的にも恵まれた若者が、いきなり蒸発して無銭旅行に出てしまう話。出発前にすべての貯金はチャリティに寄付し手持ちの小額紙幣も燃やしてしまう徹底ぶりに若者特有の潔癖さが描かれています。

アメリカ各地の雄大な自然がとても美しい反面、ストーリーはかなり重いです。1990年代を舞台としているのですが、まだアメリカにはヒッピー文化の残滓があったんですね。さすがに21世紀の今は老人ばかりでつらいんだろうなぁ。
本作には表面的には宗教的な話はほとんどでてきませんが、バックボーンにはキリスト教の価値観・倫理観が深く横たわっているように思えます。

主人公は自分の母親が正妻ではなく愛人であることに深く傷ついています。東アジア人には別にどうでもいいじゃんって感じられます、自分のせいじゃないわけだし。しかし、キリスト教倫理観ではこれは大罪なんでしょう。
作中で、ひとりの老ヒッピーが主人公に「おまえはイエスか?」って問う場面がありますが、イエス本人も不義の子(マリアの子イエスという呼び名そのものがマリアの私生児であることを示す蔑称)であることにかけてあるものと思われます。

ロードムービー的に美しい自然の風景を観るのが楽しい映画。また、厳格で禁欲的な価値観を押し付けた結果の悲劇という見方もできる作品です。

2008/9/15 Monday

ウォンテッド

Filed under: - dekaino @ 18:19 このエントリをはてなブックマークに追加 潟のはてなBookmark被リンク数

ウォンテッドを観ました。けっこうエログロ流血しまくりでエグいです。日本ではR15指定で公開。

暗殺を生業とする秘密結社の話。メンバはみな超能力をもっていて、それは遺伝するらしい。
主人公はうだつのあがらないサラリーマン。でも実は暗殺者としてのすごい才能があって…という、今日からヒットマンみたいな話です。二代目二丁さんは営業だけど、本作の主人公ウェスリーは経理マン。アメリカでは経理マンがいちばん軟弱というイメージなんでしょうか?
アクションがとにかく派手で流血しまくり、登場人物発情しまくり。特に主人公の同僚が種犬なみです。アンジェリナ=ジョリーもがんばってます。

なんかかんだ紆余曲折あって、最後は富野的エンディング。それなりにキッチリおちをつけてるんで続編は難しいと思われます。

ハンコック

Filed under: - dekaino @ 8:41 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟のはてなBookmark被リンク数

ハンコックを観ました。
いい加減で投げやりなスーパーヒーロー ハンコックの物語。いかにもありがちなヒーローものと思って観てたのですが、中盤で大どんでん返しがありがぜん面白くなり、そのままの勢いで最後まで突っ走ります。

予告編だけではなんかありきたりなヒーロー物だと思ってたのですが、なかなかどうして結構面白い。なんたって設定が単純かつ納得力があるのがいい。(科学考証がきちんと出来ているという意味ではなく、そういう世界観だと抵抗なく納得させられる)
映画の宣伝はネタバレできないためにかなり地味になっていてちょっと損をしているかも。アメリカンヒーローみたいなお馬鹿ヒーロー物として見ても面白いです。

それから、字幕は戸田奈津子女史です。あのくだらない下ネタや冗談はことごとく訳さない戸田女史ですが、本作だけは下ネタやジョークをきっちり字幕に起こしています。これはかなり珍しいですよ! 理由は簡単、主役のハンコックのセリフが100%下ネタかダジャレか悪態だから。さすがにそれを訳さなかったら話が進みません。戸田字幕なのに下ネタ。けっこう衝撃でした。
ハンコックのニュース映像を見返す場面があるのですが、YouTube使ってました。一昔前ならTiVoあたりが出てきたんだろうけど、どんどん時代は変化しているのを実感しました。

2008/9/14 Sunday

20世紀少年第一章

Filed under: - dekaino @ 22:50 このエントリをはてなブックマークに追加 20筝膣絨綛雁筝腴のはてなBookmark被リンク数

20世紀少年第一章を観ました。正確には第一章がつかない「20世紀少年」が正しいタイトル。三部作と知らないまま勘違いして観に来る客のことを考えた姑息な考えが見え隠れします。

ストーリーはおおむね原作どおり、細かいところをはしょって2000年の大晦日まで描写されます。小学館の長期連載マンガはダラダラしてものが多いのですが、映画化されるとそのダラダラ成分が丸ごとカットされて面白くなることがあります。でも本作はダラダラ成分は100%保存されていて厳しい。脚本に原作者の浦沢直樹が口出ししている模様。これはダメだー。

原作連載時は謎が謎を呼ぶミステリ仕立てで20世紀が終わる2000年12月31日にクライマックスが来るように盛り上げておいて、広げた風呂敷たためずにいつものダラダラモードに突入してしまったわけですが、映画製作時には風呂敷がたたまれないことがわかっているわけで、演出も苦労しています。
まずは、2015年のうみほたる刑務所にいる囚人の回想という形で映画が始まります。つまり2000年には決着がつかないということを観客に提示。そしてどうせ解かれない謎なのだから謎なんか提示しません。観客は「いったいトモダチは誰だ」なんて謎にはまったく感情移入することなく100%受身でストーリー展開を見るだけに留まります。
観客は謎解きに関心がないわけで、マークの由来とか意味とかいきなり解説されても、ああそうだから何? とまったく面白くない。

そして展開が速いだけに原作にある矛盾「ケンジは忙しいコンビニ店長のはずなのにフットワーク軽すぎ」も強調されてしまいます。
だいたいうみほたるにいるショーグンが知るはずないケンジのコンビニ経営時代まで回想しているという大矛盾もあるし…

まぁいろいろ言いましたが、はっきりいって尺が長いだけでつまらない映画でした。しかも観客動員数は結構いってるみたいで興行的にはOKとは単に行かないところもつらい。このあとの第二章、第三章がやばいです。
はっきり言って本作を観て次回作を観たくなる人はまずいないでしょう。エンドクレジットロールが流れた後で第二章の予告編が流れるのですが、「しん・よげんのしょ」が画面に出たとき観客席から失笑が聞こえてました。確かにつらいよね、原作連載時もヤバいネタだったと思う。

基本プロモーションとしては第二章封切直前に金曜ロードショー枠で本作をテレビ放送してCMガンガン打つんでしょうが、そもそも本作2時間半以上あるのでノーカット放送したらかなり苦しい。最後まで付き合ってみてくれる視聴者は少なそう。それに加えて本作を観たらむしろ第二章を観たくなくなってしまうんじゃないかという危惧あり。考えれば考えるだけ、第二章は厳しそうです。

もしかしたら第三章の製作はないかも?

2008/9/7 Sunday

兼高かおる世界の旅・再放送 南極編

Filed under: - dekaino @ 11:53 このエントリをはてなブックマークに追加 守筝糸冗 罐窮隈のはてなBookmark被リンク数

スカパーのTBSチャンネルで再放送されている兼高かおる世界の旅。ずっと白黒時代の再放送をしていましたが、夏ぐらいからやっとカラー版になりました。

そして今月は南極編です。1971年放送。あの兼高かおるが南極点まで到達します。彼女の行動力は無闇にすごいです。しかも日本の南極探検船(当時は宗谷か?)ではなく、ニュージーランドから米海軍の輸送機に乗って南極上陸です。着陸したら米沿岸警備隊のヘリで難局基地へ。さすがパンナムの広告塔、桁違いです。基地からは同じく米沿岸警備隊の砕氷船でロス島へ移動。

当時としても1週間で終わらせるのはもったいない企画だったらしく何回にも分けて放送されたらしい。第一回は砕氷船に乗ったところでオシマイ。第二回が南極点で、第三回が科学研究の紹介らしいです。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

Filed under: - dekaino @ 11:36 このエントリをはてなブックマークに追加 3 絽腱絎のはてなBookmark被リンク数

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝を観ました。
前作からだいぶ時間があいての続編ですが、基本的要素はきっちり継続されています。ただ舞台がエジプトでなく中国に変更になってはいますが。

もともとおバカ映画なので当然最新作の本作もおバカ映画です。第一作の頃の売りのCGも今となっては普通にやって当然レベルなので、力点はワイヤーアクションの方に移行しています。まさに90年代中国返還直前の香港映画のノリをそのままお金をかけて綺麗に仕上げたという作品です。
ジェット・リーはかっこいいですが、彼を堪能するならドラゴンキングダムの方がおすすめです。

一応続編が作れるようなヒキで終わりますが、続編できるかなぁ?

2008/8/31 Sunday

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

Filed under: - dekaino @ 23:23 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若祉若/若潟祉若困里呂討Bookmark被リンク数

スター・ウォーズ/クローン・ウォーズを観ました。
同名のテレビシリーズ(邦題 クローン大戦)と同じくエピソード2とエピソード3の間にあったとされる共和国軍と分離主義者軍との戦い(共和国軍の主力がクローン兵だったことからCLONE WARSと呼ばれる)ですが、まったく異なる話です。また、テレビシリーズは2Dアニメでしたが、本作は3DCGアニメです。

ジャバ・ザ・ハットの子供(赤ん坊?)が誘拐されるところが話は始まります。この赤ん坊がすごい可愛く造形されていてキャラクターグッズで一儲けするつもりだなとつい勘ぐってしまいます。
それからなんとアナキンにパダワン(弟子)がつきます。アソーカという名の女性です。これもなんか日本語みたいな響きの言葉ですね。
エピソード3とかそれ以降の4〜6ではまったく触れられないキャラをいきなり出して大丈夫なんでしょうか? ガンダムの劇場版ではマクベ死んでないくらいの大矛盾というかパラレルワールド現象が発生してしまいました。

映画の出来はアクションものとしてはかなりよくできていて大人でも子供でも楽しめるでしょう。ちょっと宣伝が足りないのが残念。もっとガンガンに宣伝売っても元が取れると思うんだけどなぁ… 日本ではあまりスターウォーズ人気って高くないのだろうか?

劇場版デトロイト・メタル・シティ

Filed under: - dekaino @ 22:51 このエントリをはてなブックマークに追加 雁ゃ祉<帥祉激のはてなBookmark被リンク数

劇場版デトロイト・メタル・シティを観ました。アニマル連載の漫画が原作。映画化は1年遅いとも言われた作品です。

原作の世界観を活かしつつも、大胆なアレンジを加えて原作とはだいぶ違った話になっています。NO MUSIC NO DREAMという言葉の導入して、映画としてはちゃんとまとまった話になったと思います。

それにしても加藤ローサのセリフの棒読みっぷりはすごい。女帝からまったく変わりません。ライブのシーンで「Go to DMC」と棒読みで叫ぶところは、もはや芸の域に達してるかもしれません。これに対抗できるのはNHK朝連ドラ「瞳」のKENを演じるMAKIDAI(EXILE)ぐらいです。

それにしてもクラウザーさんは大分から上京するのに飛行機じゃなくて新幹線なのは、あの格好では飛行機に搭乗できないからなのか?

2008/8/24 Sunday

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0

Filed under: - dekaino @ 22:55 このエントリをはてなブックマークに追加 GHOST IN THE SHELL 紙紙2.0のはてなBookmark被リンク数

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0を観ました。

オリジナル作との違いはアクションシーンの一部がCGに差し替えになっていることと、一部カット割が変更、そして人形使いの声が男声から女声(榊原良子)になっているところぐらいです。
脚本は基本的に変更なし。リメイクというよりちょっと贅沢なディレクターズカット版といった感じです。
マトリックスにパクられて有名になったオープニングの緑の文字が流れる効果は、何か白い曲線(シナプスだか神経のつもり?)がどんどんつながっていく効果に差し替えになってました。逆にマトリックスの真似とか言われるのがイヤだったんでしょうか?
基本的にCG新作部と新アフレコぐらいしかお金はかかってなさそう。

正直いってスカイ・クロラも興行的にはコケたわけで、ProductionI.G.が過去の資産を使って、安易に金策に走ったような作品です。
そういう意味で「新訳ゼータガンダム」などとはまったく異質です。
「なぜ今やるの?」という問いへの答えは「お金」しかない。
幸いなことに上映館が単館系に毛が生えたくらいに少ないせいか客席は満席に近い状態でした。スカイ・クロラより客席の埋まった率はずっと高そう。

それにしてもGHOST IN THE SHELLって娯楽作としてサービス満点でよくできてるんですよね。見直してみるとよくわかる。短い尺にこれでもかって詰め込んであってテンポがいい。
本作を見たらイノセンスがコケたのも当然の帰結かもと思ってしまう。イノセンスは観念的すぎてとても娯楽作とは言えない出来だったから。宣伝打ちまくってもアレじゃあねえ。

本作に興味がある人はすでにオリジナル作を見たことがある人がほとんどだと思いますが、劇場の広いスクリーンでもう一回見直すくらい気持ちなら金を払ってもいいでしょう。しかしオリジナル作のDVD持っているなら、本作のDVDを買うのはやめといた方がいいかも。

劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王

Filed under: - dekaino @ 10:29 このエントリをはてなブックマークに追加 雁篁≪ゃ若 薛のはてなBookmark被リンク数

劇場版仮面ライダーキバ 魔界城の王を観ました。ゴーオンジャーの併映。

TVシリーズの敵ファンガイアとは別のレジェンドルガという種族が劇場版の敵です。よって下っ端ザコのファンガイアは出てきますが、チェックメイト・フォーなどの主要ファンガイアはまったく出てきません。クィーンの出番もなし。
出番がないといえば、ゲストキャラの机なつき(岡本玲)が野村静香(小池里奈)とキャラがかぶっているせいか、静香さんほとんど出てきません。カメオ出演なみのちょい出のみです。

机なつきの母親役を杏さゆりが演じていますが、80年代風の落ち着いた化粧しているとまるで別人、なんかフツーの人みたいなのが個人的に驚きでした。YJ制服コレ企画みたいなケバ派手化粧じゃなければ案外普通らしい。

ストーリーは、テレビシリーズとまったく同じ世界観ですが、演出が工夫されているというか、オーソドックスなわかりやすい形式になっています。
特にTV版みたいにピュゥウゥンって謎効果音だけで2008年と1986年を行ったりきたりすることはありません。渡または音也がタイムスリップするというイベントが発生したときのみ主役視点で時代が切り替わり、TVシリーズをみておらず劇場版が初見の客でも混乱しないですみます。難解な構造の世界観なだけに、極力わかりやすく作ったようです。

それから、映画で明かされた驚きの事実、キバは代々継承されるものらしい。えーーー? じゃ先代って誰なの? 一子相伝なの? TVシリーズで明かされるんでしょうか? キバ三兄弟と仲間はずれのダメ三男みたいな話になったりするのかな?

ついでに、10月にやる電王映画の宣伝しまくりです。電王ってホント人気あるんですね。テレビシリーズで帰ってきた電王とかゼータ電王みたいなのやればいいのに。

劇場版ゴーオンジャー

Filed under: - dekaino @ 7:22 このエントリをはてなブックマークに追加 雁眼若潟吾c爾里呂討Bookmark被リンク数

劇場版ゴーオンジャーを観ました。正式タイトルは「炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!」
ストーリーは劇場版いつものパターンの他世界に出張する外伝もの。TVシリーズのストーリにはまったく影響なしです。今回の異世界は江戸時代っぽいサムライワールド。

敵ボスの魔姫(まき)はソニンが演じます。堂々とした正統派の悪役の演技がすごい。本当に心底から悪そうです。ある意味才能かも?
ゲスト炎神が人間形態になれるという設定があり、演じるのが、半田健人(555のたっくん)、春田純一(大御所 ゴーグルV/ダイナマンのブラック)、菊地美香(ウメコ/デカピンク)と特撮でおなじみの人がずらり。ちょっと昔の特撮ファンにも楽しめます。

2008/8/17 Sunday

インクレディブル・ハルク

Filed under: - dekaino @ 21:02 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟c祉のはてなBookmark被リンク数

インクレディブル・ハルクを観ました。ついこの間の2003年に映画化されてますが、それとはまったく関係ないリニューアル映画化です。

2003年版はコミック紙面を意識したある意味で前衛的な絵作りだったのですが、本作はオーソドックスなハードボイルドな作りになっています。
いきなり冒頭からブラジルで逃避行でポルトガル語連発です。
しかし後半の方は結構グダグダかも、最後の最後で「ハルクスマッシュ」とか叫んで技だすし! いくらファンサービスとは言ってもコレやっちゃダメでしょう。クウガが「ライダーキック」と叫んで蹴り技出すようなもの。せっかく積み上げたハードボイルド世界が崩壊しました。

バトルシーンはライブっぽい臨場感があって結構いい感じ。CLOVERFIELDの影響を受けているかも。
ストーリーは、テレビシリーズのパイロット版みたいな話。たとえるならナイトライダーのKITT(キット) vs KARR(カール)みたいな感じ。結局、根本的な解決は何もありません。このまま続編かテレビシリーズがいくらでも続けられそう。まぁ人気コミックシリーズだから完全終結するわけにねいきないんでしょう。

夏休みのアクション映画としてはいい出来だと思います。

2008/8/10 Sunday

崖の上のポニョ

Filed under: - dekaino @ 22:07 このエントリをはてなブックマークに追加 經筝Г里呂討Bookmark被リンク数

崖の上のポニョを観ました。

前評判どおり、映像はすごいけどストーリがなんともはや。今回は何回というより平板で単調すぎ。もうちょっとドラマがあってもよくないか?
宗介の行動はまったく5歳児とは思えないし、母親に「なんだか不思議だけど後でなんとかなるでしょ」とまで言わせて突き進むご都合主義がある意味スゴイです。もう理屈じゃなくて作りたい映像をただ作ってるだけ状態。

それから、ポニョの父親のフジモトは明らかに大塚周夫キャラ。チキチキマシン猛レースのブラック魔王や、宮崎駿作品の名探偵ホームズのモリアーティ(モロアッチ)教授のようなマヌケな悪役という位置づけなのですが、声の所ジョージがまったくノレてなくギャグがすべて空回り。ぜったい大塚周夫で録るべきでした。やはり周夫は偉大だ。

主題歌はまさに洗脳ソング。今年の紅白に出てもおかしくない勢い。こういう意味で鈴木プロデューサーはホント宣伝が上手いです。

スカイ・クロラ

Filed under: - dekaino @ 18:20 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻ゃ祉 のはてなBookmark被リンク数

スカイ・クロラ The Sky Crawlersを観ました。
原作はまったく読んでないですが、これはまちがいなく押井守ワールド作品です。固有名詞にどこかで聞いたようなのが入ってるあたりとか。

すごい量の裏設定があるんでしょうが、別に謎解きをするでもなく、時間の牢獄に囚われた不老不死者といういかにも陳腐化したSFネタを主題に淡々と話が進みます。

なぜかそこらじゅうにいる老人達は何かの伏線かと思いきや投げっぱなしだし、日常会話は日本語で飛行中は英語で会話するのですが、なぜか話してる英語と字幕の内容がかなり違ってたりして実は戸田奈津子リスペクト?

ドッグファイトシーンは素晴らしいです。ただ主人公が乗る戦闘機「散香」ってオネアミスの翼に出てきた第三スチラドゥに似過ぎか? そういう意味でも一見の価値あり。

商業性はイノセンスよりも希薄です。これは正直興行的には大コケする予感。
Production IGもGHOST IN THE SHELLをリメイクなんて言わないと会社が持たないのでしょうね。
押井守監督、今回もうまくスポンサーをごまかして好き放題やっちゃったな感が強い作品。

スターシップ・トゥルーパーズ3

Filed under: - dekaino @ 0:34 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻帥若激祉ャ若若3のはてなBookmark被リンク数

スターシップ・トゥルーパーズ3を観ました。原題は「STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER」。このMARAUDERというのがハインラインの原作に出てくるパワードスーツのことです。原作には特に機種名とか出てこないのですが、本作ではマローダーと命名されています。まぁパワードスーツはもう一般名詞化しているのでしょうがないんでしょうか? でもマローダーっていうとコウガイビルみたいな形したフェレンギ船を思い浮かべてしまうなぁ…

大作ハリウッド映画として制作された1作目と、まるでテレビ2時間特番のような予算しかなくてトホホな出来の2作目と一貫して原作者ハインラインの思想を皮肉りまくった方針はまったくブレず、気持ちが良いくらい首尾一貫していてすばらしい。

しかも今回はパワードスーツが登場します。あれだけ金をかけた1作目でも断念したパワードスーツ! 技術の進歩とは恐ろしいもので今ではたいした予算がなくてもパワードスーツが出せてしまうのです。
でも無数のバグを蹴散らすマローダー軍団はやっぱカッコイイのです。必見。

それにしても上映してる劇場の少なさはすごい。3作すべてを映画館で観た人って日本では1000人もいないのではないか? 2作目はともかく今回の3作目は見ておくべき価値はあります。1作目が好きだった人はぜひご覧あれ。

2008/8/9 Saturday

コエだしてエコのうしろの女

Filed under: - dekaino @ 11:55 このエントリをはてなブックマークに追加 潟潟絅海里呂討Bookmark被リンク数

ACキャンペーン コエだしてエコ
コエだしてエコ

主演:大後寿々花、森岡龍

コエだしてエコ
もちろん大後寿々花に大注目のCMなのですが、名前も出てない3人目の登場人物が気になります

コエだしてエコ
後ろにならんでレジ待ちしているのでしょうか?

コエだしてエコ
下に目線をむけつつも、大後&森岡が作る二人だけの空間をチラチラと横目で様子を伺う

コエだしてエコ
ひたすら後ろの壁を凝視しつつも、耳ダンボ状態で様子を伺う

コエだしてエコ
最後になぜかハートマーク出現。意味不明。

大後寿々花が小さいせいもありますが、3人目の彼女けっこうでかく見えます。たぶん森岡より背が高いんじゃないか?

謎の3人目の役者について情報募集中です

2008/8/2 Saturday

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発

Filed under: - dekaino @ 11:57 このエントリをはてなブックマークに追加 茱 羇堺泣掩筝困里呂討Bookmark被リンク数

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発を観ました。サブタイトルが一髪でなくて一発なのは本作が最後の出演となった故水野晴郎へのオマージュ?
日本以外全部沈没で予想外に売れてしまい、メジャー界でも波に乗ってる河崎実監督の最新作です。

松竹唯一の怪獣映画ギララの第2作という位置づけでとにかくすべてがくだらない。
雨傘と消火器(対講談社 白兵戦用兵器!)をささげ持ちながらコマネチのポーズをとるタケ魔神像
タケ魔神像
この造形だけでくだらなさがわかるでしょうか?

主人公は加藤夏希、加藤和樹の特撮界にも縁が深い美女・イケメンのダブル加藤。この二枚目カプールがネチ・コマ! ネチ・コマ!と謎の民族舞踊(??)を踊り狂います。
そして、洞爺湖サミットという設定でG8各国首脳のそっくりさんが演じるドタバタコメディがまたくだらない。日本代表は安倍ならぬ伊部首相(ただし英語ではアイビ(Ibe)と発音してるので安倍と聞こえなくもない)。フィクションだけどサミット出れてよかったね。フランスのサルコジのそっくりさんのソルコジ大統領はキャラ立ちまくりで、夫人が同行してないのをいいことに、フランス人らしく女性くどきまくりエッフェル塔のごとく勃ちまくり。
このくだらなさはチームアメリカ★ワールドポリスに匹敵します。

その他脇役も豪華キャストがてんこもり、古い特撮ファンは感涙ものです。
ちなみに特撮指導は東映特撮研の佛田洋! 意外に正統派。いい仕事しています。

2008/8/1 Friday

カンフー・パンダ

Filed under: - dekaino @ 9:38 このエントリをはてなブックマークに追加 潟種愁潟のはてなBookmark被リンク数

カンフー・パンダを観ました。
ドリームワークスのカンフーアクション満載の3Dアニメ。すべての登場キャラは動物です。主人公はジャイアントパンダ、そして父はガチョウ。なぜ? 養子なのか?? 出生の秘密は結局最後まで明かされません。師匠のマスターシーフー(師父?)も実はパンダ、レッサーパンダです。師匠の師匠はゾウガメ、敵役のタイ・ラン(大龍)は雪豹です。タイ・ランってTyrant(暴君)のもじりではなくて大龍らしいです。でも普通に読めばタイ・ロンだからやはりTyrantにかけているのかなぁ??

さすがドリームワークスだけあって、カンフーアクションは派手でかっこよくて百点満点です。でももっとかっこいいのは冒頭部の2Dアニメじゃないでしょうか。冒頭は男はつらいよ形式の夢オチ導入なのですが、その夢パートは2Dアニメのカンフーアクションなのです。これがまたとってもかっこいい! サムライジャックばりのカートゥーンアクション最高レベルだと思われます。この夢パートをみるだけで料金の元はとれます。

あえて難を言えば、本作は食べ物ネタが多いのですが、3Dアニメだとどうしても食べ物が美味しそうに見えません。制作サイドが中華料理に愛がないせいかもしれない。特に麺料理がまずそうなんだよなぁ…
それ以外は満点の出来だと思います。子供に見せるならポニョよりこっち。

2008/7/31 Thursday

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

Filed under: - dekaino @ 22:09 このエントリをはてなブックマークに追加 蚊蚊蚊薔弱お 綛翫罩のはてなBookmark被リンク数

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌を観ました。ウェンツ鬼太郎第2弾。最初の時のインパクトはありませんが、丁寧な作りになっています。
今回のゲストヒロインは北乃きい、そしてゲスト妖怪の濡れ女を演じるのは寺島しのぶです。純情きらり以来の因縁の対決!? 主人公の姉の笛子、子供のときは北乃きいが演じてて可愛かったのに大人になったらいきなり寺島しのぶ。「これはいくらなんでもあんまりじゃないの」「何いってんの可愛いだけの小娘が こちとら血筋も芸歴も一流なのよ」てな感じでキャットファイト(妄想が暴走)

しかし実は本作で一番可愛かったのはブラバン部の部長やってた山下結穂です。撮影時23才とは思えないほどの高校生ぶりがよかった。
本作の冒頭ではヒロインの楓(北乃きい)の学生生活を丁寧に描写していたのにいきなり中盤以降どうでもよくなってしまって構成がかなりぬるいです。ちゃんと最後にブラバン大会の結果を出す流れにしないとダメでしょう。たぶん心をこめてトランペット吹けるようになって優勝! みたいなプロットが当初はあったんだけど、尺が足りないとか種々の事情で捻じ曲げられたんでしょうね。
ボーリング場のシーンとかけずってブラバン決着シーンいれとけばいいのにね。だいたい下駄でレーン歩くとは鬼太郎はけしからんよ。
もしかしたら脚本家途中で降板してるのかもしれない。それくらいストーリーはダメ、後半は響鬼ぐらいグダグダな感じです。

でも、遊び心があって子供と一緒に観るにはいい映画だと思います。意外にしょこたんの出番が多かった。もっとチョイ役かと思ってました。

2008/7/30 Wednesday

ドラゴン・キングダム

Filed under: - dekaino @ 20:58 このエントリをはてなブックマークに追加 眼潟祉潟違のはてなBookmark被リンク数

ドラゴン・キングダムを観ました。原題は功夫之王、英題はThe Forbidden Kingdom。どこにもドラゴンが出てこないのになぜか邦題はドラゴン・キングダム。ドラゴンをタイトルに入れるとカンフー映画っぽいという考えなのでしょうか? もちろんドラゴンなんかまったく出てきません。

本作の売りはもちろんジャッキー=チェンとジェット=リーの夢の競演作ですが、あんまり日本では宣伝してなくてもったいないですね。アメリカや香港では大ヒットらしいです。
ジャッキー=チェンとジェット=リーの対決シーンもたっぷりあるのですが、そこは引き分けにしておいて共通の巨悪を倒すため共闘するという、マジンガーZ対デビルマングレートマジンガー対ゲッターロボの頃のからあるお約束パターンで、ちょっと消化不良な感じ。それでも漢(おとこ)のドラマとしてかなり燃える映画です。スパロー(燕子)役の劉亦菲もかわいい。

古典的な武侠話をごちゃ混ぜにしたストーリーが武侠初心者にもわかりやすいと思われます。難易度ドラゴンボール程度なので安心して一般人にも薦められます。

2008/7/29 Tuesday

劇場版マッハGo!Go!Go!

Filed under: - dekaino @ 11:58 このエントリをはてなブックマークに追加 雁Go!Go!Go!のはてなBookmark被リンク数

劇場版マッハGo!Go!Go!を観ました。言わずと知れたタツノコプロの同名TVアニメの映画化。マトリックスのウォシャウスキー兄弟監督。

とにかく原作に愛を感じます。役者も原作キャラに似まくり。特に子供時代のミッチーは激似です。アンジェリーナ=ジョリーがやってるくトゥームレイダーのララ姉さんくらいはまり役です。話の筋も能天気な三船ファミリーと謎の覆面レーサーXなど原作そのままの展開。弟のクリ坊と猿のサンペイまででてきます。しかもトランクに忍び込む設定まで同じ!
あんなガンガン車をぶつけ合ってるカーアクションをやっているマッハ号のトランクの中にはほぼ100%の確率でクリ坊とサンペーが隠れているのです

マッハ号のいろんなギミックも原作に近いですが、水中にもぐれる機能(たしかFだったはず)は出てきませんでした。あと名前だけ出てくるギズモ号、これも登場はなし、ちょっと残念です。この映画の世界観ではどのクルマもジャンプ機能は標準装備、というかむしろジャンプあってこそのレースみたいな感じ。よってマッハ号だけが特別仕様で特に強いというわけでもないみたい。

過去のタツノコアニメの映画化作品の中ではピカイチで面白く原作に忠実です。

2008/7/23 Wednesday

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

Filed under: - dekaino @ 6:58 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ潟c祉吾с若潟/鴻帥祉鴻修里呂討Bookmark被リンク数

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国を観ました。
シリーズ第4作。1950年代米ソが熱く対立していた時代。こんどの敵はソ連です。

ジョーンズ教授がアカ狩り(red purge)対象になるあたり、スピルバーグらしいシャレが効いてます。
それにしても宇宙人とかUFOがホントに好きなんだなぁ…

案外お金はかかってない感じで、間違いなく儲けるための作品ではありますが、確かによくできた娯楽作でアクションもばっちり、観客も満足するでしょう。わかりやすい決着ですっきりしたいならポニョより本作品を見るべきです。

2008/7/15 Tuesday

クライマーズハイ

Filed under: - dekaino @ 7:52 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ若冴い里呂討Bookmark被リンク数

クライマーズハイを観ました。1985年の盆休みに群馬県御巣鷹山に日航機が墜落した。群馬県地方紙の北関東新聞(架空)は特別報道体制に入り、主人公は日航事件全権デスクに任命される…というストーリー。

時代考証がマニアックすぎるほどされています。それでいて全然それをひけらかさない。不必要な場面でわざわざ古い紙幣を見せたり、懐メロ流したりせずに、必然性のある場面に1985年にあるべきモノが出てくるという淡々さがいい。
また団塊の世代が40代でバリバリ働き盛りの時代の汗臭い仕事っぷりが堪能できます。この頃のブン屋って全共闘世代で、新聞は社会の木鐸って本気で思ってそうです。特に地方紙はその比率高そう。

非常に密度が濃く迫力のある映画です。でもテーマ性は希薄。とってつけたような親子ドラマは、仕事優先人生をおくった報いでリタイヤ後は妻子に冷たくされている現代の団塊世代へ送る黄昏流星群風のファンタジーでしかありません。

2008/7/6 Sunday

告発のとき

Filed under: - dekaino @ 22:34 このエントリをはてなブックマークに追加 冴のはてなBookmark被リンク数

告発のときを観ました。原題は「IN THE VALLEY OF ELAH」、ELAHの谷とは旧約聖書に出てくるダビデとゴリアテの戦いの舞台となった場所のことです。

イラク戦争の前線で戦った後、本土に引き上げてきた米陸軍兵士の一人が殺された殺人事件の話です。
殺された兵士の父親も退役軍人で、軍警察(MP)の優秀な刑事で、愛国者で敬虔なキリスト教徒で、まさに良きアメリカ人を代表しているのですが、退役後の仕事は砂利運びであるところが問題の根の深さを示しています。
この父親が過去のコネや捜査の経験を生かし、息子を殺した犯人を突き止めようとするだが… という流れで話が進みます。ストーリーの流れ的にはネイビーファイル(原題 JAG)に近い。

イラク戦争の是非のような政治的視点ではなく、戦争が現場の兵士に与える影響を兵士の視点で語る映画です。コンセプトとしてはランボー第一作のイラク戦争版といってもいいかも。
ベトナム戦争のときの米軍は徴兵制だったので一般市民層と兵士層に大きな違いはなかったのですが、イラク戦争では徴兵制は停止されすべて志願兵となっています。これは米軍の主だった構成員が社会的地位が低い層が主となってるってことで、帰還兵を受け入れる社会の受け皿はベトナム戦争以上に小さくなっているのかも知れません。

いつかくるイラクからの撤兵の時にこの問題が一気に顕在化するのでしょうが、本作はその時にあるだろう混乱を予言しているのかもしれません。
表面からまともに見える帰還兵、人格の深いところが壊れているのが恐怖です。兵士が私物の携帯電話で動画撮影したり、メール送ったりしてるのが現代的といえば現代的。

こういう時期にこういう映画をつくれるあたりが、アメリカの映画界の強みなのかも。

2008/7/3 Thursday

僕の彼女はサイボーグ

Filed under: - dekaino @ 22:06 このエントリをはてなブックマークに追加 綵弱コ泣ゃ若阿里呂討Bookmark被リンク数

僕の彼女はサイボーグを観ました。郭在容(クァク・ジェヨン)監督の初の日本映画です。

とっくに既出でしょうが、出てくるのはサイボーグじゃないです。純粋な人工知能の女性型ロボット、いわばアンドロイドまたはギュノイドはたまた人工生命体です。決してサイボーグではない。

でもそんなツッコミは野暮もいいところ。はっきりいってこの映画は妄想があふれて止まらない妄想ファンタジー映画です。その妄想度合いは留まるところを知らず、黄昏流星群なんか足もとにも及びません。
後半なんかスピルバーグのA.I.なみに観客を置いてきぼりにして妄想全開、主人公/監督の欲望が具現化されていきます。見ていて気持ちがいいぐらいの妄想炸裂。
2008年に大学生な主人公の子供時代がなぜかどう見ても昭和30〜40年代なんて矛盾はもうどうでもいいのです。あぁ頭文字D THE MOVIEみたいに日本の伝統文化みたいのを表現してみたかっただけなんだなぁと達観できてしまいます。

ペットには名前をつけるのに、「彼女」には最後まで名前をつけないあたり、妄想に感情移入しやすくする仕掛けなのでしょうか?

水島信司の野球妄想に匹敵する妄想をサラっと楽しめる懐の広さをもって鑑賞すべき映画です。岩鬼がプロで悪球打ちしてもいいなら、彼女が「サイボーグ」でもいいと言うもんだ。

2008/7/1 Tuesday

ザ・マジックアワー

Filed under: - dekaino @ 8:30 このエントリをはてなブックマークに追加 吟祉吾≪爾里呂討Bookmark被リンク数

ザ・マジックアワーを観ました。バリバリ前宣伝しまくってる三谷幸喜作品です。

立ち上がりは非常にスロースタート。とにかく無理がある設定なので、観客をその世界に引き入れるまでどうしても時間がかかります。これがテレビだったら最初の数分で別のチャンネルに変えられていることでしょう。

最初のつらい時期を乗り切ってしまえばまぁまぁ笑える作品です。たしかにマニアックすぎるネタが多いけど、ライトな人にもわかりやすい笑いもたくさんあります。ただ、口コミで徐々に人気が出てくるタイプの作品ではないのは確かで、あのマスコミで宣伝しまくり大作戦はある意味必然だったのかも。

綾瀬はるかは飾り的ポジションかと思ってたら、案外セリフもあって意味がある役だったのが、三谷幸喜の脚本家としての良心か? 産みの苦しみが感じられる苦しい脚本を名優の演技力でカバーしているような映画です。

2008/6/26 Thursday

築地魚河岸三代目

Filed under: - dekaino @ 0:05 このエントリをはてなブックマークに追加 膀育羃喝恩筝篁gのはてなBookmark被リンク数

築地魚河岸三代目を観ました。ビッグコミックオリジナル連載中のいわゆるグルメ漫画の映画化です。
同誌連載の釣りバカ日誌と同じく団塊世代向けの加齢臭のする作りの映画になっています。原作の漫画はかなりゆるいストーリーで、紹介される魚料理だけが売りなのですが、さすがここは映画だけあってキッチリ話を作りこんでいて、人情あり笑いありと上手に作られてます。

そのため、キャラクター設定も結構かえられちゃってます。エイジさん いきなり××で○○になってしまいます(ネタばれ防止のため伏字)。まるで大映ドラマのようなベタな設定、展開。
これはもう団塊世代に大受けでしょう。第二弾の製作も決定したそうです。

この映画で出てくる一番仕事ができる人は明日香(田中麗奈)の助手の男。あのタイミングで割込むところがカナリの切れ者だと思われる。ストーリー的にはちょっとしか出てこないチョイ役ですけど。
それから、カロリーメイトの黄色い人がべらべら喋り捲るのも見所