でかいの日記帳

2007/10/21 Sunday

高学歴ワーキングプア

Filed under: - dekaino @ 19:07 このエントリをはてなブックマークに追加 蕭絖罩眼若潟違△里呂討Bookmark被リンク数

高学歴ワーキングプア

光文社新書の「高学歴ワーキングプア」を読みました。大量生産された博士(ドクター)の受け皿が無く、フリーター同然の暮らしをしている実情の啓蒙書。いちおう対策の提言などもしているが、とても実効性があるようには思えないところが恐ろしい。理系ならともかく文系の博士って大変なんだろうなと感じさせてくれます。

著者の水月昭道氏自身も現役の非常勤講師(同志社大)。フリーター同然の低額時給と不安定雇用に甘んじており、本業は「子どもの道くさ」調査。確かにこれをやりたきゃお役所かアカデミック業界しかないだろうなぁ…

2007/10/7 Sunday

聖教会最古の秘宝

Filed under: - dekaino @ 20:48 このエントリをはてなブックマークに追加 篌ゃ腱絎のはてなBookmark被リンク数

聖教会最古の秘宝 上下巻を読みました。
聖教会最古の秘宝〈上〉聖教会最古の秘宝〈下〉

ユダヤ教の聖なる燭台メノラー、キリスト教で言う聖杯のようなシロモノを追いかける小説です。舞台は現代、少なくとも911以降。イスラエル、パレスチナ、エジプトの各地で起きた小さな動きが神らあって最後にはナチスドイツの亡霊まで出てくるという大風呂敷広げまくりのストーリー。最後のクライマックスは映画のノベライズのようなハリウッド映画っぽいシーケンスというかオチで締められます。

インディージョーンズ的な歴史的宝物探しと現代の宗教の衝突問題を上手に織り込まれてソツなく仕上がっています。
ブックオフで安く買ったので、それなりに満足。

2007/7/9 Monday

Googleブック検索

Filed under: - dekaino @ 23:07 このエントリをはてなブックマークに追加 Google罎膣△里呂討Bookmark被リンク数

Googleブック検索の日本語版が先週からβ運用を開始した。
ためしにGNU-screenと入れてみた結果がコレ。結構面白い。中身を覗き見できるし出版社やオンライン書店へのリンクも出てくる。
ドイツ語の書籍が結構ヒットしててやはり開発コミュニティがドイツにあるだけあってドイツ語圏で流行ってるんだなぁと思わせる。

これってオンライン書店として登録してもらう販促プログラムとして結構な額を書店からふんだくれそう。圧倒的に強いポータルサイトはガンガン稼げるんだと実感。でもwinner takes allって感じで2番手以降は儲からないんだろうなぁ…

そのうちマンガも検索できるようになるのだろうか? 「お前はすでに死んでいる」とか「見ろ 中川 手が汚れてしまったではないか」とかで検索できると楽しいと思う。

2006/12/22 Friday

ギボギボ90分!

Filed under: - dekaino @ 19:27 このエントリをはてなブックマークに追加 90!のはてなBookmark被リンク数

ギボギボ90分!
と学会のギボギボ90分!を読みました。
一世を風靡した霊能占い師 宜保愛子のおそるべき教養とリサーチ能力について徹底検証した本です。

要は、よくある中小企業の社長が頼りにするタイプの占い師。調査可能な事柄であれば難なく的中させてしまう占い師。手品師よりは黒いが詐欺師よりは白い灰色トリックスターです。
某 太木数子のような押しの強さだけが売りの任侠団体の姐さんだった占い師とは格が違うのです。

また図書館の偉大さを再確認できる本でもあります。

2006/10/14 Saturday

魔法

Filed under: - dekaino @ 18:57 このエントリをはてなブックマークに追加 薛羈のはてなBookmark被リンク数

クリストファー=プリーストの魔法を読みました。
魔法

奇術師と同様、本作の原題もダブルミーニングになってます。"The Glamour"というもので、普通なら、大橋巨泉が言うところのボインちゃんと訳されるあのグラマーとカタカナ書きされるGlamourです。Glamourという言葉の語源はいろいろ諸説があるようですが、ラテン語の文法(grammar)の音便で魔法とか超能力を表す言葉らしいです。

ドラえもんの秘密道具にある石ころ帽子の効果を先天的に持つ人たちの話。独裁スイッチみたいなちょっと怖い話でもあります。

本作も同じ事柄を各登場人物の視点から見た記述を複数提示する手法をとっており、すべては事実ではあるけど立場によって意味が異なり、客観という神の視点からは人間はかなり遠い位置にいることを強く感じさせられます。

京極夏彦みたいな話やイギリスの都市伝説が好きな人には是非おすすめ。

2006/10/7 Saturday

エラー図書カード その後

Filed under: - dekaino @ 14:30 このエントリをはてなブックマークに追加 弱恰吾若 緇のはてなBookmark被リンク数

図書カード エラーの続きの話です。
エラーカードを送ってから1週間ほどたった頃、日本図書普及株式会社という社名入り封筒が自宅に届きました。
封筒

中にはこのような手紙が入ってました。
手紙

そして新しい図書カード(柄はピーターラビット)と図書カード用の封筒、書込み記録のレシート(?)2枚と、お詫びの印のつもりなのか栞(これもまたピーターラビット柄)がひとつ入ってました。
返ってきた図書カード
残額はどうやら382円だったようなのですが、新しい1000円のカードからわざわざ612円を引き落として残額382円としています。これって手作業でやってるのかなぁ?

2006/9/26 Tuesday

図書カード エラー

Filed under: - dekaino @ 21:02 このエントリをはてなブックマークに追加 恰吾若 爾里呂討Bookmark被リンク数

ガンダムエースを本屋に買いにいって図書カードを出したらエラーで読めなくて使えなかった。
エラー図書カード返信封筒
そしたらエラーカード返送用封筒というのをくれた。これで送り返すと磁気を入れ直してくれるらしい。すぐに封筒が出てきたからよくある事故なのかもしれないが、僕は初めて。なかなか面白い経験をさせてもらった。

2006/9/21 Thursday

奇術師

Filed under: - dekaino @ 13:05 このエントリをはてなブックマークに追加 絅茵絽のはてなBookmark被リンク数

クリストファー=プリーストの奇術師を読みました。
奇術師

原題は"The Prestige"。英辞郎によると名声、威信、信望、威光という意味の単語だが、いまは失われた原義で奇術、手品、幻術という意味があるそうだ。邦題もそれからとったもの。
19世紀末から20世紀初頭のイギリスおよびアメリカを舞台にしたSFです。
日記文学の形式で立場が違えば見え方も違うことを鮮やかに表現し、そして神の視点にいるはずの読者さえ騙されてしまう手法は、京極夏彦に通じるものがあります。
SFとしては古典的ネタであり、スタートレックのエピソードでも何度も出てくる類なのですが、膨大な時代考証の裏取りと表現の巧みさが読む人を圧倒する傑作です。

本作を原作とした映画が制作されて今度公開されるそうなので楽しみです。

2006/1/3 Tuesday

女魔術師ポルガラ

Filed under: - dekaino @ 10:29 このエントリをはてなブックマークに追加 絅渇茵絽のはてなBookmark被リンク数

昨年に読んだ魔術師ベルガラスの姉妹編の女魔術師ポルガラの和訳本が出ました。
魔術師ベルガラスと同様に、原書では1冊だが和訳本では3巻に分冊されています。
運命の姉妹―女魔術師ポルガラ(1)貴婦人の薔薇―女魔術師ポルガラ(2)純白の梟―女魔術師ポルガラ(3)
これが和訳本の表紙。1巻目は若い頃のポルガラなんだろうけど、2巻と3巻のポルガラはいくらなんでも若すぎはしないか?!

原書の表紙はこんな感じ (ハードカバー版とペーパーバック版)
ハードカバー版ペーパーバッグ版
やはりだいぶ印象違います。

魔術師ベルガラスで語られた物語を、ポルガラが別の視点で語ったという設定の物語です。今までに語られてなかった新事実が結構たくさん明かされてます。

2005/10/16 Sunday

魔術師ベルガラス

Filed under: - dekaino @ 23:47 このエントリをはてなブックマークに追加 薛茵絽垢里呂討Bookmark被リンク数

以前にベルガリアード物語再販にあたりイラストが今風の萌え絵になったことを嘆いた時に書いたが、魔術師ベルガラスの和訳が出ました。原書では1冊だが和訳本では3巻に分冊されています。
魔術師ベルガラス1 銀狼の花嫁魔術師ベルガラス2 魔術師の娘魔術師ベルガラス3 王座の血脈
表紙のイラストはやはり萌え絵になってました。残念。

Belgarath the Sorcererちなみに原書の表紙はこんな感じ
やっぱりハヤカワの萌えイラストは軟弱すぎます。

内容はベルガリアード物語の前史で、ベルガラスの幼少の頃からガリオンが産まれるまでのについてベルガラスが書いた自伝という形をとっています。内容の8割方は本編でも語られていたことだが、時系列に沿って順序良く並んでいることと、ベルガラスの主観によるコメントがあるので面白く読めます。また本書で初めて明かされる事実も少ないながらあります。

基本的にベルガリアードとマロリオンの両方をすでに読んだ人向けです。いきなり本書だけ読んでも何がなんだか全然わからないことでしょう。
マロリオン物語の再販はまだされてないので、まだマロリオンシリーズを読んでない人は、図書館か古本屋で渋いイラストの旧版本を見つけて読みましょう。

このあと女魔術師ポルガラの和訳本がまた分冊されて出るらしい。こっちの本では「なぜダーニクはアルダー神の弟子になった後もベルダーニクと改名しないのか」という謎の答えがあるかもしれないので期待してます。いやぁ長年の謎だったんだよなぁ…

イエスの古文書

Filed under: - dekaino @ 22:30 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ鴻ゆ犬里呂討Bookmark被リンク数

イエスの古文書 上イエスの古文書 下
旅行でフェリーに乗ってた間に本を何冊か読みました。このイエスの古文書(上)イエスの古文書(下)もその中の1組。原著(Ther Word)はかなり昔1978にかかれてます。和訳も別タイトルでかなり昔に出版されていたけど、最近のダビンチコードのブームのせいかめでたく新タイトルで復刊したらしい。

イエスの実弟が書いた古文書が出てきて聖書が変わる(正確には福音書が増える)って話。現代アメリカ人が科学とキリスト教をどう折り合いつけているか、聖書というファンタジーをどう美味しいとこ取りして、都合が悪いところから目を背けているか、無自覚に行ってた取捨選択を自覚させるようなそういう話です。
正直クリスチャンじゃないとピンと来ない話かも。
だいたい史実性を問題にするならカトリックとかプロテスタントに聞くより先にまず正教とかコプト教に当たるべきだろうなぁ。アメリカ人にとってエチオピアのクリスチャンとか眼中にないんでしょうね。

2005/7/6 Wednesday

銀河ヒッチハイク・ガイドが映画化

Filed under: - dekaino @ 22:58 このエントリをはてなブックマークに追加 羃潟ゃ祉ゃ糸のはてなBookmark被リンク数

宇宙戦争を観にいった時の予告で知ったのだが、古典コメディSFの銀河ヒッチハイク・ガイドの映画が製作されているらしい。
新潮文庫版・銀河ヒッチハイク・ガイド

いやぁ不覚にもまったく知らなかった。日本公開は9月10日を予定してるそうだ。これは観にいかないといけないぞ!
ところで文庫版はとっくに廃刊になっているのだが、映画化となれば当然復刊されるだろう。でもきっと表紙は今風の萌えイラストにされてしまうのだろうな。または映画の俳優そのままかも。どっちにしても悲しいなぁ。

2005/6/24 Friday

豆腐小僧

Filed under: - dekaino @ 8:33 このエントリをはてなブックマークに追加 莟絨Г里呂討Bookmark被リンク数

前にも紹介したがフジテレビ721で放送されている妖怪倶楽部は2週間で1話進むスローペースで、今週でやっと第6回になった。
そろそろネタも尽きてきたようで、マイナーというか通に受けそうな妖怪がテーマになってきた。第6回のテーマは「豆腐小僧」、大きい笠をかぶり豆腐をのせた盆を持ってただつっ立ってるだけの意味不明の妖怪だ。

豆腐小僧1豆腐小僧2豆腐小僧3いろんな文献に載ってる豆腐小僧たち

江戸時代から明治の頭にかけて大変に流行った妖怪で知らぬものはいないくらいの勢いだったらしい。
現代でも相原コージがお盆小僧として復活させてたりする。
相原コージのお盆小僧相原コージのお盆小僧

何か異能力があるわけでもなく、悪さをするわけでもなく、ただなくとなく絵に描かれるだけの不思議な存在。それが豆腐小僧なのだ。
河童とか一つ目小僧もあやかろうと、豆腐を持ってたりする。
豆腐をもつ小僧妖怪たち豆腐をもつ小僧妖怪たち

昔の人にとって豆腐って怪しい食物だったのかも知れない。
京極夏彦も豆腐小僧双六道中ふりだしという豆腐小僧をメインテーマにした本を出すくらいマニアックな妖怪なのだ。

豆腐小僧双六道中ふりだし豆腐小僧双六道中ふりだし

この本はまだ読んでいない。暇があったら読んでみようと思う。でも2100円は高いな。文庫版が出るのを待とうかな?

2005/5/2 Monday

ベルガリアード物語新装再刊

Filed under: - dekaino @ 1:59 このエントリをはてなブックマークに追加 ≪若茯域のはてなBookmark被リンク数

日曜に本屋に行ったらハヤカワ書房のコーナーに見慣れぬ本が…
デイヴィッド=エディングスの名著ファンタジー ベルガリアードシリーズが新装再刊されたらしい。それはいいことだ! しかしこの表紙はどうよ!
新装版「予言の守護者」表紙
今風の萌えイラストになってる! なんだこりゃ

ちなみに昔の表紙はこう
初版「守護者の予言」表紙

しかも、2005年7月から未邦訳の「魔術師ベルガラス」シリーズ全三巻が月1巻のペースで、10月から「女魔術師ポルガラ」シリーズ全三巻が月1巻のペースで発売される予定らしい。でもたぶんイラストは今風の萌えイラストなんだろうな。残念!

2005/3/29 Tuesday

教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

Filed under: - dekaino @ 7:11 このエントリをはてなブックマークに追加 腱吾莠潟ゃ潟帥若罩翫兊腱犬里呂討Bookmark被リンク数

たけくまメモによると『教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』という本が企画されているらしい。
インターネットの定義にもよるけどTCP/IPで構築された公衆網って意味なら、私も1992年頃からインターネットに関わっていることになる。年をとるはずだ。

竹熊氏の紹介によるとパソ通についての記述があるようでちょっと不安。少なくとも黎明期のインターネットはパソ通との接点はほとんどなかったように記憶している。niftyserveとpcvanがインターネットとメールをやり取りできるようになったのはだいぶ後になった体と記憶している。
やはりWWW=インターネットみたいな考え方でMosaic以降のことしか記述されていないのだろうか?
いわゆるMosaic以前の黒歴史(?)にあたる部分をきっちり文献化してあれば、重要な史料になりうると思う。
たとえば

  1. 1992〜93年頃、ハイパーリンクを含むハイパーテキストをネットで提供するプロトコルはhttpよりもgopherの方が流行っていた。日本でも国立がんセンターにgopherサーバがあがっていた。Mosaicにもgopher:// でgopherプロトコルにアクセスできる機能があった。httpはCERNやKEK等の核物理学系でのみ流行ってたいわば方言みたいなものだった。
  2. 一世を風靡したMosaicは、世界初のWWWブラウザの実装というわけではない。NeXTの実装がすでにあった。Mosaicのインパクトは当時のUNIXワークステーションでトップシェアをとっていたSunマシンで動作するものであったこと。またバイナリを配布したことにある。(ソースも配布されていたがmotifがないとコンパイルできなかったので一部の人間しかソースからバイナリを作ることができなかった)
  3. 日本初の商業ISP IIJが設立される以前は、大学や研究機関や企業の研究所からしかインターネットに接続することはできなかった。しかし一般ピープルでもインターネットに接続できる裏技が実はあった。それはアマチュア無線。prugという団体が音頭をとって運営されていた無線で構築されたTCP/IP網があり、アマチュア無線の免許と無線機があれば誰でも参加できた。当時の通信行政の規制ギリギリの実験(あくまでも)で、ある意味、真の黒歴史にあたる部分かもしれない。
  4. Mosaicが世に出る前、すでにIRCというリアルタイムチャットシステムがあった。私がMosaicの存在を知ったのもIRCでだった。IRCは当時からほとんど変わらない形で2005年現在でも利用可能。httpプロトコルがこの10年で激動の変化をしたのに対し、IRCはほーんと全然変わってない。

ここらの事情は、当時UNIX管理者に教科書として扱われていた雑誌UNIXマガジンあたりにも詳しくは載ってないと思う。たぶん…

2004/12/23 Thursday

エロマンガ

Filed under: - dekaino @ 20:38 このエントリをはてなブックマークに追加 潟のはてなBookmark被リンク数

ワニマガジンから「でかいの」って題名のエロマンガ単行本が出てるらしい。
世界でかいの化計画は着々と進行中だ!

というのは冗談で、この本と当サイトは何の関係もないよ。

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